JP2017004577A - ストレージ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】保守性を確保しつつ、単位面積当たりの記憶容量を増加させるストレージ装置を提供する。【解決手段】電子装置を収納可能な第1筐体2と、記憶装置を収納可能であり、第1筐体2に収納される第2筐体3と、第2筐体3を摺動させる摺動機構205,206,303,304と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ストレージ装置に関する。
近年、データセンタにおいて扱われるデータの量が増加している。そのため、データセンタのストレージ装置が備える各ラックに搭載できるHard Disk Drive(HDD)やSolid State Drive(SSD)の数が増加されることにより、単位面積当たりの記憶容量が増加されている。
例えば、ストレージ装置の筐体前面に面して1列に並べて備えられる複数のHDDやSSDに加えて、ストレージ装置の筐体後方にも複数のHDDやSSDを1又は複数列に並べることで高密度に収容可能な高密度Drive Enclosure(DE)が知られている。つまり、高密度DEは、ストレージ装置の筐体前面側から1列目のスペースに加えて、例えば2列目や3列目のスペースにも複数のHDDやSSDを収容可能である。
実開昭61−149397号公報 実開平2−91714号公報 実開昭61−111194号公報
上述のような高密度DEに収容されるHDDやSSDは、例えばスライドレールによりストレージ装置から引き出された高密度DEの筐体上方から取り付け/取り外しがされる。そのため、ストレージ装置の上段のラックに高密度DEが搭載される場合には、データセンタの建屋の天井と高密度DEとの間に保守者が入ることができず、HDDやSSDの取り付け/取り外しができないおそれがある。これにより、ストレージ装置の上段のラックには高密度DEを搭載させることができず、ストレージ装置の上段のラックが無駄なスペースとなり、運用効率が悪化するという課題がある。
1つの側面では、本発明は、ストレージ装置の保守性を確保しつつ、単位面積当たりの記憶容量を増加させることを目的とする。
このため、このストレージ装置は、電子装置を収納可能な第1筐体と、記憶装置を収納可能であり、前記第1筐体に収納される第2筐体と、前記第2筐体を摺動させる摺動機構と、を備える。
開示のストレージ装置によれば、ストレージ装置の保守性を確保しつつ、単位面積当たりの記憶容量を増加させることができる。
実施形態の一例としてのストレージ装置の構成を示す分解斜視図である。 実施形態の一例としてのストレージ装置が備える固定筐体の構成を示す前面斜視図である。 実施形態の一例としてのストレージ装置が備える固定筐体の構成を示す背面斜視図である。 実施形態の一例としてのストレージ装置が備える可動筐体の構成を示す前面斜視図である。 実施形態の一例としてのストレージ装置が備える可動筐体の構成を示す背面斜視図である。 実施形態の一例としてのストレージ装置の収納状態を示す正面図である。 実施形態の一例としてのストレージ装置の収納状態を示す左側面図である。 実施形態の一例としてのストレージ装置の引き出し状態における構成を示す左側面図である。 実施形態の一例としてのストレージ装置の引き出し状態における構成を示す前面斜視図である。 実施形態の一例としてのストレージ装置の引き出し状態における構成を示す背面斜視図である。 実施形態の一例としてのストレージ装置が備えるロック機構の構成を示す部分斜視図である。 (a)は実施形態の一例としてのストレージ装置が備えるロック機構の構成を示す背面側から見た部分断面図であり、(b)はその右側面側から見た部分断面図である。 実施形態の一例としてのストレージ装置が備える排熱機構の構成を示す左側面側から見た部分断面図である。 実施形態の一例としてのストレージ装置の設置例を示す図である。 実施形態の一例としてのストレージ装置における引き出し処理を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照してストレージ装置に係る一実施の形態を説明する。ただし、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、実施形態で明示しない種々の変形例や技術の適用を排除する意図はない。すなわち、本実施形態を、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
また、各図は、図中に示す構成要素のみを備えるという趣旨ではなく、他の機能等を含むことができる。
以下、図中において、同一の各符号は同様の部分を示しているので、その説明は省略する。
〔A〕実施形態の一例
〔A−1〕システム構成
図1は、実施形態の一例としてのストレージ装置の構成を示す分解斜視図である。
ストレージ装置1は、図7等を用いて後述するDE4が備える複数のHDDやSSD(不図示)を搭載し、ストレージ装置1の外部又は内部に備えられるサーバ装置(不図示)に対して記憶領域を提供する装置である。ストレージ装置1は、例えば、Redundant Arrays of Inexpensive Disks(RAID)を用いて複数のHDDやSSDにデータを分散又は冗長化した状態で保存する。ストレージ装置1は、図1に示すように、固定筐体2及び可動筐体3を備える。
