JP2003229196A - コネクタ - Google Patents
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- housing
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/436—Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
- H01R13/4361—Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion
- H01R13/4362—Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion comprising a temporary and a final locking position
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/422—Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means
- H01R13/4223—Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means comprising integral flexible contact retaining fingers
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
部位がキャビティに対して位置ずれするのを抑制する。 【解決手段】 フロントホルダ30は、幅広キャビティ
群11Lと幅狭キャビティ群11Sのうち幅狭キャビテ
ィ群11Sにのみ対応する形態とされているので、全て
のキャビティに一括して対応する形態のものに比べる
と、本願のフロントホルダ30は小面積のものとなって
いる。したがって、フロントホルダ30の樹脂成形時に
おける収縮量が小さく抑えられ、その分、フロントホル
ダ30の寸法のバラツキが小さくなり、その結果、フロ
ントホルダ30における小キャビティ12Sとの対応部
位(壁部や開口部など)と小キャビティ12Sとの間で
の位置ずれが抑制される。
Description
備えたコネクタに関するものである。
子金具を挿入し、キャビティの内壁に沿って設けた片持
ち状のランスによって端子金具を抜け止めするコネクタ
において小型を図る場合、端子金具及びキャビティの幅
寸法を小さくすることは比較的容易に実現できるのに対
し、端子金具を抜け止めするためのランスについては強
度確保の必要上、その幅を小さくすることが困難である
ことから、ランスの幅寸法がキャビティの幅寸法に近い
寸法とならざるを得ない。そのため、ランスと対応する
領域及びランスよりも前方の領域においては、キャビテ
ィ幅とランス幅の寸法差を利用して端子金具の前端部両
側縁を支えるための支持部を形成する、ということがで
きない。たとえ、支持部を形成できたとしても、その支
持幅は極めて狭く、端子金具を確実に支持することは期
待できない。
32公報には、キャビティの前端部を構成する壁部(端
子金具の前端部と対応する支持壁及び各キャビティの前
止まり壁)を有する別体部品としてのフロントホルダ
を、ハウジングの前面に組み付ける構造について開示さ
れている。このようにすれば、フロントホルダの壁部に
よって端子金具の前端部を支えることができる。
タは、キャビティの幅寸法が狭くて端子金具の前端部を
支持するための支持部を形成することが困難な幅狭キャ
ビティ群と、キャビティの幅寸法が広くて端子金具の前
端部を支持するための支持部を形成することのできる幅
広キャビティ群との2種類のキャビティ群を有する、い
わゆるハイブリッドタイプのものであるが、フロントホ
ルダとしては、幅狭キャビティ群だけでなく、幅広キャ
ビティ群にも対応するような一枚板状のものとされてい
た。
ホルダが大型化(大面積化)して、その樹脂成形時にお
ける収縮量も大きくなり、その分、フロントホルダの寸
法のバラツキが大きくなるが、これは、フロントホルダ
におけるキャビティとの対応部位(壁部や開口部など)
とキャビティとの間での位置ずれが増大することを意味
する。このようになると、フロントホルダの壁部に前端
部を嵌合させている端子金具が正規の位置からずれて、
相手側端子との接触信頼性低下を来したり、開口部を通
過してキャビティ内に挿入される導通検査用治具や端子
抜取り用治具などの操作や動作が正確に行われなくなる
などの可能性がある。
ロントホルダにおけるキャビティとの対応部位がキャビ
ティに対して位置ずれするのを抑制することを目的とし
