JP2011079357A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】高速耐久性と操縦安定性とを高いレベルで両立させるようにした空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】サイドウォール部3におけるゴム層を100%モジュラス及びJIS−硬度(Aタイプ)がそれぞれ異なる内側ゴム層9と外側ゴム層10との2層で構成すると共に、これらゴム層の100℃における100%モジュラス及びJIS−硬度(Aタイプ)を内側ゴム層9において外側ゴム層10よりも大きくした。
【選択図】 図1

Description

本発明は空気入りタイヤに関し、さらに詳しくは、高速耐久性と操縦安定性とを両立させるようにした空気入りタイヤに関する。
一般に、空気入りタイヤの操縦安定性を向上させるための手法として、サイドウォール部の剛性を向上させることによりタイヤの横剛性を高めることが広く行われてきた。しかしながら、サイドウォール部の剛性を向上させることによって、タイヤの高速耐久性が低下するという問題がある。
従来、タイヤの高速耐久性を維持しながら操縦安定性を確保するために、サイドウォール部の構造に工夫を加えたり、サイドウォール部を構成するゴムの物性を特定するようにした多くの提案がある(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、いずれの提案にあっても、高速耐久性と操縦安定性とを両立させるには限界があり、特に近年の道路環境の整備を背景とする走行条件の多様化により、タイヤの走行性能を確保することが難しくなってきたという問題がある。
特開平5−50813号公報
本発明の目的は、上述する従来の問題点を解消するもので、高速耐久性と操縦安定性とを高いレベルで両立させるようにした空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の空気入りタイヤは、左右一対のビード部と、これらビード部からそれぞれ径方向外側に延びるサイドウォール部と、これらサイドウォール部の半径方向外側同士を連結する円筒状のトレッド部とを備え、前記左右一対のビード部間に跨るようにカーカス層を装架し、前記トレッド部における前記カーカス層の外周側に複数のベルト層を配置すると共に、該ベルト層の最内層端末と前記カーカス層との間に層間内と層間外に跨るベルトエッジクッションゴムを配置し、前記ビード部のリムフランジとの接触面にリムクッションゴムを配置した空気入りタイヤにおいて、前記サイドウォール部におけるゴム層を100%モジュラス及びJIS−硬度(Aタイプ)がそれぞれ異なる内側ゴム層と外側ゴム層との2層で構成すると共に、これらゴム層の100℃における100%モジュラス及びJIS−硬度(Aタイプ)を前記内側ゴム層において前記外側ゴム層よりも大きくしたことを特徴とする。
さらに、上述する構成において、以下(1)〜(5)に記載するように構成することが好ましい。
(1)前記内側ゴム層の100℃における100%モジュラスを5〜13MPa、JIS−硬度(Aタイプ)を70〜95にすると共に、前記外側ゴム層の100℃における100%モジュラスを1〜3MPa、JIS−硬度(Aタイプ)を44〜60にする。
(2)前記ベルトエッジクッションゴムの60℃におけるtanδを0.05〜0.2にすると共に、該ベルトエッジクッションゴムの前記カーカス層に沿うタイヤ径方向の長さを20〜30mmにする。この場合において、前記ベルトエッジクッションゴムと前記内側ゴム層とをタイヤ径方向に対して互いに重なり合うように接合すると共に、この接合部における前記カーカス層に沿うタイヤ径方向の長さを3〜10mmにするとよい。
(3)前記リムクッションゴムの100℃における100%モジュラスを3〜8MPa、JIS−硬度(Aタイプ)を70〜80にすると共に、該リムクッションゴムの前記カーカス層に沿うビードヒール側のビードコア底面からのタイヤ径方向の長さを20〜30mmにする。
(4)前記内側ゴム層の100℃における100%モジュラスを左右のサイドウォール部において異ならせると共に、前記100%モジュラスが大きい側のサイドウォール部が車両の外側に位置するように車両に対する装着方向を指定する。
(5)扁平率を50%にする。
上述した本発明によれば、サイドウォール部におけるゴム層を100%モジュラス及びJIS−硬度(Aタイプ)がそれぞれ異なる内側ゴム層と外側ゴム層との2層で構成すると共に、これらゴム層の100℃における100%モジュラス及びJIS−硬度(Aタイプ)を内側ゴム層において外側ゴム層よりも大きくしたので、タイヤ走行時にはサイドウォール部に加わる応力がサイドウォール部の外側において緩和されるため、サイドウォール部の外側を核として発生するクラックを抑制して、良好な高速耐久性を確保できると同時に、サイドウォール部の内側における剛性の確保により良好な操縦安定性を得ることができる。
