JP2011100015A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】濃度検知センサや温湿度センサを設けることなく、像担持体の電位のバラツキを安価に抑える。
【解決手段】共有高圧トランス210により帯電ローラ102に電圧を印加したときに、転写電流検知回路部214により転写ローラ108に流れる電流を検知することにより、帯電ローラ102と感光ドラム101との間で放電が開始したことを判断し、放電が開始したと判断したときの放電開始電圧値にバイアス値ΔPWMを加算して帯電ローラ102に印加するよう共有高圧トランス210を制御するCPU113を備え、CPU113は、転写電流検知回路部214により検知した転写ローラ108に流れる電流値が2.5μAとなるように転写正高圧トランス211による転写ローラ108への印加を制御し(A1603〜A1607)、2.5μAになったときの電圧値に基づいて(A1608)、放電が開始することを判断する(A1610〜A1616)。
【選択図】図7

Description

本発明は、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、LEDプリンタ、レーザビームプリンタ等)及び電子写真ファクシミリ装置等を含む電子写真方式の画像形成装置に関する。特に、帯電部材を介し被帯電体に帯電させる帯電装置に関する。
図10(a)に画像形成装置における従来の帯電バイアス回路の概略構成を示す。帯電DCバイアスの回路部(以下、帯電バイアス印加回路部)1201は、電圧設定回路部1202、トランス駆動回路部1203、高圧トランス部1204、フィードバック回路部1205から構成される。電圧設定回路部1202は、入力されたPWM信号に応じて設定値を変えることができる。トランス駆動回路部1203は高圧トランス部1204を駆動する。フィードバック回路部1205は、帯電体(負荷)(帯電ローラ1206)に印加される電圧値を抵抗R1201で検出し、アナログ値として電圧設定回路部1202に伝送する。電圧設定回路部1202は、この値をもとに帯電部材である帯電ローラ1206に一定の電圧が印加されるように制御する。このような構成で、一連の制御を行うことで、帯電ローラ1206に一定の電圧値を印加することが可能となる(例えば、特許文献1参照)。
特開平06−003932号公報
しかしながら、帯電体(帯電ローラ)と帯電体(像担持体)の間で放電が開始する電圧は、環境温湿度、感光ドラムの膜厚(以下、単にドラム厚という)等で変化する。そのため、図10(b)に示すように、所定の電圧(制御PWM値)を印加しても、環境温湿度(低温低湿(L/L)、高温高湿(H/H)等)によりドラム電位のバラツキが発生し、これが画像濃度のバラツキ要因となっていた。そして画像濃度のバラツキの補正を行うために、濃度検知センサや温湿度センサを設ける必要があった。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、濃度検知センサや温湿度センサを設けることなく、像担持体の電位のバラツキを安価な構成で抑えることを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の構成を備える。
(1)帯電手段により像担持体を一様に帯電し、前記帯電手段により帯電された前記像担持体上に露光手段により静電潜像を形成し、前記露光手段により形成された前記静電潜像を現像剤により現像して現像剤像とし、前記像担持体上の前記現像剤像を転写手段により記録媒体に転写する画像形成装置であって、前記帯電手段及び前記転写手段に電圧を印加する第一印加手段と、前記転写手段に前記第一印加手段で印加される電圧とは逆極性の電圧を印加する第二印加手段と、前記転写手段に流れる電流を検知する検知手段と、前記第一印加手段により前記帯電手段に電圧を印加したときに、前記検知手段により前記転写手段に流れる電流を検知することにより、前記帯電手段と前記像担持体との間で放電が開始したことを判断し、放電が開始したと判断したときの前記第一印加手段により印加される電圧値である放電開始電圧値に所定の電圧値を加算して前記帯電手段に印加するよう前記第一印加手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記検知手段により検知した前記転写手段に流れる電流値が所定の電流値となるように前記第二印加手段による前記転写手段への前記逆極性の電圧の印加を制御し、前記所定の電流値になったときの前記逆極性の電圧値に基づいて、前記放電が開始することを判断することを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、濃度検知センサや温湿度センサを設けることなく、像担持体の電位のバラツキを安価な構成で抑えることができる。
