JP2011068868A - 防錆塗料 - Google Patents

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    • C09D5/084Inorganic compounds

Abstract

【課題】防錆性に優れ、安全性が高く防錆性能に優れた防錆塗料を提供する。
【解決手段】(a)水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウムから選択される少なくとも1以上と、(b)合成樹脂エマルジョンとを含有している防錆塗料であって、前記(b)成分の不揮発分100質量部に対する前記(a)成分の質量が50〜150質量部であることを特徴とする。水酸化カルシウム、水酸化マグネシウムを用いることにより、防錆性能に優れ、入手が容易であるとともに安全性に優れる。
【選択図】なし

Description

本発明は、建築物や土木構造物等に用いられる鋼材等の金属の錆の発生を防止する防錆塗料に関するものである。
従来、建築物や土木構造物等に用いられる鋼材の錆の発生を防止する防錆塗料には、鉛、錫、亜鉛等の遷移金属やそれらの塩が用いられてきた。しかし、これらの遷移金属及びそれらの塩は経年により防錆塗膜が劣化することにより環境中に流出し、環境汚染を引き起こすおそれがあった。加えて、従来の防錆塗料はそのほとんどがシンナーを希釈剤とする溶剤塗料であったため、揮発した溶剤が大気中へ放出されることが大気汚染の原因の一となっていた。
これらの問題を解決するために、水性の環境対応型防錆塗料が提案されている。例えば、カルシウム成分とりん成分とからなり、かつその両成分中のカルシウムとりんとの原子比率(Ca/P=m)が0.50<m<1.00である単一物又は混合物を、180〜350℃で焼成してなる縮合りん酸カルシウムを含み、重金属を含まない無公害防錆顔料と、油性系又はアルキド樹脂系バインダーとを混合して得られることを特徴とする防錆性能及び貯蔵安定性に優れた防錆塗料組成物がある。(例えば、特許文献1参照。)。
また、トリポリリン酸二水素アルミニウムと酸化亜鉛とカルシウム酸化物とを重量基準で全体を100として50〜80/15〜45/2〜10で配合した防錆顔料組成物がある。(例えば、特許文献2参照。)。
さらに、(A)水酸基含有塗膜形成性樹脂、(B)架橋剤及び(C)防錆顔料混合物を含有する塗料組成物であって、該樹脂(A)及び該架橋剤(B)の合計固形分100質量部に対して、該防錆顔料混合物(C)が、(1)五酸化バナジウム、バナジン酸カルシウム及びメタバナジン酸アンモニウムのうちの少なくとも1種3〜50質量部、(2)カルシウム化合物3〜50質量部及び(3)金属塩の金属がZn、Al又はMgであるリン酸系金属塩3〜50質量部、からなり、かつ該防錆顔料混合物(C)の量が10〜150質量部である耐食性に優れた塗料組成物がある。(例えば、特許文献3参照。)。
特開2006−143807号公報(第2〜3頁) 特開平7−138775号公報(第2〜3頁) 特開2008−222835号公報(第2〜3頁)
しかし、これらの防錆塗料組成物は、リン成分や遷移金属を含有しているため、河川湖沼の富栄養化や重金属汚染を引き起こすおそれがあるという問題があった。
解決しようとする問題点は、防錆性に優れ、安全性が高い防錆塗料を提供する点である。
請求項1に記載の防錆塗料は、(a)水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウムから選択される少なくとも1以上と、(b)合成樹脂エマルジョンとを含有する防錆塗料であって、前記(b)成分の不揮発分100質量部に対する前記(a)成分の質量が50〜150質量部であることを特徴とする。
なお、ここでいう「不揮発分」とは、JIS K5601−1−2(2008)に準じて測定した「加熱残分」である。測定における試験条件は、加熱時間60分、温度125℃、試料量1±0.2gである。
請求項2に記載の防錆塗料は、請求項1に記載の防錆塗料が、水酸化カルシウムと水酸化マグネシウムとを含有していることを特徴とする。
