JP2011079908A - 塗料組成物及び施工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】既存の凹凸感のある意匠性仕上げ塗材の上に塗布することにより、独特の砂壁状の質感が損なわれることがなく且つ遮熱性の良い塗料組成物及びそれを用いた外壁の補修方法の提供。
【解決手段】合成樹脂エマルション、充填剤、顔料、成膜助剤を含む塗料組成物であり、前記充填剤のうち平均粒子径1.0〜40μmの充填剤の重量配合部数で、平均粒子径70〜500μmの充填剤の重量配合部数を除した値が0.1〜5.0であり、充填剤が炭酸カルシウムであることを特徴とする塗料組成物、及び、これを用いて既存の外壁仕上塗材の上に塗布する改修施工方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、既設の建築用仕上塗材が施された凹凸状の外壁に塗布する遮熱性を有する補修用塗料組成物に関する。
従来、建築物の外壁に立体的な造形性をもつ模様を吹付け、ローラー塗り、こて塗りなどによって建築用仕上塗材で仕上げられ方法がある。これらの仕上は経年により汚れたり色褪せたりすることがあり、この補修には、下地補修処理を行い、シーラー又は下地調整材を塗布し、改めて建築用仕上塗材を塗付することが一般的である。
塗膜形成樹脂(A)及び顔料分(B)を含有する塗料組成物であって、該顔料(B)が粒度分布0.1〜5μmの重質炭酸カルシウムを全顔料重量に対して10〜70重量%含むものであり、且つ塗料中における顔料体積濃度が20〜60%である塗料組成物がムラなく平滑性に優れた仕上り外観を有する塗膜が得られる、特に内装用艶消し塗料として好適であることが開示されている。(特許文献1)
平均粒子径が1.5〜4.0μmのウレタン樹脂水分散体と、平均粒子径が0.01〜1.0μmのウレタン樹脂水分散体とを含有している艶消し塗料用樹脂組成物及び塗料が貯蔵安定性、塗膜の耐水性及び耐候性に優れることが開示されている。(特許文献2)
架橋(メタ)アクリル酸エステル系樹脂が用いられてなる多孔質粒子とリン酸が含有されているpH1.5以下の樹脂粒子混合リン酸水溶液を作製する混合液作製工程、前記樹脂粒子混合リン酸水溶液を水で希釈してpH2.0以上の希釈液を作製する希釈工程、前記希釈液と水酸化カルシウムを混合してアルカリ性の懸濁液を作製する懸濁液作製工程、前記懸濁液とリン酸を混合し、第二リン酸カルシウム粒子または第三リン酸カルシウム粒子のいずれかを析出させて、該リン酸カルシウム粒子と前記多孔質粒子が含有されている混合粒子含有液を作製するリン酸カルシウム粒子析出工程を実施する混合粒子の製造方法による混合粒子が艶消し性と質感とを向上させ得ることが開示されている。(特許文献3)。
780〜2100nmの波長領域における日射反射率が10%以上であるペリレン系黒色顔料などの黒色有機顔料を、硫酸バリウムなどの無機顔料の表面に付着させた複合顔料を含むことを特徴としたものが熱遮蔽性の黒色有機顔料の使用量が少なくとも、十分な熱遮蔽性及び黒色度が得られる熱遮蔽塗料及びこれを用いた塗膜形成方法となることが開示されている。(特許文献4)
既存建築用仕上塗材が施された立体的な造形性をもつ模様外壁を補修する場合、凹凸を有する塗裝面を下地調整材で平滑にした上で、塗装するため、新規仕上げ以上の手間と材料を要し、補修費用に割高感をもたれることが多かった。また、この補修に遮熱等の機能を付けたものはなかった。
特開2002−201419号公報 特開2007−308587号公報 特開2009−013281号公報 特開2004−10853号公報 特開2006−341628号公報
