JP2011084093A - 車両前部構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ダッシュボードアッパリッドの強度を高め、フードの地上高を低くした車両前部構造を提供する。
【解決手段】車両前部構造は、車両11の前ガラスの下部に連なるダッシュボードアッパ34に前方へダッシュボードアッパリッド35を着脱自在に取り付けている。ダッシュボードアッパリッド35は、溝形で前側壁部151、後側壁部152が上縁153、154を外方へ曲げて形成されているとともに、ワイパー装置37を収納する高さで形成されて、ワイパー装置37が収納され、ワイパー装置37の上方に配置され前ガラスの下部から前側壁部151までの開口を閉じているカウルトップを形成することで閉断面のカウル23が形成されている。第1補強部材173、第2補強部材174を設けた。
【選択図】図3
【解決手段】車両前部構造は、車両11の前ガラスの下部に連なるダッシュボードアッパ34に前方へダッシュボードアッパリッド35を着脱自在に取り付けている。ダッシュボードアッパリッド35は、溝形で前側壁部151、後側壁部152が上縁153、154を外方へ曲げて形成されているとともに、ワイパー装置37を収納する高さで形成されて、ワイパー装置37が収納され、ワイパー装置37の上方に配置され前ガラスの下部から前側壁部151までの開口を閉じているカウルトップを形成することで閉断面のカウル23が形成されている。第1補強部材173、第2補強部材174を設けた。
【選択図】図3
Description
本発明は、車両の前ガラスの下部に設けたダッシュボードアッパに溝状のダッシュボードアッパリッドを着脱自在に取り付けた車両前部構造に関するものである。
車両前部構造には、エンジンルーム内の左右に設けた前懸架装置用のストラットタワー(ダンパハウジング)にストラットタワーバー部材(カウルトップエクステンション)の両端をそれぞれ取り付けているものがある。例えば、ストラットタワーバー部材は、弓状に車両後方へ向け湾曲して、左右間の中央部を前ガラスの下部に配置されたカウルボックスに固定することで、剛性を向上させている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、従来技術(特許文献1)は、ストラットタワーバー部材を車両の左右のダンパハウジング間に架け渡すので、車両の重量の増加は避けられない。
また、ストラットタワーバー部材は前ガラスの下部に配置されたカウルボックスから連ねて車両前方へ配置されているので、カウルボックスを含むフロントボデーの意匠などの条件によっては、前ガラスの下部に設ける装置に干渉することがある。意匠を損なうことなく、干渉対策と強度を高めたものが望まれていた。
また、ストラットタワーバー部材は前ガラスの下部に配置されたカウルボックスから連ねて車両前方へ配置されているので、カウルボックスを含むフロントボデーの意匠などの条件によっては、前ガラスの下部に設ける装置に干渉することがある。意匠を損なうことなく、干渉対策と強度を高めたものが望まれていた。
本発明は、車両の重量増加を抑え、ダッシュボードアッパリッドの強度を高め、フードの地上高を低くした車両前部構造を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、車両の前ガラスの下部に連なるダッシュボードアッパに前方へダッシュボードアッパリッドを着脱自在に取り付けた車両前部構造において、ダッシュボードアッパリッドは、溝形で断面凹状に形成され、車両の前方へ向けた前側壁部及び後方へ向けた後側壁部が上縁を外方へ曲げて形成されているとともに、前ガラス用ワイパー装置を収納する高さで形成されて、ワイパー装置が収納され、ワイパー装置の上方に配置され前ガラスの下部から前側壁部までの開口を閉じているカウルトップを形成することで閉断面のカウルが形成されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、ダッシュボードアッパに開けたエアコン空気口を後側壁部より後方へ配置し、後側壁部の両端に、後側壁部に連続する底部とで排水溝を形成していることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、ダッシュボードアッパリッドは、前懸架装置に含まれる左右のダンパの端をそれぞれ重ねたダンパベースに、前側壁部に連続した底部の両端に設けられたダンパベース締結部をそれぞれ締結し、ダンパベース締結部から前側壁部まで補強部材をそれぞれ延設していることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、ダッシュボードアッパリッドの底部の両端に設けられたダンパベース締結部から前側壁部の両端まで補強部材をそれぞれ設けていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、補強部材に、部品取り付け面を有する隆起部を形成していることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、ダッシュボードアッパに着脱自在に取り付けたダッシュボードアッパリッドは、断面凹状に形成され、前側壁部及び後側壁部が上縁を外方へ曲げて形成されているとともに、ワイパー装置を収納する高さで形成されて、ワイパー装置が収納され、ワイパー装置の上方に配置され前ガラスの下部から前側壁部までの開口を閉じているカウルトップを形成することで閉断面のカウルが形成されているので、ダッシュボードアッパリッドを断面凹状に形成し、加えて、前・後側壁部の上縁を外方へ曲げたことによって、ダッシュボードアッパリッドの強度を高めることができる。
また、ダッシュボードアッパリッドの深さが深く、前ガラス用ワイパー装置を収納すると、カウルトップの地上高が低くなり、カウルトップの前縁及びエンジンなどの装置をカバーしているフードの地上高を低くすることができる。
請求項2に係る発明では、ダッシュボードアッパに開けたエアコン空気口を後側壁部より後方へ配置し、後側壁部の両端に、後側壁部に連続する底部とで排水溝を形成しているので、雨水などの水が断面凹状のダッシュボードアッパリッドに流入すると、後側壁部によって水を堰き止めて、排水溝へ導いて排水することができ、エアコン空気口から水が入るのを防止することができる。
請求項3に係る発明では、ダッシュボードアッパリッドは、ダンパベースに、前側壁部に連続した底部の両端に設けられたダンパベース締結部をそれぞれ締結し、ダンパベース締結部から前側壁部まで補強部材をそれぞれ延設しているので、前側壁部と底部とで形成した断面L形及び補強部材よって、ダッシュボードアッパリッドの強度を高めて、ダンパの端を保持することができ、ダッシュボードアッパリッドがダンパベースを補強するストラットタワーバーを兼ねることができる。
また、ダッシュボードアッパリッドは、ストラットタワーバーの機能を有するため、部品数を削減することができ、軽量化を図ることができる。
請求項4に係る発明では、ダッシュボードアッパリッドの底部の両端に設けられたダンパベース締結部から前側壁部の両端まで補強部材をそれぞれ設けているので、前側壁部とダンパベース締結部の強度を高めることができ、ダンパベース締結部を締結することで兼ねているストラットタワーバーの機能をより高めることができる。
請求項5に係る発明では、補強部材に、部品取り付け面を有する隆起部を形成しているので、補強部材を重ねたダンパベース締結部によって補強部材が支持され、補強部材の隆起部に大型の部品を搭載することもできる。
以下、本発明の実施の形態について、実施例で詳細に説明する。
実施例に係る車両前部構造は、図1に示すように、車両11に設けた前ガラス21の下部22の近傍に採用されている。以降で具体的に説明していく。
車両前部構造は、図1、図2に示す通り、ダッシュボードアッパ34にダッシュボードアッパリッド35を取り付け、前ガラス21用ワイパー装置37を収納している。そして、カウル23のカウルトップ25でカバーしている。
車両11は、図1〜図6に示すように、車体47、車体47のフロントボデー41、フード48、前ガラス21、前ガラス21用ワイパー装置37を備える。
フロントボデー41は、左のフェンダー51と、右のフェンダー52と、前ガラス21の下部22を支持しているウインドシールド53と、ウインドシールド53を受けているウインドシールドサポート54と、を備える。
フロントボデー41は、左のフェンダー51と、右のフェンダー52と、前ガラス21の下部22を支持しているウインドシールド53と、ウインドシールド53を受けているウインドシールドサポート54と、を備える。