請求項3に記載の防錆塗料は、請求項2に記載の防錆塗料が、前記水酸化カルシウムの含有量を100質量部としたときの水酸化マグネシウムの含有量が30〜75質量部であることを特徴とする。
請求項4に記載の防錆塗料は、請求項1〜3のいずれかに記載の防錆塗料が、リン成分、遷移金属、第12族元素、第13族元素及びこれらの塩を実質的に含有しないことを特徴とする。
なお、「実質的に含有しない」とは、本発明の作用効果を妨げない限度において、不純物等として微量に含有する場合も含む。
請求項1に記載の発明によれば、防錆性能に優れ、安全性が高い防錆塗料を得られるという利点がある。
請求項2〜3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、防錆塗料の貯蔵安定性に優れるという利点がある。
請求項4に記載の発明によれば、特に安全性が高い防錆塗料を得られるという利点がある。
以下、本発明を具体化した実施形態を説明する。
本発明の防錆塗料は、リン成分や遷移金属を含まなくても錆の発生を防止することができる防錆塗料である。なお、本発明の防錆塗料をより安全性が高いものとするためには、リン成分、遷移金属、第12族元素、第13族元素及びこれらの塩を実質的に含有しないことが好ましい。
本発明の防錆塗料の組成は例えば以下のようなものである。
組成例:合成樹脂エマルジョンとしてのアクリル樹脂エマルジョン(不揮発分50質量%)200質量部、水酸化カルシウム60質量部、水酸化マグネシウム40質量部、酸化マグネシウム2質量部、増粘剤1質量部、消泡剤1質量部、水10質量部。
前記遷移金属とは、周期表の第3族から第11族に属する金属元素をいう。
前記第12族元素及び第13族元素とは、それぞれ周期表の第12族及び第13族に属する元素をいう。具体的には亜鉛、カドミウム、水銀、ホウ素、アルミニウム、ガリウム、インジウム、タリウム等をいう。
前記合成樹脂エマルジョンに使用される合成樹脂は、アクリル樹脂に限らず任意に設定することができる。例えば、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、フッ素樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエーテル樹脂、酢酸ビニル樹脂、シリコーン樹脂等が挙げられる。これらは単独で用いても良いし、2以上を混合して用いても良い。また、これらを構成するモノマーを共重合させて用いても良い。
前記合成樹脂エマルジョンの樹脂組成はアクリル樹脂又はシリコーン樹脂およびこれらの共重合樹脂であることが好ましい。合成樹脂エマルジョンの樹脂組成がアクリル樹脂又はシリコーン樹脂およびこれらの共重合樹脂であることにより、塗膜の耐候性に優れる。そのため、例えば、防錆塗膜の保護のために設けた上塗塗膜が剥がれて防錆塗膜が露出した場合、或いは上塗塗膜を設けなかった場合でも防錆塗膜の劣化を抑制することができ、防錆性能を維持することができる。
また、前記合成樹脂エマルジョンは樹脂組成中の−COOH基の含有量を低減することが好ましい。−COOH基の含有量を低減することにより、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウム等の第2族元素の水酸化物又は酸化物との混和性を向上することができる。
また、前記合成樹脂エマルジョンのガラス転移点(Tg)は、好ましくは25〜−40℃、より好ましくは15〜−30℃、最も好ましくは10〜−25℃である。ガラス転移点がこの範囲にあるとき、第2族元素の水酸化物又は酸化物との混和性に優れるとともに柔軟な塗膜を形成することができ、塗膜に傷がつくことを抑制することができる。ガラス転移点が25℃を超える場合には、塗膜が硬すぎて塗膜表面に外力が加わった場合に傷がつきやすくなる。逆に、ガラス転移点が−40℃未満の場合には、塗膜が軟らかすぎて塗膜表面に外力が加わった場合に変形してしまうおそれがある。
