JP2011089686A - 電算機室用空調システム - Google Patents

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Abstract

【課題】機器収容用ラックが免震台の上に設置された場合であっても、地震等によって機器収容用ラック及び遮蔽体の破損を防止することが可能な電算機室用空調システムを提供する
【解決手段】機器収容用ラック3が免震台上に載置され、通路4を挟んで両側に配設された機器収容用ラック3A、3B同士の上面間に架け渡された上部遮蔽体20は、その一端が、一方の機器収容用ラック3Aに配設された支持バー12の上に摺動可能に載置され、他端が、他方の機器収容用ラック3Bに固定支持されており、支持バー12の通路4の延在方向長さ及び上部遮蔽体20における通路4の延在方向と直交する方向の長さは、それぞれの方向における機器収容用ラック3A、3B同士の相対可動範囲長さに対応する長さに設定されていて、免震台とともに機器収容用ラック3A,3Bが移動した場合にも、上部遮蔽体20が支持バー12から落下しない構成とされている。
【選択図】図4

Description

本発明は、電算機室用空調システムに関する。
従来、ある空間の空気の流れや温度を調整するための種々の空調システムが提案されている。
これら空調システムの中には、高集約化・高発熱化の傾向にあるIT機器や通信装置等が設置される電算機室内において、機器周辺の空気の流れや温度を調整する電算機室用空調システムが知られている。
電算機室用空調システムとしては、通路を挟んで対向配置された複数の機器収容用ラックと、機器収容用ラックの側方であって、通路に対向配置された空気調和装置とを備えたものがある。
このような構成のもと、空気調和装置が、冷却用空気を下方に排出すると、その冷却用空気が通路に送られて、機器収容用ラックに吸い込まれる。そして、その冷却用空気は、機器収容用ラックに収容された機器を冷却することにより暖められた後、機器収容用ラックから吹き出される。そして、その暖められて吹き出された空気は、電算機室の上方空間を流動して、空気調和装置に吸い込まれて、再び冷却され排出される。
これにより、電算機室内の空気の流れや温度がコントロールされる。
ところが、暖められて機器収容用ラックから吹き出された空気の一部は、空気調和装置に送られることなく、上方空間からダイレクトに通路に還流されてしまう場合がある。その場合、通路に還流された空気は、暖められた状態のまま、再び機器収容用ラックに吸い込まれてしまうことにより、機器の冷却効率を低下させてしまう。
そこで、対向する機器収容用ラックの間の通路の上面にわたって遮蔽体を設けるとともに通路の端部に壁部を設けて通路空間内を密閉し、通路空間内に温められた空気が混入しないように構成したものが提案されている(例えば、特許文献1の第9図参照。)。
特許第3835615号公報
ところで、特許文献1のように遮蔽体を設置する場合には、遮蔽体が機器収容用ラックの上面から容易に脱落しないように、遮蔽体を、通路を挟んで対向配置された機器収容用ラックに、ボルト等を用いて固定している。
最近では、地震対策として、振動や揺動によってラックやラック内部に収容された機器類に負荷が作用しないように、機器収容用ラックを免震台の上に設置する手段が採用されている。すると、地震等が発生した場合には、通路を挟んで対向配置された機器収容用ラック同士が、通路の延在方向に向けて、あるいは、通路を挟んで互いに近接離反するように相対移動することになり、前述のように遮蔽体をラックに固定した場合には、機器収容用ラックや遮蔽体等に過大な負荷が掛かり、破損してしまうおそれがあった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、機器収容用ラックに収容された機器を冷却することにより暖められた空気が機器収容用ラック間の通路空間内に混入することを防止して冷却効率の向上を図ることができるとともに、機器収容用ラックが免震台の上に設置された場合であっても、振動や揺動によって機器収容用ラック及び遮蔽体の破損を防止することが可能な電算機室用空調システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、電算機室内において床下に内部空間を有する通路を挟んで両側に設置され、前面から給気して上面又は背面から熱を帯びた空気を吹き出