JP2014215918A - 移動機構及びラック収容構造 - Google Patents

移動機構及びラック収容構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2014215918A
JP2014215918A JP2013094666A JP2013094666A JP2014215918A JP 2014215918 A JP2014215918 A JP 2014215918A JP 2013094666 A JP2013094666 A JP 2013094666A JP 2013094666 A JP2013094666 A JP 2013094666A JP 2014215918 A JP2014215918 A JP 2014215918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
floor member
cable
moving mechanism
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013094666A
Other languages
English (en)
Inventor
菊地 章
Akira Kikuchi
章 菊地
英知朗 奥村
Eichiro Okumura
英知朗 奥村
陽広 浜口
Yoko Hamaguchi
陽広 浜口
朗 峯岸
Akira Minegishi
朗 峯岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2013094666A priority Critical patent/JP2014215918A/ja
Priority to US14/244,052 priority patent/US20140319985A1/en
Publication of JP2014215918A publication Critical patent/JP2014215918A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/20709Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating for server racks or cabinets; for data centers, e.g. 19-inch computer racks
    • H05K7/20718Forced ventilation of a gaseous coolant
    • H05K7/20736Forced ventilation of a gaseous coolant within cabinets for removing heat from server blades
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/14Mounting supporting structure in casing or on frame or rack
    • H05K7/1485Servers; Data center rooms, e.g. 19-inch computer racks
    • H05K7/1497Rooms for data centers; Shipping containers therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】本願が開示する技術は、一つの側面として、作業者の作業性の低下を低減することを目的とする。
【解決手段】移動機構30は、一対のガイドレール32と、設置台34と、前側着脱床部材56及び後側着脱床部材58とを備えている。設置台34は、一対のガイドレール32上に移動可能に設けられている。前側着脱床部材56及び後側着脱床部材58は、設置台34と隣接して一対のガイドレール32上に着脱可能に配置されている。
【選択図】図3

Description

本願が開示する技術は、移動機構及びラック収容構造に関する。
サーバー等の電子機器用のラックが設置されるラック設置台を滑り支承で支持する免震架台が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、上下方向に2つのラック設置台を備えた立体型設置装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−237690号公報 特開平6−282354号公報
ところで、ラックの移動を容易にするために、例えば、床に敷設されたガイドレール等のガイド部材によってラック設置台を移動可能に支持することが考えられる。
しかしながら、床にガイド部材を敷設すると、例えば、作業者が電子機器の保守等を行うときにガイド部材が障害となり、作業者の作業性が低下する可能性がある。
本願が開示する技術は、一つの側面として、作業者の作業性の低下を低減することを目的とする。
本願が開示する技術では、移動機構は、ガイド部材と、ガイド部材上に移動可能に設けられた設置台と、設置台と隣接してガイド部材上に着脱可能に配置される着脱カバー台と、を備えている。
本願が開示する技術によれば、一つの側面として、作業者の作業性の低下を低減することができる。
図1は、第1実施例におけるコンテナを示す斜視図である。 図2は、図1に示されるコンテナにラックを搬入する過程を示す斜視図である。 図3は、図1に示される移動機構を示す斜視図である。 図4は、図3の4−4線断面図である。 図5は、図3に示される設置台を示す側面図である。 図6Aは、ガイドレールから前側着脱床部材及び後側着脱床部材を取り外した状態を示すコンテナの横断面図である。 図6Bは、ガイドレールに沿って設置台を前側通路側へ移動させた状態を示すコンテナの横断面図である。 図6Cは、後側通路のガイドレールに前側着脱床部材及び後側着脱床部材を取り付けた状態を示すコンテナの横断面図である。 図7は、第2実施例における冷却ユニット及びコンテナを示す横断面図である。 図8は、図7に示される仕切り部材を示す斜視図である。 図9は、図7に示される仕切り部材を示す平面図である。 図10Aは、ラックを移動させる前の状態を示すコンテナの横断面図である。 図10Bは、ラックを前側通路側へ移動させた状態を示すコンテナの横断面図である。 図10Cは、ラックを後側通路側へ移動させた状態を示すコンテナの横断面図である。 図11は、ケーブルガイドを示す拡大側面図である。 図12は、ガイドレールの変形例を示す図4に相当する断面図である。
