JP2011082072A - 車両用照明灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハイビーム用の付加配光パターンを形成するように構成された車両用照明灯具において、対向車のドライバにグレアを与えてしまうことなく車両前方領域の視認性を高める。
【解決手段】灯具ユニットとして、対向車線側を向いた鉛直カットオフラインCV1および上向きの水平カットオフラインCH1を有する付加配光パターンPA2を形成するための側端縁および上端縁を有する可動式の第1シェードを備えた構成とし、その側端縁の位置を光軸から路肩側に離れた位置に設定する。これにより、第1シェードを遮光位置に移動させて付加配光パターンPA2を形成したとき、その鉛直カットオフラインCV1を灯具正面方向から対向車線側に離れた位置に形成し、付加配光パターンPA2の形状をその最大光度位置を含む形状とする。その上で、灯具ユニットをスイブル機構により水平方向に旋回させて、付加配光パターンPA2を灯具正面方向から路肩側へ変位させる。
【選択図】図3

Description

本願発明は、ハイビーム用の付加配光パターンを形成するように構成された車両用照明灯具に関するものである。
近年、ハイビームで走行する機会を増やすようにするため、車両走行状況に応じてハイビーム用配光パターンの形状を変化させるように構成された車両用照明灯具の提案がなされている。
例えば「特許文献1」には、複数の発光素子を光源とするプロジェクタ型の灯具ユニットにより、ハイビーム用の付加配光パターン(すなわち、ハイビーム用配光パターンを形成する際、ロービーム用配光パターンに対して付加的に形成される配光パターン)を形成するようにした車両用照明灯具が記載されている。
この「特許文献1」に記載された車両用照明灯具においては、複数の発光素子が、投影レンズの後側焦点面近傍において水平方向に互いに隣接するように配置された構成となっており、これら各発光素子の反転投影像として形成される配光パターンの合成によりハイビーム用の付加配光パターンを形成するようになっている。
特開2007−179969号公報
上記「特許文献1」に記載された車両用照明灯具においては、その照射光により複数の配光パターンが水平方向に並列的に形成されることとなるので、これら複数の配光パターンのうち、対向車の位置に形成されるべき配光パターンを形成しないように各発光素子の点消灯制御を行うようにすれば、対向車や先行車のドライバにグレアを与えてしまうことなく車両前方領域の視認性を高めることが可能となる。
しかしながら、これら各配光パターンは、各発光素子の発光チップの反転投影像として形成されるので、その側端縁の輪郭を明瞭なものとすることは困難である。このため、対向車のドライバにグレアを与えてしまわないようにすると、車両前方領域に対する光照射範囲がかなり限定されてしまう、という問題がある。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ハイビーム用の付加配光パターンを形成するように構成された車両用照明灯具において、対向車のドライバにグレアを与えてしまうことなく車両前方領域の視認性を高めることができる車両用照明灯具を提供することを目的とするものである。
本願発明は、プロジェクタ型の灯具ユニットを水平方向に旋回可能な構成とするとともに、そのシェードとして、対向車線側を向いた鉛直カットオフラインを形成するための側端縁と上向きの水平カットオフラインを形成するための上端縁とを有する可動式の第1シェードを備えた構成とした上で、その側端縁の位置に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、本願発明に係る車両用照明灯具は、
ハイビーム用配光パターンを形成する際、ロービーム用配光パターンに対して付加される付加配光パターンを形成するように構成された車両用照明灯具において、
車両前後方向に延びる光軸上に配置された投影レンズと、この投影レンズの後側焦点よりも後方側に配置された光源と、この光源からの光を前方へ向けて上記光軸寄りに反射させるリフレクタと、上記投影レンズの後側焦点面近傍において上記リフレクタからの反射光の一部を遮蔽するためのシェードと、を備えてなる灯具ユニットと、
この灯具ユニットを水平方向に旋回させるスイブル機構と、
を備えてなり、
上記シェードとして、上記付加配光パターンに対向車線側を向いた鉛直カットオフラインを形成するための側端縁と、この鉛直カットオフラインの下端位置から対向車線側に延びる上向きの水平カットオフラインを形成するための上端縁とを有する第1シェードを備えており、