前記水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム等の第2族元素の水酸化物又は酸化物の少なくとも1以上を用いることによって、防錆性能に優れた防錆塗膜を得ることができる。なお、第2族元素の水酸化物又は酸化物の中でも、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウムの少なくとも1以上を用いることが特に好ましい。これらを用いることにより、防錆性能に優れた防錆塗膜を得ることができる。また、これらは、地殻中に豊富に含まれるため入手が容易であるとともに安全性に優れる。
特に、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム等の第2族元素の水酸化物の少なくとも1以上を含有することで、より防錆性能に優れた防錆塗膜を得ることができる。
なお、前記合成樹脂エマルジョンの不揮発分100質量部に対する水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウムの合計質量は50〜150質量部であることが好ましく、60〜140質量部であることがより好ましく、70〜130質量部であることが更に好ましく、85〜115質量部であることが最も好ましい。合成樹脂エマルジョンの不揮発分100質量部に対する水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウムの合計質量がこの範囲にあるとき、防錆塗料の貯蔵安定性に優れるとともに、防錆性能に優れる。合成樹脂エマルジョンの不揮発分100質量部に対する水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウムの合計質量が50質量部未満の場合には、防錆性能が十分でない場合がある。逆に、前記合計質量が150質量部を超える場合には、防錆塗料の貯蔵安定性が悪く、防錆塗料を貯蔵した際に塗料が増粘したり、分離したりしてしまう場合がある。
なお、上述した「水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウムの合計質量」において、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、及び酸化カルシウムのうち1〜3種に質量は0であってもよい。
また、前記水酸化カルシウムと水酸化マグネシウムとの合計質量100質量部に対する酸化マグネシウムと酸化カルシウムとの合計質量は好ましくは15質量部以下、より好ましくは7質量部以下、最も好ましくは5質量部以下である。前記水酸化カルシウムと水酸化マグネシウムとの合計質量100質量部に対する酸化マグネシウムと酸化カルシウムとの合計質量がこの範囲にあるとき、防錆性能に優れるとともに、防錆塗料の貯蔵安定性に優れる。水酸化カルシウムと水酸化マグネシウムとの合計質量100質量部に対する酸化マグネシウムと酸化カルシウムとの合計質量が15質量部を超える場合には、防錆塗料の貯蔵安定性がよくない場合がある。
なお、前記水酸化カルシウムと水酸化マグネシウムとの合計質量100質量部に対する酸化マグネシウムの含有量は好ましくは5質量部以下である。
また、前記水酸化カルシウムの含有量を100質量部としたときの水酸化マグネシウムの含有量は好ましくは30〜75質量部であり、より好ましくは40〜70質量部であり、最も好ましくは45〜60質量部である。水酸化カルシウムの含有量を100質量部としたときの水酸化マグネシウムの含有量がこの範囲にあるとき、防錆性能に優れるとともに、防錆塗料の貯蔵安定性に優れる。水酸化カルシウムの含有量を100質量部としたときの水酸化マグネシウムの含有量が40質量部未満の場合には、防錆塗料中の水酸化カルシウムの質量が相対的に増加するため、防錆塗料の貯蔵安定性が十分でない。逆に、含有量が70質量部を超える場合には防錆性能が十分でない。
前記水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウムは単独で用いても良いし、これらが混合したものを用いても良い。これらが混合されたものとしては、例えば、ブルース石、消石灰、ドロマイトプラスター等が挙げられる。
本発明の防錆塗料は、例えば、水性塗料とすることができる。