す機器収容用ラックと、空気調和装置とを備え、前記空気調和装置から吹き出された冷却用空気が、前記内部空間を流動して、前記通路に設けられた孔からさらに前記通路の床上に流動し、この冷却用空気が前記機器収容用ラックに収容された機器を冷却した後、前記機器収容用ラックの上方の空間を流動して前記空気調和装置に再び吸引される電算機室用空調システムであって、前記通路を挟んで両側に設置された前記機器収容ラックのうちの少なくとも一列は、免震台上に載置され、前記通路の上方には、前記通路を挟んで両側に配設された前記機器収容用ラック同士の上面間に架け渡され、前記通路と前記機器収容用ラックの上方空間とを区画する上部遮蔽体が配設されており、前記通路を挟んだ一方の前記機器収容用ラックにおいては、その上面に、前記通路の延在方向に向けて延びる支持バーが配設され、前記上部遮蔽体は、その一端が、前記支持バーの上に摺動可能に載置され、他端が、前記通路を挟んだ他方の前記機器収容用ラックに固定支持されており、前記支持バーの前記通路の延在方向長さが、前記通路の延在方向における前記機器収容用ラック同士の相対可動範囲長さに対応する長さに設定され、前記上部遮蔽体における前記通路の延在方向と直交する方向の長さが、前記通路の延在方向と直交する方向における前記機器収容用ラック同士の相対可動範囲長さに対応する長さに設定されており、前記免震台とともに前記機器収容用ラックが移動した場合にも、前記上部遮蔽体が前記支持バーから落下しない構成とされていることを特徴とする。
また、本発明は、前記通路の端部には、端部遮蔽体が配設されており、この端部遮蔽体は、上方から吊り下げられたカーテン部材であることを特徴とする。
本発明によれば、前記通路を挟んで両側の機器収容用ラックの上面間に配置された上部遮蔽体によって、前記通路と前記機器収容用ラックの上方空間とが区画されているので、機器収容用ラックに収容された機器を冷却することにより暖められた空気が機器収容用ラック間の通路空間内に混入することを防止して冷却効率の向上を図ることができる。
そして、前記上部遮蔽体は、その一端が、前記通路を挟んだ一方の前記機器収容用ラックに配設された前記支持バーの上に摺動可能に載置され、他端が、前記通路を挟んだ他方の前記機器収容用ラックに固定支持されており、前記支持バーの前記通路の延在方向長さが、前記通路の延在方向における前記機器収容用ラック同士の相対可動範囲長さに対応する長さに設定され、前記上部遮蔽体における前記通路の延在方向と直交する方向の長さが、前記通路の延在方向と直交する方向における前記機器収容用ラック同士の相対可動範囲長さに対応する長さに設定されていて、前記免震台とともに前記機器収容用ラックが移動した場合にも、前記上部遮蔽体が前記支持バーから落下しない構成とされているので、地震等が発生した場合であっても、上部遮蔽体の一端側部分が前記支持バー上を摺動することになり、機器収容用ラック及び遮蔽体に大きな負荷が作用せず、機器収容用ラック及び遮蔽体の破損を防止できる。
本発明に係る電算機室用空調システムの全体構成図である。 本発明に係る電算機室用空調システムの第1の実施形態を示す斜視説明図である。 図2に示す電算機室用空調システムの側面図である。 図2に示す電算機室用空調システムの上面図である。 図2に示す電算機室用空調システムにおいて、機器収容用ラックが互いに離間する方向に相対移動した状態を示す上面説明図である。 本発明に係る電算機室用空調システムの第2の実施形態を示す斜視説明図である。 図6に示す電算機室用空調システムの側面説明図である。
(実施形態1)
以下、本発明の第1の実施形態における電算機室用空調システムについて、図面を参照して説明する。
図1に示す電算機室用空調システム100は、箱状に形成された電算機室101において利用されるものである。
まず、電算機室101について説明する。
電算機室101は、床下に内部空間5を有する二重床2を備えている。二重床2には、長手方向に延びる通路4が形成されている。二重床2には、その厚さ方向に貫通する矩形または円形状の長孔8が形成されている。そして、長孔8の縁部の全周には、この長孔8を覆う矩形板状の孔あきパネル7が嵌め込まれている。孔あきパネル7には、厚さ方向に貫通する複数の孔が形成されている。これにより、床下の内部空間5と通路4とが、それら複数の孔を介して連通している。
次いで、電算機室101において利用される電算機室用空調システム100について、図1から図5を参照して説明する。
