JP2007324732A - 情報処理装置、電話交換方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、電話交換方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】簡便な公私分計を実現させると共に、不正利用を防ぎ、情報を保護することを目的とする。
【解決手段】電話交換処理を行う情報処理装置であって、受信した電話呼制御信号に含まれる発信元に係る電話番号に応じて、電話呼制御信号に含まれる発信先に係る電話番号が記憶手段に登録されているか否かを判定する判定手段と、判定手段において、発信先に係る電話番号が記憶手段に登録されていると判定された場合、発信元に係る電話番号を変換する変換手段と、変換手段において変換された電話番号を発信元の電話番号として、発信先を呼び出す呼び出し手段と、を有することによって課題を解決する。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、電話交換方法及びプログラムに関する。
従来、公私分計に係るサービスが提案されている(例えば、非特許文献1〜4参照)。なお、公私分計とは、業務でかけた通話料金は会社負担として会社宛に請求され、着信先に表示される発信元電話番号が会社の電話番号になることをいう。
フュージョン・コミュニケーションズ株式会社、"ニュースリリース2006|フュージョン FUSION"、[online]、2006年3月22日、[平成18年5月8日検索]、インターネット<URL:http://www.fusioncom.co.jp/news/2006/20060322.html> 日本電気株式会社、"業務用の通信料金は会社が負担個人所有の携帯電話向けポータルソフト「UNIVERGEケータイポータル」(2005年12月2日):プレスリリース|NEC"、[online]、2005年12月2日、[平成18年5月8日検索]、インターネット<URL:http://www.nec.co.jp/press/ja/0512/0201.html> NTTコミュニケーションズ、"ニュースリリース 平成17年5月19日"、[online]、平成17年5月19日、[平成18年5月8日検索]、インターネット<http://www.ntt.com/release/2005NEWS/0005/0519_2.html> NTT Do Co Mo、"マルチナンバー|サービス・機能|NTTドコモ"、[online]、[平成18年5月8日検索]、インターネット<http://www.nttdocomo.co.jp/service/network/multi_number/>
上述した非特許文献1の方法では、ユーザが携帯電話からの発信前に「0037−67」をダイヤルするだけで、通話料金が会社宛に請求される。そのため、ユーザは、例えば私用の電話の際にも、「0037−67」をダイヤルするだけで、不正に通話料金を会社宛に請求させることができる問題があった。
また、上述した非特許文献2及び3の方法では、ユーザは客先等に電話をかける度にブラウザや専用アプリを毎回起動してからポータルサイトにアクセスし、客先等電話番号を選択する必要があった。更に、全社員がアクセスする度に接続費が発生するので、会社の負担は大きかった。
また、上述した非特許文献4の方法では、ユーザが発信番号(例えば会社の電話番号又は個人の電話番号)を選択してダイヤルするだけで、例えば会社の電話番号を用いて電話した場合、通話料金が会社宛に請求される。そのため、ユーザは、例えば私用の電話の際にも、会社の電話番号を選択して通話すれば、不正に通話料金を会社宛に請求させることができる問題があった。
更に上記非特許文献1から4までの方法では、特定の携帯電話からの発信に限られる問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、簡便な公私分計を実現させると共に、不正利用を防ぎ、情報(例えば、個人の携帯電話番号等の情報)を保護することを目的とする。
そこで、本発明は、電話交換処理を行う情報処理装置であって、受信した電話呼制御信号に含まれる発信元に係る電話番号に応じて、前記電話呼制御信号に含まれる発信先に係る電話番号が記憶手段に登録されているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段において、前記発信先に係る電話番号が前記記憶手段に登録されていると判定された場合、前記発信元に係る電話番号を変換する変換手段と、前記変換手段において変換された電話番号を発信元の電話番号として、前記発信先を呼び出す呼び出し手段と、を有することを特徴とする。
係る構成とすることにより、簡便な公私分計を実現させると共に、不正利用を防ぎ、情報を保護することができる。
また、本発明は、電話交換方法及びプログラムとしてもよい。
本発明によれば、簡便な公私分計を実現させると共に、不正利用を防ぎ、情報を保護することができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
以下、情報処理装置1の一例のハードウェア構成を図1に示す。図1は、情報処理装置の一例のハードウェア構成図である。なお、図1に示される情報処理装置は、例えば、キャリア設備内に設置され、後述するような、電話交換に係る処理を実行する。
図1に示されるように、情報処理装置1は、ハードウェア構成として、入力装置11と、表示装置12と、記録媒体ドライブ装置13と、ROM(Read Only Memory)15と、RAM(Random Access Memory)16と、CPU(Central Processing Unit)17と、インターフェース装置18と、HD(Hard Disk)19と、を含む。
