JP2011061270A - 固体撮像装置 - Google Patents

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久人 石本
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    • H04N25/75Circuitry for providing, modifying or processing image signals from the pixel array

Abstract

【課題】ダイナミックレンジを狭めず、スポット光の撮像画像の左右に白い帯が発生するのを防止する。
【解決手段】信号電荷を生成する光電変換素子と、信号電荷を増幅する増幅トランジスタを含む行列状に配された複数の画素セルと、各同一列の画素セルの出力が共通に接続される複数の垂直信号線と、定電流源から定電流の供給を受ける基準トランジスタを含む、2個以上の基準電流源回路と、各垂直信号線に接続され、各ゲートが何れかの基準電流源回路の基準トランジスタのゲートと接続され、カレントミラーを構成する複数の負荷トランジスタを備え、各負荷トランジスタ及び基準トランジスタは、異なる箇所で共通の接地線に接続され、各カレントミラーを構成する基準トランジスタと負荷トランジスタが接地線と接続する接続点間距離が、各負荷トランジスタの隣接する接続点間距離より短い箇所が2箇所以上ある固体撮像装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体撮像装置に関し、特に光電変換された信号電荷を増幅して出力するMOS型の固体撮像装置に関する。
近年、ビデオカメラやデジタルスチルカメラ等への応用に適した固体撮像装置として、MOS(Meta Oxide Semiconductor)型の固体撮像装置の開発が各所で活発に進められている。この固体撮像装置は、セル毎に光電変換素子で光電変換された信号電荷をトランジスタで増幅して取り出すように構成されている。
図10は特許文献1に記載の従来の固体撮像装置の構成を示すブロック図である。固体撮像装置は、撮像部1、垂直走査を行うための垂直走査回路2、垂直信号線V1〜V3、垂直信号線V1〜V3にクリップ電圧を出力するためのクリップ回路3a〜3c、各垂直信号線に接続されたNMOS型のトランジスタ(以下、「トランジスタ」という。)である負荷トランジスタM51〜M53、GNDライン4、電圧入力端子5、制御線6、電源線7、基準電流源回路8、CDS回路9、水平走査回路10等から構成される。
撮像部1には、画素セル110〜330が行列状に配置されている。各列の画素セル(110〜130、210〜230、310〜330)は、垂直信号線V1〜V3の内、当該列に対応する垂直信号線にそれぞれ共通に接続され、各行の画素セル(110〜310、120〜320、130〜330)は、垂直走査回路2にそれぞれ接続する行選択線SEL1〜SEL3及びリセット線RST1〜RST3の内、当該行に対応する行選択線及びリセット線にそれぞれ共通に接続されている。
各画素セルは、フォトダイオード、フォトダイオードの電荷をリセットするためのリセットトランジスタ、フォトダイオードに蓄積された信号電荷を増幅させるための増幅トランジスタ、行を選択するための選択トランジスタ等からなる。
D11〜D33は各画素セルに含まれるフォトダイオード、M211〜M233は各画素セルに含まれるリセットトランジスタ、M311〜M333は、各画素セルに含まれる増幅トランジスタ、M411〜M433は、各画素セルに含まれる選択トランジスタを示す。
又、負荷トランジスタM51〜M53の各負荷トランジスタは当該負荷トランジスタと共通の垂直信号線に接続されている増幅トランジスタの負荷となるトランジスタである。負荷トランジスタM51〜M53の各ドレインはそれぞれ対応する垂直信号線に接続されている。M50は基準電流源回路8に含まれ、負荷トランジスタM51〜M53の各負荷トランジスタとの間でカレントミラーを構成し、電圧入力端子5から給電を受けて負荷トランジスタM51〜M53に流す定電流を設定するための基準となる基準トランジスタである。基準トランジスタM50、負荷トランジスタM51〜M53の各ソースは、共通のGNDライン4に接続されている。
各列の画素セルの増幅トランジスタは、ソースが当該列に対応する垂直信号線に共通に接続され、当該増幅トランジスタと共通の垂直信号線に接続された負荷トランジスタとソースフォロア回路を形成し、当該増幅トランジスタが含まれる画素セルのフォトダイオードにより生成された信号電荷に応じた信号電圧(Vx)を当該垂直信号線に出力する。
又、クリップ回路3aは、垂直信号線V1の電圧が所定の電圧以下にならないように一定電圧のクリップ電圧でクリップさせるクリップ用トランジスタM71と、クリップ用トランジスタM71を垂直信号線V1に接続させるためのクリップ接続用トランジスタM81とから構成される。
クリップ用トランジスタM71は、ソースが垂直信号線V1に接続され、ゲートがクリップ電圧を設定するための電源線7に接続され、ドレインがクリップ接続用トランジスタM81のソースに接続されている。クリップ接続用トランジスタM81のゲートは、クリップ動作を制御するための制御線6に接続されている。又、クリップ回路3b及び3cは、クリップ回路3aと同様に構成されている。
クリップ回路3a〜3cのクリップ用トランジスタM71〜M73の各ソースは、当該ソースが接続されている垂直信号線において、各画素セルの増幅トランジスタのソースと接続され、差動の構成となっている。
具体的には、各クリップ回路に係る垂直信号線に増幅トランジスタを介して読み出される信号電圧(Vx)は、当該増幅トランジスタのゲート電圧が、当該クリップ回路のクリップ用トランジスタのゲートに印加されるクリップ電圧よりも充分高い場合には、当該クリップ用トランジスタは、オフしているため、当該増幅トランジスタのゲート電圧に応じた信号電圧(Vx)が垂直信号線に読み出され、当該増幅トランジスタのゲート電圧が低下し、クリップ電圧に近づいてくると、当該増幅トランジスタに対応するクリップ用トランジスタがオンして、増幅トランジスタのゲート電圧がクリップ電圧よりも低くなった場合にも垂直信号線の信号電圧(Vx)が、クリップ電圧以下にならないように制御される。
次に、図10に示す従来の固体撮像装置の動作について説明する。まず、各画素セル内のフォトダイオードD11〜D33に光が受光されると、各々のフォトダイオードは信号電荷を生成し蓄積する。蓄積された信号電荷は、垂直走査回路2によって垂直走査されながら、各画素セルの行毎に順次当該画素セルの増幅トランジスタによって増幅され、信号電圧(Vx)として当該増幅トランジスタのソースが接続している垂直信号線に読み出される。
1行目が選択された場合には、選択トランジスタM411〜M431のゲートが接続された行選択線SEL1の信号がハイレベルとなり、増幅トランジスタM311〜M331がアクティブとなる。これによって、1行目の画素セル110〜310の各画素セルの信号電荷が増幅トランジスタM311〜M331を介してそれぞれ増幅されて垂直信号線V1〜V3に信号電圧(Vx)として読み出される。
次いで、リセットトランジスタM211〜M231の各ゲートがそれぞれ接続された行選択線RST1の信号がハイレベルとなり、フォトダイオードD11〜D31に蓄積された信号電荷がリセットされる。
次に、2行目の画素セル120〜320が選択され、同様にして2行目の各画素セルの信号電荷が増幅されて信号電圧(Vx)として垂直信号線V1〜V3に読み出される。3行目以降も同様にして垂直信号線V1〜V3に信号電圧(Vx)が順次読み出される。
ここで、フォトダイオードに蓄積される信号電荷の量は、当該フォトダイオードが受光する光の受光量が大きいほど、増加し、当該増加に応じて当該フォトダイオードとゲートが接続されている増幅トランジスタのゲート電位がリセット時の電位から下がり、それに応じて当該増幅トランジスタから垂直信号線に出力される信号電圧(Vx)が低下する。
又、垂直信号線V1〜V3は、それぞれ対応する負荷トランジスタのドレインに接続されているため、非常に照度が高い光を受光している画素セルと接続している垂直信号線では、当該画素セルから読み出される信号電圧(Vx)が大きく低下し、当該垂直信号線に接続している負荷トランジスタのドレイン・ソース間の電圧(以下、「Vds」という。)が0Vとなり、当該負荷トランジスタがオフしてしまい、当該負荷トランジスタのドレイン・ソース間に電流が流れなくなる。
さらに、負荷トランジスタM51〜M53のソースは、それぞれ共通のGNDライン4に接続されているため、ある行の各画素セルの信号電圧(Vx)が垂直信号線V1〜V3に読み出されている時に、何れかの垂直信号線に接続されている負荷トランジスタがオフしてしまうと、オフした負荷トランジスタに電流が流れなくなる分だけ、GNDライン4に流れ込む電流量が少なくなり、GNDライン4の配線インピダンスに起因する電圧降下量が減少する。
このGNDライン4上における電圧降下量の減少により、GNDライン4に接続している、オフしていない負荷トランジスタのソース側の電位が低下するが、当該負荷トランジスタのゲート側の電位は、変動しない。このため、ソース側の電位の低下分だけオフしていない負荷トランジスタのゲート・ソース間電圧が高くなり、それに伴い、当該負荷トランジスタのドレイン・ソース間を流れる電流量が増加し、当該負荷トランジスタのVdsが低下する。
従って、例えば、負荷トランジスタをオフさせるような照度が非常に高いスポット光が固体撮像装置に入射されたような場合には、当該スポット光が入射された画素セルの左右の、本来光の入射されていない画素セルの信号電圧(Vx)が、本来の値より低く検出されることになり、その結果、当該スポット光の撮影画像においてスポット光の左右に白っぽい帯が発生するという問題が生じてしまう。
そこで、図10に示す従来の固体撮像装置においては、この問題を解消するため、クリップ回路3a〜3cが設けられ、垂直信号線V1〜V3の各電圧が所定の電圧以下にならないように一定電圧でクリップされ、照度が非常に高いスポット光が画素セルに入射された場合においても、当該画素セルが接続している垂直信号線の負荷トランジスタのVdsが0Vになって負荷トランジスタがオフしないようにしている。
これにより、GNDライン4の配線インピダンスに起因する電圧降下量の変動をなくし、オフしていない負荷トランジスタを流れる電流量が変動するのを防止し、照度が非常に高いスポット光が画素セルに入射された場合においても、撮影画像において当該スポット光の左右に白っぽい帯が発生しないようにすることができる。
特開2001−230974
従来技術では、クリップ電圧は、負荷トランジスタM51〜53のVdsが飽和領域で動作するための最低電圧(飽和領域の下限の境界値)以下にならないように設定されているため、Vdsが最低電圧以上となる飽和領域では、クリップ回路3a〜3cは、オフされてしまい、機能しない。
一方、負荷トランジスタのVdsが飽和領域内に有る場合においても、チャネル長変調効果により、Vdsの低下とともに、負荷トランジスタのドレイン・ソース間を流れる電流量が徐々に減少する。これにより、選択された画素セルの行において、検出される信号電圧が最低電圧付近になるような照度のスポット光を入射された画素セルが多く含まれているような場合においては、チャネル長変調効果により、当該画素セルに垂直信号線を介して接続される負荷トランジスタのドレイン・ソース間を流れる電流量の低下量が大きくなる。
その結果、GNDライン4に流れ込む電流量が少なくなり、GNDライン4の配線インピダンスに起因する電圧降下量が減少し、負荷トランジスタがオフした場合と同様の理由で撮影画像においてスポット光の左右に白っぽい帯が発生するという問題が生じてしまう。
さらに、従来技術では、クリップ回路3a〜3cにより、画素セルから読み出される信号電圧(Vx)が、最低電圧以下にならないように設定されるため、その分、画素セルから読み出される信号電圧のダイナミックレンジが狭くなり、高照度側の検出感度が低くなってしまうという問題が生じる。
そこで、本願発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、信号電圧のダイナミックレンジを狭めることなく、照度の高いスポット光が入射された画像において、当該スポット光の左右に白っぽい帯が発生するのを防止することが可能な固体撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、受光量に応じて信号電荷を生成する光電変換素子と、生成した信号電荷を信号電圧として増幅して出力する増幅トランジスタとを含む行列状に配置された複数の画素セルと、各列において同一列の画素セルの出力が共通に接続されている複数の垂直信号線と、定電流源に接続され、当該定電流源から定電流の供給を受ける基準トランジスタをそれぞれ含む、少なくとも2個以上の基準電流源回路と、各列の垂直信号線に1個ずつ接続され、各ゲートが何れかの基準電流源回路に含まれる基準トランジスタのゲートと接続され、当該基準トランジスタとカレントミラーを構成する複数の負荷トランジスタと、を備え、各列の垂直信号線に接続されている前記各負荷トランジスタ及び前記各基準トランジスタは、それぞれ異なる箇所で共通の接地線に接続され、
前記接地線上において、各カレントミラーを構成する前記基準トランジスタと前記負荷トランジスタとがそれぞれ前記接地線と接続する接続点間の距離が、前記接地線上における前記各負荷トランジスタの隣接する接続点間の距離よりも短い箇所が2箇所以上あることとすることができる。