電算機室用空調システム100は、通路4を挟んで両側に対向配置されたラック(機器収容用ラック)3と、空気調和装置6と、通路4の上方に配置された上部遮蔽体20と、通路4の端部に設けられた端部遮蔽体40と、を備えており、ラック3と上部遮蔽体20と端部遮蔽体40とによって通路空間Sが画成されている。
ラック3は、箱状に形成されており、通信装置等の各種機器を収容するものである。これらラック3は、通路4の長手方向に沿って複数配列されている。ラック3は、互いに対向する対向面に形成された給気口(不図示)から、通路空間Sの空気を給気し、給気した空気を上面3a又は背面の吹出口から上方又は後方に向けて吹き出すようになっている。
ここで、通路4を挟んで対向配置されたラック3は、図2に示すように、それぞれ免震台10の上に固定されている。
空気調和装置6は、箱状に形成されている。この空気調和装置6は、ラック3の側方であって、通路4の長手方向の一端に対向して通路空間Sの外部に配置されている。そして、空気調和装置6は、下面6bの吹出口から冷却用空気を吹き出し、電算機室101の上方空間を流動する空気を、その上面6aの吸引口から吸引し、冷却した後、再び吹出口から吹き出すようになっている。
免震台10は、地震等が発生して電算機室101に振動や揺動が生じた場合に、二重床2の床面に沿うように水平移動するものであり、振動や揺動による負荷が、免震台10上に固定されたラック3に作用することを抑制するものである。
ここで、図4及び図5に、免震台10の可動範囲Mを示す。すなわち、この免震台10は、通路4の延在方向及び通路4の幅方向に、ラック3を変形させることなく移動させることが可能な構成とされているのである。
上部遮蔽体20は、図2及び図3に示すように、矩形板状をなし、通路4を挟んで両側に対向配置されたラック3A、3Bの上面に掛け渡された複数枚の遮蔽板ユニット21が、通路4の延在方向に並列配置されて構成されている。
遮蔽板ユニット21は、枠体22と、枠体22の開口部を封止するように装着されたパネル部23と、を備えている。
通路4を挟んで対向配置されたラック3(3A、3B)のうちの一方のラック3Aの上面には、通路4の延在方向に沿って延びる支持バー12が配設されている。また、通路4を挟んで対向配置されたラック3のうちの他方のラック3Bの上面には、通路4の延在方向に沿って延びる固定バー11が配設されている。なお、これら支持バー12及び固定バー11は、その上面が平らな形状とされており、本実施形態では、断面矩形状をなしている。
上部遮蔽体20を構成する遮蔽板ユニット21は、その一端が支持バー12の上に摺動可能に載置され、他端が固定バー11の上にボルト等の固定具(図示なし)によって固定されている。
ここで、支持バー12の延在方向長さ(通路4の延在方向長さ)は、通路4を挟んで対向配置されたラック3A、3B同士の相対可動範囲長さに対応する長さに設定されている。すなわち、図5に示すように、ラック3Aが、免震台10の可動範囲Mにおける通路4の延在方向の一端側(図5において上側)に位置し、ラック3Bが、免震台10の可動範囲Mにおける通路4の延在方向の他端側(図5において下側)に位置した場合であっても、上部遮蔽体20を構成する遮蔽板ユニット21が、支持バー12の上から落下しないように構成されているのである。
なお、本実施形態では、支持バー12の延在方向長さは、通路4を挟んで対向配置されたラック3A、3B同士の相対可動範囲長さよりも長く設定されている。
また、上部遮蔽体20を構成する遮蔽板ユニット21の長さ(通路4の延在方向に直交する方向の長さ)は、通路4を挟んで対向配置されたラック3A、3B同士の相対可動範囲幅に対応する長さに設定されている。すなわち、図5に示すように、ラック3A及びラックBが、互いに離間するように、通路4の幅方向に移動した場合であっても、上部遮蔽体20を構成する遮蔽板ユニット21の一端が、支持バー12の上から落下しないように構成されているのである。
なお、本実施形態では、遮蔽板ユニット21の長さは、通路4を挟んで対向配置されたラック3A、3B同士の相対可動範囲幅よりも長く設定されている。
端部遮蔽体40は、図1から図3に示すように、通路4の端部を塞ぐように配置されており、矩形状のシート部41と、このシート部41を収容する収容部42と、シート部41の先端辺の全長にわたって設けられた棒状のエンドレール43とを備えている。シート部41は、収容部42内において巻回部(図示なし)に巻回されている。巻回部は、付勢部材などにより、シート部41を巻回する方向に付勢されている。
