JP2011071761A - 周波数逓倍回路 - Google Patents

周波数逓倍回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2011071761A
JP2011071761A JP2009221341A JP2009221341A JP2011071761A JP 2011071761 A JP2011071761 A JP 2011071761A JP 2009221341 A JP2009221341 A JP 2009221341A JP 2009221341 A JP2009221341 A JP 2009221341A JP 2011071761 A JP2011071761 A JP 2011071761A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
transistor
coil
source
grounded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009221341A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Sato
優 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2009221341A priority Critical patent/JP2011071761A/ja
Publication of JP2011071761A publication Critical patent/JP2011071761A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)

Abstract

【課題】小型で高効率な周波数逓倍回路を提供することを課題とする。
【解決手段】交流信号を入力することにより磁束を生成する1次側コイル(402)と、接地点が交流的に接地され、前記1次側コイルの磁束に誘起され、第1の端子及び第2の端子から相互に位相が反転した差動信号を出力する2次側コイル(403,404)と、ゲートが前記2次側コイルの第1の端子に接続され、ソースが交流的に接地され、ドレインが第1の出力端子に接続される第1のトランジスタ(421)と、ゲートが前記2次側コイルの第2の端子に接続され、ソースが前記第1のトランジスタのソースに接続され、ドレインが前記第1のトランジスタのドレインに接続される第2のトランジスタ(422)とを有することを特徴とする周波数逓倍回路が提供される。
【選択図】図4