ここで、前記基準電流源回路は、各列の垂直信号線に接続されている負荷トランジスタ毎に設けられ、当該基準電流源回路に含まれる基準トランジスタと当該負荷トランジスタとがそれぞれ前記接地線と接続する接続点間の距離が、前記接地線上における前記各負荷トランジスタの隣接する接続点間の距離よりも短いこととすることができる。
さらに、前記各基準電流源回路の内、所定の1つの前記基準電流源回路には、当該基準電流源回路以外の前記各基準電流源回路の基準トランジスタに定電流を流すための給電のオン、オフを切替える給電切替スイッチが設けられ、前記所定の1つを除く前記各基準電流源回路には、当該基準電流源回路の基準トランジスタのゲートと当該基準トランジスタとカレントミラーを構成する負荷トランジスタのゲートとの接続のオン、オフを切替える第1切替スイッチと、当該負荷トランジスタのゲートと前記所定の1つの前記基準電流源回路の基準トランジスタのゲートとの接続のオン、オフを切替える第2切替スイッチとが設けられ、前記給電切替スイッチ及び各第1切替スイッチに共通に接続され、前記給電切替スイッチ及び各第1切替スイッチを全てオンにするか、全てオフにするかの切替を行う第1制御信号線と、各第2切替スイッチに共通に接続され、各第2切替スイッチを全てオンにするか、全てオフにするかの切替を行う第2制御信号線と、を備え、第1及び第2制御信号線を用いてスイッチの切替を行わせることが可能なこととすることができる。
又、前記基準電流源回路は、それぞれ所定数の垂直信号線毎に当該垂直信号線に接続されている負荷トランジスタについて設けられ、当該基準電流源回路に含まれる基準トランジスタと当該負荷トランジスタとがそれぞれ前記接地線と接続する接続点間の距離が、前記接地線上における前記各負荷トランジスタの隣接する接続点間の距離よりも短いこととしてもよい。
上記構成を備えることにより、カレントミラーを構成する基準トランジスタと負荷トランジスタとがそれぞれ接地線と接続する接続点間の距離が、当該接続上における各負荷トランジスタの隣接する接続点間の距離よりも短い距離にある負荷トランジスタについては、接続点間の配線距離が短く、当該距離における配線インピダンスが小さいので、接地線の配線インピダンスの影響をほとんど受けることなく、定電流源から基準トランジスタに供給される定電流とほぼ同じ大きさの電流を流すことができる。
これにより、照度の高いスポット光が入射された画素セルと垂直信号線を介して接続される負荷トランジスタがオフしたり、チャネル長変調効果により当該負荷トランジスタを流れる電流量が低下したりすることにより、接地線に流れ込む電流量が減少して接地線における配線インピダンスによる電圧降下量が減少した場合においても、カレントミラーを構成する基準トランジスタと負荷トランジスタとがそれぞれ接地線と接続する接続点間の距離が各負荷トランジスタの隣接する接続点間の距離より短い、当該カレントミラーを構成する負荷トランジスタを流れる電流量は、ほとんど変動せず、当該負荷トランジスタのドレイン・ソース間電圧は、一定に保たれ、当該ドレイン・ソース間電圧の低下により、撮影画像において、スポット光の左右に白っぽい帯が発生するのを有効に防止することができる。
さらに、上記構成においては、垂直信号線の電圧が所定の電圧以下にならないように一定電圧でクリップされないので、信号電圧のダイナミックレンジが狭くならないようにすることができる。
実施の形態1に係る固体撮像装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る固体撮像装置の変形例1の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る固体撮像装置の変形例2の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る固体撮像装置の変形例3の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る固体撮像装置の変形例4の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る固体撮像装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る固体撮像装置の動作の具体例を説明するための図である。 VdsとIdsとの対応関係を示す図である。 比較例に係る固体撮像装置の動作の具体例を説明する図である。 従来の固体撮像装置の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施形態において固体撮像装置を構成する各回路素子は、例えば半導体集積回路の製造技術によって単結晶シリコンのような1個の半導体基板上に形成されているものとするが、これに限定するものではない。また、以下の実施形態においては、簡単のため3行3列の画素アレイとしているが、もちろんこれに限定されるものではない。更に、以下の実施形態においてNMOS型のトランジスタは単に「トランジスタ」ということとする。
なお、以下において、従来技術に係る固体撮像装置の構成要素と同一の構成要素については、同一の番号を付与することとする。
(実施の形態1)
<構成>
図1は本発明の実施の形態1に係る固体撮像装置の構成を示すブロック図である。同図に示すように、本発明の実施の形態1に係る固体撮像装置は、撮像部1、垂直走査を行うための垂直走査回路2、垂直信号線V1〜V3、ドレインが各垂直信号線に接続された負荷トランジスタM51〜M53、GNDライン4、電圧入力端子5、基準電流源回路8a〜8c、CDS回路9、水平走査回路10等から構成される。
撮像部1には、画素セル110〜330が行列状に配置されている。各列の画素セル(110〜130、210〜230、310〜330)は、垂直信号線V1〜V3内、当該列に対応する垂直信号線にそれぞれ共通に接続され、各行の画素セル(110〜310、120〜320、130〜330)は、垂直走査回路2にそれぞれ接続する行選択線SEL1〜SEL3及び共通のリセット線RST1〜RST3の内、当該行に対応する行選択線及びリセット線にそれぞれ共通に接続されている。
各画素セルは、フォトダイオード、フォトダイオードの電荷をリセットするためのリセットトランジスタ、フォトダイオードに蓄積された信号電荷を増幅させるための増幅トランジスタ、行を選択するための選択トランジスタ等からなる。
D11〜D33は各画素セルに含まれるフォトダイオード、M211〜M233は各画素セルに含まれるリセットトランジスタ、M311〜M333は、各画素に含まれる増幅トランジスタ、M411〜M433は、各画素に含まれる選択トランジスタを示す。
増幅トランジスタM311〜M333は、各ソースが垂直信号線に接続され、各ゲートが、当該増幅トランジスタを含む画素セルのフォトダイオードのカソード側及び当該画素セルのリセットトランジスタのソースとそれぞれ接続され、各ドレインが当該画素セルの選択トランジスタのソースと接続されている。