ている。
に複数のキャビティが形成されているとともに、その各
キャビティの内壁に沿ってランスが形成されたハウジン
グと、前記キャビティに対し後方から挿入されるととも
に前記ランスにより抜け止めされる端子金具とを備え、
前記キャビティと前記ランスとの幅寸法の差によって前
記端子金具の前端部を支持するための支承部が形成され
た複数のキャビティを集合配置してなる幅広キャビティ
群と、前記キャビティと前記ランスとの幅寸法の差が前
記幅広キャビティ群における前記キャビティと前記ラン
スとの幅寸法の差よりも小さく、前記支承部の形成され
ていない複数のキャビティを集合配置してなる幅狭キャ
ビティ群とが混在されているコネクタにおいて、前記ハ
ウジングには、前記幅広キャビティ群と前記幅狭キャビ
ティ群のうち前記幅狭キャビティ群にのみ対応し、且つ
その幅狭キャビティ群のキャビティの前端部を構成する
とともに前記端子金具の前端部を支持可能な支持部を有
するフロントホルダが組み付けられている構成とした。
て、前記ハウジングの前面には前記フロントホルダを収
容可能な凹部が形成され、この凹部に前記フロントホル
ダが組み付けられた状態では、そのフロントホルダの前
面が前記ハウジングの前面に対してほぼ面一状となる構
成とした。
ルダは、幅広キャビティ群と幅狭キャビティ群のうち幅
狭キャビティ群にのみ対応する形態とされているので、
全てのキャビティに一括して対応する形態のものに比べ
ると、本発明のフロントホルダは小面積のものとなって
いる。したがって、フロントホルダの樹脂成形時におけ
る収縮量が小さく抑えられ、その分、フロントホルダの
寸法のバラツキが小さくなり、その結果、フロントホル
ダにおけるキャビティとの対応部位(壁部や開口部な
ど)とキャビティとの間での位置ずれが抑制される。
ウジングの前面のうちの一部のみを占めるのであるが、
組付け状態においてフロントホルダとハウジングの前面
同士は面一状となるので、ハウジングの前面形状の簡素
化が実現される。
体化した実施形態1を図1乃至図11を参照して説明す
る。本実施形態のコネクタは、合成樹脂製のハウジング
10と、大小2種類の端子金具20L,20Sと、合成
樹脂製のフロントホルダ30とを備えて構成されてい
る。
ク状をなし、その内部には、左右一対の幅広キャビティ
群11Lとこの幅広キャビティ群11Lの間に挟まれる
ように配置された1つの幅狭キャビティ群11Sとが混
在して形成されている。幅広キャビティ群11Lは、上
下左右に整列された状態で集合配置された複数の大キャ
ビティ12Lから構成されている。大キャビティ12L
は前後方向に細長く略方形断面をなし、各大キャビティ
12L内には後方から大端子金具20Lが挿入されるよ
うになっている。大キャビティ12Lの内部には、大端
子金具20Lを抜け止めするためのランス13Lが、大
キャビティ12Lの底壁に沿って前方へ片持ち状に突出
するとともに下方(=大端子金具20Lの挿入経路外へ
退避する方向)へ弾性撓みし得るように形成されてい
る。ランス13Lの左右両側及びランス13Lの前方に
はランス13Lを成形するための金型(図示せず)の型
抜き空間が形成されているのであるが、大キャビティ1
2Lの幅寸法はランス13Lの幅寸法に比べて十分大き
い寸法であるため、ランス13Lの左右両側及びランス
13Lの前方領域においては、大キャビティ12Lの内
側面から突出する左右一対の支承部15が形成されてい
る。この支承部15は、大キャビティ12Lの長さ方向
(=大端子金具20Lの挿入方向)と平行に前後方向に
細長く延びたリブ状をなしており、大キャビティ12L
に挿入された大端子金具20Lの前端部の左右両側縁部
がこの両支承部15によって下から支えられるようにな
っている。
Lとなっているとともに、後端部の電線圧着部22Lに
電線23を圧着により接続したものである。大キャビテ
ィ12Lに挿入される過程では、大端子金具20Lはそ
の角筒部21Lによってランス13Lを下方へ弾性撓み
させ、正規挿入位置に達すると、ランス13Lが弾性復
帰して角筒部21Lの係止部24Lに対して後方から係
止し、もって、大端子金具20Lが抜止め状態に保持さ
れる。また、正規挿入された大端子金具20Lの前端
部、即ち角筒部21Lは支承部15によって下から支え
られる。
列された状態で集合配置された複数の小キャビティ12
Sから構成されている。小キャビティ12Sは前後方向
に細長く略方形断面をなしている。この小キャビティ1
2Sの幅寸法及び高さ寸法はいずれも大キャビティ12
Lよりも小さい寸法とされ、また、小キャビティ12S
間の左右方向のピッチ及び上下方向のピッチも、大キャ
ビティ12Lのそれよりも小さい寸法に設定されてい
