JP2011092194A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011092194A5 JP2011092194A5 JP2010262151A JP2010262151A JP2011092194A5 JP 2011092194 A5 JP2011092194 A5 JP 2011092194A5 JP 2010262151 A JP2010262151 A JP 2010262151A JP 2010262151 A JP2010262151 A JP 2010262151A JP 2011092194 A5 JP2011092194 A5 JP 2011092194A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cytotoxic
- carbon atoms
- alkenyl
- cytotoxic conjugate
- independently
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 0 C[C@@](C(O*)=O)N(C)C(*)* Chemical compound C[C@@](C(O*)=O)N(C)C(*)* 0.000 description 3
Description
[139] 本発明の他の態様においては他のメイタンシン類を使用でき、これには硫黄原子を保有する炭素原子におけるモノまたはジ−アルキル置換をもつチオール−およびジスルフィド含有メイタンシノイドが含まれる。これらには、下記をもつメイタンシノイドが含まれる:C−3、C−14ヒドロキシメチル、C−15ヒドロキシ、またはC−20デスメチル、アシル基がヒンダードスルフヒドリル基を保有するアシル化アミノ酸側鎖、その際チオール官能基を保有するアシル基の炭素原子は1または2つの置換基をもち、それらの置換基はCH3、C2H5、1〜10個の炭素原子をもつ直鎖もしくは分枝鎖アルキルもしくはアルケニル、3〜10個の炭素原子をもつ環式アルキルもしくはアルケニル、フェニル、置換フェニル、または複素環式芳香族もしくは複素環式基であり、さらに置換基の1つはHであってもよく、アシル基はカルボニル官能基と硫黄原子の間に少なくとも3個の炭素原子長さの直鎖をもつ。
[149] 式(VII)の好ましい態様には、R1がメチルであり、R2がHである式(VII)の化合物が含まれる。
[150] 前記のメイタンシノイド類を、抗CA6抗体DS6またはその相同体もしくはフラグメントにコンジュゲートさせることができる。その際、メイタンシノイドのC−3にあるアシル化アミノ酸側鎖のアシル基にあるチオール−もしくはジスルフィド官能基、C−14ヒドロキシメチル、C−15ヒドロキシ、またはC−20デスメチルを用いて、抗体をメイタンシノイドに結合させ、その際、アシル化アミノ酸側鎖のアシル基のチオール−もしくはジスルフィド官能基は1または2つの置換基をもつ炭素原子にあり、それらの置換基はCH3、C2H5、1〜10個の炭素原子をもつ直鎖アルキルもしくはアルケニル、3〜10個の炭素原子をもつ分枝鎖もしくは環式アルキルもしくはアルケニル、フェニル、置換フェニル、または複素環式芳香族もしくは複素環式基であり、さらに置換基の1つはHであってもよく、アシル基はカルボニル官能基と硫黄原子の間に少なくとも3個の炭素原子長さの直鎖をもつ。
[150] 前記のメイタンシノイド類を、抗CA6抗体DS6またはその相同体もしくはフラグメントにコンジュゲートさせることができる。その際、メイタンシノイドのC−3にあるアシル化アミノ酸側鎖のアシル基にあるチオール−もしくはジスルフィド官能基、C−14ヒドロキシメチル、C−15ヒドロキシ、またはC−20デスメチルを用いて、抗体をメイタンシノイドに結合させ、その際、アシル化アミノ酸側鎖のアシル基のチオール−もしくはジスルフィド官能基は1または2つの置換基をもつ炭素原子にあり、それらの置換基はCH3、C2H5、1〜10個の炭素原子をもつ直鎖アルキルもしくはアルケニル、3〜10個の炭素原子をもつ分枝鎖もしくは環式アルキルもしくはアルケニル、フェニル、置換フェニル、または複素環式芳香族もしくは複素環式基であり、さらに置換基の1つはHであってもよく、アシル基はカルボニル官能基と硫黄原子の間に少なくとも3個の炭素原子長さの直鎖をもつ。
を表わし、ここで
A、BおよびDは、それぞれ独立して、3〜10個の炭素原子を有するシクロアルキルもしくはシクロアルケニル、単純もしくは置換されたアリールまたは複素環式芳香族もしくは複素環式基であり;
R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11およびR12は、それぞれ独立して、H、CH3、C2H5、1〜10個の炭素原子を有する直鎖アルキルもしくはアルケニル、3〜10個の炭素原子を有する分枝鎖もしくは環式アルキルもしくはアルケニル、フェニル、置換フェニル、または複素環式芳香族もしくは複素環式基であり;
l、m、n、o、p、q、r、s、tおよびuは、それぞれ独立して0または1〜5の整数であり、ただしl、m、n、o、p、q、r、s、tおよびuのうち少なくとも2つはいかなる場合にもゼロではない。
A、BおよびDは、それぞれ独立して、3〜10個の炭素原子を有するシクロアルキルもしくはシクロアルケニル、単純もしくは置換されたアリールまたは複素環式芳香族もしくは複素環式基であり;
R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11およびR12は、それぞれ独立して、H、CH3、C2H5、1〜10個の炭素原子を有する直鎖アルキルもしくはアルケニル、3〜10個の炭素原子を有する分枝鎖もしくは環式アルキルもしくはアルケニル、フェニル、置換フェニル、または複素環式芳香族もしくは複素環式基であり;
l、m、n、o、p、q、r、s、tおよびuは、それぞれ独立して0または1〜5の整数であり、ただしl、m、n、o、p、q、r、s、tおよびuのうち少なくとも2つはいかなる場合にもゼロではない。
Claims (73)
- 細胞毒性コンジュゲートであって、細胞結合剤および細胞毒性物質を含み、ここで細胞結合剤がCA6グリコトープに結合する抗体またはそのフラグメントであり、ここで該抗体はSEQ ID NO:1〜6からなる群より選択されるアミノ酸配列を含む少なくとも1つの相補性決定領域を含む、前記細胞毒性コンジュゲート。
- 細胞毒性コンジュゲートであって、細胞結合剤および細胞毒性物質を含み、ここで細胞結合剤がCA6グリコトープに結合する抗体またはそのフラグメントであり、ここで該抗体は少なくとも1つのH鎖可変部またはそのフラグメントおよび少なくとも1つのL鎖可変部またはそのフラグメントを含み、
その際、少なくとも1つのH鎖可変部またはそのフラグメントがそれぞれSEQ ID NO:1〜3により表わされるアミノ酸配列を含む順次3つの配列相補性決定領域を含み、
そしてその際、少なくとも1つのL鎖可変部またはそのフラグメントがそれぞれSEQ ID NO:4〜6により表わされるアミノ酸配列を含む順次3つの配列相補性決定領域を含む、
前記細胞毒性コンジュゲート。 - L鎖可変部またはそのフラグメントが、SEQ ID NO:7またはSEQ ID NO:8により表わされるアミノ酸配列に対して少なくとも90%の配列同一性を有する、請求項2に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- L鎖可変部またはそのフラグメントが、SEQ ID NO:7またはSEQ ID NO:8のアミノ酸配列に対して少なくとも95%の配列同一性を有する、請求項3に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- L鎖可変部またはそのフラグメントが、SEQ ID NO:7またはSEQ ID NO:8のアミノ酸配列を含む、請求項3に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- H鎖可変部またはそのフラグメントが、SEQ ID NO:9、SEQ ID NO:10およびSEQ ID NO:11からなる群より選択されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%の配列同一性を有する、請求項2に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- H鎖可変部またはそのフラグメントが、SEQ ID NO:9、SEQ ID NO:10またはSEQ ID NO:11のアミノ酸配列に対して少なくとも95%の配列同一性を有する、請求項6に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- H鎖可変部またはそのフラグメントが、SEQ ID NO:9、SEQ ID NO:10またはSEQ ID NO:11のアミノ酸配列含む、請求項6に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- 細胞結合剤と細胞毒性物質が共有結合している、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- 細胞結合剤と細胞毒性物質がPEG連結基により共有結合している、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- 細胞結合剤と細胞毒性物質が、細胞毒性物質のチオールまたはジスルフィド官能基により共有結合している、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- 抗体が、ポリクローナル抗体、モノクローナル抗体、ヒト化またはリサーフェシングした抗体、抗体の機能均等物、及び改良された抗体、からなる群より選択される、請求項1ないし11のいずれか1項に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- 抗体のフラグメントが、Fabフラグメント、Fab’フラグメント、F(ab’)2フラグメント、Fdフラグメント、一本鎖Fv(scFv)フラグメント、一本鎖抗体、ジスルフィド結合Fv(sdFv)フラグメント、およびVLまたはVHドメインのいずれかを含むフラグメントからなる群より選択される、請求項1ないし11のいずれか1項に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- 細胞結合剤が、抗CA6モノクローナル抗体またはそのエピトープ結合フラグメントである、請求項1ないし11のいずれか1項に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- 細胞結合剤が、ネズミ抗CA6モノクローナル抗体DS6またはそのエピトープ結合フラグメントである、請求項1ないし11のいずれか1項に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- 細胞結合剤が、ヒト化バージョンのネズミ抗CA6モノクローナル抗体DS6またはそのエピトープ結合フラグメントである、請求項1ないし11のいずれか1項に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- 細胞毒性物質が、メイタンシノイド化合物、タキソイド化合物、CC−1065化合物、ドラスタチン化合物、ダウノルビシン化合物、およびドキソルビシン化合物からなる群より選択されるメンバーである、請求項1ないし16のいずれか1項に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- 細胞毒性物質が、式(III)のメイタンシン:
Y’は、
R1およびR2は、それぞれ独立して、CH3、C2H5、1〜10個の炭素原子を有する直鎖アルキルもしくはアルケニル、3〜10個の炭素原子を有する分枝鎖もしくは環式アルキルもしくはアルケニル、フェニル、置換フェニル、または複素環式芳香族もしくは複素環式基であり、さらにR2はHであってもよく;
A、B、Dは、3〜10個の炭素原子を有するシクロアルキルもしくはシクロアルケニル、単純もしくは置換されたアリールまたは複素環式芳香族もしくは複素環式基であり;
R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11およびR12は、それぞれ独立して、H、CH3、C2H5、1〜10個の炭素原子を有する直鎖アルキルもしくはアルケニル、3〜10個の炭素原子を有する分枝鎖もしくは環式アルキルもしくはアルケニル、フェニル、置換フェニル、または複素環式芳香族もしくは複素環式基であり;
l、m、n、o、p、q、r、s、tおよびuは、それぞれ独立して0または1〜5の整数であり、ただしl、m、n、o、p、q、r、s、tおよびuのうち少なくとも2つはいかなる場合にもゼロではなく;
Zは、H、SRまたは−CORであり、ここでRは1〜10個の炭素原子を有する直鎖アルキルもしくはアルケニル、3〜10個の炭素原子を有する分枝鎖もしくは環式アルキルもしくはアルケニル、または単純もしくは置換されたアリールまたは複素環式芳香族もしくは複素環式基である]
である、請求項17に記載の細胞毒性コンジュゲート。 - R1がメチルであり、R2がHであり、ZがHである、請求項20に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- R1およびR2がメチルであり、ZがHである、請求項20に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- R1がメチルであり、R2がHであり、Zが−SCH3である、請求項20に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- R1およびR2がメチルであり、Zが−SCH3である、請求項20に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- 細胞毒性物質が、式(IV−L)、(IV−D)および(IV−D,L)からなる群より選択されるメイタンシン:
Yは、
R1およびR2は、それぞれ独立して、CH3、C2H5、1〜10個の炭素原子を有する直鎖アルキルもしくはアルケニル、3〜10個の炭素原子を有する分枝鎖もしくは環式アルキルもしくはアルケニル、フェニル、置換フェニル、または複素環式芳香族もしくは複素環式基であり、さらにR2はHであってもよく;
R3、R4、R5、R6、R7およびR8は、それぞれ独立して、H、CH3、C2H5、1〜10個の炭素原子を有する直鎖アルキルもしくはアルケニル、3〜10個の炭素原子を有する分枝鎖もしくは環式アルキルもしくはアルケニル、フェニル、置換フェニル、または複素環式芳香族もしくは複素環式基であり;
l、mおよびnは、それぞれ独立して1〜5の整数であり、さらにnは0であってもよく;
Zは、H、SRまたは−CORであり、ここでRは1〜10個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖アルキルもしくはアルケニル、3〜10個の炭素原子を有する環式アルキルもしくはアルケニル、または単純もしくは置換されたアリールまたは複素環式芳香族もしくは複素環式基であり;そして
Mayは、C−3の側鎖、C−14ヒドロキシメチル、C−15ヒドロキシを有する、またはC−20デスメチルであるメイタンシノイド類を表わす]
である、請求項17に記載の細胞毒性コンジュゲート。 - R1がメチルであり、R2がHであり、R5、R6、R7およびR8がそれぞれHであり、lおよびmがそれぞれ1であり、nが0であり、ZがHである、請求項25に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- R1およびR2がメチルであり、R5、R6、R7およびR8がそれぞれHであり、lおよびmが1であり、nが0であり、ZがHである、請求項25に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- R1がメチルであり、R2がHであり、R5、R6、R7およびR8がそれぞれHであり、lおよびmがそれぞれ1であり、nが0であり、Zが−SCH3である、請求項25に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- R1およびR2がメチルであり、R5、R6、R7およびR8がそれぞれHであり、lおよびmが1であり、nが0であり、Zが−SCH3である、請求項25に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- 細胞毒性物質が、式(IV−L)で表わされる、請求項25に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- 細胞毒性物質が、式(V)のメイタンシン:
Yは、
R1およびR2は、それぞれ独立して、CH3、C2H5、1〜10個の炭素原子を有する直鎖アルキルもしくはアルケニル、3〜10個の炭素原子を有する分枝鎖もしくは環式アルキルもしくはアルケニル、フェニル、置換フェニル、または複素環式芳香族もしくは複素環式基であり、さらにR2はHであってもよく;
R3、R4、R5、R6、R7およびR8は、それぞれ独立して、H、CH3、C2H5、1〜10個の炭素原子を有する直鎖アルキルもしくはアルケニル、3〜10個の炭素原子を有する分枝鎖もしくは環式アルキルもしくはアルケニル、フェニル、置換フェニル、または複素環式芳香族もしくは複素環式基であり;
