JPH1197980A - 不平衡・平衡変換回路 - Google Patents

不平衡・平衡変換回路

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JPH1197980A
JPH1197980A JP25241997A JP25241997A JPH1197980A JP H1197980 A JPH1197980 A JP H1197980A JP 25241997 A JP25241997 A JP 25241997A JP 25241997 A JP25241997 A JP 25241997A JP H1197980 A JPH1197980 A JP H1197980A
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JP
Japan
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line
electrode wiring
main line
wiring layer
unbalanced
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JP25241997A
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Inventor
Masayuki Miyaji
正之 宮地
Kaoru Ishida
石田  薫
Hiroaki Kosugi
裕昭 小杉
Shinichi Kugo
伸一 久郷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力分配(合成)器と不平衡・平衡変換回路
(バラン)の機能を併せ持つ回路構成を提供する。 【解決手段】 電極配線層に配置された主線路104
と、それぞれが主線路104の一部に対向し、別の電極
配線層に主線路104の一部と電極配線層と垂直な方向
に重なって配置され、中央部が電気的に接地されている
2本の結合線路105,106と、入力線路103と、
各結合線路105,106の両端に接続された出力線路
対107,108とを備え、主線路104は、その一端
が入力線路103と接続され、他の一端が電気的に接地
されており、入力線路103に入力された信号の電力
は、各結合線路105,106によって各出力線路対1
07,108に分配され、各出力線路対107,108
の一方の線路と他の線路とから出力される信号は、互い
に逆位相となるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高出力電力増幅器
に用いる不平衡・平衡変換回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体通信の基地局の送信系には
出力電力が数十Wから数百Wにも及ぶ電力増幅器が用い
られている。この高出力電力増幅器は基地局全体で大き
なウェートをしめており、基地局の小型化には高出力電
力増幅器の小型化が必須である。
【0003】現在、高出力電力増幅器のデバイスとして
1つのパッケージ内に同特性の2つのFETチップを有
するプッシュプルタイプが有用であるが、1個のデバイ
スで数百Wの出力ができるものは開発されていない。こ
のため、このような高出力電力増幅器には、単体の電力
増幅器を複数個並列に合成することで高出力を得てい
る。
【0004】図4にプッシュプル増幅器を用いた従来の
高出力電力増幅器の構成の1例を示す。図4において、
401は入力端子、402は出力端子、403はN分配
器、404はN合成器、405,406はそれぞれN個
の不平衡・平衡変換回路(バラン)、407はN組のプ
ッシュプル増幅器である。図4に示すようにこの回路構
成には電力分配(合成)回路と不平衡・平衡変換回路が
入力と出力に必要である。
【0005】図5にN分配(合成)器の構成の1例とし
てウィルキンソン型電力分配(合成)器を示す。図5に
おいて、501は入力端子、502はN個の出力端子、
503はN本の1/4波長線路、504はN個の吸収抵
抗である。
【0006】入力端子501に入力された高周波信号は
インピーダンス変換回路である1/4波長線路503を
通って各出力端子502に分配される。吸収抵抗504
は出力端子502に接続された負荷のうち一つが変動し
た場合、他の出力端子502にはその影響を与えない、
つまり出力端子間の十分なアイソレーションをとるため
に設けられている。
【0007】図6に不平衡・平衡変換回路の1例として
1/4波長の同軸線路を用いた同軸バランを示す。図6
において、601は入力端子、602は同相出力端子、
603は逆相出力端子、604は1/4波長同軸線路で