各増幅トランジスタは、当該増幅トランジスタと共通の垂直信号線に接続された負荷トランジスタとソースフォロア回路を形成し、対応するフォトダイオードにより生成された信号電荷に応じた信号電圧(Vx)を垂直信号線に出力する。
負荷トランジスタM51〜M53は、それぞれ、当該負荷トランジスタと共通の垂直信号線に接続されている増幅トランジスタの負荷となるトランジスタである。負荷トランジスタM51〜M53の各ソースは、GNDライン4に接続され、各ゲートは、基準電流源回路8a〜8cの内、対応する基準電流源回路に含まれる基準トランジスタのゲートと接続され、各ドレインはそれぞれ対応する垂直信号線に接続されている。
基準電流源回路8a〜8cは、何れも同一の構成要素を備えているので、以下、主として基準電流源回路8aについて説明する。基準電流源回路8aは、基準トランジスタ50とPMOSトランジスタM101とから構成される。
PMOSトランジスタM101は、ソースが定電圧源に接続され、ゲートが電圧入力端子5に接続され、ドレインが基準トランジスタ50のゲートとドレインに接続され、電圧入力端子5からゲートに定電圧の供給を受けて基準トランジスタ50に定電流を流すPMOSトランジスタである。
基準トランジスタ50は、ソースがGNDライン4に接続され、ゲートが負荷トランジスタ51のゲート及びPMOSトランジスタM101のドレインに接続され、ドレインがPMOSトランジスタM101のドレイン接続されている。
そして、基準トランジスタ50と負荷トランジスタ51とはカレントミラーを構成し、両者はそれぞれ、GNDライン4と接続する接続点間の距離が近傍の距離になるように配置されている。
ここで、「近傍の距離」とは、0よりも大きく、負荷トランジスタM51〜M53がそれぞれ、GNDライン4と接続する接続点の内、隣接する接続点間の各距離よりも短い距離のことをいう。基準トランジスタ50と負荷トランジスタ51とが、それぞれGNDライン4と接続する接続点間の距離は、GNDライン4の配線インピダンスの影響をできる限り小さくするという観点から、できるだけ0に近い距離であることが望ましい。
同様に基準電流源回路8bは、基準トランジスタM92とPMOSトランジスタM102とから、基準電流源回路8cは、基準トランジスタM93とPMOSトランジスタM103とからそれぞれ構成される。
そして、基準トランジスタM92と負荷トランジスタM52とは、カレントミラーを構成し、両者はそれぞれ、GNDライン4と接続する接続点間の距離が近傍の距離になるように配置されている。
同様に、基準トランジスタM93と負荷トランジスタM53とはカレントミラーを構成し、両者はそれぞれ、GNDライン4と接続する接続点間の距離が近傍の距離になるように配置されている。
CDS(Correlated Double Sampling)回路9は、垂直信号線V1〜V3に読み出される信号電圧(Vx)をサンプルホールドし、相関二重サンプリングを行う回路である。
ここで、「相関二重サンプリング」とは、時系列で入力される2つの電圧信号(リセット時に垂直信号線V1〜V3の各垂直信号線にそれぞれ読み出される信号電圧と、フォトダイオードにより生成された信号電荷の読出し時に当該垂直信号線に読み出される信号電圧)をサンプリングしてその差分を信号電荷に起因する信号電圧として検出して出力する処理のことをいう。
検出した各信号電圧の出力は、水平走査回路10から出力される、信号電圧の出力タイミングを示すタイミング信号H1〜H3が順次ハイレベルになるに従って、対応する信号電圧を外部に出力する。
<動作>
次に本発明の第1の実施の形態に係る固体撮像装置の動作について説明する。
図1に示す各画素セル内のフォトダイオードD11〜D33に光が受光されると、各々のフォトダイオードは光の受光量に応じた信号電荷を生成し蓄積する。蓄積された信号電荷は、垂直走査回路2によって垂直走査されながら行毎に順次対応する増幅トランジスタによって増幅されて信号電圧(Vx)として垂直信号線V1〜V3に読み出される。
1行目が選択された場合には、選択トランジスタM411〜M431のゲートが接続された行選択線SEL1の信号がハイレベルとなり、増幅トランジスタM311〜M331がオン状態となる。これによって、1行目の各画素セルのフォトダイオードによって蓄積された信号電荷が当該画素セルの増幅トランジスタによって増幅されて当該増幅トランジスタと接続している垂直信号線に信号電圧(Vx)として読み出される。次いで、リセットトランジスタM211〜M231のゲートが接続された行選択線RST1の信号がハイレベルとなり、1行目の各画素セルのフォトダイオードに蓄積された信号電荷がリセットされる。
次に、2行目が選択され、同様にして2行目の各画素セルのフォトダイオードによって蓄積された信号電荷が当該画素セルの増幅トランジスタによって増幅されて当該増幅トランジスタと接続している垂直信号線に信号電圧(Vx)が読み出される。3行目以降も同様にして各垂直信号線に信号電圧(Vx)が読み出される。
ここで、何れかの行の画素セルにおいて、照度が非常に高いスポット光が入射された場合には、当該画素セルと接続している垂直信号線では、当該画素セルから出力される信号電圧(Vx)が0Vまで大きく低下する。そうすると、当該垂直信号線に接続している負荷トランジスタのドレイン・ソース間の電圧(以下、「Vds」という。)が0Vとなるため、当該負荷トランジスタがオフしてしまう。そして、負荷トランジスタがオフすると、当該負荷トランジスタのドレイン・ソース間に電流が流れなくなり、オフした負荷トランジスタに電流が流れなくなる分だけ、GNDライン4に流れ込む電流量が少なくなり、GNDライン4の配線インピダンスに起因する電圧降下量が減少する。
一方、負荷トランジスタM51〜M53の各負荷トランジスタは、対応する基準電流源回路と接続され、各基準電流源回路のPMOSトランジスタは、ゲート・ソース間に一定の電圧が供給されるように、それぞれ、ゲート及びソースが異なる定電圧源に接続されている。このため、各PMOSトランジスタのゲート・ソース間には、GNDライン4における電圧降下量の変動の有無に関らず、一定の電圧が供給され、当該PMOSトランジスタのソース・ドレイン間には、当該一定の電圧に応じた大きさの電流(以下、「一定電流」という。)が流れる。そして、当該PMOSトランジスタのドレインとドレインが接続されている基準トランジスタのドレイン・ソース間にもGNDライン4における電圧降下量の変動の有無に関らず、一定電流が流れ、当該基準トランジスタのゲート・ソース間の電圧は、変動しない。
さらに、各基準トランジスタと当該基準トランジスタに対応する負荷トランジスタとは、カレントミラーを構成しているため、各基準トランジスタのゲート・ソース間の電圧と、当該基準トランジスタに対応する負荷トランジスタのゲート・ソース間の電圧が等しい場合には、当該負荷トランジスタのドレイン・ソース間にもGNDライン4における電圧降下量の変動の有無に関らず、一定電流を流すことができる。
