JP2011056826A - ボールペン - Google Patents

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Abstract

【課題】
ボールペンを使用するときには傾けて使用するために、ボールペンチップのカシメ部が筆圧を受け変形したり、紙面と擦れてボールの回転が悪くなり筆記感触が悪くなったりする欠点があったので、その欠点を解消し書き味の良いボールペンを提供する。
【解決手段】
直線形状であったボールペンから軸筒の形状を曲線形状にすることにより、デザイン的にも美しく、又、筆記時に紙面に対して直角に近い角度を保つ為、ボールペンチップのカシメ部が紙面と擦れることがなく書き味が良好であり、従来は直線形状であったため転がって机上から落下したりしていたが、転がる事のないボールペン。
【選択図】 図5

Description

本発明は、ボールペンチップ(5)にリフィール(6)を一体的に接続してなるリフィール(6)を軸筒(7b)に収納するボールペンに関し、特に軸筒の改良に関する。
従来は1図に示すとおり、親指、人差し指、薬指の三本の指で軸筒(7a)の先端部を持ち親指と人差し指の付け根付近に軸筒を支えて使用するが、紙面に対し傾けて使用することになり角度が斜めになり、筆記時にボールペンチップ(5)が受ける筆圧はかなりのもので、図2に示す、ボールペンチップのボール(1)を支持するカシメ部(2)が筆圧を受け、変形、故障したりボール(1)の回転が悪くなり筆記感触が悪くなったり、又、カシメ部(2)が紙面に接触したりする欠点があった。
ボールペンは図2に示す、ボールを周りのカシメ部(2)によって支持するため、寝かせてか書くとカシメ部が擦れて故障の原因となるおそれがある。又、ペン先内部にボールを支える為の受け座(3)があるので、受け座(3)がボールを正しい位置で支えられる角度で筆記するのが良いとされる。筆記時には万年筆と違い紙面に直角に近い角度の60度から90度が望ましいとされており、その角度を保ち筆記することが求められている。
尚、本発明に関する公知技術として次の特許文献1、及び特許文献2をあげることができる。
特許公開2008−55834
特許公開2003−80884
従来技術である直線形状のボールペン(7a)では使用するときに傾けることは避けられない。このことはカシメ部(2)が紙面につかえて損耗、変形し、故障しやすい欠点があり長時間垂直に保持するには困難であり、そうしなければならないという心理的負担も小さくない。
従来のボールペンは直線形状であるために、使用時に傾くのは避ける事ができないため、軸筒の形状を指先とボールペンを保持する親指の付け根付近との間を、直線形状のボールペンの軸筒(7a)を曲線形状の軸筒(7b)にすることによりボールペンの傾きは自然と直角近い角度を意識しなくても保つ事が可能である。
本発明のボールペンの軸筒は曲線形状で、ペン先と保持する親指の付け根を結んでいる為にカシメ部(2)がつかえることもなくなり小さな筆圧で筆記できる。本発明は以上の効果を得る為に軸筒形状を曲線形状としたボールペンである。
従前のボールペンの使用状況である。 ボールペンチップの詳細図である。 発明のボールペン側面図である。 発明のボールペン正面図である。 ボールペンを持った状態を下方から見た図である。 発明のボールペンを下方から見た図である。 ノック式のボールペンである。
請求項1を図3で説明する。
従来は、図1のように従来の軸筒(7a)を支える親指と人差し指の付け根付近を結ぶ区間を直線形状から、図3に示す曲線形状にすることにより軸筒先端部分と紙面の接する角度が図5に示す使用状況の如く、自然に直角近くになりボールペンチップのボール(1)がスムーズに回転し書き味が良好となる。
請求項2を図6により説明する。ボールペンを持つのは親指、人差し指、薬指の三本の指で持って筆記するが、三本の指で持つのであれば、図6に示す、三角形状(8)が最も理にかなっており現在の丸形状のボールペンより、持つ時に力を入れなくても軽い力で支える事ができる。このことは長時間の使用に対し疲労を軽減させ「ペンだこ」の発生を防止する事も、可能となるように発明がなされたものである。本発明は曲線形状のボールペンであり、保持し書く時にその方向を決定するのに三角形状は重要な条件である。
又、直線形状のボールペンは机上で転がり紛失する事があったが、本発明のボールペンは曲線形状であり転がる事は物理的にない。故に、机上から転がり紛失する事もない。
ボールペンにはノック式のボールペンがあるが、図7では、ノック式のボールペンにおいても同様の曲線形状を持たせることにより同様の効果が得られる。
他の筆記具にも可能である。
1 ボール
2 カシメ部
3 受座
4 インク流通溝
5 ボールペンチップ
6 リフィール
7a 従前の軸筒
7b 発明の軸筒
8 先端カバー部
9 ノック部
本発明は、ボールペンチップ(5)にリフィール(6)を一体的に接続してなるリフィール(6)を軸筒(7b)に収納するボールペンに関し、特に軸筒の改良に関する。
従来は1図に示すとおり、親指、人差し指、中指の三本の指で軸筒(7a)の先端部を持ち親指と人差し指の付け根付近に軸筒を支えて使用するが、紙面に対し傾けて使用することになり角度が斜めになり、筆記時にボールペンチップ(5)が受ける筆圧はかなりのもので、図2に示す、ボールペンチップのボール(1)を支持するカシメ部(2)が筆圧を受け、変形、故障したりボール(1)の回転が悪くなり筆記感触が悪くなったり、又、カシメ部(2)が紙面に接触したりする欠点があった。
ボールペンは図2に示すボールを周りのカシメ部(2)によって支持するため、寝かせて書くとカシメ部が擦れて故障の原因となるおそれがある。又、ペン先内部にボールを支えるための受け座(3)があるので、受け座(3)がボールを正しい位置で支えられる角度で筆記するのが良いとされる。筆記時には万年筆と違い紙面に直角に近い角度の60度から90度が望ましいとされており、その角度を保ち筆記することが求められている。
尚、本発明に関する公知技術として次の特許文献1、及び特許文献2をあげることができる。
実開平1―64483号公報 実開平5―58358号公報
従来技術である直線形状のボールペン(7a)では使用するときに傾けることは避けられない。このことはカシメ部(2)が紙面につかえて損耗、変形し、故障しやすい欠点があり長時間垂直に保持するには困難であり、そうしなければならないという心理的負担も小さくない。
従来のボールペンは直線形状であるために、使用時に傾くのは避ける事ができないため軸筒の形状を指先とボールペンを保持する親指の付け根付近との間を、図1に示す直線形状のボールペンの軸筒(7a)を図5に示す曲線形状の軸筒(7b)にすることによりボールペンの傾きは自然と直角近い角度を意識しなくても保つ事が可能である。又、曲線形状のボールペンでは筆記する時に、図5に示す方向となるようにボールペンの向きを特定させる必要があるために、先端部分を三角錐形状として、人差し指の面、親指の面、中指の面とすることにより、方向が決まり図5に示す形で筆記させる事ができる。
本発明のボールペンの軸筒は曲線形状で、ペン先と保持する親指の付け根を結んでいるためにカシメ部(2)がつかえることもなくなり小さな筆圧で筆記できる。本発明は以上の効果を得る為に軸筒形状を曲線形状としたボールペンである。
従前のボールペンの使用状況である。 ボールペンチップの詳細図である。 発明のボールペン側面図である。 発明のボールペン正面図である。 発明のボールペンの使用状況である。 発明のボールペンを下方から見た図である。 ノック式のボールペンである。
請求項1を図1、図3,図5で説明する。
従来は、図1のように軸筒(7a)の直線形状から、図3に示す軸筒(7b)の曲線形状にすることにより軸筒先端部分と紙面の接する角度が図5に示す使用状況のように、自然と直角近くになりボールペンチップのボール(1)がスムーズに回転し書き味が良好となる。曲線形状のボールペンでは軸筒が丸い形状をしているためにボールペンの向きが特定されず、右方向を向いたり左方向を向いたり、ボールペンの向きが定まらないために、丸形状のままでは力を入れて方向を特定し筆記する必要がある。ゆえに軸筒先端部分を三角錐形状にしてボールペンの向きを特定させる。すなわち、人指し指の面、中指の接する面、親指が接する面の3つの面を三角錐形状とし、丸形状の軸筒から三角錐の形状に変化させ、ボールペンチップを三角錐の先端部としてそのボールペンの向きを特定させるために先端部分を三角錐形状としたものである。
又、直線形状のボールペンは机上で転がり紛失する事があったが、本発明のボールペンは曲線形状であり転がる事は物理的にない。故に、机上から転がり紛失する事もない。
ボールペンにはノック式のボールペンがあるが、図7では、ノック式のボールペンにおいても同様の曲線形状を持たせることにより同様の効果が得られる。
他の筆記具にも可能である。
1 ボール
2 カシメ部
3 受座
4 インク流通溝
5 ボールペンチップ
6 リフィール
7a 従前の軸筒
7b 発明の軸筒
8 先端カバー部
・ ノック部