入力装置11は、情報処理装置1の操作者(又はユーザ)が操作するキーボード及びマウス等で構成され、情報処理装置1に各種操作情報等を入力するのに用いられる。表示装置12は、情報処理装置1の操作者が利用するディスプレイ等で構成され、各種情報(又は画面)等を表示するのに用いられる。インターフェース装置18は、情報処理装置1をネットワーク等に接続するインターフェースである。なお、情報処理装置1は回線交換網と接続されており、携帯電話や固定電話との接続点としての機能を備えている。また、情報処理装置1自体が交換機として機能することもできる。
後述する情報処理装置1の機能又は後述するフローチャート等に係るプログラムは、例えば、CD−ROM等の記録媒体14によって情報処理装置1に提供されるか、ネットワーク等を通じてダウンロードされる。記録媒体14は、記録媒体ドライブ装置13にセットされ、プログラムが記録媒体14から記録媒体ドライブ装置13を介してHD19にインストールされる。なお、プログラムは、始めからHD19等にインストールされていてもよい。
ROM15は、情報処理装置1の電源投入時に最初に読み込まれるプログラム等を記録する。RAM16は、情報処理装置1のメインメモリである。CPU17は、必要に応じて、HD19よりプログラムを読み出して、RAM16に格納し、プログラムを実行することで、後述する機能の全て又は一部を提供したり、後述するフローチャート等を実行したりする。また、HD19は、プログラム以外に、例えば後述するテーブルに係る情報等を格納する。なお、後述するテーブルに係る情報等の全て又はその内の幾つかの情報は、当該情報処理装置1とネットワークを介して接続された他の装置のHD等に格納されていてもよい。但し、以下では説明の簡略化のため、後述するテーブルに係る情報等の全ては、HD19に格納されているものとして説明を行う。
以下、CPU17、RAM16、HD19及びプログラム等から構成される、情報処理装置1の機能構成の一例を図2に示す。図2は、情報処理装置の一例の機能構成図(その1)である。図2に示されるように、情報処理装置1は、機能構成として、登録部21と、判定部22と、変換部23と、呼び出し部24と、ユーザテーブル25と、客先テーブル27と、通話記録テーブル28と、を含む。
登録部21は、ユーザテーブル25、客先テーブル27、通話記録テーブル28等の各種テーブルに情報を登録する。判定部22は、発信先に関する情報(発信先の電話番号)が客先テーブル27に登録されているか否か等を判定する。例えば、判定部22は、発信元の電話番号に応じて、発信先の電話番号が客先テーブル27に登録されているか否か等を判定する。
変換部23は、発信元の電話番号を他の電話番号に変換する。例えば、変換部23は、判定部22において、発信先の電話番号が客先テーブル27に登録されていると判定された場合、発信元の電話番号を他の電話番号に変換する。
呼び出し部24は、一般的な電話交換機での呼制御と同等の機能を有し、発信先の電話を呼び出す。例えば、呼び出し部24は、変換部23において変換された電話番号と、発信先の電話番号と、を用いて、発信先の電話を呼び出す。
ユーザテーブル25は、ユーザ(又は社員)情報を保持する。なお、ユーザテーブル25の一例は、後述する図3等に示す。客先テーブル27は、客先情報を保持する。なお、客先テーブル27の一例は、後述する図4に示す。通話記録テーブル28は、通話記録情報を保持する。なお、通話記録テーブル28の一例は、後述する図9に示す。
図3は、ユーザテーブル25の一例を示す図(その1)である。図3に示されるように、ユーザテーブル25は、項目として、社員IDと、個人携帯電話番号と、会社電話番号1(卓上)と、を含む。なお、図3には図示していないが、ユーザテーブル25は、項目として、例えば、ユーザが所属するグループ等の代表の接続先情報(例えば、IPアドレスや、メールアドレス、URL等)を含むようにしてもよい。
なお、説明の簡略化のため、実施形態1から3までにおいては、社員は、個人携帯電話から客先に電話をかけるものとして説明を行う。但し、このことは、実施形態1から3までを制限するものではない。
図4は、客先テーブル27の一例を示す図である。図4に示されるように、客先テーブル27は、項目として、客先IDと、社員IDと、客先名と、客先電話番号と、を含む。
次に、情報処理装置1における公私分計に係る電話交換処理の一例を、図5を用いて説明する。図5は、公私分計に係る電話交換処理の一例を示すフローチャート(その1)である。
ステップS10において、情報処理装置1は、ネットワークを介して、携帯電話等の発信元より発信元電話番号と、発信先電話番号と、を含んだ呼制御信号(電話呼制御信号)を受け取る。続いて、ステップS11において、情報処理装置1は、発信元電話番号が、ユーザテーブル25の個人携帯電話番号に登録されているか否かを判定する。
情報処理装置1は、発信元電話番号が、ユーザテーブル25の個人携帯電話番号に登録されていると判定すると(ステップS11においてYES)、ステップS12に進み発信元電話番号が、ユーザテーブル25の個人携帯電話番号に登録されていないと判定すると(ステップ11においてNO)、私用で電話をかけていると判断できるため、図5に示す処理を終了し、個人携帯電話番号を発信元とする通常の呼制御を行う。
ステップS12において、情報処理装置1は、ユーザテーブル25より、発信元電話番号に係る個人携帯電話番号に対応する社員IDを取得する。続いて、ステップS13において、情報処理装置1は、ステップS12において取得した社員IDに基づいて、客先テーブル27を参照し、社員IDに対応する社員の客先として、発信先電話番号が登録されているか否かを判定する。
情報処理装置1は、社員IDに対応する社員の客先として、発信先電話番号が客先テーブル27に登録されていると判定すると(ステップS13においてYES)、ステップS14に進み、社員IDに対応する社員の客先として、発信先電話番号が客先テーブル27に登録されていないと判定すると(ステップ13においてNO)、私用で電話をかけていると判断できるため、図5に示す処理を終了し、個人携帯電話番号を発信元とする通常の呼制御を行う。
