JP2016158055A - 固体撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カラム回路用の接地線のIRドロップに起因した撮像画像の輝度ムラを低減する。【解決手段】CMOSイメージセンサでは、画素アレイ101の各列に対応するカラム回路10の配置領域に複数のバイアス回路50が分散して配置される。各バイアス回路50は、入力された参照電流Irefに基づいてバイアス電圧を生成し、生成したバイアス電圧を対応する近傍のカラム回路10に供給する。【選択図】図8

Description

この発明は、固体撮像装置に関し、例えば、画素アレイの各列に対応して設けられたカラム回路に関するものである。
固体撮像装置(イメージセンサとも称する)は、複数の画素が行列状に配列された画素アレイを有する。画素アレイの各列には垂直信号線が設けられている。CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサの場合、各画素は、少なくとも1つの光電変換素子と、光電変換素子に蓄積された電荷に応じた電気信号を垂直信号線に出力する増幅トランジスタとを含む。
CMOSイメージセンサでは、さらに、画素アレイの列にそれぞれ対応してカラム回路が設けられる。各カラム回路には、対応する垂直信号線に流れる電流を規定するための電流源トランジスタが設けられる。電流源トランジスタと各画素の増幅トランジスタとによってソースフォロア回路が構成される。各電流源トランジスタの制御電極には、共通のバイアス回路からバイアス電圧が与えられている(たとえば、特開2012−253691号公報(特許文献1)参照)。
特開2012−253691号公報
通常、固体撮像装置には、数百から数千のカラム回路が設けられる。これらのカラム回路は接地線を共有しているため、画素データの読出時には、この共通の接地線に各画素から出力された電気信号が流れる。これによって接地線にIRドロップが生じるために、接地電位の供給源に近い周辺部のカラム回路と中央部のカラム回路とでは回路特性が異なる。結果として、撮像された画像には輝度ムラ(いわゆるシェーディング)が生じる。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
一実施形態によるCMOSイメージセンサは、画素アレイの各列に対応するカラム回路の配置領域に複数のバイアス回路が分散して配置される。各バイアス回路は、入力された参照電流に基づいてバイアス電圧を生成し、生成したバイアス電圧を対応する近傍のカラム回路に供給する。
上記の実施形態によれば、カラム回路用の接地線のIRドロップに起因した撮像画像の輝度ムラを低減することができる。
CMOSイメージセンサの構成の一例を示すブロック図である。 図1の各画素の構成の一例を示す等価回路図である。 図1の画素アレイの一部を取り出して示した回路図である。 図1のカラム回路10のより詳細な構成を示すブロック図である。 カラム回路10とバイアス回路50との対応関係について説明するための図である。 各カラム回路10および各バイアス回路50への電源電位VDDおよび接地電位VSSの供給について説明するための図である。 図1の電流源回路80の構成の一例を示す回路図である。 各バイアス回路50と、対応するカラム回路10に設けられた定電流トランジスタ11との接続について説明するための図である。 図8の構成の比較例を示す図である。 図4のPGA12の構成の一例を示す回路図である。 図10のオペアンプ20の構成の一例を示す回路図である。 図11のPGA12に供給されるバイアス電圧Vb11〜Vb14を生成する回路の一例を示す図である。 図4のADC13の構成の一例を示す回路図である。 図13のADC13の動作を説明するためのタイミング図である。 図13のオペアンプ30の構成の一例を示す回路図である。 第2の実施形態のCMOSイメージセンサにおいて、バイアス回路50の構成を説明するための回路図である。 第3の実施形態の電流源回路80およびバイアス回路50の構成を示す回路図である。 第4の実施形態のCMOSイメージセンサの構成の一例を示すブロック図である。
以下、各実施形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、同一または相当する部分には同一の参照符号を付して、その説明を繰返さない。
<第1の実施形態>
[イメージセンサの構成]
図1は、CMOSイメージセンサの構成の一例を示すブロック図である。CMOSイメージセンサ100は、画素アレイ101と、垂直走査部102と、カラム回路10[0]〜10[N]と、水平走査部103と、論理部104と、入出力部105と、バイアス回路50[0]〜50[L]と、電流源回路80とを含む。
図1を参照して、画素アレイ101は、行列状に配列された複数の画素PXを含む。具体的に図1の画素アレイ101の行数はM+1行であり、列数はN+1列である。したがって、全部で(M+1)×(N+1)個の画素PXが配列されている。たとえば、フルHD(Full High Definition)の解像度の場合、M+1=1080、N+1=1920である。
なお、以下の説明では、第0行、第0列目の画素をPX[0,0]と記載し、第i行、第j列目の画素をPX[i,j]と記載し、第M行、第N列目の画素をPX[M,N]と記載する。画素アレイ101の行方向をX方向または水平方向とも称し、画素アレイ101の列方向をY方向または垂直方向とも称する。
図2は、図1の各画素の構成の一例を示す等価回路図である。図2を参照して、各画素PXは、光信号を電気信号に変換するフォトダイオード(光電変換素子)3と、フォトダイオード3によって生成された電気信号をフローティングディフュージョン7に伝達する転送トランジスタ2と、フローティングディフュージョン7を所定の電圧レベル(電源電位VDDレベル)にリセットするリセットトランジスタ1とを含む。各画素PXは、さらに、フローティングディフュージョン7上の電気信号をソースフォロアモードで伝達する増幅トランジスタ4と、増幅トランジスタ4により伝達された電気信号を垂直信号線9上に伝達する選択トランジスタ5とを含む。CMOSイメージセンサの場合、トランジスタ1,2,4および5は、NMOS(N-channel MOS)トランジスタで構成される。
