JP2011096503A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタの移動作業を行う際の作業性を改善する。
【解決手段】コネクタは、相手ハウジング40に嵌合可能なハウジング10と、ハウジング10の外面における嵌合方向と直交する幅方向の端部に形成される突部21とを備える。相手ハウジング40に形成された凹部46に突部21が嵌合することで両ハウジング10、40の嵌合動作が進行し、凹部46に突部21が嵌合しないことで両ハウジング10、40の嵌合動作が規制される。突部21におけるハウジング10の幅方向中央側を向く面は外向きに傾斜する斜面24とされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタに関する。
従来のコネクタが特許文献1に開示されている。このものは、幅方向に細長い角ブロック状のハウジングを備え、ハウジングは相手ハウジングに嵌合可能とされている。ハウジングの4隅部にはそれぞれ角柱状の突部が形成され、相手ハウジングには、突部と対応する位置に、それぞれ凹部が形成されている。この場合、各突部が各凹部と嵌合する関係にあると、両ハウジングの嵌合動作が進行し、各突部が各凹部と嵌合する関係にないと、両ハウジングの嵌合動作が規制される。したがって、両ハウジングが誤った組み合わせで嵌合されるのが防止されるようになっている。
特開2009−163998号公報(第6図)
ところで、上記従来のコネクタを嵌合方向と直交する幅方向に変位させ、例えば、パネルの貫通孔に挿通させる場合があった。かかる場合に、パネルの貫通孔の孔縁に突部が引っ掛かり、コネクタの移動作業に支障をきたすおそれがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、コネクタの移動作業を行う際の作業性を改善することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、相手ハウジングに嵌合可能なハウジングと、前記ハウジングの外面における嵌合方向と直交する方向となる幅方向の端部に形成される突部とを備え、前記相手ハウジングに形成された凹部に前記突部が嵌合する関係にある場合には両ハウジングの嵌合動作が進行し、前記凹部に前記突部が嵌合する関係にない場合には前記両ハウジングの嵌合動作が規制されるコネクタであって、前記突部における前記ハウジングの幅方向中央側を向く面は外向きに傾斜する斜面とされているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記斜面を有する前記突部は前記ハウジングの前記幅方向両端部に形成されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記ハウジングの外縁は略4角形状をなし、前記斜面を有する前記突部は前記ハウジングの4隅部のそれぞれに形成されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載のものにおいて、前記凹部は、前記筒状のフード部の内面に形成され、前記斜面と対応する相手斜面を有しているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
突部が凹部に嵌合するのか否かによって両ハウジングの誤嵌合が防止される。また、ハウジングを幅方向に移動させる場合に、仮にその移動方向に障害物があっても、突部の斜面に障害物が摺動することにより、突部と障害物との引っ掛かりが回避され、移動作業を円滑に行うことができる。したがって、本発明によれば、コネクタの移動作業を行う際の作業性が改善される。
<請求項2の発明>
例えば、ハウジングを幅方向に移動させてパネルの貫通孔に挿通させようとする場合、幅方向両端部に位置する各突部のうち、ハウジングの貫通孔への挿通方向後方に位置する突部の斜面によって、貫通孔への挿通時におけるハウジングの移動案内が円滑になされる。また、ハウジングの貫通孔への移動方向前方に位置する突部の斜面によって、貫通孔への抜出時におけるハウジングの移動案内が円滑になされる。
<請求項3の発明>
突部がハウジングの4隅部のそれぞれに形成されているから、両ハウジングの誤嵌合防止の信頼性が向上するとともに、ハウジングの強度が高められる。
<請求項4の発明>
凹部が筒状のフード部の内面に形成されていて斜面と対応する相手斜面を有しているから、フード部における相手斜面と対応する部位の肉厚が増加する。したがって、フード部の強度が高められる。その結果、例えば、両ハウジングの嵌合時に、相手ハウジングに対しハウジングが斜めにこじった姿勢をとっていても、突部の凹部への嵌合によってフード部が膨出変形されるのが回避され、ひいてはハウジングのこじり姿勢が矯正され得る。