Description

本発明は、周波数逓倍回路に関する。
無線通信システムやレーダシステムに用いられる信号発生源として、電圧制御発振器(VCO:voltage controlled oscillator)がある。回路の高周波化に伴い、電圧制御発振器の発振周波数も高くする必要があるが、高い周波数の電圧制御発振器は位相雑音が大きいという問題がある。このため、使用する周波数よりも低い周波数で発振器(源発振器)を構成し、これを周波数逓倍回路にて整数倍する方式が用いられる。例えば、使用周波数をf0とすると、f0/2の周波数で発振する電圧制御発振器を構成し、2逓倍回路を介して周波数f0の信号を生成する。
図1は、ダイオードの非線形性を利用した周波数逓倍回路の回路図である。ダイオード101の電流i−電圧v特性は、以下の多項式で表わされる。
i=a0+a1×v+a2×v2+a3×v3+・・・
高周波(例えばcos(ωt)、ωは角周波数)の信号を入力すると、2乗の項は1+cos(2ωt)/2となり、直流成分及び2倍の周波数の項が現れる。この非線形性を利用して、入力信号の周波数f0の2倍の周波数2×f0の出力信号を生成することができる。ダイオード101を利用した逓倍回路は、構造が簡単という利点があるものの、変換ロスが生ずるため、次段に増幅回路を入れる必要がある。
図2は、B級又はC級にバイアスされた増幅回路に2倍の周波数のみ通過できるバンドパスフィルタ203を配置した周波数逓倍回路の回路図である。nチャネル電界効果トランジスタ201は、ドレインがインダクタ(RFチョークコイル)202を介して電源電圧ノードVDDに接続され、ゲートには周波数f0の入力信号が入力され、ソースが基準電位ノードに接続される。バンドパスフィルタ203は、トランジスタ201のドレインの信号のうちの2×f0の周波数の信号のみを通過させる。B級又はC級にバイアスすることにより、トランジスタ201に非線形性を生じさせ、2倍の周波数2×f0の出力信号を発生させ、それをバンドパスフィルタ203にて切り出して使用するものである。増幅回路なので信号を増倍させる効果はあるが、変換効率は悪い。なぜなら、B級及びC級は半波整流して非線形性を作り出しているため、入力信号の半分しか変換に寄与していないからである。B級バイアスは、トランジスタ201の閾値電圧付近のゲートバイアス電圧をトランジスタ201のゲートに印加する。C級バイアスは、トランジスタ201の閾値電圧より低いゲートバイアス電圧をトランジスタ201のゲートに印加する。
図3は、B級にバイアスした差動増幅回路の各ドレイン端子を結合した周波数逓倍回路の回路図である。nチャネル電界効果トランジスタ301は、ドレインがインダクタ(RFチョークコイル)303を介して電源電圧ノードVDDに接続され、ソースが電流源304を介して基準電位ノードVSSに接続される。nチャネル電界効果トランジスタ302は、ドレインがトランジスタ301のドレインに接続され、ソースがトランジスタ301のソースに接続される。トランジスタ301及び302のゲートには、相互に位相が反転した周波数f0の差動信号が入力される。トランジスタ301及び302のドレインの相互接続点からは、2×f0の周波数の信号が出力される。差動増幅回路は、全波整流することになるため、変換効率が向上する。ちなみに、この回路はトランジスタ301及び302のドレインを結合しているため、1、3、5倍の奇数逓倍波は打ち消し合い、偶数逓倍波のみ出力される。この回路の欠点は、位相差が180度ずれた差動信号を入力する必要がある点である。わずかな信号線路の非対称性により位相関係が崩れてしまうため、信号伝送線路長を等しくするようレイアウトには十分注意する必要がある。
また、差動増幅器を有する逓倍回路の入力に発振器を接続した回路が知られている(例えば、特開2005−318300号公報参照)。信号伝送線路の線路長に注意することは上に述べたが、実は差動信号を生成する回路も必要である。源発振器が差動信号出力を有している場合は差動信号伝送線路を対称にレイアウトするだけでよいが、源発振器が単相出力の場合には差動信号を作り出す回路、バランが必要であり、面積の増大が問題となる。もちろん、生成した差動信号の位相差が正確に180度ずれている必要性もある。
また、図1〜図3の回路の共通の課題は逓倍出力を分岐させた場合、インピーダンスの不整合を生じることである。出力回路の入力インピーダンスをZ0とした場合、分岐で2個の出力回路を配置した場合、逓倍回路の出力端からみたインピーダンスがZ0/2と半分となり、インピーダンスに不整合が生ずる。これを防ぐためには、出力回路の入力インピーダンスを2×Z0とするか、もしくは1/4波長変成器等によりインピーダンス変換が必要となり、これも基板サイズの増大を招く。
特開2005−318300号公報
本発明の目的は、小型で高効率な周波数逓倍回路を提供することである。
周波数逓倍回路は、交流信号を入力することにより磁束を生成する1次側コイルと、接地点が交流的に接地され、前記1次側コイルの磁束に誘起され、第1の端子及び第2の端子から相互に位相が反転した差動信号を出力する2次側コイルと、ゲートが前記2次側コイルの第1の端子に接続され、ソースが交流的に接地され、ドレインが第1の出力端子に接続される第1のトランジスタと、ゲートが前記2次側コイルの第2の端子に接続され、ソースが前記第1のトランジスタのソースに接続され、ドレインが前記第1のトランジスタのドレインに接続される第2のトランジスタとを有することを特徴とする。
1次側コイル及び2次側コイルを用いることにより、小型で高効率な周波数逓倍回路を提供することができる。また、複数の信号を出力する場合には、インピーダンスのミスマッチングが生じない周波数逓倍回路を提供することができる。