先ず、第1実施例について説明する。
図1に示されるように、本実施例に係るコンテナ型情報処理装置(コンテナ型データセンター)10は、コンテナ12と、複数のラック16と、複数の電子機器18と、移動機構30とを備えている。また、コンテナ型情報処理装置10には、ラック収容構造60が適用されている。なお、ラック収容構造60については、第2実施例において後述する。
コンテナ12は横長の直方体状の箱型に形成されており、天壁部12Uと、底壁部12Lと、前壁部12Fと、後壁部12Rと、一対の側壁部12Sとを有している。このコンテナ12の内部には、ラック収容室14が形成されている。
ラック収容室14には、複数(本実施例では7つ)のラック16が収容されている。ラック16は、サーバー等の複数の電子機器18を収納するサーバーラックとされている。これらのラック16は、コンテナ12の長手方向に沿って一例で配列されている。また、複数のラック16とコンテナ12の前壁部12Fとの間には、前側通路20(図6A参照)が形成されている。さらに、複数のラック16とコンテナ12の後壁部12Rとの間には、後側通路22(図6A参照)が形成されている。
図2に示されるように、コンテナ12の一方の側壁部12Sには、ラック収容室14にラック16を搬入する搬入口24が形成されている。この側壁部12Sには、搬入口24を開閉する一対のドア26が取り付けられている。
ラック16は縦長の直方体形状に形成されており、天板16Aと、底板16Bと、4本の支柱16Cとを有している。支柱16Cは底板16Bの角部にそれぞれ立てられており、天板16Aを支持している。なお、ラック16内には、電子機器18が設置される図示しない機器搭載用の柱(マウントアングル)に複数の機器搭載用レールが取り付けられている。また、天板16Aには、後述するケーブル90を通すケーブル開口17が形成されている。
ラック16の前側には、前側開口部28Fが形成されている。また、ラック16の後側には、後側開口部28Rが形成されている。各ラック16は、後側開口部28Rをコンテナ12の前壁部12Fに向けて配置されている。そして、前側通路20から後側開口部28Rを介して電子機器18の操作や部品交換等が可能になっている。これと同様に、後側通路22から前側開口部28Fを介して電子機器18の操作や部品交換等が可能になっている。なお、ラック16には、前側開口部28Fを開閉するドアを設けても良いし、後側開口部28Rを開閉するドアを設けても良い。
コンテナ12の底壁部12Lには、複数(本実施例では7つ)の移動機構30が設けられている。複数の移動機構30は、ラック16を移動可能に支持すると共に、ラック収容室14の床部14Aを形成している。
具体的には、図3に示されるように、移動機構30は、一対のガイドレール32と、設置台34と、一対の前側固定床部材52及び後側固定床部材54と、一対の前側着脱床部材56及び後側着脱床部材58とを備えている。なお、ガイドレール32は、ガイド部材の一例である。また、前側固定床部材52及び後側固定床部材54は、固定床部材の一例であり、かつストッパ部の一例である。さらに、前側着脱床部材56及び後側着脱床部材58は、着脱床部材の一例であり、かつ着脱カバー台の一例である。
一対のガイドレール32は、互いに対向すると共に互いに平行して配置されている。この一対のガイドレール32上には、ラック16が設置される設置台34が移動可能に設けられている。設置台34は、一対のガイドレール32に亘って配置されており、一対のガイドレール32を上側から覆っている。
設置台34は鋼板等により平面視にて矩形に形成されており、載置部34Uと、前面壁部34Fと、後面壁部34Rと、一対の側面壁部34Sとを有している。載置部34Uは、パネル状に形成されると共に、ラック16の底板16Bと同じ大きさに形成されている。この載置部34Uの上にラック16が載置される。
前面壁部34Fには、一対の前側ブラケット44が設けられている。これと同様に、設置台34の後面壁部34Rには、一対の後側ブラケット46が設けられている。さらに前面壁部34F及び後面壁部34Rには、一対のガイドレール32が挿入される切欠き部36がそれぞれ形成されている。
図4に示されるように、載置部34Uの下面における両側部には、補強パネル38を介してスライド部材(スライダ)40がそれぞれ設けられている。このスライド部材40の下面には、ガイドレール32がスライド可能に係合される係合溝42が形成されている。この係合溝42をガイドレール32に係合させる(噛み合わせる)ことにより、設置台34がガイドレール32に沿って移動可能に支持されている。
図5に示されるように、コンテナ12の底壁部12Lの下面には、設置台34の移動方向(矢印X方向)と交差する方向に延びる一対の固定フレーム48が設けられている。一対の固定フレーム48は、下方が開口された断面C字形状に形成されている。この一対の固定フレーム48の各々に前側ブラケット44及び後側ブラケット46をボルト50によって固定することにより、設置台34がコンテナ12の底壁部12Lに固定されている。なお、以下では、設置台34がコンテナ12に固定される位置を設置台34の固定位置(初期位置)とする。
図3に示されるように、設置台34の移動方向(矢印X方向)の両側には、前側固定床部材52及び後側固定床部材54が配置されている。前側固定床部材52及び後側固定床部材54は、鋼板等により平面視にて矩形に形成されている。各前側固定床部材52及び後側固定床部材54は、上面部52U,54Uと、前面壁部52F,54Fと、後面壁部52R,54Rと、一対の側面壁部52S,54Sとを有している。前面壁部52F,52F、後面壁部52R,54R、一対の側面壁部52S,54Sは、上面部52U,54Uの外周部から下側へ延出し、コンテナ12の底壁部12Lに対して上面部52U,54Uを支持している。