図3は、図1の画素アレイの一部を取り出して示した回路図である。図3には、第p行目から第p+3行目までと第q列目から第q+3列目までとに配置された16個の画素PXが示されている。図3に示すように、水平信号線TX,RX,SLの各々は、画素アレイ101の行にそれぞれ対応して設けられ、垂直信号線9は、画素アレイの列にそれぞれ対応して設けられる。同一行に設けられた各画素PXの転送トランジスタ2のゲートは、行方向に延在する対応の水平信号線TXに接続される。同一行に設けられた各画素PXのリセットトランジスタ1のゲートは、行方向に延在する対応の水平信号線RXに接続される。同一行に設けられた各画素PXの選択トランジスタ5のゲートは、行方向に延在する対応の水平信号線SLに接続される。同一列に設けられた各画素PXの選択トランジスタ5のソースは、列方向に延在する対応の垂直信号線9に接続される。
各画素PXのフォトダイオードに蓄積されたデータの読出しは行ごとに順次行われる。たとえば、第p行目の各画素PXのデータ読出しを行う際には、まず、水平信号線TX[p]の電圧がロー(L)レベル(すなわち、転送トランジスタ2がオフ)の状態で、水平信号線SL[p]の電圧をハイ(H)レベル(すなわち、選択トランジスタ5をオン)にする。さらに、水平信号線RX[p]をHレベル(すなわち、リセットトランジスタ1をオン)にすることによってフローティングディフュージョン7の電荷がリセットされる。
次に、水平信号線RX[p]をLレベル(すなわち、リセットトランジスタ1をオフ)にし、このときのフローティングディフュージョン7の電位(暗信号)が、垂直信号線9を介して読み出される。
次に、水平信号線TX[p]の電圧をHレベル(すなわち、転送トランジスタ2をオン)にすることによって、光信号に応じてフォトダイオード3に蓄積された電荷がフローティングディフュージョン7に伝達される。そして、このときのフローティングディフュージョン7の電位(明信号)が、垂直信号線9を介して読み出される。
なお、図2および図3では、1つの画素PXには1個のフォトダイオード3と1個の転送トランジスタ2とが設けられているが、フォトダイオード3と転送トランジスタ2とが各画素PXに複数個ずつ設けられた構成も可能である。
再び図1を参照して、垂直走査部102は、垂直方向(Y方向)に画素を走査する。具体的には垂直走査部102は、図2および図3で説明した水平信号線TX,RX,SLの電圧を制御する。
カラム回路10[0]〜10[N](総称する場合または不特定のものを示す場合は、カラム回路10と記載する)は、画素アレイ101の列にそれぞれ対応してN+1個設けられている。各カラム回路10は、対応する列の垂直信号線9とそれぞれ接続され、対応する列の画素PXから出力された電気信号(暗信号および明信号)を取り込む。各カラム回路10は、取り込んだ電気信号を増幅するとともに、増幅した電気信号をAD(Analog to Digital)変換する。図1の場合、カラム回路10[0]〜10[N]は、画素アレイ101の下辺に沿って行方向(X方向)に配列されている。
水平走査部103は、カラム回路10[0]〜10[N]からそれぞれ出力されたN+1個のデジタル信号を水平方向(X方向)にパラレル転送する。
論理部104は、外部から与えられたコマンドに従ってCMOSイメージセンサ100全体(すなわち、垂直走査部102、カラム回路10、水平走査部103など)の動作を制御する。
入出力部105は、水平走査部103によって転送されたN+1個のデジタル信号をパラレル・シリアル変換によってシリアル信号に変換してからCMOSイメージセンサ100の外部に出力する。入出力部105は、さらに、コマンド等を外部から受信する。
バイアス回路50[0]〜50[L]は、カラム回路10[0]〜10[N]にバイアス電圧を供給するための回路である(図1では図解を容易にするためにハッチング付して示している)。各バイアス回路50は、入力された参照電流に基づいて複数のバイアス電圧を生成する。そして、各バイアス回路50は、カラム回路10[0]〜10[N]のうちの一部のカラム回路に対応しており、対応するカラム回路に生成した複数のバイアス電圧を供給する。電流源回路80は、各バイアス回路50に供給するための参照電流を生成する。
たとえば、フルHDの解像度のCMOSイメージセンサの場合、N+1=1920個のカラム回路10[0]〜10[1919]に対して、L+1=5〜20個程度のバイアス回路50が設けられる。この場合、各バイアス回路50には、100〜400個程度のカラム回路10が対応する。典型的な例では図1に示すように、各バイアス回路50は、カラム回路10の配列中に分散して配置されている。
[カラム回路の詳細]
図4は、図1のカラム回路10のより詳細な構成を示すブロック図である。図4では、カラム回路10に対応するバイアス回路50と、電流源回路80とを併せて示している。
各カラム回路10は、定電流源用のNMOSトランジスタ11(以下、定電流トランジスタ11とも称する)と、プログラマブルゲインアンプ(PGA:Programmable Gain Amplifier)12と、AD変換器(ADC:Analog to Digital Converter)13とを含む。定電流トランジスタ11は、対応する垂直信号線9と接地電位GNDを与える接地ノードとの間に接続される。PGA12は、対応する列の各画素PXから出力された電気信号を増幅する。AD変換器13は、PGA12によって増幅された電気信号をデジタル信号Dqに変換する。
バイアス回路50は、電流源回路80によって生成された参照電流Irefを受け、参照電流Irefに基づいてバイアス電圧Vb1,Vb2,Vb3を生成する。バイアス電圧Vb1は、定電流トランジスタ11のゲートに供給される。複数のバイアス電圧Vb2はPGA12で用いられ、複数のバイアス電圧Vb3はADC13で用いられる。なお、PGA12、ADC13、およびバイアス回路50は、共通の電源電位VDDおよび接地電位GNDを受けて動作する。
図5は、カラム回路10とバイアス回路50との対応関係について説明するための図である。図5を参照して、カラム回路10[0]〜10[N]は、L+1個のグループ16[0]〜16[L]に区分される。各グループ16は、複数のカラム回路10を含む。グループ16[0]〜16[L]にはバイアス回路50[0]〜50[L]がそれぞれ対応しており、各グループ16に含まれるカラム回路10には対応のバイアス回路50からバイアス電圧が供給される。