本発明が解決しようとする課題は、既設のJIS A6909外装合成樹脂仕上塗材の施された立体的な造形性をもつ模様はそのままに、遮熱性を有し、混合する必要のない一液でJISA6909に規定される外装合成樹脂エマルション系仕上塗材の性能を有する塗材組成物及び方法を提供することにある。
請求項1記載の発明は、合成樹脂エマルション、充填剤、顔料、成膜助剤を含む塗料組成物であり、前記充填剤が炭酸カルシウムであり、このうち平均粒子径1.0〜40μmの充填剤の重量配合部数で、平均粒子径70〜500μmの充填剤の重量配合部数を除した値が0.1〜5.0であり、外壁に塗ることを特徴とする塗料組成物で、これを既存の凹凸感のある意匠性仕上げ塗材の上に塗布しても、既存塗材の風合いや質感を損なうことがなく、色調や鮮やかさが甦り、遮熱性を有する。
請求項2記載の発明は、前記顔料に酸化チタン及び高日射反射率黒顔料を含むことを特徴とする請求項1記載の塗料組成物で、これを既存の凹凸感のある意匠性仕上げ塗材の上に塗布しても、既存塗材の風合いや質感を損なうことがなく、色調や鮮やかさが甦り、遮熱性が高くなる。
請求項3記載の発明は、請求項1乃至2いずれかに記載の塗料組成物を既存仕上げ塗材の上に塗布することを特徴とする外壁改修施工方法で、同様に既存塗材の風合いや質感を損なうことがなく、色調や鮮やかさが甦り、遮熱性をゆうする施工方法である。
本発明の塗料組成物及び改修工法は、既存塗材表面の凹凸感やテクスチャーを損なうことがなく、色替えを行なうことができると共に、砂壁状の風合いや質感を甦らせることができ、遮熱性を有するという効果がある。
図1は遮熱性を評価装置の説明概要図である。 図2は実施例・比較例の遮熱性評価の昇温グラフである。 既存塗材の表面を示す、あやめランダムカット仕上げの平面図である。
本発明は砂壁状の風合いの仕上がりを特徴とする。一般の遮熱塗料は平滑な面を形成され、日射反射率の測定では再反射が少ないに比し、本発明の仕上がりは再反射を有するため、日射反射率は不利なものとなる。この不利な仕上がりで、高い遮熱性を見出し、発明に至った。
以下本発明について詳細に説明する。
本発明の塗料組成物は、合成樹脂エマルション、充填剤、顔料、成膜助剤を含む塗料組成物であり、前記充填剤のうち平均粒子径1.0〜40μmの重量配合部数で、平均粒子径70〜500μmの重量配合部数を除した値が0.1〜5.0であり、必要に応じ分散剤、増粘剤、防藻・防カビ剤が配合される。
合成樹脂エマルションには、アクリル樹脂エマルションやアクリルウレタン樹脂エマルション、酢酸ビニルエマルション、酢酸ビニル−アクリル樹脂エマルション、エチレン−酢酸ビニルエマルション、シリコンアクリルエマルション等を使用することができる。合成樹脂エマルションは塗料組成物全体の固形分で10〜50重量%、好ましくは15〜35重量%であり、この範囲で塗膜強度を満足し、保存安定性、乾燥性が良好である。
充填剤は、重質炭酸カルシウムに代表される炭酸カルシウムが好ましい。硅砂、クレー、カオリン、タルク、沈降性硫酸バリウム、炭酸バリウム等が使用できるが、遮熱性能を満足させる範囲で使用する。屋外での比較としては実施例3と比較例1の図2の昇温から硅砂の配合が好ましくないことが判る。例えば、赤外線反射と可視光反射は直接関係はないものの、白色であるほど塗材の酸化チタン配合量が高く、マンセル明度9以上では充填剤の種類は影響を受けない傾向となり、種類は制限されない。これらの充填剤のうち平均粒子径1.0〜40μmの充填剤の重量配合部数で、平均粒子径70〜500μmの充填剤の重量配合部数を除した値が0.1〜5.0であり、より好ましくは1.0〜3.0である。この範囲であれば、凹凸感のある仕上がりとなり、隠蔽性も十分なものとなる。充填剤の塗料組成物全体に対する配合割合は、20〜70重量%、好ましくは40〜60重量%であり、20重量%未満では砂壁状の風合いが無くなり、蒸気透過性が低下する。70重量%超では塗膜強度が不足する。40重量%未満では蒸気透過性が低下する傾向にあり、60重量%超では塗膜強度が低下する傾向にある。