前側固定床部材52は、一対のガイドレール32の一端部に亘って配置されており、一対のガイドレール32を上側から覆っている。この前側固定床部材52は、図示しないボルト等により一対のガイドレール32またはコンテナ12の底壁部12Lに固定されている。また、前側固定床部材52の上面部52Uは、ラック収容室14における前側通路20側の床部14Aを形成している。そして、設置台34を前側通路20側(図6A参照)へ移動させたときに、設置台34が前側固定床部材52に接触することにより、設置台34の移動が規制される。つまり、前側固定床部材52によって、一対のガイドレール32の一端部から設置台34が脱落することが抑制されている。
後側固定床部材54は、一対のガイドレール32の他端部に亘って配置されており、当該他端部を上側から覆っている。この後側固定床部材54は、図示しないボルト等により一対のガイドレール32またはコンテナ12の底壁部12Lに固定されている。また、後側固定床部材54の上面部54Uは、ラック収容室14における後側通路22側の床部14Aを形成している。そして、設置台34を後側通路22(図6A参照)側へ移動させたときに、設置台34が後側固定床部材54に接触することにより、設置台34の移動が規制される。つまり、後側固定床部材54によって、一対のガイドレール32の他端部から設置台34が脱落することが抑制されている。なお、本実施例では、前側固定床部材52の幅が後側固定床部材54の幅よりも小さくなっている。
前側固定床部材52と設置台34との間には、前側着脱床部材56が着脱可能に配置される(嵌め込まれる)。これと同様に、後側固定床部材54と設置台34との間には、後側着脱床部材58が着脱可能に配置される(嵌め込まれる)。前側着脱床部材56及び後側着脱床部材58は、鋼板等により平面視にて矩形に形成されている。
各前側着脱床部材56及び後側着脱床部材58は、上面部56U,58Uと、前面壁部56F,58Fと、後面壁部56R,58Rと、一対の側面壁部56S,58Sとを有している。前面壁部56F,58F、後面壁部56R,58R、一対の側面壁部56S,58Sは、上面部56U,58Uの外周部から下側へ延出し、コンテナ12の底壁部12Lに対して上面部56U,58Uを支持している。
前側着脱床部材56は、一対のガイドレール32に亘って配置されており、一対のガイドレール32を上側から覆っている。これと同様に、後側着脱床部材58は、一対のガイドレール32に亘って配置されており、一対のガイドレール32を上側から覆っている。
前側着脱床部材56及び後側着脱床部材58の上面部56U,58Uは、他の上面部52U,54U及び載置部34Uと共にラック収容室14の床部14Aを形成する。また、上面部56U,58Uの上面は、ラック収容室14の床部14Aが平坦になるように、他の上面部52U,54U及び載置部34Uの上面と面一となるように配置される。なお、ここでいう面一とは、上面部52U,54U,56U,58U及び載置部34Uの上面が同一平面内に配置される構成だけなく、製作誤差等によって同一平面内から僅かに外れた構成も含む概念である。
次に、移動機構30によるラック16の移動方法について説明する。
先ず、ラック16を前側通路20側へ移動し、後側通路22を拡張する方法について説明する。図6Aには、固定位置に固定された設置台34が示されている。この図6Aに示されるように、一対のガイドレール32から前側着脱床部材56及び後側着脱床部材58を取り外し、設置台34の前側ブラケット44及び後側ブラケット46(図5参照)を露出させる。次に、前側ブラケット44及び後側ブラケット46の各々からボルト50(図5参照)を取り外す。これにより、設置台34が一対のガイドレール32に沿って移動可能になる。なお、後側着脱床部材58にボルト50用の工具等を通すための孔を設け、後側着脱床部材58を取り外さずに、ボルト50を操作可能にしても良い。
次に、図6Bに示されるように、設置台34を一対のガイドレール32に沿って前側通路20側へ移動し、前側固定床部材52に接触させる。つまり、設置台34を図6Aに示される固定位置から図6Bに示される一方側(前側)の移動位置へ移動させる。これにより、設置台34に支持されたラック16が前側通路20へ移動し、後側通路22が拡張される。
次に、図6Cに示されるように、後側着脱床部材58を一対のガイドレール32上の元の位置に配置する。次に、後側着脱床部材58と設置台34との間に前側着脱床部材56を配置(嵌め込み)する。これにより、後側着脱床部材58及び前側着脱床部材56によって、ラック収容室14における後側通路22の床部14Aが形成される。
また、設置台34と後側固定床部材54との間に、後側着脱床部材58及び前側着脱床部材56を並べて配置することにより、設置台34と後側固定床部材54との間の空間が埋められる。これにより、設置台34が後側通路22側へ移動することが規制される。
なお、設置台34を移動位置から固定位置へ戻す場合は、上記と逆の手順で行えば良い。また、前側通路20を拡張させる場合は、一対のガイドレール32から前側着脱床部材56及び後側着脱床部材58を取り外した後に、設置台34を後側通路22側へ移動し、後側固定床部材54に接触させる。つまり、設置台34を固定位置から他方側(後側)の移動位置へ移動させる。これにより、設置台34に支持されたラック16が後側通路22側へ移動し、前側通路20が拡張される。その後、前側固定床部材52と移動した設置台34との間に前側着脱床部材56及び後側着脱床部材58を並べて配置し、前側通路20側の床部14Aを形成する。
次に、第1実施例の作用及び効果について説明する。
図2に示されるように、本実施例では、前側固定床部材52、後側固定床部材54、前側着脱床部材56、及び後側着脱床部材58によって一対のガイドレール32が覆われている。また、前側固定床部材52、後側固定床部材54、前側着脱床部材56、及び後側着脱床部材58の上面部52U,54U,56U,58Uによって、ラック収容室14の床部14Aが形成されている。