たとえば、図5の場合、配列順に第0番目から第5番目までのカラム回路10[0]〜10[5]は、第0番目のグループ16[0]に属する。該グループ16[0]の各カラム回路10には、バイアス回路50[0]からバイアス電圧Vb1が供給される。バイアス回路50[0]は、カラム回路10[3]とカラム回路10[4]との間に配置されている。
同様に、配列順に第6番目、第7番目、第8番目、…のカラム回路10[6],10[7],10[8],…は、第1番目のグループ16[1]に属する。グループ16[1]の各カラム回路10には、バイアス回路50[1]からバイアス電圧Vb1が供給される。バイアス回路50[1]は、カラム回路10[7]とカラム回路10[8]との間に配置されている。
このように、図5の場合、各バイアス回路50は、対応するグループ16に含まれる複数のカラム回路10うちの隣り合う2個のバイアス回路50の間、もしくは、対応するグループ16に含まれる複数のカラム回路10の列の端に配置される。言い換えると、各バイアス回路50は、対応するグループ16に属するいずれかのカラム回路10に隣接して設けられる。
なお、バイアス回路の配置スペースを確保するため、カラム回路10の幅(行方向の長さ)W0を、画素アレイの各列の幅W1(すなわち、画素の行方向のピッチ)よりも短くするのが望ましい。
[IRドロップについて]
図6は、各カラム回路10および各バイアス回路50への電源電位VDDおよび接地電位VSSの供給について説明するための図である。図6(A)は、接地線14および電源線15と各カラム回路10および各バイアス回路50との接続関係を示す図である。図6(B)は、電源線15および接地線14に生じるIRドロップを説明するための図である。なお、電源電位VDDおよび接地電位GNDを総称して基準電位VDD,GNDとも称し、電源線15および接地線14を総称して基準電位線15,14とも称する。
図6(A)に示すように、カラム回路10[0]〜10[N]およびバイアス回路50[0]〜50[L]は、画素アレイの行方向に延在する共通の接地線14および共通の電源線15と接続される。接地線14の両端は接地電位GNDを与える接地ノードと接続され、電源線15の両端は電源電位VDDを与える電源ノードと接続される。
既に説明したように、各カラム回路10が対応の垂直信号線と接続されることによって、各カラム回路10には画素信号の読出し時に信号電流が流れる。このため、接地線14および電源線15にはIRドロップが生じる。具体的には、図6(B)に示すように、接地線14の中央付近は、接地線14の両端の接地電位GNDよりもΔVだけ電位が浮き上がる。電源線15の中央付近は、電源線15の両端の電源電位VDDよりもΔVだけ電位が低下する。
本実施形態のCMOSイメージセンサ100では、このようなIRドロップによる影響を抑制するために、カラム回路10[0]〜10[N]の設置領域内に分散してバイアス回路50[0]〜50[L]が設けられる。より具体的には、各バイアス回路50と接地線14との接続点は、対応するグループ16に属するいずれかのカラム回路10と接地線14の接続点に隣接している。言い換えると、各バイアス回路50と接地線14との接続点は、対応するグループ16に属する複数のカラム回路10と接地線14との複数の接続点のうちいずれか2個の接続点との間の位置、もしくは、これら複数の接続点の両端に隣接した位置にある。
同様に、各バイアス回路50と電源線15との接続点は、対応するグループ16に属するいずれかのカラム回路10と電源線15との接続点に隣接している。言い換えると、各バイアス回路50と電源線15との接続点は、対応するグループ16に属する複数のカラム回路10と電源線15との複数の接続点のうちいずれか2個の接続点との間の位置、もしくは、これら複数の接続点の両端に隣接した位置にある。
以下、各カラム回路10に設けられた定電流トランジスタ11のゲート・ソース間電圧の誤差を例に挙げて、IRドロップの問題点とその対応策についてさらに詳しく説明する。まず、バイアス電圧の基となる参照電流Irefを生成するための、図1の電流源回路80の構成について説明する。
図7は、図1の電流源回路80の構成の一例を示す回路図である。図7を参照して、電流源回路80は、バンドギャップ・リファレンス(BGR:Band-Gap Reference)回路81と、コンパレータ82と、PMOS(P-channel MOS)トランジスタ83,84[0]〜84[L]と、抵抗素子85,86とを含む。
バンドギャップ・リファレンス回路81は、電源電位VDDの変動および温度の変動にほとんど依存しない一定の参照電圧Vref(通常1.25V前後)を生成する。生成された参照電圧Vrefは、コンパレータの反転入力端子(負入力端子)に入力される。PMOSトランジスタ83および抵抗素子85,86は、電源ノード(電源電位VDD)と接地ノード(接地電位GND)との間に直列に接続される。抵抗素子85,86は、ポリシリコン等、その抵抗値が温度にほとんど依存しない材料を用いるのが望ましい。抵抗素子85および86の接続ノード87は、コンパレータ82の非反転入力端子(正入力端子)に接続される。接続ノード87の電位がフィードバックされることによって、PMOSトランジスタ83には、電源電位VDDの変動および温度の変動にほとんど依存しない一定の参照電流Irefが流れる。
PMOSトランジスタ84[0]〜84[L]は、PMOSトランジスタ83とカレントミラーを構成する。これによって、PMOSトランジスタ84[0]〜84[L]にはミラー比に応じた電流が流れる。図7の場合はミラー比を1としているので、PMOSトランジスタ84[0]〜84[L]の各々には参照電流Irefが流れる。PMOSトランジスタ84[0]〜84[L]からバイアス回路50[0]〜50[L]にそれぞれ参照電流Irefが供給される。
図8は、各バイアス回路50と、対応するカラム回路10に設けられた定電流トランジスタ11との接続について説明するための図である。図8(A)は回路図を示し、図8(B)は、図8(A)の回路図における接地線14の電位分布を示す。
