JP2011105126A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】乗員を弾性的に支持する弾性部材(ロッド)17〜19の取付に際し、ロッド17〜19の取付は容易でも外れ難い構造とする。
【解決手段】下側部材15の表面上に互いに反対方向を向き、且つ前方向に膨出して一対の係止片31〜36が形成されて成り、一方の係止片31、32は他方の係止片33〜36よりも膨出高さが高く、且つ係止片の長さが長くされ、ロッド17〜19の取付のため、一方の係止片の後方向側面31aと他方の係止片の前方向側面34bの間にロッド17〜19が挿入されると、少なくとも一方の係止片は前方向側へ変形され、一方の係止片の後方向側面奥側までロッドが挿入された状態では、ロッドは他方の係止片33〜36の先端を越えた位置に達して該先端がロッド側面に対向し、ロッドの反挿入方向への移動を前記先端がロッド側面に当接することにより阻止するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、シートの幅方向に間隔をあけて配置された左右フレームと、該左右フレーム間を橋渡すように配置されたサブフレームと、該サブフレームに取り付けられ、乗員を弾性的に支持する弾性部材とを有する車両用シートに関する。
車両用シートにおいて着座者の背中を支持する支持構造として、従来は図8に示すものが用いられていた。これは着座者の背中を縦方向の2本のばね材製ロッド57を基本とする支持体によって支持する構造となっている。2本のロッド57は着座者の背骨に対応する位置を中心に互いに線対称となるように構成され、それぞれの上下端部がシートバックフレーム50内の上下の部材55,56に固定されている。なお、一般的には、2本のロッド57の間には、略板状の樹脂プレート(不図示)が配設され、着座者の背中の支持を安定させるようにしている。ロッド57の上側部材55に対する取付は樹脂クリップ(不図示)により2箇所で行われ、下側部材56に対する取付は下側部材56に一体に形成された2箇所の係止部51,52に係止することによりそれぞれ行われている。
この係止部51,52における係止構造は、図9,10に2箇所の係止部の一方51を拡大して示すように、下側部材の表面上にロッド57を受け入れるように凹設されたビード53,54と、ビード53,54の左右方向の中間部にビード53,54に嵌め込まれたロッド57を覆うように、下側部材56を前側に切り起こして形成された係止片51とにより形成されている。図8,9では明らかではないが、ロッド57はビード53,54に嵌り易いようにビードに対応する部分が僅かに後方に屈曲されている。
かかる構成によってロッド57の下端部を取り付けたものでは、図10の矢印で示すようにロッド57を取り付けるときの荷重と、矢印とは反対方向に取り外すときの荷重が略同一となるため、取付作業性を考慮して取付荷重を低めに設定すると、ロッド57が意に反して外れてしまう問題がある。外れ防止のために、図11に示すようにロッド57が挿入された後に係止片51の先端をかしめ装置60によりかしめてロッド57が抜け難くすることが考えられるが、作業工程を増やしてしまう別の問題が生じる。
この他に類似の係止構造として、特許文献1に開示されたものがある。これは、樹脂製のシートクッションフレームにいわゆるボーデンケーブルを取り付けるものに関し、シートクッションフレーム下面に一体に形成された、互いに対向する一対の係止片の間にケーブルを係止するものである。この場合、係止片の一部には係止片の変形を抑制するための補強リブが設けられている。
特開2001−1825号公報
かかる特許文献1の構造の場合、係止片の先端形状がケーブルの挿入は容易で、外れ難くするように形成されているが、補強リブにより容易に外れないようにすると、ケーブルの挿入も困難になる問題がある。
このような問題に鑑み、本発明は、乗員を弾性的に支持する弾性部材の取付に際し、弾性部材の取付は容易でも外れ難い構造を提供することを課題とする。
本発明の第1発明は、シートの幅方向に間隔をあけて配置された左右フレームと、該左右フレーム間を橋渡すように配置されたサブフレームと、該サブフレームに取り付けられ、乗員を弾性的に支持する弾性部材とを有する車両用シートにおいて、サブフレームには、弾性部材を取り付けるための一対の係合片を有し、該一対の係合片は、互いに対向しながら一方向に膨出し、且つ、前記対向方向と直交する方向に並んで形成され、前記一対の係止片の一方は他方よりも膨出高さが高くされ、且つ、係止片長さが長く形成され、弾性部材の取付のため、一方の係止片の他方向側面と他方の係止片の一方向側面の間に弾性部材が挿入されると、少なくとも一方の係止片は一方向側へ変形され、弾性部材が挿入された状態では、弾性部材は他方の係止片の先端を越えた位置に達し、その先端が弾性部材と対向することを特徴とする車両用シートである。
