JP2012061605A - 複式筆記具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】円筒カム20は、周方向に沿って円弧断面状に形成されたカム平坦部22aと、前記カム平坦部の両端側から前方に尖形するように延設された一対のカム斜面22bと、前記一対のカム斜面の先端が繋がる所定幅のカム頂部22cと、前記カム平坦部に少なくとも一つ設けられ、前記摺動コマが着脱自在に嵌合可能な凹部状のカム底部22dとを有し、筆記体11に連結された摺動コマ8が前記円筒カムのカム頂部に当接することにより、該筆記体の先端部が軸先から突出され、その状態において、少なくとも他の筆記体12,13のいずれかに連結された前記摺動コマが前記カム底部に嵌合している。
【選択図】図2
Description
軸筒に収容された複数の筆記体のうち、一つを選択的に繰り出す機構(繰り出し機構)の方式として、回転繰り出し式と呼ばれるものがある。この回転繰り出し式は、特許文献1に開示されるように、前軸に対して後軸を回転させることにより、前軸の先端から筆記体の先端部を選択的に出没させるものである。
また、この状態から、更に前軸に対して後軸を回転させることによって、前記円筒カムにおけるカム頂部の凹部から、摺動コマの凸部が外れ、軸筒内に筆記体が没入される構成となっている。
しかしながら、摺動コマの凸部がカム頂部の凹部に嵌る際には、その筆記具に設けられたリターンバネが最も圧縮された状態となっており、円筒カムに対し高い荷重が加わる。このため、摺動コマの凸部がカム頂部の凹部に嵌る際に、筆記具全体に大きな衝撃が発生し、作動質感を大きく低下させていた。
更には、前記のように筆記体に設けられたリターンバネが強く圧縮された状態で、摺動コマの凸部が、カム頂部に形成された凹凸を乗り越えるため、使用を重ねるうちに、摩耗によりカム頂部が平坦化し、摺動コマの凸部がカム頂部から外れやすくなるという課題もあった。
尚、前記複数の筆記体には、それぞれリターンバネが設けられ、摺動コマは、前記リターンバネの付勢力により前記円筒カムに当接し、前記摺動コマが前記円筒カムのカム頂部に当接する状態で、前記リターンバネは最も圧縮され、前記摺動コマが前記カム底部に嵌合する状態で、前記リターンバネは最も伸長されることが望ましい。尚、リターンバネが最も伸長されるとは、バネ荷重が0N(ニュートン)ではなく適度に荷重があり、筆記体内に収容されるにおいて最も伸びた状態をいう。
また、選択された筆記体ではない他の筆記体に連結された摺動コマが円筒カムのカム底部に嵌り込むことでクリック感を得ることができるが、それら筆記体に捲装されたリターンバネは最も伸長された状態で嵌るため、強い衝撃が生じることなく上質な作業質感を得ることができる。更には、カム底部周辺の凹凸に加わる負荷が低減され、摩耗を抑制することができる。
更に、カム頂部は略平坦に形成すればよく、従来のように、筆記体に設けられた摺動コマが、カム頂部の凹凸を乗り越えるためのストロークを確保する必要がなく、そのストローク分、軸長を長く形成しなくてもよい。
このように構成することにより、凹部状のカム底部の一方の側面をカム斜面と面一に形成することができる。
このため、摺動コマがカム底部に嵌合する際の衝撃、或いはカム底部から外れる際の衝撃のいずれかを無くすことができる。
また、前記円筒カムにおいて、前記カム頂部は、緩やかな凹状に形成されていることで、選択された筆記体の保持安定性が向上するが、選択された筆記体の配置は、他の選択されていない筆記体に連結された摺動コマがカム底部に嵌合することによって確保されるため、前記カム頂部は平坦に形成されてもよい。
また、図2(a)は、内部構造を説明するために外装である軸筒を取り外した状態の平面図、図2(b)は、その側面図である。
即ち、前軸2の後端部に設けられた円筒状の連結螺子2aが、ガイド筒4の前部周面に形成された螺子部4aに螺合して連結され、後軸3の前端部内周面に形成されたリング状突起3aが、ガイド筒4の外周面に形成された溝部4bに軸周りに摺動自在に嵌ることによって軸筒が構成されている。即ち、後軸3は、前軸2及びガイド筒4に対して軸周りに回動自在となされている。
また、前軸2の前端部には、テーパ状に径を細くして、その端部に形成された先口部5aから筆記体の先端が出没可能な口金5が螺着されている。
また、後軸3の後端部には、蓋部材6が装着され、これによりクリップ部7が固定されている。
図3に前記ガイド筒4の斜視図を示す。このガイド筒4は、前記のように、その前端部に前軸2に連結される螺子部4aが形成され、螺子部4aよりも後側の周面に、前記後軸3を回動自在に装着するための溝部4bが形成されている。
即ち、シャープペンシル筆記体11、及びボールペン筆記体12、13の各筆記体は、ガイド筒4の貫通孔4cにそれぞれ挿通され、前記ガイド溝4dに沿って軸方向に移動可能に配置される。
また、ガイド筒4の後端には、後述の円筒カム20を軸周りに回動自在に連結するための突起部4eが形成されている。
リターンバネ15の後端は、筆記体の後端部に装着される摺動コマ8に当接し、リターンバネ15の前端は、前記ガイド筒4における貫通孔4cに係止している。
前記摺動コマ8は、図4の斜視図に示すように、筆記体後端に嵌着するための突出部8aと、ガイド筒4のガイド溝4dを軸方向に摺動自在な本体部8bと、本体部8bの前面に形成され、筆軸後方に向けて突起した凸部8cとを有する。凸部8cの左右両側には、カム斜面8dがそれぞれ形成されている。また、本体部8bの前端側には、リターンバネ15が係止される係止部8eが設けられている。