本実施形態では、図3に示すように、電算室機101の天井部に収容部42が固定され、この収容部42からシート部41が垂下された構成とされている。
次に、このように構成された本実施形態における電算機室用空調システム100の作用について説明する。
電算機室101において、ラック3に収容された通信装置などが動作することにより発熱し、それら各機器が熱を帯びてしまう。そのため、動作している各機器を冷却する必要がある。
そこで、空気調和装置6の下面6bの吹出口から、内部空間5に冷却用空気を吹き出す。この冷却用空気は、内部空間5を通って、孔あきパネル7の複数の孔から上方(通路4)に吹き出される。そして、通路4に送られた冷却用空気は、ラック3の前面の給気口から給気され、熱交換作用により、各機器を冷却する。これにより、給気された空気は、暖められて温熱空気となる。その温熱空気は、ラック3の上面3a又は背面の吹出口から上方に吹き出される。さらに、吹き出された温熱空気は、電算機室101の上方空間を流動し、空気調和装置6の上面6aの吸引口から吸引され、冷却された後、再び下面6bの吹出口から吹き出される。
これにより、電算機室101内の空気の流れや温度がコントロールされ、各機器の良好な動作状態が維持される。
ところで、ラック3の上面3a又は背面から吹き出された温熱空気は、空気調和装置6に給気される前に、通路4に還流されて、ラック3の前面から給気されてしまう場合がある。
しかし、本実施形態においては、通路4を挟んで両側のラック3の上面間に配置された上部遮蔽体20と、通路4の端部に設けられた端部遮蔽体40と、を備え、ラック3、上部遮蔽体20及び端部遮蔽体40によって通路空間Sが画成されているので、ラック3の上面の温熱空気が通路空間Sに流入することが規制される。すなわち、通路空間Sにおいては、二重床2の床上から上部遮蔽体20の天板部20にわたって、冷却用空気で常に満たされることになる。
さらに、通路4の冷却用空気が、ラック3に給気されることなく、ダイレクトに空気調和装置6に吸引されてしまう場合がある。
しかし、本実施形態においては、通路4の端部を塞ぐようにして、端部遮蔽体40が配置され、通路空間Sの外部に空気調和装置6が設置されているので、通路4に向けて吹き出された冷却用空気が空気調和装置6の設置空間に流動することが規制される。
また、本実施形態では、ラック3が免震台10の上に固定されていることから、地震等によって電算機室101が振動又は揺動した場合には、ラック3が変形することなく、免震台10とともに、可動範囲M内を水平移動することになる。
このように、ラック3が免震台10上に固定されていても、上部遮蔽体20を構成する遮蔽板ユニット21が摺動可能に載置される支持バー12の延在方向長さ(通路4の延在方向長さ)が、通路4を挟んで対向配置されたラック3A、3B同士の相対可動範囲長さに対応する長さに設定され、かつ、遮蔽板ユニット21の長さ(通路4の延在方向に直交する方向の長さ)が、通路4を挟んで対向配置されたラック3A、3B同士の相対可動範囲幅に対応する長さに設定されていて、上部遮蔽体20を構成する遮蔽板ユニット21が、支持バー12の上から落下しないように構成されているので、ラック3A、3Bが免震台10とともに、互いに離間するように移動した場合であっても、上部遮蔽体20は支持バー12上を摺動することになる。
また、本実施形態においては、端部遮蔽体40が、矩形状のシート部41と、このシート部41を収容する収容部42と、シート部41の先端辺の全長にわたって設けられた棒状のエンドレール43とを備えた、いわゆるロールカーテンとされており、収容部42が電算機室101の天井に固定され、この収容部42からシート部41が垂下される構成とされているので、上部遮蔽体20及び支持バー12が、免震台10とともに移動して端部遮蔽体40に接触したとしても、シート部41のみが変位することになる。
以上より、本実施形態における電算機室用空調システム100によれば、ラック3に収容された機器を冷却することにより暖められた空気がラック3A、3B間の通路4に混入することが防止されるので、冷却効率の向上を図ることができる。
さらに、ラック3が免震台10の上に固定されていることから、地震等によって電算機室101が振動又は揺動した場合には、ラック3に負荷が作用することがなく、ラック3やラック3内部に収容した機器類の破損を防止することができる。
