JP4573142B1 - ボールペン - Google Patents
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Abstract
【課題】
ボールペンを使用するときには傾けて使用するために、ボールペンチップのカシメ部が筆圧を受け変形したり、紙面と擦れてボールの回転が悪くなり筆記感触が悪くなったりする欠点があったので、その欠点を解消し書き味の良いボールペンを提供する。
【解決手段】
直線形状であったボールペンから軸筒の形状を曲線形状にすることにより、デザイン的にも美しく、又、筆記時に紙面に対して直角に近い角度を保つ為、ボールペンチップのカシメ部が紙面と擦れることがなく書き味が良好であり、従来は直線形状であったため転がって机上から落下したりしていたが、転がる事のないボールペン。
【選択図】 図5
ボールペンを使用するときには傾けて使用するために、ボールペンチップのカシメ部が筆圧を受け変形したり、紙面と擦れてボールの回転が悪くなり筆記感触が悪くなったりする欠点があったので、その欠点を解消し書き味の良いボールペンを提供する。
【解決手段】
直線形状であったボールペンから軸筒の形状を曲線形状にすることにより、デザイン的にも美しく、又、筆記時に紙面に対して直角に近い角度を保つ為、ボールペンチップのカシメ部が紙面と擦れることがなく書き味が良好であり、従来は直線形状であったため転がって机上から落下したりしていたが、転がる事のないボールペン。
【選択図】 図5
Description
本発明は、ボールペンチップ(5)にリフィール(6)を一体的に接続してなるリフィール(6)を軸筒(7b)に収納するボールペンに関し、特に軸筒の改良に関する。
従来は1図に示すとおり、親指、人差し指、中指の三本の指で軸筒(7a)の先端部を持ち親指と人差し指の付け根付近に軸筒を支えて使用するが、紙面に対し傾けて使用することになり角度が斜めになり、筆記時にボールペンチップ(5)が受ける筆圧はかなりのもので、図2に示す、ボールペンチップのボール(1)を支持するカシメ部(2)が筆圧を受け、変形、故障したりボール(1)の回転が悪くなり筆記感触が悪くなったり、又、カシメ部(2)が紙面に接触したりする欠点があった。
ボールペンは図2に示すボールを周りのカシメ部(2)によって支持するため、寝かせて書くとカシメ部が擦れて故障の原因となるおそれがある。又、ペン先内部にボールを支えるための受け座(3)があるので、受け座(3)がボールを正しい位置で支えられる角度で筆記するのが良いとされる。筆記時には万年筆と違い紙面に直角に近い角度の60度から90度が望ましいとされており、その角度を保ち筆記することが求められている。
尚、本発明に関する公知技術として次の特許文献1、及び特許文献2をあげることができる。
尚、本発明に関する公知技術として次の特許文献1、及び特許文献2をあげることができる。
従来技術である直線形状のボールペン(7a)では使用するときに傾けることは避けられない。このことはカシメ部(2)が紙面につかえて損耗、変形し、故障しやすい欠点があり長時間垂直に保持するには困難であり、そうしなければならないという心理的負担も小さくない。
従来のボールペンは直線形状であるために、使用時に傾くのは避ける事ができないため軸筒の形状を指先とボールペンを保持する親指の付け根付近との間を、図1に示す直線形状のボールペンの軸筒(7a)を図5に示す曲線形状の軸筒(7b)にすることによりボールペンの傾きは自然と直角近い角度を意識しなくても保つ事が可能である。又、曲線形状のボールペンでは筆記する時に、図5に示す方向となるようにボールペンの向きを特定させる必要があるために、先端部分を三角錐形状として、人差し指の面、親指の面、中指の面とすることにより、方向が決まり図5に示す形で筆記させる事ができる。
本発明のボールペンの軸筒は曲線形状で、ペン先と保持する親指の付け根を結んでいるためにカシメ部(2)がつかえることもなくなり小さな筆圧で筆記できる。本発明は以上の効果を得る為に軸筒形状を曲線形状としたボールペンである。
請求項1を図1、図3,図5で説明する。
従来は、図1のように軸筒(7a)の直線形状から、図3に示す軸筒(7b)の曲線形状にすることにより軸筒先端部分と紙面の接する角度が図5に示す使用状況のように、自然と直角近くになりボールペンチップのボール(1)がスムーズに回転し書き味が良好となる。曲線形状のボールペンでは軸筒が丸い形状をしているためにボールペンの向きが特定されず、右方向を向いたり左方向を向いたり、ボールペンの向きが定まらないために、丸形状のままでは力を入れて方向を特定し筆記する必要がある。ゆえに軸筒先端部分を三角錐形状にしてボールペンの向きを特定させる。すなわち、人指し指の面、中指の接する面、親指が接する面の3つの面を三角錐形状とし、丸形状の軸筒から三角錐の形状に変化させ、ボールペンチップを三角錐の先端部としてそのボールペンの向きを特定させるために先端部分を三角錐形状としたものである。
又、直線形状のボールペンは机上で転がり紛失する事があったが、本発明のボールペンは曲線形状であり転がる事は物理的にない。故に、机上から転がり紛失する事もない。
ボールペンにはノック式のボールペンがあるが、図7では、ノック式のボールペンにおいても同様の曲線形状を持たせることにより同様の効果が得られる。
他の筆記具にも可能である。
1 ボール
2 カシメ部
3 受座
4 インク流通溝
5 ボールペンチップ
6 リフィール
7a 従前の軸筒
7b 発明の軸筒
8 先端カバー部
・ ノック部
2 カシメ部
3 受座
4 インク流通溝
5 ボールペンチップ
6 リフィール
7a 従前の軸筒
7b 発明の軸筒
8 先端カバー部
・ ノック部
Claims (1)
- ボールペンにおいてその軸筒の形状を、先端部分と親指の付け根付近で支える軸筒を紙面に対し直角に近い角度を持たせるために軸筒を曲線形状にし、後端部分を直線形状と同じ感覚となるように曲げる構造とし、ポールペンの向きを特定させるために、指で支える先端カバー部分を三角錐形状にし、人差し指で支える面、親指で支える面、中指で支える面とし、丸軸筒から三角錐形状と変化させたことを特徴とするボールペン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009210041A JP4573142B1 (ja) | 2009-09-11 | 2009-09-11 | ボールペン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009210041A JP4573142B1 (ja) | 2009-09-11 | 2009-09-11 | ボールペン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP4573142B1 true JP4573142B1 (ja) | 2010-11-04 |
JP2011056826A JP2011056826A (ja) | 2011-03-24 |
Family
ID=43319579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009210041A Expired - Fee Related JP4573142B1 (ja) | 2009-09-11 | 2009-09-11 | ボールペン |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4573142B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013031939A (ja) * | 2011-08-01 | 2013-02-14 | Kotobuki & Co Ltd | 液体供給装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0339362U (ja) * | 1989-08-22 | 1991-04-16 | ||
JPH04504390A (ja) * | 1989-04-10 | 1992-08-06 | ボルクシュトレム、ラルス | 筆記具などのホルダ |
-
2009
- 2009-09-11 JP JP2009210041A patent/JP4573142B1/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
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---|---|---|---|---|
JPH04504390A (ja) * | 1989-04-10 | 1992-08-06 | ボルクシュトレム、ラルス | 筆記具などのホルダ |
JPH0339362U (ja) * | 1989-08-22 | 1991-04-16 |
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---|---|
JP2011056826A (ja) | 2011-03-24 |
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