顔料には、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化第二鉄(弁柄)、クロム酸鉛、黄鉛、黄色酸化鉄等の無機系顔料等が使用できるが、中でも酸化チタンは下地の隠蔽性に優れ、白色であるため主たる顔料として使用することができる。顔料の配合は、0.5〜20重量%、好ましくは2〜10重量%であり、塗材の調色目的、遮熱性能に応じて適宜設定する。この中で、明度が低く、色相、彩度等を変える目的で使用する顔料は赤外線反射、日射反射率が高いものを使用し、特に黒系では遮熱性能に大きく影響を与えるため、カーボンブラックを除く、日射反射率が高い無機系顔料を使用する。
酸化チタンのうち、日射反射率が高い赤外反射酸化チタンが好ましく、特許文献5に記載の平均粒子径が0.5〜20μmの赤外線遮蔽能を有する酸化チタンで、1500〜2600nmの赤外線波長領域において、積分反射率が90%以上の機能を有し、市販品にJR−1000(テイカ(株)、商品名)がある。
黒系顔料のうち日射反射率の高いものは、例えば実施例2の配合に顔料を1%添加し、700〜2500nmの赤外線波長領域において、積分反射率が50%以上のトナーが好ましく、市販品にAQ−E1990(レジノカラー工業(株)、黒トナー)、AC−3980IRG(大日精化工業(株)、黒トナー)等がある。
成膜助剤には、エマルションのポリマー粒子間の融着を促進し、ポリマーによる均一な皮膜を形成させることを目的で配合し、エチレングリコールジエチルエーテル、ベンジルアルコール、ブチルセロソルブ、エステルアルコールが使用される。成膜助剤はエマルションのガラス転移点に応じて、或いは乾燥条件に応じて適宜選択する。ガラス転移点が高いエマルションで、低温の乾燥には多く配合する。配合としては、0.1〜5.0重量%、好ましくは1.0〜3.0重量%である。
上記の配合成分の他に、塗材中の巻き込み等による泡を消失させるために消泡剤や、充填剤や顔料等を均一に分散させるための分散剤、その他に増粘剤、防藻・防カビ剤などが配合されることがある。
本発明の塗料組成物は、市販のローラー刷毛によって既存の塗材の上に塗布されるが、既存塗材の凹凸感及び風合いを損なわないように、0.5kg/m〜1.0kg/mで塗布することが好ましく、また塗料組成物の適正粘度としては、30〜150Pa・sが好ましく、適宜 水で調整する。
以下に実施例及び比較例を記す。表1に遮熱性を、表2に日射反射率、表3に表面仕上げ性を示す。
ウルトラゾールD−22(ガンツ化成(株)、商品名アクリル樹脂エマルション、固形分55%、粘度500〜2500mPa・s/25℃、)を21重量部、水道水を21重量部、R−820(石原産業(株)、商品名、酸化チタン、平均粒子径D50 0.26μm)を5重量部、成膜助剤テキサノールCS−12(チッソ(株)、商品名)を1重量部、増粘剤hiメトローズ90SH−15000(信越化学工業(株)、商品名、セルロース系増粘剤)を0.5重量部、K−250(旭鉱末(株)、商品名、平均粒子径200μmの重質炭酸カルシウム)を28重量部、BF−200(備北粉化(株)、重質炭酸カルシウム、商品名平均粒子径10μm)21重量部配合し実施例1の塗材組成物とした。
