JP2011073470A - 自動車用収納ボックス - Google Patents

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Minoru Shibata
実 柴田
Naoki Daimatsu
直樹 大松
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Abstract

【課題】 ドアの有無の両方に対応した収納ボックスにおいて、ドア無しの場合の見栄えを向上させる。
【解決手段】 ロアパネルに収納部を形成するとともに、アッパーパネルの車室内側端部に収納部の開口に向かって下方に延びるカバー部を形成し、ドアをインパネから取り外したときにカバー部が開口の上端部を覆うことで、ロアパネルへのドアの取り付け部及びドアのアームが通過する開口を隠すようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は自動車室内に設けられる収納ボックスに関し、詳しくは開閉ドア付きの収納ボックスに関するものである。
従来より、自動車のインストルメントパネル(以下、インパネという)には、助手席側にグラブボックスが配置されている。また近年の自動車では、成形技術の進歩により大型のインパネも成形可能であることから、グラブボックスの上部にアッパーボックスを備えたものも多い。
例えば特開平10ー035325号公報には、助手席側のエアバック収納部をアッパーボックスと兼用できるようにしたインパネ構造が提案されている。
またアッパーボックスには、その開口を開閉可能なドアが設けられることが多いが、車種のグレードによっては、ドアを設けるのが不要な場合もある。このような場合、ドアを取り外すだけでドア無しのグレードとすれば、インパネを共用できるためコストの低減を図ることができる。
また特開2003−306056号公報には、インパネに複数の取付孔を形成し、その取付孔を介してフックを有するケースを着脱自在に取付けることが記載されている。
特開平10ー035325号公報 特開2003−306056号公報
ところがアッパーボックスはインパネの上側に位置することから、ドアを取り外したアッパーボックスにおいては、アッパーボックスの開口からドアの取り付け部が乗員の視野に入り、見栄えが悪いという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、ドアの有無の両方に対応した収納ボックスにおいて、ドア無しの場合の見栄えを向上させることを解決すべき課題とする。
上記課題を解決する本発明の収納ボックスの特徴は、アッパーパネルとロアパネルとからなるインストルメントパネルに形成された凹状の収納部と、収納部の開口を開閉するドアと、からなる収納ボックスであって、収納部はロアパネルに形成され、
収納部は、収納物が載置される底壁と、底壁の奥端から立ち上がる奥壁と、奥壁の上端から開口側へ延びる天井壁とを有し、
ドアの上端部には裏面側から略U字状に曲折して車体前方側へ突出するアームを一体に備え、天井壁はアームの移動を許容する貫通部とアームの端部を枢支するフランジとを備え、アームの端部が天井壁から突出するフランジに枢支されることでドアはアッパーパネルに回動自在に保持され、
アッパーパネルの車室内側端部には、ドアの上端と天井壁との間から開口に向かって延びるカバー部を有し、カバー部がアームの略U字状部に位置することでドアの回動時にカバー部とアームとの干渉が規制され、アームと共にドアをインストルメントパネルから取り外したときにカバー部が開口の上端部を覆って少なくとも貫通部を隠すように構成されたことにある。
本発明の収納ボックスによれば、ドアをインパネから取り外したときにカバー部が開口の上端部を覆って天井壁に形成された貫通部を隠すので、乗員から貫通部が見えず見栄えがよい。
本発明の一実施例に係るアッパーボックスをもつインパネをドア閉状態で示す斜視図である。 本発明の一実施例に係るアッパーボックスのドア閉状態における要部断面図である。 本発明の一実施例に係るアッパーボックスの要部分解斜視図である。 本発明の一実施例に係るアッパーボックスをもつインパネをドア取り外し状態で示す斜視図である。 本発明の一実施例に係るアッパーボックスのドア開状態における要部断面図である。 本発明の一実施例に係るアッパーボックスをもつインパネをドアを除去した状態で示す斜視図である。 本発明の一実施例に係るアッパーボックスのドア取り外し状態における要部断面図である。 本発明の一実施例に係るアッパーボックスのドア取り外し状態における他の態様を示す要部断面図である。
本発明の収納ボックスは、インパネに形成された凹状の収納部と、収納部の開口を開閉するドアと、からなる。インパネはアッパーパネルとロアパネルとからなり、収納部はロアパネルに形成されている。収納部をアッパーパネルに形成すると、カバー部は収納部の開口の上端部を覆うものであるから、収納部とカバー部の両方をもつアッパーパネルを一体成形することが難しい。したがって本発明では、収納部をロアパネルに形成している。こうすることにより、カバー部をもつアッパーパネルを一体成形することが可能となる。
ドアの上端部には、裏面側から略U字状に曲折して車体前方側へ突出するアームを一体に備えている。このアームは、ドアの左右両側にそれぞれ形成することが望ましい。
ロアパネルに形成された収納部は、収納物が載置される底壁と、底壁の奥端から立ち上がる奥壁と、奥壁の上端から開口側へ延びる天井壁とを備えている。天井壁には、アームの移動を許容する貫通部と、アームの端部を枢支するフランジとを備えている。貫通部は、天井壁の先端から延びる切欠きあるいは貫通孔とすることができる。