図8(A)を参照して、バイアス回路50[0]〜50[L]は、NMOSトランジスタ51〜51[L]を含む。NMOSトランジスタ51[0]〜51[L]のソースは接地線14と接続される。NMOSトランジスタ51[0]〜51[L]のドレインは、図7で説明した電流源回路80のPMOSトランジスタ84[0]〜84[L]のドレインと接続される。これによって、各バイアス回路50のNMOSトランジスタ51には参照電流Irefが流れる。
各NMOSトランジスタ51のゲートは、自身のドレインに接続されるとともに、対応するグループ16に含まれる各定電流トランジスタ11のゲートに接続される。すなわち、各バイアス回路50に設けられたPMOSトランジスタ51は、対応するグループ12の各定電流トランジスタ11とカレントミラーを構成する。たとえば、バイアス回路50[r]に設けられたNMOSトランジスタ51[r](ただし、0≦r≦L)は、対応するグループ16[r]に属するカラム回路10[q],10[q+1]の定電流トランジスタ11[q],11[q+1]とカレントミラー回路を構成する(ただし、0≦q,q+1≦N)。
図9は、図8の構成の比較例を示す図である。図9(A)は回路図を示し、図9(B)は、図9(A)の回路図における接地線14の電位分布を示す。
図9(A)の比較例では、1つのバイアス回路50[0]のみが設けられている。バイアス回路50[0]に設けられたNMOSトランジスタ51[0]のソースは接地線14の一端に接続される。すなわち、バイアス回路50[0]は、カラム回路10[0]〜10[N]の配列の末端に設けられている。NMOSトランジスタ51[0]のドレインは、図7で説明した電流源回路80のPMOSトランジスタ84[0]のドレインと接続される。これによって、バイアス回路50[0]に設けられたNMOSトランジスタ51[0]には参照電流Irefが流れる。
バイアス回路50[0]に設けられたNMOSトランジスタ51[0]は、NMOSトランジスタ11[0]〜11[N]とカレントミラーを構成する。これによって、ミラー比が1の場合は、NMOSトランジスタ11[0]〜11[N]にも参照電流Irefが流れるはずであるが、実際にはそのようにはならない。その理由は、図9(B)に示すように、接地線14に抵抗R1によってIRドロップが生じるため、各定電流トランジスタ11のゲート・ソース間電圧がNMOSトランジスタ51のゲート・ソース間電圧と等しくならないからである。具体的に、カラム回路10の配列の中央付近で、接地線14の電圧上昇分ΔVだけ定電流トランジスタ11のゲート・ソース間が小さくなる。結果として、定電流トランジスタ11に流れる電流が小さくなり、CMOSイメージセンサに輝度ムラ(すなわち、シェーディング)が生じる。
本実施形態の場合にも、図8(B)に示すように、接地線14には、IRドロップに起因した電位分布が生じる。この点は、図9の比較例の場合と同じである。しかしながら、図8(A)に示すように、バイアス回路50[0]〜50[L]がカラム回路10[0]〜10[L]の設置領域に分散配置されている。すなわち、各グループ16に属するカラム回路10は、対応するバイアス回路50に比較的近接した位置に設けられている。このため、各カラム回路10のNMOSトランジスタ11のゲート・ソース間電圧と、対応するバイアス回路50のNMOSトランジスタ51のゲート・ソース間電圧との差は、図9の比較例の場合に比べて小さい。この結果、電流源回路80から各バイアス回路50に与えられた参照電流Irefは、カレントミラーによってほぼ正確に対応するカラム回路10にコピーされるようになり、各カラム回路10の定電流トランジスタ11に流れる電流の均一性を高めることができる。
なお、上記の図8および図9のカレントミラー回路をカスコードカレントミラーによって構成してもよいし、低電圧カスコードカレントミラーによって構成してもよい。
[PGAの構成例とバイアス電圧の供給について]
上記の各バイアス回路50は、さらに、対応するカラム回路10のPGA12に供給するバイアス電圧を生成する。これによって、読出し電流の位置依存性を低減するだけでなく、PGA12の回路特性の位置依存性も低減することができる。以下、図面を参照して具体的に説明する。
図10は、図4のPGA12の構成の一例を示す回路図である。図10を参照して、PGA12は、入力容量22、帰還容量23、およびオペアンプ20を含む。
オペアンプ20の正入力端子21aには、参照電圧源24が接続される。入力容量22の一端は、対応の垂直信号線9と接続され、入力容量22の他端は、オペアンプ20の負入力端子21bと接続される。帰還容量23は、オペアンプ20の負入力端子21bと出力端子21cとの間に接続される。
オペアンプ20のゲインは、入力容量22の値と帰還容量23の値の比で決定される。入力容量22の一端に印加された画素PXの出力信号は、オペアンプ20で増幅されてから、ADC13へ出力される。図10の場合、オペアンプ20のゲイン調整は帰還容量23の値を変更することによって行われる。これに代えて入力容量22の値を変更してもよい。
図11は、図10のオペアンプ20の構成の一例を示す回路図である。図11の回路は、テレスコピックオペアンプと呼ばれるものである。
図11を参照して、オペアンプ20は、PMOSトランジスタPM1〜PM4と、NMOSトランジスタNM1〜NM6とを含む。PMOSトランジスタPM1,PM2およびNMOSトランジスタNM1,NM2は、この順番で電源ノード(電源電位VDD)とノードND3との間に直列に接続される。同様に、PMOSトランジスタPM3,PM4およびNMOSトランジスタNM3,NM4は、この順番で電源ノード(電源電位VDD)とノードND3との間に直列に、かつ、トランジスタPM1,PM2,NM1,NM2の全体と並列に接続される。NMOSトランジスタNM5,NM6は、ノードND3と接地ノード(接地電位GND)との間に直列に接続される。
NMOSトランジスタNM5,NM6のゲートにバイアス電圧Vb12,Vb11がそれぞれ供給されることによって、NMOSトランジスタNM5,NM6は定電流源として動作する。