これにより、搬入口24からラック収容室14にラック16を搬入するときに、一対のガイドレール32が作業者の障害とならないため、作業者のつまずき等が抑制される。また、設置台34上からのラック16の脱落が抑制される。したがって、一対のガイドレール32が露出する場合と比較して、ラック16の搬入作業の作業性が向上する。
これと同様に、前側通路20及び後側通路22から電子機器18の操作や保守を行うときにも、一対のガイドレール32が作業者の障害とならないため、作業者のつまずき等が抑制される。したがって、一対のガイドレール32が露出する場合と比較して、作業者の保守等の作業性が向上する。
また、前側固定床部材52、後側固定床部材54、前側着脱床部材56、及び後側着脱床部材58は、各々の上面が面一となるように配置される。これにより、ラック収容室14の床部14Aが平坦となる。したがって、作業者の足場が安定すると共に、電子機器18の部品を交換するときに、電子機器18に部品を固定するビス等の紛失が抑制される。
さらに、本実施例では、前述したように設置台34を一対のガイドレール32に沿って移動させることにより、前側通路20または後側通路22を拡張することができる。これにより、作業者の作業スペースを広げることができる。
また、例えば、電子機器18をラック16に追加搭載する場合や電子機器18の部品の交換等を行う場合、電子機器18や部品の大きさによっては前側通路20及び後側通路22から部品の搬出入や部品交換が困難になる可能性がある。このような場合に、前側通路20または後側通路22を拡張することにより、前側通路20及び後側通路22からの部品の搬出入や部品交換が容易となる。
また、例えば、設置台34を前側通路20へ移動し、後側通路22を拡張した場合、設置台34があった場所に前側着脱床部材56を配置することにより、拡張した後側通路22に床部14Aが形成される。したがって、拡張した後側通路22にも一対のガイドレール32が露出しないため、作業者の作業性がさらに向上する。
しかも、設置台34があった場所に前側着脱床部材56を嵌め込むことにより、設置台34の後側通路22側への移動が規制される。これにより、例えば、地震によってコンテナ12が揺れたとしても、ラック16の後側通路22側への移動が抑制される。したがって、電子機器18の破損等が抑制される。また、例えば、前側通路20にいる作業者が、後側通路22に作業者がいることに気付かずに、ラック16を押して後側通路22側へ移動することが抑制される。
次に、第2実施例について説明する。なお、第1実施例と同じ構成のものは同符号を付すると共に、適宜省略して説明する。
図1に示されるように、コンテナ12には、ラック収容構造60が適用されている。ラック収容構造60は、ラック16と、移動機構30と、仕切り部材76と、ケーブルガイド92とを備えている。ラック16は、前述した移動機構30によってコンテナ12の後壁部12Rに対して接離する方向に移動可能に支持されている。なお、コンテナ12の後壁部12Rは、ラック収容室の壁部の一例である。
図2に示されるように、コンテナ12の後壁部12Rには、ラック収容室14に空気を取り込むための複数(本実施例では3つ)の吸気口62が形成されている。複数の吸気口62は、水平方向に並んで配置されている。各吸気口62は、後壁部12Rの下端部から中間部に亘って形成されている。ラック16は、吸気口62と対向すると共に、前側開口部28Fを吸気口62に向けて配置されている。また、吸気口62の高さは、ラック16と略同じ高さとされている。
コンテナ12の後壁部12Rには、ラック収容室14の空気を外部へ排出するための複数(本実施形態では3つ)の排気口64が形成されている。複数の排気口64は、各吸気口62の上方に水平方向に並んで配列されている。
図7に示されるように、コンテナ12の横には、ラック収容室14内の温度を調整する空調ユニット66が配置されている。空調ユニット66は、コンテナ12の後壁部12R側に配置されている。この空調ユニット66は、ユニット本体68と、吸気ダクト70と、排気ダクト72とを備えている。
ユニット本体68の内部には、ラック収容室14に空気を送る送風機74が設けられている。このユニット本体68は、吸気ダクト70を介してラック収容室14の吸気口62に接続されている。また、ユニット本体68は、排気ダクト72を介してラック収容室14の排気口64に接続されている。なお、ユニット本体68には、ラック収容室14に送る空気を冷却する冷却装置等を設けても良い。
また、図8に示されるように、ラック収容室14には、吸気口62と排気口64との間で前側通路20を上下方向に仕切る複数(本実施形態では7つ)の仕切り部材76が設けられている。複数の仕切り部材76は、吸気口62と排気口64との間に水平方向に並んで配列されている。
図9に示されるように、仕切り部材76は、ベースブラケット78と、回転ロール80と、仕切シート82とを有している。ベースブラケット78は、長手方向を水平方向として配置されている。このベースブラケット78は、固定部78Aと、一対の軸受け部78Bとを有している。なお、仕切シート82は、シート状部の一例である。
固定部78Aは、壁部における吸気口62と排気口64との間に図示しないビス等で固定されている。この固定部78Aの長手方向の両端部に軸受け部78Bがそれぞれ設けられている。一対の軸受け部78Bは、固定部78Aの両端部から後壁部12Rと反対側へそれぞれ延出している。この一対の軸受け部78Bの間に、回転ロール80が配置されている。なお、回転ロール80は、巻付部の一例である。
回転ロール80は、軸部80Aと、ロール部80Bとを有している。軸部80Aは、軸方向の両端部が一対の軸受け部78Bに回転可能に支持されている。この軸部80Aの軸方向の中間部に、ロール部80Bが設けられている。
ロール部80Bは円柱形状に形成されており、軸部80Aと同軸上に配置されると共に、当該軸部80Aと一体に回転可能とされている。また、ロール部80Bの幅Wは、ラック16の幅W(図8参照)と同じとされている。このロール部80Bには、仕切シート82が巻き付けられている。なお、ロール部80Bは、仕切シート82を巻き取る方向(巻取方向)に回転するように、図示しないバネ等の弾性体によって常時付勢されている。
