JP2019164207A - 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】像担持体に地汚れを生じさせずに非接触AC帯電を実施することを課題とする。【解決手段】開示の技術の一態様に係る画像形成装置は、像担持体と、前記像担持体に近接し、前記像担持体を帯電させる帯電部材と、前記帯電部材にDC電圧とAC電圧を重畳させた帯電バイアスを印加する電源と、を有する画像形成装置であって、前記AC電圧の調整処理を実行する制御部を有し、前記制御部は、前記帯電部材に、放電が発生可能な前記AC電圧を印加した時に前記像担持体に流れる電流の、前記像担持体の回転に伴う変動幅に基づき、前記帯電部材と前記像担持体との間の空隙距離に応じた目標電流値を取得する目標電流値取得部と、前記像担持体に前記目標電流値の電流が流れるように、前記AC電圧を調整するAC電圧調整部と、を有することを特徴とする。【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成方法及びプログラムに関する。
電子写真方式の画像形成装置において、帯電部材に対する電圧印加方式として、定電圧制御されたDC(Direct Current)電圧に、定電流制御されたAC(Alternating Current)電圧を重畳するAC帯電方式が知られている。また、帯電工程に用いられる構成として、像担持体と帯電部材との間に微小な空隙を設定する非接触帯電方式が知られている。この方式は、像担持体と帯電部材を接触させて用いる接触帯電方式に比べ、像担持体上に残留するトナーや潤滑剤などの異物が帯電部材に付着しづらいため、異物の付着による帯電ムラを抑えることができる。
しかし、非接触AC帯電方式では、像担持体と帯電部材との間の空隙距離に対し、適正なAC電圧を印加しないと、帯電不足による白ポチ画像や帯電過多による黒ポチ画像等の画像不良が生じる。これに対し、帯電部材で発生し、像担持体に流れる放電電流を検出し、AC電圧を適正に制御する装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1の装置では、放電電流量を検出するために、放電が発生しない帯電バイアスを像担持体に印加する必要があり、これにより像担持体が地汚れを起こす場合があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、像担持体に地汚れを生じさせずに非接触AC帯電を実施することを課題とする。
開示の技術の一態様に係る画像形成装置は、像担持体と、前記像担持体に近接し、前記像担持体を帯電させる帯電部材と、前記帯電部材にDC電圧とAC電圧を重畳させた帯電バイアスを印加する電源と、を有する画像形成装置であって、前記AC電圧の調整処理を実行する制御部を有し、前記制御部は、前記帯電部材に、放電が発生可能な前記AC電圧を印加した時に前記像担持体に流れる電流の、前記像担持体の回転に伴う変動幅に基づき、前記帯電部材と前記像担持体との間の空隙距離に応じた目標電流値を取得する目標電流値取得部と、前記像担持体に前記目標電流値の電流が流れるように、前記AC電圧を調整するAC電圧調整部と、を有することを特徴とする。
本発明の実施形態によれば、像担持体に地汚れを生じさせずに非接触AC帯電を実施することができる。
第1の実施形態の画像形成装置の構成の一例を示す図である。 第1の実施形態の画像形成装置の有する作像部の構成の一例を示す図である。 クリーニングブレードから感光体ドラムに加わる力を説明する図である。 感光体ドラムが撓んでいる様子を説明する図である。 感光体ドラムの回転に伴う感光体ドラムと帯電ローラ間の空隙距離変化の一例を説明する図である。 第1の実施形態の画像形成装置が有する制御部の機能構成の一例を示すブロック図である。 感光体ドラムの回転に伴う空隙距離の変動幅と感光体ドラムに流れる電流値との関係の一例を説明する図である。 電流値の変動幅の範囲と目標電流値との関係を示すデータの一例を説明する図である。 第1の実施形態の画像形成装置の処理の一例を示すフローチャートである。 電流値の変動幅を検出することの必要性を説明する図である。 第2の実施形態の画像形成装置が有する制御部の機能構成の一例を示すブロック図である。 第2の実施形態の画像形成装置の処理の一例を示すフローチャートである。 第3の実施形態の画像形成装置が有する制御部の機能構成の一例を示すブロック図である。 第3の実施形態の画像形成装置の処理の一例を示すフローチャートである。 第4の実施形態の画像形成装置が有する制御部の機能構成の一例を示すブロック図である。 第4の実施形態の画像形成装置の処理の一例を示すフローチャートである。 第5の実施形態の画像形成装置が有する制御部の機能構成の一例を示すブロック図である。 第5の実施形態の画像形成装置の処理の一例を示すフローチャートである。 第6の実施形態の画像形成装置が有する制御部の機能構成の一例を示すブロック図である。 第6の実施形態の画像形成装置の処理の一例を示すフローチャートである。 第7の実施形態の画像形成装置が有する制御部の機能構成の一例を示すブロック図である。 第7の実施形態の画像形成装置の処理の一例を示すフローチャートである。 第8の実施形態の画像形成装置が有する制御部の機能構成の一例を示すブロック図である。 第8の実施形態の画像形成装置の処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
[第1の実施形態]
まず第1の実施形態を、図1〜10を参照しながら説明する。以下、タンデム方式といわれる二次転写機構を有する電子写真方式の画像形成装置を例に説明する。なお、以下で用いる「画像形成」と「印刷」の用語は同義である。
図1は、本実施形態の画像形成装置の構成の一例を示している。図1において、画像形成装置100は、中間転写ユニットと、各色の作像装置20と、露光部21と、二次転写ユニット22と、定着ユニット25とを有している。
中間転写ユニットは、無端ベルトである中間転写ベルト10と、3つの支持ローラ14〜16と、中間転写体クリーニングユニット17とを有している。中間転写ベルト10は支持ローラ14〜16に掛け回され、時計回りに回転する。中間転写体クリーニングユニット17は、第2の支持ローラ15と第3の支持ローラ16の間に設けられ、画像を転写後に中間転写ベルト10の表面に残留する残留トナーを除去する。
作像装置20は、第1の支持ローラ14と第2の支持ローラ15との間に設置されている。また、作像装置20は、中間転写ベルト10の搬送方向に、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの順で設置されている。
作像装置20は、クリーニングユニットと、帯電ローラ18と、除電器と、現像器と、感光体ドラムとを、色ごとに有しており、各色の作像を行う。なお、作像装置20は、画像形成装置100に対して脱着が可能であってもよい。