また、ウインドシールドサポート54を保持しているダッシュボードアッパ34と、ダッシュボードアッパ34に接続しているダッシュボードアッパリッド35と、を備える。ダッシュボードアッパリッド35にカウルトップ25の前端56を接続して、カウルトップ25の後端57で前ガラス21の下部22を押さえている。
フロントボデー41は、図1〜図8に示す通り、ダッシュボードアッパリッド35を締結したダンパベース43と、左のフロントサイドフレーム61、右のフロントサイドフレーム62、左のダンパハウジング63、右のダンパハウジング64を備える。
左のダンパハウジング63に左のアッパメンバー65の一端を結合し他端を左のフロントサイドフレーム61に結合した。
右のダンパハウジング64のダンパベース43に右のアッパメンバー66の一端を結合し他端を右のフロントサイドフレーム62に結合した。
ワイパー装置37は、ダッシュボードアッパリッド35に固定した駆動装置141と、駆動装置141に連結したリンク機構142と、を備える。駆動装置141をダッシュボードアッパリッド35の溝内に収納してボルト143(図3参照)で支持している。
なお、ダッシュボードアッパリッド35の下方にブレーキ装置145のマスターパワー146が配置されダッシュボード147に取り付けられている。
なお、ダッシュボードアッパリッド35の下方にブレーキ装置145のマスターパワー146が配置されダッシュボード147に取り付けられている。
次に、車両前部構造を主体に図1〜図8で説明する。
車両前部構造は、車両11の前ガラス21の下部22に連なるダッシュボードアッパ34に前方へダッシュボードアッパリッド35を着脱自在に取り付けている。
車両前部構造は、車両11の前ガラス21の下部22に連なるダッシュボードアッパ34に前方へダッシュボードアッパリッド35を着脱自在に取り付けている。
ダッシュボードアッパリッド35は、溝形で断面凹状に形成され、車両11の前方へ向けた前側壁部151及び後方へ向けた後側壁部152が上縁153、154を外方へ曲げて形成されているとともに、前ガラス21用ワイパー装置37を収納する高さで形成されて、ワイパー装置37が収納され、ワイパー装置37の上方に配置され前ガラス21の下部22から前側壁部151までの開口を閉じているカウルトップ25を形成することで閉断面のカウル23が形成されている。
「ワイパー装置37が収納され」とは、駆動装置141、リンク機構142を収納している。
ダッシュボードアッパ34に開けたエアコン空気口156を後側壁部152より後方へ配置し、後側壁部152の両端に、後側壁部152に連続する底部157とで排水溝158を形成している。
ダッシュボードアッパ34は、図6〜図8に示す通り、前部にダッシュボードアッパリッド35をボルト161で着脱自在に締結している。
前部の左右、中央に取り付け部162を合計3個形成し、取り付け部162にめねじ部163を設け、めねじ部163にボルト161をねじ込む。
前部の左右、中央に取り付け部162を合計3個形成し、取り付け部162にめねじ部163を設け、めねじ部163にボルト161をねじ込む。
その際、ボルト161をダッシュボードアッパリッド35側からダッシュボードアッパリッド35の後側壁部152に通してねじ込む。
ダッシュボードアッパリッド35は、図3に示す前懸架装置165に含まれる左右のダンパ166の端(上端)167をそれぞれ重ねたダンパベース43に、前側壁部151に連続した底部157の両端をなすダンパベース締結部171をそれぞれ締結し、ダンパベース締結部171から前側壁部151まで第1補強部材173、第2補強部材174をそれぞれ延設している。
ダッシュボードアッパリッド35の底部157の両端に設けられたダンパベース締結部171から前側壁部151の両端まで第1補強部材173、第2補強部材174をそれぞれ設けている。
第1補強部材173に、図7に示すように、部品取り付け面176を有する隆起部177を形成している。
第1補強部材173に、図7に示すように、部品取り付け面176を有する隆起部177を形成している。
ダッシュボードアッパリッド35では、車両11の上方から見た視点(図4、図7、図9の視点)で、前側壁部151と上縁153の間に円弧状に形成され円弧部178が形成されている。
なお、上縁153は円弧部178の弧に連ね弧状に形成されている。
なお、上縁153は円弧部178の弧に連ね弧状に形成されている。
