JP3031372U - ツーウェイボールペン - Google Patents
ツーウェイボールペンInfo
- Publication number
- JP3031372U JP3031372U JP1996005740U JP574096U JP3031372U JP 3031372 U JP3031372 U JP 3031372U JP 1996005740 U JP1996005740 U JP 1996005740U JP 574096 U JP574096 U JP 574096U JP 3031372 U JP3031372 U JP 3031372U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaped
- tip
- connecting surface
- way
- ballpoint pen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Pens And Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 解決しょうとする課題は、現在主流的なボー
ルペンでの筆記時の書きにくさの解消と、長時間筆記時
での指、手首、肩等への疲労度の軽減である。 【解決手段】 可撓性レフィルからなる油性、又は水性
のボールペン等に於いて、金属、プラスチック等からな
る胴部と、この胴部の中心軸に斜交する連結面を有する
先端部からなり、この連結面と直交に設けた嵌合部に構
成した2条ネジの締着により、斜交線付近で先端部の1
80度の変態から、I字状とJ字状のツーウェイを得る
よう形成する。又は、この連結部と直交に設けた、回転
可能な嵌合部の枢着により、斜交線上で先端部の180
度の変態から、I字状とJ字状のツーウェイを得るよう
形成する。一方、金属系、プラスチック系レフィルに於
いては、I字状、J字状時に関係なく直線形のままであ
るよう先端部内に装着、インク容量からはレフィルのス
ペアを胴部内に装備するよう形成する。
ルペンでの筆記時の書きにくさの解消と、長時間筆記時
での指、手首、肩等への疲労度の軽減である。 【解決手段】 可撓性レフィルからなる油性、又は水性
のボールペン等に於いて、金属、プラスチック等からな
る胴部と、この胴部の中心軸に斜交する連結面を有する
先端部からなり、この連結面と直交に設けた嵌合部に構
成した2条ネジの締着により、斜交線付近で先端部の1
80度の変態から、I字状とJ字状のツーウェイを得る
よう形成する。又は、この連結部と直交に設けた、回転
可能な嵌合部の枢着により、斜交線上で先端部の180
度の変態から、I字状とJ字状のツーウェイを得るよう
形成する。一方、金属系、プラスチック系レフィルに於
いては、I字状、J字状時に関係なく直線形のままであ
るよう先端部内に装着、インク容量からはレフィルのス
ペアを胴部内に装備するよう形成する。
Description
【0001】
この考案はツーウェイボールペンに関するものである。
【0002】
従来より筆記具は種々の様態が市販されている。 鉛筆、シャープペンシル、万年筆、サインペン、そして日本で年間10億本も 製造されるボールペンが代表的である。 鉛筆、シャープペンシル、万年筆、サインペン、これら筆記具は、いわゆる芯 部の側頭部を利するため、紙面に対し約30〜50度の角度で親指、人差し指、 中指と、親指と人差し指のつけねの部分4点で、先端部と胴部を自然体に優しく 保持し筆記している。 このため書き易く、長時間筆記時でも指、手首、肩等への疲労度が少ない。 これに対しボールペンは、チップ内のボールが回転する事でレフィルからイン クを引き出し、それを紙面に付着させる機能上、いわゆる芯部の頂頭部を利する ため、紙面に対し約60〜80度の角度で親指、人差し指、中指の3点で、先端 部を保持し、ボールのカシメ部が紙面に触れぬよう筆記している。 このため書きにくく、長時間筆記時では指、手首、肩等への疲労度が多い。
【0003】
解決しょうとする課題は、現在主流的なボールペンでの筆記時の書きにくさの 解消と、長時間筆記時での指、手首、肩等への疲労度の軽減である。
【0004】
可撓性レフィルからなる油性、又は水性のボールペン等に於いて、金属、プラ スチック等からなる胴部と、この胴部の中心軸に斜交する連結面を有する先端部 を形成する。 この連結面と直交に設けた嵌合部に構成した2条ネジの締着により斜交線付近 で先端部の180度の変態から、I字状とJ字状のツーウェイを得るよう形成す る。 又、この連結面と直交に設けた回転可能な嵌合部の枢着により、斜交線上で先 端部の180度の変態から、I字状とJ字状のツーウェイを得るよう形成する。 一方、金属系、プラスチック系レフィルに於いては、I字状、J字状時に関係 なく直線形のままであるよう先端部内に装着、インク容量からはレフィルのスペ アを胴部内に装備する等の手段を形成する。
【0005】
以下、本考案の実施の形態を図示例に基ずき説明する。
【0006】 可撓性レフィル3からなる油性、又は水性のボールペン等に於いて、金属、プ ラスチック等からなる胴部5と、この胴部の中心軸CDに斜交する連結面7を有 する先端部4からなり、この連結面7と直交に設けた嵌合部8に構成した2条ネ ジの締着により、胴部5の中心軸直交線LM上ではなく、斜交線GHの付近で先 端部4の180度の変態から、I字状とJ字状のツーウェイを得る事ができる。
【0007】 I字状時に於いては、可撓性のレフィル3は直線状であり、従来のように筆記 出来、携帯時、収納時に嵩張らず、先端部4にキャップも冠着する事も出来る。
【0008】 J字状時に於いては、可撓性レフィル保持部6により、レフィル3と先端部4 の中空は、すべり対偶等により、可撓性のレフィル3もJ字状となり、ボールペ ンのボール1とこれを保持するチップ部2、即ち先端部中心軸EFは、紙面AB に対し、約60〜80度の角度となり、ボールのカシメ部が紙面に触れず書き易 くなる。