実施例1のR−820をJR−1000(テイカ(株)、赤外反射酸化チタン)に変えた以外同じに行い実施例2の塗料組成物とした。
実施例1のR−820をJR−1000に変え、さらにAC−3980IRGを1重量部配合した以外同じに行い日本塗料工業会N60(マンセル明度値6)の実施例3の塗料組成物とした。
実施例1のBF−200を6重量部とし、SFT−2000(三共精粉(株)、商品名、重質炭酸カルシウム、平均粒子径20μm)を15重量部をさらに添加した以外同じに行い実施例4の塗料組成物とした。
実施例1のBF−20021重量部をSFT−2000を9重量部とBF−200を12重量部とした以外同じに行い実施例5の塗料組成物とした。
実施例1のK−250を36重量部、BF−200を3重量部とし、SFT−2000を10重量部をさらに添加した以外同じに行い実施例6の塗料組成物とした。
実施例1のK−250を12重量部とし、BF−200の代わりにSFT−2000を37重量部とした配合した以外同じに行い実施例7の塗料組成物とした。
比較例1
実施例4のK−250の28重量部のうち15重量部をサラワクサンド((株)トウチュウ、商品名、硅砂、平均粒子径150μm)に置換した以外同じく行い日本塗料工業会N60(マンセル明度値6)の比較例1の塗料組成物とした。
比較例2
実施例2の塗料組成物にカーボンブラック0.3重量部を添加して日本塗料工業会N60(マンセル明度値6)の比較例2の塗料組成物とした。
比較例3
実施例1のBF−200を6重量部、K−40(三共精粉(株)、商品名、重質炭酸カルシウム、平均粒子径300μm)を15部、サラワクサンドを4部とした以外同じに行い比較例3の塗料組成物とした。
比較例4
実施例1のK−250を43重量部、BF−200を6重量部とした以外同じに行い比較例4の塗料組成物とした。
比較例5
実施例1のBF−200を6重量部、サラワクサンド15重量とした以外同じに行い比較例5の塗料組成物とした。
参考例1
実施例1のBF−200を6重量部、QUARTS WG200(東洋化成工業(株)、商品名、硅砂、平均粒子径10μm)を15重量部とした以外同じに行い参考例1の塗料組成物とした。
参考例2
実施例1のBF−200を3重量部、K−40を10部、サラワクサンドを4部、QUARTS WG200を4重量部とした以外同じに行い参考例2の塗料組成物とした。
試験体:JIS A5430に適合する300×300mm4mm厚スレート平板に実施例・比較例の組成物を0.2Kg/m中毛ローラーで塗布し乾燥させ、さらに前記と同じく塗布し23℃相対湿度50%下3日間静置したものを試験体とした。
遮熱性評価:図1に評価装置の概略を示す。この装置は23℃相対湿度70%の高温高湿室に接地され、室温、試験体の表面温度(4 ランプ直下 中心部)、同裏面温度(5 前記4の裏面)、内部温度(2の断熱箱の中心)を計測する。なお 室温は測定環境が適正に実施されているかを確認のためである。評価温度は各部温度がほぼ平衡に達する30分とした。
図1の1は試験体で、3の500W レフランプ(東芝ライテック(株)、商品名)のランプ下面より25cmの位置に調整され評価測定が開始される。2の断熱箱は上部開口部26cm角以外厚さ3cm断熱用発泡スチロールが配設されたもので、内容積は45cm立方である。開口部内側に試験体が設置される。
上記の日射反射率はJIS K5602に準じて測定した。
充填剤比は、平均粒子径D50によって分類し、平均粒子径70〜500μmの充填剤は分類Aとし、平均粒子径が1.0〜40μmの充填材は分類Bとし、分類Aの合計重量配合部数を分類Bの合計重量配合部数で除した値をA/Bとした。
試験体作成方法