第1発明によれば、一方の係止片は長さが長いため変形しやすく、両係止片間への弾性部材の挿入は比較的小さな荷重で済み、弾性部材の挿入後は、弾性部材の反挿入方向への移動が他方の係止片の先端により阻止されるため、弾性部材は容易には外れないようにすることができる。なお、弾性部材が挿入された状態では、弾性部材は一方の係止片の先端から離れた奥側に位置するため、一方の係止片は簡単に変形されない。
本発明の第2発明は、上記第1発明において、シートはシートバックであり、前記弾性部材はシートバックの上方又は下方部位に設けられたサブフレームに取り付けられ、他方の係止片はシートバックの上下部位間に向けて形成され、一方の係止片は他方の係止片とは反対向きに形成されていることを特徴とする車両用シートである。
第2発明によれば、車両が後突されたとき、着座者の背中により弾性部材が強く後方へ押され、その結果、弾性部材の上部が下後方へ引張られるか、下部が上後方へ引張られた場合でも、一方の係止片の向きは引張り方向と逆となり、弾性部材は一方の係止片の他方向側面奥側まで挿入されて保持されるため、弾性部材は外れ難く、弾性部材は必要な支持強度を確保することができる。
本発明の第3発明は、上記第1又は第2発明において、他方の係止片は一対のものから成り、一方の係止片を間に挟んで両側に配置されていることを特徴とする車両用シートである。
第3発明によれば、ロッドが一方及び他方の係止片間に保持された状態では、ロッドは一方の係止片及び一対から成る他方の係止片により3点で支持されるため、ロッドの取付状態を安定させることができる。
本発明の一つの実施形態を示す斜視図である。 図1と同様の実施形態の部分拡大図である。 図2と同様の部分の正面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 図3のV−V線断面図である。 図1と同様の実施形態の説明図である。 図1と同様の実施形態の説明図である。 従来のシートバックフレームを示す斜視図である。 図8の部分拡大正面図である。 図9のX−X線断面図である。 図8と同様の従来技術の説明図である。
以下、本発明をシートバックの弾性部材であるロッドの取付に適用した実施形態について図1〜図7に基づいて説明する。
図1は、シートバックフレーム全体を示し、シートバックフレーム1は、板金プレスから成る右フレーム11及び左フレーム12にパイプ材を門型に屈曲形成されたアッパフレーム13を溶接にて固定して形成され、アッパフレーム13の左右の縦辺部には上側部材14が溶接にて固定され、右フレーム11及び左フレーム12の下端付近には下側部材15が溶接にて固定されている。右フレーム11及び左フレーム12とアッパフレーム13を合わせたものが本発明の左右フレームに相当し、上側部材14及び下側部材15が本発明のサブフレームに相当している。
上側部材14と下側部材15との間にはばね材から成るロッド17が掛け渡されている。ロッド17は一本の棒ばねが下側部材15の位置で屈曲されて折り返され、2つの上端部が上側部材14の左右端部付近にクリップ21、22にて上下に摺動可能に固定されている。ロッド17の下端部の左右の屈曲部には、別体のばね材から成るフィッシュマウスばね18、19がそれぞれ固定されており、このフィッシュマウスばね18、19を介してロッド17は下側部材15に取り付けられている。なお、ロッド17及びフィッシュマウスばね18、19を合わせたものが、本発明における弾性部材に相当する。
折り返されて左右に2本並設されたロッド17は、着座者の背骨に対応する位置を中心に互いに線対称となるように形成され、2本のロッド17間には略板状の樹脂プレート20が配設され、着座者の背中の支持を安定させるようにしている。
フィッシュマウスばね19周辺の構造が、図2に拡大して示されている。
ここで、フィッシュマウスばね19は、ロッド17の下端部にかしめ具23、24により固定されたねじりばねであり、かしめ具23により固定された前辺部19aと、前辺部19aの後方側で下側部材15の取付部に係止された後辺部19bとを有する。この前辺部19aと後辺部19bとは中間部19cを含めて一本のばね材を屈曲して形成され、中間部19cは前後方向では前辺部19aと後辺部19bとの中間に位置し、上下方向では前後両辺部19a,19bより上方に位置している。従って、両辺部19a,19bが前後方向に相対移動された際、フィッシュマウスばね19は、それ自身のニュートラル位置に向けて付勢力を発生する。