固定筐体2は、第1筐体の一例であり、図7等を用いて後述する1又は複数のDE4を収容可能である。なお、図7等においては、固定筐体2に1つのDE4を収納した例を示している。
固定筐体2は、図1に示すように、直方体の箱形状を有し、例えば長方形状の上面パネル21と底面パネル22とを互いに平行に配設する。また、上面パネル21と底面パネル22とは、右側柱25と左側柱26と右側パネル27と左側パネル28とにより支持される。右側柱25と左側柱26とは互いに平行に配設され、右側パネル27と左側パネル28とは対向して互いに平行に配設される。固定筐体2において、右側柱25と右側パネル27とが一面を成し、左側柱26と左側パネル28とが一面を成す。
以下、図1〜図14を用いて説明する際に、ストレージ装置1において、上面パネル21と下面パネル22との間を左側柱26が延在する方向と平行な方向を上下方向という。また、左側柱26及び左側パネル28が接続される上面パネル21の辺と平行な方向を前後方向といい、右側柱25及び左側柱26が接続される上面パネル21の辺と平行な方向を左右方向という。
固定筐体2において、上面パネル21と下面パネル22と右側パネル27と左側パネル28とによって環囲される空間(以下、「ラック領域20d」という。:図7を参照)には、DE4が収納される。また、固定筐体2内におけるDE4が収納される空間よりも前方の空間(以下、「収納領域20e」という。:図7を参照)には、可動筐体3が出し入れ自在に収納される。
図1に示すように、固定筐体2の右側柱25と右側パネル27とを有する面は右側面カバー23によってカバーされ、左側柱26と左側パネル28とを有する面は左側面カバー24によってカバーされる。
固定筐体2が備える機能構成の詳細は、図2及び図3等を用いて後述する。
可動筐体3は、第2筐体の一例であり、図7等を用いて後述する1又は複数のDE4を収容可能である。なお、図7等においては、可動筐体3に1つのDE4を収納した例を示している。また、可動筐体3は、図6及び図7等を用いて後述するように、固定筐体2に対して移動可能に構成され、固定筐体2に収納される。
可動筐体3は、図1に示すように、直方体の箱形状を有し、例えばほぼ正方形状の上面パネル31と底面パネル32とを互いに平行に配設する。また、上面パネル31と底面パネル32とは、右側面パネル33と左側面パネル34とにより支持される。右側面パネル33と左側面パネル34とは、互いに平行に配設される。可動筐体3の前後方向,左右方向及び上下方向の各寸法は、固定筐体2における収納領域20eの内法の前後方向,左右方向及び上下方向の各寸法よりもそれぞれ小さい。
可動筐体3が備える機能構成の詳細は、図4及び図5等を用いて後述する。
図2は実施形態の一例としてのストレージ装置が備える固定筐体の構成を示す前面斜視図であり、図3はその背面斜視図である。
図2に示すように、上面パネル21と左側柱26と底面パネル22と右側柱25とは、開口(以下、「前面開口20a」等という場合がある。)を形成する。また、上面パネル21と左側パネル28と底面パネル22と左側柱26とは、開口(以下、「左側面開口」等という場合がある。)を形成する。図3に示すように、上面パネル21と右側柱25と底面パネル22と右側パネル27とは、開口(以下、「右側面開口」等という場合がある。)を形成する。また、上面パネル21と右側パネル27と底面パネル22と左側パネル28とは、開口(以下、「背面開口20b」等という場合がある。)を形成する。
固定筐体2は、図1〜図3に示すように、操作パネル201,ファン202,Power Distribution Unit(PDU)203,パネル用ケーブル204,上側ガイド部205,205,下側ガイド部206,206及び搭載レール208,208を備える。また、固定筐体2は、図11〜図12(b)を用いて後述するように、ロック機構20cを備える。
搭載レール208,208は、図2及び図3に示すように、右側パネル27及び左側パネル28に備えられ、図7等を用いて後述するように1又は複数のDE4を搭載可能な支持部材である。固定筐体2内に搭載レール208,208を複数備えることで、固定筐体2のラック領域20dは、例えば19インチラックとして機能する。
ファン202は、排熱装置の一例であり、図1に示すように可動筐体3の上面パネル21に形成される排気口211の内側に備えられる。ファン202は、図7等を用いて後述するDE4から排出された熱を排気口211を介して外部に排出する。なお、ファン202が備える機能の詳細は、図13を用いて後述する。
PDU203は、図2に示すように、左側パネル28の左側面開口側の面に備えられ、図7等を用いて後述するDE4等に電力を供給するための複数(図2に示す例では8つ)のソケット203a(符号は1つのソケットに対してのみ図示)を備える。なお、図1及び図2においては左側パネル28に2つのPDU203を示しているが、左側パネル28に備えられるPDU203の数は種々変更することができる。また、PDU203は、右側パネル27の右側面開口側の面に備えられても良い。
上面パネル21には、右端位置と左端位置とにおいて、前面開口20aを挟むように、一対の上側ガイド部205,205が前後方向に沿って形成される。また、下面パネル22には、右端位置と左端位置とにおいて、前面開口20aを挟むように、一対の下側ガイド部206,206が前後方向に沿って形成される。すなわち、上側ガイド部205,205と下側ガイド部206,206とは、互いに平行に形成される。
図2に示す上側ガイド部205,205及び下側ガイド部206,206は、ガイド部の一例であり、可動筐体3の上側レール303,303及び下側レール304,304をそれぞれ摺動させる。
上側ガイド部205,205は、上面パネル21において固定筐体2の内側に備えられ、図4及び図5等を用いて後述する可動筐体3の上側レール303,303を案内する。上側ガイド部205,205は、上側パネル21において前後方向へ延在する直線状の溝として形成される。上側パネル21の左右に形成される2つの直線状の溝は、互いに平行に形成される。
下側ガイド部206,206は、下面パネル22において固定筐体2の内側に備えられ、図4及び図5等を用いて後述する可動筐体3の下側レール304,304を案内する。下側ガイド部206,206は、下側パネル22において前後方向へ延在する直線状の溝として形成される。下側パネル21の左右に形成される2つの直線状の溝は、互いに平行に形成される。
操作パネル201は、図2及び図3に示すように、例えば固定筐体2の右側柱25の前面側に備えられ、オペレータ(保守者)が各種の入力操作を行なう入力装置である。操作パネル201は、オペレータによる入力に基づき、ストレージ装置1の運用モードを通常モード又は保守モードに設定する。通常モードはストレージ装置1の通常運用中に設定されるモードであり、保守モードはストレージ装置1の保守作業中に設定されるモードである。
本実施形態の一例において、可動筐体3は、図7等を用いて後述するDE4の保守作業等のために、固定筐体2から引き出される。DE4にHDD等の機械駆動方式の記憶装置が搭載される場合に、HDD等の駆動速度が高速の状態で可動筐体3が固定筐体2から引き出されると、HDD等の故障が発生するおそれがある。そこで、保守モードにおけるHDD等の駆動速度は、通常モードにおける駆動速度よりも低速に設定される。これにより、システムの活性状態で、保守作業を行なうことが可能となる。
操作パネル201は、例えばField-Programmable Gate Array(FPGA)により設計される制御部201aを内蔵する。制御部201aは、HDD等の駆動速度を制御し、可動筐体3が固定筐体2から引き出される前にHDD等の駆動速度を低下させる。制御部201aは、例えばHDD等を省電力モード(ECOモード)に移行させることにより、HDD等の駆動速度を低下させる制御を行なう。
なお、制御部201aは、操作パネル201に内蔵されていなくても良い。制御部201aは、例えば、固定筐体2の搭載レール208,208又は可動筐体3の搭載レール307,307(図4及び図5を用いて後述)に備えられていても良く、ストレージ装置1と通信可能に接続されたサーバ装置(不図示)に備えられても良い。
パネル用ケーブル204は、図2及び図3に示すように、操作パネル201から右側柱25を経由して右側パネル27方向へ延在して備えられ、操作パネル201とDE4やサーバ装置(不図示)とを通信可能に接続するケーブルである。
図4は実施形態の一例としてのストレージ装置が備える可動筐体の構成を示す前面斜視図であり、図5はその背面斜視図である。
上面パネル31と左側面パネル34と底面パネル32と右側面パネル33とは、図4に示すように、開口(以下、「前面開口30a」等という場合がある。)を形成する。また、上面パネル31と右側面パネル33と底面パネル32と左側面パネル34とは、図5に示すように、開口(以下、「背面開口30b」等という場合がある。)を形成する。すなわち、可動筐体3において、前面開口30aとは反対側に背面開口30bが形成される。
可動筐体3は、図4及び図5に示すように、ハンドル3011,3012,キャスタ302,302,上側レール303,303,下側レール304,304,クランプ305,PDU306(図5参照)及び搭載レール307,307を備える。
搭載レール307,307は、図4及び図5に示すように、右側面パネル33及び左側面パネル34に備えられ、図7等を用いて後述するように1又は複数のDE4を搭載可能な支持部材である。可動筐体3内に搭載レール307,307を複数備えることで、可動筐体3は、例えば19インチラックとして機能する。
キャスタ302,302は、図4に示すように、底面パネル32において可動筐体3の外側に備えられる。キャスタ302,302は、可動筐体3が移動する際に発生する床面との抵抗を減少させ、可動筐体3がスムーズに移動できるようにする。なお、図4においては下側パネル32に2つのキャスタ302を示しているが、下側パネル32に備えられるキャスタ302の数は種々変更することができる。
