JP2011054074A - 物品供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】手動で小物品を供給する物品供給装置に関して、物品が欠乏したとき操作不能にすると共に、商品売切れ情報を表示する装置を提供する。
【解決手段】ストッカー(3)に積層された物品を最下位の物品から順に搬出口(4)に向けて押し出すイジェクタ機構(5)と、手動によりイジェクタ機構(5)を往復動させる操作機構(7)が設けられ、最上位の物品(bn)に追従体(37)が載置されている。コインを投入し、操作機構(7)をニュートラル位置(N)から1回転することにより物品が搬出される。最上位の物品が押し出され、ストッカー(3)の物品が欠乏したとき、追従体(37)が落下してイジェクタ機構(5)を駆動位置(EJ)でロックする。このとき、操作機構(7)は中途位置(M)で停止させられ、コインを受取ることができない。追従体(37)は、表示作動機構(31)を作動させ、ハウジングの正面壁(2a)の表示窓(23)に商品売切れ情報(30)を表示する。
【選択図】図2

Description

本発明は、小物品を商品として販売する販売機等の物品供給装置に関する。
従来、種々の小物品を商品として販売する販売機が知られている。このような販売機は、電動式のものが主流を占めるが、電源等による設置場所に制限のない手動機械式のものが好ましい。
手動機械式の販売機は、ハウジングと、ハウジングの内部で多数の物品を上下に積層するストッカーと、最下位の物品をストッカーからハウジングの外部に搬出する搬出口と、ストッカーの背部に位置する往動開始位置とストッカーの底部に位置する往動終了位置との間を往復移動することにより最下位の物品を搬出口から押し出すイジェクタ機構と、ニュートラル位置でコインを受取り可能とされると共に該コインを受取ることにより一方向にのみ回動自在なワンウエイ手段を設けた操作機構と、前記操作機構の回転を受けて前記イジェクタ機構を往復駆動する動力伝達機構を備えている。
操作機構は、一方向にのみ回転自在な摘み部材を備えており、ハウジングの外側に設けたスリットにコインを投入したとき、該摘み部材を始点から終点まで所定回転角度で1回だけ回転可能とする操作許可機構を設けている。具体的には、操作許可機構は、係脱自在な係止手段を備え、係止手段が係止した状態では回転不能とされているが、スリットから投入されたコインをポケットに受取ると、該コインにより前記係止手段の係止を解除させることにより、回転可能となるように構成されている。
このように、前記操作機構は、ニュートラル位置にあるときにコインをポケットに受取り可能であり、そして、前記操作許可機構は、前記ポケットにコインが投入された状態で操作機構を回転可能とする。
そこで、物品購入を目的とする顧客は、スリットにコインを投入した後、手動により摘み部材をニュートラル位置から回転する。手動で回転された操作機構の動力は、動力伝達機構を介してイジェクタ機構を往動開始位置から往動終了位置に向けて往動することにより、積層された物品のうち最下位の物品を搬出口に押し出す。この1回の動作が終わり、再びニュートラル位置に来ると、摘み部材は回転不能に保持される。
ところで、従来の販売機は、売り切れ等によりストッカーの物品が欠乏した場合でも、スリットにコインを投入すると、ニュートラル位置で待機している操作機構のポケットにコインが受取られ、操作許可機構が働くので、摘み部材を回転することができる。しかしながら、物品が欠乏しているので、イジェクタ機構は空回りする。このため、物品の欠乏状態を知らない顧客は、コインを投入して摘み部材を回転しても物品が搬出口から供給されないことに怒りを感じ、物品供給者との間でトラブルの原因となる。