前記防錆塗料に含有される水分の質量(前記合成樹脂エマルジョンに含有されている水分と塗料製造の際に添加される水分との合計質量)を100質量部とした場合の水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウムの合計質量は好ましくは60〜140質量部であり、より好ましくは70〜120質量部であり、最も好ましくは90〜110質量部である。防錆塗料に含有される水分の質量を100質量部とした場合の水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウムの合計質量がこの範囲にあるとき、防錆性能に優れるとともに防錆塗料の貯蔵安定性に優れる。防錆塗料に含有される水分の質量を100質量部とした場合の水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウムの合計質量が30質量部未満の場合には、防錆塗料中の水分が多くなるため乾燥性が十分でなく、塗料の体積減少によって塗膜の収縮が大きくなるため、ひび割れが生ずるおそれがある。逆に、合計質量が70質量部を超える場合には、防錆塗料の貯蔵安定性が十分でない。
前記防錆塗料の組成中には、本発明の効果を損なわない限りにおいて、必要に応じて通常の塗料用添加剤を使用することができる。例えば、増粘剤、分散剤、消泡剤、造膜助剤、湿潤剤、凍結防止剤、着色顔料、体質顔料、架橋剤、金属膜、紫外線吸収剤、酸化防止剤、レベリング剤、シランカップリング剤等が挙げられる。
前記増粘剤としては、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム等のセメント、モルタル等の混和に用いられるものが好ましい。
以上のように構成された防錆塗料は、例えば以下のようにして使用される。基材としての300mm×300×10mm×15mmのH形鋼材にスプレーで、乾燥後の塗膜の厚さが250μmとなるように塗装し、常温で16時間乾燥させた後、上塗塗料としてのアクリルシリコーン樹脂塗料をスプレーにより乾燥後の塗膜の厚さ75μmとなるように塗装して5時間乾燥させる。
前記基材はH形鋼材に限らず任意に設定することができる。例えば、角形鋼材、丸形鋼材、L形鋼材、線鋼材、鋼板等が挙げられる。また、鉄鋼に限らず、アルミニウム等の他の金属でも良く、ステンレス、トタン等の合金でも良い。基材は、金属又は合金であれば、その用途、形状等は特に限定されない。
前記防錆塗料は基材に直接塗装しても良いし、亜鉛めっき、溶融亜鉛めっき等のめっき処理をした後に塗装しても良い。また、基材の表面をショットブラスト、ケレン、サンディング等の処理をしてから塗装しても良い。
前記防錆塗料及び上塗塗料の乾燥は自然乾燥に限らず、電熱器やヒーターなどによって環境を高温にして乾燥時間を早める強制乾燥でも良い。また、乾燥時間も条件によって任意に設定することができる。
前記上塗塗料はアクリルシリコーン樹脂塗料に限らず、通常の塗装に用いられる塗料を任意に設定することができる。また、防錆塗料に用いる合成樹脂エマルジョンの組成がアクリル樹脂又はシリコーン樹脂及びこれらの共重合樹脂である場合には、防錆塗料自体が耐候性に優れているため、上塗塗料を省略することもできる。
なお、前記防錆塗料の塗装厚みは、乾燥後の塗膜の厚みが好ましくは50〜5000μmであり、より好ましくは80〜1000μmであり、特に好ましくは100〜500μmである。乾燥後の塗膜の厚みがこの範囲にあるとき、防錆性に優れた防錆塗膜を得ることができる。塗膜の厚みが薄すぎる場合には十分な防錆性をもつ塗膜が得られない場合がある。逆に、塗膜の厚みが厚すぎると、十分な防錆性は得られるものの塗膜の重量が大きくなり、塗装された基材の重量が大きくなってしまうため、厚い塗膜を形成することは好ましくない。塗膜の厚みが5000μm以下でも十分な防錆性は得られるので、塗膜の厚みは5000μm以下であることが好ましい。
また、前記上塗塗料の塗装厚みは、使用する上塗塗料に応じて適宜設定すればよい。