ステップS14において、情報処理装置1は、社員IDに基づいて、発信元電話番号に係る個人携帯電話番号に対応する会社電話番号1をユーザテーブル25より取得する。続いてステップS15において、情報処理装置1は、発信元電話番号に係る個人携帯電話番号を、対応する会社電話番号1に変換する。
続いて、ステップS16において、情報処理装置1は、ステップS15において変換した会社電話番号1と、発信先電話番号と、を用いて、客先の電話を呼び出す。
情報処理装置1が、図5に示したような処理を行うことによって、社員が会社業務で個人携帯電話から客先に電話をかけた場合であっても、客先の電話には、社員個人の携帯電話番号ではなく、会社電話番号を着信として表示させることができる。また、ユーザ(社員)は、ポータルサイト等にアクセスしたり、専用のアプリケーションを起動したりせずとも、通常電話を発信する操作と全く同じ操作で客先に電話するだけで、キャリア設備内の情報処理装置1により自動的に公私分計処理が実行されるため、手間等がかからない。一方、客先テーブル27に登録されていない電話番号に社員が電話をかけた場合には、情報処理装置1は、公の電話として接続しないため、不正を防止することができる。
次に、情報処理装置1における客先電話番号仮登録処理の例を、図6及び図7を用いて説明する。図5に示す処理においては、客先テーブル27に登録されていない電話番号を私用目的と判断する形態であったが、例えば外出先で社用により新たな客先に電話をかける必要が出た場合にも社用電話として会社宛に請求したいケースが出てくる。そこで、情報処理装置1は、客先テーブル27に登録されていない電話番号を社用電話として処理するための仮登録機能を有している。
図6は、公私分計に係る電話交換処理の中で、客先電話番号の仮登録を行う処理の一例を示すフローチャートである。ここで、ステップS20からステップS22までの処理は、図5のステップS10からステップS12までの処理と同様であるため、説明を省略する。
ステップS23において、情報処理装置1は、ステップS22において取得した社員IDに基づいて、客先テーブル27を参照し、社員IDに対応する社員の客先として、発信先電話番号が登録されているか否かを判定する。
情報処理装置1は、社員IDに対応する社員の客先として、発信先電話番号が客先テーブル27に登録されていると判定すると(ステップS23においてYES)、ステップS26に進み、社員IDに対応する社員の客先として、発信先電話番号が客先テーブル27に登録されていないと判定すると(ステップS23においてNO)、ステップS24に進む。
ステップS24において、情報処理装置1は、発信先電話番号の前に予め定められた仮登録処理番号(例えば、**1等)が、ユーザテーブル25から読み込まれた社員IDに対応する予め定められた番号と同じであるか否かを判定する。この仮登録処理番号は、携帯電話から情報処理装置1に対して客先電話番号の仮登録を行うことを示すための情報である。
情報処理装置1は、発信先電話番号の前に予め定められた番号が付されていると判定すると(ステップS24においてYES)、ステップS25に進み、発信先電話番号の前に予め定められた番号が付されていないと判定すると(ステップS24においてNO)、私用で電話をかけていると判断できるため、図6に示す処理を終了し、個人携帯電話番号を発信元とする通常の呼制御を行う。
ステップS25において、情報処理装置1は、ステップS22において取得した社員IDのレコードとして、発信先電話番号を客先電話番号として、客先テーブル27に仮登録する。
ステップS26において、情報処理装置1は、社員IDに基づいて、発信元電話番号に係る個人携帯電話番号に対応する会社電話番号1をユーザテーブル25より取得する。続いてステップS27において、情報処理装置1は、発信元電話番号に係る個人携帯電話番号を対応する会社電話番号1に変換する。
ステップS28において、情報処理装置1は、ステップS27において変換した会社電話番号1と、発信先電話番号と、を用いて、客先の電話を呼び出す。
情報処理装置1が、図6に示したような処理、特にステップS24の処理及びステップS25の処理、を行うことによって、ユーザは、携帯電話を用いて簡便に客先電話番号を仮登録することができる。
なお、図6では、ステップ24の処理をステップ23の後ろに実施するよう説明したが、先に発信先電話番号が登録されているかを調べても、又、先に仮登録番号が発信先電話番号の前に付されているかを判定してもよい。
次に、ユーザの携帯電話、又はPersonal Computer(PC)等からの登録要求に応じて、個人携帯電話番号等の情報をテーブルに仮登録する例を、図7を用いて説明する。図7は、登録要求に応じて、客先電話番号の仮登録を行う処理の一例を示すフローチャートである。なお、以下では、説明の簡略化のため、情報処理装置1は、PCから登録要求を受信するものとして説明を行う。但し、このことは、本実施の形態を制限するものではない。
ステップS30において、情報処理装置1は、PCより、ネットワークを介して客先電話番号等を含む登録要求を受信する。続いてステップS31において、情報処理装置1は、登録要求に含まれる内容に応じて、客先テーブル27に客先電話番号等を仮登録する。
なお、図7では、説明の簡略化のため省略したが、例えば、ステップS30の処理の前、又はステップS30の処理の後に、情報処理装置1は、ユーザ認証等の処理を行い、認証に成功した場合に、仮登録を行うようにしてもよい。
また、図7に示す処理と同様の処理を実行することにより、情報処理装置1は、ユーザテーブル25や、等に情報を登録することができる。