上記灯具ユニットに、上記第1シェードを、該第1シェードの側端縁が上記光軸から路肩側に離れた位置において上下方向に延びるように配置されるとともに、該第1シェードの上端縁が上記光軸を含む水平面近傍において水平方向に延びるように配置される遮光位置と、該第1シェードによる上記リフレクタからの反射光の遮蔽を解除する遮光解除位置との間で移動させる第1アクチュエータが設けられている、ことを特徴とするものである。
上記「側端縁」は、第1シェードが遮光位置にあるとき光軸から路肩側に離れた位置に配置されるように形成されていれば、その光軸からの側方変位量の具体的な値は特に限定されるものではない。
上記「第1シェード」の遮光位置および遮光解除位置間における移動の具体的な態様は特に限定されるものではない。また、上記「遮光解除位置」の具体的な位置についても特に限定されるものではない。
上記構成に示すように、本願発明に係る車両用照明灯具は、シェードを有するプロジェクタ型の灯具ユニットによりハイビーム用の付加配光パターンを形成するように構成されているが、そのシェードとして、対向車線側を向いた鉛直カットオフラインを形成するための側端縁と上向きの水平カットオフラインを形成するための上端縁とを有する可動式の第1シェードを備えており、その側端縁の位置が光軸から路肩側に離れた位置に設定されており、かつ、灯具ユニットがスイブル機構により水平方向に旋回するように構成されているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、第1シェードを遮光解除位置に移動させることにより、該第1シェードによるリフレクタからの反射光の遮蔽を解除することができる。そしてこれにより、通常のハイビーム用配光パターンを形成するための第1の付加配光パターンを形成することができる。
したがって、対向車が存在しない車両走行状況下においては、この第1の付加配光パターンを形成することにより、車両前方領域の視認性を最大限に高めることができる。
一方、第1シェードを遮光位置に移動させることにより、対向車線側を向いた鉛直カットオフラインおよび上向きの水平カットオフラインを有する第2の付加配光パターンを形成することができる。その際、第1シェードの側端縁は光軸から路肩側に離れた位置にあるので、第2の付加配光パターンの鉛直カットオフラインを灯具正面方向から対向車線側に離れた位置に形成することができる。そしてこれにより、第2の付加配光パターンを第1の付加配光パターンにおける最大光度位置を含む形状とすることができる。
したがって、対向車が存在する車両走行状況下においては、第2の付加配光パターンを形成を形成した上で、この第2の付加配光パターンの位置を、スイブル機構によって灯具正面方向から路肩側へ変位させることにより、対向車のドライバにグレアを与えてしまうことなく、車両前方領域の視認性を十分に確保することができる。
このように本願発明によれば、ハイビーム用の付加配光パターンを形成するように構成された車両用照明灯具において、対向車のドライバにグレアを与えてしまうことなく車両前方領域の視認性を高めることができる。
上記構成において、遮光位置にあるときの第1シェードの側端縁の光軸からの側方変位量の具体的な値が特に限定されないことは上述したとおりであるが、対向車線側を向いた鉛直カットオフラインを第1の付加配光パターンにおいて最大光度の40〜60%の光度になる位置に形成するように上記側方変位量を設定しておけば、第2の付加配光パターンの形状を、第1の付加配光パターンにおける最大光度位置のみならずその周辺の最大光度領域を含む形状に設定することができる。
上記構成において、シェードとして、第1の付加配光パターンに路肩側を向いた鉛直カットオフラインを形成するための側端縁と、この鉛直カットオフラインの下端位置から路肩側に延びる上向きの水平カットオフラインを形成するための上端縁とを有する第2シェードを備えた構成とするとともに、灯具ユニットに、この第2シェードを、その側端縁が遮光位置にあるときの第1シェードの側端縁と略同じ位置において上下方向に延びるように配置されるとともに、その上端縁が光軸を含む水平面近傍において水平方向に延びるように配置される遮光位置と、該第2シェードによるリフレクタからの反射光の遮蔽を解除する遮光解除位置と、の間で移動させる第2アクチュエータが設けられた構成とすれば、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、第2シェードを遮光位置に移動させるとともに第1シェードを遮光解除位置に移動させることにより、路肩側を向いた鉛直カットオフラインおよび上向きの水平カットオフラインを有する第3の付加配光パターンを形成することができる。