露光部21は、作像装置20の上方に設けられている。露光部21は、画像形成を行うため、各色の感光体ドラム40にレーザ光を照射し、露光する。
二次転写ユニット22は、中間転写ベルト10の下方に設けられ、2つのローラ23と、二次転写ベルト24とを有する。二次転写ベルト24は、無端ベルトである。また、二次転写ベルト24は、2つのローラ23に掛けられ、回転する。さらに、ローラ23及び二次転写ベルト24は、中間転写ベルト10を押し上げて、第3支持ローラ16に押し当てるように設置されている。
二次転写ベルト24は、中間転写ベルト10の上に形成される画像を、媒体へ転写する。なお、媒体は、例えば紙又はプラスチックシート等である。
定着ユニット25は、二次転写ユニット22の横に設けられている。トナー画像が転写された媒体が定着ユニット25に送られ、定着ユニット25は、画像を媒体に定着させる。また、定着ユニット25は、定着ベルト26と、加圧ローラ27とを有している。定着ベルト26は無端ベルトである。定着ベルト26及び加圧ローラ27は、定着ベルト26に、加圧ローラ27を押し当てるように設置されている。また、定着ユニット25は、加熱を行う。
シート反転ユニット28は、二次転写ユニット22及び定着ユニット25の下方に設けられている。シート反転ユニット28は、送られる媒体の表面と裏面を反転させる。なお、シート反転ユニット28は、表面に画像形成した後、裏面に画像形成する場合に用いられる。
自動給紙装置(ADF(Auto Document Feeder))400は、操作パネルが有するスタートボタンが押され、かつ、給紙台30の上に媒体がある場合には、媒体をコンタクトガラス32の上へ搬送する。一方で、自動給紙装置400は、給紙台30の上に媒体がない場合には、ユーザによって置かれるコンタクトガラス32の上の媒体を読み取るために、画像読み取りユニット300を起動させる。
画像読み取りユニット300は、第1キャリッジ33と、第2キャリッジ34と、結像レンズ35と、CCD(Charge Coupled Device)36と、光源とを有している。画像読み取りユニット300は、コンタクトガラス32の上の媒体を読み取るために、第1キャリッジ33及び第2キャリッジ34を動作させる。
第1キャリッジ33が有する光源から、コンタクトガラス32に向かって、光が発せられる。次に、第1キャリッジ33が有する光源からの光は、コンタクトガラス32の上の媒体で反射する。
反射した光は、第1キャリッジ33にある第1ミラーで、第2キャリッジ34に向かって反射する。次に、第2キャリッジ34で反射した光は、結像レンズ35を通して、読み取りセンサであるCCD36に結像される。
画像形成装置100は、CCD36から取得されるデータに基づいて、Y、M、C及びK、すなわち、各色の画像データを作成する。
画像形成装置100は、操作パネルが有するスタートボタンが押される場合、PC(Personal Computer)等の外部装置から画像形成の指示がある場合、又はファクシミリの出力指示がある場合には、中間転写ベルト10の回転を開始する。
中間転写ベルト10の回転が開始されると、作像装置20は、作像プロセスを開始する。トナー画像が転写された媒体は、定着ユニット25に送られる。次に、定着ユニット25が定着のプロセスを行うと、媒体に画像が画像形成される。
給紙テーブル200は、給紙ローラ42と、給紙ユニット43と、分離ローラ45と、搬送コロユニット48とを有している。また、給紙ユニット43は、複数の給紙トレイ44を有し、搬送コロユニット48は、搬送ローラ47を有している。
給紙テーブル200は、給紙ローラ42のうち、1つの給紙ローラを選択する。次に、給紙テーブル200は、選択される給紙ローラ42を回転させる。
給紙ユニット43は、複数の給紙トレイ44のうち、1つの給紙トレイを選択し、給紙トレイ44から媒体を送る。次に、送り出された媒体は、分離ローラ45によって1枚に分離され、搬送路46に送られる。続いて、搬送路46では、搬送ローラ47によって媒体が画像形成装置100に送られる。
画像形成装置100に送られる媒体は、給紙路53を介してレジストローラ49へ送られる。次に、レジストローラ49へ送られた媒体は、レジストローラ49に突き当てて止められる。続いて、媒体は、トナー画像が二次転写ユニット22に進入する際に、二次転写ユニット22に送られる。
なお、媒体は、手差しトレイ51から送られてもよい。手差しトレイ51から媒体が送られる場合、画像形成装置100は、給紙ローラ50を回転させる。次に、給紙ローラ50は、手差しトレイ51上にある複数の媒体から1枚の媒体を分離させる。続いて、給紙ローラ50は、分離させた媒体を給紙路53へ送る。さらに、給紙路53へ送られる媒体は、レジストローラ49へ送られる。また、媒体がレジストローラ49へ送られた以降の処理は、例えば、給紙テーブル200から媒体を送る場合と同様である。
媒体は、定着ユニット25によって定着が行われ、排出される。また、定着ユニット25から排出される媒体は、切換爪55によって、排出ローラ56に送られる。次に、排出ローラ56は、送られる媒体を排紙トレイ57に送り、排紙する。
また、切換爪55は、定着ユニット25から排出された媒体をシート反転ユニット28に送ってもよい。シート反転ユニット28は、送られてきた媒体の表面と裏面を反転させる。反転させられた媒体は、表面と同様に裏面に画像形成が行われ、排紙トレイ57へ送られる。
一方、中間転写ベルト10に残るトナーは、中間転写体クリーニングユニット17によって除去される。画像形成装置100は、中間転写ベルト10に残るトナーが除去されると、次の画像形成に備える。
次に、本実施形態の画像形成装置100が有する作像装置20の構成の一例を、図2を用いて説明する。図2は、黒色用の作像装置20Kの構成の一例を示している。その他の3色の作像装置20Y、20M、及び20Cは、それぞれ作像プロセスに用いられるトナーの色が異なる点を除き、黒色用の作像装置20Kとほぼ同じに構成されている。そのため、図示と説明を省略し、黒色用の作像装置20Kのみを説明する。
作像装置20Kは、感光体ドラム40と、帯電ローラ18と、現像器29と、クリーニングブレード13と、除電器19とを有している。なお感光体ドラム40は、像担持体の代表的な一例であり、帯電ローラ18は、帯電部材の代表的な一例である。
感光体ドラム40は、負帯電性の有機感光体であり、ドラム状導電性支持体上に感光層等を設けたものである。感光体ドラム40は、基層としての導電性支持体上に、絶縁層である下引き層、感光層としての電荷発生層及び電荷輸送層、保護層、すなわち表面層が順次積層されている。感光体ドラム40の導電性支持体には、例えば体積抵抗が1010Ωcm以下の導電性材料を用いることができる。