前側壁部151は、図3に示す通り、左・右のダンパハウジング63、64間に配置され、左・右のダンパハウジング63、64に達し、且つ、前側壁部151に連続しているダッシュボードアッパリッド35の底部157の両端を介して左・右のダンパハウジング63、64に接合している。
左・右のダンパハウジング63、64からの荷重がダッシュボードアッパリッド35の一端(左端)、他端(右端)にそれぞれ入力される。
左・右のダンパハウジング63、64からの荷重がダッシュボードアッパリッド35の一端(左端)、他端(右端)にそれぞれ入力される。
次に、ダッシュボードアッパリッド35の一端(左端)、他端(右端)を図7、図8でより詳しく説明する。
また、第1・第2補強部材173、174を図7、図8で詳しく説明する。
また、第1・第2補強部材173、174を図7、図8で詳しく説明する。
ダッシュボードアッパリッド35の一端(左端)は、前側壁部151に連なる壁(起立部181)を有する側部である。
詳しくは、底部157に直交するように起立させてた起立部181が左のダンパハウジング63の周側部に接触する形状に形成されている。起立部181と底部157と後側壁部152とで排水溝158を形成している。
詳しくは、底部157に直交するように起立させてた起立部181が左のダンパハウジング63の周側部に接触する形状に形成されている。起立部181と底部157と後側壁部152とで排水溝158を形成している。
さらに、起立部181に連続して直交するようにダンパベース締結部171が形成されている。
ダンパベース締結部171に第1補強部材173を重ね、第1補強部材173の受圧部183にボルト184の締め付け力(軸力)を直接付与している。
ダンパベース締結部171に第1補強部材173を重ね、第1補強部材173の受圧部183にボルト184の締め付け力(軸力)を直接付与している。
第1補強部材173は、ダンパベース締結部171に重ねた受圧部183が形成され、受圧部183に連ねて受圧部183に対し隆起している隆起部177が形成され、隆起部177に直交している前立壁185が形成されている。
さらに、前立壁185及び隆起部177に連なり起立部181に沿う脚部186が形成され、脚部186に連ねて底部157に重なるように折り曲げた結合フランジ部187が形成されている。結合フランジ部187を溶接部で結合している。
また、第1補強部材173の前立壁185をダッシュボードアッパリッド35の前側壁部151に重ねて溶接部で結合している。
加えて、隆起部177とダッシュボードアッパリッド35で閉断面を形成し、隆起部177の部品取り付け面176の裏にめねじ部188を設けて、隆起部177の部品取り付け面176にワイパー装置37の駆動装置141をボルト143で締結している。
加えて、隆起部177とダッシュボードアッパリッド35で閉断面を形成し、隆起部177の部品取り付け面176の裏にめねじ部188を設けて、隆起部177の部品取り付け面176にワイパー装置37の駆動装置141をボルト143で締結している。
ダッシュボードアッパリッド35の他端(右端)は、ダッシュボードアッパリッド35の一端(左端)とほぼ同様である。
すなわち、前側壁部151に連なる壁(起立部181)を有する側部である。起立部181、ダンパベース締結部171を有し、ダンパベース締結部171に第2補強部材174を重ね、第2補強部材174の受圧部183にボルト191の締め付け力(軸力)を直接付与している。
すなわち、前側壁部151に連なる壁(起立部181)を有する側部である。起立部181、ダンパベース締結部171を有し、ダンパベース締結部171に第2補強部材174を重ね、第2補強部材174の受圧部183にボルト191の締め付け力(軸力)を直接付与している。
第2補強部材174は、受圧部183が形成され、受圧部183に連ねて直交している前立壁185が形成されている。
また、前立壁185をダッシュボードアッパリッド35の前側壁部151に重ねて溶接部で結合している。
また、前立壁185をダッシュボードアッパリッド35の前側壁部151に重ねて溶接部で結合している。
次に、実施例に係る車両前部構造の作用を説明する。
車両前部構造では、図2、図6に示す通り、ダッシュボードアッパリッド35を前側壁部151、底部157、後側壁部152で断面凹状に形成し、さらに、前・後側壁部151、152の上縁153、154を外方へ曲げたので、ダッシュボードアッパリッド35の強度を高めることができる。