さらに、上述する内側ゴム層の100℃における100%モジュラスを左右のサイドウォール部において異ならせると共に、この100%モジュラスが大きい側のサイドウォール部が車両の外側に位置するように装着することによって、良好な高速耐久性を確保しながら、旋回走行時における操縦安定性を一層向上させることができる。
本発明の実施形態からなる空気入りタイヤの構造を示す断面図である。 図1のタイヤにおけるショルダー部を拡大して示す一部断面図である。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1において、本発明の空気入りタイヤ1は、左右一対のビード部2,2と、これらビード部2、2からそれぞれ径方向外側に延びるサイドウォール部3、3と、これらサイドウォール部3、3の半径方向外側同士を連結する円筒状のトレッド部4とを備え、左右一対のビード部2、2間に跨るようにカーカス層5を装架し、トレッド部4におけるカーカス層5の外周側に複数のベルト層6を配置している。
さらに、ベルト層6の最内層端末6aとカーカス層5との間には、層間内と層間外に跨るようにベルトエッジクッションゴム7が配置され、ビード部2のリムフランジ(図示省略)との接触面には、リムクッションゴム8が配置されている。
サイドウォール部3は、内側ゴム層9と外側ゴム層10との2層で構成され、これら2層のゴム層がカーカス層5に沿ってベルトエッジクッションゴム7とリムクッションゴム8との間に配置されている。そして、これら2層の内側ゴム層9と外側ゴム層10とは、互いに100%モジュラス及びJIS−硬度(Aタイプ)をそれぞれ異ならせており、これら2層のゴム層の100℃における100%モジュラス及びJIS−硬度(Aタイプ)を、内側ゴム層9において外側ゴム層10よりも大きくしている。
これにより、タイヤ走行時にはサイドウォール部3に加わる応力が内側ゴム層9よりも外側ゴム層10において緩和されるため、サイドウォール部3の外側を核として発生するクラックを抑制して、良好な高速耐久性を確保できると同時に、サイドウォール部の内側における内側ゴム層9の高い剛性の確保により良好な操縦安定性を得ることができる。
本発明において、上述する内側ゴム層9の100℃における100%モジュラスを5〜13MPa、好ましくは8〜11MPaにし、JIS−硬度(Aタイプ)を70〜95、好ましくは85〜93にすると共に、外側ゴム層10の100℃における100%モジュラスを1〜3MPa、好ましくは1.5〜2.5MPaにし、JIS−硬度(Aタイプ)を44〜60、好ましくは50〜55にするとよい。
これにより、タイヤ走行時における高速耐久性と操縦安定性とを高いレベルで両立させることができる。ここで、内側ゴム層9の100℃における100%モジュラス及びJIS−硬度(Aタイプ)が上記の範囲を逸脱すると操縦安定性が低下することになり、外側ゴム層10の100℃における100%モジュラス及びJIS−硬度(Aタイプ)が上記の範囲を逸脱すると高速耐久性が低下することになる。
上述する場合において、好ましくは、タイヤ最大幅位置における内側ゴム層9の厚さをサイドウォール部3の総厚さの15〜50%となるように設定するとよい。これにより、タイヤ重量の増加を抑制しながら良好な操縦安定性を確保することができる。ここで、内側ゴム層9の厚さがサイドウォール部3の総厚さの15%未満では操縦安定性を確保することが難しくなる。
なお、上述するタイヤ最大幅位置におけるサイドウォール部3及び内側ゴム層9の厚さは、タイヤを正規リムに嵌合し、正規の空気圧を充填した状態において測定された値が適用される。
さらに好ましくは、上述するベルトエッジクッションゴム7の60℃におけるtanδを0.05〜0.2、好ましくは0.08〜0.15にすると共に、ベルトエッジクッションゴム7のカーカス層5に沿ったタイヤ径方向の長さL(図2参照)を20〜30mm、好ましくは20〜25mmに設定するとよい。これにより、ベルト層6の最内層端末6a近傍におけるセパレーションを効率よく抑制して一層良好な高速耐久性を確保することができる。
この場合において、ベルトエッジクッションゴム7と内側ゴム層9とを、図2に示すように、タイヤ径方向に対して互いに重なり合うように接合すると共に、この接合部におけるカーカス層5に沿ったタイヤ径方向の長さlを3〜10mm、好ましくは5〜8mmに設定するとよい。これにより、ベルト層6の最内層端末6a近傍におけるセパレーションを確実に抑制することができる。
なお、上述するtanδは、粘弾性スペクトロメーター(岩本製作所製)を使用して、周波数を20Hz、初期歪みを10%、動歪みを±2%、温度60℃として測定したときの値をいう。