l、mおよびnは、それぞれ独立して1〜5の整数であり、さらにnは0であってもよく;
Zは、H、SRまたは−CORであり、ここでRは1〜10個の炭素原子を有する直鎖アルキルもしくはアルケニル、3〜10個の炭素原子を有する分枝鎖もしくは環式アルキルもしくはアルケニル、または単純もしくは置換されたアリールまたは複素環式芳香族もしくは複素環式基である]
である、請求項17に記載の細胞毒性コンジュゲート。 - R1がメチルであり、R2がHであり、R5、R6、R7およびR8がそれぞれHであり;lおよびmがそれぞれ1であり;nが0であり;ZがHである、請求項31に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- R1およびR2がメチルであり;R5、R6、R7およびR8がそれぞれHであり;lおよびmが1であり;nが0であり;ZがHである、請求項31に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- R1がメチルであり、R2がHであり、R5、R6、R7およびR8がそれぞれHであり、lおよびmがそれぞれ1であり、nが0であり、Zが−SCH3である、請求項31に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- R1およびR2がメチルであり、R5、R6、R7およびR8がそれぞれHであり、lおよびmが1であり、nが0であり、Zが−SCH3である、請求項31に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- 細胞毒性物質が、式(VI−L)、(VI−D)および(VI−D,L)からなる群より選択されるメイタンシン:
Y2は、
R1およびR2は、それぞれ独立して、CH3、C2H5、1〜10個の炭素原子を有する直鎖アルキルもしくはアルケニル、3〜10個の炭素原子を有する分枝鎖もしくは環式アルキルもしくはアルケニル、フェニル、置換フェニル、または複素環式芳香族もしくは複素環式基であり、さらにR2はHであってもよく;
R3、R4、R5、R6、R7およびR8は、それぞれ独立して、H、CH3、C2H5、1〜10個の炭素原子を有する直鎖環式アルキルもしくはアルケニル、3〜10個の炭素原子を有する分枝鎖もしくは環式アルキルもしくはアルケニル、フェニル、置換フェニル、または複素環式芳香族もしくは複素環式基であり;
l、mおよびnは、それぞれ独立して1〜5の整数であり、さらにnは0であってもよく;
Z2は、SRまたはCORであり、ここでRは1〜10個の炭素原子を有する直鎖アルキルもしくはアルケニル、3〜10個の炭素原子を有する分枝鎖もしくは環式アルキルもしくはアルケニル、または単純もしくは置換されたアリールまたは複素環式芳香族もしくは複素環式基であり;そして
Mayは、メイタンシノイド類である]
である、請求項17に記載の細胞毒性コンジュゲート。 - 細胞毒性物質が、式(VII)のメイタンシン:
Y2’は、
R1およびR2は、それぞれ独立して、CH3、C2H5、1〜10個の炭素原子を有する直鎖分枝鎖アルキルもしくはアルケニル、3〜10個の炭素原子を有する環式アルキルもしくはアルケニル、フェニル、置換フェニル、または複素環式芳香族もしくは複素環式基であり、さらにR2はHであってもよく;
A、BおよびDは、それぞれ独立して、3〜10個の炭素原子を有するシクロアルキルもしくはシクロアルケニル、単純もしくは置換されたアリールまたは複素環式芳香族もしくは複素環式基であり;
R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11およびR12は、それぞれ独立して、H、CH3、C2H5、1〜10個の炭素原子を有する直鎖アルキルもしくはアルケニル、3〜10個の炭素原子を有する分枝鎖もしくは環式アルキルもしくはアルケニル、フェニル、置換フェニル、または複素環式芳香族もしくは複素環式基であり;
l、m、n、o、p、q、r、s、tおよびuは、それぞれ独立して0または1〜5の整数であり、ただしl、m、n、o、p、q、r、s、tおよびuのうち少なくとも2つはいかなる場合にもゼロではなく;そして
Z2は、SRまたは−CORであり、ここでRは1〜10個の炭素原子を有する直鎖アルキルもしくはアルケニル、3〜10個の炭素原子を有する分枝鎖もしくは環式アルキルもしくはアルケニル、または単純もしくは置換されたアリールまたは複素環式芳香族もしくは複素環式基である]
である、請求項17に記載の細胞毒性コンジュゲート。 - R1がメチルであり、R2がHである、請求項37に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- 細胞毒性物質が、式(VIII)のメイタンシン:
Y1’は、
A、BおよびDは、それぞれ独立して、3〜10個の炭素原子を有するシクロアルキルもしくはシクロアルケニル、単純もしくは置換されたアリールまたは複素環式芳香族もしくは複素環式基であり;
R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11およびR12は、それぞれ独立して、H、CH3、C2H5、1〜10個の炭素原子を有する直鎖アルキルもしくはアルケニル、3〜10個の炭素原子を有する分枝鎖もしくは環式アルキルもしくはアルケニル、フェニル、置換フェニル、または複素環式芳香族もしくは複素環式基であり;そして
l、m、n、o、p、q、r、s、tおよびuは、それぞれ独立して0または1〜5の整数であり、ただしl、m、n、o、p、q、r、s、tおよびuのうち少なくとも2つはいかなる場合にもゼロではない]
である、請求項17に記載の細胞毒性コンジュゲート。 - R1がメチルであり、R2がHである、請求項39に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- R1およびR2がメチルである、請求項39に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- 細胞毒性物質が、式(IX−L)、(IX−D)および(IX−D,L)からなる群より選択されるメイタンシン:
Y1は、
R1およびR2は、それぞれ独立して、CH3、C2H5、1〜10個の炭素原子を有する直鎖アルキルもしくはアルケニル、3〜10個の炭素原子を有する分枝鎖もしくは環式アルキルもしくはアルケニル、フェニル、置換フェニル、または複素環式芳香族もしくは複素環式基であり、さらにR2はHであってもよく;
R3、R4、R5、R6、R7およびR8は、それぞれ独立して、H、CH3、C2H5、1〜10個の炭素原子を有する直鎖アルキルもしくはアルケニル、3〜10個の炭素原子を有する分枝鎖もしくは環式アルキルもしくはアルケニル、フェニル、置換フェニル、または複素環式芳香族もしくは複素環式基であり;
l、mおよびnは、それぞれ独立して1〜5の整数であり、さらにnは0であってもよく;そして
Mayは、C−3の側鎖、C−14ヒドロキシメチル、C−15ヒドロキシを有する、またはC−20デスメチルであるメイタンシノイド類を表わす]
である、請求項17に記載の細胞毒性コンジュゲート。 - R1がメチルであり、R2がHであるか、あるいはR1およびR2がメチルである、請求項42に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- R1がメチルであり、R2がHであり、R5、R6、R7およびR8がそれぞれHであり;lおよびmがそれぞれ1であり;nが0である、請求項42に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- R1およびR2がメチルであり;R5、R6、R7およびR8がそれぞれHであり;lおよびmが1であり;nが0である、請求項42に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- 細胞毒性物質が、式(IX−L)で表わされる、請求項43に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- 細胞毒性物質が、式(IX−L)で表わされる、請求項44に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- 細胞毒性物質が、式(IX−L)で表わされる、請求項45に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- 細胞毒性物質が、式(X)のメイタンシン:
Y1は、
R1およびR2は、それぞれ独立して、CH3、C2H5、1〜10個の炭素原子を有する直鎖アルキルもしくはアルケニル、3〜10個の炭素原子を有する分枝鎖もしくは環式アルキルもしくはアルケニル、フェニル、置換フェニル、または複素環式芳香族もしくは複素環式基であり、さらにR2はHであってもよく;