ダイオードの非線形性を利用した周波数逓倍回路の回路図である。 B級又はC級にバイアスされた増幅回路に2倍の周波数のみ通過できるバンドパスフィルタを配置した周波数逓倍回路の回路図である。 B級にバイアスした差動増幅回路の各ドレイン端子を結合した周波数逓倍回路の回路図である。 本発明の第1の実施形態による周波数逓倍回路の構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態による周波数逓倍回路の構成例を示す図である。 本発明の第3の実施形態による周波数逓倍回路の構成例を示す図である。 本発明の第5の実施形態による周波数逓倍回路の構成例を示す図である。 本発明の第4の実施形態による周波数逓倍回路の構成例を示す図である。 本発明の第6の実施形態による周波数逓倍回路の構成例を示す図である。 周波数逓倍回路の出力端子から見たインピーダンスを説明するための図である。 図4の周波数逓倍回路のシミュレーション結果を示す図である。
(第1の実施形態)
図4は、本発明の第1の実施形態による周波数逓倍回路の構成例を示す図である。周波数逓倍回路は、トランスを有する。トランスは、1次側コイル402及び2次側コイル403,404を有する。入力端子411には、周波数f0の交流信号が入力される。1次側コイル402は、第1の端子が入力信号線401を介して入力端子411に接続され、第2の端子が基準電位ノードに接続される。基準電位ノードは、グランド電位ノード又は固定電位ノードである。すなわち、1次側コイル402の第2の端子は、交流的に接地される。2次側コイル403,404は、1次側コイル402の上方に配置され、第1の端子及び第2の端子の中間の接地点が交流的に接地される(基準電位ノードに接続される)。2次側コイル403は、第1の端子から接地点までのコイルである。2次側コイル404は、第2の端子から接地点までのコイルである。2次側コイル403及び404は、同じ長さである。
差動増幅器405は、第1のnチャネル電界効果トランジスタ421及び第2のnチャネル電界効果トランジスタ422を有する。第1のnチャネル電界効果トランジスタ421は、ゲートが2次側コイル403の第1の端子に接続され、ソースが交流的に接地され(基準電位ノードに接続され)、ドレインが出力信号線406を介して出力端子412に接続される。第2のnチャネル電界効果トランジスタ422は、ゲートが2次側コイル404の第2の端子に接続され、ソースが第1のnチャネル電界効果トランジスタ421のソースに接続され、ドレインが第1のnチャネル電界効果トランジスタ421のドレインに接続される。
1次側コイル402は、周波数f0の交流信号を入力することにより磁束を生成する。すると、電磁誘導により、2次側コイル403,404には、1次側コイル402の電流とは逆方向の誘導電流が流れる。2次側コイル403,404の中間点が交流的に接地されている。2次側コイル403,404は、1次側コイル402の磁束に誘起され、第1の端子及び第2の端子から相互に位相が反転した差動信号を出力する。これにより、第1のnチャネル電界効果トランジスタ421のゲートと第2のnチャネル電界効果トランジスタ422のゲートには、相互に位相が反転した差動信号が入力される。出力端子412からは、2×f0の周波数の信号が出力される。差動増幅器405は、全波整流することになるため、変換効率が良い。
1次側コイル401には、周波数f0の交流信号が入力される。1次側コイル402により誘起する磁束により、2次側コイル403,404にも誘導電流が生ずる。2次側コイル403,404の中間点は、交流的に接地される。図4では1次側コイル402の入力ポートの上方で2次側コイル403,404を接地しているが、この箇所にとどまらず、2次側コイルのどの場所で接地してもよい。ただし、2次側コイル403,404の中間点で接地する必要がある。2次側コイル403,404の接地点の反対側の地点に、差動増幅器405を接続する。差動増幅器405では、2個のトランジスタ421及び422は、ドレインが相互に接続され、ソースが交流的に接地される。2個のトランジスタ421及び422のゲートは、それぞれ2次側コイル403,404の第1の端子及び第2の端子に接続される。2次側コイル403,404の中間点を接地することにより、2次側コイル403,404の第1の端子及び第2の端子の電流の向きが反対となる。したがって、2次側コイル403,404は、位相差が180度ずれた差動信号を生成することができる。したがって、2個のトランジスタ421,422のゲートには、差動信号が入力される。2個のトランジスタ421及び422は、それぞれB級にバイアスされているため、2×f0の周波数の2逓倍波が生成される。B級バイアスは、トランジスタ421及び422の閾値電圧付近のゲートバイアス電圧をトランジスタ421及び422のゲートにそれぞれ印加する。
図11は、図4の周波数逓倍回路のシミュレーション結果を示す図である。入力電圧Vinは、入力端子411の入力電圧であり、周波数f0(70GHz)の信号の電圧である。出力電圧Voutは、出力端子412の出力電圧であり、周波数2×f0(140GHz)の信号の電圧である。周波数逓倍回路は、70GHzの信号を入力すると、周期が半分の140GHzの信号を出力することができることを示している。
本実施形態の周波数逓倍回路は、1次側コイル402及び2次側コイル403,404を用いることにより構成を簡単にすることができ、差動増幅器405を用いることにより全波整流で効率を向上させることができる。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態による周波数逓倍回路の構成例を示す図である。本実施形態(図5)は、第1の実施形態(図4)に対して、定電流源501を追加したものである。以下、本実施形態が第1の実施形態と異なる点を説明する。定電流源501は、第1のnチャネル電界効果トランジスタ421のソース及び第2のnチャネル電界効果トランジスタ422のソースの相互接続点と基準電位ノードとの間に接続される。本実施形態の動作は、第1の実施形態の動作と同じである。
(第3の実施形態)
図6は、本発明の第3の実施形態による周波数逓倍回路の構成例を示す図である。本実施形態(図6)は、第1の実施形態(図4)に対して、2次側コイル403,404の代わりに2次側コイル601〜604を設けたものであり、2×f0の周波数の2個の2逓倍信号を生成することができる。以下、本実施形態が第1の実施形態と異なる点を説明する。
