JP2011094052A - 浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】新聞や電話帳等の、繊維の密度が粗で高浸透性の印刷用紙を利用する分野で印刷されたときに、ドライダウンを抑え、青味の色相及び高い黒色度を有し、且つ、印刷適性が良好である浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物を提供する。
【解決手段】(1)比着色力50〜70%、平均一次粒子径65〜100nm、窒素吸着比表面積20〜40m/g、及び、DBP吸油量60〜100g/100cmである中性カーボンブラック、(2)ロジン変性フェノール樹脂及び/又はロジン変性マレイン酸樹脂、(3)ギルソナイト樹脂、石油樹脂及び重質油からなる群より選択される少なくとも1種、並びに、(4)油成分を含有する浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、新聞や電話帳等、繊維の密度が粗で高浸透性の印刷用紙を利用する分野で印刷される浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物に関する。より詳しくは、補色剤を用いずとも青味の色相で黒色度が高く、且つ、印刷適性が良好である浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物に関する。
オフセット印刷は、油性インキが水と反発する性質を利用して、凹凸のない印刷版で印刷することを特徴とした印刷方式である。上記印刷版は、凹凸の代わりに親油性の画像部と、親水性の非画像部が形成されている。そして、印刷に際しては、先ず、湿し水が印刷版に供給され、非画像部が湿し水で湿潤された状態となる。次に、油性インキが印刷版に供給されると、湿し水で湿潤された非画像部では、油と水の反発によりインキが付着せず、画像部のみに油性インキが付着するため、印刷版面にインキ画像を形成することができる。更に、その印刷版のインキ画像がブランケット、紙に、順次転移して印刷が行われる。
上記オフセット印刷方式は、印刷版の製版が比較的簡単で、得られる印刷物は美粧性が高く、さらに高速で大量の印刷物を印刷するのに適するという特徴がある。そこで、この様な特徴を生かして、パンフレット、ポスター、カレンダーなどの高い美粧性が要求される分野から、新聞、雑誌、電話帳など、そこそこの印刷品質であっても大量に印刷される分野まで広く利用されている。
その中でも新聞や電話帳の印刷は、コストを抑えて大量に印刷するという特徴から、一般的に繊維が粗く多孔質の印刷用紙が利用される。それに応じて、印刷後すぐに流動性分が紙中に浸透することにより、高速印刷の間でもセットあるいは乾燥することが可能な浸透乾燥型のインキが利用されている。上記の新聞や電話帳の印刷では、活字が多いというのが大きな特徴であり、黒色である墨インキが主体となる。また、紙質として、高浸透性の表面の白色度が低い印刷用紙に印刷されることから、地色に対してコントラストが高く、浸透成分が浸透した後でも紙の表面に十分な黒色度を有するという印刷性能が要求される。したがって、浸透乾燥型のオフセット印刷用墨インキ組成物としては、高黒色度、青味の色相(紙の地色に対してコントラストが向上する)と浸透による濃度低下(ドライダウン)を起こさない印刷適性を有することが必要である。
この様なインキ性能は、着色材として使用するカーボンブラックに大きく依存する。カーボンブラックは、生成直後の一次粒子がさらに凝集体を形成した構造からなり、一次粒子径や凝集体の大きさにより特性は異なる。具体的には、一次粒子径が小粒子径、中粒子径、大粒子径と大きくなるにつれて、青味の色相で、分散性、流動性は向上するが着色力(濃度、黒色度)は低下する傾向がある。また、凝集体として小凝集体、中凝集体、大凝集体と大きくなるにつれて、分散性、流動性は向上するが黒色度は低下する傾向がある。これまで、インキでは黒色度、流動性、印刷適性等の総合的な性能が重視され、概ね、中粒子径と中凝集体のカーボンブラックが利用されてきた。また、同じ着色材としても、塗料用途では小粒子径と小凝集体のもの、プラスチック用途では中粒子径と小凝集体のもの、また、ゴム補強用途では大粒子径と小〜大凝集体のものが好ましい範囲とされている。
しかし、インキ用途に適する中粒子径と中凝集体のカーボンブラックを分散すると、色相は赤味あるいは黄味になり、また、高い黒色度を得ることも困難といった問題がある。そこで、従来の浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物では、赤味や黄味の色相を青味にするために、高価な藍顔料や染料等の補色剤を加えて調整されていた(例えば、特許文献1参照)。
ところが、この浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物では、ドライダウンの問題は未解決のままであり、また、ドライダウンが起こった時に十分な青味の色相が維持できないという現象が見られ、加えてコストアップにより経済的にも不利といった問題を有していた。そこで、さらに補色剤を利用せず、カーボンブラック自体でインキの要求性能を付与するための検討が行われている。