帯電ローラ18は、導電性芯金の外周に中抵抗の弾性層を被覆してなるローラ部材である。帯電用高圧電源181から所定の電圧が印加され、帯電ローラ18に対向する感光体ドラム40の表面を一様に帯電する。帯電ローラ18の汚れを除去するクリーニングローラを、帯電ローラ18に接触させて設けた構成としてもよい。帯電用高圧電源181は、「帯電部材にDC電圧とAC電圧を重畳させた帯電バイアスを印加する電源」の代表的な一例である。なお、以下では「DC電圧とAC電圧を重畳させた帯電バイアス」を、単に「帯電バイアス」と呼ぶ場合がある。
現像器29は、感光体ドラム40に対向する現像ローラ29aを有している。現像ローラ29aは、内部に固設されてローラ周面に磁極を形成するマグネットと、マグネットの周囲を回転するスリーブとを有している。マグネットによって現像ローラ29a上に複数の磁極が形成されて、現像ローラ29a上に現像剤が担持される。
クリーニングブレード13は、感光体ドラム40表面に付着する未転写トナー等の付着物を機械的に掻き取る。クリーニングブレード13は、ウレタンゴム等のゴム材料からなり略板状に形成されたブレード状部材であり、感光体ドラム40表面に所定角度かつ所定圧力で当接している。
除電器19は、トナー像が転写された後に、感光体ドラム40表面の電荷を除去する。
帯電ローラ18で一様に帯電された感光体ドラム40は、画像データに応じて露光部21で露光される。感光体ドラム40表面には静電潜像が形成される。現像器29は、感光体ドラム40表面に形成された静電潜像に、トナーを付着させる。これにより感光体ドラム40表面にトナー像が現像される。
転写用高圧電源621で生成された電圧が一次転写ローラ62に印加されることで、感光体ドラム40表面のトナー像は、中間転写ベルト10に転写される。中間転写ベルト10のトナー像は、二次転写ユニット22で媒体に転写され、定着ユニット25で媒体に定着される。感光体ドラム表面の残トナー等は、クリーニングブレード13で除去される。また、感光体ドラム40表面の電荷は、除電器19により除去される。
カラー印刷の場合、同様の構成が色毎に4つ備えられ、色毎で中間転写ベルト10にトナー像が転写され、その後に二次転写、及び定着プロセスが実行される。
ここで、本実施形態では、帯電ローラ18は感光体ドラム40に近接している。すなわち帯電ローラ18は、感光体ドラム40に対し非接触な状態で配置されている。一方クリーニングブレード13と中間転写ベルト10は、感光体ドラム40に接触している。
図3は、感光体ドラム40の周辺を拡大して表示したもので、図2における感光体ドラム40の周辺が、左右反転、及び上下反転されて表示されている。図3において、黒い実線の矢印は感光体ドラム40の回転方向を示し、白抜きの矢印はクリーニングブレード13の押圧方向を示している。
感光体ドラム40の回転に伴い、クリーニングブレード13は動トルクを受け、抗力として灰色の矢印方向に「摩擦により発生する力」を生じさせる。この「摩擦により発生する力」に起因して、感光体ドラム40が撓む場合がある。
図4は、感光体ドラム40の撓みの一例を示している。図4は、感光体ドラム40を半径方向から観察した時の表面付近の形状を示している。白抜きの矢印は、感光体ドラム40の長手方向、すなわち軸方向である。軸方向における中央部と端部で、撓みによる高低差dが生じている。このような撓みは、小径、薄肉、及び長尺の感光体ドラム40を用いた場合等において特に顕著であり、高低差dが数十μm程度になる場合がある。
撓みがあると、感光体ドラム40の軸方向における中心部では、感光体ドラム40の回転に伴い、感光体ドラム40と帯電ローラ18との間の空隙距離が変動する。
なお、上記のクリーニングブレード13の当接による感光体ドラム40の撓みは、感光体ドラム40と帯電ローラ18との間の空隙距離の変動要因の一例である。これ以外にも感光体ドラム40の形状や偏心、或いは帯電ローラ18の形状や偏心等の種々の要因が組み合わさって空隙距離が変動する。「感光体ドラム40と帯電ローラ18との間の空隙距離」を、以下では、単に「空隙距離」と呼ぶ場合がある。
図5は、空隙距離の変動の一例であり、感光体ドラム40を複数回回転させた時の空隙距離の変動を示している。横軸は感光体ドラム40の回転角度であり、縦軸は空隙距離である。このような空隙距離は、例えば静電容量方式の隙間測定器等で測定することができる。
空隙距離の変動は、感光体ドラム40と帯電ローラ18との間の空気による電気抵抗を変動させ、その結果、感光体ドラム40の周方向において、感光体ドラム40の表面に帯電ムラを生じさせる。例えば、空隙距離が長い領域では、電気抵抗が大きくなるため帯電不足になりやすく、空隙距離が短い領域では電気抵抗が小さくなるため、帯電過多になりやすい。帯電不足は白ポチ画像のような異常画像を、また帯電過多は黒ポチ画像のような異常画像を、それぞれ印刷時に発生させる場合がある。
本実施形態では、このような空隙距離の変動に伴う感光体ドラム40の周方向の帯電ムラを抑制するため、放電が発生可能な帯電バイアスを帯電ローラ18に印加した時に、感光体ドラム40に流れる電流値を検出している。そして感光体ドラム40の回転に伴う電流値の変化の最大値と最小値の差分と、空隙距離との関係に基づき、感光体ドラム40に印加するAC電圧を適正に調整している。以下にこの詳細について説明する。なお、「感光体ドラム40の回転に伴う電流値の変化の最大値と最小値の差分」を、以下では「電流値の変動幅」と呼ぶ。この「電流値の変動幅」は、「放電が発生可能な帯電バイアスを印加した時に像担持体に流れる電流の、像担持体の回転に伴う変動幅」の一例である。
まず本実施形態の画像形成装置100が有する制御部の機能構成の一例を、図6のブロック図を参照して説明する。
図6において、制御部160は、電流値変動幅検出部161と、目標電流値取得部162と、メモリ163と、AC電圧調整部164とを有している。また制御部160は、電流値検出部165と、帯電用高圧電源181に接続されている。制御部160は、「AC電圧の調整処理を実行する制御部」の一例である。またメモリ163は、「変動幅と目標電流値との関係を示すデータが記憶された記憶部」の一例である。
帯電用高圧電源181により帯電ローラ18に帯電バイアスが印加され、感光体ドラム40と帯電ローラ18との間の微小な空隙で放電が発生する。放電が発生した状態で、電流値検出部165は、感光体ドラム40に流れる電流値を検出する。
具体的には、感光体ドラム40に流れる電流は、帯電用高圧電源181を通って帯電用高圧電源181の有する電気抵抗で電圧に変換されて、帯電用高圧電源181から電圧値として出力される。電流値検出部165は、帯電用高圧電源181から出力される電圧値を取得し、帯電用高圧電源181の有する電気抵抗に該当する定数を用いて、電流値を算出する。このようにして得られた電流値を検出値としている。電流値のAC成分は周期的に変化するが、電流値検出部165は、変化の平均値を検出する。なお、電流値検出部165として専用の電気回路を設け、帯電用高圧電源181を通さずに、感光体ドラム40に流れる電流値を検出する構成にしてもよい。