その際、この路肩側を向いた鉛直カットオフラインは、対向車線側を向いた鉛直カットオフラインと略同じ位置に形成されるので、先行車のドライバや路肩側の歩行者にグレアを与えてしまうことなく、車両前方領域における対向車線側の領域の視認性を高めることができる。
さらに、第1および第2シェードをいずれも遮光位置に移動させることにより、上向きの水平カットオフラインを有する第4の付加配光パターンを形成することができる。
したがって、車両走行状況に応じて、第1〜第4の付加配光パターンのうちのいずれかを選択した上で、これを必要に応じて左右方向に変位させることにより、対向車や先行車のドライバさらには路肩側の歩行者にグレアを与えてしまうことなく、車両前方領域の視認性を高めることが可能となる。
このようにする代わりに、第2シェードが遮光位置に移動したとき、その側端縁が、遮光位置にあるときの第1シェードの側端縁と略同じ位置ではなく、光軸から対向車線側に離れた位置において上下方向に延びるように配置される構成とすれば、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、車両走行路の通行区分が、左側通行と右側通行との間で変化したような場合(例えばドーバー海峡を通過した場合等)においても、その通行区分に対応した付加配光パターンで光照射を行うことが可能となる。
本願発明の一実施形態に係る車両用照明灯具を示す正面図 図1のII−II線断面図 車両走行路の通行区分が左側通行である場合において、上記車両用照明灯具から前方へ照射される光により灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成される付加配光パターンを透視的に示す図 上記実施形態の第1変形例に係る車両用照明灯具を示す正面図 上記第1変形例において、車両走行状況に応じて形成される複数種類の付加配光パターンを一覧表で示す図 上記実施形態の第2変形例に係る車両用照明灯具を示す正面図 車両走行路の通行区分が右側通行である場合において、上記第2変形例に係る車両用照明灯具からの照射光により上記仮想鉛直スクリーン上に形成される付加配光パターンを透視的に示す図
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
図1は、本願発明の一実施形態に係る車両用照明灯具10を示す正面図である。また、図2は、図1のII−II線断面図である。
これらの図に示すように、本実施形態に係る車両用照明灯具10は、プロジェクタ型の灯具ユニット20と、この灯具ユニット20を水平方向に旋回させるスイブル機構40とを備えた構成となっており、図示しないランプボディ等に組み込まれた状態で用いられるようになっている。
灯具ユニット20は、車両前後方向に延びる光軸Ax上に配置された投影レンズ22と、この投影レンズ22の後側焦点Fよりも後方側に配置された発光素子24と、この発光素子24からの光を投影レンズ22へ向けて光軸Ax寄りに反射させるリフレクタ26と、このリフレクタ26からの反射光の一部を遮蔽する第1シェード28と、この第1シェード28を上下方向に移動させる第1アクチュエータ30と、これらを支持するホルダ32とを備えた構成となっている。
投影レンズ22は、前方側表面が凸面で後方側表面が平面の平凸非球面レンズからなり、光軸Ax上に配置されている。そして、この投影レンズ22は、その後側焦点Fを含む焦点面上の像を、灯具前方に配置された鉛直仮想スクリーン上に反転像として投影するようになっている。
発光素子24は、白色発光ダイオードであって、矩形状の発光面を有する光源としての発光チップ24aが基板24bに支持されてなり、その発光チップ24aの発光面を鉛直上向きにした状態でホルダ32に固定支持されている。
リフレクタ26は、発光素子24を上方側から略半ドーム状に覆うようにして配置されており、その下端縁においてホルダ32に固定されている。
このリフレクタ26の反射面26aは、光軸Axを含む平面に沿った断面形状が略楕円形に設定されており、その離心率は鉛直断面から水平断面へ向けて徐々に大きくなるように設定されている。そしてこれにより、この反射面26aで反射した発光素子24からの光を、鉛直断面内においては後側焦点F近傍に略収束させるとともに、水平断面内においてはその収束位置を後側焦点Fの前方側へ変位させるようになっている。