ドアのアームは、天井壁と一体に形成されたフランジに回動自在に枢支することもできるが、天井壁の強度が不足する場合には、剛性を有する硬質樹脂、金属などから形成されたリテーナを天井壁に固定し、そのリテーナから突出するフランジ部にアームを枢支することが望ましい。リテーナは、天井壁にビスやボルトで固定することができる。
リテーナを用いる場合には、アームはリテーナに形成された貫通孔又は切り欠きにリテーナの表面側から挿通され、裏面側でリテーナに回動自在に枢支される。
アッパーパネルの車室内側端部には、ドアの上端と天井壁との間から収納部の開口に向かって延びるカバー部を有している。このカバー部によって、ドアをインパネから取り外したときに開口の上端部が覆われるため、天井壁に形成されたアーム移動用の貫通部や、リテーナ及びその取付用ビスなどを乗員の視野から隠すことができ、見栄えがよい。
なおリテーナの取り付け部やアーム移動用の貫通部などを効果的に隠すためには、リテーナの取り付け部やアーム移動用の貫通部が乗員の眼とカバー部の端部とを結ぶ目線より上方に位置するようにカバー部の大きさを調整すればよい。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
図1に本発明の一実施例に係る収納ボックスをもつインパネを示す。助手席に対向する部位には、アッパーボックス100が形成され、その下方にグラブボックス200が形成されている。
アッパーボックス100は、図2に示すように、インパネのアッパーパネル1とロアパネル2とから形成されている。アッパーパネル1とロアパネル2とは、図示はしないが、それぞれ一体成形された硬質樹脂からなる基板と、基板の表面に積層された発泡ウレタン層と、発泡ウレタン層の表面に積層された表皮層と、から構成されている。
ロアパネル2には、アッパーボックス100を構成する箱状の収納部20が形成されている。すなわち収納部20は、収納物が載置される底壁21と、底壁21の奥端から立ち上がる奥壁22と、奥壁22の上端から車室内側へ延びる天井壁23と、これらを連結する一対の側壁24とから構成され、底壁21と天井壁23と一対の側壁24の端面で収納部20の開口25が形成されている。
図3に示すように、天井壁23には、リテーナ3が固定されている。このリテーナ3は硬質樹脂から形成され、長尺板状の板部30と、板部30の両端部から突出する一対のフランジ部31とからなり、板部30のフランジ部31に隣接する位置には幅方向に延びる長孔32が貫通形成されている。また板部30には、4個の取り付け孔33が貫通形成され、フランジ部31には貫通孔34がそれぞれ形成されている。
天井壁23には、その端面から奥壁22へ向かって延びる一対の切り欠き26が形成されている。リテーナ3は、その切り欠き23に一対にフランジ部31がそれぞれ挿通された状態で、取り付け孔33を介してビス35にて天井壁23の収納部20側表面に固定されている。
一方、アッパーパネル1の先端は、図2に示すように天井壁23の先端近傍まで延び、その先に開口25に向かって下方へ曲折され天井壁23の先端を越えて延びるカバー部10が形成されている。
アッパーボックス100には、ドア4が取り付けられている。このドア4は、ドアパネル40と、ドアパネル40の裏面側から突出する左右一対のアーム41と、ドアパネル40に形成されたボタンスイッチ42と、からなる。ドアパネル40は、図示はしないが、硬質樹脂からなる基板と、基板の表面に積層された発泡ウレタン層と、発泡ウレタン層の表面に積層された表皮層と、から構成され、一対のアーム41は基板と一体に形成されている。一対のアーム41は略U字状に曲折され、先端に貫通孔43がそれぞれ形成されている。
ドア4は、一対のアーム41がリテーナ3の長孔32から天井壁23の切り欠き26へそれぞれ挿通され、ピン36が貫通孔42から貫通孔34に挿通されることで、アーム41はリテーナ3のフランジ部31に回動自在に枢支されている。またドア4には、図示はしないが、ドア4を開方向へ付勢するスプリングと、ドア4を閉位置で保持するロック手段とが形成され、ボタンスイッチ42はロック手段のロックを解除するロック解除手段に連結されている。これらの図示しない手段は、公知のものを利用することができる。
上記のように構成された本実施例に係る収納ボックスによれば、図1及び図2に示すようにドアパネル40が開口25を閉じた状態では、図示しないロック手段がドアパネル40をその閉位置に保持している。カバー部10はドアパネル40の上縁とアッパーパネル1の境界で裏面側に入り込んでいるため、表出することがなく見栄えがよい。そしてアッパーパネル1、ドアパネル40、ロアパネル2、グラブボックス200のドアの各意匠表面は連続した滑らかな曲面意匠を形成している。
またアッパーボックス100の使用時には、ボタンスイッチ42を操作して図示しないロック手段によるロックを解除する。すると図4及び図5に示すように、図示しないスプリングの付勢力によってドアパネル40が回動し、開口25を開く。これにより収納部20に物を出し入れすることができる。一対のアーム41は略U字状に曲折され、カバー部10との干渉が回避されている。
そしてドア4が除去された車種グレードの場合には、図6及び図7に示すように、収納部20の開口25にカバー部10が表出するものの、リテーナ3はカバー部10の下端と乗員の眼とを結ぶ目線より上方に位置しているので、カバー部10によってリテーナ3の長孔32及びビス35を隠すことができ、見栄えがよい。
なお本実施例では、ドア4を除去した場合にリテーナ3を残したが、図8に示すようにリテーナ3を除去することもできる。この場合にはカバー部10によって天井壁23の切欠き26を隠すことができ、見栄えがよい。
また本実施例ではリテーナ3を用いたが、天井壁23の裏面から突出するフランジを天井壁23と一体に形成し、そのフランジにアーム41を枢支しても同様の作用効果が奏されることはいうまでもない。
1:アッパーパネル
2:ロアパネル
3:リテーナ
4:ドア
10:カバー部
20:収納部
23:天井壁
41:アーム