上記のとおり、墨インキの黒色度や色相は、使用するカーボンブラックの一次粒子径と凝集体の大きさに依存する。そして、ドライダウンの発生についても、インキの流動性等が影響し、間接的には一次粒子径と凝集体の大きさに依存する。
これまでにも、一次粒子径と凝集体の大きさの数値を限定することにより、黒色度、青味の色相等を改善する技術が開示されている。なお、カーボンブラックの一次粒子径の大きさは窒素吸着比表面積により、また、凝集体の大きさはDBP吸油量により表わされることが多く、例えば、比着色力:80〜115%、窒素吸着比表面積:50〜100m/g、DBP吸油量:60〜100cm/100g(インキ用途に適する範囲であるが、その中で比較的低着色力、大粒子径、小〜大凝集体)、遠心沈降法による凝集体径(Dmod):140〜230nmを有する印刷インキ用カーボンブラック(特許文献2)が提案されている。また、比着色力:80〜95%、窒素吸着比表面積:60〜120cm/g、DBP吸油量:80〜120cm/100gを有するカーボンブラック(インキ用途に適する範囲であるが、その中でより低着色力、大粒子径、小〜大凝集体)、ロジン変性フェノール樹脂、溶剤を含有するオフセット印刷用インキ(特許文献3)等が提案されている。
さらに、上記のオフセット印刷用インキ組成物の、ドライダウンによる印刷後の黒色度不足の問題を解決し、より青味色相の浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物として、着色力:50〜80%、窒素吸着比表面積:30〜50m/g、DBP吸油量:100〜140cm/100gを有するカーボンブラック(ゴム補強用途に適する範囲で、その中でもより低着色力、大粒子径、大凝集体)、ロジン変性フェノール樹脂、溶剤を含有するオフセット印刷用インキ(特許文献4)も知られている。
しかし、いくら色相やドライダウンに対する性能が向上しても、印刷インキ組成物として、総合的な性能が良好でなければならない。そのためには、カーボンブラックにおける、黒色度と流動性や分散性との基本的に相反する性能を双方で満足し、その上で、青味の色相でドライダウンが少ないという特徴を付加したインキ組成物が求められる。
特開平06−192996号公報 特開平07−018200号公報 特開2006−282774号公報 特開2008−163063号公報
そこで、本発明の課題は、新聞や電話帳等の、繊維の密度が粗で高浸透性の印刷用紙を利用する分野で印刷されたときに、ドライダウンを抑え、青味の色相及び高い黒色度を有し、且つ、印刷適性が良好である浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物を提供することである。
本発明者らは、上記の課題を解決するために鋭意検討した結果、一般にはインキ用途で利用されない低着色力、大粒子径、小凝集体の中性カーボンブラックと、分散助剤としてギルソナイト樹脂、石油樹脂及び重質油から選ばれる少なくとも1種とを組み合わせて利用することにより、カーボンブラックの元来の青味の色相が生かされ、かつ、低着色力が改善され得ることを見出した。具体的には、上述の組み合わせにより、青味の色相で、良好な分散安定性と流動性、高い黒色度、少ないドライダウンを実現できることを見出し、本発明に至ったものである。
すなわち、本発明は、(1)比着色力50〜70%、平均一次粒子径65〜100nm、窒素吸着比表面積20〜40m/g、及び、DBP吸油量60〜100g/100cmである中性カーボンブラック、(2)ロジン変性フェノール樹脂及び/又はロジン変性マレイン酸樹脂、(3)ギルソナイト樹脂、石油樹脂及び重質油からなる群より選択される少なくとも1種、並びに、(4)油成分を含有することを特徴とする浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物に関する。
上記(3)ギルソナイト樹脂、石油樹脂及び重質油からなる群より選択される少なくとも1種が、重質油とギルソナイト樹脂及び/又は石油樹脂とであり、上記重質油とギルソナイト樹脂及び/又は石油樹脂との合計含有量が、中性カーボンブラックの含有量100質量部に対して1〜150質量部であることが好ましい。
また、上記(3)ギルソナイト樹脂、石油樹脂及び重質油からなる群より選択される少なくとも1種が、ギルソナイト樹脂及び/又は石油樹脂であり、上記ギルソナイト樹脂及び/又は石油樹脂の含有量が、中性カーボンブラックの含有量100質量部に対して1〜60質量部であることが好ましい。
上記(4)油成分は、非芳香族系石油溶剤、植物油、及び、植物油由来の脂肪酸エステル化合物からなる群より選択される少なくとも1種であることが好ましい。
以下、本発明の浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物について詳細に説明する。
本発明の浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物は、(1)特定の中性カーボンブラック、(2)ロジン変性フェノール樹脂及び/又はロジン変性マレイン酸樹脂、(3)ギルソナイト樹脂、石油樹脂及び重質油からなる群より選択される少なくとも1種、並びに、(4)油成分を含有する。
