JPH04504390A - 筆記具などのホルダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 筆記具などのホルダ 技術分野 本発明は、手持ち式の鉛筆のような筆記具などのホルダに関する。

ここで「筆記具など」というのは、プロット作業を行ったり、文字を書いたり、 製図を行ったり、絵を描いたりなどするための物品を本質的に意味し、これらに おいては、容器あるいは供給部から筆記面にインクを移すための手段が設けられ る。通常、筆記具における前記手段には、ボールやチップなどを支持したポイン ト状の先端部が設けられる。あるいは、先端部がブラシ状とされることもある。

背景技術 筆記具などに真直な分離形のホルダを設けたり、筆記具自体を真直なホルダ形の エレメント状に形成したりして、いわゆる固定形のホルダとすること自体は、す でに公知である。この分離形のホルダおよびホルダ形のエレメントの主たる機能 は、筆記具の長さを伸ばして、筆記過程において筆記具を支持しかつ安定させる ことにある。

今日、ペンのための分離形のホルダ、いわゆるペン軸は、多量には使用されてい ない。しかし、「ホルダ」という用語は、分離形および固定形の双方のホルダを 含むために用いられる。

図１に示された真直な筆記具ｌにおいては、ホルダ部２がグリップ部３の直接の 延長部分を構成しているが、その動作線すなわちチップ４と同等の部分は、親指 と人差指と中指との先端部によって実質的に規定される下部から、親指および人 差指の根元部と手の中間部とによって実質的に規定される上部に向かって伸びて いる。この筆記具の通常の使用時においては、チップの動作線は、手口体を通ら ずに、人差指の方向よりも筆記面の方へ偏っている。すなわち、グリップ部は人 差指に平行にならない。

発明の説明 筆記具を使用するときの安定性と支持性とを良好にするため、この筆記具のホル ダ部が角度を付与されるかあるいは湾曲状に形成される。これにより、この筆記 具が手の中に気持ち良く収められ、手の構造にいっそううまく適合することにな る。さらに、このホルダ部の形状により、ポイント、チップまたは同等部の方向 付けを、従来の形状のペンと比べて異なったものとすることができる。本発明に よれば、筆記面に対する筆記具のポイント状の先端部の方向は、この筆記面に対 する人差指の方向に実質的に相当することになり、筆記具の取扱が改警されかつ 容易になる。

図面の説明 図１は、従来の公知の手持ち式のペンを示す図である。

図２は、本発明にもとづく湾曲構造の手持ち式のペンを示す図である。

図３Ａ−図３Ｄは、図２の湾曲構造のペンのデザインを詳細に示す図である。

実施例の説明 図２および図３Ａ−３Ｄは、本発明にもとづく筆記具の構成を描いたものであり 、この筆記具は、本質的に剛性のある鉛筆の形態をなして、湾曲したホルダ部を 有している。この鉛筆は、主として、チップと、グリップ部７と、湾曲したホル ダ部５とからなる。芯６あるいは同様のものが、チップとグリップ部７とにおけ る孔の内部に挿入され、この芯は、もし必要なら、ホルダの全長にわたって配置 される。ホルダ内に、芯を入れた容器と、芯送り出し機構とを収容することがで きる。芯の代わりに、ブラシやボールや同様のものを、液体求たはペーストの供 給部とともに、あるいはこの供給部をともなわずに、使用することができる。

親指、人差指および中指の握り面とペンとの接触を改善かつ増大させるために、 チップとグリップ部７とを、図３Ｄに示すように、本質的に三辺形に形成するこ とができ、これによって、より大きな安定性が達成される。湾曲あるいは角度が 付与されたホルダ部５を、図３０に示すように、実質的に矩形断面に形成するこ とができる。

これにより、この断面における長辺部が、使用時に、人差指の側部、あるいは親 指および人差指の根元部どうしの間の部分における手の側部、に接触する。この ようなホルダ部の形状により、平面的な接触、および手に対する圧力のいっそう の分配さえもが達成され、手全体に対する圧力レベルが低下する。もし必要なら 、ホルダ部の接触面を、横断面においてわずかに弓形に形成することができる。

湾曲あるいは角度が付与されたホルダ部により、グリップ部７を手の中に収める ことができて、このグリップ部が人差指の主移動面内に位置されるとともに、芯 が引き出されたときのこの芯の動作線が、手によって規定されるエリア内に位置 される。使用時には、芯は人差指の先端の動きに本質的に追従し、しかもグリッ プ部は人差指に対し本質的に平行になる。

筆記具のホルダ部に角度を付与したりこれを湾曲に形成したりすることで、この ホルダ部を手の形状により良く適合させることができ、これにより人間工学的に 正しい設計を行うことができる。本発明にもとづ（ペンを普通に使用する際に、 このペンのチップとグリップ部は、人差指の動きに本質的に追従するとともに、 人差指に沿って位置することになる。そして、角度を付与あるいは湾曲されたホ ルダ部は、手の側部に触って、この側部により支えられることになる。

この種のホルダデザインは、手持ち式のペン形の道具にも利用でき、この場合に は、ポイント形のチップ部は、材料を表面に移す代わりに、表面から材料を取り 除くように構成される。

Ｆｉｇ、３ＣＦｉｇ、　３Ｄ 補正書の翻訳文提出書（特許法第１８４条の８）平成３年１０月り日

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．チップ部を有したグリップ部と、ホルダ部とを備えた、筆記具などのための ホルダであって、ホルダ部（５）が湾曲または角度を付与した形状とされ、かつ 、前記筆記具を普通に使用する際に、グリップ部（７）が人差指に対し本質的に 平行になることを特徴とする。
2. ２．請求項１に記載のホルダであって、ホルダ部（５）は、このホルダ部（５） が、人差指の側部、あるいは親指および人差指の根元部どうしの間の部分におけ る手の側部、に接触するように、湾曲または角度を付与した形状とされているこ とを特徴とする。
3. ３．請求項１に記載のホルダであって、ホルダ部（５）の横断面が実質的に矩形 であって、この断面における長辺部が、人差指の側部、あるいは親指および人差 指の根元部どうしの間の部分における手の側部、に接触することを特徴とする。
4. ４．請求項１に記載のホルダであって、グリップ部（７）が実質的に三辺形に形 成されていることを特徴とする。