感光体ドラム40は、感光体ドラム駆動部166により回転駆動される。電流値検出部165は、感光体ドラム40の所定の回転角度毎に、感光体ドラム40に流れる電流値を検出する。検出された電流値は、電流値変動幅検出部161に出力される。例えば感光体ドラム40が1回転する間に検出された複数の電流値が、電流値変動幅検出部161に出力される。
感光体ドラム駆動部166は、感光体ドラム40に接続されたモータを駆動するための電気回路等で構成されている。画像形成装置100が画像形成を行うために感光体ドラム40を駆動するための駆動部を、感光体ドラム駆動部166として用いてもよい。
電流値変動幅検出部161は、電流値検出部165から、感光体ドラム40の回転に伴う複数の電流値を受け取り、受け取った電流値の変動幅、すなわち最大値と最小値の差分を検出する。空隙距離の変動があった場合、感光体ドラム40と帯電ローラ18との間の空気による電気抵抗が変わるため、電流値も変動する。このような電流値の変動幅が電流値変動幅検出部161により検出され、目標電流値取得部162に出力される。
メモリ163には、電流値の変動幅と目標電流値との関係を示すデータが記憶されている。電流値の変動幅と目標電流値との関係を示すデータは、予め実験、又はシミュレーションにより取得されている。目標電流値の詳細は後述する。目標電流値取得部162は、メモリ163を参照して電流値の変動幅に対応した目標電流値を取得し、AC電圧調整部164に出力する。
AC電圧調整部164は、電流値検出部165の出力を監視しながら、感光体ドラム40に目標電流値の電流が流れるように、帯電用高圧電源181が出力するAC電圧を調整する。なお「目標電流値の電流」は、「目標電流値に等しい電流」と同義であるが、この場合の「等しい」は、差が全くない場合のみをいうのではなく、一般的に誤差とみなされる程度の差異は許容するものである。以降における「目標電流値の電流」も同様である。
AC電圧調整部164により調整されたAC電圧は、印刷時に帯電ローラ18に印加されるAC電圧として使用される。AC電圧調整部164は、「像担持体に目標電流値の電流が流れるように、AC電圧を調整するAC電圧調整部」の一例である。
制御部160のハードウェアは、例えば、CPU(中央処理ユニット;Central Processing Unit)、ROM(リードオンリーメモリ;Read Only Memory)、RAM(ランダムアクセスメモリ;Random Access Memory)等を有して構成される。制御装置150は、ROMに予め記憶されているプログラムに従って、RAMをワークメモリとして用いて、電流値変動幅検出部161、目標電流値取得部162、或いはAC電圧調整部164の機能を実現することができる。なお、制御部160を画像形成装置100の内部に設けてもよい。また、CPUで行う制御処理の一部、又は全部を、電子回路等のハードウェアで実現してもよい。メモリ163は、例えば、USB(Universal Serial Bus)等の外部記憶装置やROMにより実現される。
図7は、放電が発生した状態で、帯電ローラ18に所定のAC電圧を印加した時の、感光体ドラム40の回転に伴う空隙距離の変動幅と、感光体ドラム40に流れる電流値との関係の一例を示している。図示したように両者には相関があり、空隙距離の変動幅に応じて適正な電流値の範囲があることが分かる。このような適正な電流値の範囲における代表値をA、B、及びCとし、それぞれを目標電流値と呼ぶ。代表値は、例えば、空隙距離の変動幅に応じた適正な電流値の範囲毎の平均値である。この目標電流値は、「帯電部材と像担持体との間の空隙距離に応じた目標電流値」の一例である。
空隙距離の変動幅を、図に一点鎖線で示したように、「小」、「中」、及び「大」の3通りに分類すると、分類毎で目標電流値を規定することができる。すなわち空隙距離の変動幅が「大」の場合は、目標電流値は「A」、空隙距離の変動幅が「中」の場合は、目標電流値は「B」、空隙距離の変動幅が「小」の場合は、目標電流値は「C」と、それぞれ規定される。
一方、空隙距離と、電流値検出部165により検出される電流値との相関は明らかである。そのため、感光体ドラム40の回転に伴う電流値の変動幅を検出することで、感光体ドラム40の回転に伴う空隙距離の変動幅の「小」、「中」、及び「大」を把握でき、空隙距離の変動幅に応じた目標電流値を把握することができる。
ここで、感光体ドラム40の回転に伴い、検出される電流値の変動幅をXとする。本実施形態では、電流値の変動幅Xの範囲と目標電流値の関係を予め求めておき、電流値の変動幅Xに応じて目標電流値を取得することにしている。
図8は、電流値の変動幅Xの範囲と目標電流値との関係を示すデータの一例を示している。図8において、a、及びbは、電流値の変動幅Xの範囲を規定する閾値を表している。電流値の変動幅Xが閾値aより大きければ、目標電流値は「A」であり、電流値の変動幅Xが閾値a以下で閾値bより大きければ、目標電流値は「B」である。また電流値の変動幅Xが閾値b以下であれば、目標電流値は「C」である。このようなデータが、メモリ163に記憶されている。
目標電流値取得部162は、電流値の変動幅Xに基づき、メモリ163を参照して目標電流値を取得する。AC電圧調整部164は、目標電流値の電流が感光体ドラム40に流れるように、放電が発生した状態で、帯電ローラ18に印加するAC電圧を調整する。
図9は、本実施形態による処理の一例を示している。
まず、ステップS901において、感光体ドラム駆動部166は感光体ドラム40を回転させる。回転させる回数は、例えば1回であるが、必ずしもこれに限定されず、複数回回転させても構わない。
続いて、ステップS903において、電流値検出部165は、感光体ドラム40の所定の回転角度毎で、感光体ドラム40に流れる電流値を検出し、電流値変動幅検出部161に出力する。
続いて、ステップS905において、電流値変動幅検出部161は、電流値検出部165から受け取った電流値に基づき、感光体ドラム40の回転に伴う電流値の変動幅Xを検出する。電流値の変動幅Xは、目標電流値取得部162に出力される。
続いて、ステップS907において、目標電流値取得部162は、メモリ163を参照し、電流値の変動幅Xが閾値aより大きいかを判断する。
ステップS907で、電流値の変動幅Xが閾値aより大きいと判断された場合は、ステップ909において、目標電流値取得部162は、目標電流値Aを取得する。
一方、ステップS907で、電流値の変動幅Xが閾値a以下と判断された場合は、ステップS911において、目標電流値取得部162は、メモリ163を参照し、電流値の変動幅Xが閾値bより大きいかを判断する。
ステップS911において、電流値の変動幅Xが閾値bより大きいと判断された場合は、ステップ913において、目標電流値取得部162は、目標電流値Bを取得する。