第1シェード28は、光軸Axと直交する鉛直面に沿って配置された板状部材であって、対向車線側(すなわち右側(灯具正面視では左側))を向いた状態で上下方向に延びる側端縁28bと、水平方向に延びる上端縁28aとを備えている。そして、この第1シェード28は、図1および2において、実線で示す遮光位置と2点鎖線で示す遮光解除位置との間で移動し得るように構成されている。
この第1シェード28は、遮光位置にあるときには、その側端縁28bが光軸Axから路肩側(すなわち左側)に離れた位置において上下方向に延びるように配置されるとともに、その上端縁28aが光軸Axを含む水平面近傍において水平方向に延びるように配置され、これによりリフレクタ26からの反射光の一部を遮蔽するようになっている。一方、この第1シェード28は、遮光解除位置にあるときには、その上端縁28aが光軸Axを含む水平面から下方に離れた位置において水平方向に延びるように配置され、これによりリフレクタ26からの反射光の遮蔽を解除するようになっている。
第1アクチュエータ30は、第1シェード28の後方側でかつ光軸Axの下方においてホルダ32に固定支持されたソレノイドで構成されており、第1シェード28を遮光位置と遮光解除位置との間で移動させるようになっている。この第1アクチュエータ30の駆動は、図示しない制御手段からの駆動信号入力または手動のスイッチ操作により行われるようになっている。
スイブル機構40は、ホルダ32の下端部に取り付けられたステッピングモータで構成されており、灯具ユニット20を光軸Axを通る鉛直軸線Ax1を中心にして水平方向に旋回させ得るようになっている。
図3は、車両走行路の通行区分が左側通行である場合において、車両用照明灯具10から前方へ照射される光により灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成される付加配光パターンPA1、PA2を透視的に示す図である。
これら各付加配光パターンPA1、PA2は、ハイビーム用配光パターンPHを形成する際、図中2点鎖線で示す左配光のロービーム用配光パターンPLLに対して付加的に形成されるようになっている。
同図(a)に示す付加配光パターンPA1は、第1シェード28が遮光解除位置にあり、かつスイブル機構40が作動していなときに形成される配光パターンである。
この付加配光パターンPA1は、灯具正面方向の消点であるH−Vを中心にして左右両側へ細長く延びる配光パターンとして形成されており、その高光度領域であるホットゾーンHZは、H−Vを中心にして横長に形成されている。
同図(b)、(c)に示す各付加配光パターンPA2は、第1シェード28が遮光位置にあり、かつスイブル機構40が作動したときに形成される配光パターンである。
これら各付加配光パターンPA2は、灯具正面方向から路肩寄りに変位した位置に形成されている。そして、これら各付加配光パターンPA2は、付加配光パターンPA1の右上の部分(すなわち同図(a)においてL字形の2点鎖線で囲まれた部分)が欠けた形状を有している。すなわち、これら各付加配光パターンPA2は、対向車線側を向いた鉛直カットオフラインCV1を有するとともに、この鉛直カットオフラインの下端位置から対向車線側に延びる上向きの水平カットオフラインCH1を有している。
これら各付加配光パターンPA2における右上の欠けた部分は、遮光位置にある第1シェード28の反転投影像により形成されるものである。その際、鉛直カットオフラインCV1は、第1シェード28の側端縁28bにより形成され、水平カットオフラインCH1は、第1シェード28の上端縁28aにより形成されるようになっている。
鉛直カットオフラインCV1は、同図(a)に示す付加配光パターンPA1において2点鎖線で示す位置に形成されるが、この位置は、付加配光パターンPA1において最大光度の40〜60%(例えば50%程度)の光度になる位置に設定されている。
このように鉛直カットオフラインCV1の位置を設定しておくことにより、各付加配光パターンPA2においても、ホットゾーンHZが削られてしまうことなくそのまま鉛直カットオフラインCV1の路肩側に形成されるようにしている。
同図(b)は、付加配光パターンPA2が、灯具正面方向から路肩側へ大きく変位した位置に形成された状態を示している。このとき、鉛直カットオフラインCV1は、H−Vを通る鉛直線であるV−V線の近傍に位置しており、ホットゾーンHZは、V−V線の路肩側近傍に位置している。
このような位置に付加配光パターンPA2を形成することにより、車両前方路面の遠方に対向車2が存在する場合においても、この対向車2のドライバにグレアを与えてしまうことなく、車両前方領域の視認性を十分に確保するようになっている。