次に、図6や、図7に示した仮登録処理を行った後に、情報処理装置1が実行する仮登録認証処理の一例を、図8を用いて説明する。図8は、仮登録認証処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS40において、情報処理装置1は、仮登録の認証要求を、設定されている接続先に送信する。例えば、ユーザテーブル25に社員IDに対応して、社員が属するグループ等の代表の接続先情報が登録されている場合、情報処理装置1は、仮登録された情報に係る社員IDに基づいて、代表の接続先情報をユーザテーブル25より取得し、代表の接続先情報に基づいて、仮登録の認証要求を送信する。
ステップS41において、情報処理装置1は、ステップS40において送信した仮登録の認証要求に対応する認証結果を接続先より受信したか否かを判定する。情報処理装置1は、ステップS40において送信した仮登録の認証要求に対応する認証結果を接続先より受信したと判定すると(ステップS41においてYES)、ステップS42に進み、ステップS40において送信した仮登録の認証要求に対応する認証結果を接続先より受信していないと判定すると(ステップS41においてNO)、ステップS41の処理を繰り返す。
ステップS42において、情報処理装置1は、受信した認証結果に基づいて、認証が成功したか否かを判定する。情報処理装置1は、認証に成功したと判定すると(ステップS42においてYES)、ステップS43に進み、認証に失敗したと判定すると(ステップS42においてNO)、ステップS44に進む。
ステップS43において、情報処理装置1は、仮登録した内容(情報)を正式に客先テーブル27等に登録(又は、仮登録した情報をそのまま保持)する。一方、ステップS44において、情報処理装置1は、仮登録した内容(情報)を客先テーブル27等より破棄する。
なお、図7の仮登録処理や図8の仮登録認証処理は、1件ずつ処理を行ってもよいし、数件まとめて処理を行ってもよい。
図9は、通話記録テーブル28の一例を示す図である。図9に示されるように、通話記録テーブル28は、項目として、個人携帯電話番号(発信元電話番号)と、発信先電話番号と、通話開始時刻と、通話終了時刻と、公私フラグと、を含む。
情報処理装置1は、発信元と、発信先と、を接続すると、通話記録テーブル28の各項目に、適宜情報を記録する。ここで、情報処理装置1は、図5に示したように、例えば会社電話番号を用いて発信先の電話を呼び出した場合は、公私フラグに1(公)を記録し、私的な電話だと判断し、個人携帯電話番号を用いて発信先の電話を呼び出した場合は、公私フラグに0(私)を記録する。
図9に示されるような通話記録を情報処理装置1がとることによって、情報処理装置1より通話記録を受け取った課金システムは、公私フラグに1(公)が記録されている通話に関しては、会社に通話料金を請求し、公私フラグに0(私)が記録されている通話に関しては、ユーザに通話料金を請求することができる。
以上、本実施形態によれば、簡便な公私分計を実現させると共に、不正利用を防ぐことができる。
例えば、社員ID「00001」の社員が、外出中等に、個人携帯電話番号「090−××××−××××」から、○×会社営業の「03−△○○○―○○○○」に電話をしたが、担当者不在のため、留守番電話に電話をかけた要件と共に、コールバックする旨のメッセージを残したものとする。このとき、1分間通話したと仮定すると、本実施形態によれば、1分間の通話料金は、会社宛に請求される。また、本実施形態によれば、○×会社営業の電話には、着信履歴として、社員ID「00001」の社員の会社の電話番号「03−××××−××××」が残っているため、社員は個人情報を開示することなく、コールバックを受けることができる。
(実施形態2)
本実施形態では、客先に通知する会社電話番号を複数設けた一例について説明を行う。
図10は、ユーザテーブル25の一例を示す図(その2)である。図10に示されるユーザテーブル25は、実施形態1の図3に示したユーザテーブル25と比べて、項目として、会社電話番号2(携帯)と、変換フラグと、を更に含む。
ここで、本実施形態の変換フラグは、個人携帯電話から客先に電話をかけた場合に、会社電話番号1又は会社電話番号2のどちらを用いて、客先の電話を呼び出すかを識別する情報である。
次に、情報処理装置1における公私分計に係る電話交換処理の一例を、図11を用いて説明する。図11は、公私分計に係る電話交換処理の一例を示すフローチャート(その2)である。ここで、ステップS50からステップS52までの処理は、実施形態1の図5のステップS10からステップS12までの処理と同様であるため、説明を省略する。
ステップS53において、情報処理装置1は、ステップS52において取得した社員IDに基づいて、客先テーブル27を参照し、社員IDに対応するグループの客先として、発信先電話番号が登録されているか否かを判定する。
情報処理装置1は、社員IDに対応する社員の客先として、発信先電話番号が客先テーブル27に登録されていると判定すると(ステップS53においてYES)、ステップS54に進み、社員IDに対応するグループの客先として、発信先電話番号が客先テーブル27に登録されていないと判定すると(ステップS53においてNO)、私用で電話をかけていると判断できるため、図11に示す処理を終了し、個人携帯電話番号を発信元とする通常の呼制御を行う。
ステップS54において、情報処理装置1は、ユーザテーブル25を参照し、発信元電話番号に係る個人携帯電話番号に対応する変換フラグが1か、2かを判断する。情報処理装置1は、発信元電話番号に係る個人携帯電話番号に対応する変換フラグが1であると判断すると(ステップS54において1)、ステップS55に進み、発信元電話番号に係る個人携帯電話番号に対応する変換フラグが2であると判断すると(ステップS54において2)、ステップS57に進む。