仕切シート82は、空気を透過しない樹脂製のシート材等によって形成されている。また、仕切シート82の幅は、ロール部80Bの幅Wと同じとされている。この仕切シート82の一端部は接着剤等によってロール部80Bに固定されており、ロール部80Bを所定方向(巻取方向)に回転させることによりロール部80Bに巻き付けられている。この仕切シート82は、他端部(先端部)が引っ張られることにより、二点鎖線で示されるようにロール部80Bから巻き出されている。これにより、仕切シート82が、ラック16の移動に追従可能とされている。
図8に示されるように、仕切シート82の他端部には、取付ブラケット84が設けられている。この取付ブラケット84を図示しないビス等によってラック16の天板16A(上端部)に固定することにより、仕切シート82がベースブラケット78とラック16との間に亘って配置されている。なお、ラック16に対する仕切シート82の固定方法は、適宜変更可能である。
ここで、回転ロール80の両側には、一対の軸受け部78Bが配置されている。したがって、複数の仕切り部材76を横に並べるときに、隣接する回転ロール80を同軸上に配置すると、隣接する仕切シート82の間に隙間D(図9参照)の2倍の隙間が形成されてしまう。この対策として本実施例では、隣接する仕切シート82が重なるように、複数の仕切り部材76の上下を交互に反転させると共に、隣接する軸受け部78Bを上下方向に重ねて配置している。
図10Aに示されるように、ラック16の上方には、ケーブルラック86が配置されている。ケーブルラック86は、コンテナ12の天壁部12Uから吊り材88によって吊り下げられており、ラック16へ配線されるケーブル90を支持している。このケーブルラック86とラック16とは、U字形状に湾曲されたケーブルガイド92によって連結されている。
ケーブルガイド92は、ケーブルラック86から前側通路20へ延出すると共に、その中間部が下側に折り返されてラック16の天板16Aにおける前側通路20側に接続されている。このケーブルガイド92の内部にケーブル90を通すことにより、ケーブルラック86からラック16へケーブル90が案内されている。
図11に示されるように、ケーブルガイド92は、直列に配置された複数の保持部材94を有している。各保持部材94は、断面矩形の中空状に形成されており、その内部にケーブル90が挿入可能になっている。また、隣接する保持部材94は、回転軸の一例としての連結ピン96によって互いに相対回転可能に連結されている。これにより、ケーブルガイド92が湾曲自在になっている。
また、図10B及び図10Cに示されるように、ケーブルガイド92の長さは、移動機構30によってラック16を前側通路20側及び後側通路22側へ移動可能な長さに設定されている。なお、本実施例では、ラック16を前側通路20へ移動したときに、ケーブルラック86からラック16が最も離間する。したがって、ラック16を前側通路20側へ移動したときのケーブルラック86とラック16との距離に応じてケーブルガイド92の長さが設定されている。
次に、第2実施例の作用及び効果について説明する。
先ず、仕切り部材76の作用について説明する。
図7に示されるように、コンテナ12の後壁部12Rにおける吸気口62と排気口64との間には、仕切り部材76が設けられている。この仕切り部材76の回転ロール80には、仕切シート82が巻き付けられている。仕切シート82は回転ロール80から巻き出されており、先端部(他端部)がラック16の天板16Aに固定されている。これにより、仕切シート82が、コンテナ12の後壁部12Rとラック16の天板16Aとに亘って配置されている。この仕切シート82によって、後側通路22が吸気口62と排気口64との間で上下方向に仕切られている。
したがって、空調ユニット66の送風機74を作動させると、矢印aで示されるように、ユニット本体68から吸気ダクト70及び吸気口62を介して仕切シート82の下側の後側通路22に空気が送られる。この空気がラック16を通過することにより、ラック16に収納された複数の電子機器18が冷却される。
また、ラック16の通過に伴って暖められた暖気は、矢印bで示されるように、コンテナ12の前壁部12Fに沿って上方へ移動すると共に、ラック16及び仕切り部材76の上側を通って排気口64から排気ダクト72を介してユニット本体68へ排出される。
このように仕切シート82によって吸気口62と排気口64との間で後側通路22を上下方向に仕切ることにより、ユニット本体68から前側通路20に送られた空気(冷気)と、ラック16の通過に伴って暖められた暖気とが混ざり合うことが抑制される。したがって、電子機器18の冷却効率が向上する。
しかも、仕切り部材76の回転ロール80は、ラック16の移動に伴って仕切シート82を巻き取りまたは巻き出すようになっている。具体的には、図10Bに示されるように、移動機構30によってラック16を前側通路20へ移動させると、回転ロール80から仕切シート82が巻き出される。これにより、仕切シート82の破損等が抑制される。
一方、図10Cに示されるように、移動機構30によってラック16を後側通路22へ移動させると、回転ロール80に仕切シート82が巻き取られ、仕切シート82のたわみ等が抑制される。これにより、隣接する仕切シート82の隙間を介して暖気と冷気とが混ざり合うことが抑制される。
このように本実施例では、ラック16の移動に仕切シート82を追従させることにより、仕切シート82の破損等を抑制しつつ、電子機器18の冷却効率を向上させることができる。
次に、ケーブルガイド92の作用について説明する。
図10Aに示されるように、ケーブルラック86とラック16とは、ケーブルガイド92によって連結されている。このケーブルガイド92は湾曲自在とされている。また、ケーブルガイド92の長さは、移動機構30によってラック16を前側通路20及び後側通路22へ移動可能な長さに設定されている。
これにより、図10B及び図10Cに示されるように、ケーブルガイド92がケーブルラック86に対するラック16の移動を阻害しないため、移動機構30によってラック16を前側通路20や後側通路22へ移動させることができる。