る。各小キャビティ12S内には後方から小端子金具2
0Sが挿入されるようになっている。小キャビティ12
Sの内部には、小端子金具20Sを抜け止めするための
ランス13Sが、小キャビティ12Sの底壁に沿って前
方へ片持ち状に突出するとともに下方(=小端子金具2
0Sの挿入経路外へ退避する方向)へ弾性撓みし得るよ
うに形成されている。
の前方にはランス13Sを成形するための金型(図示せ
ず)の型抜き空間が形成されているのであるが、小キャ
ビティ12Sの幅寸法はランス13Sの幅寸法よりも僅
かに大きいだけであるため、ランス13Sの左右両側及
びランス13Sの前方領域には、上記大キャビティ12
Lに形成された支承部15に相当する手段は形成されて
いない。したがって、このままでは小キャビティ12S
に挿入された小端子金具20Sの前端部を下から支える
ことはできないのであるが、その対策として、フロント
ホルダ30が用いられている。
ルダ30を組み付けるための構造が採用されている。即
ち、ハウジング10の前面においては、幅広キャビティ
群11Lと幅狭キャビティ群11Sのうち幅狭キャビテ
ィ群11Sのみに対応する方形領域を切欠した形態の凹
部16が形成されている。この凹部16は、ハウジング
10の前面だけでなくハウジング10の下面にも開口さ
れており、このハウジング10の下面における開口部か
らフロントホルダ30が凹部16内に嵌合されるように
なっている。また、凹部16の奥端面(=小キャビティ
12Sに対する小端子金具20Sの挿入方向と直角な平
坦面)においては、全ての小キャビティ12Sが開口さ
れ、そのランス13Sの前端部が凹部16の奥端面の直
近に臨んでいる。
向(小キャビティ12Sに対する小端子金具20Sの挿
入方向と直交する方向)に直線状に延びる左右対称な一
対のガイド溝17が形成されている。このガイド溝17
はアリ溝状をなしており、具体的には、ガイド溝17の
後側の内面は、凹部16の奥端面に対して面一状に連続
しているのに対して、ガイド溝17の前側の内面は後側
の内面に対して斜めに対応する平坦面となっている。ガ
イド溝17の下端はハウジング10の下面に開口されて
おり、このガイド溝17の下端からフロントホルダ30
のガイドリブ31が嵌入される。そして、このガイド溝
17とガイドリブ31の嵌合により、フロントホルダ3
0が凹部16への組付け時にガイドされるようになって
いる。また、ガイド溝17には、そのほぼ中間高さを切
欠した形態の抜止孔18が形成されている。この抜止孔
18は、フロントホルダ30が凹部16から下方へ離脱
することを規制する機能を発揮する。尚、この抜止孔1
8は、この抜止孔18を金型成形したときに形成された
型抜き孔18Hを介してハウジング10の前面に開口さ
れている。
幅方向中央部分を切欠した形態の係止孔19が形成され
ている。フロントホルダ30が凹部16に正規組付けさ
れた状態では、フロントホルダ30の係止突起33が係
止孔19に嵌合されるようになっている。フロントホル
ダ30は、凹部16に隙間なく嵌合し得るような方形の
厚板状をなし、フロントホルダ30の上下寸法、幅寸法
及び厚さ寸法(=前後寸法)は、夫々、凹部16の上下
寸法、幅寸法及び奥行き寸法と同じ寸法とされている。
そして、フロントホルダ30が凹部16に対して正規組
み付けたされた状態では、フロントホルダ30の前面が
ハウジング10の前面に対して面一状に連なるととも
に、フロントホルダ30の下面がハウジング10の下面
に対して面一状に連なるようになっている。
下方向に直線状に延びる左右対称な一対のガイドリブ3
1が形成されている。このガイドリブ31は凹部16の
ガイド溝17に対して前後左右のガタ付きなく且つ隙間
なく嵌合し得るような形状をなし、ガイドリブ31の後
面及び下端面はフロントホルダ30の後面及び下端面に
対して面一状に連続している。また、ガイドリブ31の
左右外側面には台形をなす抜止め突起32が形成されて
おり、フロントホルダ30が凹部16に対して正規の位
置まで組み付けられた状態では、抜止め突起32が凹部
16の抜止孔18に嵌合することでフロントホルダ30
の下方への遊動及び凹部16からの前方への抜けが規制
される。さらに、フロントホルダ30の上面には、その
幅方向中央位置から上方へ突出する係止突起33が形成
されている。この係止突起33の後面はフロントホルダ
30の後面に対して面一状に連続している。そして、フ
ロントホルダ30が凹部16に対して正規組付けされた
状態では、係止突起33が凹部16の係止孔19に対し
て下から嵌入されるようになっている。
ビティ12Sと対応する複数の方形の端子収容部34が
形成されている。端子収容部34の幅寸法および高さ寸