入力端子411、入力信号線401及び1次側コイル402は、第1の実施形態と同じである。2次側コイル601〜604は、1次側コイル402の上方に配置され、1次側コイル402の磁束に誘起され、誘導電流が流れる。2次側コイル602の第1の端子は第1の差動増幅器405に接続され、2次側コイル603の第2の端子は第1の差動増幅器405に接続され、2次側コイル601の第3の端子は第2の差動増幅器605に接続され、2次側コイル604の第4の端子は第2の差動増幅器605に接続される。
2次側コイル601,602は、第1の端子及び第3の端子の中間の第1の接地点が交流的に接地される(基準電位ノードに接続される)。2次側コイル602は、第1の端子から第1の接地点までのコイルである。2次側コイル601は、第3の端子から第1の接地点までのコイルである。2次側コイル601及び602は、長さが同じである。
2次側コイル603,604は、第2の端子及び第4の端子の中間の第2の接地点が交流的に接地される(基準電位ノードに接続される)。2次側コイル603は、第2の端子から第2の接地点までのコイルである。2次側コイル604は、第4の端子から第2の接地点までのコイルである。4個の2次側コイル601〜604は、長さが同じである。
第1の差動増幅器405、出力信号線406及び第1の出力端子412は、第1の実施形態と同じ構成を有する。第1の差動増幅器405は、第1のnチャネル電界効果トランジスタ421及び第2のnチャネル電界効果トランジスタ422を有する。第1のnチャネル電界効果トランジスタ421のゲートは、2次側コイル602の第1の端子に接続される。第2のnチャネル電界効果トランジスタ422のゲートは、2次側コイル603の第2の端子に接続される。2次側コイル602の第1の端子及び2次側コイル603の第2の端子は、相互に位相が反転した第1の差動信号を出力する。第1の実施形態と同様に、第1の出力端子412は、2×f0の周波数の2逓倍された信号を出力する。
第2の差動増幅器605は、第1の差動増幅器405と同じ構成を有する。すなわち、第2の差動増幅器605は、第3のnチャネル電界効果トランジスタ421及び第4のnチャネル電界効果トランジスタ422を有する。第3のnチャネル電界効果トランジスタ421は、ゲートが2次側コイル601の第3の端子に接続され、ソースが交流的に接地され(基準電位ノードに接続され)、ドレインが出力信号線606を介して第2の出力端子607に接続される。第4のnチャネル電界効果トランジスタ422は、ゲートが2次側コイル604の第4の端子に接続され、ソースが第3のnチャネル電界効果トランジスタ421のソースに接続され、ドレインが第3のnチャネル電界効果トランジスタ421のドレインに接続される。2次側コイル601の第3の端子及び2次側コイル604の第4の端子は、相互に位相が反転した第2の差動信号を出力する。第1の実施形態と同様に、第2の出力端子607は、2×f0の周波数の2逓倍された信号を出力する。
本実施形態の周波数逓倍回路は、2出力の例を示すが、対称構造の2次側コイルの数を増やせば、3以上の出力にも適用可能である。図6では、2次側コイル601〜604の対称な2点に接地点を設けている。第1の差動増幅器405は第1の差動信号を入力し、第2の差動増幅器605は第2の差動信号を入力する。第1の差動増幅器405は第1の2逓倍信号を出力し、第2の差動増幅器605は第2の2逓倍信号を出力する。
図10は、周波数逓倍回路の出力端子から見たインピーダンスを説明するための図である。図6の周波数逓倍回路は2出力の例を示したが、図10の周波数逓倍回路は4出力の例を示す。周波数逓倍回路は、1個の1次側コイル402及び4個の2次側コイル1001〜1004を有する。2次側コイル1001〜1004は、それぞれインピーダンスZ0で表わされる。1次側コイル402と2次側コイル1001〜1004の巻数比を調節することにより、インピーダンスを変えることができる。例えば、1側コイル402と2次側コイル1001〜1004の巻数比が2:1で、4出力の逓倍信号出力を得る場合、左図のトランスは右図のトランスの等価回路で表される。すなわち、周波数逓倍回路の出力端子から見たインピーダンスは、4個のインピーダンス4×Z0の回路の並列接続回路で表わされる。この並列接続回路の合成インピーダンスは、Z0になる。したがって、周波数逓倍回路の出力回路の入力インピーダンスがZ0の場合、周波数逓倍回路の出力端子から見たインピーダンスもZ0になり、インピーダンス整合条件を満たすことができる。
本実施形態の周波数逓倍回路は、第1の実施形態と同様に、1次側コイル402及び2次側コイル403,404を用いることにより構成を簡単にすることができ、差動増幅器405,605を用いることにより全波整流で効率を向上させることができる。また、本実施形態の周波数逓倍回路は、巻数比を調節することにより、インピーダンスマッチングを損なうことなく、複数の逓倍信号を出力することができる。
(第4の実施形態)
図8は、本発明の第4の実施形態による周波数逓倍回路の構成例を示す図である。本実施形態は、第3の実施形態(図6)に対して、2次側コイル601〜604の接地点の場所が異なる。以下、本実施形態が第3の実施形態と異なる点を説明する。本実施形態は、第3の実施形態と同様に、1次側コイル402及び2次側コイル601〜604を有する。2次側コイル602の第1の端子は第1の差動増幅器405に接続され、2次側コイル603の第2の端子は第1の差動増幅器405に接続され、2次側コイル601の第3の端子は第2の差動増幅器605に接続され、2次側コイル604の第4の端子は第2の差動増幅器605に接続される。