また、ケーブルガイド92に沿ってケーブル90を配線することにより、ケーブルラック86に対してラック16を移動可能にするためのケーブル90の必要長さが確保される。したがって、ケーブルガイド92を用いない場合と比較して、ケーブル90の配線作業が容易となる。
さらに、ケーブルガイド92内にケーブル90を通すことにより、ケーブルラック86に対してラック16が移動したときに、ケーブル90のたわみ等が抑制される。したがって、ケーブルラック86とラック16との間にケーブル90が挟まることが抑制される。
次に、上記第1,第2実施例の変形例について説明する。
上記第1実施例では、一対のガイドレール32によって設置台34を支持する例を示したが、これに限らない。例えば、1本のガイドレール32によって設置台34の中央部をスライド可能に支持しても良いし、3本以上のガイドレール32によって設置台34をスライド可能に支持しても良い。
また、図12に示されるように、一対のガイドレール32に替えて、コンテナ12の底壁部12Lに一対のガイド溝部98を形成しても良い。具体的には、一対のガイド溝部98は、設置台34の移動方向に延びると共に、互いに平行している。なお、図12には、一方のガイド溝部98のみが示されている。また、ガイド溝部98は、ガイド部材の一例である。
一方、設置台34の載置部34Uの下面における両側部には、補強パネル38及び台座100を介してスライド部材102が設けられている。このスライド部材102をガイド溝部98にスライド可能に係合させる(噛み合わせる)ことにより、設置台34がガイド溝部98に沿って移動可能に支持されている。
また、上記第1実施例では、設置台34の両側(前側及び後側)に前側着脱床部材56及び後側着脱床部材58を配置し、設置台34を前後に移動可能にした例を示したが、これに限らない。設置台34の一方側(前側または後側)にのみ着脱床部材を配置し、設置台34を前側または後側にのみ移動可能にしても良い。
また、上記第1実施例では、前側固定床部材52、後側固定床部材54、前側着脱床部材56、及び後側着脱床部材58の上面部52U,54U,56U,58Uをパネル状に形成した例を示したが、これに限らない。上面部52U,54U,56U,58Uは、例えば格子状に形成しても良い。設置台34の載置部34Uについても同様である。
また、上記第1実施例では、上面部52U,54U,56U,58U及び載置部34Uの上面を面一にした例を示したが、これに限らない。例えば、上面部52U,54U,56U,58U及び載置部34Uの間に段差を付けても良い。
また、上記第1実施例では、一対のガイドレール32上に、着脱カバー台としての前側着脱床部材56及び後側着脱床部材58を配置した例を示したが、これに限らない。着脱カバー台としては、一対のガイドレール32を保護する保護カバー台であっても良い。
また、上記第1実施例では、一対のガイドレール32上に、ストッパ部としての前側固定床部材52及び後側固定床部材54を設けた例を示したが、これに限らない。ストッパ部は、一対のガイドレール32からの設置台34の脱落を抑制可能であれば良い。したがって、例えば、設置台34と係合し、設置台34の移動を規制する係合ピン等のストッパ部を一対のガイドレール32に設けても良い。また、コンテナ12の前壁部12F及び後壁部12Rをストッパ部として用いても良い。
また、上記第1実施例では、設置台34にラック16を設置した例を示したが、設置台34には、ラック16以外のものを設置しても良い。つまり、設置台34には、種々の支持対象物を設置することができる。
また、上記第2実施例では、仕切り部材76によって後側通路22を上下方向に仕切った例を示したが、これに限らない。例えば、仕切り部材としては、アコーディオンカーテンのように伸縮可能な蛇腹状のシート材を用いても良いし、互いにスライド可能に積層された複数のスライド板を用いても良い。
また、上記第1,第2実施例は、コンテナ12に限らず、建物内のサーバールーム等にも適用可能である。
以上、本願が開示する技術の一実施例について説明したが、本願が開示する技術は上記の実施例に限定されるものでない。また、上記実施例及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本願が開示する技術の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
なお、以上の実施例に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
ガイド部材と、
前記ガイド部材上に移動可能に設けられた設置台と、
前記設置台と隣接して前記ガイド部材上に着脱可能に配置される着脱カバー台と、
を備えた移動機構。
(付記2)
前記ガイド部材上に設けられ、前記設置台の移動を規制するストッパ部を備え、
前記着脱カバー台が、前記設置台と前記ストッパ部との間に配置される、
付記1に記載の移動機構。
(付記3)
前記ストッパ部が、前記設置台の両側にそれぞれ設けられ、
前記着脱カバー台が、前記設置台と両側の前記ストッパ部との間にそれぞれ配置される、
付記1または付記2に記載の移動機構。
(付記4)
前記着脱カバー台が、床部を形成する着脱床部材である、
付記1〜付記3の何れか1つに記載の移動機構。
(付記5)
前記ストッパ部が、前記ガイド部材上に設けられ、前記着脱床部材と共に前記床部を形成する固定床部材である、
付記4に記載の移動機構。
(付記6)
前記着脱床部材と前記固定床部材との上面が面一とされている、
付記5に記載の移動機構。
(付記7)
前記ガイド部材が、互いに対向する一対のガイドレールであり、
前記設置台及び前記着脱カバー台が、前記一対のガイドレールに亘って配置される、
付記1〜付記6の何れか1つに記載の移動機構。
(付記8)
前記設置台には、電子機器を収納するラックが設置される、
付記1〜付記7の何れか1つに記載の移動機構。
(付記9)
前記ガイド部材が、電子機器を収容するコンテナの床部に設けられる、
付記1〜付記8の何れか1つに記載の移動機構。
(付記10)
上下方向に並んだ吸気口及び排気口を壁部に有するラック収容室に収容されるラックと、
前記ラック収容室に設けられ、前記ラックを前記壁部に対して接離する方向に移動させる移動機構と、