ここで、各基準トランジスタと当該基準トランジスタに対応する負荷トランジスタとは、ゲート同士が接続され、両ゲート間を流れる電流量は、微量であることから、両ゲートを結ぶ接続線における配線インピダンスによる電圧降下量は、ほぼ0に等しく、両者のゲートの電位は、等しいと考えられる。
これに対し、GNDライン4を流れる電流量は、微量でないため、配線インピダンスに起因する電圧降下の影響で、GNDライン4上における両者のソースの電位の差は、両者のGNDライン4上における接続点間の距離に応じて大きくなるが、本実施の形態に係る固体撮像装置においては、両者のGNDライン4上における接続点間の距離が近傍の距離になるように構成されているので、両者のソース間の電位差を小さくすることができ、特に、両者の接続点間の距離を配線インピダンスがほぼ0に等しくなるような距離とすることにより、両者のソースの電位の差をなくすことができる。
その結果、各基準トランジスタのゲート・ソース間の電圧と当該基準トランジスタに対応する負荷トランジスタのゲート・ソース間の電圧との差は小さくなり、対応する負荷トランジスタには、GNDライン4における電圧降下量の変動の影響を受けることなく、一定電流とほぼ同じ大きさの電流が流れる。
これにより、何れかの行の画素セルに、照度の高いスポット光が入射された画素セルが有り、当該画素セルと垂直信号線を介して接続される負荷トランジスタがオフしたり、チャネル長変調効果により当該負荷トランジスタを流れる電流量が減少してGNDライン4に流れ込む電流量が減少し、GNDライン4における配線インピダンスに起因する電圧降下量が減少した場合においても、当該負荷トランジスタを除く負荷トランジスタのドレイン・ソース間には、一定電流とほぼ同じ大きさの電流が流れるので、当該ドレイン・ソース間の電流量は、ほとんど変動せず、当該変動に伴って負荷トランジスタのVdsが低下するのを防ぐことができ、撮影画像において、スポット光の左右に白っぽい帯が発生するのを有効に防止することができるという効果が得られる。
さらに、本固体撮像装置においては、垂直信号線V1〜V3の各電圧が所定の電圧以下にならないように一定電圧でクリップされないので、信号電圧のダイナミックレンジが狭くならないようにすることができるという効果も得られる。
以下、上記の効果について、具体例を挙げてさらに説明する。図7は、実施の形態1に係る固体撮像装置の動作の具体例を説明するための図である。同図において120a、220a、320aは、画素セルの構成要素ではないが、画素セル120、220、320(当該固体撮像装置の2行目の画素セル)にそれぞれ入射された光の明るさの程度を示したイラスト図形を表す。ここでは、画素セル120には、照度の高い明るい光が入射され、画素セル220及び320には、光が全く入射されていないことを各対応するイラスト図形によって示している。
さらに、同図のIds51は、負荷トランジスタM51を流れる電流を、Ids52は、負荷トランジスタM52を流れる電流を、Ids53は、負荷トランジスタM53を流れる電流を、それぞれ示す。そして、同図のVds51は、負荷トランジスタM51のVdsを、Vds52は、負荷トランジスタM52のVdsを、Vds53は、負荷トランジスタM53のVdsをそれぞれ示す。
又、同図の11は、GNDライン4の配線インピダンスを示し、12は、イラスト図形120a、220a、320aによって示す光が画素セル120〜320に入射された場合に、固体撮像装置から出力される撮影画像のイメージを示すイメージ図を示す。
この場合、光が全く入射されなかった画素セル220及び320のフォトダイオードD22、D32では、信号電荷が生成されないため、垂直信号線V2、V3に読み出される信号電圧(Vx)は最大となり、これに応じてVds52、Vds53は、それぞれ、最大値(VRST)に達する。
図8は、Vdsと負荷トランジスタのドレイン・ソース間を流れる電流Idsとの対応関係を示す図である。同図に示すように、Vdsが、82で示す飽和領域の範囲内にある場合には、チャネル長変調効果により、Vdsが、最大値であるVRSTから飽和領域の下限の境界値(Vc)まで減少するのに応じて、Idsは、ICONST(VdsがVRSTの時に負荷トランジスタに流れる電流値)からIc(VdsがVcの時に負荷トランジスタに流れる電流値、Ic<ICONST)までなだらかに減少する。そして、VdsがVcよりさらに減少し、81で示す非飽和領域に入ると、Idsが急激に減少し、最終的に電流が流れなくなり(Ids=0となる)、負荷トランジスタがオフする。
画素セル120に入射される光の照度が高くなる程、その信号電圧(Vx)は、低下し、それに伴いVds51は減少するので、図8に示す対応関係から、Ids51は、ICONSTから減少する。例えば、Vds51が飽和領域にある場合には、最大で、(ICONST―Ic)に相当する電流量が減少し、Vds51が非飽和領域にある場合には、最大で、ICONSTに相当する電流量が減少する。
そして、Ids51が減少すると、画素セル120に光が入射されなかった場合に比べ、GNDライン4に流れ込む電流量が減少し、それに伴い、GNDライン4における電圧降下量が減少する。
しかしながら、負荷トランジスタM52、M53には、負荷トランジスタ52、53とそれぞれ接続する基準電流源回路8b、8cが設けられ、負荷トランジスタM52、M53には基準電流源回路8b、8cを介してそれぞれ一定電流とほぼ同じ大きさの電流が流されるので、GNDライン4における電圧降下量が減少しても、それに伴い、Vds52、Vds53は低下せず、図7の12のイメージ図に示すように、画素セル220及び320に対応する撮影画像が、白っぽくなるのを防止することができる。
一方、図9に示すように、実施の形態1に係る固体撮像装置と異なり、基準トランジスタM50がGNDライン4と接続する接続点と、負荷トランジスタM51〜M53がそれぞれGNDライン4と接続する接続点との間の各距離が全て近傍の距離になるように配置されていない回路構成を有する比較例に係る固体撮像装置においては、画素セル120に照度の高いスポット光が入射された場合に、画素セル220及び320に対応する撮影画像が白っぽくなるのを完全に防止することができない。以下、図9を参照して比較例について説明する。同図において図7と同一の構成要素については、図7と同一の番号又は符号を付している。
同図の13は、イラスト図形120a、220a、320aによって示す光が画素セル120〜320に入射された場合に、固体撮像装置から出力される撮影画像のイメージを示すイメージ図である。
この場合も、図7に示す具体例の場合と同様に、画素セル120に入射される光の照度が高くなる程、その信号電圧(Vx)は、画素セル120に光が入射されなかった場合に比べ、低下し、それに伴いVds51は減少するので、図8に示す対応関係から、Ids51は、ICONSTから減少する。