PDU306は、図5に示すように、右側面パネル33の背面開口側30b及び左側面パネル34の背面開口側30bの面に備えられ、図7等を用いて後述するDE4等に電力を供給するための複数(図5に示す例では8つ)のソケット306a(符号は1つのソケットに対してのみ図示)を備える。なお、図5においては右側面パネル33及び左側面パネル34にそれぞれ2つのPDU306を示しているが、右側面パネル33及び左側面パネル34に備えられるPDU306の数は種々変更することができる。
図5に示す上側レール303,303及び下側レール304,304は、移動部の一例であり、固定筐体2の上側ガイド部205,205及び下側ガイド部206,206と係合し、上側ガイド部205,205及び下側ガイド部206,206に対してそれぞれ摺動する。上側レール303,303と下側レール304,304とは、互いに平行に配設される。
上側レール303,303は、上面パネル31の背面側において右端位置と左端位置とに背面開口30bを挟むように互いに平行に突出する。上側レール303,303は、上側パネル31に着設される例えば金属製の棒状部材であり、固定筐体2の上側ガイド部205,205によって案内される。上側レール303,303は、上側パネル31において前後方向へ延在する。上側レール303,303は、互いに平行に着設される。
下側レール304,304は、下面パネル32の背面側において右端位置と左端位置とに背面開口30bを挟むように互いに平行に突出する。下側レール304,304は、下側パネル32に着設される例えば金属製の棒状部材であり、固定筐体2の下側ガイド部206,206によって案内される。下側レール304,304は、下側パネル32において前後方向へ延在する。下側レール304,304は、互いに平行に着設される。
固定筐体2の上側ガイド部205,205及び下側ガイド部206,206と可動筐体3の上側レール303,303及び下側レール304,304とは、固定筐体2と可動筐体3とを摺動させる摺動機構の一例として機能する。
クランプ305は、結束部の一例であり、固定筐体2と可動筐体3との間で接続されるケーブル(配線)を結束する。クランプ305は、例えばリング状の部材である。クランプ305は、図5に示すように底面パネル32の背面開口側30bの面に着設される例えばL字型の板金上に1又は複数個(図5に示す例では2つ)備えられる。なお、クランプ305が備えられる位置や数は、種々変更することができる。
クランプ305が備えられるL字型の板金は、上側レール303,303及び下側レール304,304と平行に配設される。L字型の板金の外側面(山折り形状を有する面)のうち、山折り線を境界として、面積が大きい方の面には、クランプ305が備えられる。また、面積が小さい方の面は、結束部材が可動筐体3の内側に向くように、底面パネル32に着設される。なお、図5においては下側パネル32に2つのL字型の板金を示しているが、下側パネル32に備えられるL字型の板金の数及び位置は種々変更することができる。
図4に示すように、ハンドル3011は右側面パネル33の前面開口側30aの面に突出するように備えられ、ハンドル3012は左側面パネル34の前面開口側30bの面に突出するように備えられる。右側面パネル33に備えられるハンドル3011は、図5に示すように、把持部301a及び突起部301bによって形成される。また、左側面パネル34に備えられるハンドル3012は、図4に示すように、把持部301aによって形成される。
把持部301a,301aは、可動筐体3を固定筐体2から引き出す際にオペレータが把持する部材である。把持部301a,301aは例えば「コ」の字の(U字)形状を有し、把持部301a,301aの一端は右側面パネル33又は左側面パネル34から可動筐体3の内部へ挿入される。
右側面パネル33に備えられるハンドル3011において、把持部301aにおける可動筐体3内に挿入される側の端部には、突起部301bが固定される。本例では、把持部301aと突起部301bとは、90度ずらして固定される。図5に示すように、把持部301aの一端を下げて床面に対して鉛直状にした状態で、突起部301bは、右側面パネル33から突出する。
右側面パネル33のハンドル3011に備えられる突起部301bは、オペレータによるハンドル3011の回転によって、把持部301aと一体となって回転する。突起部301bの機能構成の詳細は、図11〜図12(b)を用いて後述する。
図6は実施形態の一例としてのストレージ装置の収納状態を示す正面図であり、図7はその左側面図である。
なお、図7においては、固定筐体2及び可動筐体3の一部を透過して示している。
可動筐体3が固定筐体2に収納された状態において、可動筐体3に備えられる2つのハンドル3011,3012は、図6及び図7に示すように、床面に対して垂直方向を向いている。
固定筐体2は、図7に示すように、搭載レール208,208(図7には不図示)に1又は複数(図示する例では1つ)のDE4を備える。また、可動筐体3は、図6及び図7に示すように、搭載レール307,307(図6及び図7には不図示)に1又は複数(図示する例では1つ)のDE4を備える。
DE4は、複数のHDDやSSD等の記憶装置を備える。
固定筐体2に備えられるDE4は、図7に示すように、DE4の正面41が固定筐体2の背面開口20b側になるように搭載される。また、可動筐体3に備えられるDE4は、DE4の正面41が可動筐体3の前面開口30a側になるように搭載される。ここで、DE4の正面41とは、DE4において複数のHDDやSSDが挿入される側の面である。