本発明の実施形態1のコネクタがパネルの貫通孔に挿通される状態を示す正面図である。 コネクタがパネルの貫通孔から抜き出される状態を示す正面図である。 コネクタの背面図である。 相手ハウジングの正面図である。 レバーが待機位置に保持されたコネクタの平面図である。 レバーが嵌合位置に保持され、相手ハウジングに正規嵌合されたコネクタの平面図である。 別のハウジングの正面図である。 また別のハウジングの正面図である。 また別のハウジングの正面図である。 さらに別のハウジングの正面図である。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図10によって説明する。本実施形態のコネクタは、ハウジング10、レバー60及び図示しない端子金具を備え、ハウジング10は相手ハウジング40に嵌合可能とされている。ハウジング10は回路パターンに応じて複数種用意され、これに対応して、相手ハウジング40も複数種用意されている。なお、以下の説明において前後方向については、両ハウジング10、40の嵌合面側を前方とする。
相手ハウジング40は合成樹脂製であって、全体として幅方向(嵌合方向と直交する方向であって図6に示す左右方向)に細長い略角筒状のフード部41を備えている。フード部41内には複数の相手端子金具42のタブ43が突出して配置され、各相手端子金具42は複数サイズで構成されていてフード部41の奥壁に所定配列で装着されている。
フード部41の左右両壁(短辺側の壁)の内面における高さ方向略中央部には、一対の係合爪44が突出して形成されている。両係合爪44の先端はフード部41の開口縁側に配置されている。
フード部41の上下両壁(長辺側の壁)の内面における幅方向中央寄りの位置には、左右一対ずつの略円柱状のカムフォロア45が形成されている。また、フード部41の上下両壁の内面における4隅寄りの位置のそれぞれには、両ハウジング10、40の嵌合時にハウジング10に形成された突部21(後述する)が嵌合する凹部46が形成されている。各凹部46は、突部21と対応する形状をなし、フード部41の幅方向中央側に位置する内面に、内向きに傾斜するテーパ状の相手斜面47を有している。相手斜面47は、全種の相手ハウジング40に共通して形成されるものであり、その傾斜内に肉盛りがなされる分、フード部41の強度が高められた形態となっている。なお、各凹部46の全体的な形状、配置は、相手ハウジング40の種類毎に異なっている。
ハウジング10は合成樹脂製であって、全体として幅方向に細長い略角ブロック状のハウジング本体11と、ハウジング本体11の後面を覆うようにこのハウジング本体11に被せ付けられるカバー12とを備えている。カバー12は、前方及び幅方向一側に開口するキャップ状をなし、ハウジング本体11の後面と間隔をあけて対向する背板13を有している。
ハウジング本体11には、図1に示すように、複数のキャビティ14が前後方向に形成されている。各キャビティ14内には後方から端子金具が挿入され、正規挿入された端子金具は各キャビティ14の内面に形成されたランス15によって弾性的に抜け止めされるようになっている。各端子金具は、相手端子金具42と対応するよう複数サイズで構成され、相手端子金具42のタブ43を受容してこれに接続可能な箱状の部分と、図示しない電線の端末に接続される部分とを有している。各電線は、ハウジング10の後面から引き出されたあとカバー12の背板13に沿って幅方向一側へ強制的に屈曲させられ、さらにカバー12の幅方向一側における開口から外部へ導出される。
ハウジング本体11の左右両側面(短辺側の外面)の高さ方向中央部には、両ハウジング10、40の嵌合過程で相手側の係合爪44を受容する係合溝16が前後方向に延出して形成されている。係合溝16の溝面には係合爪44が摺動可能とされ、これによって両ハウジング10、40の嵌合案内がなされる。
ハウジング本体11の上下両面(長辺側の外面)の後端部における幅方向中央寄りの位置には、図5に示すように、レバー60を回動可能に支持する左右一対ずつの略円柱状の支軸17が形成されている。レバー60は、コネクタのレイアウト状況に応じて、左右いずれか一方の組の支軸17に選択的に装着される。また、ハウジング本体11の上下両面の前端部における幅方向一側へ寄った位置には、レバー60の弾性係止片66(後述する)を受ける係止受部18が形成されている。係止受部18は、ハウジング本体11の上下両面と少しの間隔をあけて平行に配置される突片19を有している。
レバー60は合成樹脂製であって全体として板状をなし、高さ方向の連結部61と、連結部61の両端から互いに略平行に突出する一対のアーム部62とからなる。両アーム部62には支軸17を受ける軸受部63が貫通して形成され、連結部61にはロック片64が撓み可能に形成されている。かかるレバー60は、ハウジング10に対して、支軸17(軸受部63)を中心として待機位置と嵌合位置との間を回動可能に装着されている。待機位置では、連結部61がカバー12の背板13の後方に配置され、嵌合位置では、連結部61がハウジング10の幅方向一側又は他側に配置される。また嵌合位置では、ロック片64が相手側の係合爪44を引っ掛け状態で弾性的に係止し、これによって両ハウジング10、40が離脱規制状態に保持される。