本発明において、さらに好ましくは、ビード部2のリムフランジ側に配置したリムクッションゴム8の100℃における100%モジュラスを3〜8MPa、好ましくは4〜6MPaにし、JIS−硬度(Aタイプ)を70〜80、好ましくは72〜76にすると共に、リムクッションゴム8のカーカス層5に沿ったビードヒール側のビードコア11の底面からのタイヤ径方向の長さhを20〜30mm、好ましくは20〜25mmに設定するとよい。これにより、ビード部2と図示しないリムフランジとの摩擦によるゴムの劣化を抑制して、ビード部2の耐久性を確保することができる。
このように構成された本発明の空気入りタイヤは、上述するように、タイヤ走行時における高速耐久性と操縦安定性とを高いレベルで両立させることができる。しかしながら、旋回走行時においては、車両の遠心力に伴い良好な操縦安定性を確保することが難しくなる場合がある。
そのため、本発明では、さらに好ましくは、上述する内側ゴム層9の100℃における100%モジュラスを左右のサイドウォール部3、3において異ならせたうえで、100%モジュラスが大きい側のサイドウォール部3が車両の外側に位置するように車両に対する装着方向を指定するとよい。さらに、上述する構成に加えて、トレッドパターンをタイヤ赤道面を中心にした左右において非対称に構成することができる。
このように内側ゴム層9の100%モジュラスが大きい側のサイドウォール部3を車両の外側に位置するように装着させることにより、旋回走行時であっても良好な操縦安定性を確保することができる。この場合において、左右のサイドウォール部3、3における内側ゴム層9の100℃における100%モジュラスの差が3〜12MPa程度、好ましくは4〜8MPaとなるように調整するとよい。これにより、旋回走行時における旋回角度の如何にかかわらず良好な操縦安定性を確保することができる。
上述するように、本発明の空気入りタイヤ1は、サイドウォール部3、3におけるゴム層を100%モジュラス及びJIS−硬度(Aタイプ)がそれぞれ異なる2層のゴム層で構成すると共に、これら2層のゴム層の100%モジュラス及びJIS−硬度(Aタイプ)を内側ゴム層9において外側ゴム層10よりも大きくすることにより、高いレベルでの高速耐久性及び操縦安定性の両立を可能にしたもので、特にサイドウォール部3、3の剛性がタイヤの走行性能に対して大きな影響を及ぼす扁平率を50%以下とする扁平タイヤに対して優れた効果を発揮する。
<従来例、実施例1〜3、比較例1>
タイヤサイズを225/45R18、タイヤ構造を図1として、サイドウォール部を構成する内側ゴム層9及び外側ゴム層10の100℃における100%モジュラス(表1において100%モジュラスという)及びJIS−硬度(Aタイプ)を表1のように異ならせて、従来タイヤ(従来例)、本発明タイヤ(実施例1〜3)及びを比較タイヤ(比較例1)をそれぞれ作製した。
なお、各タイヤにおいて、内側ゴム層9及び外側ゴム層10の厚さをタイヤ最大幅位置においてそれぞれ2.0mmにすると共に、ベルトエッジクッションゴムの60℃におけるtanδを0.08、タイヤ径方向の長さLを25mm、リムクッションゴムの100℃における100%モジュラスを5.5MPa、JIS−硬度(Aタイプ)を73、タイヤ径方向の長さhを25mmにした。
これら5種類のタイヤについて、以下の試験方法により高速耐久性及び操縦安定性の評価を行い、その結果を表1に併記した。数値が大きいほど優れていることを示している。
〔高速耐久性〕
各タイヤをそれぞれサイズ7.5JJのリムに組み込み、空気圧320kPaを充填したうえで、室内ドラム耐久試験機によりJATMA規定の最大荷重の120%の荷重を負荷させて、速度120km/hにて2時間走行させた後、同一荷重にて速度を150km/hにあげて2時間走行させ、以下30分毎に速度を10km/hずつステップアップさせながら、タイヤが破壊するまで走行させた。そして、タイヤが破壊するまでの走行距離を以って高速耐久性の評価とし、その結果を従来例を100とする指数により表1に併記した。
〔操縦安定性〕
各タイヤをそれぞれサイズ7.5JJのリムに組み込み、空気圧220kPaを充填して排気量2500ccの国産乗用車の前後車輪に装着したうえで、アスファルト路面からなるテストコースを速度60〜100km/hにて走行させ、3名の熟練したテストドライバーによる官能評価を行った。その結果を平均して、従来例を3とする5点法により表1に併記した。
Figure 2011079357
表1より、本発明タイヤは、サイドウォール部を構成するゴムを1層で構成した従来タイヤに比して、高速耐久性と操縦安定性とがバランスよく向上していることがわかる。なお、サイドウォール部を構成するゴムを1層で構成したうえで、100%モジュラス及びJIS−硬度(Aタイプ)を従来タイヤに比して大きくした比較タイヤは、従来タイヤに比して高速耐久性が低下していることを確認した。