NMOSトランジスタNM2,NM4は、入力トランジスタペア(差動対トランジスタ)として用いられる。すなわち、NMOSトランジスタNM2のゲートは正入力端子21aに相当し、NMOSトランジスタNM4のゲートは負入力端子21bに相当する。NMOSトランジスタNM1,NM3のゲートにはバイアス電圧Vb13が与えられる。これによって、NMOSトランジスタNM1〜NM4はカスコード差動増幅回路を構成する。
PMOSトランジスタPM2,PM4のゲートにバイアス電圧Vb14が供給され、PMOSトランジスタPM1,PM3のゲートは、PMOSトランジスタPM2のドレイン(ノード21d)に接続される。これによって、PMOSトランジスタPM1〜PM4は、低電圧カスコードカレントミラーを構成し、カスコード差動増幅回路の負荷トランジスタとして用いられる。PMOSトランジスタPM4のドレインは、出力端子21cに相当する。
図12は、図11のPGA12に供給されるバイアス電圧Vb11〜Vb14を生成する回路の一例を示す図である。図12の回路は、各バイアス回路50に設けられる。図12を参照して、バイアス回路50は、PMOSトランジスタPM11〜PM18と、NMOSトランジスタNM11〜NM25とを含む。
NMOSトランジスタNM11,NM12,NM15,NM17は、電流源回路80からの参照電流Irefが流れるダイオード接続されたNMOSトランジスタ51とカレントミラーを構成する。NMOSトランジスタ51のゲート電圧がバイアス電圧Vb11として出力される。
PMOSトランジスタPM11はダイオード接続され、NMOSトランジスタNM11と直列接続される。PMOSトランジスタPM12〜PM14は、PMOSトランジスタPM11とカレントミラーを構成する。
PMOSトランジスタPM13とNMOSトランジスタNM18〜NM21とは、電源ノード(電源電位VDD)と接地ノード(接地電位GND)との間に直列に接続される。NMOSトランジスタNM18〜NM21のゲートは、NMOSトランジスタNM18のドレイン(ノードND4)と接続される。NMOSトランジスタNM18〜NM21は負荷トランジスタとして用いられ、これらの負荷トランジスタNM18〜NM21に参照電流Irefまたはそれに比例する電流が流れることによってノードND4の生じた電圧がバイアス電圧Vb12として出力される。
NMOSトランジスタNM13〜NM15は、電源ノード(電源電位VDD)と接地ノード(接地電位GND)との間に直列に接続される。NMOSトランジスタNM13のゲートに参照電圧Vr1が与えられることによって、NMOSトランジスタNM13は参照電圧Vr1に応じた電流を流す電流源として用いられる。NMOSトランジスタNM14のゲートにはバイアス電圧Vb12が与えられる。
PMOSトランジスタPM14とNMOSトランジスタNM22〜NM25は、電源ノード(電源電位VDD)とNMOSトランジスタNM13のソース(ノードND5)との間に直列に接続される。NMOSトランジスタNM22〜NM25のゲートは、NMOSトランジスタNM22のドレイン(ノードND6)に接続される。MOSトランジスタNM18〜NM21は負荷トランジスタとして用いられ、ノードND6に生じた電圧がバイアス電圧Vb13として出力される。
PMOSトランジスタPM15〜PM18とNMOSトランジスタNM16,NM17とは、電源ノード(電源電位VDD)と接地ノード(接地電位GND)との間に直列に接続される。MOSトランジスタNM16のゲートにはバイアス電圧Vb12が与えられる。PMOSトランジスタPM15〜PM18のゲートは、PMOSトランジスタ18のドレイン(ノードND7)と接続される。PMOSトランジスタPM15〜PM18は負荷トランジスタとして用いられ、これらの負荷トランジスタに参照電流Irefまたはそれに比例する電流が流れることによってノードND7に生じた電圧がバイアス電圧Vb14として出力される。
[ADCの構成例とバイアス電圧の供給について]
各バイアス回路50は、さらに、対応するカラム回路10のADC13に供給するバイアス電圧を生成する。これによって、ADC13の回路特性の位置依存性も低減することができる。以下、図面を参照して具体的に説明する。
図13は、図4のADC13の構成の一例を示す回路図である。図13を参照して、ADC13は、容量36,37、オペアンプ30,31、スイッチ38,39、コンパレータ32、およびフリップフロップ33を含む。
オペアンプ30の正入力端子40aには、容量36を介してPGA12からの信号が入力される。オペアンプ30の負入力端子40bには容量37を介してランプ回路34からのランプ信号VRPが入力される。ランプ信号VRPは一定の勾配で掃引される電圧である。オペアンプ30の正入力端子40aと負出力端子40dとはスイッチ38を介して接続される。オペアンプ30の負入力端子40bと正出力端子40cとはスイッチ39を介して接続される。オペアンプ30の正出力端子40cはオペアンプ31の正入力端子41aに接続される。オペアンプ30の負出力端子40dはオペアンプ31の負出力端子41bに接続される。オペアンプ31の出力端子41cは、コンパレータ32を介してフリップフロップ33に入力される。コンパレータ32は、たとえば、CMOSインバータである。フリップフロップ33には、さらにカウンタ35の値が入力される。
最初にスイッチ38,39をオンすることによってオペアンプ30のオフセットが除去される。オフセット除去後に、スイッチ38,39をオンし、ランプ信号VRPの掃引を開始するとともに、カウンタ35のカウントアップが開始される。ランプ信号VRPの信号レベルがPGA12から信号の信号レベルを超えたとき、コンパレータ32の出力の論理レベルが反転する。このときのカウンタ35の値がAD変換値としてフリップフロップに保持される。フリップフロップに保持されたAD変換値は、図1の水平走査部103によって順次読み出される。
図14は、図13のADC13の動作を説明するためのタイミング図である。図14を参照して、時刻t1に、ランプ信号VRPの掃引が開始されるとともに、カウンタ35のカウントアップが開始される。時刻t2に、ランプ信号VRPの信号レベルがPGA12から信号の信号レベルを超える。このときのカウンタの値xが、図13のフリップフロップ33に保持される。
図15は、図13のオペアンプ30の構成の一例を示す回路図である。図14を参照して、オペアンプ30は、PMOSトランジスタPM30〜PM33と、NMOSトランジスタNM31〜34とを含む。