そして、上部遮蔽体20を構成する遮蔽板ユニット21が摺動可能に載置される支持バー12の延在方向長さ(通路4の延在方向長さ)が、通路4を挟んで対向配置されたラック3A、3B同士の相対可動範囲長さに対応する長さに設定され、かつ、遮蔽板ユニット21の長さ(通路4の延在方向に直交する方向の長さ)が、通路4を挟んで対向配置されたラック3A、3B同士の相対可動範囲幅に対応する長さに設定されていて、ラック3A、3Bが免震台10とともに互いに離間するように移動した場合であっても、上部遮蔽体20が支持バー12上から落下することがないように構成されているので、地震等による上部遮蔽体20の破損を防止することができる。
しかも、端部遮蔽体40が、ロールカーテンで構成されていることから、上部遮蔽体20及び支持バー12が、免震台10とともに移動して端部遮蔽体40に接触したとしても、シート部41のみが変位することになり、端部遮蔽体40、上部遮蔽体20及び支持バー12の破損を未然に防止することが可能となる。また、免震台10(上部遮蔽体20及び支持バー12)が所定位置に復帰した時点で、シート部41も元に位置に復帰することになるため、地震後の復旧作業を簡単に行うことができる。
(実施形態2)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図6及び図7は、本発明の第2の実施形態を示したものである。
図6及び図7において、図1から図5に記載の構成要素と同一部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
この実施形態と上記第1の実施形態とは基本的構成は同一であり、ここでは主として異なる点について説明する。
まず、本実施形態においては、ラック3が通路4を挟んで配置されており、一方側(図6において左下側、図7において左側)のラック3Aは、通路4に向けて排気口(図示なし)が配設されている。また、他方側(図6において右上側、図7において右側)のラック3Bは、通路4に向けて給気口(図示なし)が配設されている。また、通路4を挟んで配置されたラック3A、3Bは、それぞれ免震台10の上に固定されている。
本実施形態における上部遮蔽体120は、矩形板状をなし、通路4を挟んで両側に配置されたラック3A、3Bの上面に掛け渡された遮蔽板ユニット121が、通路4の延在方向に複数枚が並列配置されて構成されている。
この遮蔽板ユニット121は、図6及び図7に示すように、延在方向(通路4の幅方向)中央部に、ロールカーテン部125が配置されている。
ロールカーテン部125は、矩形状のシート部126と、このシート部126を収容する収容部127と、シート部126の先端辺の全長にわたって設けられた棒状のエンドレール128とを備えており、上部遮蔽体120(遮蔽板ユニット121)に収容部127が固定され、この収容部127からシート部126が引き出され、シート部126の先端辺に設けられたエンドレール128が、通路4の二重床2の床面に係止される構成とされている。
このようにしてロールカーテン部125が設置されることより、図7に示すように、通路4は、一方のラック3A側の空間S1と他方のラック側3Bの空間S2とに区画されることになる。すなわち、このロールカーテン部125のシート部126が、通路4を一方のラック3A側の空間S1と他方のラック3B側の空間S2とに区画する仕切壁とされているのである。
なお、このロールカーテン部125は、図7に示すように、エンドレール128の二重床2の床面の係止位置を変更することによって、一方のラック3A側の空間S1及び他方のラック側3Bの空間S2の大きさを調整することが可能となっている。
また、遮蔽板ユニット121においては、ロールカーテン部125の一方側(図6において左下側、図7において左側)は、枠体122のみが配設されており、通路4の一方のラック3A側の空間S1と上方空間とを連通する通気口123が形成されている。
また、ロールカーテン部125の他方側(図6において右上側、図7において右側)は、プレート部124とされており、通路4の他方のラック3B側の空間S2と上方空間とを区画するように構成されている。