ステップS55において、情報処理装置1は、社員IDに基づいて、発信元電話番号に係る個人携帯電話番号に対応する会社電話番号1をユーザテーブル25より取得する。続いてステップS56において、情報処理装置1は、発信元電話番号に係る個人携帯電話番号を、対応する会社電話番号1に変換する。続いて、ステップS57において、情報処理装置1は、ステップS56において変換した会社電話番号1と、発信先電話番号と、を用いて、客先の電話を呼び出す。
一方、ステップS58において、情報処理装置1は、社員IDに基づいて、発信元電話番号に係る個人携帯電話番号に対応する会社電話番号2をユーザテーブル25より取得する。続いてステップS59において、情報処理装置1は、発信元電話番号に係る個人携帯電話番号を、対応する会社電話番号2に変換する。続いて、ステップS60において、情報処理装置1は、ステップS59において変換した会社電話番号2と、発信先電話番号と、を用いて、客先の電話を呼び出す。
情報処理装置1が、図11に示すような処理を行うことによって、ユーザは、客先に通知する会社の電話番号を使い分けることができる。
例えば、社員ID「00001」の社員が、外出中等に、個人携帯電話番号「090−××××−××××」から、○×会社営業の「03−△○○○―○○○○」に電話をしたが、担当者不在のため、留守番電話に電話をかけた要件と共に、コールバックする旨のメッセージを残したものとする。このとき、1分間通話したと仮定すると、本実施形態によれば、1分間の通話料金は、会社宛に請求される。また、本実施形態によれば、社員ID「00001」の社員等が、該当する変換フラグを2に設定していた場合、○×会社営業の電話には、着信履歴として、社員ID「00001」の社員の会社用携帯電話番号「080−××××−××××」が残っているため、顧客は、会社の携帯電話番号にコールバックすることができる。
更に、社員の個人携帯電話にマルチナンバー(複数の電話番号)を設定できるようにしてもよい。例えば個人携帯電話に設定する1つ目の電話番号は社員の個人携帯電話番号であり、2つ目の電話番号は会社が契約している携帯電話の番号とする。携帯電話からの発信は常に個人携帯電話番号で行い、公私分計を行った上、ユーザテーブル25の会社電話番号2としてマルチナンバーの会社契約の携帯電話番号を設定する。この様にすることで社員は1台の携帯電話だけを携えていれば、電話料金は公私分計され、客先への発信者番号通知は会社の携帯電話番号で行われるため、個人の電話番号を開示しないで済む。更に、コールバック先の番号としてマルチナンバーの会社契約の携帯電話番号を指定しているため、社員は、客先からのコールバックの電話を、個人の携帯電話で受けることができる。
(実施形態3)
本実施形態では、客先に通知する会社電話番号に代表番号を加えた一例について説明を行う。図12は、情報処理装置の一例の機能構成図(その2)である。図12に示される情報処理装置1の機能構成は、上述した実施形態1の図2に示した情報処理装置1の機能構成に比べて、グループテーブル26が新たに加えられている。グループテーブル26は、ユーザが所属するグループの情報を保持する。
図13は、グループテーブル26の一例を示す図である。図13に示されるように、グループテーブル26は、項目として、グループIDと、グループ名と、代表電話番号と、を含む。
図14は、ユーザテーブル25の一例を示す図(その3)である。図14に示されるユーザテーブル25は、実施形態2の図10に示したユーザテーブル25と比べて、グループIDが新たに追加されている。
本実施形態の変換フラグは、個人携帯電話から客先に電話をかけた場合に、会社電話番号1、又は会社電話番号2、又は所属するグループの代表番号の何れかを用いて、客先の電話を呼び出すかを識別する情報である。
なお、図14において、会社電話番号1(卓上)や会社電話番号2(携帯)が空のレコードは、会社電話番号1(卓上)や会社電話番号2(携帯)がまだ登録されていない状態(初期状態)を表している。つまり、情報処理装置1が、ユーザ情報をユーザテーブル25に登録する際、最低限必要な情報は、社員IDと、グループIDと、個人携帯電話番号と、である。登録の際、会社電話番号1(卓上)や会社電話番号2(携帯)がない場合、情報処理装置1は、該当する変換フラグを自動で0に設定する。
次に、情報処理装置1における公私分計に係る電話交換処理の一例を、図15を用いて説明する。図15は、公私分計に係る電話交換処理の一例を示すフローチャート(その3)である。ここで、ステップS70からステップS73までの処理は、実施形態2の図11のステップS50からステップS53までの処理と同様であるため、説明を省略する。
ステップS74において、情報処理装置1は、ユーザテーブル25を参照し、発信元電話番号に係る個人携帯電話番号に対応する変換フラグが1か、2か、0かを判断する。情報処理装置1は、発信元電話番号に係る個人携帯電話番号に対応する変換フラグが1であると判断すると(ステップS74において1)、ステップS75に進み、発信元電話番号に係る個人携帯電話番号に対応する変換フラグが2であると判断すると(ステップS74において2)、ステップS78に進み、発信元電話番号に係る個人携帯電話番号に対応する変換フラグが0であると判断すると(ステップS74において0)、ステップS81に進む。
ステップS75において、情報処理装置1は、発信元電話番号に係る個人携帯電話番号に対応する会社電話番号1をユーザテーブル25より取得する。続いてステップS76において、情報処理装置1は、発信元電話番号に係る個人携帯電話番号を、対応する会社電話番号1に変換する。続いて、ステップS77において、情報処理装置1は、ステップS76において変換した会社電話番号1と、発信先電話番号と、を用いて、客先の電話を呼び出す。
一方、ステップS78において、情報処理装置1は、社員IDに基づいて、発信元電話番号に係る個人携帯電話番号に対応する会社電話番号2をユーザテーブル25より取得する。続いてステップS79において、情報処理装置1は、発信元電話番号に係る個人携帯電話番号を対応する会社電話番号2に変換する。続いて、ステップS80において、情報処理装置1は、ステップS79において変換した会社電話番号2と、発信先電話番号と、を用いて、客先の電話を呼び出す。