一方、同図(c)は、付加配光パターンPA2が、灯具正面方向から路肩側へ小さく変位した位置に形成された状態を示している。このとき、鉛直カットオフラインCV1は、V−V線から多少対向車線側に離れた位置にあり、ホットゾーンHZはV−V線を含む位置にある。
このような位置に付加配光パターンPA2を形成することにより、車両前方路面において対向車2が近づいて来たとき、この対向車2のドライバにグレアを与えてしまうことなく、ホットゾーンHZの中心をH−Vに近づけて車両前方領域の視認性をより高めるようになっている。
なお、付加配光パターンPA2の形成位置は、スイブル機構40の作動により、同図(b)、(c)に示す位置以外にも任意の位置に設定することが可能である。
以上詳述したように、本実施形態に係る車両用照明灯具10は、シェードを有するプロジェクタ型の灯具ユニット20によりハイビーム用の付加配光パターンPA1、PA2を形成するように構成されているが、そのシェードとして、対向車線側を向いた鉛直カットオフラインCV1を形成するための側端縁CV1と上向きの水平カットオフラインCH1を形成するための上端縁28aとを有する可動式の第1シェード28を備えており、その側端縁28bの位置が光軸Axから路肩側に離れた位置に設定されており、かつ、灯具ユニット20がスイブル機構40により水平方向に旋回するように構成されているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、第1シェード28を遮光解除位置に移動させることにより、該第1シェード28によるリフレクタ26からの反射光の遮蔽を解除することができる。そしてこれにより、通常のハイビーム用配光パターンPHを形成するための付加配光パターンPA1を形成することができる。
したがって、対向車2が存在しない車両走行状況下においては、この付加配光パターンPA1を形成することにより、車両前方領域の視認性を最大限に高めることができる。
一方、第1シェード28を遮光位置に移動させることにより、対向車線側を向いた鉛直カットオフラインCV1および上向きの水平カットオフラインCH1を有する付加配光パターンPA2を形成することができる。その際、第1シェード28の側端縁28bは光軸Axから路肩側に離れた位置にあるので、付加配光パターンPA2の鉛直カットオフラインCV1を灯具正面方向から対向車線側に離れた位置に形成することができる。そしてこれにより、付加配光パターンPA2を付加配光パターンPA1における最大光度位置を含む形状とすることができる。
したがって、対向車2が存在する車両走行状況下においては、付加配光パターンPA2を形成を形成した上で、この付加配光パターンPA2の位置を、スイブル機構40によって灯具正面方向から路肩側へ変位させることにより、対向車2のドライバにグレアを与えてしまうことなく、車両前方領域の視認性を十分に確保することができる。
このように本実施形態によれば、ハイビーム用の付加配光パターンPA1、PA2を形成するように構成された車両用照明灯具10において、対向車2のドライバにグレアを与えてしまうことなく車両前方領域の視認性を高めることができる。
しかも本実施形態においては、遮光位置にあるときの第1シェード28の側端縁28bの光軸Axからの側方変位量が、対向車線側を向いた鉛直カットオフラインCV1を付加配光パターンPA1において最大光度の40〜60%の光度になる位置に形成するように設定されているので、付加配光パターンPA2の形状を、付加配光パターンPA1における最大光度位置のみならずその周辺のホットゾーンHZを含む形状に設定することができる。
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
まず、上記実施形態の第1変形例について説明する。
図4は、本変形例に係る車両用照明灯具110を示す正面図である。
同図に示すように、この車両用照明灯具110は、その基本的な構成は上記実施形態の場合と同様であるが、その灯具ユニット120のシェードとして第1シェード28の他に第2シェード128を備えており、かつ、この第2シェード128を上下方向に移動させる第2アクチュエータ130とを備えている点で、上記実施形態の場合とは異なっている。
第2シェード128は、第1シェード28と同様、光軸Axと直交する鉛直面に沿って配置された板状部材であって、路肩側を向いた状態で上下方向に延びる側端縁128bと、水平方向に延びる上端縁128aとを備えている。そして、この第2シェード128は、第1シェード28と同様、遮光位置と遮光解除位置との間で移動し得るように構成されている。同図においては、第1シェード28が遮光位置にある一方、第2シェード128が遮光解除位置にある状態を示している。