通路4を挟んで配置されたラック3のうちの一方のラック3Aの上面には、通路4の延在方向に沿って延びる支持バー112が配設されている。また、通路4を挟んで配置されたラック3のうちの他方のラック3Bの上面には、通路4の延在方向に沿って延びる固定バー111が配設されている。なお、これら支持バー112及び固定バー111は、その上面が平らな形状とされており、本実施形態では、断面矩形状をなしている。
上部遮蔽体120を構成する遮蔽板ユニット121は、その一端が支持バー112の上に摺動可能に載置され、他端が固定バー111の上に、ボルト等の固定具(図示なし)によって固定されている。
ここで、支持バー112の延在方向長さ(通路4の延在方向長さ)は、通路4を挟んで配置されたラック3A、3B同士の相対可動範囲長さに対応する長さに設定されている。
また、上部遮蔽体120を構成する遮蔽板ユニット121の長さ(通路4の延在方向に直交する方向の長さ)は、通路4を挟んで配置されたラック3A、3B同士の相対可動範囲幅に対応する長さに設定されている。
なお、本実施形態では、支持バー112の延在方向長さは、通路4を挟んで配置されたラック3A、3B同士の相対可動範囲長さよりも長く設定されており、上部遮蔽体120を構成する遮蔽板ユニット121の長さは、通路4を挟んで対向配置されたラック3A、3B同士の相対可動範囲幅よりも長く設定されている。
端部遮蔽体140は、図6に示すように、上部に配設されたレール部141と、このレール部141に沿ってスライドするスライドドア142と、で構成されている。なお、本実施形態では、この端部遮蔽体140は、他方側のラック3B側の空間S2に対応する部分にのみ配設されている。すなわち、通路4において、ロールカーテン部125のシート部126によって区画された他方のラック3B側の空間S2のみが、通路4の外部の空間と区画されているのである。
このような構成とされた本実施形態における電算機室用空調システム200においては、前述の第1の実施形態と同様に、上部遮蔽体120を構成する遮蔽板ユニット121が摺動可能に載置される支持バー112の延在方向長さ(通路4の延在方向長さ)が、通路4を挟んで配置されたラック3A、3B同士の相対可動範囲長さに対応する長さに設定され、かつ、遮蔽板ユニット121の長さ(通路4の延在方向に直交する方向の長さ)が、通路4を挟んで配置されたラック3A、3B同士の相対可動範囲幅に対応する長さに設定されていて、上部遮蔽体120を構成する遮蔽板ユニット121が、支持バー112の上から落下しないように構成されているので、ラック3A、3Bが免震台10とともに、互いに離間するように移動した場合であっても、上部遮蔽体120が支持バー112上から落下することがなく、上部遮蔽体120の破損を防止することができる。
また、本実施形態では、遮蔽板ユニット121にロールカーテン部125が設けられており、このロールカーテン部125のエンドロール128を二重床2の床面に係止することによって、通路4を、一方のラック3A側の空間S1と他方のラック3B側の空間S2とに区画している。
ここで、一方のラック3A側の空間S1においては、上部遮蔽体120に通気口123が形成されており、さらに、端部遮蔽体140が設けられておらず、外部空間に連通された構成とされている。よって、一方のラック3Aから排気された温熱空気が外部空間へと排出されることなる。
これに対して、他方のラック3B側の空間S2は、上部遮蔽体120のプレート部124と、端部遮蔽体140とで、外部空間と区画されていることから、一方のラック3Aから排気された温熱空気が他方のラック3B側の空間S2に混入することが防止され、他方のラック3B側の空間S2の内部が冷却用空気で常に満たされることになり、他方側のラック3B内に収容された機器類を効率良く冷却することが可能となる。
さらに、本実施形態では、ロールカーテン部125のエンドレール128を二重床2の床面に係止する位置を変更することによって、一方のラック3A側の空間S1及び他方のラック側3Bの空間S2の大きさを調整することが可能となっているので、例えば一方側のラック3A(他方のラック3B)において作業する場合には、一方のラック3A側の空間S1(他方のラック3B側の空間S2)を大きくし、作業性を確保することができる。
また、二重床2から通路4へと冷却用空気を送り込む孔あきパネルの位置が、一方のラック3Aにまで設けられている場合には、他方のラック3B側の空間S2を大きくすることで、冷却用空気を積極的に取り入れることができ、他方のラック3Bの冷却効率をさらに向上させることができる。