つまり、固定筐体2に備えられるDE4は、DE4の背面42が固定筐体2の前面開口20a側になるように搭載される。また、可動筐体3に備えられるDE4は、DE4の背面42が可動筐体3の背面開口30b側になるように搭載される。ここで、DE4の背面42とは、DE4の正面41に対向する面であり、各種ケーブルを接続可能なソケットが備えられる面である。
言い換えれば、固定筐体2に備えられるDE4の背面42と可動筐体3に備えられるDE4の背面42とは、互いに対向してストレージ装置1に搭載される。
DE4には、図示しないファンが備えられ、DE4内を冷却した風が背面42から排出される(図13を参照)。
図8は実施形態の一例としてのストレージ装置の引き出し状態における構成を示す左側面図であり、図9はその前面斜視図であり、図10はその背面斜視図である。
なお、図8においては、固定筐体2及び可動筐体3の一部を透過して示している。
可動筐体3が固定筐体2から引き出された状態において、可動筐体3に備えられる2つのハンドル3011,3012は、図8及び図9に示すように、床面に対して水平方向を向く。
図8〜図10に示すように、可動筐体3が固定筐体2から引き出された状態において、固定筐体2と可動筐体3とは離隔して、保守スペースA(図8の網掛け部参照)が形成される。オペレータは、固定筐体2と可動筐体3との間に形成された保守スペースAに入ることによって、固定筐体2に搭載されたDE4及び可動筐体3に搭載されたDE4の保守をすることができる。保守スペースAは、固定筐体2と可動筐体3とに挟まれた空間であって、上側ガイド部205,205及び下側ガイド部206,206から上側レール303,303及び下側レール304,304がそれぞれ引き出されることにより拡張された空間である。
図11は実施形態の一例としてのストレージ装置が備えるロック機構の構成を示す部分斜視図であり、図12(a)はその背面側から見た部分断面図であり、図12(b)はその右側面から見た部分断面図である。
ハンドル3011,3012は、把持部301aが可動筐体3の内部へ挿入される点を軸に回転可能に備えられる。具体的には、右側面パネル33に備えられるハンドル3011は、図9等を用いて示したように、ストレージ装置1の正面から見て反時計回りに45度回転可能である。また、左側面パネル34に備えられるハンドル3012は、ストレージ装置1の正面から見て時計回りに45度回転可能である。オペレータは、図6等を用いて示したように、可動筐体3を固定筐体2に収納した際に、ハンドル3011,3012を床面に対して垂直な方向に回転させる。一方、オペレータは、図9等を用いて示したように、可動筐体3を固定筐体2から引き出す際に、ハンドル3011,3012を床面に対して水平な方向に回転させる。
可動筐体3の右側面パネル33には、図11〜図12(b)に示すように、ハンドル3011の取り付け位置付近に穴331が形成される。
突起部301bは、把持部301aの回動に従って、穴331から出し入れ自在に形成される。
ハンドル3011の突起部301bは、ハンドル3011が床面に対して垂直方向を向いている状態(以下、閉状態という。)では、穴331を介して可動筐体3の内側方向から外側(固定筐体2)方向へ突出する。
このようなハンドル301の閉状態において、可動筐体3が固定筐体2から引き出されそうとすると、突起部301bは、固定筐体2の右側柱25に当接する。これにより、突起部301bは、可動筐体3が固定筐体2から引き出されることを抑止する。
一方、図8〜図10に示したハンドル3011が床面に対して水平方向を向いている状態(以下、開状態という。)においては、突起部301bは、穴331の中に収納される。これにより、突起部301bが固定筐体2の右側柱25に当接することなく、可動筐体3は、固定筐体2から引き出される。
固定筐体2は、図11〜図12(b)に示すように、ロック機構20cを備える。ロック機構20cは、モータ207及びロック部207aを備える。モータ207は、その回転軸を左右方向に沿って、右側柱25に配置される。モータ207の回転軸の先端は、板状のロック部207aの一端に取り付けられる。モータ207を回動させると、ロック部207aはモータ207の回転軸を中心に回動する。
ストレージ装置1の通常運用中(通常モード)において、ロック部207aは、図11に示すように、穴331から突出したロック状態となり、ハンドル3011の突起部301bの下部に当接する。これにより、ロック部207aは、ハンドル3011が図11及び図12(a)の矢印Bで示す方向に回転されることを抑止する。
一方、ストレージ装置1の保守作業のために、操作パネル201によって、運用モードが保守モードに設定され、DE4が備えるHDD等の駆動速度が低下させられた後に、モータ207の回転軸は、図11及び図12(b)の矢印Cで示す方向に回転する。これにより、ロック部207aは、穴331に収納された解放状態となり、ハンドル3011の突起部301bの下部から離隔し、ハンドル3011は図11及び図12(a)の矢印Bで示す方向に回転可能となる。つまり、ハンドル3011の突起部301bは穴331の中へ収納され、可動筐体3は固定筐体2から引き出し可能となる。