前記壁部と前記ラックとに亘って配置され、前記壁部と前記ラックとの間を上下方向に仕切ると共に該ラックの移動に追従する仕切り部材と、
を備えたラック収容構造。
(付記11)
前記吸気口が前記排気口の下側に配置され、
前記ラックが前記吸気口と対向する、
付記10に記載のラック収容構造。
(付記12)
前記吸気口から前記ラック収容室内に空気を送る送風機を備えた、
付記10または付記11に記載のラック収容構造。
(付記13)
前記仕切り部材が、
前記壁部と前記ラックとの間を上下方向に仕切るシート状部と、
前記シート状部が巻き付けられると共に、前記ラックの移動に伴って該シート状部を巻き取りまたは巻き出す巻付部と、
を有する、
付記10〜付記12の何れか1つに記載のラック収容構造。
(付記14)
前記移動機構が、付記1〜9の何れか1つに記載の移動機構である、
付記10〜付記13の何れか1つに記載のラック収容構造。
(付記15)
前記ラックの上方に配置され、ケーブルを支持するケーブルラックと、
前記ケーブルラックに対して前記ラックを移動可能に連結すると共に、前記ケーブルラックから前記ラックへ前記ケーブルを案内するケーブルガイドと、
を備えた付記10〜付記14の何れか1つに記載のラック収容構造。
(付記16)
前記ケーブルガイドが、直列に配置され、前記ケーブルを保持する複数の保持部材を有し、
隣接する前記保持部材が、互いに相対回転可能に連結されている、
付記15または付記16に記載のラック収容構造。
(付記17)
前記ラックが、電子機器を収納する、
付記10〜付記16の何れか1つに記載のラック収容構造。
(付記18)
前記ラック収容室が、コンテナ内に形成されている、
付記10〜付記17の何れか1つに記載のラック収容構造。
12 コンテナ
12R 後壁部(壁部の一例)
14 ラック収容室
14A 床部
16 ラック
30 移動機構
32 ガイドレール(ガイド部材の一例)
34 設置台
52 前側固定床部材(ストッパ部及び固定床部材の一例)
54 後側固定床部材(ストッパ部及び固定床部材の一例)
56 前側着脱床部材(着脱カバー台及び着脱床部材の一例)
58 後側着脱床部材(着脱カバー台及び着脱床部材の一例)
60 ラック収容構造
62 吸気口
64 排気口
74 送風機
76 仕切り部材
80B ロール部(巻付部の一例)
82 仕切シート(シート状部の一例)
86 ケーブルラック
90 ケーブル
92 ケーブルガイド
94 保持部材
98 ガイド溝部(ガイド部材の一例)

Claims (12)

  1. ガイド部材と、
    前記ガイド部材上に移動可能に設けられた設置台と、
    前記設置台と隣接して前記ガイド部材上に着脱可能に配置される着脱カバー台と、
    を備えた移動機構。
  2. 前記ガイド部材上に設けられ、前記設置台の移動を規制するストッパ部を備え、
    前記着脱カバー台が、前記設置台と前記ストッパ部との間に配置される、
    請求項1に記載の移動機構。
  3. 前記ストッパ部が、前記設置台の両側にそれぞれ設けられ、
    前記着脱カバー台が、前記設置台と両側の前記ストッパ部との間にそれぞれ配置される、
    請求項1または請求項2に記載の移動機構。
  4. 前記着脱カバー台が、床部を形成する着脱床部材である、
    請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の移動機構。
  5. 前記ストッパ部が、前記ガイド部材上に設けられ、前記着脱床部材と共に前記床部を形成する固定床部材である、
    請求項4に記載の移動機構。
  6. 前記ガイド部材が、互いに対向する一対のガイドレールであり、
    前記設置台及び前記着脱カバー台が、前記一対のガイドレールに亘って配置される、
    請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の移動機構。
  7. 上下方向に並んだ吸気口及び排気口を壁部に有するラック収容室に収容されるラックと、
    前記ラック収容室に設けられ、前記ラックを前記壁部に対して接離する方向に移動させる移動機構と、
    前記壁部と前記ラックとに亘って配置され、前記壁部と前記ラックとの間を上下方向に仕切ると共に該ラックの移動に追従する仕切り部材と、
    を備えたラック収容構造。
  8. 前記吸気口から前記ラック収容室内に空気を送る送風機を備えた、
    請求項7に記載のラック収容構造。
  9. 前記仕切り部材が、
    前記壁部と前記ラックとの間を上下方向に仕切るシート状部と、
    前記シート状部が巻き付けられると共に、前記ラックの移動に伴って該シート状部を巻き取りまたは巻き出す巻付部と、
    を有する、
    請求項7または請求項8に記載のラック収容構造。
  10. 前記ラックの上方に配置され、ケーブルを支持するケーブルラックと、
    前記ケーブルラックに対して前記ラックを移動可能に連結すると共に、前記ケーブルラックから前記ラックへ前記ケーブルを案内するケーブルガイドと、
    を備えた請求項7〜請求項9の何れか1項に記載のラック収容構造。
  11. 前記ケーブルガイドが、直列に配置され、前記ケーブルを保持する複数の保持部材を有し、
    隣接する前記保持部材が、互いに相対回転可能に連結されている、
    請求項10に記載のラック収容構造。
  12. 前記移動機構が、請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の移動機構である、
    請求項7〜請求項11の何れか1項に記載のラック収容構造。
JP2013094666A 2013-04-26 2013-04-26 移動機構及びラック収容構造 Pending JP2014215918A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013094666A JP2014215918A (ja) 2013-04-26 2013-04-26 移動機構及びラック収容構造
US14/244,052 US20140319985A1 (en) 2013-04-26 2014-04-03 Movement mechanism and rack housing structure