R3、R4、R5、R6、R7およびR8は、それぞれ独立して、H、CH3、C2H5、1〜10個の炭素原子を有する直鎖アルキルもしくはアルケニル、3〜10個の炭素原子を有する分枝鎖もしくは環式アルキルもしくはアルケニル、フェニル、置換フェニル、または複素環式芳香族もしくは複素環式基であり;
l、mおよびnは、それぞれ独立して1〜5の整数であり、さらにnは0であってもよく;そして
Mayは、C−3の側鎖、C−14ヒドロキシメチル、C−15ヒドロキシを有する、またはC−20デスメチルであるメイタンシノイド類を表わす]
である、請求項17に記載の細胞毒性コンジュゲート。 - R1がメチルであり、R2がHであり、R5、R6、R7およびR8がそれぞれHであり、lおよびmがそれぞれ1であり、nが0である、請求項49に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- R1およびR2がメチルであり;R5、R6、R7およびR8がそれぞれHであり;lおよびmが1であり;nが0である、請求項49に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- 細胞結合剤が、ヒト化バージョンのネズミ抗CA6モノクローナル抗体DS6またはそのエピトープ結合フラグメントであり、かつ細胞毒性物質がDM1またはDM4である、請求項1に記載の細胞毒性コンジュゲート。
- CA6グリコトープ発現細胞の増殖を阻害するための方法であって、CA6グリコトープ発現細胞を請求項1ないし53のいずれか1項に記載の細胞毒性コンジュゲートと接触させることを含む、但し該方法は人体においては実施されない、前記方法。
- 細胞毒性コンジュゲートが細胞結合剤としての抗CA6モノクローナル抗体またはそのエピトープ結合フラグメントおよび細胞毒性物質としてのDM1またはDM4を含む、請求項54に記載のCA6グリコトープ発現細胞の増殖を阻害するための方法。
- 細胞毒性コンジュゲートが細胞結合剤としての抗CA6モノクローナル抗体またはそのエピトープ結合フラグメントおよび細胞毒性物質としてのタキサンを含む、請求項54に記載のCA6グリコトープ発現細胞の増殖を阻害するための方法。
- 細胞毒性コンジュゲートが細胞結合剤としてのヒト化バージョンのネズミ抗体DS6またはそのエピトープ結合フラグメントおよび細胞毒性物質としてのDM1またはDM4を含む、請求項54に記載のCA6グリコトープ発現細胞の増殖を阻害するための方法。
- 細胞毒性コンジュゲートが細胞結合剤としてのヒト化バージョンのネズミ抗体DS6またはそのエピトープ結合フラグメントおよび細胞毒性物質としてのタキサンを含む、請求項54に記載のCA6グリコトープ発現細胞の増殖を阻害するための方法。
- 増殖の阻害により細胞が死滅する、請求項54に記載のCA6グリコトープ発現細胞の増殖を阻害するための方法。
- インビボ、インビトロまたはエクスビボで実施する、請求項54に記載のCA6グリコトープ発現細胞の増殖を阻害するための方法。
- 請求項1ないし53のいずれか1項に記載の細胞毒性コンジュゲートを含む、療法用組成物。
- 細胞毒性コンジュゲートが細胞結合剤としてのヒト化バージョンのネズミ抗体DS6またはそのエピトープ結合フラグメントおよび細胞毒性物質としてのDM1またはDM4を含む、請求項61に記載の療法用組成物。
- 細胞毒性コンジュゲートが細胞結合剤としてのヒト化バージョンのネズミ抗体DS6またはそのエピトープ結合フラグメントおよび細胞毒性物質としてのタキサン類を含む、請求項61に記載の療法用組成物。
- 療法用組成物が、癌を伴う対象を処置するための組成物である、請求項61ないし63のいずれか1項に記載の療法用組成物。
- 癌が、CA6グリコトープを発現または過剰発現する癌である、請求項64に記載の療法用組成物。
- 癌が、漿液性卵巣癌、子宮内膜様卵巣癌、子宮頸部の新生物、子宮内膜の新生物、外陰の新生物、胸部癌、膵臓腫瘍、および尿路上皮の腫瘍からなる群より選択される、請求項64に記載の療法用組成物。
- 請求項1ないし53のいずれか1項に記載の細胞毒性コンジュゲートを含み、さらに
a)細胞毒性コンジュゲートを収容するコンパートメント;および
b)キットを使用するための指示
を含むキット。 - 細胞毒性コンジュゲートが細胞結合剤としてのヒト化バージョンのネズミ抗体DS6またはそのエピトープ結合フラグメントおよび細胞毒性物質としてのDM1またはDM4を含む、請求項67に記載のキット。
- 細胞毒性コンジュゲートが細胞結合剤としてのヒト化バージョンのネズミ抗体DS6またはそのエピトープ結合フラグメントおよび細胞毒性物質としてのタキサン類を含む、請求項67に記載のキット。
- 指示が、癌を伴う対象を処置するための指示を含む、請求項67に記載のキット。
- 癌が、CA6グリコトープを発現または過剰発現する癌である、請求項67に記載のキット。
- 癌が、漿液性卵巣癌、子宮内膜様卵巣癌、子宮頸部の新生物、子宮内膜の新生物、外陰の新生物、胸部癌、膵臓腫瘍、および尿路上皮の腫瘍からなる群より選択される、請求項71に記載のキット。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US48844703P | 2003-07-21 | 2003-07-21 | |
US60/488,447 | 2003-07-21 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006521193A Division JP2007503202A (ja) | 2003-07-21 | 2004-07-21 | Ca6抗原特異的な細胞毒性コンジュゲートおよびその使用方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014133794A Division JP5997727B2 (ja) | 2003-07-21 | 2014-06-30 | Ca6抗原特異的な細胞毒性コンジュゲートおよびその使用方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011092194A JP2011092194A (ja) | 2011-05-12 |
JP2011092194A5 true JP2011092194A5 (ja) | 2011-12-01 |
JP5643619B2 JP5643619B2 (ja) | 2014-12-17 |
Family
ID=34102763
Family Applications (5)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006521193A Pending JP2007503202A (ja) | 2003-07-21 | 2004-07-21 | Ca6抗原特異的な細胞毒性コンジュゲートおよびその使用方法 |
JP2010262151A Expired - Fee Related JP5643619B2 (ja) | 2003-07-21 | 2010-11-25 | Ca6抗原特異的な細胞毒性コンジュゲートおよびその使用方法 |
JP2014133794A Expired - Fee Related JP5997727B2 (ja) | 2003-07-21 | 2014-06-30 | Ca6抗原特異的な細胞毒性コンジュゲートおよびその使用方法 |
JP2015237469A Expired - Fee Related JP6144749B2 (ja) | 2003-07-21 | 2015-12-04 | Ca6抗原特異的な細胞毒性コンジュゲートおよびその使用方法 |
JP2017033672A Pending JP2017123857A (ja) | 2003-07-21 | 2017-02-24 | Ca6抗原特異的な細胞毒性コンジュゲートおよびその使用方法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006521193A Pending JP2007503202A (ja) | 2003-07-21 | 2004-07-21 | Ca6抗原特異的な細胞毒性コンジュゲートおよびその使用方法 |
Family Applications After (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014133794A Expired - Fee Related JP5997727B2 (ja) | 2003-07-21 | 2014-06-30 | Ca6抗原特異的な細胞毒性コンジュゲートおよびその使用方法 |
JP2015237469A Expired - Fee Related JP6144749B2 (ja) | 2003-07-21 | 2015-12-04 | Ca6抗原特異的な細胞毒性コンジュゲートおよびその使用方法 |