前記防錆塗料及び上塗塗料の施工はスプレーに限らず、通常の塗装に用いるものであれば任意に設定することができる。例えば、刷毛、スプレー、ロールコーター、フローコーター等の塗装機、ハケ、多孔質ローラー、ウールローラー、鏝等が挙げられる。
本実施形態は以下に示す効果を発揮することができる。
・前記合成樹脂エマルジョンの樹脂組成中の−COOH基の含有量を低減することにより、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウム等の第2族元素の水酸化物又は酸化物との混和性を向上することができる。
・前記合成樹脂エマルジョンのガラス転移点が25〜−40℃であることにより、第2族元素の水酸化物又は酸化物との混和性に優れるとともに柔軟な塗膜を形成することができ、塗膜に傷がつくことを抑制することができる。
・水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウムから選択される少なくとも1以上を用いることにより、防錆性能に優れた防錆塗膜を得ることができる。また、これらは地殻中に豊富に含まれるため入手が容易であるとともに安全性に優れる。
・前記合成樹脂エマルジョンの不揮発分100質量部に対する水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウムの合計質量が50〜150質量部であることにより、防錆塗料の貯蔵安定性に優れるとともに防錆性能に優れる。
・前記第水酸化カルシウムと水酸化マグネシウムとの合計質量100質量部に対する酸化マグネシウムと酸化カルシウムとの合計質量が15質量部であることにより、防錆性能に優れるとともに、防錆塗料の貯蔵安定性に優れる。
・前記水酸化カルシウムの含有量を100質量部としたときの水酸化マグネシウムの含有量が30〜75質量部であることにより、防錆性能に優れるとともに、防錆塗料の貯蔵安定性に優れる。
・前記防錆塗料に含有される水分の質量を100質量部とした場合の水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウムの合計質量が60〜140質量部であることにより、防錆性能に優れるとともに防錆塗料の貯蔵安定性に優れる。
なお、本発明の前記実施形態を次のように変更して構成することもできる。
・前記実施形態においては、新しい鋼材に直接塗装したが、錆が発生した鋼材に直接塗装しても良い。また、錆をケレンしてから塗装しても良い。
以下、前記実施形態を具体化した実施例及び比較例について説明する。
試験はJIS K 5051:2008(構造物用さび止めペイント)の7.16(サイクル腐食性)に準拠して行った。ただし、防錆塗料の塗装は1回塗りとし、乾燥塗膜の厚さは100μmとした。また、貯蔵安定性を確認するため、防錆塗料250gをプラスチック容器に収容し、50℃で2週間放置して塗料の状態を確認した。
(実施例1)
実施例1の防錆塗料の組成は合成樹脂エマルジョンとしてのアクリルシリコーン共重合樹脂エマルジョン(不揮発分56質量%、ガラス転移点−15℃)120質量部、水酸化カルシウム40質量部、水酸化マグネシウム20質量部、増粘剤1質量部、消泡剤1質量部、水10質量部である。
使用した増粘剤はセルロース系増粘剤(メチルセルロース)である。また、使用した消泡剤はシリコーン系消泡剤である。なお、増粘剤、消泡剤は、後述する実施例2〜14、比較例1〜4でも同様のものを使用した。
試験の結果、120サイクル後の試験体は3枚ともに塗膜に錆、膨れ、割れ及び剥がれは認められなかった。また、貯蔵安定性に問題は見られなかった。
(実施例2)
実施例2の防錆塗料の組成は合成樹脂エマルジョンとしてのアクリル樹脂エマルジョン(不揮発分50質量%、ガラス転移点8℃)120質量部、水酸化カルシウム40質量部、水酸化マグネシウム20質量部、増粘剤1質量部、消泡剤1質量部である。
試験の結果、120サイクル後の試験体は3枚ともに塗膜に錆、膨れ、割れ及び剥がれは認められなかった。また、貯蔵安定性に問題は見られなかった。
(実施例3)
実施例3の防錆塗料の組成は合成樹脂エマルジョンとしてのアクリル樹脂エマルジョン(不揮発分50質量%、ガラス転移点8℃)120質量部、水酸化カルシウム40質量部、水酸化マグネシウム20質量部、酸化マグネシウム2質量部、増粘剤1質量部、消泡剤1質量部である。