そこで、物品の搬出に伴う最上位の物品の下降に追従して下降する追従体を設け、該追従体によりロック機構を構成した物品供給装置が提案されている。前記追従体は、錘により構成され、最上位の物品に載置されており、イジェクタ機構が最上位の物品を搬出口から押し出したとき、前記ロック機構が追従体とイジェクタ機構を相互に係止させ、イジェクタ機構を移動不能にロックする。従って、このロック状態において、顧客が摘み部材を回転しようとしても、回転されることはない。
特開2008−152724号公報 特開2003−296806号公報
上述した従来技術は、物品供給装置に設けたロック機構がイジェクタ機構を移動不能にロックし、それにより操作機構の摘み部材を回転不能とするので、顧客がコインを投入しても摘み部材が空回りするというトラブルを発生することはない。
しかしながら、従来技術の場合、最後の物品を押し出したイジェクタ機構は、往動終了位置で前記ロック機構により移動不能にロックされるものであるから、このとき、操作機構は、ニュートラル位置にあり、スリットから投入したコインをポケットに受取り可能としている。
このため、イジェクタ機構がロック状態にあることを知らない顧客がスリットにコインを投入すると、該スリットからポケットに向けてコインが挿入されてしまい、該コインを取出不能又は取出困難な状態とするので、依然としてトラブルの原因が解消されない。
本発明は、上記課題を解決し、ストッカーの物品が欠乏したとき、イジェクタ機構を移動不能にロックするだけでなく、ロック状態である旨の情報、換言すれば、商品が売切れの状態である旨の情報を表示させ、これを顧客に知らせるように構成した物品供給装置を提供するものである。
また、本発明は、イジェクタ機構がロックされた状態で、顧客がスリットにコインを投入しようとしても、操作機構がコインの受取りを拒否することにより、顧客にコイン挿入不能であることを知らせ、コインの投入を断念させるように構成した物品供給装置を提供するものである。
そこで、本発明が手段として構成したところは、ハウジングと、ハウジングの内部で多数の物品を上下に積層するストッカーと、最下位の物品をストッカーからハウジングの外部に搬出する搬出口と、ストッカーの背部に位置する往動開始位置(FS)とストッカーの底部に位置する往動終了位置(FE)の間を往復移動することにより最下位の物品を搬出口に向けて押し出すイジェクタ機構と、ニュートラル位置(N)でコインを受取り可能とされると共に該コインを受取ることにより一方向にのみ回動自在なワンウエイ手段を設けた操作機構と、前記操作機構の回転を受けて前記イジェクタ機構を往復駆動する動力伝達機構から構成され、前記ストッカーの物品が欠乏したとき、前記イジェクタ機構を移動不能とするロック装置と、ハウジングの正面壁に設けた表示窓に商品売切れ情報を表示する表示装置が設けられており、前記ロック装置は、ストッカーに積層された物品の搬出に伴う最上位の物品の下降に追従して下降する錘を構成して該最上位の物品(bn)に載置された追従体を備え、該追従体は、最上位の物品の搬出に伴い下降して下方の受部材に載置されたとき、前記イジェクタ機構に係止する係止手段を設けると共に、前記表示装置を作動させる作動手段を設けており、前記表示装置は、ハウジングの正面壁の裏面に位置して待機位置と作動位置の間を移動すると共に、作動位置で前記表示窓に商品売切れ情報を臨ませる表示板と、最上位の物品の搬出に伴い下降する追従体の作動手段に係合されて前記表示板を作動位置に移動させる表示作動機構を構成して成る点にある。
本発明の好ましい実施形態において、表示窓を設けたハウジングの正面壁は、該ハウジングの正面開口を開閉自在に閉鎖する扉部材により構成され、該扉部材の開閉ヒンジ手段を前記正面開口の側縁部に設けると共に、該扉部材の裏面に前記表示作動機構を設けており、前記表示作動機構が前記追従体の作動手段に係合されることにより表示板を作動位置に移動させた状態で、前記扉部材を開いたとき、前記表示作動機構が追従体の作動手段から離隔され、表示板を待機位置に自動的に復帰させるように構成している。