一方、ステップS911で、電流値の変動幅Xが閾値b以下と判断された場合は、ステップS915において、目標電流値取得部162は、目標電流値Cを取得する。
続いて、ステップS917において、AC電圧調整部164は、感光体ドラム40に、取得した目標電流値の電流が流れるように、帯電用高圧電源181が帯電ローラ18に印加するAC電圧を調整する。この場合、AC電圧調整部164は、電流値検出部165の出力を監視しながらAC電圧を調整し、感光体ドラム40に、取得した目標電流値の電流が流れるようにする。
以上に説明したステップS901〜S917の処理を、以下では「AC電圧調整処理」と呼ぶ。「AC電圧調整処理」は、「制御部が実行するAC電圧の調整処理」の一例である。
以上の処理を実行することで、放電が発生した状態で、帯電ローラ18にAC電圧を印加した時に、感光体ドラム40に流れる電流値に対する空隙距離の変動の影響を抑制でき、感光体ドラム40の周方向における帯電ムラを抑制することができる。
なお、従来は、放電が発生しない帯電バイアスを帯電ローラに印加した時と、放電が発生可能な帯電バイアスを帯電ローラに印加した時それぞれで、感光体ドラム40に流れる電流値を検出し、その差分を検出値とした。この場合、放電が発生しない帯電バイアスを帯電ローラに印加した時に、感光体ドラム40に地汚れを生じさせることがあった。また放電の発生の有無で2回の検出を行うため、時間がかかることがあった。本実施形態では、放電が発生可能な帯電バイアスを印加した場合のみに、感光体ドラム40に流れる電流値を検出するため、このような感光体ドラム40の地汚れを防止することができる。言い換えると、像担持体に地汚れを生じさせずに非接触AC帯電を実施することができる。また1回の検出でよいため、検出のための時間を短縮することができる。
ところで、上記では目標電流値を用いてAC電圧を調整する例を示したが、空隙距離の変動の影響を抑制できるようなAC電圧を予め求めておき、これを印加することで感光体ドラム40の周方向における帯電ムラを抑制することも考えられる。しかし、感光体ドラム40や帯電ローラ18の電気抵抗は、周囲の温湿度等により変化しやすい。そのため「空隙距離の変動の影響を抑制できるようなAC電圧」は環境に応じて変化してしまい、帯電ムラを正確に抑制できない場合がある。そのため本実施形態では、温湿度等の影響を受けにくい電流値を、AC電圧を設定するための中間値として用い、この中間値としての目標電流値に基づいてAC電圧を調整している。これにより、周囲の温湿度等の影響を受けずに、帯電ムラを正確に抑制することができる。
また、本実施形態では、感光体ドラム40の回転に伴う電流値の変動幅を検出したが、変動幅に代えて、平均値を検出することも考えられる。しかし図10に例示したように、平均値は、最大値と最小値の和の1/2にならず、空隙距離の上限と下限を十分に考慮できない場合がある。そのため平均値は、必ずしも空隙距離に対して適正な電流値を求めるための指標になるとは言えない場合がある。なお図10では、横軸は感光体ドラム40の回転角度を示し、縦軸は感光体ドラム40に流れる電流値を示している。また101、102、及び103は、それぞれ感光体ドラム40に流れる電流値の最大値、最小値、及び平均値を示している。本実施形態によれば、電流値の変動幅を用いるため、空隙距離の上限と下限を適切に考慮することができる。そして空隙距離に対して適正な目標電流値を取得し、帯電ムラを正確に抑制することができる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態における画像形成装置の一例を、図11〜12を用いて説明する。なお、第1の実施形態において、既に説明した実施形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図11は、本実施形態の画像形成装置100aが有する制御部160aの機能構成の一例を示すブロック図である。
図11において、制御部160aは、印刷ジョブ検知部167と、AC電圧調整完了通知部168とを有し、プリンタ制御部500aに接続している。
画像形成装置100aが印刷ジョブを受け付けた場合、印刷ジョブ検知部167は、印刷ジョブを受け付けたことをプリンタ制御部500aから通知される。印刷ジョブ検知部167が印刷ジョブの受け付けを検知した場合に、制御部160aは、AC電圧調整処理を実行する。
AC電圧調整処理が終了すると、AC電圧調整完了通知部168は、その旨をプリンタ制御部500aに通知する。プリンタ制御部500aは、終了の通知を受けた場合に印刷を実行する。
図12は、本実施形態による処理の一例を示している。まず、ステップS1201において、印刷ジョブ検知部167は、画像形成装置100aが印刷ジョブを受け付けたことを検知する。検知された場合に、ステップS1203において、制御部160aは、AC電圧調整処理を実行する。AC電圧調整処理が終了したら、ステップS1205において、AC電圧調整完了通知部168は、調整処理の終了をプリンタ制御部500aに通知する。プリンタ制御部500aは通知を受けた場合、ステップS1207において、印刷を開始する。
画像形成装置100aの周囲の温湿度の影響等で、感光体ドラムや帯電ローラが膨潤、或いは収縮する場合がある。膨潤や収縮による空隙距離の変動で、帯電ローラに印加するAC電圧が適正なものでなくなり、周方向の帯電ムラに起因する異常画像が発生する場合がある。本実施形態によれば、画像形成装置100aが印刷ジョブを受け付けるたびに、帯電ローラ18に印加するAC電圧の調整を行うため、周方向の帯電ムラを抑制する適正なAC電圧で、印刷を行うことができる。
なお、これ以外の効果は、第1の実施形態で説明したものと同様である。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態における画像形成装置の一例を、図13〜14を用いて説明する。なお、第1〜2の実施形態において、既に説明した実施形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図13は、本実施形態の画像形成装置100bが有する制御部160bの機能構成の一例を示すブロック図である。図13において、制御部160bは、印刷終了検知部169を有し、プリンタ制御部500bに接続している。
印刷終了検知部169は、画像形成装置100bが印刷を実行し、印刷が終了した場合、印刷の終了を示す信号をプリンタ制御部500bから受信し、印刷終了を検知する。印刷終了検知部169が印刷終了を検知した場合、制御部160aは、AC電圧調整処理を実行する。AC電圧調整が終了したら、画像形成装置100bは待機状態に戻る。
図14は、本実施形態による処理の一例を示している。まず、ステップS1401において、画像形成装置100bは、印刷ジョブを受け付け、印刷を実行する。印刷が終了したら、プリンタ制御部500bは印刷の終了を印刷終了検知部169に通知する。