試験の結果、120サイクル後の試験体は3枚ともに塗膜に錆、膨れ、割れ及び剥がれは認められなかった。また、貯蔵安定性に問題は見られなかった。
(実施例4)
実施例4の防錆塗料の組成は合成樹脂エマルジョンとしてのアクリル樹脂エマルジョン(不揮発分50質量%、ガラス転移点8℃)120質量部、水酸化カルシウム60質量部、増粘剤1質量部、消泡剤1質量部である。
試験の結果、120サイクル後の試験体は3枚中2枚に塗膜に錆、膨れ、割れ及び剥がれは認められなかった。残り1枚は切り込み傷の周辺にやや錆の発生が見られた。また、貯蔵安定性に問題は見られなかった。
(実施例5)
実施例5の防錆塗料の組成は合成樹脂エマルジョンとしてのアクリル樹脂エマルジョン(不揮発分50質量%、ガラス転移点8℃)120質量部、水酸化マグネシウム60質量部、増粘剤1質量部、消泡剤1質量部である。
試験の結果、120サイクル後の試験体は3枚中2枚に塗膜に錆、膨れ、割れ及び剥がれは認められなかった。残り1枚は切り込み傷の周辺にやや錆と膨れの発生が見られた。また、貯蔵安定性に問題は見られなかった。
(実施例6)
実施例6の防錆塗料の組成は合成樹脂エマルジョンとしてのアクリル樹脂エマルジョン(不揮発分50質量%、ガラス転移点−10℃)120質量部、水酸化カルシウム25質量部、水酸化マグネシウム12質量部、酸化マグネシウム2質量部、増粘剤1質量部、消泡剤1質量部である。
試験の結果、120サイクル後の試験体は3枚中2枚で塗膜に錆、膨れ、割れ及び剥がれは認められなかった。残り1枚は切り込み傷の周辺にやや錆の発生が見られた。また、貯蔵安定性に問題は見られなかった。
(実施例7)
実施例7の防錆塗料の組成は合成樹脂エマルジョンとしてのスチレンアクリル共重合樹脂エマルジョン(不揮発分50質量%、ガラス転移点−28℃)120質量部、水酸化カルシウム40質量部、水酸化マグネシウム20質量部、増粘剤1質量部、消泡剤1質量部である。
試験の結果、120サイクル後の試験体は3枚ともに塗膜に錆、膨れ、割れ及び剥がれは認められなかった。また、貯蔵安定性に問題は見られなかった。
(実施例8)
実施例8の防錆塗料の組成は合成樹脂エマルジョンとしてのアクリルシリコーン共重合樹脂エマルジョン(不揮発分56質量%、ガラス転移点−15℃)120質量部、水酸化カルシウム45質量部、水酸化マグネシウム15質量部、増粘剤1質量部、消泡剤1質量部、水10質量部である。
試験の結果、120サイクル後の試験体は3枚ともに塗膜に錆、膨れ、割れ及び剥がれは認められなかった。また、貯蔵安定性に問題は見られなかった。
(実施例9)
実施例9の防錆塗料の組成は合成樹脂エマルジョンとしてのアクリルシリコーン共重合樹脂エマルジョン(不揮発分56質量%、ガラス転移点−15℃)120質量部、水酸化カルシウム35質量部、水酸化マグネシウム25質量部、増粘剤1質量部、消泡剤1質量部、水10質量部である。
試験の結果、120サイクル後の試験体は3枚ともに塗膜に錆、膨れ、割れ及び剥がれは認められなかった。また、貯蔵安定性に問題は見られなかった。
(実施例10)
実施例10の防錆塗料の組成は合成樹脂エマルジョンとしてのアクリル樹脂エマルジョン(不揮発分50質量%、ガラス転移点8℃)120質量部、水酸化カルシウム20質量部、水酸化マグネシウム20質量部、増粘剤1質量部、消泡剤1質量部である。
試験の結果、120サイクル後の試験体は3枚中1枚で塗膜に錆、膨れ、割れ及び剥がれは認められなかった。残り2枚は切り込み傷周辺にやや錆の発生が見られた。また、貯蔵安定性に問題は見られなかった。
(実施例11)
実施例11の防錆塗料の組成は合成樹脂エマルジョンとしてのアクリル樹脂エマルジョン(不揮発分50質量%、ガラス転移点8℃)120質量部、水酸化カルシウム35質量部、水酸化マグネシウム15質量部、増粘剤1質量部、消泡剤1質量部である。
試験の結果、120サイクル後の試験体は3枚ともに塗膜に錆、膨れ、割れ及び剥がれは認められなかった。また、貯蔵安定性に問題は見られなかった。
(実施例12)