実施例1〜3の画像形成装置本体の概略断面図 実施例1〜3の画像形成装置本体のブロック図、カートリッジの概略図 実施例1〜3の帯電バイアス+転写負印加回路図 実施例1の帯電バイアス印加時のV−I特性図、放電開始電圧検出後のドラム電位補正概略図 実施例1のドラム電位を一定とするための処理のフローチャート 実施例2、3の転写ローラV−I特性グラフ図、帯電バイアス印加時のV−I特性図 実施例2のドラム電位を一定とするための処理のフローチャート 実施例3の放電開始電圧検出後のドラム電位補正概略図 実施例3のドラム電位を一定とするための処理のフローチャート 従来例の帯電バイアス回路図、ドラム電位のバラツキを説明する図
以下、本発明の好適な実施の形態について添付図面を参照して説明する。
実施例1の画像形成装置は、1つの高圧トランスから帯電バイアスと転写クリーニングバイアス(以下、転写負と記載)に高圧出力を印加する構成である。帯電バイアスは所望の電圧を印加できる定電圧電源を備え、帯電バイアスを除々に印加したときの転写負に流れる電流値を、転写バイアス(以下、転写正と記載)に設けられている電流検知手段によりモニタする。モニタした電流値が所望の値になったときの定電圧電源の出力電圧を検出し、検出した電圧に基づき感光ドラム上(像担持体上)の電位(以下、ドラム電位という)を一定に制御する。
[画像形成装置の構成]
画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタについて図1を用いて説明する。光源としての半導体レーザ103からレーザビーム106が発射され、レーザビーム106はスキャナモータ104により回転する回転多面鏡105によって像担持体である感光ドラム101上を走査する。交換可能なカートリッジ122は、感光ドラム101上を一様に帯電するための帯電ローラ102、露光により感光ドラム101上に形成された静電潜像を現像剤であるトナーにより現像するための現像器107を有する。転写ローラ108は現像器107の現像ローラ124により現像された現像剤像であるトナー像を所定の記録媒体である記録用紙に転写する。定着器109は記録用紙に転写されたトナーを熱により融着し定着する。記録用紙は手差しトレイ116にセットされ、記録用紙給紙ローラ110は1回転することにより手差しトレイ116から記録用紙を給紙し搬送路に送り出す。トップセンサ114は給紙された記録用紙に対し、感光ドラム101への画像書き込み(記録/印字)と記録用紙搬送の同期を取るとともに、給紙された記録用紙の搬送方向の長さを測定する。排紙ローラ111は定着後の記録用紙を排紙トレイ117へ排出する。排紙センサ115は定着後の用紙の有無を検出する。エンジンコントローラ112(エンジン制御部)はCPU113を備え、上記のような構成部を制御する。すなわち、エンジンコントローラ112は、レーザビームプリンタエンジンの各部を制御し、プリンタコントローラ118の指示にしたがってプリント動作を制御するとともに、プリンタコントローラ118へプリンタ内部情報を報知する。プリンタコントローラ118は不図示のホストコンピュータ等の外部機器から送られる画像コードデータを、プリンタの印字に必要なビットデータに展開するとともに、レーザビームプリンタの内部情報を読み取りそれを表示する。
図2(a)はエンジンコントローラ112とプリンタコントローラ118を含むレーザビームプリンタ全体の構成を示すブロック図である。プリンタ本体201の構成は次のとおりである。高圧制御部203は帯電、現像、転写等各工程における各高圧出力制御をエンジンコントローラ112の指示にしたがって行う。光学系制御部204はスキャナモータ104の駆動/停止、半導体レーザ103の点灯をエンジンコントローラ112の指示にしたがって制御する。定着器温度制御部200は定着温度検知サーミスタ121からの温度情報に応じて、定着ヒータ120への通電の駆動/停止を、エンジンコントローラ112の指示にしたがって行う。センサ入力部205は、トップセンサ114、排紙センサ115の紙有無状態をエンジンコントローラ112へ報知する。用紙搬送制御部202はエンジンコントローラ112の指示にしたがい、記録用紙搬送のためにモータ/ローラ等の駆動/停止を行い、記録用紙給紙ローラ110、定着器109のローラ、排紙ローラ111の駆動/停止の制御を行う。
図2(b)はカートリッジ122を構成する部材の概略図である。帯電バイアス+転写負印加回路125は帯電ローラ102と転写ローラ108に負極性の電圧を印加する。転写正印加回路126は転写ローラ108に正極性の電圧を印加する。
[画像形成装置の回路図]