一方、ステップS81において、情報処理装置1は、ユーザテーブル25より、発信元電話番号に係る個人携帯電話番号に対応するグループIDを取得する。
続いて、ステップS82において、情報処理装置1は、グループIDに基づいて、代表電話番号をグループテーブル26より取得する。続いてステップS83において、情報処理装置1は、発信元電話番号に係る個人携帯電話番号を対応する代表電話番号に変換する。続いて、ステップS84において、情報処理装置1は、ステップS83において変換した代表電話番号と、発信先電話番号と、を用いて、客先の電話を呼び出す。
情報処理装置1が、図15に示すような処理を行うことによって、ユーザは、客先に通知する会社の電話番号を使い分けることができる。なお、図15において、ステップS71及びステップS73でNOと判断した場合、情報処理装置1は、私用で電話をかけていると判断できるため、個人携帯電話番号を発信元とする通常の呼制御を行う。
例えば、社員ID「00001」の社員が、外出中等に、個人携帯電話番号「090−××××−××××」から、○×会社営業の「03−△○○○―○○○○」に電話をしたが、担当者不在のため、留守番電話に電話をかけた要件と共に、コールバックする旨のメッセージを残したものとする。このとき、1分間通話したと仮定すると、本実施形態によれば、1分間の通話料金は、会社宛に請求される。また、本実施形態によれば、社員ID「00001」の社員等が、該当する変換フラグを0に設定していた(されていた)場合、○×会社営業の電話には、着信履歴として、社員ID「00001」の社員のグループの代表電話番号「03−○○○○−○○○○」が残っているため、顧客は、会社の代表電話番号にコールバックすることができる。
(実施形態4)
本実施形態では、ユーザが、ユーザテーブル25に登録されていない電話番号の電話から客先に電話をかけた場合も、公私分計を実現させる一例について説明を行う。なお、説明の簡略化のため、ユーザテーブル25は、実施形態1の図3に示した構成をしているものとする。
図16は、公私分計に係る電話交換処理の一例を示すフローチャート(その4)である。また、図17は、図16に示すフローチャートの処理の一部を示す図である。
ステップS90において、情報処理装置1は、ネットワークを介して、携帯電話等の発信元より呼制御信号を受け取る。続いて、ステップS91において、情報処理装置1は、発信元電話番号が、ユーザテーブル25の個人携帯電話番号に登録されているか否かを判定する。
情報処理装置1は、発信元電話番号が、ユーザテーブル25の個人携帯電話番号に登録されていると判定すると(ステップS91においてYES)、ステップS92に進み、発信元電話番号が、ユーザテーブル25の個人携帯電話番号に登録されていないと判定すると(ステップS91においてNO)、ステップS97に進む。
ステップS92において、情報処理装置1は、ユーザテーブル25より、発信元電話番号に係る個人携帯電話番号に対応する社員IDを取得する。続いて、ステップS93において、情報処理装置1は、ステップS92において取得した社員IDに基づいて、客先テーブル27を参照し、社員IDに対応するグループの客先として、発信先電話番号が登録されているか否かを判定する。
情報処理装置1は、社員IDに対応する社員の客先として、発信先電話番号が客先テーブル27に登録されていると判定すると(ステップS93においてYES)、ステップS94に進み、グループIDに対応するグループの客先として、発信先電話番号が客先テーブル27に登録されていないと判定すると(ステップS93においてNO)、私用で電話をかけていると判断できるため、図16及び図17に示す処理を終了し、個人携帯電話番号を発信元とする通常の呼制御を行う。
ステップS94において、情報処理装置1は、社員IDに基づいて、発信元電話番号に係る個人携帯電話番号に対応する会社電話番号1をユーザテーブル25より取得する。続いてステップS95において、情報処理装置1は、発信元電話番号に係る個人携帯電話番号を対応する会社電話番号1に変換する。続いて、ステップS96において、情報処理装置1は、ステップS95において変換した会社電話番号1と、発信先電話番号と、を用いて、客先の電話を呼び出す。
一方、ステップS97において、情報処理装置1は、発信先電話番号の前に、社員IDに対応する予め定められた特定番号(例えば、***1等)が付されているか否かを判定する。情報処理装置1は、発信先電話番号の前に、社員IDに対応する予め定められた特定番号が付されていると判定すると(ステップS97においてYES)、ステップS98に進み、発信先電話番号の前に予め定められた番号が付されていないと判定すると(ステップS97においてNO)、私用で電話をかけていると判断できるため、図16及び図17に示す処理を終了し、個人携帯電話番号を発信元とする通常の呼制御を行う。
ステップS98において、情報処理装置1は、番号に対応する社員IDに基づいて、客先テーブル27を参照し、社員IDに対応するグループの客先として、発信先電話番号が登録されているか否かを判定する。
情報処理装置1は、社員IDに対応するグループの客先として、発信先電話番号が客先テーブル27に登録されていると判定すると(ステップS98においてYES)、ステップS99に進み、社員IDに対応するグループの客先として、発信先電話番号が客先テーブル27に登録されていないと判定すると(ステップS98においてNO)、私用で電話をかけていると判断できるため、図16及び図17に示す処理を終了し、個人携帯電話番号を発信元とする通常の呼制御を行う。