本発明の浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物を構成する中性カーボンブラックは、比着色力50〜70%、平均一次粒子径65〜100nm、窒素吸着比表面積20〜40m/g、及び、DBP吸油量60〜100g/100cmであるpH6.0〜8.0の中性カーボンブラックである。
上記比着色力、窒素吸着比表面積、DBP吸油量は、いずれもJIS K 6217に準拠して定義されたものである。
上記平均一次粒子径は、電子顕微鏡による粒子の観察により求められる粒子径の算術平均値である。
上述の特性値を有する中性カーボンブラックは、本来、ゴム補強用途に分類されるもので、その中でも、さらに低い着色力、大粒子径、小凝集体の範囲にあることを特徴とするものである。
これらの個々の特性値と得られる浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物の性能との関係として、まず、比着色力が低いものを利用すると、インキ組成物の濃度、黒色度が共に低くなる傾向がある。一方、カーボンブラックの平均一次粒子径が大きくなると、青味の色相が強くなり、本発明の目的に対して好ましい結果を得られ易いが、半面、比着色力は低くなることが知られている。したがって、平均一次粒子径の大きなカーボンブラックを使用する場合、濃度や黒色度をいかに向上させるかといった課題が残る。
そこで、本発明においては、平均一次粒子径及び窒素吸着比表面積を上述の範囲に規定して、青味の色相の強い中性カーボンブラックを選択し、かつ、後述する分散助剤を併用することにより、濃度と黒色度とが高い浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物を得ることを可能にしたのである。
さらに、本発明で使用する上記中性カーボンブラックは、特定のDBP吸油量を有する。上記DBP吸油量もカーボンブラックの凝集体の大きさを表すファクターとして、カーボンブラックの分散性、インキ組成物の流動性や黒色度に影響を与える数値である。本発明においては、特に中性カーボンブラックのDBP吸油量を上述の範囲とすることにより、ドライダウンの発生を極力抑えた浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物を得ることを可能にしたのである。
上記中性カーボンブラックの含有量は、上記浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物中に10〜30質量%であることが好ましい。上記含有量が10質量%未満であると、黒色度が不足するおそれがあり、30質量%を超えると、印刷適性が低下するおそれがある。上記中性カーボンブラックの含有量は、上記浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物中15〜25質量%であることがより好ましい。
次に、本発明の浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物を構成するロジン変性フェノール樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂としては、従来からオフセット印刷インキで使用されている質量平均分子量が1万〜20万のものが使用できる。
一般に、質量平均分子量が1万より小さいと、上記インキ組成物として十分な粘度を得ることが困難となり、一方20万より大きいと上記インキ組成物の流動性が低下するので好ましくない。
上記質量平均分子量は、ゲルパーメーションクロマトグラフィー法によるポリスチレン換算した値である。
本発明の浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物は、ロジン変性フェノール樹脂とロジン変性マレイン酸樹脂のいずれか一方を含むものであってもよいし、2種を併用したものであってもよい。
上記ロジン変性フェノール樹脂及び/又はロジン変性マレイン酸樹脂の含有量は、上記浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物中に合計量で5〜30質量%であることが好ましい。
上記含有量が5質量%未満であると、充分な粘度を得ることが困難となる上に、インキ皮膜の凝集力が弱くなって耐久性が低下するおそれがある。上記含有量が、30質量%を超えると、粘度が高くなりすぎて印刷が困難になるおそれがある。上記含有量は、7〜25質量%であることがより好ましい。
次に、本発明の浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物を構成するギルソナイト樹脂、石油樹脂、重質油について説明する。
本発明の浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物は、ギルソナイト樹脂、石油樹脂及び重質油からなる群より選択される少なくとも1種を含有する。
これらのギルソナイト樹脂、石油樹脂及び重質油は、上記中性カーボンブラックの顔料分散のために分散助剤として使用されるものである。