そして、Ids51が減少すると、画素セル120に光が入射されなかった場合に比べ、GNDライン4に流れ込む電流量が減少し、GNDライン4における電圧降下量が小さくなる。
比較例に係る固体撮像装置においては、図9に示すように、クリップ回路3a〜3cが設けられているため、画素セル120に入射される光の照度が、高くなっても、Vds51は、Vc以下にならないように設定されるが、飽和領域内ではクリップ回路3a〜3cは機能しないため、飽和領域内においては、Ids51は、画素セル120の照度が高くなるほど、チャネル長変調効果により低下し、それに伴い、GNDライン4における電圧降下量が減少する。この影響により、負荷トランジスタがオフした場合と同様の理由により、Vds52、Vds53が低下し、撮影画像において、画素セル220及び320に対応する画像が白っぽくなってしまう。
具体的には、画素セル120の照度が低く、画素セル220及び320との照度差が小さい場合には、チャネル長変調効果によるIds51の低下量は無視できるため、GNDライン4における電圧降下量の減少はほとんどないが、画素セル120の照度が高くなるに従って、チャネル長変調効果によるIds51の低下量を無視しえなくなり、これにより、GNDライン4における電圧降下量が減少し、それに伴い、Vds52、Vds53が低下し、撮影画像において、画素セル220及び320に対応する画像が白っぽくなってしまう。
一方、上述したように、実施の形態1に係る固体撮像装置においては、飽和領域内においてIds51が低下しても、それに伴い、Vds52、Vds53が低下することはないので、飽和領域内においても画素セル220及び320に対応する画像が白っぽくなるのを防止することができ、この点において、比較例に係る固体撮像装置よりもすぐれている。
さらに、実施の形態1に係る固体撮像装置においては、図9に示す比較例に係る固体撮像装置のように、VdsがVc以下にならないようにするためのクリップ回路3a〜3cが設けられていないので、図8の84に示すように、検出可能な信号電圧のダイナミックレンジを広くとることができ、信号電圧がVc以下の範囲においても照度差を検出することができる。
従って、実施の形態1に係る固体撮像装置は、比較例に係る固体撮像装置において検出可能な信号電圧のダイナミックレンジ(図8において、83で示す範囲)に比べ、高照度側の検出感度がすぐれている。

(実施の形態2)
本実施の形態2に係る固体撮像装置は、基準電流源回路と当該基準電流源回路に対応する負荷トランジスタとの接続のオン・オフが切替えられる構成となっている点において、実施の形態1に係る固体撮像装置と相違する。これにより、電力消費の大きい基準電流源回路の使用頻度を制御し、固体撮像装置の駆動時において、電力消費の大きい基準電流源回路が不必要に多く利用されて電力消費量が大きくならないように制御することができる。以下、実施の形態1に係る固体撮像装置と異なる点を中心に説明する。
図6は、本発明の実施の形態2に係る固体撮像装置の構成を示すブロック図である。同図において、実施の形態1の固体撮像装置と同一の構成要素については、同一の番号が付与されている。
本実施の形態2に係る固体撮像装置においては、画素セル113〜333の各画素セルのフォトダイオードのカソード側と増幅トランジスタのゲートとの間に転送トランジスタ(M111〜M133)が設けられ、さらに各画素セルの選択トランジスタをなくした構成としている。
そして、各行の画素セルの増幅トランジスタ(M311〜M313、M321〜M323、M331〜M333)のドレインは、それぞれ、垂直走査回路2に接続する行選択線VDDCELL1〜VDDCELL3の内の対応する行の行選択線に共通に接続されている。
各行の画素セルの転送トランジスタ(M111〜M113、M121〜M123、M131〜M133)の各ゲートは、それぞれ、垂直走査回路2に接続する行選択線TRANS1〜TRANS3の内の対応する行選択線に共通に接続されている。
さらに、本実施の形態2に係る固体撮像装置は、基準電流源回路8a〜8cの代わりに、基準電流源回路80a〜80cを備える。基準電流源回路80aは、
ソースが電源線に接続され、ゲートが電圧入力端子5に接続され、ドレインが基準トランジスタ50のゲートとドレインに接続され、電圧入力端子5からゲートに定電圧の供給を受けて基準トランジスタ50に定電流を流すPMOSトランジスタM101と、ソースが切替トランジスタMR2のドレインと接続され、ゲートが制御信号線SW2に接続され、ドレインが電源線に接続されている切替トランジスタMR1と、ソースが電圧入力端子5に接続され、ゲートが制御信号線SW1に接続され、ドレインが切替トランジスタMR1のソースに接続された切替トランジスタMR2と、ソースがGNDライン4に接続され、ゲートが負荷トランジスタ51のゲート及びPMOSトランジスタM101のドレインに接続され、ドレインがPMOSトランジスタM101のドレイン接続されている基準トランジスタ50を備え、負荷トランジスタ51とカレントミラーを構成している。
基準トランジスタ50と負荷トランジスタ51は、両者がそれぞれ、GNDライン4と接続する接続点間の距離が近傍の距離になるように配置されている。
基準電流源回路80b、80cは、何れも同一の構成要素を備えているので、以下、主として基準電流源回路80bについて説明する。基準電流源回路80bは、ソースが定電圧源に接続され、ゲートが基準電流源回路80aの切替トランジスタMR1のソースと切替トランジスタMR2のドレインに接続され、ドレインが基準トランジスタM92のドレインに接続され、切替トランジスタMR2を介して電圧入力端子5からゲートに定電圧の供給を受けて基準トランジスタ92に定電流を流すPMOSトランジスタM102と、ソースが基準トランジスタM50のゲートに接続され、ゲートが制御信号線SW2に接続され、ドレインが基準トランジスタM92のドレインに接続された切替トランジスタMR3と、ソースがGNDライン4に接続され、ゲートが切替トランジスタMR5のドレインに接続され、ドレインがPMOSトランジスタM102のドレイン接続された基準トランジスタM92と、ソースがGNDライン4に接続され、ゲートが制御信号線SW2に接続され、ドレインが基準トランジスタM92のゲートに接続された切替トランジスタMR5と、ソースが切替トランジスタMR5のドレインに接続され、ゲートが制御信号線SW1に接続され、ドレインが基準トランジスタM92のドレインに接続された切替トランジスタMR4とを備え、負荷トランジスタM52とカレントミラーを構成している。
基準トランジスタM92と負荷トランジスタM52は、両者がそれぞれ、GNDライン4と接続する接続点間の距離が近傍の距離になるように配置されている。