このように、モータ207は、ハンドル3011の回動を抑止することで、可動筐体3の摺動を抑止し、制御部201aによってDE4が備えるHDD等の駆動速度が低下された後に摺動の抑止を解除する摺動抑止部の一例として機能する。
図13は、実施形態の一例としてのストレージ装置が備える排熱機構の構成を示す左側面側から見た部分断面図である。
図13に示すように、可動筐体3が固定筐体2に収納された状態で、固定筐体2に搭載されるDE4と可動筐体3に搭載されるDE4との間に、各DE4によって排出された熱をストレージ装置1の外部に排出するための排熱空間Dが形成される。
ファン202は、上面パネル21と排熱空間Dとの間に備えられ、例えばPDU203から電力を供給される。また、排気口211は、上面パネル21において、ファン202の上側に形成される。
固定筐体2に搭載されるDE4及び可動筐体3に搭載されるDE4からの熱気は、図13の符号E1及びE2でそれぞれ示すように排出される。符号E1及びE2で示す熱気は、ファン202の回転により、図13の符号E3で示すように、ファン202に吸引される。そして、ファン202に吸引された熱気は、排気口211を介して、ストレージ装置1の外部へ排出される。
つまり、ファン202は、固定筐体2に搭載されるDE4及び可動筐体3に搭載されるDE4から排出された熱を排熱空間Dを介して外部へ排出する排熱装置の一例として機能する。
図14は、実施形態の一例としてのストレージ装置の設置例を示す図である。
図14に示す例においては、2つのストレージ装置1が互いに隣接して設置されている。
図14に示す例においても、図8〜図10に示した例と同様に、可動筐体3が固定筐体2から引き出された場合に、固定筐体2と可動筐体3との間に保守スペースAが形成される。これにより、オペレータは、保守スペースAに入り、固定筐体2に搭載されるDE4(図14には不図示)及び可動筐体3に搭載されるDE4の保守作業をすることができる。
〔A−2〕動作
上述の如く構成された実施形態の一例としてのストレージ装置における引き出し処理を、図15に示すフローチャート(ステップS1〜S16)に従って説明する。
初期状態においてストレージ装置1に設定されている通常モードの状態では、ハンドル3011,3012は閉状態であり、モータ207はロック状態である。
オペレータは、操作パネル201のスイッチを保守モードに設定する(ステップS1)。
制御部201aは、パネル用ケーブル204を介して通信可能に接続されるサーバ装置(不図示)に対して、運用モードが保守モードに設定されたことを示す信号を送信する(ステップS2)。
サーバ装置の専用ソフトは、制御部201aが送信した信号を受信する(ステップS3)。
サーバ装置の専用ソフトは、ストレージ装置1に対して、省電力モード(ECOモード)を起動するよう指示する(ステップS4)。
ストレージ装置1は、DE4が搭載するHDD等の回転速度を低下させることで、省電力モードに移行する(ステップS5)。
サーバ装置の専用ソフトは、制御部201aに対して、ストレージ装置1で省電力モードが起動されたことを通知する(ステップS6)。
制御部201aは、モータ207を回動させて解放状態にすることで、ハンドル3011のロックを解除する(ステップS7)。これにより、可動筐体3が移動可能な状態となる。
制御部201aは、オペレータに対して、可動筐体3が移動可能であることを通知する(ステップS8)。制御部201aは、例えば、操作パネル201が備えるディスプレイ(不図示)の表示を変更したり、操作パネル201が備えるスピーカ(不図示)から音を発したりすることにより、可動筐体3が移動可能であることをオペレータに通知する。
オペレータは、ハンドル3011,3012を床面に対して水平方向になるように回転させ、可動筐体3を固定筐体2から引き出すことにより、保守スペースA(図8の網掛け部参照)を作る(ステップS9)。
オペレータは、固定筐体2又は可動筐体3に搭載されたDE4やストレージ装置1が搭載するその他の装置の保守交換作業を行なう(ステップS10)。
オペレータは、可動筐体3を固定筐体2に収納することにより、可動筐体3を初期位置に戻す(ステップS11)。
オペレータは、ハンドル3011,3012を床面に対して垂直方向になるように回転させることで、閉状態にする。(ステップS12)。
オペレータは、操作パネル201のスイッチを通常モードに設定する(ステップS13)。
制御部201aは、モータ207を回転させてロック状態にすることにより、ハンドル3011をロックする(ステップS14)。
制御部201aは、ストレージ装置1に設定された省電力モードを解除し、省電力モードを解除したことをサーバ装置の専用ソフトに通知する(ステップS15)。
制御部201aは、操作パネル201のディスプレイの表示を動作モードが通常モードに設定されていることを示す表示に設定し(ステップS16)、処理は終了する。