図3に本実施例の帯電バイアス回路、転写負回路、転写正回路の概略構成を示す。電圧設定回路部216は共有_PWM信号207に応じて帯電バイアス値、転写負バイアス値を変えることができる。共有トランス駆動回路部209は共有高圧トランス210(第一印加手段)を駆動する。共有高圧トランス210には、帯電整流回路部212と転写負整流回路部213が接続され、それぞれ出力電圧値Vout1の帯電出力と出力電圧値Vout2の転写負出力を帯電ローラ102及び転写ローラ108に供給する。フィードバック回路部217は抵抗R201を介して出力電圧値Vout1をモニタし、共有_PWM信号207の設定に応じた出力電圧値Vout1になるようにフィードバックを行うための回路である。そのときの転写負出力の出力電圧値Vout2には、共有_PWM信号207の設定に応じた出力電圧値Vout1になるために必要な共有高圧トランス210の昇圧電圧に応じた電圧値が出力される。転写電流検知回路部214(検知手段)は、転写ローラ108に流れる電流I203を検出し、J201からアナログ値としてエンジンコントローラ112内のCPU113に伝送する。なお、I203は感光ドラム101と帯電ローラ102間で放電が開始するまでの電流、I204は感光ドラム101と帯電ローラ102間で放電が開始した後の電流である。また、転写正トランス駆動回路部208は転写正_PWM信号206に応じて転写正高圧トランス211(第二印加手段)を駆動し、転写正高圧トランスには転写正整流回路部215が接続される。
[放電開始電圧値の検出]
感光ドラム101と帯電ローラ102間で放電が開始するまでは、感光ドラム101と帯電ローラ102間は絶縁されている。そのため放電が開始されるまでは、共有高圧トランス210の負荷は抵抗R201のみである。そのため抵抗R201に応じた昇圧電圧が、共有高圧トランス210から帯電整流回路部212に発生する。その時に転写負整流回路部213にも共有高圧トランス210から抵抗R201に応じた昇圧電圧が出力され、検出抵抗R202には電流I203が流れる。
感光ドラム101と帯電ローラ102間で放電が開始されると、共有高圧トランス210の負荷は抵抗R201と帯電ローラ102が並列接続された値となる。そして、共有高圧トランス210の負荷は「R201>R201//帯電ローラ102」(//は並列接続された負荷の合成抵抗を示す)になるため、共有高圧トランス210から帯電整流回路部212に出力する昇圧電圧が大きくなる。これに伴って、共有高圧トランス210から転写負整流回路部213に出力する昇圧電圧も大きくなり、検出抵抗R202には電流I204(I204>I203)が流れる。つまり図4(a)の線〔1〕に示すように、放電が開始されるまでは、抵抗R201の負荷に応じた昇圧電圧が転写負整流回路部213に出力され、検出抵抗R202には電流I203が流れる。しかし、感光ドラム101と帯電ローラ102間で放電が開始されると、「R201//帯電ローラ102」の負荷に応じた昇圧電圧が転写負整流回路部213に出力され、検出抵抗R202には電流I204が流れる。つまり、図4(a)の線〔2〕に示すように放電が開始した時点で分岐点をもった曲線となる。このことから、線〔2〕から線〔1〕を引いたΔ値を算出することで、Δ値が所望の電流値になった時点で算出した電圧を放電が開始した電圧(以下、放電開始電圧)と判断する。このようにして環境に応じた放電開始電圧(V1(環境H/H),V2(環境N/N),V3(環境L/L))を検出できた後は、図4(b)に示すように所定の電圧値(ΔPWM)を放電開始電圧に加算する。これにより、環境によらずドラム電位を一定にすることができる。
[ドラム電位を一定とするための処理]
本実施例の制御を説明するフローチャートを図5に示す。エンジンコントローラ112はプリントコマンドを受信すると(A501)、前回転動作に入り感光ドラム101と帯電ローラ102が回転を開始する(A502)。その後電圧設定回路部216はPWM〔1〕で帯電ローラ102に所定バイアスを印加する(A503)。転写電流検知回路部214は転写ローラ108に流れる電流I203を検知し、検知した電流値をJ201からアナログ値としてCPU113に伝送する(A504)。CPU113は転写電流検知回路部214により検知した電流値から図4(a)の線〔2〕から線〔1〕を引いたΔ値に相当する値を算出する(以下、算出したこの値を算出値という)(A505)。CPU113は算出値とΔ値を比較し、Δ値の公差内(Δ公差小<算出値<Δ公差大)となっているか否かの判断を行う(A506)。CPU113は算出値がΔ値の公差内よりも大きいと判断した場合には、放電開始電圧はより低いと判断しバイアス設定PWM値を低くして(A507)、A504の処理に戻る。CPU113は算出値がΔ値の公差内よりも小さいと判断した場合には、放電開始電圧はより高いと判断しバイアス設定PWM値を高くして(A508)、A504の処理に戻る。CPU113はこの制御を行い、算出値がΔ値の公差内となった場合に、そのときのバイアス設定値を放電開始電圧PWM〔2〕と設定する(A509)。CPU113は設定した放電開始電圧(PWM〔2〕)にドラム電位に相当するバイアス値(ΔPWM)を加算し(A510)、プリント時のバイアス値(PWM〔3〕=PWM〔2〕+ΔPWM)を決定する(A511)。この設定終了後、プリントが開始される(A512)。