JP2017033672A Pending JP2017123857A (ja) | 2003-07-21 | 2017-02-24 | Ca6抗原特異的な細胞毒性コンジュゲートおよびその使用方法 |
Country Status (27)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20050123549A1 (ja) |
EP (1) | EP1660513B9 (ja) |
JP (5) | JP2007503202A (ja) |
KR (5) | KR101565721B1 (ja) |
CN (3) | CN103554261B (ja) |
AT (1) | ATE496944T1 (ja) |
AU (1) | AU2004258955C1 (ja) |
BR (1) | BRPI0412879A8 (ja) |
CA (1) | CA2532430C (ja) |
CR (1) | CR8207A (ja) |
CY (1) | CY1111938T1 (ja) |
DE (1) | DE602004031239D1 (ja) |
DK (1) | DK1660513T5 (ja) |
EA (1) | EA014640B1 (ja) |
EC (1) | ECSP066294A (ja) |
ES (1) | ES2360403T3 (ja) |
HK (2) | HK1098160A1 (ja) |
HR (1) | HRP20110302T1 (ja) |
IL (2) | IL172982A (ja) |
MX (2) | MXPA06000830A (ja) |
NO (1) | NO339324B1 (ja) |
NZ (3) | NZ598504A (ja) |
PL (1) | PL1660513T3 (ja) |
PT (1) | PT1660513E (ja) |
SI (1) | SI1660513T1 (ja) |
WO (1) | WO2005009369A2 (ja) |
ZA (1) | ZA200600375B (ja) |
Families Citing this family (56)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7097840B2 (en) | 2000-03-16 | 2006-08-29 | Genentech, Inc. | Methods of treatment using anti-ErbB antibody-maytansinoid conjugates |
US6596503B1 (en) | 2000-08-18 | 2003-07-22 | East Carolina University | Monoclonal antibody DS6, tumor-associated antigen CA6, and methods of use thereof |
US9539348B2 (en) | 2000-08-18 | 2017-01-10 | East Carolina University | Monoclonal antibody DS6, tumor-associated antigen CA6, and methods of use thereof |
US8088387B2 (en) | 2003-10-10 | 2012-01-03 | Immunogen Inc. | Method of targeting specific cell populations using cell-binding agent maytansinoid conjugates linked via a non-cleavable linker, said conjugates, and methods of making said conjugates |
BRPI0410748B8 (pt) * | 2003-05-20 | 2021-05-25 | Immunogen Inc | compostos de maitansinóides, suas composições farmacêuticas, métodos de esterificação de maitansinóides, bem como métodos para a sua produção, e conjugado de maitansinóide-agente de ligação celular |
US7276497B2 (en) | 2003-05-20 | 2007-10-02 | Immunogen Inc. | Cytotoxic agents comprising new maytansinoids |
US7834155B2 (en) | 2003-07-21 | 2010-11-16 | Immunogen Inc. | CA6 antigen-specific cytotoxic conjugate and methods of using the same |
US20060045877A1 (en) * | 2004-08-30 | 2006-03-02 | Goldmakher Viktor S | Immunoconjugates targeting syndecan-1 expressing cells and use thereof |
CN104804094A (zh) * | 2005-08-22 | 2015-07-29 | 伊缪诺金公司 | Ca6抗原特异性细胞毒性偶联物及其应用方法 |
JP2009504193A (ja) * | 2005-08-22 | 2009-02-05 | イミュノジェン・インコーポレーテッド | Ca6抗原特異的細胞傷害性コンジュゲート、および該コンジュゲートを用いる方法 |
ES2435779T3 (es) | 2007-07-19 | 2013-12-23 | Sanofi | Agentes citotóxicos que comprenden nuevos derivados de tomaimicina y su uso terapéutico |
KR101626416B1 (ko) * | 2007-12-26 | 2016-06-01 | 바이오테스트 아게 | Cd138 표적 물질 및 이의 용도 |
CA2710471C (en) * | 2007-12-26 | 2018-06-05 | Biotest Ag | Immunoconjugates targeting cd138 and uses thereof |
CN101945892B (zh) * | 2007-12-26 | 2017-11-24 | 生物测试股份公司 | 用于改进对表达cd138的肿瘤细胞的靶向的方法和试剂 |
EP2238169A1 (en) * | 2007-12-26 | 2010-10-13 | Biotest AG | Method of decreasing cytotoxic side-effects and improving efficacy of immunoconjugates |
PL2281006T3 (pl) | 2008-04-30 | 2018-01-31 | Immunogen Inc | Środki łączące i ich zastosowania |
JP2012526079A (ja) * | 2009-05-06 | 2012-10-25 | バイオテスト・アクチエンゲゼルシヤフト | Cd138を標的とする免疫複合体の使用 |
FR2947269B1 (fr) | 2009-06-29 | 2013-01-18 | Sanofi Aventis | Nouveaux composes anticancereux |
FR2949469A1 (fr) | 2009-08-25 | 2011-03-04 | Sanofi Aventis | Derives anticancereux, leur preparation et leur application en therapeutique |
TW201117814A (en) | 2009-10-02 | 2011-06-01 | Sanofi Aventis | New maytansinoids and the use of said maytansinoids to prepare conjugates with an antibody |
CN102933231B (zh) | 2010-02-10 | 2015-07-29 | 伊缪诺金公司 | Cd20抗体及其用途 |
FR2963007B1 (fr) | 2010-07-26 | 2013-04-05 | Sanofi Aventis | Derives anticancereux, leur preparation et leur application therapeutique |