実施例12の防錆塗料の組成は合成樹脂エマルジョンとしてのアクリル樹脂エマルジョン(不揮発分50質量%、ガラス転移点8℃)120質量部、水酸化カルシウム35質量部増粘剤1質量部、消泡剤1質量部である。
試験の結果、120サイクル後の試験体は3枚中2枚で塗膜に錆、膨れ、割れ及び剥がれは認められなかった。また、貯蔵安定性に問題は見られなかった。
(実施例13)
実施例13の防錆塗料の組成は合成樹脂エマルジョンとしてのアクリル樹脂エマルジョン(不揮発分50質量%、ガラス転移点8℃)120質量部、水酸化カルシウム45質量部、増粘剤1質量部、消泡剤1質量部である。
試験の結果、120サイクル後の試験体は3枚ともに塗膜に錆、膨れ、割れ及び剥がれは認められなかった。また、貯蔵安定性に問題は見られなかった。
(実施例14)
実施例14の防錆塗料の組成は合成樹脂エマルジョンとしてのアクリル樹脂エマルジョン(不揮発分50質量%、ガラス転移点8℃)120質量部、水酸化カルシウム50質量部、水酸化マグネシウム30質量部、増粘剤1質量部、消泡剤1質量部である。
試験の結果、120サイクル後の試験体は3枚ともに塗膜に錆、膨れ、割れ及び剥がれは認められなかった。また、貯蔵安定性に問題は見られなかった。
(比較例1)
比較例1の防錆塗料の組成は合成樹脂エマルジョンとしてのアクリル樹脂エマルジョン(不揮発分50質量%、ガラス転移点−10℃)120質量部、水酸化カルシウム70質量部、水酸化マグネシウム30質量部、酸化マグネシウム2質量部、増粘剤1質量部、消泡剤1質量部である。
試験の結果、120サイクル後の試験体は3枚ともに塗膜に錆、膨れ、割れ及び剥がれは認められなかった。また、50℃貯蔵後で粘度上昇が見られた。
(比較例2)
比較例2の防錆塗料の組成は合成樹脂エマルジョンとしてのアクリルシリコーン共重合樹脂エマルジョン(不揮発分56質量%、ガラス転移点−15℃)120質量部、水酸化カルシウム100質量部、水酸化マグネシウム50質量部、増粘剤1質量部、消泡剤1質量部、水10質量部である。
試験の結果、120サイクル後の試験体は3枚ともに塗膜に錆、膨れ、割れ及び剥がれは認められなかったが、50℃貯蔵後は粘度上昇し、固まって使用できない状態だった。
(比較例3)
比較例3の防錆塗料の組成は合成樹脂エマルジョンとしてのアクリル樹脂エマルジョン(不揮発分50質量%、ガラス転移点8℃)120質量部、水酸化カルシウム50質量部、水酸化マグネシウム45質量部、増粘剤1質量部、消泡剤1質量部である。
試験の結果、120サイクル後の試験体は3枚ともに塗膜に錆、膨れ、割れ及び剥がれは認められなかった。また、50℃貯蔵にやや粘度上昇が見られた。
(比較例4)
比較例4の防錆塗料の組成は合成樹脂エマルジョンとしてのアクリルシリコーン共重合樹脂エマルジョン(不揮発分56質量%、ガラス転移点−15℃)120質量部、増粘剤1質量部、消泡剤1質量部、水10質量部である。
試験の結果、120サイクル後の試験体は3枚ともに塗膜に錆、膨れ、割れ及び剥がれが認められた。また、貯蔵安定性に問題は見られなかった。

Claims (4)

  1. (a)水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウムから選択される少なくとも1以上と、(b)合成樹脂エマルジョンとを含有する防錆塗料であって、前記(b)成分の不揮発分100質量部に対する前記(a)成分の質量が50〜150質量部であることを特徴とする防錆塗料。
  2. 水酸化カルシウムと水酸化マグネシウムとを含有していることを特徴とする請求項1に記載の防錆塗料。
  3. 前記水酸化カルシウムの含有量を100質量部としたときの水酸化マグネシウムの含有量が30〜75質量部であることを特徴とする請求項2に記載の防錆塗料。
  4. リン成分、遷移金属、第12族元素、第13族元素及びこれらの塩を実質的に含有しないことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の防錆塗料。

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