<従来例、実施例4、5、比較例2>
上述する実施例と同様にして、サイドウォール部を構成する内側ゴム層9及び外側ゴム層10の100℃における100%モジュラス及びJIS−硬度(Aタイプ)を表2のように左右のサイドウォール部において異ならせた本発明タイヤ(実施例4、5)と左右のサイドウォール部において同等にした比較タイヤ(比較例2)とを作製した。
これら3種類のタイヤと上述する従来タイヤとにそれぞれ空気圧220kPaを充填したうえで、車両に対する装着方向を表2のようにして上述する車両の前後車輪に装着した。そして、これら4種類の車両について、以下の試験方法により操縦安定性の評価を行い、その結果を表2に併記した。
〔操縦安定性〕
各車両について、アスファルト路面からなるS字状に蛇行するテストコースを速度60〜100km/hにて直進走行と旋回走行との繰り返しによる走行を行ない、3名の熟練したテストドライバーによる官能評価を行った。その結果を平均して、従来例を3とする5点法により表2に併記した。
Figure 2011079357
表2より、実施例4及び5は従来例に比して、旋回走行時における操縦安定性が大幅に向上していることがわかる。なお、サイドウォール部を構成する2層のゴム層を左右のサイドウォール部において同等にした比較例2は、従来例に比して旋回走行時における操縦安定性がやや向上していたが、この向上効果が実施例4及び5に比して僅かであることを確認した。
1 空気入りタイヤ
2 ビード部
3 サイドウォール部
4 トレッド部
5 カーカス層
6 ベルト層
6a ベルト層の最内層端末
7 ベルトエッジクッションゴム
8 リムクッションゴム
9 内側ゴム層
10 外側ゴム層

Claims (7)

  1. 左右一対のビード部と、これらビード部からそれぞれ径方向外側に延びるサイドウォール部と、これらサイドウォール部の半径方向外側同士を連結する円筒状のトレッド部とを備え、前記左右一対のビード部間に跨るようにカーカス層を装架し、前記トレッド部における前記カーカス層の外周側に複数のベルト層を配置すると共に、該ベルト層の最内層端末と前記カーカス層との間に層間内と層間外に跨るベルトエッジクッションゴムを配置し、前記ビード部のリムフランジとの接触面にリムクッションゴムを配置した空気入りタイヤにおいて、
    前記サイドウォール部におけるゴム層を100%モジュラス及びJIS−硬度(Aタイプ)がそれぞれ異なる内側ゴム層と外側ゴム層との2層で構成すると共に、これらゴム層の100℃における100%モジュラス及びJIS−硬度(Aタイプ)を前記内側ゴム層において前記外側ゴム層よりも大きくした空気入りタイヤ。
  2. 前記内側ゴム層の100℃における100%モジュラスを5〜13MPa、JIS−硬度(Aタイプ)を70〜95にすると共に、前記外側ゴム層の100℃における100%モジュラスを1〜3MPa、JIS−硬度(Aタイプ)を44〜60にした請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記ベルトエッジクッションゴムの60℃におけるtanδを0.05〜0.2にすると共に、該ベルトエッジクッションゴムの前記カーカス層に沿うタイヤ径方向の長さを20〜30mmにした請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記ベルトエッジクッションゴムと前記内側ゴム層とをタイヤ径方向に対して互いに重なり合うように接合すると共に、この接合部における前記カーカス層に沿うタイヤ径方向の長さを3〜10mmにした請求項3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記リムクッションゴムの100℃における100%モジュラスを3〜8MPa、JIS−硬度(Aタイプ)を70〜80にすると共に、該リムクッションゴムの前記カーカス層に沿うビードヒール側のビードコア底面からのタイヤ径方向の長さを20〜30mmにした請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記内側ゴム層の100℃における100%モジュラスを左右のサイドウォール部において異ならせると共に、前記100%モジュラスが大きい側のサイドウォール部が車両の外側に位置するように車両に対する装着方向を指定した請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  7. 扁平率が50%以下である請求項1〜6のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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