この第2シェード128は、遮光位置にあるときには、その側端縁128bが、遮光位置にあるときの第1シェード28の側端縁28bと略同じ位置において上下方向に延びるように配置されるとともに、その上端縁128aが光軸Axを含む水平面近傍において水平方向に延びるように配置され、これによりリフレクタ26からの反射光の一部を遮蔽するようになっている。一方、この第2シェード128は、遮光解除位置にあるときには、その上端縁128aが光軸Axを含む水平面から下方に離れた位置において水平方向に延びるように配置され、これによりリフレクタ26からの反射光の遮蔽を解除するようになっている。
第2アクチュエータ130は、第2シェード128の後方側でかつ光軸Axの下方においてホルダ32に固定支持されたソレノイドで構成されており、第2シェード128を遮光位置と遮光解除位置との間で移動させるようになっている。この第2アクチュエータ130の駆動は、図示しない制御手段からの駆動信号入力または手動のスイッチ操作により行われるようになっている。
そして、本変形例においては、図5に一覧表で示すように、車両走行状況に応じて、第1シェード28および第2シェード128を、遮光位置または遮光解除位置に移動させるとともに、スイブル機構40を適宜作動させて、複数種類の付加配光パターンPA1〜PA4を選択的に形成するようになっている。
すなわち、路肩側の歩行者、先行車および対向車がすべて存在しないときは、第1シェード28および第2シェード128をいずれも遮光解除位置に移動させる一方、スイブル機構40は作動させず、これにより灯具正面方向に付加配光パターンPA1を形成するようになっている。この付加配光パターンPA1は、図3(a)に示す付加配光パターンPA1と同一である。
また、対向車のみが存在するときは、第1シェード28のみを遮光解除位置に移動させるとともに、スイブル機構40を作動させ、これにより灯具正面方向から路肩寄りに変位した位置に付加配光パターンPA2を形成するようになっている。この付加配光パターンPA2は、図3(b)、(c)に示す付加配光パターンPA2と同一である。
一方、先行車のみが存在するときや、路肩側の歩行者のみが存在するときや、先行車および路肩側の歩行者が存在するときには、第1シェード28のみを遮光解除位置に移動させる一方、スイブル機構40は作動させず、これにより灯具正面方向に付加配光パターンPA3を形成するようになっている。
この付加配光パターンPA3は、付加配光パターンPA1に対して左上および中央上が欠けた形状をなっている。すなわち、この付加配光パターンPA3は、路肩側を向いた鉛直カットオフラインCV2を有するとともに、この鉛直カットオフラインの下端位置から路肩側に延びる上向きの水平カットオフラインCH2を有している。
この付加配光パターンPA3における左上および中央上の欠けた部分は、遮光位置にある第2シェード128の反転投影像により形成されるものである。その際、鉛直カットオフラインCV2は、第2シェード128の側端縁128bにより形成され、水平カットオフラインCH2は、第2シェード128の上端縁128aにより形成されるようになっている。
この付加配光パターンPA3においては、鉛直カットオフラインCV2が付加配光パターンPA2の鉛直カットオフラインCV1と略同じ位置に形成されるので、先行車のドライバや路肩側の歩行者にグレアを与えてしまうことなく、車両前方領域における対向車線側の領域の視認性を高めることができる。
さらに、先行車および対向車が存在するときや、路肩側の歩行者および対向車が存在するときや、路肩側の歩行者、先行車および対向車がすべて存在するときには、第1シェード28および第2シェード128をいずれも遮光位置に配置したまま、スイブル機構40を作動させ、これにより灯具正面方向から路肩寄りに変位した位置に水平カットオフラインCH1、CH2を有する付加配光パターンPA4を形成するようになっている。
そして、この付加配光パターンPA4を形成することにより、路肩側の歩行者や、先行車および対向車のドライバにグレアを与えてしまわない範囲で、車両前方領域の視認性を高めることができる。
本変形例によれば、車両走行状況に応じて、4種類の付加配光パターンPA1〜PA4のうちのいずれかを選択した上で、これを必要に応じて左右方向に変位させることにより、対向車や先行車のドライバさらには路肩側の歩行者にグレアを与えてしまうことなく、車両前方領域の視認性を高めることが可能となる。