2次側コイル601,602は、第1の端子から位相差が90度かつ第3の端子から位相差が270度である第1の接地点が交流的に接地される(基準電位ノードに接続される)。2次側コイル602は、第1の端子から第1の接地点までのコイルである。2次側コイル601は、第3の端子から第1の接地点までのコイルである。2次側コイル603,604は、第2の端子から位相差が270度かつ第4の端子から位相差が90度である第2の接地点が交流的に接地される(基準電位ノードに接続される)。2次側コイル603は、第2の端子から第2の接地点までのコイルである。2次側コイル604は、第4の端子から第2の接地点までのコイルである。上記の位相差は、2×f0の周波数の波長の長さに対する位相差である。
2次側コイル602の第1の端子及び2次側コイル603の第2の端子は、相互に位相が反転した第1の差動信号を出力する。第1の差動増幅器405は、第1の差動信号を入力し、2×f0の第1の2逓倍信号を出力する。2次側コイル601の第3の端子及び2次側コイル604の第4の端子は、相互に位相が反転した第2の差動信号を出力する。第2の差動増幅器605は、第2の差動信号を入力し、2×f0の第2の2逓倍信号を出力する。第1の差動増幅器405が出力する第1の2逓倍信号と第2の差動増幅器605が出力する第2の2逓倍信号との位相差は180度である。なお、2次側コイル601〜604の全長は、限定されない。
本実施形態の周波数逓倍回路は、相互に位相が反転した2個の2逓倍信号を出力することができる。2個の2逓倍信号は位相差が180度であるため、周波数逓倍回路は差動信号を出力することができる。上記のように、2次側コイル601〜604の接地点の位置又は接地点までの長さを変えることにより、任意の位相差を持つ逓倍信号を出力することができる。
(第5の実施形態)
図7は、本発明の第5の実施形態による周波数逓倍回路の構成例を示す図である。本実施形態は、第1の実施形態(図4)に対して、3次側コイル701〜704及び差動増幅器705,707を追加したものである。以下、本実施形態が第1の実施形態と異なる点を説明する。
3次側コイル701〜704及び差動増幅器705,707は、図6の2次側コイル601〜604及び差動増幅器405,605と同様の回路である。3次側コイル701〜704は、2次側コイル403,404の上方に配置され、2次側コイル403,404の磁束に誘起され、誘導電流が流れる。3次側コイル701の第1の端子は第3の差動増幅器705に接続され、3次側コイル702の第2の端子は第3の差動増幅器705に接続され、3次側コイル704の第3の端子は第4の差動増幅器707に接続され、3次側コイル703の第4の端子は第4の差動増幅器707に接続される。
3次側コイル701,704は、第1の端子及び第3の端子の中間の第1の接地点が交流的に接地される(基準電位ノードに接続される)。3次側コイル701は、第1の端子から第1の接地点までのコイルである。3次側コイル704は、第3の端子から第1の接地点までのコイルである。3次側コイル701及び704は、長さが同じである。
3次側コイル702,703は、第2の端子及び第4の端子の中間の第2の接地点が交流的に接地される(基準電位ノードに接続される)。3次側コイル702は、第2の端子から第2の接地点までのコイルである。3次側コイル703は、第4の端子から第2の接地点までのコイルである。4個の3次側コイル701〜704は、長さが同じである。
第3の差動増幅器705は、第1の差動増幅器405と同じ構成を有する。すなわち、第3の差動増幅器705は、第5のnチャネル電界効果トランジスタ421及び第6のnチャネル電界効果トランジスタ422を有する。第5のnチャネル電界効果トランジスタ421は、ゲートが3次側コイル701の第1の端子に接続され、ソースが交流的に接地され(基準電位ノードに接続され)、ドレインが出力信号線706に接続される。第6のnチャネル電界効果トランジスタ422は、ゲートが3次側コイル702の第2の端子に接続され、ソースが第5のnチャネル電界効果トランジスタ421のソースに接続され、ドレインが第5のnチャネル電界効果トランジスタ421のドレインに接続される。3次側コイル701の第1の端子及び3次側コイル702の第2の端子は、相互に位相が反転した第3の差動信号を出力する。第3の差動増幅器705は、第3の差動信号を入力し、4×f0の周波数の4逓倍された信号を出力する。
第4の差動増幅器707は、第1の差動増幅器405と同じ構成を有する。すなわち、第4の差動増幅器707は、第7のnチャネル電界効果トランジスタ421及び第8のnチャネル電界効果トランジスタ422を有する。第7のnチャネル電界効果トランジスタ421は、ゲートが3次側コイル704の第3の端子に接続され、ソースが交流的に接地され(基準電位ノードに接続され)、ドレインが出力信号線708に接続される。第8のnチャネル電界効果トランジスタ422は、ゲートが3次側コイル703の第4の端子に接続され、ソースが第7のnチャネル電界効果トランジスタ421のソースに接続され、ドレインが第7のnチャネル電界効果トランジスタ421のドレインに接続される。3次側コイル704の第3の端子及び3次側コイル703の第4の端子は、相互に位相が反転した第4の差動信号を出力する。第4の差動増幅器707は、第4の差動信号を入力し、4×f0の周波数の4逓倍された信号を出力する。
2逓倍信号を出力するための2次側コイル403,404の磁束発生により、3次側コイル701〜704に誘導電流が流れる。3次側コイル701〜704に接続された差動増幅器705及び707は、それぞれ4逓倍信号を出力する。1次側コイル402、2次側コイル403,404及び3次側コイル701〜704は、上側又は下側に重ねるため、面積が増大することはない。本実施形態は、逓倍器を縦続接続して4逓倍信号を生成する場合に比べて、一つのトランスを用いて4逓倍信号を生成することができるので、省面積化が可能となる。また、本実施形態は、第2〜4の実施形態に適用することもできる。
本実施形態の周波数逓倍回路は、1次側コイル402に周波数f0の交流信号を入力すると、第1の差動増幅器405から周波数2×f0の2逓倍信号を出力し、第3の差動増幅器705及び第4の差動増幅器707から2個の周波数4×f0の4逓倍信号を出力する。また、上記と同様に、3次側コイル701〜704の上方に4次側コイルを設ければ、8逓倍信号を生成することができる。