以上のように放電開始電圧を検出し、ドラム電位に相当するバイアス値を放電開始電圧に加算することで、環境変動が生じても一定のドラム電位を印加できる。すなわち、本実施例によれば、濃度検知センサや温湿度センサ等を設けることなく、ドラム電位のバラツキを安価な構成で抑えることができる。なお、帯電手段と転写負手段に1つの高圧トランスから高圧出力を供給する構成について述べたが、同様の電流検出が可能な構成であれば、他の同極性の高圧手段を共通化できる等、本実施例に限定されるものではない。
実施例2では、転写ローラの抵抗値に応じて、放電開始電圧を判断する帯電バイアス印加時の電流値を変更する。本実施例の説明で実施例1と重複する箇所については説明を省略し同じ符号を用いる。
図3において、帯電バイアスとは逆極性の転写正バイアス印加時は、転写ローラ108に電流I205が流れる。転写電流検知回路部214で、転写ローラ108に流れる電流I205を検出して、J201からアナログ値としてエンジンコントローラ112内のCPU113に伝送する。CPU113は、これにより転写ローラ108に流れる電流I205を検知して、転写ローラ108に流れる電流値が所望の値になるように転写正バイアスレベルを制御する。
図6(a)は転写ローラ108を2.5uAで定電流制御したときの環境に応じたV−I特性を示す図である。転写ローラ108を定電流制御したときの印加電圧が、高温高湿環境(例えば35℃/90%(H/H))から低温低湿環境(例えば5℃/10%(L/L))に変わることで500V〜3000Vの間で変化している。すなわち、図6(a)は転写ローラ108の抵抗値の環境変化を示す。また、図中の転写正バイアス設定値Aは、転写正バイアスレベルの設定値であり、L/L環境とN/N(例えば20℃/50%)環境を識別するためのしきい値を示す。同様に図中の転写正バイアス設定値Bは、転写正バイアスレベルの設定値であり、N/N環境とH/H環境を識別するためのしきい値を示す。
図6(b)に各環境における帯電バイアス印加時のV−I特性図を示す。図中の線〔3〕、線〔5〕、線〔7〕は各環境における放電が開始されるまでのV−I特性を表す線である。図中の線〔4〕、線〔6〕、線〔8〕は各環境における放電が開始されてからのV−I特性を表す線である。すなわち、線〔4〕から線〔3〕を引いたΔ値を算出することで、Δ値が所望の電流値Δ1になった時点をL/L環境において放電が開始した電圧と判断する。また、線〔6〕から線〔5〕を引いたΔ値を算出することで、Δ値が所望の電流値Δ2になった時点をN/N環境において放電が開始した電圧と判断する。また、線〔8〕から線〔7〕を引いたΔ値を算出することで、Δ値が所望の電流値Δ3になった時点をH/H環境において放電が開始した電圧と判断する。ここで、放電が開始されるまでの直線と、放電が開始されてからの直線を結んだ分岐点からの放電開始後の直線の傾きは各環境により異なる。従って、各環境において算出したΔ1とΔ2及びΔ3は異なる値となる。
図7は本実施例の制御を説明するフローチャートである。エンジンコントローラ112はプリントコマンドを受信すると(A1601)、前回転動作に入り感光ドラム101や帯電ローラ102が回転を開始する(A1602)。転写正トランス駆動回路部208は転写ローラ108にPWM〔3〕で転写正バイアスを印加し(A1603)、転写電流検知回路部214は転写ローラ108に流れる電流I205を検知して、J201からそのアナログ値をCPU113に伝送する。これによりCPU113は電流I205を検知する(A1604)。CPU113は転写電流検知回路部214により検知した検出値から電流値を算出し、その算出値が2.5μAとなっているか否かの判断を行う(A1605)。CPU113が算出した電流値が2.5μAより大きいと判断した場合には、転写正バイアス設定PWM値(PWM〔3〕)を低くして、A1604の処理に戻る(A1607)。CPU113が算出した電流値が2.5μAより小さいと判断した場合には、転写正バイアス設定PWM値(PWM〔3〕)を高くして、A1604の処理に戻る(A1606)。
A1605でCPU113は算出した電流値が2.5μAであると判断した場合には、A1608の処理に進む。A1608でCPU113は転写正バイアス設定値と図6(a)で説明したしきい値A、Bとの値を比較することにより、環境応じたΔ値を設定する。すなわち、CPU113は転写正バイアス設定値がしきい値Aより大きい場合(図6(a)、L/L)はΔ=Δ1、転写正バイアス設定値がしきい値A以下でしきい値B以上の場合(図6(a)、N/N)はΔ=Δ2とする。CPU113は転写正バイアス設定値がしきい値Bより小さい場合(図6(a)、H/H)はΔ=Δ3とする。転写正トランス駆動回路部208は転写正バイアスの印加を停止する(A1609)。