法は小キャビティ12Sとほぼ同じ寸法とされている。
フロントホルダ30が凹部16に正規組付けされた状態
においては、端子収容部34を構成する上下左右の周壁
は小キャビティ12Sの上下両面及び左右両側面に対し
てほぼ面一となるような位置関係となる。そして、周壁
のうち端子収容部34の下面壁となる部分は、小キャビ
ティ12Sに挿入された小端子金具20Sの前端部を下
から支承するための支持部35とされている。また、各
端子収容部34の前端は、タブ挿入口37と治具挿入口
38とを有する前止まり壁36となっており、これら複
数の前止まり壁36の外面(=前面)は、全体として平
坦状をなすフロントホルダ30の前面を構成している。
Sとなっているとともに、後端部の電線圧着部22Sに
電線23を圧着により接続したものである。小キャビテ
ィ12Sに挿入される過程では、小端子金具20Sはそ
の角筒部21Sによってランス13Sを下方へ弾性撓み
させ、正規挿入位置に達すると、ランス13Sが弾性復
帰して角筒部21Sの係止部24Sに対して後方から係
止し、もって、小端子金具20Sが抜止め状態に保持さ
れるようにらなっている。また、正規挿入された小端子
金具20Sの前端部、即ち角筒部21Sは、小端子金具
20Sの挿入前に組み付けられているフロントホルダ3
0の支持部35によって下から支えられるようになって
いる。
トホルダ30が正規の姿勢とは上下反転した不正な姿勢
(=凹部16に対する組付け方向において正逆反対向き
となる姿勢)で組み付けられるのを防止する手段とし
て、ハウジング10には組付け規制部17Sが形成され
ているとともに、フロントホルダ30には切欠部39が
形成されている。組付け規制部17Sは、各ガイド溝1
7の上端部(=凹部16に対するフロントホルダ30の
組付け方向前方の奥端部)を下方へ方形状に肉盛りした
形態で形成され、この組付け規制部17Sの下面は凹部
16の天井面(=凹部16に対して正規に組み付けられ
たフロントホルダ30の上端面が当接又は接近して対応
する面)よりも下方に位置する。一方、切欠部39は、
各ガイドリブ31の上端部をフロントホルダ30の上面
よりも低い位置となるように方形状に切り欠いた形態と
されており、この切欠部39の切欠深さは組付け規制部
17Sの肉盛り寸法と同じ寸法とされている。したがっ
て、フロントホルダ30が正しい姿勢で凹部16の正規
位置まで組み付けられた状態では、切欠部39と組付け
規制部17Sとが殆ど隙間なく嵌合するようになってい
る。
ントホルダ30を正規の姿勢で組み付けられる際には、
まず、フロントホルダ30の上端部をハウジング10の
下面側から凹部16内に少し進入させ、次いで、ガイド
リブ31の上端部をガイド溝17の下端部に嵌入させ
る。後は、ガイド溝17とガイドリブ31との嵌合によ
り、フロントホルダ30が所定の姿勢を保ちつつ上方へ
スライドする。このとき、フロントホルダ30の抜止め
突起32がガイドリブ31よりも外方へ突出しているの
で、ハウジング10は凹部16の幅を広げるように変形
すると同時に、フロントホルダ30がその幅を狭めるよ
うに変形する。
まで組み付けられると、組付け規制部17Sと切欠部3
9とが嵌合されるとともに、フロントホルダ30の上面
が凹部16の天井面に当接又は接近して対応する状態と
なる(図2及び図7を参照)。この状態では、抜止め突
起32が抜止孔18に係止されるため、フロントホルダ
30の下方への遊動及び凹部16からの離脱が規制され
る。また、ガイド溝17とガイドリブ31との係合及び
係止突起33と係止孔19の係合により、フロントホル
ダ30の前方への遊動及び凹部16からの前方への離脱
が規制される。以上により、フロントホルダ30は、正
規の組付け状態にロックされる。
子収容部34が各小キャビティ12Sと対応し、小端子
金具20Sの挿入に備える。また、フロントホルダ30
の前面と下面はハウジング10の前面及び下面に対して
ほぼ面一状となる。フロントホルダ30を組み付けた
後、各小キャビティ12Sに小端子金具20Sを挿入す
ると、各小端子金具20Sの角筒部21Sの前端が端子
収容部34内に嵌入される。これにより、角筒部21S
はフロントホルダ30の支持部35によって下から支承
される(図7を参照)。
た不正な姿勢で凹部16に組み付けようとした場合に
は、組付けの初期においてガイドリブ31がガイド溝1
7の下端部に嵌合され、その後、凹部16への嵌合が進
められる。そして、フロントホルダ30の上面が凹部1
6の天井面に到達する前に、ガイドリブ31の上端(正
しい姿勢のときには下端となる)が組付け規制部17S
に対して下から当接し、それ以上のフロントホルダ30
の組み付け動作が規制される(図3を参照)。この状態