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013094666A JP2014215918A (ja) 2013-04-26 2013-04-26 移動機構及びラック収容構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014215918A true JP2014215918A (ja) 2014-11-17

Family

ID=51788680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013094666A Pending JP2014215918A (ja) 2013-04-26 2013-04-26 移動機構及びラック収容構造

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20140319985A1 (ja)
JP (1) JP2014215918A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016212519A (ja) * 2015-04-30 2016-12-15 旭化成ホームズ株式会社 コンテナ型データセンター
JP2017004577A (ja) * 2015-06-08 2017-01-05 富士通株式会社 ストレージ装置
WO2017213445A1 (ko) * 2016-06-10 2017-12-14 네이버비즈니스플랫폼 주식회사 서버실 냉각 장치 및 이를 이용한 데이터 센터의 운영 방법
KR20190023493A (ko) * 2017-08-29 2019-03-08 네이버비즈니스플랫폼 주식회사 서버실 냉각 장치 및 서버실 냉각 장치의 운영 방법

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG10201902622PA (en) * 2014-09-23 2019-04-29 Storone Ltd Data storage system
EP3251475B1 (en) * 2015-01-29 2020-06-03 Hewlett-Packard Enterprise Development LP Movable rack
CN206237325U (zh) 2016-12-12 2017-06-09 阳光电源股份有限公司 一种集串式逆变设备
US20180295750A1 (en) * 2017-04-04 2018-10-11 Scalematrix Modular rack with adjustable size structures

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016212519A (ja) * 2015-04-30 2016-12-15 旭化成ホームズ株式会社 コンテナ型データセンター
JP2017004577A (ja) * 2015-06-08 2017-01-05 富士通株式会社 ストレージ装置
WO2017213445A1 (ko) * 2016-06-10 2017-12-14 네이버비즈니스플랫폼 주식회사 서버실 냉각 장치 및 이를 이용한 데이터 센터의 운영 방법
KR20170139983A (ko) * 2016-06-10 2017-12-20 네이버비즈니스플랫폼 주식회사 서버실 냉각 장치 및 이를 이용한 데이터 센터의 운영 방법
KR20190023493A (ko) * 2017-08-29 2019-03-08 네이버비즈니스플랫폼 주식회사 서버실 냉각 장치 및 서버실 냉각 장치의 운영 방법
KR102122314B1 (ko) 2017-08-29 2020-06-12 네이버비즈니스플랫폼 주식회사 서버실 냉각 장치 및 서버실 냉각 장치의 운영 방법

Also Published As

Publication number Publication date
US20140319985A1 (en) 2014-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014215918A (ja) 移動機構及びラック収容構造
JP4795402B2 (ja) 電算機室用空調システム
JP4818390B2 (ja) 電算機室用空調システム
US20150305202A1 (en) Adjustable airflow barrier system
JP5518423B2 (ja) 電算機室用空調システム
JP5683184B2 (ja) デスクシステム
JP5538076B2 (ja) ラック間遮蔽構造及び電算機室用空調システム
JP5346768B2 (ja) 電算機室用空調システム
JP2015005657A (ja) 機器ユニット収納用キャビネット
JP2017187231A (ja) サーバーシステム用の熱気遮蔽装置
JP2006025492A (ja) 制御盤用ユニット及び制御盤
JP6386757B2 (ja) 建物
JP2014224663A (ja) 熱交換換気装置
JP6983315B2 (ja) 熱交換型換気装置
JP2010168769A (ja) ラック間通路遮へい構造
JP5998365B2 (ja) 電気電子機器収納用箱のダクト及びダクト組み付け方法
JP5542598B2 (ja) デスクシステム
JP5732647B2 (ja) ラックの片側空間閉塞装置
JP6656088B2 (ja) 制御盤および交換ユニット
JP2015005656A (ja) 機器ユニット収納用キャビネット
JP5541815B2 (ja) ワークテーブル及びワークテーブルシステム
JP5201611B2 (ja) 電子機器の冷却構造
JP2012085438A (ja) 金属閉鎖形スイッチギヤ
JP2014177760A (ja) 引戸ユニット
JP6721192B2 (ja) 電子機器、電子機器のメンテナンス方法