基準電流源回路80cは、基準電流源回路80bと同一の構成要素を備え、各構成要素は、基準電流源回路80bの場合と同様に接続され、負荷トランジスタM53とカレントミラーを構成している。基準電流源回路80cの基準トランジスタM93と負荷トランジスタM53は、両者がそれぞれ、GNDライン4と接続する接続点間の距離が近傍の距離になるように配置されている。
制御信号線SW1がオン状態になると、制御信号線SW1にゲートが接続されている切替トランジスタMR2、切替トランジスタMR4、切替トランジスタMR7がそれぞれオンする。切替トランジスタMR2がオンすることにより、電圧入力端子5とPMOSトランジスタM102及びPMOSトランジスタM103の各ゲートとが接続され、電圧入力端子5からPMOSトランジスタM102及びPMOSトランジスタM103の各ゲートに定電圧が供給される。
さらに切替トランジスタMR4、切替トランジスタMR7がそれぞれオンすることにより、基準トランジスタM92のゲートと負荷トランジスタM52のゲート、基準トランジスタM93のゲートと負荷トランジスタM53のゲートがそれぞれ接続される。
そして制御信号線SW1がオン状態のときに、制御信号線SW2がオフ状態になると、制御信号線SW2にゲートが接続されている切替トランジスタMR1、切替トランジスタMR3、切替トランジスタMR5、切替トランジスタMR6、切替トランジスタMR8がそれぞれオフされ、基準トランジスタM50とトランジスタM52、基準トランジスタM50と負荷トランジスタM53とがそれぞれ、非接続になる。
このように、制御信号線SW1をオン状態とし、制御信号線SW2をオフ状態にすることにより、実施の形態1の場合と同様に、基準電流源回路80aと負荷トランジスタM51との間、基準電流源回路80bと負荷トランジスタM52との間、及び基準電流源回路80cと負荷トランジスタM53との間でそれぞれカレントミラーを構成し、各基準電流源回路から対応する負荷トランジスタに定電流を供給することができる。
一方、制御信号線SW1がオフ状態になると、制御信号線SW1にゲートが接続されている切替トランジスタMR2、切替トランジスタMR4、切替トランジスタMR7がそれぞれオフし、電圧入力端子5とPMOSトランジスタM102及びPMOSトランジスタM103の各ゲートとが非接続となり、電圧入力端子5からPMOSトランジスタM102及びPMOSトランジスタM103の各ゲートへの定電圧の供給が停止され、基準トランジスタM92のゲートと負荷トランジスタM52のゲート間、基準トランジスタM93のゲートと負荷トランジスタM53のゲート間がそれぞれ非接続になる。
そして制御信号線SW1がオフ状態のときに、制御信号線SW2がオン状態になると、制御信号線SW2にゲートが接続されている切替トランジスタMR1、切替トランジスタMR3、切替トランジスタMR5、切替トランジスタMR6、切替トランジスタMR8がそれぞれオン状態になり、基準トランジスタM50とトランジスタM52のゲート間、基準トランジスタM50と負荷トランジスタM53のゲート間がそれぞれ接続されるとともに、切替トランジスタMR1を介して電源線から電圧の供給を受けてPMOSトランジスタM102、PMOSトランジスタM103の各ゲート電圧が上昇し、各PMOSトランジスタがオフする。
このように、制御信号線SW1をオフ状態とし、制御信号線SW2をオン状態にすることにより、基準電流源回路80bと負荷トランジスタM52との間、及び基準電流源回路80cと負荷トランジスタM53との間のカレントミラーの接続がそれぞれ、非接続となり、従来技術の場合と同様に、基準電流源回路80aと負荷トランジスタM51〜M53の各負荷トランジスタとの間でカレントミラーを構成し、基準電流源回路80aから負荷トランジスタM51〜M53に定電流を供給することができる。
従って、制御信号線SW1及び制御信号線SW2のオン・オフを上記のように切替えることにより、負荷トランジスタM51〜M53の各負荷トランジスタへの定電流の供給方式を、実施の形態1に係る供給方式と従来技術に係る供給方式との何れかに切替えることが可能となる。
例えば、固体撮像装置に被写体の照度を検出する検出部を設け、当該検出部による照度の検出結果に応じて、定電流の供給方式を切替えるように制御することとしてもよい。
具体的には、スポット光による白い帯が目立ちにくい、被写体の照度が高い高照度条件下では、定電流の供給方式を従来技術に係る供給方式に切り替え、スポット光による白い帯が目立ちやすい、被写体の照度が低い低照度条件下では、定電流の供給方式を実施の形態1に係る供給方式に切替えるように制御することとしてもよい。
このように制御することにより、スポット光による白い帯が目立ちにくい高照度条件下では、電力消費量の大きい実施の形態1に係る供給方式の代わりに電力消費量の少ない従来技術に係る供給方式で定電流を供給し、その分、固体撮像装置における電力消費量を少なくすることができる。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明が上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施形態に施した各変形例や、異なる実施形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。例えば、以下のような変形例を実施することができる。
(1)実施の形態1に係る固体撮像装置において、各画素セルのフォトダイオードのカソード側と増幅トランジスタのゲートとの間に転送トランジスタを設けることとしてもよい。具体的には、以下に示すように構成することとしてもよい。
図2は、本変形例に係る固体撮像装置の構成を示すブロック図である。同図に示すように、本変形例では、画素セル111〜331の各画素セルのフォトダイオードのカソード側と増幅トランジスタのゲートとの間に、M111〜M133で示す転送トランジスタがそれぞれ設けられている。
転送トランジスタM111〜M133の各ソースは、当該転送トランジスタを含む画素セルの増幅トランジスタにそれぞれ接続され、転送トランジスタM111〜M133の各ゲートは、垂直走査回路2に接続する行選択線TRANS1〜TRANS3の内、当該ゲートを含む画素セルが属する行に対応する行選択線に接続され、転送トランジスタM111〜M133の各ドレインは、当該転送トランジスタを含む画素セルのフォトダイオードのカソード側とそれぞれ接続されている。
各行の画素セルの転送トランジスタは、当該行の行選択線が選択されると、当該画素セルのフォトダイオードに蓄積された信号電荷を、当該画素セルの増幅トランジスタに転送する。
(2)(1)の変形例に係る固体撮像装置において、各画素セルの増幅トランジスタのドレインを直接、電源に接続する構成とすることとしてもよい。具体的には、以下に示すように構成することとしてもよい。