ある。
【0008】入力端子601に入力された高周波信号の
電力は、その半分が同相出力端子602に出力され、残
りの半分は逆相出力端子603に出力される。ここで、
同相出力端子602に出力された信号と逆相出力端子6
03に出力された信号とでは180度位相が異なってい
る。
【0009】従来の高出力電力増幅器用の回路は、分配
(合成)器と不平衡・平衡変換回路をそれぞれ個別に形
成することにより、構成されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のよう
に、分配(合成)器と不平衡・平衡変換回路をそれぞれ
個別に形成することにより、回路を構成しているので
は、回路の規模が大きくなり、高出力電力増幅器の装置
全体の小型化が難しいという課題を有している。
【0011】本発明は、このような従来の高出力電力増
幅器用の回路の規模が大きいという課題を考慮し、分配
(合成)器の機能を兼ね備えることによって、回路規模
の小型化を可能にする不平衡・平衡変換回路を提供する
ことを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の本発明は、誘電体層および電極配線
層が交互に積層されることによって形成された積層体
と、前記電極配線層に配置された主線路と、それぞれが
前記主線路の一部に対向し、前記対向する主線路の一部
が配置された前記電極配線層とは別の前記電極配線層
に、前記対向する主線路の一部と電磁的に結合するよう
に配置され、中央部が電気的に接地されている複数本の
結合線路と、前記電極配線層のいずれかに配置された入
力線路と、前記各結合線路の両端に接続された出力線路
対とを備え、前記主線路は、その一端が前記入力線路と
接続され、他の一端が電気的に接地されており、前記入
力線路に入力された信号の電力は、前記各結合線路によ
って前記各出力線路対に分配され、前記出力線路対の一
方の線路と他の線路とから出力される信号は、互いに逆
位相であることを特徴とする不平衡・平衡変換回路であ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0014】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態における不平衡・平衡変換回路を示す構成
図である。図1において、101,102は第1,第2
の誘電体層、103は入力線路、104は主線路、10
5,106は第1,第2の結合線路、107,108は
第1,第2の出力線路対、109,110は第1,第2
のスルーホール、111〜113は第1〜第3の接地電
極である。第1〜第3の接地電極111〜113はスル
ーホール等(図示せず)で電気的に接続されているもの
とする。上記の各電極、各線路のうち、同一平面内に配
置されている電極及び線路が形成するそれぞれの層は、
本発明の電極配線層に対応するものである。これらの電
極配線層と第1,第2の誘電体層101,102とが交
互に積層されることによって、本発明の積層体が形成さ
れている。
【0015】以上のように構成された不平衡・平衡変換
回路について、以下に、その動作を述べる。
【0016】入力線路103に入力された高周波信号
は、主線路104と主線路104に隣接して形成された
第1,第2の結合線路105,106間でそれぞれ電磁
界の結合が生じ、両者の結合度が同じ場合、高周波信号
は第1,第2の結合線路105,106にそれぞれ等分
配される。第1の結合線路105の両端に接続された第
1の出力線路対107の各線路には、さらに等分された
高周波信号がそれぞれ出力されるが、両者の位相は18
0度異なっている。同様に、第2の結合線路106の両
端に接続された第2の出力線路対108の各線路にも、
等分で180度位相の異なる高周波信号がそれぞれ出力
される。つまり、図1の不平衡・平衡変換回路は、電力
2分配器の機能と不平衡・平衡変換回路の機能との両方
を有するものである。また、主線路104と第1,第2
の結合線路105,106との結合度は、主線路104
と第1,第2の結合線路105,106間の第1の誘電
体層の誘電率および厚さと、主線路104と第1,第2
の結合線路105,106の線路幅によって決定され
る。
【0017】図1の構成にすることにより、分配(合
成)器と不平衡・平衡変換回路をそれぞれ個別に構成す
る場合に比べて、大幅に回路の小型化がはかれる。
【0018】なお、本発明の結合線路は、上述した本実
施の形態においては、2本であり、本実施の形態におけ
る不平衡・平衡変換回路は2分配機能を有しているとし
て説明したが、これに限らず、結合線路を3本以上とし
て、N分配機能を有する不平衡・平衡変換回路としても