次に、上記実施形態の第2変形例について説明する。
図6は、本変形例に係る車両用照明灯具210を示す正面図である。
同図に示すように、この車両用照明灯具210は、その基本的な構成は上記第1変形例の場合と同様であるが、その灯具ユニット220の第2シェード228の構成が上記第1変形例の第2シェード128とは異なっている。
すなわち、本変形例の第2シェード228は、上記第1変形例の第2シェード128と同様、路肩側を向いた状態で上下方向に延びる側端縁228bと、水平方向に延びる上端縁228aとを備えており、この第2シェード228を上下方向に移動させる第2アクチュエータ230の作動により、遮光位置と遮光解除位置との間で移動し得るように構成されているが、遮光位置にあるとき、その側端縁228bが、光軸Axから対向車線側に離れた位置において上下方向に延びるように配置されるように構成されている点で、上記第1変形例の第2シェード128とは異なっている。
その際、この第2シェード228は、遮光位置にあるとき、その側端縁228bが、光軸Axに関して、遮光位置にあるときの第1シェード28の側端縁28bと左右対称の位置に配置されるように構成されている。
同図においては、第1シェード28が遮光解除位置にある一方、第2シェード228が遮光位置にある状態を示している。
図7は、車両走行路の通行区分が右側通行である場合において、車両用照明灯具210から前方へ照射される光により上記仮想鉛直スクリーン上に形成される付加配光パターンPA1、PA5を透視的に示す図である。
これら各付加配光パターンPA1、PA5は、ハイビーム用配光パターンPHを形成する際、図中2点鎖線で示す右配光のロービーム用配光パターンPLRに対して付加的に形成されるようになっている。
同図(a)に示す付加配光パターンPA1は、図3(a)に示す付加配光パターンPA1と同一である。
同図(b)、(c)に示す各付加配光パターンPA5は、付加配光パターンPA1の左上の部分(すなわち同図(a)において左側のL字形の2点鎖線で囲まれた部分)が欠けた形状を有している。すなわち、これら各付加配光パターンPA5は、対向車線側(右側通行において)を向いた鉛直カットオフラインCV3を有するとともに、この鉛直カットオフラインの下端位置から対向車線側に延びる上向きの水平カットオフラインCH3を有している。
これら各付加配光パターンPA2における左上の欠けた部分は、遮光位置にある第2シェード228の反転投影像により形成されるものである。その際、鉛直カットオフラインCV3は、第2シェード28の側端縁228bにより形成され、水平カットオフラインCH3は、第2シェード228の上端縁228aにより形成されるようになっている。
同図(b)は、付加配光パターンPA5が、灯具正面方向から路肩側へ大きく変位した位置に形成された状態を示している。鉛直カットオフラインCV3は、V−V線の近傍に位置しており、ホットゾーンHZは、V−V線の路肩側近傍に位置している。
このような位置に付加配光パターンPA5を形成することにより、車両前方路面の遠方に対向車2が存在する場合においても、この対向車2のドライバにグレアを与えてしまうことなく、車両前方領域の視認性を十分に確保するようになっている。
一方、同図(c)は、付加配光パターンPA5が、灯具正面方向から路肩側へ小さく変位した位置に形成された状態を示している。このとき、鉛直カットオフラインCV3は、V−V線から多少対向車線側に離れた位置にあり、ホットゾーンHZはV−V線を含む位置にある。
このような位置に付加配光パターンPA5を形成することにより、車両前方路面において対向車2が近づいて来たとき、この対向車2のドライバにグレアを与えてしまうことなく、ホットゾーンHZの中心をH−Vに近づけて車両前方領域の視認性をより高めるようになっている。
なお、付加配光パターンPA5の形成位置は、スイブル機構40の作動により、同図(b)、(c)に示す位置以外にも任意の位置に設定することが可能である。
本変形例の構成を採用することにより、車両走行路の通行区分が、左側通行の場合だけでなく、右側通行に変化したような場合(例えばドーバー海峡を通過した場合等)においても、通行区分に対応した付加配光パターンで光照射を行うことが可能となる。
上記実施形態および各変形例においては、光源が発光素子24の発光チップ24aである場合について説明したが、光源として放電バルブの発光部やハロゲンバルブのフィラメント等を採用した場合においても同様の作用効果を得ることが可能である。
なお、上記実施形態および各変形例において諸元として示した数値は一例にすぎず、これらを適宜異なる値に設定してもよいことはもちろんである。