この円筒カム20は、円筒状の円筒部21と、円筒部21の前端から前方へ延びるカム部22とからなる。前記円筒部21には、図5(c)に示すように、その内周面に螺子部21aが形成されており、この螺子部21aに対し、前記したように蓋部材6が螺着される。
尚、カム頂部22cは、選択された筆記体に連結された摺動コマ8の凸部8cが当接する部位であるため、図面においては、安定性向上のために緩やかな凹状に形成されているが、平坦に形成されもよい。
尚、このカム底部22dは、選択されていない筆記体の後端に連結された摺動コマ8の凸部8cをそれぞれ嵌めるために設けられており、その嵌る動作によってクリック感が得られるという効果を得ることができる。
また、前記のようにカム底部22dがカム平坦部22aの端部に形成されていることにより、摺動コマ8がカム底部22dに嵌合する際の衝撃、或いはカム底部22dから外れる際の衝撃のいずれかを無くすことができる。
更にカム底部22dと摺動コマ8の凸部8cとの間に粘稠性のあるグリスを塗布することでクリック音を低下することができ、高級感のあるクリック感を得ることができる。
一方、他の筆記体(ボールペン筆記体12,13)にあっては、図2(b)に示すように、その後端に連結された摺動コマ8の凸部8cが円筒カム20のカム底部22dに嵌った状態となる。また、このときシャープペンシル筆記体12,13において、その後部に捲装されたリターンバネ15は長く伸びた状態であり、摺動コマ8に対し軸後方に向けて、比較的緩い付勢力を与えている。
一方、円筒カム20のカム頂部22cに当接していたシャープペンシル筆記体11に連結された摺動コマ8は、カム頂部22cから外れ、(前記ボールペン筆記体12に連結された摺動コマ8が摺動するカム斜面22bとは反対側の)カム斜面22bをカム底部22dに向けて摺動開始する。
更に、選択されない他の筆記体であるボールペン筆記体13にあっては、その後端に連結された摺動コマ8の凸部8cは、カム底部22dから外れ、カム平坦部22aを摺動開始する。
一方、前記ボールペン筆記体12の摺動コマ8が円筒カム20のカム頂部22cに到達すると同時に、シャープペンシル筆記体11に連結され、カム斜面22bを摺動していた摺動コマ8がカム底部22dに到達し、その凸部8cがカム底部22dに嵌る状態となる。
更に、同時に、ボールペン筆記体13に連結され、カム平坦部22aを摺動していた摺動コマ8が他方のカム底部22dに到達し、その凸部8cがカム底部22dに嵌る状態となる。
また、選択されたボールペン筆記体12ではない他の筆記体に連結された摺動コマ8が円筒カム20のカム底部22dに嵌り込むことでクリック感が得られるが、それら筆記体に捲装されたリターンバネ15は比較的長く伸びた状態で嵌るため、強い衝撃が生じることなく上質な作業質感を得ることができる。更には、カム底部22d周辺の凹凸に加わる負荷が低減され、摩耗を抑制することができる。
したがって、この出願の発明にかかる筆記具によると、前記した発明の効果の欄に記載したとおりの独自の作用効果を得ることができる。
或いは、少なくとも一つのカム底部22dが設けられることにより、クリック感の獲得、及び筆記体の固定が可能となるため、軸筒に収容される筆記体の数に拘わらず、カム平坦部22aに設けるカム底部22dの数により、クリック感(作動質感)を調整してもよい。
2 前軸(軸筒)
3 後軸(軸筒)
8 摺動コマ
11 シャープペンシル筆記体(筆記体)
12 ボールペン筆記体(筆記体)
13 ボールペン筆記体(筆記体)
15 リターンバネ
20 円筒カム
22a カム平坦部
22b カム斜面
22c カム頂部
22d カム底部
Claims (5)
- 軸筒内に複数の筆記体が収容された筆記具において、前記筆記体の後端に連結された摺動コマと、軸周りに回転自在に設けられ、前記摺動コマが摺動可能な円筒カムとを具備し、前記円筒カムの回転により前記摺動コマを前後移動させ、選択的に一つの筆記体の先端部を軸先から突出させる複式筆記具であって、
前記円筒カムは、
周方向に沿って円弧断面状に形成されたカム平坦部と、前記カム平坦部の両端側から前方に尖形するように延設された一対のカム斜面と、前記一対のカム斜面の先端が繋がる所定幅のカム頂部と、前記カム平坦部に少なくとも一つ設けられ、前記摺動コマが着脱自在に嵌合可能な凹部状のカム底部とを有し、
前記筆記体に連結された摺動コマが前記円筒カムのカム頂部に当接することにより、該筆記体の先端部が軸先から突出され、その状態において、少なくとも他の筆記体のいずれかに連結された前記摺動コマが前記カム底部に嵌合していることを特徴とする複式筆記具。 - 前記複数の筆記体には、それぞれリターンバネが設けられ、
摺動コマは、前記リターンバネの付勢力により前記円筒カムに当接し、
前記摺動コマが前記円筒カムのカム頂部に当接する状態で、前記リターンバネは最も圧縮され、
前記摺動コマが前記カム底部に嵌合する状態で、前記リターンバネは最も伸長されることを特徴とする請求項1に記載された複式筆記具。 - 前記円筒カムにおいて、前記カム底部は、前記カム平坦部の端部に形成され、
前記カム斜面とカム平坦部とは、前記カム底部を介して繋がっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された複式筆記具。 - 前記カム平坦部において、前記カム底部は、軸筒内に収容される筆記体の数に合わせて設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された複式筆記具。
- 前記円筒カムにおいて、前記カム頂部は、緩やかな凹状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載された複式筆記具。
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