では、ハウジング10の下面側にフロントホルダ30の
一部が突出しているので、この状態を前方又は側方から
目視確認することにより、フロントホルダ30の組み付
け姿勢が不正であることが判る。また、この不正な組み
付け状態では、端子収容部34の高さが小キャビティ1
2Sよりも低い位置となるため、このまま小端子金具2
0Sを小キャビティ12Sに挿入しようとしても、角筒
部21Sがフロントホルダ30の後面と干渉するため正
規位置まで挿入させることはできない。
ルダ30の組み付け姿勢が適正である状態と組み付け姿
勢が不正である状態とを目視によって容易に確認するこ
とができるので、不正な姿勢で組み付けられたことが看
過されることがなく、ひいては、不正な姿勢での組付け
を防止することができる。また、ハウジング10のうち
ガイド溝17を形成した部分は、肉が薄くなるのでその
分剛性が低くなることが懸念されるのであるが、組付け
規制部17Sはガイド溝17の奥端部を肉盛りした形態
としたので、組付け規制部17Sを形成した部分の近傍
においては剛性向上が図られている。
ティ群11Lと幅狭キャビティ群11Sのうち幅狭キャ
ビティ群11Sにのみ対応する形態とされているので、
全てのキャビティに一括して対応する形態のものに比べ
ると、本実施形態のフロントホルダ30は小面積のもの
となっている。したがって、フロントホルダ30の樹脂
成形時における収縮量が小さく抑えられ、その分、フロ
ントホルダ30の寸法のバラツキが小さくなり、その結
果、フロントホルダ30における小キャビティ12Sと
の対応部位(壁部や開口部など)と小キャビティ12S
との間での位置ずれが抑制されている。
10の前面のうちの一部のみを占めるのであるが、組付
け状態においてフロントホルダ30とハウジング10の
前面同士はほぼ面一状となるので、ハウジング10の前
面がフラットとなり、前面の形状簡素化が実現されてい
る。 [他の実施形態]本発明は上記記述及び図面によって説
明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次の
ような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さら
に、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更し
て実施することができる。
に幅狭キャビティ群が1箇所に集合させた場合について
説明したが、本発明は、1つのハウジングに複数の幅狭
キャビティ群を配置させたものにも適用することができ
る。 (2)上記実施形態では幅狭キャビティ群をキャビティ
における幅方向中央に配置した場合について説明した
が、本発明は、幅狭キャビティ群が左右いずれか一方に
片寄った位置に配置されている場合にも適用することが
できる。
端子金具の挿入後方に対して直交する方向に組み付ける
ようにしたが、本発明によれば、フロントホルダは、端
子金具の挿入方向と平行な方向に組み付けられるように
してもよい。
一部切欠正面図
の一部切欠正面図
み付けた状態の正面図
底面図
の底面図
断面図
の断面図
み付けた状態の断面図
面図
Claims (2)
- 【請求項1】 内部に複数のキャビティが形成されてい
るとともに、その各キャビティの内壁に沿ってランスが
形成されたハウジングと、 前記キャビティに対し後方から挿入されるとともに前記
ランスにより抜け止めされる端子金具とを備え、 前記キャビティと前記ランスとの幅寸法の差によって前
記端子金具の前端部を支持するための支承部が形成され
た複数のキャビティを集合配置してなる幅広キャビティ
群と、 前記キャビティと前記ランスとの幅寸法の差が前記幅広
キャビティ群における前記キャビティと前記ランスとの
幅寸法の差よりも小さく、前記支承部の形成されていな
い複数のキャビティを集合配置してなる幅狭キャビティ
群とが混在されているコネクタにおいて、 前記ハウジングには、前記幅広キャビティ群と前記幅狭
キャビティ群のうち前記幅狭キャビティ群にのみ対応
し、且つその幅狭キャビティ群のキャビティの前端部を
構成するとともに前記端子金具の前端部を支持可能な支
持部を有するフロントホルダが組み付けられていること
を特徴とするコネクタ。 - 【請求項2】 前記ハウジングの前面には前記フロント
ホルダを収容可能な凹部が形成され、この凹部に前記フ
ロントホルダが組み付けられた状態では、そのフロント
ホルダの前面が前記ハウジングの前面に対してほぼ面一
状となる構成としたことを特徴とする請求項1記載のコ
ネクタ。
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