ステップS99において、情報処理装置1は、発信元電話番号等を用いて自動音声応答装置等に呼を接続させ、電話をかけてきたユーザの認証処理を行わせる。続いて、ステップS100において、情報処理装置1は、自動音声応答装置等からのユーザの認証結果に基づいて、認証が成功したか否かを判定する。なお、認証処理は、生態認証等個人が特定できる認証処理ならばどのような方法を用いた認証であってもよい。つまり、本実施形態は、音声応答装置を用いた認証に限られるものではない。
情報処理装置1は、ユーザの認証に成功したと判定すると(ステップS100においてYES)、ステップS101に進み、ユーザの認証に失敗したと判定すると(ステップS100においてNO)、図16及び図17に示す処理を終了する。
ステップS101において、情報処理装置1は、ユーザの認証において判別した社員IDに基づいて、対応する会社電話番号1をユーザテーブル25より取得する。続いてステップS102において、情報処理装置1は、発信元電話番号に係る個人携帯電話番号を対応する会社電話番号1に変換する。続いて、ステップS103において、情報処理装置1は、ステップS90において変換した会社電話番号1と、発信先電話番号と、を用いて、客先の電話を呼び出す。
情報処理装置1が、図16及び図17に示したような処理を行うことによって、ユーザテーブル25に登録されていない電話番号の電話から客先に電話をかけた場合も、この時の通話料金は、会社宛に請求され、また客先の電話には、会社電話番号を着信として表示させることができるため、社員は個人情報を開示することなく、コールバックを受けることができる。
例えば、社員ID「00001」の社員が、外出中等に個人携帯電話(電話番号:「090−××××−××××」)の電源が切れてしまった。そこで公衆電話から、○×会社営業の「03−△○○○―○○○○」に特定番号を発信先の前に付して電話をし、担当者不在のため、留守番電話に電話をかけた要件と共に、コールバックする旨のメッセージを残したものとする。このとき、1分間通話したと仮定すると、本実施形態によれば、1分間の通話料金は、会社宛に請求される。また、本実施形態によれば、○×会社営業の電話には、着信履歴として、社員ID「00001」の社員の会社電話番号「03−××××−××××」が残っているため、顧客は、会社電話番号にコールバックすることができる。
以下、顧客先からコールバックがあった際に、電話を受信できない状態にあっても、顧客が電話をかけた社員の関係者と連絡をとれるようにするための処理を説明する。なお、以下の説明では、上述した実施形態3に示したように、グループテーブル26が存在しているものとして説明を行う。
図18は、転送処理の一例を示すフローチャートである。なお、図18では、既に客先からの呼は接続され、該当する社員の会社電話番号1を呼んでいるものとする。ステップS110において、情報処理装置1は、予め定められた時間(例えば、10秒又は0秒)、該当する社員の会社電話番号1を呼び続けているか否かを判定する。
情報処理装置1は、予め定められた時間、該当する社員の会社電話番号1を呼び続けていると判定すると(ステップS110においてYES)、ステップS101に進み、予め定められた時間、該当する社員の会社電話番号1を呼び続けていないと判定すると(ステップS110においてNO)、ステップS110の処理を繰り返す。
ステップS111において、情報処理装置1は、ユーザテーブル25より、該当する社員のグループIDを取得する。ステップS112において、情報処理装置1は、ステップS111において取得したグループIDに基づいて、ユーザテーブル25を検索し、同一グループに属する社員が他にも存在するか否かを判定する。
情報処理装置1は、ステップS111において取得したグループIDに基づいて、ユーザテーブル25を検索し、同一グループに属する社員が他にも存在すると判定すると(ステップS112においてYES)、ステップS113に進み、ステップS111において取得したグループIDに基づいて、ユーザテーブル25を検索し、同一グループに属する社員が他には存在しないと判定すると(ステップS112においてNO)、図18に示す処理を終了する。つまり、情報処理装置1は、現在呼び続けている社員の電話をそのまま呼び続ける。
ステップS113において、情報処理装置1は、ステップS111において取得したグループIDに基づいて、同一グループの社員の会社電話番号1を一つ、ユーザテーブル25より取得する。続いて、ステップS114において、情報処理装置1は、ステップS113において取得した会社電話番号1と、発信元電話番号と、を用いて、社員の電話を呼び出す。つまり、情報処理装置1は、電話を転送し、同一グループの他の社員の電話を呼ぶ。そして、情報処理装置1は、ステップS110の処理に戻る。
情報処理装置1が、図18に示したような処理を行うことによって、ある社員が不在であったとしても、同一グループの社員が客先からかかってきた、例えばコールバックに係る電話等に出ることができる。
また、上記説明では、同一グループの他の社員へと転送したが、グループIDとは別の識別子によって、新たなグループ(メンバ)を設定し、その新たなグループ(メンバ)の中で上述したのと同様に転送処理を行うこともできる。例えば、情報処理装置1は、メンバIDに基づき、同じメンバの社員IDを保持するメンバーテーブル(図示せず)を構成として含むものとする。そして、情報処理装置1は、同じメンバIDに属する社員間でコールバックを転送するようにしてもよい。
以上、上述した実施形態によれば、簡便な公私分計を実現させると共に、不正利用を防ぎ、情報を保護することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
なお、上述した各実施形態を組み合わせて実施してもよい。