(第6の実施形態)
図9は、本発明の第6の実施形態による周波数逓倍回路の構成例を示す図である。第1の実施形態(図4)では、1次側コイル402は、第1の端子に周波数f0の単相の交流信号が入力され、第2の端子が交流的に接地されている。本実施形態では、1次側コイル402は、第1の端子及び第2の端子に相互に位相が反転した差動信号が入力される。以下、本実施形態が第1の実施形態と異なる点を説明する。
周波数逓倍回路は、差動信号の入力に対しても対応できる。1次側コイル402の第1の端子には、周波数f0の第1の交流信号が入力される。1次側コイル402の第2の端子には、周波数f0の第2の交流信号が入力される。第1の交流信号及び第2の交流信号は、相互に位相が反転した差動信号である。1次側コイル402の両端に差動信号を入力することにより、第1の実施形態と同様に、第1の差動増幅器405は周波数2×f0の2逓倍信号を出力する。1次側コイル402は、第1の端子及び第2の端子の中間の接地点を交流的に接地(基準電位ノードに接続)することができる。ただし、差動信号を入力しているため、1次側コイル402の中間点は仮想接地されているため、必ずしも1次側コイル402の中間点を基準電位ノードに接続しなくてもよい。本実施形態の動作及び効果は、第1の実施形態のものと同様である。
以上のように、第1〜第6の実施形態は、1次側コイル及び2次側コイルを用いることにより、小型で高効率な周波数逓倍回路を提供することができる。また、複数の信号を出力する場合には、インピーダンスのミスマッチングが生じない周波数逓倍回路を提供することができる。第1〜第6の実施形態の周波数逓倍回路は、無線通信システム及びレーダシステムの高周波トランシーバ回路等に用いることができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
交流信号を入力することにより磁束を生成する1次側コイルと、
接地点が交流的に接地され、前記1次側コイルの磁束に誘起され、第1の端子及び第2の端子から相互に位相が反転した差動信号を出力する2次側コイルと、
ゲートが前記2次側コイルの第1の端子に接続され、ソースが交流的に接地され、ドレインが第1の出力端子に接続される第1のトランジスタと、
ゲートが前記2次側コイルの第2の端子に接続され、ソースが前記第1のトランジスタのソースに接続され、ドレインが前記第1のトランジスタのドレインに接続される第2のトランジスタと
を有することを特徴とする周波数逓倍回路。
(付記2)
前記2次側コイルは、前記第1の端子及び前記第2の端子の中間の接地点が交流的に接地され、前記第1の端子及び前記第2の端子から相互に位相が反転した差動信号を出力することを特徴とする付記1記載の周波数逓倍回路。
(付記3)
前記2次側コイルは、第1の端子及び第3の端子の中間の第1の接地点が交流的に接地され、第2の端子及び第4の端子の中間の第2の接地点が交流的に接地され、前記第1の端子及び前記第2の端子から相互に位相が反転した第1の差動信号を出力し、前記第3の端子及び前記第4の端子から相互に位相が反転した第2の差動信号を出力し、
さらに、ゲートが前記2次側コイルの第3の端子に接続され、ソースが交流的に接地され、ドレインが第2の出力端子に接続される第3のトランジスタと、
ゲートが前記2次側コイルの第4の端子に接続され、ソースが前記第3のトランジスタのソースに接続され、ドレインが前記第3のトランジスタのドレインに接続される第4のトランジスタと
を有することを特徴とする付記1記載の周波数逓倍回路。
(付記4)
前記2次側コイルは、第1の端子から位相差が90度かつ第3の端子から位相差が270度である第1の接地点が交流的に接地され、第2の端子から位相差が270度かつ第4の端子から位相差が90度である第2の接地点が交流的に接地され、前記第1の端子及び前記第2の端子から相互に位相が反転した第1の差動信号を出力し、前記第3の端子及び前記第4の端子から相互に位相が反転した第2の差動信号を出力し、
さらに、ゲートが前記2次側コイルの第3の端子に接続され、ソースが交流的に接地され、ドレインが第2の出力端子に接続される第3のトランジスタと、
ゲートが前記2次側コイルの第4の端子に接続され、ソースが前記第3のトランジスタのソースに接続され、ドレインが前記第3のトランジスタのドレインに接続される第4のトランジスタと
を有することを特徴とする付記1記載の周波数逓倍回路。
(付記5)
さらに、接地点が交流的に接地され、前記2次側コイルの磁束に誘起され、第1の端子及び第2の端子から相互に位相が反転した差動信号を出力する3次側コイルと、
ゲートが前記3次側コイルの第1の端子に接続され、ソースが交流的に接地され、ドレインが第3の出力端子に接続される第5のトランジスタと、
ゲートが前記3次側コイルの第2の端子に接続され、ソースが前記第5のトランジスタのソースに接続され、ドレインが前記第5のトランジスタのドレインに接続される第6のトランジスタと
を有することを特徴とする付記1〜4のいずれか1項に記載の周波数逓倍回路。
(付記6)
さらに、前記第1のトランジスタのソース及び前記第2のトランジスタのソースの相互接続点に接続される定電流源を有することを特徴とする付記1〜5のいずれか1項に記載の周波数逓倍回路。
(付記7)
前記1次側コイルは、第1の端子に前記交流信号が入力され、第2の端子が交流的に接地されていることを特徴とする付記1〜6のいずれか1項に記載の周波数逓倍回路。
(付記8)
前記1次側コイルは、第1の端子及び第2の端子に相互に位相が反転した差動信号が入力されることを特徴とする付記1〜6のいずれか1項に記載の周波数逓倍回路。
401 入力信号線
402 1次側コイル
403,404 2次側コイル
405 差動増幅器
406 出力信号線
411 入力端子
412 出力端子
421,422 nチャネル電界効果トランジスタ