共有トランス駆動回路部209はPWM〔1〕で所定バイアスを帯電ローラ102に印加する(A1610)。なお、A1611から1617までの処理は実施例1の図5のA504からA510までの処理と同じなので説明を省略する。なお、A1613のΔ値は、A1608で環境に応じて設定したΔ1、Δ2、Δ3のいずれかである。CPU113はプリント時のバイアス値(PWM〔4〕=PWM〔2〕+ΔPWM)を決定する(A1618)。この設定終了後、プリントを開始する(A1619)。
本実施例によれば、転写ローラの抵抗値変動によるドラム電位のバラツキを防止でき、濃度検知センサや温湿度センサ等を設けることなく、ドラム電位のバラツキを安価な構成で抑えることができる。
実施例3では、転写ローラの抵抗値に応じて、放電開始電圧に加算するPWM値を変更する。本実施例の説明で実施例2と重複する箇所については省略し、同じ符号を用いて説明する。
図8に本実施例の放電開始電圧検出後のドラム電位補正概略図を示す。各環境における放電開始電圧V1,V2,V3に加算するΔPWM〔3〕、ΔPWM〔2〕、ΔPWM〔1〕について示す。加算するΔPWMの関係はΔPWM〔1〕>ΔPWM〔2〕>ΔPWM〔3〕である。
図9は本実施例の制御を説明するフローチャートである。A1801からA1816までの処理は、実施例2の図7のA1601からA1616までの処理と同じなので説明を省略する。CPU113は、放電開始電圧(PWM〔2〕)に加算するドラム電位に相当するバイアス値(ΔPWM)を、A1808で求めた転写ローラ108に流れる電流値を2.5μAで制御したときの転写正バイアス設定値により決定する。CPU113は、転写正バイアス設定値がしきい値Aより大きい場合はΔPWM=ΔPWM〔1〕、転写正バイアス設定値がしきい値A以下でしきい値B以上の場合はΔPWM=ΔPWM〔2〕と設定する。CPU113は、転写正バイアス設定値がしきい値Bより小さい場合はΔPWM=ΔPWM〔3〕に設定する(A1817)。CPU113はプリント時のバイアス値(PWM〔4〕=PWM〔2〕+ΔPWM)を決定する(A1818)。この設定終了後、プリントが開始される(A1819)。
本実施例によれば、転写ローラの抵抗値変動によるドラム電位のバラツキを防止でき、濃度検知センサや温湿度センサ等を設けることなく、ドラム電位のバラツキを安価な構成で抑えることができる。
102 帯電ローラ
108 転写ローラ
210 共有高圧トランス
211 転写正高圧トランス
214 転写電流検知回路部

Claims (2)

  1. 帯電手段により像担持体を一様に帯電し、前記帯電手段により帯電された前記像担持体上に露光手段により静電潜像を形成し、前記露光手段により形成された前記静電潜像を現像剤により現像して現像剤像とし、前記像担持体上の前記現像剤像を転写手段により記録媒体に転写する画像形成装置であって、
    前記帯電手段及び前記転写手段に電圧を印加する第一印加手段と、
    前記転写手段に前記第一印加手段で印加される電圧とは逆極性の電圧を印加する第二印加手段と、
    前記転写手段に流れる電流を検知する検知手段と、
    前記第一印加手段により前記帯電手段に電圧を印加したときに、前記検知手段により前記転写手段に流れる電流を検知することにより、前記帯電手段と前記像担持体との間で放電が開始したことを判断し、放電が開始したと判断したときの前記第一印加手段により印加される電圧値である放電開始電圧値に所定の電圧値を加算して前記帯電手段に印加するよう前記第一印加手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記検知手段により検知した前記転写手段に流れる電流値が所定の電流値となるように前記第二印加手段による前記転写手段への前記逆極性の電圧の印加を制御し、前記所定の電流値になったときの前記逆極性の電圧値に基づいて、前記放電が開始することを判断することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記検知手段により検知した前記転写手段に流れる電流が所定の電流値となるように前記第二印加手段による前記転写手段への前記逆極性の電圧の印加を制御し、前記所定の電流値になったときの前記逆極性の電圧値に基づいて、前記放電開始電圧値に加算する前記所定の電圧値を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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