なお、上述したステップS2〜S6において、制御部201aは、サーバ装置の専用ソフトを介してDE4が搭載するHDD等の回転数を低下させることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、制御部201aは、DE4が搭載するHDD等の回転数を低下させる制御を直接行なっても良い。この場合には、制御部201aは、サーバ装置の専用ソフトに対して、省電力モードを起動したことを通知しても良い。
〔A−3〕効果
固定筐体2はDE4を収容可能であり、可動筐体3はDE4を収容可能であって固定筐体2に収納され、上側ガイド部205,下側ガイド部206,上側レール303及び下側レール304は可動筐体3を摺動させる。また、上側レール303及び下側レール304が上側ガイド部205及び下側ガイド部206にそれぞれ案内されて移動することにより、固定筐体2と可動筐体3とは摺動される。
これらにより、ストレージ装置1の保守性を確保しつつ、単位面積当たりの記憶容量を増加させることができる。また、単位面積当たりの記憶容量を増加させるために、構造が複雑で製造コストの高い高密度DEをストレージ装置1に搭載する必要がなく、既存のDE4をストレージ装置1に搭載すれば良いため、ストレージ装置1の設置コストを低減させることができる。
クランプ305は、上側レール303及び下側レール304と平行に配設され、固定筐体2と可動筐体3との間で接続される配線を結束する。
これにより、可動筐体3が固定筐体2から引き出された状態において、配線が絡まったり、破損したりする障害を防止することができる。
可動筐体3が固定筐体2から引き出された状態において、固定筐体2と可動筐体3とは離隔して、保守スペースA(図8の網掛け部参照)が形成される。
これにより、保守スペースAにオペレータが入り込むことができ、ストレージ装置1が搭載するDE4や各種ケーブル等に対する保守性を犠牲にすることなく、DE4をストレージ装置1の前後の搭載レール208,307に搭載することができる。また、搭載レール208,307の上部であるデータセンタの建屋の天井付近にDE4が搭載される場合であっても、DE4が内蔵するHDD等を容易に取り出すことができる。つまり、搭載レール208,307へのDE4の搭載制限によって発生する搭載レール208,307の上部における無駄なスペースを減少させることができる。
制御部201aは、可動筐体3が固定筐体2から引き出される前に、DE4が搭載するHDD等の駆動速度を低下させる。
これにより、可動筐体3が固定筐体2から引き出される際に発生する振動や衝撃によって、DE4に搭載されるHDD等に障害が発生することを防ぐことができる。また、DE4は振動や衝撃を緩衝するための構造を備える必要がなく、DE4の製造コストを低減させることができる。更に、障害発生の防止のためにHDD等の動作を停止させる必要がなく、HDD等に対するアクセスが絶えず発生するクリティカルミッションな分野においてもストレージ装置1を使用することができ、ストレージ装置1の構成を必要以上に冗長化させる必要がない。
モータ207は、可動筐体3の摺動を抑止し、制御部201aによってDE4が搭載するHDD等の駆動速度が低下された後に摺動の抑止を解除する。
これにより、DE4が搭載するHDD等の駆動速度が低下させられる前やオペレータ等が意図しないときに、可動筐体3が固定筐体2から引き出されることによって、HDD等に障害が発生することを防ぐことができる。
可動筐体3が固定筐体2に収納された状態で、固定筐体2に搭載されるDE4と可動筐体3に搭載されるDE4との間には排熱空間D(図13参照)が形成される。ファン202は、固定筐体2及び可動筐体3から排出された熱を排熱空間Dを介して外部に排出する。
これにより、ストレージ装置1内の冷却を容易に行なうことができる。特に、高密度DEでは排熱が困難であったストレージ装置1の前面側に搭載されるHDD等の排熱を効率的に行なうことができる。また、ストレージ装置1内の冷却のために高出力の冷却ファンを備える必要がなく、ストレージ装置1の製造コスト,消費電力及び騒音等を低減させることができる。
〔B〕その他
開示の技術は上述した実施形態に限定されるものではなく、本実施形態の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。本実施形態の各構成及び各処理は、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせてもよい。
上述した実施形態の一例においては、固定筐体2の搭載レール208,208及び可動筐体3の搭載レール307,307がともにDE4を搭載することとしたが、これに限定されるものではない。
例えば、固定筐体2の搭載レール208,208及び可動筐体3の搭載レール307,307は、サーバ装置(不図示)からのストレージアクセス要求に従ってDE4を制御するためのController Module(CM)を内蔵するController Enclosure(CE)等の種々の装置を搭載することができる。この場合にも、上述した実施形態の一例と同様の効果を奏することができる。