上記ギルソナイト樹脂としては、ギルソナイト、及び、ギルソナイトからの抽出物で軟化点120〜125℃の脂肪族炭化水素系樹脂が挙げられる。
上記ギルソナイトは、JIS−K 5500に定義されている通り、ユタ州産のアスファルタイトを指し、硬質ビチューメンの一種で、良質の黒ワニスの塗膜形成要素として用いられるものである。
本発明では、上記ギルソナイトとしては、従来からオフセット印刷用墨インキに使用されるものが使用でき、例えばアメリカン・ギルソナイト社(American Gilsonite)から市販されている製品等を使用することができる。
上記ギルソナイトからの抽出物は、ギルソナイト、つまり天然アスファルタイトから抽出された軟化点120〜125℃の脂肪族炭化水素系樹脂であり、芳香族系の炭化水素、灰分、軽質留分を含まず、且つ脂肪族系のインキ溶剤及び植物油成分への優れた溶解性を持つものである。
本発明では、上記ギルソナイトからの抽出物としては、例えばアメリカン・ギルソナイト社から市販されている、Gilsonite ER−125等を使用することができる。なお、ここでいう軟化点はASTM E28−92に準拠して測定した値である。
上記石油樹脂は、石油系不飽和炭化水素を直接原料とし、シクロペンタジエンを主原料とする樹脂、又は、高級オレフィン系炭化水素を主原料とする樹脂である。
本発明においては、上記石油樹脂としては特に限定されず、上記原料を主体とした石油樹脂の他に、石油樹脂をフェノール変性したフェノール樹脂変性石油樹脂も使用できる。
上記石油樹脂の具体的としては、日石ネオポリマーグレード120(新日本石油化学株式会社製)等の市販品が挙げられる。
上記重質油は、JIS−M 0104に定義されている通り、石炭液化油、石油、サンドオイル、シェールオイル等を処理した時に得られる、黒色又は黒褐色の液体状、半固体状ないし固体状の高沸点の鉱物油である。
本発明においては、上記重質油としては特に限定されず、上述の石炭液化油、石油、サンドオイル、シェールオイル等を処理した時に得られる重質油が使用でき、例えば、石油ナフサを熱分解して得られる石油系重質油が使用できる。また、近年の環境に対する配慮から米国のOSHA基準とEUのPCA基準をクリアーした石油系重質油を使用するのが好ましい。
これらのギルソナイト樹脂、石油樹脂、重質油からなる3成分は、適宜選択されて使用され、浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物中に1成分、2成分、又は、3成分が含まれる。
とりわけ、本発明の浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物は、上記ギルソナイト樹脂を含有することが好ましく、上記ギルソナイト樹脂及び石油樹脂を含有することがより好ましい。
上記3成分の含有量が少なくなると、カーボンブラックの分散性が不充分となり、一方、多くなると、得られる浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物への湿し水の過剰乳化が生じ、印刷適性に悪影響を及ぼす傾向がある。そこで、本発明の浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物が上記重質油を含有しない場合は、上記ギルソナイト樹脂及び/又は石油樹脂の含有量が、中性カーボンブラック100質量部に対して、1〜60質量部であることが好ましい。
また、本発明の浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物が上記重質油を含有する場合は、上記ギルソナイト樹脂、石油樹脂及び重質油の合計含有量が、中性カーボンブラック100質量部に対して、1〜150質量部であることが好ましい。
ただし、この場合、ギルソナイト樹脂と石油樹脂との合計含有量の上限は、上記ギルソナイト樹脂、石油樹脂及び重質油の合計中60質量%であることが好ましい。
なお、適切な含有量は、これらの材料の種類の他、上記中性カーボンブラック、その他の併用する材料の種類や含有量等によって異なるため上記範囲内で適切な含有量を選択することが好ましい。
次に、本発明の浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物を構成する油成分について説明する。
上記油成分は樹脂を溶解し、上記インキ組成物の流動性を維持する機能を有するものであり、植物油成分、鉱物油成分等が使用できる。
上記植物油成分としては、植物油及び植物油由来の脂肪酸エステル化合物が挙げられる。上記植物油としては、大豆油、綿実油、アマニ油、サフラワー油、桐油、トール油、脱水ヒマシ油、カノーラ油等の浸透乾燥型オフセット印刷に適した乾性油又は半乾性油が例示できる。これらは単独で使用することもでき、また2種以上を併用することもできる。