タイカボード(JISA6901チヨダウーテ(株)、商品名、石膏ボード)にジョリパットシーラーJS−500(アイカ工業(株)、商品名、アクリルエマルション系下塗り材)を0.2kg/mになるように塗布・乾燥し、ジョリパットJP−100(アイカ工業(株)、商品名、JISA6909アクリル樹脂エマルション系薄塗り仕上げ塗材E)を1.0kg/mになるように塗布・乾燥し、仕上げのテクスチャーとして、図3に示すような、骨材ムラや隠蔽性の差異が顕著にわかるあやめランダムカット仕上げとした。このテクスチャーは凹凸部分の段差が大きく(約1〜2mm程度)、凸部分に骨材が均一に載らない場合に、ムラに見える傾向にあるためである。これに、実施例及び比較例、参考例の配合の塗料組成物を0.4kg/mになるように汎用ウールローラースモールローラーB(大塚刷毛株式会社製、商品名)で塗布・乾燥させた。
あやめランダムカット仕上げの作製方法
仕上げのテクスチャーとして使用したあやめランダムカット仕上げの作製方法について示す。ジョリパットJP−100を2.0kg/mになるよう均一に配り塗りをする。直後にあやめローラーJR−30(アイカ工業株式会社製、商品名)を横方向に転がし塗布量が均一となるようムラ切りした後、いわゆるクロス掛けをして×印をランダムに描くようローラーを転がして、パターン付けを行う。直後にヘッドカットローラーJR−26(アイカ工業株式会社製、商品名)を灯油に浸してから、表面を軽く押さえる。
評価方法
骨材の均一性:上記試験体作成方法によって作製された試験体塗膜外観を約100cmの距離から目視で確認した。評価は下記とした。
○・・・テクスチャー凹凸部に関わらず充填剤が均一に載っている状態、△・・・○と×の中間、×・・・テクスチャー凹凸部の凹部に大部分の充填剤が埋まっている状態
隠蔽性:上記試験体作成方法によって作製された試験体塗膜外観を約100cmの距離から目視で確認した。評価は下記とした。
○・・・テクスチャー凹凸部に関わらず下地の透けがなく、均一になっている状態、△・・・○と×の中間、×・・・テクスチャー凹凸部の凸部が透けており、下地の色が見える状態
仕上げ面状態:上記試験体作成方法によって作製された試験体表面に触れ、表面の粗さ(砂壁質感)を確認した。評価は下記とした。
○・・・JISA6909薄付け仕上げ塗材Eに代表される粗い骨材による仕上げ面の状態、△・・・○と×の中間、×・・・合成樹脂エマルションペイントに代表されるような平滑な仕上げ面の状態
1 試験体
2 断熱箱
3 ランプ
4 表面温度測定点
5 裏面温度測定点(断熱箱内)
6 内部温度測定点(断熱箱内中心)
7 実施例3の表面温度のプロット
8 実施例3の裏面温度のプロット
9 実施例3の内部温度のプロット
10 比較例1の表面温度のプロット
11 比較例1の裏面温度のプロット
12 比較例1の内部温度のプロット
13 比較例2の表面温度のプロット
14 比較例2の裏面温度のプロット
15 比較例2の内部温度のプロット

Claims (3)

  1. 合成樹脂エマルション、充填剤、顔料、成膜助剤を含む塗料組成物であり、前記充填剤が炭酸カルシウムであり、このうち平均粒子径1.0〜40μmの充填剤の重量配合部数で、平均粒子径70〜500μmの充填剤の重量配合部数を除した値が0.1〜5.0であり、外壁に塗ることを特徴とする塗料組成物。
  2. 前記顔料に酸化チタン及び高日射反射率黒顔料を含むことを特徴とする請求項1記載の塗料組成物。
  3. 請求項1乃至2いずれかに記載の塗料組成物を既存仕上げ塗材の上に塗布することを特徴とする外壁改修施工方法。
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