Claims (5)

  1. 交流信号を入力することにより磁束を生成する1次側コイルと、
    接地点が交流的に接地され、前記1次側コイルの磁束に誘起され、第1の端子及び第2の端子から相互に位相が反転した差動信号を出力する2次側コイルと、
    ゲートが前記2次側コイルの第1の端子に接続され、ソースが交流的に接地され、ドレインが第1の出力端子に接続される第1のトランジスタと、
    ゲートが前記2次側コイルの第2の端子に接続され、ソースが前記第1のトランジスタのソースに接続され、ドレインが前記第1のトランジスタのドレインに接続される第2のトランジスタと
    を有することを特徴とする周波数逓倍回路。
  2. 前記2次側コイルは、前記第1の端子及び前記第2の端子の中間の接地点が交流的に接地され、前記第1の端子及び前記第2の端子から相互に位相が反転した差動信号を出力することを特徴とする請求項1記載の周波数逓倍回路。
  3. 前記2次側コイルは、第1の端子及び第3の端子の中間の第1の接地点が交流的に接地され、第2の端子及び第4の端子の中間の第2の接地点が交流的に接地され、前記第1の端子及び前記第2の端子から相互に位相が反転した第1の差動信号を出力し、前記第3の端子及び前記第4の端子から相互に位相が反転した第2の差動信号を出力し、
    さらに、ゲートが前記2次側コイルの第3の端子に接続され、ソースが交流的に接地され、ドレインが第2の出力端子に接続される第3のトランジスタと、
    ゲートが前記2次側コイルの第4の端子に接続され、ソースが前記第3のトランジスタのソースに接続され、ドレインが前記第3のトランジスタのドレインに接続される第4のトランジスタと
    を有することを特徴とする請求項1記載の周波数逓倍回路。
  4. 前記2次側コイルは、第1の端子から位相差が90度かつ第3の端子から位相差が270度である第1の接地点が交流的に接地され、第2の端子から位相差が270度かつ第4の端子から位相差が90度である第2の接地点が交流的に接地され、前記第1の端子及び前記第2の端子から相互に位相が反転した第1の差動信号を出力し、前記第3の端子及び前記第4の端子から相互に位相が反転した第2の差動信号を出力し、
    さらに、ゲートが前記2次側コイルの第3の端子に接続され、ソースが交流的に接地され、ドレインが第2の出力端子に接続される第3のトランジスタと、
    ゲートが前記2次側コイルの第4の端子に接続され、ソースが前記第3のトランジスタのソースに接続され、ドレインが前記第3のトランジスタのドレインに接続される第4のトランジスタと
    を有することを特徴とする請求項1記載の周波数逓倍回路。
  5. さらに、接地点が交流的に接地され、前記2次側コイルの磁束に誘起され、第1の端子及び第2の端子から相互に位相が反転した差動信号を出力する3次側コイルと、
    ゲートが前記3次側コイルの第1の端子に接続され、ソースが交流的に接地され、ドレインが第3の出力端子に接続される第5のトランジスタと、
    ゲートが前記3次側コイルの第2の端子に接続され、ソースが前記第5のトランジスタのソースに接続され、ドレインが前記第5のトランジスタのドレインに接続される第6のトランジスタと
    を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の周波数逓倍回路。
JP2009221341A 2009-09-25 2009-09-25 周波数逓倍回路 Pending JP2011071761A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009221341A JP2011071761A (ja) 2009-09-25 2009-09-25 周波数逓倍回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009221341A JP2011071761A (ja) 2009-09-25 2009-09-25 周波数逓倍回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011071761A true JP2011071761A (ja) 2011-04-07