ステップ1403で、印刷終了検知部169が印刷終了を検知したら、ステップS1405において、制御部160bは、AC電圧調整処理を実行する。調整が終了したら画像形成装置100bは待機状態に戻る。
画像形成装置による印刷の前後で、画像形成装置の内部の温湿度が変化し、感光体ドラムや帯電ローラが膨潤、或いは収縮する場合がある。膨潤や収縮による空隙距離の変動で、帯電ローラに印加するAC電圧が適正なものでなくなり、周方向の帯電ムラに起因する異常画像が発生する場合がある。本実施形態によれば、画像形成装置100bが印刷を実行した後に、帯電ローラ18に印加するAC電圧の調整を行うため、周方向の帯電ムラを抑制する適正なAC電圧で、次の印刷を行うことができる。
なお、これ以外の効果は、第1の実施形態で説明したものと同様である。また第2と第3の実施形態を組み合わせて実施してもよい。
[第4の実施形態]
次に、第4の実施形態における画像形成装置の一例を、図15〜16を用いて説明する。なお、第1〜3の実施形態において、既に説明した実施形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図15は、本実施形態の画像形成装置100cが有する制御部160cの機能構成の一例を示すブロック図である。
図15において、制御部160cは、装置起動検知部170を有し、電源ボタン171と、プリンタ制御部500cに接続している。
電源ボタン171は、画像形成装置100cに備えられた画像形成装置100cを起動するためのボタンである。
装置起動検知部170は、画像形成装置100cが電源オフの状態から、電源がオンされ、起動された時にこれを検知する。画像形成装置100cの電源ボタン171が押し下げられたことを機械的、又は電気的に検知してもよいし、プリンタ制御部500cから起動時にその旨の通知を受けてもよい。
装置起動検知部170が装置の起動を検知したら、制御部160cは、AC電圧調整処理を実行する。
図16は、本実施形態による処理の一例を示している。まず、ステップS1601において、装置起動検知部170は、画像形成装置100cが起動されたことを検知する。検知された場合に、ステップS1603において、制御部160cは、AC電圧調整処理を実行する。
本実施形態によれば、画像形成装置100cが起動されるたびに、帯電ローラ18に印加するAC電圧の調整を行うため、画像形成装置100cの起動時の周囲環境に対応し、周方向の帯電ムラを抑制する適正なAC電圧で、印刷を行うことができる。
なお、これ以外の効果は、第1の実施形態で説明したものと同様である。また第2〜4の実施形態を組み合わせて実施してもよい。
[第5の実施形態]
次に、第5の実施形態における画像形成装置の一例を、図17〜18を用いて説明する。なお、第1〜4の実施形態において、既に説明した実施形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図17は、本実施形態の画像形成装置100dが有する制御部160dの機能構成の一例を示すブロック図である。
図17において、制御部160dは、省エネ復帰検知部172を有し、省エネ復帰ボタン173と、プリンタ制御部500dに接続している。
省エネ復帰ボタン173は、画像形成装置100dに備えられ、画像形成装置100dを省エネモードから通常動作モードに復帰させるためのボタンである。
ここで省エネモードとは、画像形成装置100dにおいて、作像エンジン、操作パネル、或いはプリンタ制御部等の一部の構成の電源をオフし、消費電力を削減させるモードである。電源をオフする構成は、削減が要求される消費電力に応じて適宜選択される。一方、通常動作モードは、画像形成装置100dの有する構成の全ての電源がオンされ、印刷等のジョブが実行可能になっている状態である。
省エネ復帰検知部172は、画像形成装置100dが省エネモードの状態から、通常動作モードの状態に復帰したことを検知する。言い換えると、省エネ復帰検知部172は、省エネモードから通常動作モードに移行したことを検知する。
省エネ復帰検知部172は、省エネ復帰ボタン173が、押し下げられたことを機械的、又は電気的に検知する。これにより画像形成装置100dが省エネモードから復帰、すなわち通常動作モードに移行したことを検知する。但し、検知方法はこれに限定されず、例えば省エネモードにおいても電源がオンされているプリンタ制御部500d等の構成から、省エネから復帰したことの通知を受けることで検知してもよい。
省エネ復帰検知部172が、省エネモードからの復帰を検知したら、制御部160dは、AC電圧調整処理を実行する。
図18は、本実施形態による処理の一例を示している。まず、ステップS1801において、省エネ復帰検知部172は、画像形成装置100dが省エネモードから復帰、すなわち通常動作モードに移行したことを検知する。検知された場合に、ステップS1803において、制御部160dはAC電圧調整処理を実行する。
本実施形態によれば、画像形成装置100dが省エネモードから復帰するたびに、帯電ローラ18に印加するAC電圧の調整を行う。これにより画像形成装置100dの周囲環境に対応し、周方向の帯電ムラを抑制する適正なAC電圧を用いて印刷を行うことができる。印刷ジョブ毎にAC電圧調整処理を実行すると、調整の頻度が高すぎ、また画像形成装置の起動毎にAC電圧調整処理を実行すると、調整の頻度が低すぎるといった場合に、その間に位置づけられる頻度で、AC電圧調整処理を実行できるという効果も得られる。
なお、これ以外の効果は、第1の実施形態で説明したものと同様である。また第2〜5の実施形態を組み合わせて実施してもよい。
[第6の実施形態]
次に、第6の実施形態における画像形成装置の一例を、図19〜20を用いて説明する。なお、第1〜5の実施形態において、既に説明した実施形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図19は、本実施形態の画像形成装置100eが有する制御部160eの機能構成の一例を示すブロック図である。
図19において、制御部160eは、経過時間検知部174と、メモリ175とを有し、タイマー176と、プリンタ制御部500eに接続している。
タイマー176は時刻データを取得し、経過時間検知部174に出力する。
経過時間検知部174は、前回AC電圧を調整した時刻からの経過時間を検知する。例えば、2時間毎にAC電圧調整処理を実行すると設定した場合、経過時間検知部174は、前回AC電圧調整処理が実行された時刻から2時間の経過を検知する。
より具体的には、経過時間検知部174は、前回AC電圧調整処理が実行された時刻データをメモリ175に記憶しておき、メモリ175に記憶された時刻データと、その時点のタイマー176の出力を比較することで経過時間を検知する。つまり、経過時間検知部174は、前回制御部160eがAC電圧調整処理を実行した時から、所定値以上の時間が経過したことを検知する。