図3は、本変形例に係る固体撮像装置の構成を示すブロック図である。同図に示すように、本変形例では、画素セル112〜332の各画素セルの増幅トランジスタのソースは、当該増幅トランジスタを含む画素セルの選択トランジスタのドレインに接続されて当該選択トランジスタを介して対応する垂直信号線に接続され、当該増幅トランジスタのゲートは、当該増幅トランジスタを含む画素セルの転送トランジスタのソース及び、当該増幅トランジスタを含む画素セルのリセットトランジスタのソースにそれぞれ接続され、当該増幅トランジスタのドレインは、直接、電源に接続されている。
(3)(2)の変形例に係る固体撮像装置において、さらに各画素セルの選択トランジスタをなくす構成とすることとしてもよい。具体的には、以下に示すように構成することとしてもよい。
図4は、本変形例に係る固体撮像装置の構成を示すブロック図である。同図に示すように、本変形例では、画素セル113〜333の各画素セルの増幅トランジスタのソースは、対応する垂直信号線に直接、接続され、当該増幅トランジスタのゲートは、当該増幅トランジスタを含む画素セルの転送トランジスタのソース及び、当該増幅トランジスタを含む画素セルのリセットトランジスタのソースにそれぞれ接続され、当該増幅トランジスタのドレインは、それぞれ、垂直走査回路2に接続する行選択線VDDCELL1〜VDDCELL3の内の当該ドレインを含む画素セルが属する行に対応する行選択線に接続されている。
(4)実施の形態1及び(2)、(3)の変形例に係る固体撮像装置においては、各垂直信号線に接続されている負荷トランジスタ毎に、当該負荷トランジスタとカレントミラーを構成する基準電流源回路を設けることとしたが、基準電流源回路を、各垂直信号線に接続されている負荷トランジスタ毎に設けることは、必須要件ではなく、少なくとも2箇所以上に設けることとすればよい。
例えば、所定数の垂直信号線毎に当該垂直信号線に接続されている負荷トランジスタとカレントミラーを構成する基準電流源回路を設けることとしてもよい。
所定数は、2以上の何れかの整数であればよい。図5は、所定数が2の場合の固体撮像装置の構成の具体例を示す。同図に示すように、固体撮像装置には、2本の垂直信号線毎(図5に示すV1とV2、V3とV4)に各1つの基準電流源回路(図5の8a、8c)が設けられている。
このように、基準電流源回路の数を適正な数にすることにより、全ての負荷トランジスタについて基準電流源回路を設けた場合に比べ、半導体素子の数を少なくすることができ、その分、固体撮像装置のレイアウト面積を小さくすることができる。
本発明は、ビデオカメラ、デジタルカメラ及びカメラ付き携帯電話等を代表とする画像入力装置などに用いられる固体撮像装置に利用することができる。
1 撮像部
2 垂直走査回路
3a〜3c クリップ回路
4 GNDライン
5 電圧入力端子
6 制御線
7 電源線
8、8a〜8c、80a〜80c 基準電流源回路
9 CDS回路
10 水平走査回路
110〜333 画素セル
D11〜D33 フォトダイオード
M111〜M133 転送トランジスタ
M211〜M233 リセットトランジスタ
M311〜M333 増幅トランジスタ
M411〜M433 選択トランジスタ
M50、M92、M93 基準トランジスタ
M51〜M53 負荷トランジスタ
M101〜M103 PMOSトランジスタ
MR1〜MR8 切替トランジスタ
V1〜V4 垂直信号線
SEL1〜SEL3 行選択線
RST1〜RST3 リセット信号線
TRANS1〜TRANS3 行選択線
VDDCELL1〜VDDCELL3 行選択線

Claims (4)

  1. 受光量に応じて信号電荷を生成する光電変換素子と、生成した信号電荷を信号電圧として増幅して出力する増幅トランジスタとを含む行列状に配置された複数の画素セルと、
    各列において同一列の画素セルの出力が共通に接続されている複数の垂直信号線と、
    定電流源に接続され、当該定電流源から定電流の供給を受ける基準トランジスタをそれぞれ含む、少なくとも2個以上の基準電流源回路と、
    各列の垂直信号線に1個ずつ接続され、各ゲートが何れかの基準電流源回路に含まれる基準トランジスタのゲートと接続され、当該基準トランジスタとカレントミラーを構成する複数の負荷トランジスタと、
    を備え、
    各列の垂直信号線に接続されている前記各負荷トランジスタ及び前記各基準トランジスタは、それぞれ異なる箇所で共通の接地線に接続され、
    前記接地線上において、各カレントミラーを構成する前記基準トランジスタと前記負荷トランジスタとがそれぞれ前記接地線と接続する接続点間の距離が、前記接地線上における前記各負荷トランジスタの隣接する接続点間の距離よりも短い箇所が2箇所以上ある
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記基準電流源回路は、各列の垂直信号線に接続されている負荷トランジスタ毎に設けられ、当該基準電流源回路に含まれる基準トランジスタと当該負荷トランジスタとがそれぞれ前記接地線と接続する接続点間の距離が、前記接地線上における前記各負荷トランジスタの隣接する接続点間の距離よりも短い
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記各基準電流源回路の内、所定の1つの前記基準電流源回路には、当該基準電流源回路以外の前記各基準電流源回路の基準トランジスタに定電流を流すための給電のオン、オフを切替える給電切替スイッチが設けられ、
    前記所定の1つを除く前記各基準電流源回路には、当該基準電流源回路の基準トランジスタのゲートと当該基準トランジスタとカレントミラーを構成する負荷トランジスタのゲートとの接続のオン、オフを切替える第1切替スイッチと、当該負荷トランジスタのゲートと前記所定の1つの前記基準電流源回路の基準トランジスタのゲートとの接続のオン、オフを切替える第2切替スイッチとが設けられ、
    前記給電切替スイッチ及び各第1切替スイッチに共通に接続され、前記給電切替スイッチ及び各第1切替スイッチを全てオンにするか、全てオフにするかの切替を行う第1制御信号線と、
    各第2切替スイッチに共通に接続され、各第2切替スイッチを全てオンにするか、全てオフにするかの切替を行う第2制御信号線と、
    を備え、
    第1及び第2制御信号線を用いてスイッチの切替を行わせることが可能な
    ことを特徴とする請求項2記載の固体撮像装置。
  4. 前記基準電流源回路は、それぞれ所定数の垂直信号線毎に当該垂直信号線に接続されている負荷トランジスタについて設けられ、当該基準電流源回路に含まれる基準トランジスタと当該負荷トランジスタとがそれぞれ前記接地線と接続する接続点間の距離が、前記接地線上における前記各負荷トランジスタの隣接する接続点間の距離よりも短い
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
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