PMOSトランジスタPM31とNMOSトランジスタNM33は、この順番で電源ノード(電源電位VDD)とノードND8との間に直列に接続される。PMOSトランジスタPM32とNMOSトランジスタNM34は、この順番で電源ノード(電源電位VDD)とノードND8との間に直列に、かつ、トランジスタPM31,NM33の全体と並列に接続される。NMOSトランジスタNM31,NM32は、ノードND8と接地ノード(接地電位GND)との間に直列に接続される。
NMOSトランジスタNM31,NM32のゲートにバイアス電圧Vb22,Vb21がそれぞれ入力されることによって、NMOSトランジスタNM31,NM32は定電流源として動作する。
NMOSトランジスタNM33,NM34は、入力トランジスタペア(差動対トランジスタ)として用いられる。すなわち、NMOSトランジスタNM33のゲートは正入力端子40aに相当し、NMOSトランジスタNM34のゲートは負入力端子40bに相当する。
PMOSトランジスタPM31,PM32は、ゲートとドレインが互いに接続されたクロスカップ型の負荷トランジスタである。PMOSトランジスタPM31,PM32とそれぞれ並列にダイオード接続されたPMOSトランジスタPM30,PM33が接続される。PMOSトランジスタPM32のドレインは正出力端子40cに相当し、PMOSトランジスタPM31のドレインは負出力端子40dに相当する。
図13のオペアンプ31として、図11で説明したテレスコピック型のオペアンプを用いることができる。オペアンプ30に供給するバイアス電圧Vb21,Vb22は、図12で説明したバイアス電圧Vb11,Vb12を生成するための回路と同様の回路を用いることができる。また、図13のオペンアンプ31として図11のテレスコピックオペアンプを用いる場合には、そのバイアス電圧Vb11,Vb12,Vb13,Vb14を生成するための回路として図12で説明した回路を用いることができる。
[効果]
以上のとおり、第1の実施形態のCMOSイメージセンサによれば、カラム回路10[0]〜10[N]に供給するバイアス電圧を生成するバイアス回路50[0]〜50[L]が、カラム回路10の設置領域に分散して配置される。これによって、IRドロップに起因した接地線の電位分布の読出電流への影響を抑制することができるので、画像の輝度ムラ(シェーディング)を抑制することができる。
さらに、各カラム回路10に設けられたPGAおよびADCに供給するバイアス電圧も、それぞれ対応するバイアス回路50から供給することによって、これらの回路特性の位置依存性を低減することができる。
<第2の実施形態>
[バイアス回路の構成]
第2の実施形態のCMOSイメージセンサでは、図7で説明した電流源回路80には、定電流源用のPMOSトランジスタ84が1個のみ(すなわち、PMOSトランジスタ84[0]のみ)設けられる。図5、図6で説明したL+1個のバイアス回路50[0]〜50[L]のうち、L個のバイアス回路50[0]〜50[L−1]は、さらに、カレントミラー回路を含み、入力された参照電流Irefをミラー比(通常は1)に応じてコピーすることによって新たな参照電流Irefを生成して出力するように構成される。この場合、第0番目のバイアス回路50[0]は、電流源回路80から参照電流Irefの供給を受ける。第i番目(ただし、1≦i≦L)のバイアス回路50[i]は、第i−1番目のバイアス回路50[i]から参照電流Irefの供給を受ける。すなわち、参照電流Irefは、バイアス回路50[0],50[1],…,50[L]の順に順次転送される。以下、図面を参照して、具体的に説明する。
図16は、第2の実施形態のCMOSイメージセンサにおいて、バイアス回路50の構成を説明するための回路図である。図16を参照して、バイアス回路50[0]〜50[L−1]の各々は、NMOSトランジスタ51,60〜62と、PMOSトランジスタ63〜66とを含む。
NMOSトランジスタ51,60はダイオード接続されたトランジスタである。NMOSトランジスタ51のソースは接地線14に接続され、NMOSトランジスタ51のドレインはNMOSトランジスタ60のソースと接続される。NMOSトランジスタ60のドレインには参照電流Irefが入力される。NMOSトランジスタ61,62のゲートがNMOSトランジスタ60,51のゲートとそれぞれ接続されることによって、NMOSトランジスタ51,60〜62はカスコードカレントミラーを構成する。
PMOSトランジスタ63,64は、ダイオード接続されたトランジスタであり、NMOSトランジスタ61,62とともに、この並び順で電源線15と接地線14との間に直列に接続される。これによって、NMOSトランジスタ61,62にコピーされた参照電流Irefは、PMOSトランジスタ63,64にも流れる。PMOSトランジスタ63,64のゲートがPMOSトランジスタ65,66のゲートにそれぞれ接続されることによって、PMOSトランジスタ63〜66はカスコードカレントミラーを構成する。この結果、コピーされた参照電流Irefは、PMOSトランジスタ66のドレインから次の順番のバイアス回路50に入力される。
バイアス回路50[L]は、バイアス回路50[L−1]から参照電流Irefを受けるためのダイオード接続されたNMOSトランジスタ51,60を含む。
バイアス回路50[0]〜50[L]のNMOSトランジスタ51のゲートは、それぞれ対応するグループ16のカラム回路10に設けられた定電流トランジスタ11のゲートと接続される。これによって、各定電流トランジスタ11には、参照電流Irefが流れる。第2の実施形態のその他の点は、第1の実施形態の場合と同様であるので説明を繰り返さない。なお、上記のカスコードカレントミラーに代えて、カスコード接続されていない通常のカレントミラーを用いてもよいし、低電圧カスコードカレントミラーを用いてもよい。
[効果]
上記のとおり第2の実施形態のCMOSイメージセンサによれば、第1の実施形態の場合と比較して、電流源回路80からバイアス回路50に供給する参照電流Irefの配線数をL本から1本に削減することができる。このため、回路の小面積化を図ることができる。
<第3の実施形態>