情報処理装置の一例のハードウェア構成図である。 情報処理装置の一例の機能構成図(その1)である。 ユーザテーブル25の一例を示す図(その1)である。 客先テーブル27の一例を示す図である。 公私分計に係る電話交換処理の一例を示すフローチャート(その1)である。 公私分計に係る電話交換処理の中で、客先電話番号の仮登録を行う処理の一例を示すフローチャートである。 登録要求に応じて、客先電話番号の仮登録を行う処理の一例を示すフローチャートである。 仮登録認証処理の一例を示すフローチャートである。 通話記録テーブル28の一例を示す図である。 ユーザテーブル25の一例を示す図(その2)である。 公私分計に係る電話交換処理の一例を示すフローチャート(その2)である。 情報処理装置の一例の機能構成図(その2)である。 グループテーブル26の一例を示す図である。 ユーザテーブル25の一例を示す図(その3)である。 公私分計に係る電話交換処理の一例を示すフローチャート(その3)である。 公私分計に係る電話交換処理の一例を示すフローチャート(その4)である。 図16に示すフローチャートの処理の一部を示す図である。 転送処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 情報処理装置
11 入力装置
12 表示装置
13 記録媒体ドライブ装置
14 記録媒体
15 ROM
16 RAM
17 CPU
18 インターフェース装置
19 HD
21 登録部
22 判定部
23 変換部
24 呼び出し部
25 ユーザテーブル
26 グループテーブル
27 客先テーブル
28 通話記録テーブル

Claims (11)

  1. 電話交換処理を行う情報処理装置であって、
    受信した電話呼制御信号に含まれる発信元に係る電話番号に応じて、前記電話呼制御信号に含まれる発信先に係る電話番号が記憶手段に登録されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段において、前記発信先に係る電話番号が前記記憶手段に登録されていると判定された場合、前記発信元に係る電話番号を変換する変換手段と、
    前記変換手段において変換された電話番号を発信元の電話番号として、前記発信先を呼び出す呼び出し手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記変換手段は、前記発信元に係る電話番号を、前記記憶手段に前記発信元に係る電話番号に対応付けて登録されている業務に係る電話番号に変換することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記変換手段は、設定情報に応じて、前記発信元に係る電話番号を、前記記憶手段に前記発信元に係る電話番号に対応付けて登録されている複数の業務に係る電話番号の一つに変換することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記変換手段は、設定情報に応じて、前記発信元に係る電話番号を、前記記憶手段に前記発信元に係る電話番号に対応付けて登録されている、前記発信元のユーザが所属するグループに関する、業務に係る電話番号に変換することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記判定手段は、発信先に係る電話番号の前に予め定められた番号が付されていた場合、前記番号に応じて、発信先に係る電話番号が前記記憶手段に登録されているか否かを判定し、
    前記呼び出し手段は、前記判定手段において、前記発信先に係る電話番号が前記記憶手段に登録されていると判定された場合、前記発信先を呼び出すことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記発信先に係る電話番号を前記記憶手段に登録する登録手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記登録手段は、前記発信先に係る電話番号の前に予め定められた番号を付した電話がかかってきた場合、前記発信先に係る電話番号を前記記憶手段に仮登録することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記登録手段は、ネットワークを介して通信可能な装置から前記発信先に係る電話番号の登録要求を受け取ると、前記発信先に係る電話番号を前記記憶手段に仮登録することを特徴とする請求項6又は7に記載の情報処理装置。
  9. 前記登録手段は、前記発信先に係る電話番号を前記記憶手段に仮登録すると、前記発信先に係る電話番号の前記記憶手段への登録に係る認証要求を送信することを特徴とする請求項7又は8に記載の情報処理装置。
  10. 電話交換処理を行う情報処理装置における電話交換方法であって、
    受信した電話呼制御信号に含まれる発信元に係る電話番号に応じて、前記電話呼制御信号に含まれる発信先に係る電話番号が記憶手段に登録されているか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて、前記発信先に係る電話番号が前記記憶手段に登録されていると判定された場合、前記発信元に係る電話番号を変換する変換ステップと、
    前記変換ステップにおいて変換された電話番号を発信元の電話番号として、前記発信先を呼び出す呼び出しステップと、
    を有することを特徴とする電話交換方法。
  11. コンピュータを、
    受信した電話呼制御信号に含まれる発信元に係る電話番号に応じて、前記電話呼制御信号に含まれる発信先に係る電話番号が記憶手段に登録されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段において、前記発信先に係る電話番号が前記記憶手段に登録されていると判定された場合、前記発信元に係る電話番号を変換する変換手段と、
    前記変換手段において変換された電話番号を発信元の電話番号として、前記発信先を呼び出す呼び出し手段と、
    して動作させることを特徴とするプログラム。
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