経過時間が所定値以上になった場合に、制御部160eは、AC電圧調整処理を実行する。タイマー176は、時間計測のために画像形成装置100eに備えられたものを用いてもよい。AC電圧調整処理が実行された後、経過時間検知部174は、メモリ175に記憶された、前回AC電圧調整処理が実行された時刻のデータを更新する。
図20は、本実施形態による処理の一例を示している。まず、ステップS2001において、タイマー176は時刻データを取得し、経過時間検知部174に出力する。
続いてステップS2003において、経過時間検知部174は、メモリ175に記憶された時刻と、その時点のタイマー176の出力を比較することで、前回AC電圧調整処理が実行された時からの経過時間を検知する。
経過時間が所定値以上の場合、ステップS2005において、制御部160eは、AC電圧調整処理を実行する。経過時間が所定値を超えていない場合は、ステップ2001に戻り、タイマー176は時刻データを取得する。
AC電圧調整処理が終了したら、ステップS2007において、経過時間検知部174は、メモリ175に記憶された、前回AC電圧調整処理が実行された時刻データを更新する。
本実施形態によれば、所望の時間間隔で定期的に、帯電ローラ18に印加するAC電圧の調整を行うため、周囲環境に対応し、周方向の帯電ムラを抑制する適正なAC電圧で印刷を行うことができる。
なお、これ以外の効果は、第1の実施形態で説明したものと同様である。また第2〜6の実施形態を組み合わせて実施してもよい。
[第7の実施形態]
次に、第7の実施形態における画像形成装置の一例を、図21〜22を用いて説明する。なお、第1〜6の実施形態において、既に説明した実施形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図21は、本実施形態の画像形成装置100fが有する制御部160fの機能構成の一例を示すブロック図である。
図21において、制御部160fは、湿度変化量検知部177と、メモリ178とを有し、湿度センサ179と、プリンタ制御部500fに接続している。
湿度センサ179は湿度データを取得し、湿度変化量検知部177に出力する。
湿度変化量検知部177は、前回AC電圧調整処理が実行された時から湿度が所定値以上変化したことを検知する。例えば、湿度が10%以上変化したらAC電圧調整処理を実行すると設定した場合、湿度変化量検知部177は、前回AC電圧調整処理が実行された時から10%以上の湿度変化を検知する。
より具体的には、湿度変化量検知部177は、前回AC電圧調整処理が実行された時の湿度データをメモリ178に記憶しておき、メモリ178に記憶された湿度データと、その時点の湿度センサ179の出力を比較することで、湿度の変化量を検知する。つまり湿度変化量検知部177は、前回、制御部160fがAC電圧調整処理を実行した時から、画像形成装置の内部、又は周辺の湿度が、所定値以上変化したことを検知する。
湿度変化量が所定値以上になった場合に、制御部160fは、AC電圧調整処理を実行する。湿度センサ179は、湿度計測のために画像形成装置100fに備えられたものを用いてもよい。AC電圧調整処理が実行された後、湿度変化量検知部177は、メモリ178に記憶された、前回AC電圧調整処理が実行された時の湿度データを更新する。
図22は、本実施形態による処理の一例を示している。まず、ステップS2201において、湿度センサ179は湿度データを取得し、湿度変化量検知部177に出力する。
続いてステップS2203において、湿度変化量検知部177は、メモリ178に記憶された湿度データと、その時点の湿度センサ179の出力を比較することで、前回AC電圧調整処理が実行された時からの湿度の変化量を検知する。
変化量が所定値以上の場合、ステップS2205において、制御部160fは、AC電圧調整処理を実行する。変化量が所定値を超えていない場合は、ステップS2201に戻り、湿度センサ179は湿度データを取得する。
AC電圧調整処理が終了したら、ステップS2207において、湿度変化量検知部177は、メモリ178に記憶された、前回AC電圧調整処理が実行された時の湿度データを更新する。
なお、湿度センサ179は、設置位置を変えることで、画像形成装置の内部の湿度と、画像形成装置の周辺の湿度の何れも計測可能である。したがって本実施形態では、画像形成装置の内部と周辺の何れの湿度変化を検知してもよい。
本実施形態によれば、所定の湿度変化があった場合に帯電ローラ18に印加するAC電圧の調整を行うため、画像形成装置の内部や周囲の環境に対応し、周方向の帯電ムラを抑制する適正なAC電圧で、印刷を行うことができる。
なお、これ以外の効果は、第1の実施形態で説明したものと同様である。また第2〜7の実施形態を組み合わせて実施してもよい。
[第8の実施形態]
次に、第8の実施形態における画像形成装置の一例を、図23〜24を用いて説明する。なお、第1〜7の実施形態において、既に説明した実施形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図23は、本実施形態の画像形成装置100gが有する制御部160gの機能構成の一例を示すブロック図である。
図23において、制御部160gは、温度変化量検知部190と、メモリ191とを有し、温度センサ192と、プリンタ制御部500gに接続している。
温度センサ192は、温度データを取得し、温度変化量検知部190に出力する。
温度変化量検知部190は、前回AC電圧調整処理が実行された時から温度が所定値以上変化したことを検知する。例えば、温度が5℃以上変化したらAC電圧調整処理を実行すると設定した場合、温度変化量検知部190は、前回AC電圧調整処理が実行された時から5℃以上の温度変化を検知する。
より具体的には、温度変化量検知部190は、前回AC電圧調整処理が実行された時の温度データをメモリ191に記憶しておき、メモリ191に記憶された温度データと、その時点の温度センサ192の出力を比較することで、温度の変化量を計測する。つまり温度変化量検知部190は、前回、制御部160gがAC電圧調整処理を実行した時から、画像形成装置の内部、又は周辺の温度が、所定値以上変化したことを検知する。
温度変化量が所定値以上になった場合に、制御部160gは、AC電圧調整処理を実行する。温度センサ192は、温度計測のために画像形成装置100gに備えられたものを用いてもよい。AC電圧調整処理が実行された後、温度変化量検知部190は、メモリ191に記憶された、前回AC電圧調整処理が実行された時の温度データを更新する。
図24は、本実施形態による処理の一例を示している。まず、ステップS2401において、温度センサ192は温度データを取得し、温度変化量検知部190に出力する。
続いてステップS2403において、温度変化量検知部190は、メモリ191に記憶された温度データと、その時点の温度センサ192の出力を比較することで、前回AC電圧調整処理が実行された時からの温度の変化量を検知する。