アーム部62には所定方向に延びてその外周縁に開口するカム溝65が形成されている。両ハウジング10、40の嵌合時には、カム溝65内にカムフォロア45が進入し、レバー60の嵌合位置への回動に伴いカムフォロア45がカム溝65の溝面を摺動してカム作用が発揮され、これによって両ハウジング10、40が低嵌合力で嵌合されるようになっている。
アーム部62の外周縁には、弾性係止片66が切り欠いて形成されている。弾性係止片66は、ハウジング本体11と係止受部18との間に配置されるものであって、アーム部62の外周縁に沿って延出する形状とされ、その基端部を支点としてアーム部62の板面方向に撓み変形可能とされている。弾性係止片66の基端部の外面には、嵌合位置にて係止受部18の突片19を係止することでレバー60の待機位置への移動を規制する基端側係止突起67が形成されている。また、弾性係止片66の先端部の外面には、待機位置にて係止受部18の突片19を係止することでレバー60の嵌合位置への移動を規制する先端側係止突起68が形成されている。
さて、ハウジング本体11の4隅部のそれぞれには、相手側の凹部46に嵌合可能な突部21が形成されている。各突部21は、ハウジング本体11の上下両面の幅方向両端部において高さ方向に突出する形状とされ、複数種のハウジング10毎に全体として異なる形状、配置で構成されている。このハウジング10の場合、各突部21は、ハウジング本体11の上下両面のそれぞれにおいて、ハウジング本体11の幅方向中央を挟んで対称な形状をなしている。具体的には、ハウジング本体11の上面に配置される両突部21はハウジング本体11の左右両側面と面一で連なる垂直面22を有し、ハウジング本体11の下面に配置される両突部21はハウジング本体11の左右両側面との間に段差23を介して連なる垂直面22を有している。そして、各突部21は、前後方向に延出する形状とされ、全長に亘って略同一の断面3角形状をなしている。各突部21の後端はハウジング本体11の全長の概ね半分の位置にあり、ここに嵌合位置に至ったレバー60におけるアーム部62の前端が対向して配置される(図6を参照)。
また、各突部21におけるハウジング本体11の幅方向中央側を向く面は、外向き(ハウジング本体11の上面に配置される両突部21は上向きで、ハウジング本体11の下面に配置される両突部21は下向き)に傾斜するテーパ状の斜面24とされ、両ハウジング10、40の嵌合時には相手斜面47と対面して当接可能に配置される。この斜面24は全種のハウジング10に共通して形成されるものである。
ハウジング本体11の外縁には略全周に亘って面取りが施されており、このうち、ハウジング10の幅方向両端縁(ハウジング本体11の左右両側面の前縁、係合溝16の溝底面の前縁、及び突部21の垂直面22の前縁)は他よりも傾斜角の緩い幅広の面取り部25とされている。
なお、本実施形態の場合、このハウジング10とは別に、図7〜図10に示す4種類のハウジング10A〜10Dが用意されており、各ハウジング10、10A〜10D同士は各突部21の形状、配置の相違によって互いに構造的に識別されている。このうち、図10に示すハウジング10Dでは、ハウジング本体11の幅方向一側に配置される両突部21に、ハウジング本体11の幅方向中央部に向けて外向きに傾斜する端部斜面28が形成されている。
次に、本実施形態の作用を説明する。なお、とくに言及しない限り、ハウジング10A〜10Dは以下に説明するハウジング10の態様に準じる。
本実施形態のコネクタは、相手ハウジング40との嵌合に先立ち、パネル90に形成された貫通孔91に挿通され、パネル90の出口側で相手ハウジング40との嵌合作業を行うものである。この場合、ハウジング10はその幅方向をパネル90の板厚方向に向けながら貫通孔91に対して横向きの姿勢で挿通される(図1を参照)。
各突部21のうち、ハウジング10の貫通孔91への挿通方向後方に位置する突部21Bは、その挿通方向に沿った斜面24を有している。したがって、貫通孔91に挿入されたハウジング10をパネル90の出口側へ抜き出す際、仮に、前記挿通方向後方に位置する突部21Bが貫通孔91の孔縁に干渉しても、この突部21Bの斜面24が貫通孔91の孔縁を摺動することにより、ハウジング10をパネル90の出口側に引っ掛かりなく円滑に取り出すことができる。
また、各突部21のうち、ハウジング10の貫通孔91への挿通方向前方に位置する突部21Aは、その挿通方向とは逆向きの方向に沿った斜面24を有している。したがって、貫通孔91に挿入されたハウジング10をその挿入方向とは逆向きに引き抜く際、仮に、前記挿入方向前方に位置する突部21Aが貫通孔91の孔縁に干渉しても、この突部21Aの斜面24が貫通孔91の孔縁を摺動することにより、ハウジング10をパネル90の入り口側に引っ掛かりなく円滑に取り出すことができる(図2を参照)。