Family

ID=44016594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009221341A Pending JP2011071761A (ja) 2009-09-25 2009-09-25 周波数逓倍回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011071761A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016507185A (ja) * 2013-01-14 2016-03-07 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 周波数乗算器
CN109951157A (zh) * 2017-12-20 2019-06-28 格芯公司 用于毫米波装置的二倍频器的方法、设备及系统

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60165105A (ja) * 1984-02-06 1985-08-28 Pioneer Electronic Corp 2乗特性を有する回路
JPS62176308A (ja) * 1986-01-30 1987-08-03 Nec Corp 周波数二逓倍回路
JPH02280507A (ja) * 1989-04-21 1990-11-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高周波用トランス及びそれを用いた偶数次逓倍器
JPH1197980A (ja) * 1997-09-17 1999-04-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 不平衡・平衡変換回路
JP2003283251A (ja) * 2002-03-27 2003-10-03 New Japan Radio Co Ltd 周波数逓倍器
WO2005076404A1 (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Murata Manufacturing Co., Ltd. 平衡型分配器
WO2006022046A1 (ja) * 2004-08-27 2006-03-02 Higuchi, Toshiaki 高周波結合器、高周波伝送器およびアンテナ
JP2006196963A (ja) * 2005-01-11 2006-07-27 Mitsubishi Electric Corp 周波数逓倍器

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60165105A (ja) * 1984-02-06 1985-08-28 Pioneer Electronic Corp 2乗特性を有する回路
JPS62176308A (ja) * 1986-01-30 1987-08-03 Nec Corp 周波数二逓倍回路
JPH02280507A (ja) * 1989-04-21 1990-11-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高周波用トランス及びそれを用いた偶数次逓倍器
JPH1197980A (ja) * 1997-09-17 1999-04-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 不平衡・平衡変換回路
JP2003283251A (ja) * 2002-03-27 2003-10-03 New Japan Radio Co Ltd 周波数逓倍器
WO2005076404A1 (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Murata Manufacturing Co., Ltd. 平衡型分配器
WO2006022046A1 (ja) * 2004-08-27 2006-03-02 Higuchi, Toshiaki 高周波結合器、高周波伝送器およびアンテナ
JP2006196963A (ja) * 2005-01-11 2006-07-27 Mitsubishi Electric Corp 周波数逓倍器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016507185A (ja) * 2013-01-14 2016-03-07 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 周波数乗算器
EP2973997A4 (en) * 2013-01-14 2017-01-18 Texas Instruments Incorporated Frequency multiplier
CN109951157A (zh) * 2017-12-20 2019-06-28 格芯公司 用于毫米波装置的二倍频器的方法、设备及系统
CN109951157B (zh) * 2017-12-20 2024-03-22 格芯(美国)集成电路科技有限公司 用于毫米波装置的二倍频器的方法、设备及系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5191530B2 (ja) 変圧器電力合成器
KR101820499B1 (ko) 클래스 ab 증폭기들
US8314658B2 (en) Power amplifier
US8957739B2 (en) Ultra-low voltage-controlled oscillator with trifilar coupling
JP4625138B2 (ja) 差動電流信号を単一終結信号に変換する回路
CN104052405B (zh) 用于倍频器的系统和方法
US20210313943A1 (en) Millimeter wave transmitter design
JP2008131645A (ja) 電力結合器を使用した電力増幅器
JP2011071761A (ja) 周波数逓倍回路
US20120169430A1 (en) Input apparatus on chip for differential signals and balun thereof
JP2008042275A (ja) Lc発振回路
JP2005039799A (ja) 電力増幅器、電力分配器および電力合成器
US11121676B1 (en) Methods and circuits for harmonic suppression
JP5885149B2 (ja) 高周波整流回路
CN216311551U (zh) 变压器及推挽功率放大电路
WO2016202370A1 (en) A radio frequency transformer for transforming an input radio frequency signal into an output radio frequency signal
US8542080B2 (en) All-pass network
WO2015001924A1 (ja) 周波数変換器
KR101734374B1 (ko) 권선의 비대칭 구조를 이용한 트랜스포머
JP5481357B2 (ja) 高周波処理回路
CN117118361A (zh) 一种倍频电路、倍频器及射频系统
JP6355999B2 (ja) 高周波発振器
JP2013168914A (ja) 電源供給回路及び電源供給方法
WO2023224778A1 (en) Three-port shunted inductor lattice coupler
JP2024098344A (ja) 電力増幅回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20120605

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20120925

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20121116

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130402

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140107