よい。
【0019】また、本発明の結合線路は、上述した本実
施の形態においては、2本が同一の電極配線層に形成さ
れているとして説明したが、これに限らず、主線路が形
成された電極配線層以外の異なる電極配線層に別々に形
成されるとしてもよい。
【0020】さらに、本発明の主線路は、上述した本実
施の形態においては、一電極配線層にのみ形成されてい
るとして説明したが、複数の電極配線層にまたがって形
成されるとしてもよい。
【0021】また、上述した本実施の形態においては、
主線路と結合線路との各結合度は同じであるとして説明
したが、異なる結合度とすることによって、非等分配機
能を有する不平衡・平衡変換回路としてもよい。
【0022】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を図面を参照して説明する。図2は本発明
の第2の実施の形態における不平衡・平衡変換回路を示
す構成図である。図2において、201〜204は第1
〜第4の誘電体層、205は入力線路、206,207
は第1,第2の主線路部、208,209は第1,第2
の結合線路、210,211は第1,第2の出力線路
対、212〜216は第1〜第5のスルーホール、21
7〜221は第1〜第5の接地電極である。第1〜第5
の接地電極217〜221はスルーホール等(図示せ
ず)で電気的に接続されているものとする。上記の各電
極、各線路のうち、同一平面内に配置されている電極及
び線路が形成するそれぞれの層は、本発明の電極配線層
に対応するものである。これらの電極配線層と第1〜第
4の誘電体層201〜204とが交互に積層されること
によって、本発明の積層体が形成されている。また、第
1,第2の主線路部206,207と、それらを接続す
る第2のスルーホール213とは本発明の主線路を形成
している。なお、第1の主線路部206と第1の結合線
路208との結合度と,第2の主線路部207と第2の
結合線路209との結合度は同じものとする。
【0023】以上のように構成された不平衡・平衡変換
回路の動作については第1の実施の形態と同様である。
【0024】図2の構成にすることにより、第1,第2
の結合線路を同一平面に構成した第1の実施の形態にお
ける不平衡・平衡変換回路と比べ、実装面積を小さくす
ることができる。
【0025】なお、本発明の結合線路は、上述した本実
施の形態においては、2本であり、本実施の形態におけ
る不平衡・平衡変換回路は2分配機能を有しているとし
て説明したが、これに限らず、結合線路を3本以上とし
て、N分配機能を有する不平衡・平衡変換回路としても
よい。またその場合、複数の主線路部を同一の電極配線
層に配置し、その電極配線層上では、前記複数の主線路
部は互いに直接接続されていない構成としてもよい。
【0026】また、本発明の結合線路は、上述した本実
施の形態においては、同一の電極配線層に1本のみが形
成されているとして説明したが、これに限らず、同一の
電極配線層に2本以上形成されるとしてもよい。
【0027】さらに、上述した本実施の形態において
は、各主線路部と各結合線路はすべて異なる電極配線層
に形成されているとして説明したが、互いに結合しない
主線路部と結合線路とが、同一電極配線層に形成される
としてもよい。こうすることによって、誘電体層および
電極配線層の積層数を減らすことができる。
【0028】また、上述した本実施の形態においては、
主線路部と結合線路との各結合度は同じであるとして説
明したが、異なる結合度とすることによって、非等分配
機能を有する不平衡・平衡変換回路としてもよい。
【0029】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態を図面を参照して説明する。図3は本発明
の第3の実施の形態における不平衡・平衡変換回路を示
す構成図である。図3において、301〜305は第1
〜第5の誘電体層、306は入力線路、307,308
は第1,第2の主線路部、309,310は第1,第2
の結合線路、311,312は第1,第2の出力線路
対、313〜317は第1〜第5のスルーホール、31
8〜322は第1〜第5の接地電極、323はシールド
電極層である。第1〜第5の接地電極318〜322と
シールド電極層323はスルーホール等(図示せず)で
電気的に接続されるものとする。上記の各電極、各線路
のうち、同一平面内に配置されている電極及び線路が形
成するそれぞれの層は、本発明の電極配線層に対応する
ものである。これらの電極配線層またはシールド電極層
323と、第1〜第5の誘電体層301〜305とが交
互に積層されることによって、本発明の積層体が形成さ
れている。また、第1,第2の主線路部307,308