さらに、図10に示すハウジング10Dでは、各突部21のうち、ハウジング10Dの貫通孔91への挿通方向前方に位置する突部21Aがその挿通方向に沿った端部斜面28を有しているため、ハウジング10Dを貫通孔91に挿入する際、仮に、前記挿通方向前方に位置する突部21Aが貫通孔91の孔縁に干渉しても、この突部21Aの端部斜面28が貫通孔91の孔縁を摺動することにより、ハウジング10Dをパネル90の貫通孔91に引っ掛かりなく円滑に挿入することができる。
その後、パネル90の出口側では、両ハウジング10、40の嵌合作業が行われる。両ハウジング10、40の嵌合にあたり、両ハウジング10、40が正しい組み合わせであれば、各突部21が対応する各凹部46に嵌合されて、両ハウジング10、40の嵌合動作が進行する。こうして両ハウジング10、40が正規嵌合されると、両端子金具が正規深さで電気的に接続される。
一方、両ハウジング10、40が正しい組み合わせでない場合には、各突部21が対応する各凹部46に嵌合せず、両ハウジング10、40の嵌合動作が規制される。このとき、各突部21は対向する各凹部46とその形状と配置の少なくともいずれか一方で不一致となる。したがって、本実施形態によれば、両ハウジング10、40が誤った組み合わせで嵌合される事態を回避できる。
以上説明したように、本実施形態によれば、ハウジング10を幅方向に移動させる場合に、パネル90等の障害物があっても、突部21の斜面24に障害物が摺動することにより、突部21と障害物との引っ掛かりが回避される。したがって、コネクタの移動作業を行う際の作業性が改善される。
また、ハウジング10を幅方向に移動させてパネル90の貫通孔91に挿通させる場合において、幅方向両端部に位置する各突部21のうち、ハウジング10の貫通孔91への挿通方向後方に位置する突部21Bの斜面24によって、貫通孔91への挿通時におけるハウジング10の移動案内が円滑になされるとともに、ハウジング10の貫通孔91への移動方向前方に位置する突部21Aの斜面24によって、貫通孔91への抜出時におけるハウジング10の移動案内が円滑になされる。
また、突部21がハウジング10の4隅部のそれぞれに形成されているから、両ハウジング10、40の誤嵌合防止の信頼性が向上するとともに、ハウジング10の強度が高められる。
さらに、凹部46が筒状のフード部41の内面に形成されていて斜面24と対応する相手斜面47を有しているから、フード部41における相手斜面47と対応する部位の肉厚が増加する。したがって、フード部41における凹部46周辺の強度が高められる。その結果、例えば、両ハウジング10、40の嵌合時に、相手ハウジング40に対しハウジング10が斜めにこじった姿勢をとっていても、突部21の凹部46への嵌合によってフード部41が膨出変形されるのが回避され、ひいてはハウジング10のこじり姿勢が矯正され得る。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)突部及び凹部はそれぞれハウジング及びフード部の幅方向両端側の2隅部のみに形成されるものであってもよい。
(2)突部及び凹部はそれぞれハウジング及びフード部の幅方向片端側でかつ高さ方向両端側の2隅部のみに形成されるものであってもよい。
(3)突部及び凹部はそれぞれハウジング及びフード部の幅方向片端側でかつ高さ方向片端側の1隅部のみに形成されるものであってよい。
(4)斜面は曲面状をなすものであってもよい。
(5)本発明は、上記の利用態様に限らず、例えば、コネクタをその収容ボックスから取り出すような場合にも、突部の斜面によってその取り出し作業の作業性を改善することができるので好適に用いられる。
10…ハウジング
21…突部
24…斜面
40…相手ハウジング
41…フード部
46…凹部
47…相手斜面

Claims (4)

  1. 相手ハウジングに嵌合可能なハウジングと、
    前記ハウジングの外面における嵌合方向と直交する方向となる幅方向の端部に形成される突部とを備え、
    前記相手ハウジングに形成された凹部に前記突部が嵌合する関係にある場合には両ハウジングの嵌合動作が進行し、前記凹部に前記突部が嵌合する関係にない場合には前記両ハウジングの嵌合動作が規制されるコネクタであって、
    前記突部における前記ハウジングの幅方向中央側を向く面は外向きに傾斜する斜面とされていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記斜面を有する前記突部は前記ハウジングの前記幅方向両端部に形成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記ハウジングの外縁は略4角形状をなし、前記斜面を有する前記突部は前記ハウジングの4隅部のそれぞれに形成されていることを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記凹部は、前記筒状のフード部の内面に形成され、前記斜面と対応する相手斜面を有していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載のコネクタ。
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