AU2012205301B2 (en) * | 2011-01-14 | 2017-01-05 | Redwood Bioscience, Inc. | Aldehyde-tagged immunoglobulin polypeptides and method of use thereof |
TWI636793B (zh) | 2011-04-21 | 2018-10-01 | 西雅圖遺傳學公司 | 新穎結合劑-藥物接合物(ADCs)及其用途(二) |
JP2014530201A (ja) * | 2011-09-20 | 2014-11-17 | イーライ リリー アンド カンパニー | 抗c−Met抗体 |
CA2858133A1 (en) | 2011-12-08 | 2013-06-13 | Biotest Ag | Uses of immunoconjugates targeting cd138 |
JP2012161321A (ja) * | 2012-03-30 | 2012-08-30 | Immunogen Inc | Ca6抗原特異的細胞傷害性コンジュゲート、および該コンジュゲートを用いる方法 |
US9353150B2 (en) | 2012-12-04 | 2016-05-31 | Massachusetts Institute Of Technology | Substituted pyrazino[1′,2′:1 ,5]pyrrolo[2,3-b]-indole-1,4-diones for cancer treatment |
US9844607B2 (en) | 2013-02-05 | 2017-12-19 | Sanofi | Immuno imaging agent for use with antibody-drug conjugate therapy |
US9989524B2 (en) | 2013-02-05 | 2018-06-05 | Sanofi | Immuno imaging agent for use with antibody-drug conjugate therapy |
PL2953977T3 (pl) | 2013-02-05 | 2018-04-30 | Sanofi | Środek do immunoobrazowania do zastosowania w terapii skojarzonej przeciwciało-lek |
WO2014144826A1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Beckman Coulter, Inc. | Systems and methods for panel design in flow cytometry |
EP3027218A1 (en) * | 2013-08-02 | 2016-06-08 | Sanofi | Use of anti-muc1 maytansinoid immunoconjugate antibody for the treatment of solid tumors |
BR112016014830A2 (pt) | 2013-12-23 | 2017-09-19 | Bayer Pharma AG | Conjugados de fármaco de anticorpo (adcs) com inibidores de ksp |
US20170021033A1 (en) * | 2014-03-12 | 2017-01-26 | Novartis Ag | Specific sites for modifying antibodies to make immunoconjugates |
KR20240011258A (ko) | 2014-09-02 | 2024-01-25 | 이뮤노젠 아이엔씨 | 항체 약물 컨쥬게이트 조성물의 제형화 방법 |
KR102632830B1 (ko) | 2014-09-03 | 2024-02-02 | 이뮤노젠 아이엔씨 | 세포독성 벤조다이아제핀 유도체 |
US9381256B2 (en) | 2014-09-03 | 2016-07-05 | Immunogen, Inc. | Cytotoxic benzodiazepine derivatives |
CA2990076A1 (en) | 2015-06-22 | 2016-12-29 | Bayer Pharma Aktiengesellschaft | Antibody drug conjugates (adcs) and antibody prodrug conjugates (apdcs) with enzymatically cleavable groups |
WO2017060322A2 (en) | 2015-10-10 | 2017-04-13 | Bayer Pharma Aktiengesellschaft | Ptefb-inhibitor-adc |
WO2017091745A1 (en) | 2015-11-25 | 2017-06-01 | Immunogen, Inc. | Pharmaceutical formulations and methods of use thereof |
SG11201808167VA (en) | 2016-03-24 | 2018-10-30 | Bayer Pharma AG | Prodrugs of cytotoxic active agents having enzymatically cleavable groups |
WO2017197045A1 (en) | 2016-05-11 | 2017-11-16 | Movassaghi Mohammad | Convergent and enantioselective total synthesis of communesin analogs |
US11001636B2 (en) | 2016-06-15 | 2021-05-11 | Bayer Pharma Aktiengesellschaft | Specific antibody-drug-conjugates (ADCs) with KSP inhibitors and anti-CD123-antibodies |
KR20190099250A (ko) | 2016-12-21 | 2019-08-26 | 바이엘 악티엔게젤샤프트 | 효소적으로 절단가능한 기를 갖는 세포독성 활성제의 전구약물 |
IL310558A (en) | 2016-12-21 | 2024-03-01 | Bayer Pharma AG | Drug-antibody conjugates with enzymatically cleavable groups |
WO2018114804A1 (de) | 2016-12-21 | 2018-06-28 | Bayer Pharma Aktiengesellschaft | Spezifische antikörper-wirkstoff-konjugate (adcs) mit ksp-inhibitoren |
CN116785450A (zh) | 2017-02-28 | 2023-09-22 | 伊缪诺金公司 | 具有自分解肽接头的类美登素衍生物和其缀合物 |
TW201839001A (zh) | 2017-04-20 | 2018-11-01 | 美商伊繆諾金公司 | 細胞毒性苯并二氮平衍生物及其綴合物 |
WO2018209239A1 (en) | 2017-05-11 | 2018-11-15 | Massachusetts Institute Of Technology | Potent agelastatin derivatives as modulators for cancer invasion and metastasis |
US10640508B2 (en) | 2017-10-13 | 2020-05-05 | Massachusetts Institute Of Technology | Diazene directed modular synthesis of compounds with quaternary carbon centers |
JP2021508714A (ja) | 2017-12-28 | 2021-03-11 | イミュノジェン・インコーポレーテッド | ベンゾジアゼピン誘導体 |
WO2020187998A1 (en) | 2019-03-19 | 2020-09-24 | Fundació Privada Institut D'investigació Oncològica De Vall Hebron | Combination therapy with omomyc and an antibody binding pd-1 or ctla-4 for the treatment of cancer |