なお、ロールカーテン部125の係止位置を一方のラック3A側に移動させて他方のラック3B側の空間S2を大きくした場合には、他方のラック3b側の空間S2に対応する部分に配設された端部遮蔽体140の形状を変更するか、あるいは、シート状の補助遮蔽体を別途設置することにより、通路4の他方のラック3b側の空間S2の密封性を向上させることが好ましい。
以上、本発明の実施形態である電算機室用空調システムについて説明したが、本発明の技術的範囲はこれに限定されることはなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、第1の実施形態において、端部遮蔽体をロールカーテンで構成したものとして説明したが、これに限定されることはなく、天井から垂下したカーテン部材であってもよい。
また、上部遮蔽体を、複数の遮蔽板ユニットを並列配置して構成したものとして説明したが、これに限定されることはなく、上部遮蔽体が一体に構成されていてもよい。
さらに、遮蔽板ユニットが、枠体と、パネル部と、を備えた構成のものとして説明したが、これに限定されることはない。
また、第2の実施形態において、端部遮蔽体をスライドドアで構成するものとして説明したが、これに限定されることはなく、適宜設計変更してもよい。
さらに、通路を区画する仕切壁を、ロールカーテンのシート部としたもので説明したが、これに限定されることはなく、パネル部材等によって仕切壁を構成してもよい。
また、本実施形態では、支持バーの延在方向長さを、通路を挟んで配置されたラック同士の相対可動範囲長さよりも長く設定し、上部遮蔽体を構成する遮蔽板ユニットの長さを、通路を挟んで配置されたラック同士の相対可動範囲幅よりも長く設定したものとして説明したが、これに限定されることはなく、例えば、支持バーの長さは、前記ラック同士の相対可動範囲長さよりも短く、あるいは、同一でもよく、上部遮蔽体を構成する遮蔽板ユニットの長さは、前記ラック同士の相対可動範囲幅よりも短く、あるいは、同一でもよく、免震台とともにラックが移動しても上部遮蔽体が支持バー上から落下しない長さに設定されていればよい。
100、200 電算機室用空調システム
101 電算機室
3 ラック
4 通路
6 空気調和装置
10 免震台
12、112 支持バー
20、120 上部遮蔽体
40、140 端部遮蔽体

Claims (2)

  1. 電算機室内において床下に内部空間を有する通路を挟んで両側に設置され、前面から給気して上面又は背面から熱を帯びた空気を吹き出す機器収容用ラックと、空気調和装置とを備え、前記空気調和装置から吹き出された冷却用空気が、前記内部空間を流動して、前記通路に設けられた孔からさらに前記通路の床上に流動し、この冷却用空気が前記機器収容用ラックに収容された機器を冷却した後、前記機器収容用ラックの上方の空間を流動して前記空気調和装置に再び吸引される電算機室用空調システムであって、
    前記通路を挟んで両側に設置された前記機器収容ラックのうちの少なくとも一列は、免震台上に載置され、
    前記通路の上方には、前記通路を挟んで両側に配設された前記機器収容用ラック同士の上面間に架け渡され、前記通路と前記機器収容用ラックの上方空間とを区画する上部遮蔽体が配設されており、
    前記通路を挟んだ一方の前記機器収容用ラックにおいては、その上面に、前記通路の延在方向に向けて延びる支持バーが配設され、
    前記上部遮蔽体は、その一端が、前記支持バーの上に摺動可能に載置され、他端が、前記通路を挟んだ他方の前記機器収容用ラックに固定支持されており、
    前記支持バーの前記通路の延在方向長さが、前記通路の延在方向における前記機器収容用ラック同士の相対可動範囲長さに対応する長さに設定され、前記上部遮蔽体における前記通路の延在方向と直交する方向の長さが、前記通路の延在方向と直交する方向における前記機器収容用ラック同士の相対可動範囲長さに対応する長さに設定されており、前記免震台とともに前記機器収容用ラックが移動した場合にも、前記上部遮蔽体が前記支持バーから落下しない構成とされていることを特徴とする電算機室用空調システム。
  2. 前記通路の端部には、端部遮蔽体が配設されており、この端部遮蔽体は、上方から吊り下げられたカーテン部材であることを特徴とする請求項1に記載の電算機室用空調システム。
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