車両前部構造では、図2、図6に示す通り、ダッシュボードアッパリッド35を前側壁部151、底部157、後側壁部152で断面凹状に形成し、さらに、前・後側壁部151、152の上縁153、154を外方へ曲げたので、ダッシュボードアッパリッド35の強度を高めることができる。
その結果、ダッシュボードアッパリッド35を接合している部位、例えば、カウル23の強度を高めることができる。
ダンパベース63、64に接合しているので、ダンパベース63、64の強度を高めることができる。
ダンパベース63、64に接合しているので、ダンパベース63、64の強度を高めることができる。
また、ダッシュボードアッパリッド35の前・後側壁部151、152の高さをワイパー装置37の駆動装置141の高さに対応させたので、フード48の地上高を低くすることができる。
車両前部構造では、図6に示す通り、ダッシュボードアッパリッド35に雨水などの水が流入すると、前・後側壁部151、152は水を両端へ矢印a3のように導き、排水溝158から矢印a4のように外に出すことができる。
同時に、後側壁部152によってエアコン空気口156から水が入るのを防止することができる。
同時に、後側壁部152によってエアコン空気口156から水が入るのを防止することができる。
ダッシュボードアッパリッド35は、ダッシュボードアッパ34及び左・右のダンパハウジング63、64に、ダッシュボードアッパリッド35側から挿入するボルト161で締結されているので、ダッシュボードアッパリッド35でダンパ166や左・右のダンパハウジング63、64を補強しても、ダッシュボードアッパリッド35の取り外しは容易になり、管理や点検、例えば、ブレーキ装置145のマスターパワー146の点検は容易になる。
尚、本発明の車両前部構造は、実施の形態では、ダッシュボードアッパリッドはワイパー装置を左に配置する形態であるが、ワイパー装置を右に配置する形態としてもよい。
本発明の車両前部構造は、ストラットタワーバーや前ガラス用ワイパー装置を有する車両に好適である。
11…車両、21…前ガラス、22…前ガラスの下部、25…カウルトップ、34…ダッシュボードアッパ、35…ダッシュボードアッパリッド、37…ワイパー装置、43…ダンパベース、151…前側壁部、152…後側壁部、153…前側壁部の上縁、154…後側壁部の上縁、156…エアコン空気口、157…底部、158…排水溝、165…前懸架装置、166…ダンパ、167…ダンパの端(上端)、171…ダンパベース締結部、173…第1補強部材、174…第2補強部材、176…部品取り付け面、177…隆起部。
Claims (5)
- 車両の前ガラスの下部に連なるダッシュボードアッパに前方へダッシュボードアッパリッドを着脱自在に取り付けた車両前部構造において、
前記ダッシュボードアッパリッドは、溝形で断面凹状に形成され、前記車両の前方へ向けた前側壁部及び後方へ向けた後側壁部が上縁を外方へ曲げて形成されているとともに、前記前ガラス用ワイパー装置を収納する高さで形成されて、前記ワイパー装置が収納され、該ワイパー装置の上方に配置され前記前ガラスの下部から前記前側壁部までの開口を閉じているカウルトップを形成することで閉断面のカウルが形成されていることを特徴とする車両前部構造。 - 前記ダッシュボードアッパに開けたエアコン空気口を前記後側壁部より後方へ配置し、前記後側壁部の両端に、前記後側壁部に連続する底部とで排水溝を形成していることを特徴とする請求項1記載の車両前部構造。
- 前記ダッシュボードアッパリッドは、前懸架装置に含まれる左右のダンパの端をそれぞれ重ねたダンパベースに、前記前側壁部に連続した底部の両端に設けられたダンパベース締結部をそれぞれ締結し、該ダンパベース締結部から前記前側壁部まで補強部材をそれぞれ延設していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両前部構造。
- 前記ダッシュボードアッパリッドの底部の両端に設けられたダンパベース締結部から前記前側壁部の両端まで補強部材をそれぞれ設けていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両前部構造。
- 前記補強部材に、部品取り付け面を有する隆起部を形成していることを特徴とする請求項3又は請求項4記載の車両前部構造。
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