また、固定筐体2の搭載レール208,208及び可動筐体3の搭載レール307,307は、フレキシブルディスクドライブ,CD(CD−ROM,CD−R,CD−RW等)ドライブ,DVD(DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD+R,DVD−RW,DVD+RW,HD DVD等)ドライブ,ブルーレイディスクドライブ,磁気ディスクドライブ,光ディスクドライブ,光磁気ディスクドライブ等を搭載しても良い。この場合にも、上述した実施形態の一例と同様の効果を奏することができ、特に、可動筐体3が固定筐体2から引き出される前に、制御部201aが駆動速度を低下させることによって、これらのドライブにおける障害の発生を抑止することができる。また、モータ207がこれらのドライブの駆動速度を低下させる前に、可動筐体3が固定筐体2から引き出されることによって、これらのドライブに障害が発生することを防ぐことができる。
また、上述した実施形態の一例においては、可動筐体3の右側面パネル33に備えられるハンドル3011にのみ突起部301bが形成され、固定筐体2の右側柱25にのみモータ207が備えられることとしたが、これに限定されるものではない。
突起部301bは可動筐体3の左側面パネル34に備えられるハンドル3012にも形成され、穴331は可動筐体3の左側面パネル34にも形成され、モータ207は固定筐体2の左側柱26にも備えられても良い。この場合にも、上述した実施形態の一例と同様の効果を奏することができる他、可動筐体3のロック機構20cが固定筐体2の左右に備えられるため、可動筐体3が固定筐体2から引き出されることを確実に抑止するという効果を奏することができる。
更に、上述した実施形態の一例において、上側ガイド部205,205及び下側ガイド部206,206の形状は直線状の溝の形状としたが、これに限定されるものではなく、例えば直線状の円筒又は角筒の形状としても良い。この場合には、上側ガイド部205,205及び下側ガイド部206,206は、可動筐体3の上側レール303,303及び下側レール304,304が円筒又は角筒に挿入されることによって、上側レール303,303及び下側レール304,304をそれぞれ案内する。
1 ストレージ装置
2 固定筐体
20a 前面開口
20b 背面開口
20c ロック機構
20d ラック領域
20e 収納領域
201 操作パネル
201a 制御部
202 ファン
203 PDU
204 パネル用ケーブル
205 上側ガイド部
206 下側ガイド部
207 モータ
207a ロック部
208 搭載レール
21 上面パネル
211 排気口
22 底面パネル
23 右側面カバー
24 左側面カバー
25 右側柱
26 左側柱
27 右側パネル
28 左側パネル
27 右側
3 可動筐体
30a 前面開口
30b 背面開口
3011 ハンドル
3012 ハンドル
301a 把持部
301b 突起部
302 キャスタ
303 上側レール
304 下側レール
305 クランプ
306 PDU
307 搭載レール
31 上面パネル
32 底面パネル
33 右側面パネル
331 穴
34 左側面パネル
4 DE

Claims (7)

  1. 電子装置を収納可能な第1筐体と、
    記憶装置を収納可能であり、前記第1筐体に収納される第2筐体と、
    前記第2筐体を摺動させる摺動機構と、
    を備えることを特徴とする、ストレージ装置。
  2. 前記摺動機構は、移動部とガイド部とを備え、
    前記移動部が前記ガイド部に案内されて移動することにより、前記第1筐体と前記第2筐体とは摺動される、
    ことを特徴とする、請求項1に記載のストレージ装置。
  3. 前記移動部は、棒状部材であり、
    前記第2筐体は、前記移動部と平行に配設され、前記第1筐体と前記第2筐体との間で接続される配線を結束する結束部を備える、
    ことを特徴とする、請求項2に記載のストレージ装置。
  4. 前記第2筐体が前記第1筐体から引き出された状態において、前記第1筐体と前記第2筐体とは離隔して、空間が形成されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のストレージ装置。
  5. 前記記憶装置は、機械駆動方式の記憶装置であり、
    前記第1筐体は、前記記憶装置の駆動速度を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記第2筐体が前記第1筐体から引き出される前に、前記記憶装置の駆動速度を低下させる、
    ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のストレージ装置。
  6. 前記第1筐体は、前記第2筐体の摺動を抑止する摺動抑止部を備え、
    前記摺動抑止部は、前記制御部が前記記憶装置の駆動速度を低下させた後に、前記抑止を解除する、
    ことを特徴とする、請求項5に記載のストレージ装置。
  7. 前記第2筐体が前記第1筐体に収納された状態で、前記電子装置と前記記憶装置との間には排熱空間が形成され、
    前記第1筐体は、前記電子装置及び前記記憶装置から排出された熱を前記排熱空間を介して外部に排出する排熱装置を備える、
    ことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のストレージ装置。
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