US11535634B2 (en) | 2019-06-05 | 2022-12-27 | Massachusetts Institute Of Technology | Compounds, conjugates, and compositions of epipolythiodiketopiperazines and polythiodiketopiperazines and uses thereof |
WO2023150677A2 (en) * | 2022-02-03 | 2023-08-10 | Igm Biosciences, Inc. | Anti-cd38 binding molecules and uses thereof |
WO2024089013A1 (en) | 2022-10-25 | 2024-05-02 | Peptomyc, S.L. | Combination therapy for the treatment of cancer |
Family Cites Families (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5618920A (en) * | 1985-11-01 | 1997-04-08 | Xoma Corporation | Modular assembly of antibody genes, antibodies prepared thereby and use |
US5208020A (en) * | 1989-10-25 | 1993-05-04 | Immunogen Inc. | Cytotoxic agents comprising maytansinoids and their therapeutic use |
CA2026147C (en) * | 1989-10-25 | 2006-02-07 | Ravi J. Chari | Cytotoxic agents comprising maytansinoids and their therapeutic use |
GB8928874D0 (en) * | 1989-12-21 | 1990-02-28 | Celltech Ltd | Humanised antibodies |
WO1993006213A1 (en) * | 1991-09-23 | 1993-04-01 | Medical Research Council | Production of chimeric antibodies - a combinatorial approach |
US5639641A (en) * | 1992-09-09 | 1997-06-17 | Immunogen Inc. | Resurfacing of rodent antibodies |
PL174721B1 (pl) * | 1992-11-13 | 1998-09-30 | Idec Pharma Corp | Przeciwciało monoklonalne anty-CD20 |
US20030143233A1 (en) * | 1999-06-07 | 2003-07-31 | Neorx Corporation | Streptavidin expressed gene fusions and methods of use thereof |
DE60032633T2 (de) * | 1999-11-24 | 2007-10-04 | Immunogen Inc., Cambridge | Zytotoxische mittel, die taxane enthalten und ihre therapeutische anwendung |
US6333410B1 (en) * | 2000-08-18 | 2001-12-25 | Immunogen, Inc. | Process for the preparation and purification of thiol-containing maytansinoids |
US6596503B1 (en) * | 2000-08-18 | 2003-07-22 | East Carolina University | Monoclonal antibody DS6, tumor-associated antigen CA6, and methods of use thereof |
EP1258255A1 (en) * | 2001-05-18 | 2002-11-20 | Boehringer Ingelheim International GmbH | Conjugates of an antibody to CD44 and a maytansinoid |
US6441163B1 (en) * | 2001-05-31 | 2002-08-27 | Immunogen, Inc. | Methods for preparation of cytotoxic conjugates of maytansinoids and cell binding agents |
MXPA04003057A (es) * | 2001-10-04 | 2005-06-20 | Immunex Corp | Proteina 4 de enlace ul16. |
WO2003043583A2 (en) * | 2001-11-20 | 2003-05-30 | Seattle Genetics, Inc. | Treatment of immunological disorders using anti-cd30 antibodies |
US6716821B2 (en) * | 2001-12-21 | 2004-04-06 | Immunogen Inc. | Cytotoxic agents bearing a reactive polyethylene glycol moiety, cytotoxic conjugates comprising polyethylene glycol linking groups, and methods of making and using the same |
KR100801388B1 (ko) * | 2002-01-02 | 2008-02-05 | 제넨테크, 인크. | 종양의 진단 및 치료 방법 및 이를 위한 조성물 |
CA2737127C (en) * | 2003-05-14 | 2016-07-26 | Immunogen, Inc. | Maytansinoid-antibody conjugate compositions |
-
2004
- 2004-07-21 JP JP2006521193A patent/JP2007503202A/ja active Pending
- 2004-07-21 CN CN201310444419.1A patent/CN103554261B/zh active Active
- 2004-07-21 AT AT04778714T patent/ATE496944T1/de active
- 2004-07-21 KR KR1020147008527A patent/KR101565721B1/ko active IP Right Grant
- 2004-07-21 ES ES04778714T patent/ES2360403T3/es active Active
- 2004-07-21 AU AU2004258955A patent/AU2004258955C1/en not_active Ceased
- 2004-07-21 NZ NZ598504A patent/NZ598504A/xx not_active IP Right Cessation
- 2004-07-21 MX MXPA06000830A patent/MXPA06000830A/es active IP Right Grant
- 2004-07-21 NZ NZ580855A patent/NZ580855A/en not_active IP Right Cessation
- 2004-07-21 CN CN201310020230.XA patent/CN103145844B/zh active Active
- 2004-07-21 BR BRPI0412879A patent/BRPI0412879A8/pt not_active Application Discontinuation
- 2004-07-21 EP EP04778714A patent/EP1660513B9/en active Active