と、それらを接続する第2のスルーホール314とは本
発明の主線路を形成している。なお、第1の主線路部3
07と第1の結合線路309との結合度と,第2の主線
路部308と第2の結合線路310との結合度は同じも
のとする。
【0030】以上のように構成された不平衡・平衡変換
回路の動作については、シールド電極層323に関する
もの以外は、第1の実施の形態と同様である。
【0031】本実施の形態においては、シールド電極層
323を設けたことによって、第1の主線路部307と
第2の主線路部308との不要な結合、第1の主線路部
307と第2の結合線路310との不要な結合および第
2の主線路部308と第1の結合線路309との不要な
結合を阻止することができる。
【0032】なお、本発明の結合線路は、上述した本実
施の形態においては、2本であり、本実施の形態におけ
る不平衡・平衡変換回路は2分配機能を有しているとし
て説明したが、これに限らず、結合線路を3本以上とし
て、N分配機能を有する不平衡・平衡変換回路としても
よい。またその場合、複数の主線路部を同一の電極配線
層に配置し、その電極配線層上では、前記複数の主線路
部は互いに直接接続されていない構成としてもよい。
【0033】また、本発明の結合線路は、上述した本実
施の形態においては、同一の電極配線層に1本のみが形
成されているとして説明したが、これに限らず、同一の
電極配線層に2本以上形成されるとしてもよい。
【0034】さらに、上述した本実施の形態において
は、各主線路部と各結合線路はすべて異なる電極配線層
に形成されているとして説明したが、互いに結合しない
主線路部と結合線路とが、同一電極配線層に形成される
としてもよい。こうすることによって、誘電体層および
電極配線層の積層数を減らすことができる。
【0035】また、上述した本実施の形態においては、
主線路部と結合線路との各結合度は同じであるとして説
明したが、異なる結合度とすることによって、非等分配
機能を有する不平衡・平衡変換回路としてもよい。
【0036】さらに、本発明のシールド電極は、上述し
た本実施の形態においては、一電極配線層全面にのみ形
成されているとして説明したが、これに限らず、主線路
がまたがって配置された複数の電極配線層のうちの少な
くとも2層の間に挟まれる電極配線層上にさえ配置され
ておれば、複数の電極配線層に形成されているとしても
よいし、他の電極、線路が形成されている電極配線層の
一部に形成されているとしてもよい。
【0037】なお、本発明の主線路および結合線路は、
上述した第1〜第3の実施の形態においては、全ての部
位が直線で形成されているとして説明したが、これに限
らず、一部または全部が曲線で形成されいても、対向す
る主線路の一部と結合線路との位置関係が、図7の主線
路の一部704と結合線路705の関係のように、異な
る電極配線層に、電極配線層と垂直な方向に重なるよう
に配置されておればよい。また、対向する主線路の一部
と結合線路とが、図8の主線路の一部804と結合線路
805の関係のように、線長方向に垂直な方向にのみ移
動して、かつ回転することなしに重なるように配置され
ておればよい。要するに、結合線路が対向する主線路の
一部が配置された電極配線層とは別の前記電極配線層
に、対向する主線路の一部と電磁的に結合するように配
置されておりさえすればよい。ただし、線長方向に垂直
な方向にのみ移動して、かつ回転することなしに重なる
ように配置された場合は、電極配線層と垂直な方向に完
全に重なるように配置された場合に比し、結合度は小さ
くなる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、分配(合成)器の機能を兼ね備えること
によって、回路規模の小型化を可能にする不平衡・平衡
変換回路を提供することができる。従って、本発明は、
プッシュプル増幅器を複数個並列に合成させた高出力電
力増幅器の小型化に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における不平衡・平
衡変換回路の構成図。
【図2】本発明の第2の実施の形態における不平衡・平
衡変換回路の構成図。
【図3】本発明の第3の実施の形態における不平衡・平
衡変換回路の構成図。
【図4】従来の高出力電力増幅器の構成図。
【図5】ウィルキンソン型電力分配(合成)器の構成
図。
【図6】同軸バランの構成図。
【図7】本発明の不平衡・平衡変換回路における主線路
の一部と結合線路の配置関係の一例を示す図。
【図8】本発明の不平衡・平衡変換回路における主線路
の一部と結合線路の配置関係の一例を示す図。
【符号の説明】
101,102,201〜204,301〜305 誘