Claims (2)

  1. 先端にボールを有するチップ(5)とチップ(5)を接続するリフィール(6)とリフィール(6)を収納する軸筒(7b)とチップの前方を所定の長さで突出させて覆う先端部(8)の後端と軸筒(7b)を接続しチップ(5)を固定する嵌着若しくは螺着構造を備えたボールペンにおいて、その軸筒の形状を、先端部分と親指の付け根付近で支える軸筒(7b)を紙面に対し直角に近い角度を持たせるために軸筒(7b)を曲線形状にしたことを特徴とするボールペン。
  2. 軸筒先は三本の指で持つことから、ボールペンの軸筒は円形であるが、円形から先端部(8)の部分を三角形状にし、ボールペンチップまでの間を三角錐形状によりに変化させて先端カバー部(8)を三角形状にしたことを特徴とする請求項1記載のボールペン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013018425A1 (ja) * 2011-08-01 2013-02-07 株式会社壽 液体供給装置
RU211182U1 (ru) * 2021-12-30 2022-05-24 Евгений Валерьевич Пайкачев Корпус пишущего устройства

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JPH0339362U (ja) * 1989-08-22 1991-04-16
JPH04504390A (ja) * 1989-04-10 1992-08-06 ボルクシュトレム、ラルス 筆記具などのホルダ

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RU211182U1 (ru) * 2021-12-30 2022-05-24 Евгений Валерьевич Пайкачев Корпус пишущего устройства

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