変化量が所定値以上の場合、ステップS2405において、制御部160gは、AC電圧調整処理を実行する。変化量が所定値を超えていない場合は、ステップS2401に戻り、温度センサ192は温度データを取得する。
AC電圧調整処理が終了したら、ステップS2407において、温度変化量検知部190は、メモリ191に記憶された、AC電圧調整処理が実行された時の温度データを更新する。
なお、温度センサ192は、設置位置を変えることで、画像形成装置の内部の温度と、画像形成装置の周辺の温度の何れも計測可能である。したがって本実施形態では、画像形成装置の内部と周辺の何れの温度変化を検知してもよい。
本実施形態によれば、所定の温度変化があった場合に帯電ローラ18に印加するAC電圧の調整を行うため、周囲環境に対応し、周方向の帯電ムラを抑制する適正なAC電圧で、印刷を行うことができる。
なお、これ以外の効果は、第1の実施形態で説明したものと同様である。また第2〜8の実施形態を組み合わせて実施してもよい。
以上、実施形態に係る画像形成装置、画像形成方法、及びプログラムについて説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。
10 中間転写ベルト
13 クリーニングブレード
18 帯電ローラ(帯電部材の一例)
181 帯電用高圧電源
19 除電器
21 露光部
29 現像器
40 感光体ドラム(像担持体の一例)
62 一次転写ローラ
621 転写用高圧電源
100、100a、100b、100c、100d、100e、100f、100g 画像形成装置
160、160a、160b、160c、160d、160e、160f、160g 制御部(AC電圧の調整処理を実行する制御部)
161 電流値変動幅検出部
162 目標電流値取得部
163、175、178、191 メモリ
164 AC電圧調整部
165 電流値検出部
166 感光体ドラム駆動部
500a、500b、500c、500d、500e、500f、500g プリンタ制御部
167 印刷ジョブ検知部
168 AC電圧調整完了通知部
169 印刷終了検知部
170 装置起動検知部
171 電源ボタン
172 省エネ復帰検知部
173 省エネ復帰ボタン
174 経過時間検知部
176 タイマー
177 湿度変化量検知部
179 湿度センサ
190 温度変化量検知部
192 温度センサ
特開2016−126193号公報

Claims (11)

  1. 像担持体と、
    前記像担持体に近接し、前記像担持体を帯電させる帯電部材と、
    前記帯電部材にDC電圧とAC電圧を重畳させた帯電バイアスを印加する電源と、を有する画像形成装置であって、
    前記AC電圧の調整処理を実行する制御部を有し、
    前記制御部は、前記帯電部材に、放電が発生可能な前記帯電バイアスを印加した時に前記像担持体に流れる電流の、前記像担持体の回転に伴う変動幅に基づき、前記帯電部材と前記像担持体との間の空隙距離に応じた目標電流値を取得する目標電流値取得部と、
    前記像担持体に前記目標電流値の電流が流れるように、前記AC電圧を調整するAC電圧調整部と、を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記目標電流値取得部に参照される、前記変動幅と前記目標電流値との関係を示すデータが記憶された記憶部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記画像形成装置が印刷ジョブを受け付けた場合に、前記調整処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1、又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記画像形成装置が印刷ジョブを終了した場合に、前記調整処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記画像形成装置が起動した場合に、前記調整処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記画像形成装置が省エネモードから通常動作モードに移行した場合に、前記調整処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前回、前記制御部が前記調整処理を実行した時から、所定値以上の時間が経過した場合に、前記調整処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前回、前記制御部が前記調整処理を実行した時から、前記画像形成装置の内部、又は周辺の湿度が所定値以上変化した場合に、前記調整処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前回、前記制御部が前記調整処理を実行した時から、前記画像形成装置の内部、又は周辺の温度が所定値以上変化した場合に、前記調整処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の画像形成装置。
  10. 像担持体と、
    前記像担持体に近接し、前記像担持体を帯電させる帯電部材と、
    前記帯電部材にDC電圧とAC電圧を重畳させた帯電バイアスを印加する電源と、を有する画像形成装置による画像形成方法であって、
    前記帯電部材に、放電が発生可能な前記帯電バイアスを印加したときに前記像担持体に流れる電流の、前記像担持体の回転に伴う変動幅に基づき、前記帯電部材と前記像担持体との間の空隙距離に応じた目標電流値を取得する工程と、
    前記像担持体に前記目標電流値の電流が流れるように、前記AC電圧を調整する工程と、を有する
    ことを特徴とする画像形成方法。
  11. 像担持体と、
    前記像担持体に近接し、前記像担持体を帯電させる帯電部材と、
    前記帯電部材にDC電圧とAC電圧を重畳させた帯電バイアスを印加する電源と、を有する画像形成装置において実行されるプログラムであって、
    前記帯電部材に、放電が発生可能な前記帯電バイアスを印加したときに前記像担持体に流れる電流の、前記像担持体の回転に伴う変動幅に基づき、前記帯電部材と前記像担持体との間の空隙距離に応じた目標電流値を取得する手順と、
    前記像担持体に前記目標電流値の電流が流れるように、前記AC電圧を調整する手順と、を有する
    ことを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021064671A (ja) * 2019-10-11 2021-04-22 京セラ株式会社 太陽電池モジュール

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