- 2004-07-21 KR KR1020157031117A patent/KR101672664B1/ko active IP Right Grant
- 2004-07-21 PL PL04778714T patent/PL1660513T3/pl unknown
- 2004-07-21 DE DE602004031239T patent/DE602004031239D1/de active Active
- 2004-07-21 NZ NZ612796A patent/NZ612796A/en not_active IP Right Cessation
- 2004-07-21 CN CN2004800243313A patent/CN1922199B/zh active Active
- 2004-07-21 KR KR1020127013238A patent/KR20120059657A/ko not_active Application Discontinuation
- 2004-07-21 WO PCT/US2004/023340 patent/WO2005009369A2/en active Application Filing
- 2004-07-21 CA CA2532430A patent/CA2532430C/en not_active Expired - Fee Related
- 2004-07-21 PT PT04778714T patent/PT1660513E/pt unknown
- 2004-07-21 KR KR1020067001429A patent/KR101263950B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2004-07-21 US US10/895,135 patent/US20050123549A1/en not_active Abandoned
- 2004-07-21 DK DK04778714.8T patent/DK1660513T5/da active
- 2004-07-21 KR KR1020127024607A patent/KR20120113811A/ko active Search and Examination
- 2004-07-21 EA EA200600275A patent/EA014640B1/ru not_active IP Right Cessation
- 2004-07-21 SI SI200431646T patent/SI1660513T1/sl unknown
-
2006
- 2006-01-05 IL IL172982A patent/IL172982A/en active IP Right Grant
- 2006-01-13 ZA ZA2006/00375A patent/ZA200600375B/en unknown
- 2006-01-19 EC EC2006006294A patent/ECSP066294A/es unknown
- 2006-01-20 CR CR8207A patent/CR8207A/es unknown
- 2006-01-20 MX MX2011000245A patent/MX336469B/es unknown
- 2006-02-20 NO NO20060812A patent/NO339324B1/no not_active IP Right Cessation
-
2007
- 2007-04-26 HK HK07104440.1A patent/HK1098160A1/xx not_active IP Right Cessation
- 2007-04-26 HK HK13113291.4A patent/HK1185891A1/zh not_active IP Right Cessation
-
2010
- 2010-11-25 JP JP2010262151A patent/JP5643619B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2011
- 2011-04-21 CY CY20111100408T patent/CY1111938T1/el unknown
- 2011-04-22 HR HR20110302T patent/HRP20110302T1/hr unknown
-
2014
- 2014-06-30 JP JP2014133794A patent/JP5997727B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2015
- 2015-10-29 IL IL242336A patent/IL242336A/en active IP Right Grant
- 2015-12-04 JP JP2015237469A patent/JP6144749B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2017
- 2017-02-24 JP JP2017033672A patent/JP2017123857A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2011092194A5 (ja) | ||
JP6328649B2 (ja) | 薬物−タンパク質コンジュゲート | |
ES2814227T3 (es) | Anticuerpos anti-CD123 y conjugados de los mismos | |
RU2503687C2 (ru) | Сшивающие реагенты и их применение | |
US20180185509A1 (en) | Amatoxin-conjugates with improved linkages | |
ES2343965T3 (es) | Anticuerpos anti-cd22 e inmunocongujados mutados. | |
ES2348556T3 (es) | Moleculas de anticuerpo especificas de la proteina de activacion de fibroblastos e inmunoconjugados que las contienen. | |
DK2964264T3 (en) | AMATOXIN DERIVATIVES | |
AU2011307195B2 (en) | Amatoxin-conjugates with improved linkers | |
ES2788864T3 (es) | Conjugados de anticuerpo-fármaco e inmunotoxinas | |
JP2019532056A5 (ja) | ||
JP2011519864A5 (ja) | ||
HRP20110302T1 (hr) | Ca6 antigen-specifični citotoksični konjugat i postupci za njegovu uporabu | |
RU2016150377A (ru) | Сайт-специфичная конъюгация линкерных лекарственных препаратов с антителами и получаемые в результате adc | |
KR20180003537A (ko) | 아마톡신-항체 접합체 | |
CN105636591B (zh) | 配体-细胞毒性药物偶联物、其制备方法及其应用 | |
CN112218663A (zh) | 剪接调节抗体-药物缀合物及其使用方法 | |
RU2011145038A (ru) | Несущие аматоксины мишень-связывающие молекулы для лечения рака | |
JP2020506176A5 (ja) | ||
BR112012019780A2 (pt) | conjugados de fármaco e anticorpo (adc) que ligam a proteínas 161p2f10b | |
RU2016129894A (ru) | Ковалентно связанные конъюгаты хеликар-антитело против хеликара и их применения | |
JP2012006928A5 (ja) | ||
JP2018509908A5 (ja) | ||
RU2015156499A (ru) | Конъюгаты антитела с лекарственным средством | |
IL308504A (en) | Antibodies, Antibody Fragments and Their Immunomodules Against ROR2 and Their Uses |