Claims (2)

  1. アッパーパネルとロアパネルとからなるインストルメントパネルに形成された凹状の収納部と、該収納部の開口を開閉するドアと、からなる収納ボックスであって、該収納部は該ロアパネルに形成され、
    該収納部は、収納物が載置される底壁と、該底壁の奥端から立ち上がる奥壁と、該奥壁の上端から該開口側へ延びる天井壁とを有し、
    該ドアの上端部には裏面側から略U字状に曲折して車体前方側へ突出するアームを一体に備え、該天井壁は該アームの移動を許容する貫通部と該アームの端部を枢支するフランジとを備え、該アームの端部が該天井壁から突出するフランジに枢支されることで該ドアは該アッパーパネルに回動自在に保持され、
    該アッパーパネルの車室内側端部には、該ドアの上端と該天井壁との間から該開口に向かって延びるカバー部を有し、該カバー部が該アームの略U字状部に位置することで該ドアの回動時に該カバー部と該アームとの干渉が規制され、
    該アームと共に該ドアを該インストルメントパネルから取り外したときに該カバー部が該開口の上端部を覆って少なくとも該貫通部を隠すように構成されたことを特徴とする自動車用収納ボックス。
  2. 前記天井壁に固定されるリテーナをさらに備え、前記フランジは該リテーナと一体に形成され該リテーナから突出するフランジ部である請求項1に記載の自動車用収納ボックス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013173442A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Toyota Motor Corp 車両用収納部のドア構造

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