2 対向車
10、110、210 車両用照明灯具
20、120、220 灯具ユニット
22 投影レンズ
24 発光素子
24a 発光チップ
24b 基板
26 リフレクタ
26a 反射面
28 第1シェード
28a、128a、228a 上端縁
28b、128b、228b 側端縁
30 第1アクチュエータ
32 ホルダ
40 スイブル機構
128、228 第2シェード
130、230 第2アクチュエータ
Ax 光軸
Ax1 鉛直軸線
CV1、CV2、CV3 鉛直カットオフライン
CH1、CH2、CH3 水平カットオフライン
F 後側焦点
HZ ホットゾーン
PA1、PA2、PA3、PA4、PA5 付加配光パターン
PH ハイビーム用配光パターン
PLL 左配光のロービーム用配光パターン
PLR 右配光のロービーム用配光パターン

Claims (4)

  1. ハイビーム用配光パターンを形成する際、ロービーム用配光パターンに対して付加される付加配光パターンを形成するように構成された車両用照明灯具において、
    車両前後方向に延びる光軸上に配置された投影レンズと、この投影レンズの後側焦点よりも後方側に配置された光源と、この光源からの光を前方へ向けて上記光軸寄りに反射させるリフレクタと、上記投影レンズの後側焦点面近傍において上記リフレクタからの反射光の一部を遮蔽するためのシェードと、を備えてなる灯具ユニットと、
    この灯具ユニットを水平方向に旋回させるスイブル機構と、
    を備えてなり、
    上記シェードとして、上記付加配光パターンに対向車線側を向いた鉛直カットオフラインを形成するための側端縁と、この鉛直カットオフラインの下端位置から対向車線側に延びる上向きの水平カットオフラインを形成するための上端縁とを有する第1シェードを備えており、
    上記灯具ユニットに、上記第1シェードを、該第1シェードの側端縁が上記光軸から路肩側に離れた位置において上下方向に延びるように配置されるとともに、該第1シェードの上端縁が上記光軸を含む水平面近傍において水平方向に延びるように配置される遮光位置と、該第1シェードによる上記リフレクタからの反射光の遮蔽を解除する遮光解除位置との間で移動させる第1アクチュエータが設けられている、ことを特徴とする車両用照明灯具。
  2. 上記遮光位置にあるときの上記第1シェードの側端縁の位置が、上記鉛直カットオフラインを、上記第1シェードが上記遮光解除位置にあるときに形成される上記付加配光パターンにおいて最大光度の40〜60%の光度になる位置に形成するように設定されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用照明灯具。
  3. 上記シェードとして、上記付加配光パターンに路肩側を向いた鉛直カットオフラインを形成するための側端縁と、この鉛直カットオフラインの下端位置から路肩側に延びる上向きの水平カットオフラインを形成するための上端縁とを有する第2シェードを備えており、
    上記灯具ユニットに、上記第2シェードを、該第2シェードの側端縁が上記遮光位置にあるときの上記第1シェードの側端縁と略同じ位置において上下方向に延びるように配置されるとともに、該第2シェードの上端縁が上記光軸を含む水平面近傍において水平方向に延びるように配置される遮光位置と、該第2シェードによる上記リフレクタからの反射光の遮蔽を解除する遮光解除位置との間で移動させる第2アクチュエータが設けられている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用照明灯具。
  4. 上記シェードとして、上記付加配光パターンに路肩側を向いた鉛直カットオフラインを形成するための側端縁と、この鉛直カットオフラインの下端位置から路肩側に延びる上向きの水平カットオフラインを形成するための上端縁とを有する第2シェードを備えており、
    上記灯具ユニットに、上記第2シェードを、該第2シェードの側端縁が上記光軸から対向車線側に離れた位置において上下方向に延びるように配置されるとともに、該第2シェードの上端縁が上記光軸を含む水平面近傍において水平方向に延びるように配置される遮光位置と、該第2シェードによる上記リフレクタからの反射光の遮蔽を解除する遮光解除位置との間で移動させる第2アクチュエータが設けられている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用照明灯具。
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