【0009】 一方、連結面7と直交に設けた回転可能な嵌合部の枢着に於いても、斜交線G H上で先端部4の180度の変態から、2条ネジの締着と同様にI字状とJ字状 のツーウェイを得る事が出来る。
【0010】
この様に構成する事により最少の部品点数で、安価で簡単確実な先端部の18 0度の変態が得られ、I字状時に於いては、従来のように筆記出来、携帯時、収 納時に嵩張らず、先端部にキャップを冠着する事が出来る。 J字状時に於いては、従来の様な紙面に対し約60〜80度の角度で親指、人 差し指、中指の3点で先端部を強く保持し、ボールのカシメ部が紙面に触れぬ事 を気にしつつ筆記する事もなく、鉛筆、シャープペンシル、万年筆、これら筆記 具の様に約30〜50度の角度で、親指、人差し指、中指と、親指と人差し指の つけねの部分4点で、先端部と胴部を自然体に優しく保持し、いわゆる芯部の頂 頭部を利する事が出来るため、書き易さが得られる。 又、紙面に対し約30〜50度の保持角度は、親指第一関節や人差し指第二関 節を鈍角へ変化させるため、紙面と頂頭部の接点の視認性向上と、長時間筆記時 での指、手首、肩等への疲労度が軽減出来る。
【図1】一実施例のI字状を表す斜視図
【図2】一実施例のJ字状を表す斜視図
【図3】一実施例の可撓性レフィル時のネジ締着による
I字状を表す断面図
I字状を表す断面図
【図4】一実施例の可撓性レフィル時のネジ締着による
J字状を表す断面図
J字状を表す断面図
【図5】一実施例の胴部部分断面図
【図6】一実施例の先端部断面図
【図7】一実施例の金属レフィル時の先端部断面図
1 ボール 2 チップ部 3 可撓性レフィル 4 先端部 5 胴部 6 可撓性レフィル保持部 7 連結面 8 嵌合部 9 金属レフィル 10 金属レフィル保持部 AB 紙面 CD 胴部中心軸 EF 先端部中心軸 GH 斜交線 JK 連結面直交線 LM 胴部中心軸直交線
Claims (3)
- 【請求項1】 可撓性レフィルからなる油性、又は水性
のボールペン等に於いて、金属、プラスチック等からな
る胴部と、この胴部の中心軸に斜交する連結面を有する
先端部からなり、この連結面と直交に設けた嵌合部に構
成した2条ネジの締着により、斜交線付近で先端部の1
80度の変態から、I字状とJ字状のツーウェイを得る
事を特徴とするボールペン。 - 【請求項2】 可撓性レフィルからなる油性、又は水性
のボールペン等に於いて、金属、プラスチック等からな
る胴部と、この胴部の中心軸に斜交する連結面を有する
先端部からなり、この連結面と直交に設けた、回転可能
な嵌合部の枢着により、斜交線上で先端部の180度の
変態から、I字状とJ字状のツーウェイを得る事を特徴
とするボールペン。 - 【請求項3】 油性、又は水性のボールペン等に於い
て、金属、プラスチック等からなる胴部と、この胴部の
中心軸に斜交する連結面を有する先端部からなり、この
先端部内にレフィルを装着し、連結面と直交に設けた嵌
合部に構成した2条ネジの締着や、回転可能な嵌合部の
枢着により、斜交線付近や斜交線上で先端部の180度
の変態から、I字状とJ字状のツーウェイを得る事を特
徴とするボールペン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996005740U JP3031372U (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | ツーウェイボールペン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996005740U JP3031372U (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | ツーウェイボールペン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3031372U true JP3031372U (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=43166323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996005740U Expired - Lifetime JP3031372U (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | ツーウェイボールペン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3031372U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021104658A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-26 | 三菱鉛筆株式会社 | 筆記具 |
-
1996
- 1996-05-17 JP JP1996005740U patent/JP3031372U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021104658A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-26 | 三菱鉛筆株式会社 | 筆記具 |
JP7406985B2 (ja) | 2019-12-27 | 2023-12-28 | 三菱鉛筆株式会社 | 筆記具 |
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