JP2011065394A5 - - Google Patents

Claims (8)

1枚の又は複数枚が積層された透明な基体シートと、
前記１枚の透明な基体シートの表面及び裏面、又は前記複数枚が積層された透明な基体シートの最表面及び最裏面の上に形成された透明導電膜と、
前記透明導電膜の各々の上に形成された遮光性の電極用導電膜と、
前記遮光性の電極用導電膜の各々の上に形成された第１レジスト層とを備え、
前記基体シートの中央窓部にある前記透明導電膜及び前記遮光性の電極用導電膜が、前記第１レジスト層の露光・現像の後のエッチングにより位置ずれなく積層された所望のパターンに形成され、
前記基体シートの外枠縁部にある前記透明導電膜及び前記遮光性の電極用導電膜が、前記第１レジスト層の露光・現像の後のエッチングにより位置ずれなく積層されて細線引き回し回路パターンに形成され、
前記第１レジスト層が除去され、更に前記中央窓部にある前記遮光性の電極用導電膜がエッチング除去されることにより前記中央窓部にある前記透明導電膜が回路パターンを構成し、
少なくとも片面において、前記回路パターン及び前記細線引き回し回路パターンの少なくとも１つの上に透光性の保護フィルムが貼り合わされた、保護フィルム付き狭額縁タッチ入力シート。

前記透光性の保護フィルムは、環状オレフィン系樹脂フィルムからなる、請求項１記載の保護フィルム付き狭額縁タッチ入力シート。

前記中央窓部におけるリタデーション値が、２０ｎｍ以下である、請求項１又は２記載の保護フィルム付き狭額縁タッチ入力シート。

前記遮光性の電極用導電膜は、３０〜１０００ｎｍの厚みの銅箔である、請求項１から３のいずれかに記載の保護フィルム付き狭額縁タッチ入力シート。

静電容量方式である、請求項１から４のいずれかに記載の保護フィルム付き狭額縁タッチ入力シート。

請求項１から４のいずれかに記載の狭額縁タッチ入力シートが複数積層され、抵抗膜方式又は静電容量方式である、保護フィルム付き積層狭額縁タッチ入力シート。

透明な基体シートの両面に各々、透明導電膜、遮光性の電極用導電膜、第一レジスト層を順次積層形成した後、両面同時に前記第一レジスト層を露光し、現像した後、前記透明導電膜及び前記遮光性の電極用導電膜をエッチングし、前記第一レジスト層を剥離することにより、前記基体シートの両面の外枠縁部の各々に前記透明導電膜及び前記遮光性の電極用導電膜が積層された細線引き回し回路パターンを形成した後、前記細線引き回し回路パターン上に第二レジスト層を被覆形成し、前記第二レジスト層が形成されていない前記遮光性の電極用導電膜層のみをエッチングすることにより両面の中央窓部の各々に透明導電膜の回路パターンを露出形成し、少なくとも片面において、前記回路パターン及び前記細線引き回し回路パターンの少なくとも１つの上に透光性の保護フィルムを貼り合わせる、保護フィルム付き狭額縁タッチ入力シートの製造方法。

二枚の透明な基体シート上にそれぞれ透明導電膜、遮光性の電極用導電膜、第一レジスト層を順次積層形成し、前記基体シート同士を対向して積層することにより、積層された前記基体シートの両面に前記透明導電膜、前記遮光性の電極用導電膜、前記第一レジスト層を形成した後、両面同時に前記第一レジスト層を露光し、現像した後、前記透明導電膜及び前記遮光性の電極用導電膜をエッチングし、前記第一レジスト層を剥離することにより、両面の外枠縁部の各々に前記透明導電膜及び前記遮光性の電極用導電膜が順次積層された細線引き回し回路パターンを形成した後、前記細線引き回し回路パターン上に第二レジスト層を被覆形成し、前記第二レジスト層が形成されていない中央窓部の前記遮光性の電極用導電膜層のみをエッチングすることにより前記透明導電膜の回路パターンを露出形成し、少なくとも片面において、前記回路パターン及び前記細線引き回し回路パターンの少なくとも１つの上に透光性の保護フィルムを貼り合わせる、保護フィルム付き積層狭額縁タッチ入力シートの製造方法。