上記植物油由来の脂肪酸エステル化合物としては、上記の乾性油又は半乾性油由来の脂肪酸のモノアルキルエステル化合物が挙げられる。かかる脂肪酸モノアルキルエステル化合物を構成する脂肪酸としては、炭素数16〜20の飽和又は不飽和脂肪酸が好ましく、ステアリン酸、イソステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、エレオステアリン酸等が例示できる。上記脂肪酸モノアルキルエステル化合物を構成するアルコール由来のアルキル基は、炭素数1〜10のものが好ましく、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、2−エチルヘキシル等のアルキル基が例示できる。上記脂肪酸モノアルキルエステル化合物は、単独で使用することもでき、また2種以上を組み合わせて使用することもできる。
上記鉱物油成分としては、水と相溶しない、沸点160℃以上、好ましくは沸点200℃以上の非芳香族系石油溶剤を挙げることができる。上記非芳香族系石油溶剤の具体例としては、0号ソルベント、AFソルベント5号、AFソルベント6号、AFソルベント7号(以上、いずれも新日本石油(株)製)等が挙げられる。
上記浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物において、油成分として使用する上記植物油成分と上記鉱物油成分は、上記植物油成分又は上記鉱物油成分をそれぞれ単独で用いてもよく、上記植物油成分と上記鉱物油成分とを併用してもよい。
本発明の浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物において、上記油成分は、非芳香族系石油溶剤、植物油、及び、植物油由来の脂肪酸エステル化合物からなる群より選択される少なくとも1種であることが好ましい。
さらに必要に応じて、本発明の浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物は、界面活性剤、リン酸塩等の整面助剤、ポリエチレン系ワックス、オレフィン系ワックス、フィッシャートロプシュワックス等のワックス類、アルコール類、酸化防止剤等の添加剤を含有していてもよい。さらに、アルミニウムキレート化合物のようなゲル化剤を使用して、バインダー樹脂の全部又は一部をゲル化して使用してもよい。
なお、一般に、浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物中に含まれる固形成分と液状成分のうち、固形成分が少ないとインキ粘度が低下し、また、さらに固形成分として樹脂が少なくなれば、インキ皮膜の凝集力が弱くなる傾向がある。一方、固形成分が多すぎると、粘度が高くなって印刷が困難になる傾向がある。そこで、固形の樹脂成分である上記のロジン変性フェノール樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、ギルソナイト樹脂、及び、石油樹脂の合計含有量は、上記インキ組成物中に10〜60質量%の範囲が適当である。また、液状成分である上記の重質油と油成分の合計含有量は、上記インキ組成物中に20〜80質量%の範囲であるのが好ましい。
上記構成材料を用いて、本発明の浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物を製造するには、従来公知の方法が使用できる。例えば上記(1)中性カーボンブラック、(2)ロジン変性フェノール樹脂及び/又はロジン変性マレイン酸樹脂、(3)ギルソナイト樹脂、石油樹脂及び重質油からなる群より選択される少なくとも1種、(4)油成分を、ビーズミルや3本ロール等で練肉分散させた後、必要に応じて、残余の成分、各種添加剤を加え攪拌することにより得ることができる。
本発明の浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物は、特別な補色剤を用いずとも青味の色相で黒色度が高く、さらに、顔料の分散安定性や流動性が良好で、印刷後のドライダウンの発生も少ないという優れた性能を有する浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物である。
以下に実施例を揚げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、その趣旨と適用範囲を逸脱しない限りこれらの実施例のみに限定されるものでない。なお、以下の記述中において、特に断りのない限り、「部」及び「%」は、それぞれ「質量部」及び「質量%」を意味する。
<ロジン変性フェノール樹脂ゲルワニス>
コンデンサー、温度計及び攪拌機を装着した4つ口フラスコに、質量平均分子量10万のロジン変性フェノール樹脂(KG−1847:荒川化学工業社製)、大豆油、非芳香族系石油溶剤(新日本石油(株)製AFソルベント7号)を下記配合比率となるように仕込み、200℃に昇温し、同温度で1時間加熱溶解した。その後、エチルアセテートアルミニウムジイソプロポキシド((株)川研ファインケミル製ALCH)を下記の配合比率となるように仕込み、170℃で60分間加熱保持し、ロジン変性フェノール樹脂ゲルワニスを得た。
(配合比率)
ロジン変性フェノール樹脂:35部、大豆油:20部、非芳香族系石油溶剤:44.5部、ALCH:0.5部(合計:100部)
<ギルソナイト樹脂ワニス>
コンデンサー、温度計及び攪拌機を装着した4つ口フラスコに、ギルソナイト(Gilsonite Selects 325)、大豆油を下記配合比率となるように仕込み、140℃で60分間加熱攪拌しギルソナイトワニスを得た。