図17は、第3の実施形態の電流源回路80およびバイアス回路50の構成を示す回路図である。図17の回路図は、図8(A)および図16に対応するものである。
図17の電流源回路80では、定電流源用のPMOSトランジスタ84が2個(すなわち、PMOSトランジスタ84[0],84[1])設けられる。PMOSトランジスタ84[0]のドレインはバイアス回路50[0]と接続され、PMOSトランジスタ84[1]のドレインはバイアス回路50[r+1]と接続される。これによって、バイアス回路50[0],50[r+1]には、電流源回路80から参照電流Irefが供給される。
バイアス回路50[0]に供給された参照電流Irefは、バイアス回路50[1],50[2],…50[r]の順に順次転送される。バイアス回路50[r+1]に供給された参照電流Irefは、バイアス回路50[r+2],…,50[L]の順に順次転送される。このため、バイアス回路50[1]〜50[r−1]および50[r+1]〜50[L]の各々は、図16で説明したようにNMOSトランジスタ51,60〜62で構成されたカスコードカレントミラー回路と、PMOSトランジスタ63〜66で構成されたカスコードカレントミラー回路を含む。カスコードカレントミラー回路に代えて、カスコード接続されていない通常のカレントミラーを用いてもよいし、低電圧カスコードカレントミラーを用いてもよい。なお、バイアス回路50[r],50[L]は、参照電流Irefを受けるためのダイオード接続されたNMOSトランジスタ51,60のみを含み、ミラー回路を含む必要はない。
このように、第1の実施形態と第2の実施形態とを任意に組み合わせることが可能である。より一般的には、電流源回路80は、複数の参照電流Irefを生成して出力する。バイアス回路50[0]〜50[L]は、複数の第1のバイアス回路と、複数の第2のバイアス回路とを含む。各第1のバイアス回路は、カレントミラー回路を含み、入力された参照電流Irefをミラー比に応じてコピーすることによって新たな参照電流Irefを生成して出力する。複数の第1のバイアス回路の一部である複数の特定の第1のバイアス回路は、電流源回路80から参照電流Irefの入力を受ける。1または複数の特定の第1のバイアス回路を除く残余の第1のバイアス回路の各々は、自己以外の他の第1のバイアス回路から参照電流Irefの入力を受ける。各第2のバイアス回路は、複数の第1のバイアス回路のいずれかから参照電流Irefの入力を受ける。
上記の第3の実施形態のCMOSイメージセンサも、第1の実施形態の場合とほぼ同様の効果を奏する。
<第4の実施形態>
図18は、第4の実施形態のCMOSイメージセンサの構成の一例を示すブロック図である。図18のブロック図は、図1のブロック図に対応するものである。
図18のCMOSイメージセンサ100Aでは、画素アレイ101の偶数番目の列に対応するカラム回路10[0],10[2],…,10[N−3],10[N−1]は、画素アレイ101の下辺に沿って行方向(X方向)に配列される。画素アレイ101の奇数番目の列に対応するカラム回路10[1],10[3],…,10[N−2],10[N]は、画素アレイ101の上辺に沿って行方向(X方向)に配列される。画素アレイ101の下辺に沿って配列されたカラム回路10用に水平走査部103[0]が設けられ、画素アレイ101の上辺に沿って配列されたカラム回路10用に水平走査部103[1]が設けられる。図18のように画素アレイの上下にカラム回路10を配置することによって、各カラム回路10の幅を2倍にすることができるので、設計の自由度が増すという効果がある。
上記の場合、画素アレイ101に下辺に沿って配列されたカラム回路10[0],10[2],…,10[N−3],10[N−1]に対してバイアス電圧を供給するためのバイアス回路70[0]〜70[L1]が設けられる。バイアス回路70[0]〜70[L1]は、カラム回路10[0],10[2],…,10[N−3],10[N−1]が配列される領域に分散して配置される。すなわち、各バイアス回路70は、隣り合う2個のカラム回路10の間またはカラム回路10の配列の末端に配置される。
同様に、画素アレイ101に上辺に沿って配列されたカラム回路10[1],10[3],…,10[N−2],10[N]に対してバイアス電圧を供給するためのバイアス回路71[0]〜71[L2]が設けられる。バイアス回路71[0]〜71[L2]は、カラム回路10[0],10[2],…,10[N−3],10[N−1]が配列される領域に分散して配置される。すなわち、各バイアス回路71は、隣り合う2個のカラム回路10の間またはカラム回路10の配列の末端に配置される。
バイアス回路70,71の具体的構成は、第1〜第3の実施形態で説明したバイアス回路50と同様であるので説明を繰り返さない。また、図18のその他の点は図1の場合と同様であるので説明を繰り返さない。このような図18の構成のCMOSイメージセンサ100Aにおいても図1の場合とほぼ同様の効果を奏することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
1 リセットトランジスタ、2 転送トランジスタ、3 フォトダイオード、4 増幅トランジスタ、5 選択トランジスタ、7 フローティングディフュージョン、9 垂直信号線、10 カラム回路、11 定電流トランジスタ、12 PGA、13 ADC、14 接地線、15 電源線、16 グループ、50,70,71 バイアス回路、80 電流源回路、100,100A イメージセンサ、101 画素アレイ、102 垂直走査部、103 水平走査部、104 論理部、105 入出力部、GND 接地電位、Iref 参照電流、PX 画素、RX,SL,TX 水平信号線、VDD 電源電位、Vb1,Vb2,Vb3,Vb11,Vb12,Vb13,Vb14,Vb21,Vb22 バイアス電圧。

Claims (12)

  1. 固体撮像装置であって、
    光信号を電気信号に変換するための画素が行列状に複数設けられた画素アレイと、
    前記画素アレイの列にそれぞれ対応して設けられた複数の垂直信号線と、
    前記複数の垂直信号線にそれぞれ接続され、各々が、対応する列の各前記画素から出力された前記電気信号を取り込む複数のカラム回路とを備え、
    前記複数のカラム回路は、複数のグループにグループ分けされ、