電体層 103,205,306 入力線路 104 主線路 105,106,208,209,309,310 結
合線路 107,108,210,211,311,312 出
力線路対 109,110,212〜216,313〜317 ス
ルーホール 111〜113,217〜221,318〜322 接
地電極 206,207,307,308 主線路部 323 シールド電極層 401,501,601 入力端子 402,502,602,603 出力端子 403 N分配器 404 N合成器 405,406 不平衡・平衡変換回路 407 プッシュプル増幅器 503,604 1/4波長線路 504 吸収抵抗 704,804 主線路の一部 705,805 結合線路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久郷 伸一 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体層および電極配線層が交互に積層
    されることによって形成された積層体と、前記電極配線
    層に配置された主線路と、それぞれが前記主線路の一部
    に対向し、前記対向する主線路の一部が配置された前記
    電極配線層とは別の前記電極配線層に、前記対向する主
    線路の一部と電磁的に結合するように配置され、中央部
    が電気的に接地されている複数本の結合線路と、前記電
    極配線層のいずれかに配置された入力線路と、前記各結
    合線路の両端に接続された出力線路対とを備え、前記主
    線路は、その一端が前記入力線路と接続され、他の一端
    が電気的に接地されており、前記入力線路に入力された
    信号の電力は、前記各結合線路によって前記各出力線路
    対に分配され、前記出力線路対の一方の線路と他の線路
    とから出力される信号は、互いに逆位相であることを特
    徴とする不平衡・平衡変換回路。
  2. 【請求項2】 前記結合線路は、全てが同じ前記電極配
    線層に配置されていることを特徴とする請求項1に記載
    の不平衡・平衡変換回路。
  3. 【請求項3】 前記結合線路は、そのうちの少なくとも
    1本が他の前記結合線路とは別の前記電極配線層に配置
    されていることを特徴とする請求項1に記載の不平衡・
    平衡変換回路。
  4. 【請求項4】 前記主線路は、複数の前記電極配線層に
    またがって配置されていることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載の不平衡・平衡変換回路。
  5. 【請求項5】 前記主線路の一部と、その主線路の一部
    に対向する前記結合線路以外の前記結合線路とが、同一
    の前記電極配線層に配置されていることを特徴とする請
    求項4に記載の不平衡・平衡変換回路。
  6. 【請求項6】 同一の前記電極配線層に配置されている
    前記主線路は、その前記電極配線層上では、互いに直接
    接続されていない複数の部分で構成されていることを特
    徴とする請求項4または5に記載の不平衡・平衡変換回
    路。
  7. 【請求項7】 前記主線路がまたがって配置された複数
    の前記電極配線層のうちの少なくとも2層は、間に別の
    前記電極配線層を挟んでおり、前記別の電極配線層は、
    前記結合線路と、それに対向する前記主線路の一部以外
    の前記主線路の他の一部および/または他の前記結合線
    路との結合度が強まることを抑制するシールド電極を全
    面もしくは一部に有することを特徴とする請求項4〜6
    のいずれかに記載の不平衡・平衡変換回路。
JP25241997A 1997-09-17 1997-09-17 不平衡・平衡変換回路 Withdrawn JPH1197980A (ja)

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JP25241997A JPH1197980A (ja) 1997-09-17 1997-09-17 不平衡・平衡変換回路
US09/150,012 US6201439B1 (en) 1997-09-17 1998-09-09 Power splitter/ combiner circuit, high power amplifier and balun circuit
DE69834353T DE69834353T2 (de) 1997-09-17 1998-09-14 Leistungsteilungs-/-addierschaltung
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