ギルソナイト:30部、大豆油:70部
<石油樹脂ワニス>
コンデンサー、温度計及び攪拌機を装着した4つ口フラスコに、石油樹脂(新日本石油(株)製日石ネオポリマーグレード120)、AFソルベント6号(新日本石油(株)製)を下記配合比率となるように仕込み、180℃で60分間加熱攪拌し石油樹脂ワニスを得た。
石油樹脂:50部、AFソルベント6号:50部
(浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物を得るためのベースインキ組成物)
表1の配合となるような中性カーボンブラック、ロジン変性フェノール樹脂ゲルワニス、ギルソナイト樹脂ワニス、石油樹脂ワニス及び重質油を、3本ロールミルを用いて練肉し、実施例1〜8、比較例1〜6の浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物を得るための各ベースインキ組成物を得た。
(浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物)
上記の各ベースインキ組成物80部及び大豆油20部となるような配合割合で混合して実施例1〜8、比較例1〜6の浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物を得た。
<インキ評価>
(濃度、CIE1976(L*a*b*)表色系のb*値)
実施例、比較例の浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物0.1ccをRIテスター(株式会社明製作所製)で2分割ロールを使用して更紙(王子製紙社製、SL+)に展色したのち、印刷直後及び印刷4時間後のインキの濃度とCIE1976(L*a*b*)表色系のb*値を、分光光度計・濃度計(商品名Specroeye、Gretagmacbeth社製)を用いて測定した(測定条件:温度25℃/湿度50%)。その測定結果として実測値を表1に示す。
黒色度:濃度値が大きいほど黒色度が高いと判断する。
色相:CIE1976(L*a*b*)表色系のb*値が小さいほど青味色相と判断する。
(ドライダウン)
実施例、比較例の浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物を使用して得られる展色物の印刷直後と印刷4時間後の濃度の差を表1に示した。
ドライダウン:濃度の差が小さいほどドライダウンの発生は抑えられていると判断する。
(印刷適性)
実施例、比較例の浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物を用いてN−750型印刷実験機(東浜精機(株)製)にて、印刷速度12万部/時、新聞用更紙を使用して、各墨インキ2万部の印刷を行った。いずれの浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物を用いても印刷適性は良好であった。
Figure 2011094052
本発明の浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物は、オフセット印刷に好適に適用することができる。

Claims (4)

  1. (1)比着色力50〜70%、平均一次粒子径65〜100nm、窒素吸着比表面積20〜40m/g、及び、DBP吸油量60〜100g/100cmである中性カーボンブラック、
    (2)ロジン変性フェノール樹脂及び/又はロジン変性マレイン酸樹脂、
    (3)ギルソナイト樹脂、石油樹脂及び重質油からなる群より選択される少なくとも1種、並びに、
    (4)油成分
    を含有することを特徴とする浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物。
  2. (3)ギルソナイト樹脂、石油樹脂及び重質油からなる群より選択される少なくとも1種が、重質油とギルソナイト樹脂及び/又は石油樹脂とであり、
    前記重質油とギルソナイト樹脂及び/又は石油樹脂との合計含有量が、中性カーボンブラックの含有量100質量部に対して1〜150質量部である請求項1記載の浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物。
  3. (3)ギルソナイト樹脂、石油樹脂及び重質油からなる群より選択される少なくとも1種が、ギルソナイト樹脂及び/又は石油樹脂であり、
    前記ギルソナイト樹脂及び/又は石油樹脂の含有量が、中性カーボンブラックの含有量100質量部に対して1〜60質量部である請求項1記載の浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物。
  4. (4)油成分は、非芳香族系石油溶剤、植物油、及び、植物油由来の脂肪酸エステル化合物からなる群より選択される少なくとも1種である請求項1、2又は3記載の浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物。
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