下側部材15に設けられた取付部は、下方を向いた一方の係止片31、32と上方を向いた他方の係止片33〜36とが打ち抜きプレスによって下側部材15の板面上に形成されている。他方の係止片33〜36は一方の係止片31、32の左右両側にそれぞれ形成され、一方の係止片31、32は他方の係止片33〜36より幅広に、例えば一方の係止片31、32は他方の係止片33〜36の約3倍の幅とされている。一方及び他方の係止片31、32,33〜36は、共にシートバックの後方から前方に向けて切り起こ(膨出)され、その際、図5から明らかなように、一方の係止片31は他方の係止片34よりも切起(膨出)高さを高くされ、更に係止片の長さも長くされている。
図5に基づいて説明すれば、両係止片31、34の長さは、一方の係止片31の後方側面(本発明の他方向側面に相当)31aと他方の係止片34の前方側面(本発明の一方向側面に相当)34bとの間にフィッシュマウスばねの後辺部18bが挟まれるように挿入されると、一方の係止片31は前方向側へ比較的大きく、また他方の係止片34は後方面側へ比較的小さく変形され、また、後辺部18bが一方の係止片31の後方側面31aの奥側まで挿入されたとき、後辺部18bは他方の係止片34の先端34aを越えて、先端34aが後辺部18bの側面に対向する位置となるように設定されている。図5の場合、一方の係止片31は他方の係止片34の前方側全面を覆うように形成されている。例えば、フィッシュマウスばね18の後辺部18bの直径が5.5mm、また下側部材15の板厚が1.2mmのとき、後方側面31aと前方側面34bとの間隔の最小部は3.2mm、他方の係止片34の前方側表面の下側部材15表面からの高さは3.3mmとされる。
従って、後辺部18bが他方の係止片34の先端34aを越えて一方の係止片31の後方側面31aの奥側まで挿入された状態では、後辺部18bは、一方の係止片31の後方側面31aと下側部材15の前表面、並びに他方の係止片34の先端34aに囲まれて保持され、後辺部18bが抜ける方向に対しては他方の係止片34の先端34aが後辺部18bに当接して、後辺部18bが抜けるのを防止している。
なお、図3〜5に示されているように、後辺部18bの各係止片31,33、34と当接する部分には軟質樹脂製のチューブ18eが被せられており、後辺部18bと各係止片31,33、34との当接に伴い、異音が発生するのを防止している。例えば、フィッシュマウスばね18の後辺部18bの直径が5.5mmのとき、ばね自身の直径は4.5mmとされ、チューブ18eの厚さが0.5mmとされる。ここでは図5に基づいてフィッシュマウスばね18に関して説明したが、フィッシュマウスばね19についても全く同様である。
下側部材15の前面で、左右のフィッシュマウスばね18,19の後辺部18b,19bの各左右方向外側下部に対応する位置には、後辺部18b,19bの外形線に沿うように前方側へ打ち出されたビード15a、15bが形成されている。このビード15a、15bは、フィッシュマウスばね18,19を固定した状態のロッド17を下側部材15に取り付ける際における左右方向の位置決めを行うためのものである。
また、フィッシュマウスばね18,19の後辺部18b,19bを成すワイヤの左右方向内側端18d,19dは、他方の係止片のうち各内側の係止片34,35より内側で下方に屈曲されている。これはフィッシュマウスばね18,19が下側部材15の各係止片31〜36により固定された状態で、フィッシュマウスばね18,19が左右方向で位置ずれするのを防止するものである。
以上説明した実施形態のシートバックフレーム1によれば、ロッド17の下部両側の所定位置にそれぞれ左右のフィッシュマウスばね18,19を固定した状態で、各フィッシュマウスばね18,19の後辺部18b,19bを、図6、7(フィッシュマウスばね18,19のうちフィッシュマウスばね18側を代表的に示している。)に示されるように両係止片31、33、34間に挿入して固定することにより、ロッド17の下部を下側部材15に取り付けることができる。図7のA〜Cは、フィッシュマウスばね18の後辺部18bが両係止片31、33、34間に挿入される過程を示している。ロッド17の下側部材15への取付が行われた後、ロッド17の上端は、クリップ21、22を介して上側部材14の左右両端部にある所定の孔に固定される。
このようにシートバックフレーム1の上側部材14及び下側部材15間に取り付けられたロッド17に樹脂プレート20が取り付けられ、更にシートバックフレーム1全体に図示しないクッションパッド及び表皮カバーが被せられてシートバックが完成される。