    前記固体撮像装置はさらに、前記複数のグループにそれぞれ対応する複数のバイアス回路を備え、
    各前記バイアス回路は、参照電流を受け、前記参照電流に基づいて1または複数のバイアス電圧を生成し、生成した1または複数のバイアス電圧を対応するグループに属する各前記カラム回路に供給し、
    各前記バイアス回路は、前記対応するグループに属するいずれかの前記カラム回路に隣接して設けられる、固体撮像装置。
  2. 複数の前記参照電流を生成して各前記バイアス回路に出力する電流源回路をさらに備える、請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記固体撮像装置は、前記複数のバイアス回路として第0番目から第L番目(Lは2以上の整数)までのL+1個のバイアス回路を備え、
    第0番目から第L−1番目までのL個のバイアス回路の各々は、カレントミラー回路を含み、入力された前記参照電流をミラー比に応じてコピーすることによって新たな参照電流を生成して出力し、
    前記固体撮像装置は、前記参照電流を生成して出力する電流源回路をさらに備え、
    第0番目のバイアス回路は前記電流源回路から前記参照電流の入力を受け、
    第i番目(ただし、1≦i≦L)のバイアス回路は、第i−1番目のバイアス回路から前記参照電流の入力を受ける、請求項1に記載の固体撮像装置。
  4. 前記固体撮像装置は、複数の前記参照電流を生成して出力する電流源回路をさらに備え、
    前記複数のバイアス回路は、
    カレントミラー回路を含み、入力された前記参照電流をミラー比に応じてコピーすることによって新たな参照電流を生成して出力する複数の第1のバイアス回路と、
    複数の第2のバイアス回路とを含み、
    前記複数の第1のバイアス回路の一部である複数の特定の第1のバイアス回路は、前記電流源回路から前記参照電流の入力を受け、
    前記複数の特定の第1のバイアス回路を除く残余の第1のバイアス回路の各々は、自己以外の他の第1のバイアス回路から前記参照電流の入力を受け、
    前記複数の第2のバイアス回路の各々は、前記複数の第1のバイアス回路のいずれかから前記参照電流の入力を受ける、請求項1に記載の固体撮像装置。
  5. 各前記カラム回路は、対応する前記垂直信号線に一方の主電極が接続された第1のトランジスタを含み、
    各前記バイアス回路は、前記参照電流または前記参照電流に比例する電流を一方の主電極に受ける第2のトランジスタを含み、
    前記第2のトランジスタは、対応する各前記カラム回路の前記第1のトランジスタとカレントミラーを構成することによって各前記第1のトランジスタの制御電極に前記バイアス電圧を供給する、請求項1に記載の固体撮像装置。
  6. 各前記バイアス回路は、前記参照電流または前記参照電流に比例する電流が流れる1または複数の負荷トランジスタを含み、前記1または複数の負荷トランジスタに生じた電圧は、前記バイアス電圧として前記対応するカラム回路に供給される、請求項5に記載の固体撮像装置。
  7. 各前記カラム回路は、前記画素アレイの対応する列の各前記画素から出力された前記電気信号を増幅するプログラマブルゲインアンプをさらに含み、
    前記プログラマブルゲインアンプは、対応する前記バイアス回路から1または複数のバイアス電圧を受ける、請求項6に記載の固体撮像装置。
  8. 各前記カラム回路は、前記プログラマブルゲインアンプによって増幅された前記電気信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換器をさらに含み、
    前記アナログデジタル変換器は、対応する前記バイアス回路から1または複数のバイアス電圧を受ける、請求項7に記載の固体撮像装置。
  9. 前記複数のカラム回路は、前記画素アレイの行方向の第1の辺に沿って配列され、
    各前記バイアス回路は、隣り合う2個のカラム回路の間または前記複数のカラム回路の列の末端に配置される、請求項1に記載の固体撮像装置。
  10. 前記画素アレイの各列の幅は、各前記カラム回路の配列方向の幅よりも大きい、請求項9に記載の固体撮像装置。
  11. 前記複数のカラム回路のうち前記画素アレイの偶数番目の列に対応する複数の第1のカラム回路は、前記画素アレイの行方向の第1の辺に沿って配列され、
    前記複数のカラム回路のうち前記画素アレイの奇数番目の列に対応する複数の第2のカラム回路は、前記第1の辺に対向する前記画素アレイの第2の辺に沿って配列され、
    前記複数の第1のカラム回路にバイアス電圧を供給する1または複数のバイアス回路の各々は、隣り合う2個の第1のカラム回路の間または前記複数の第1のカラム回路の列の末端に配置され、
    前記複数の第2のカラム回路にバイアス電圧を供給する1または複数のバイアス回路の各々は、隣り合う2個の第2のカラム回路の間または前記複数の第2のカラム回路の列の末端に配置される、請求項1に記載の固体撮像装置。
  12. 固体撮像装置であって、
    光信号を電気信号に変換するための画素が行列状に複数設けられた画素アレイと、
    前記画素アレイの列にそれぞれ対応して設けられた複数の垂直信号線と、
    前記複数の垂直信号線にそれぞれ接続され、各々が、対応する列の各前記画素から出力された前記電気信号を取り込む複数のカラム回路とを備え、
    前記複数のカラム回路は、複数のグループにグループ分けされ、
    前記固体撮像装置はさらに、前記複数のグループにそれぞれ対応する複数のバイアス回路を備え、
    各前記バイアス回路は、参照電流を受け、前記参照電流に基づいて1または複数のバイアス電圧を生成し、生成した1または複数のバイアス電圧を対応するグループに属する各前記カラム回路に供給し、
    前記複数のカラム回路および前記複数のバイアス回路は、前記画素アレイの行方向に延在する共通の基準電位線に接続され、
    各前記バイアス回路と前記基準電位線との接続点は、前記対応するグループに属するいずれかの前記カラム回路と前記基準電位線との接続点と隣り合う位置にある、固体撮像装置。
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