以上の構成とした結果、ロッド17の下側部材15への取付に際し、両係止片31、32,33〜36間へのフィッシュマウスばね18,19の挿入は両係止片31、32,33〜36を変形させて比較的小さな荷重で容易にできる。ここで、一方の係止片31、32は、他方の係止片33〜36の大きさや位置の制約を受けることなく自由な長さに設定でき、フィッシュマウスばね18,19の挿入により容易に変形できる長さとしているため、フィッシュマウスばね18,19の挿入は比較的小さな荷重で済む。フィッシュマウスばね18,19の挿入後は他方の係止片33〜36の先端がフィッシュマウスばね18,19に当接して、フィッシュマウスばね18,19の反挿入方向への移動が阻止されるため、フィッシュマウスばね18,19は容易に外れないようにすることができる。
シートバック使用中、着座者の背中は、樹脂プレート20、ロッド17及びフィッシュマウスばね18,19を介して上側部材14及び下側部材15により支持され、樹脂プレート20、ロッド17及びフィッシュマウスばね18,19の各弾性変形により適度なクッション性を与えられている。この間、フィッシュマウスばね18,19は両係止片31、32,33〜36によって容易に抜けることなく係止されている。
また、フィッシュマウスばね18,19が両係止片31、32,33〜36間に保持された状態では、フィッシュマウスばね18の後辺部18bは両係止片31、33、34の3点で支持され、フィッシュマウスばね19の後辺部19bは両係止片32,35,36の3点で支持されるため、フィッシュマウスばね18,19の取付状態を安定させることができる。
仮に車両後方衝突が起き、着座者の背中により樹脂プレート20及びロッド17が比較的大きな荷重で後方に押され、その結果としてロッド17の下部が上後方へ引張られたとしても、フィッシュマウスばね18,19は必要な強度を確保された幅広の一方の係止片31,32により支持され、ロッド17及びフィッシュマウスばね18,19が下側部材15から外れてしまうようなことは生じない。また、フィッシュマウスばね18,19が挿入された状態では、フィッシュマウスばね18,19は一方の係止片31、32の先端から離れた奥側に位置するため、一方の係止片31、32は簡単に変形されない。
本発明は、上記実施形態で説明した外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、以下のとおり。
1.上記実施形態では、本発明を車両前席のシートバックに適用したが、シートクッションに適用しても良いし、車両後席に適用しても良い。
2.弾性部材、両係止片は、樹脂製でも良い。
3.一方及び他方の係止片の配置は上下逆にしても良い。
4.両係止片が左右方向を向く配置も可能である。つまり、上記実施形態における各係止片とロッドの位置を90度回転させて構成しても良い。
5.両係止片は同じ幅でも良い。
6.他方の係止片は一方の係合辺の片側に1個のみでも良い。
7.フィッシュマウスばねを省略し、ロッドを直接下側部材に取り付けても良い。
本発明は、各種車両の前席、後席のシートバックやシートクッションに利用することができる。
1 シートクッションフレーム
11 右フレーム
12 左フレーム
14 上側部材(サブフレーム)
15 下側部材(サブフレーム)
17 ロッド(弾性部材)
18、19 フィッシュマウスばね(弾性部材)
31、32 一方の係止片
33、34、35、36 他方の係止片

Claims (3)

  1. シートの幅方向に間隔をあけて配置された左右フレームと、該左右フレーム間を橋渡すように配置されたサブフレームと、該サブフレームに取り付けられ、乗員を弾性的に支持する弾性部材とを有する車両用シートにおいて、
    サブフレームには、弾性部材を取り付けるための一対の係合片を有し、
    該一対の係合片は、互いに対向しながら一方向に膨出し、且つ、前記対向方向と直交する方向に並んで形成され、
    前記一対の係止片の一方は他方よりも膨出高さが高くされ、且つ、係止片長さが長く形成され、
    弾性部材の取付のため、一方の係止片の他方向側面と他方の係止片の一方向側面の間に弾性部材が挿入されると、少なくとも一方の係止片は一方向側へ変形され、弾性部材が挿入された状態では、弾性部材は他方の係止片の先端を越えた位置に達し、その先端が弾性部材と対向することを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1の車両用シートにおいて、シートはシートバックであり、前記弾性部材はシートバックの上方又は下方部位に設けられたサブフレームに取り付けられ、他方の係止片はシートバックの上下部位間に向けて形成され、一方の係止片は他方の係止片とは反対向きに形成されていることを特徴とする車両用シート。
  3. 請求項1又は2の車両用シートにおいて、他方の係止片は一対のものから成り、一方の係止片を間に挟んで両側に配置されていることを特徴とする車両用シート。
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