前記イジェクタ機構は、ストッカーの背部に位置する往動開始位置(FS)からストッカーの底部に位置して物品を押し出す駆動位置(EJ)まで往動し、更に、駆動位置(EJ)から往動終了位置(FE)まで往動した後、前記往動開始位置(FS)まで復動するように構成され、前記操作機構は、ニュートラル位置(N)でのみコインを受取り可能とされ、該ニュートラル位置(N)から一方向に回動して再びニュートラル位置(N)に来る前のコイン受取り不能な回動中途位置(M)を前記駆動位置(EJ)に対応させるように構成され、前記追従体の係止手段は、イジェクタ機構が駆動位置(EJ)まで往動した状態で該イジェクタ機構を往動不能に係止するように構成している。
前記表示作動機構は、下位の待機位置と上位の作動位置の間で昇降自在とされた表示板に設けられた作動片と、ハウジングの正面壁の裏面に設けたブラケットに枢軸を介して上下揺動自在に枢結された揺動部材を備え、前記揺動部材は、前記枢軸から前記作動片まで延びて係合する駆動部と、前記枢軸から前記駆動部の反対方向に延びて前記追従体の作動手段を受取り可能とする受動部を設けており、前記揺動部材は、前記駆動部に表示板の下向き付勢力を受けることによりほぼ水平姿勢を保持した状態から、前記追従体が下降して前記受部材に載置されたとき、該追従体の作動手段により前記受動部を下動させられて前記駆動部を上動することにより、前記表示板を上昇させるように構成している。
前記追従体は、前記イジェクタ機構をロックする係止手段を備えた第一錘部材と、前記揺動部材を揺動させる作動手段を備えた第二錘部材により構成され、第二錘部材を第一錘部材に対して上下方向に摺動自在に組み合わせ、第一錘部材を物品に載置した状態では、該第一錘部材と第二錘部材の下面を面一に整合するが、前記物品を除去した状態では、第二錘部材を第一錘部材に対して自重で下方に摺動するように構成している。
請求項1に記載の本発明によれば、ストッカー3の物品が欠乏したとき、イジェクタ機構5を移動不能にロックすると共に、表示窓23に商品売切れ情報30を表示することにより、これを顧客に知らせるものであるから、従来の物品供給装置に課題とされる顧客のトラブルを未然に防止することができる。そして、このようなイジェクタ機構5のロック動作と商品売切れ情報30の表示動作を全て手動で機械的に行い、電気的構成を必要としないものであるから、省資源はもとより、電源のない場所に好適に設置できるという利点がある。
ところで、前記売切れ情報30は、顧客のみならず、物品供給装置1の管理者に対しても、物品補給の必要性を知らせる手段として有効に機能する。そこで、請求項2に記載の本発明によれば、物品補給に際して、管理者が扉部材21を開くと、表示作動機構31が追従体37の作動手段45から離隔され、表示板26を待機位置Lに自動的に復帰させるように構成しているので、管理者が表示板26を作動位置Hから待機位置Lに戻す煩雑な作業を必要としないという効果がある。
請求項3に記載の本発明によれば、ストッカー3の物品が欠乏したとき、追従体37によりイジェクタ機構5を往動終了位置FEに至らない駆動位置EJで往動不能にロックすると共に、操作機構7をニュートラル位置Nに来る前のコイン受取り不能な中途位置Mで回動不能にロックする構成であるから、顧客がスリットにコインを投入しようとしても、コインの受取りが拒否され、これにより、顧客にコイン挿入不能であることを知らせ、顧客のトラブルを確実に防止することができる。
請求項4に記載の本発明によれば、電気的手段を設けることなく、表示板26を作動させる表示作動機構31を手動式の機械的構造のものとして簡単に構成することができるという利点がある。
請求項5に記載の本発明によれば、最後の物品bnが押し出されたとき、追従体37は、第一錘部材38を落下距離D1だけ下降させ、ロック係止片43をイジェクタ機構5に係止する一方において、第二錘部材39を第一錘部材38に対して落下距離D2だけ下降させ、前記落下距離D1及びD2を合計した落下距離に相当して作動手段45を下降させるように構成されている。このため、例えば、物品bnの高さが比較的低く、落下距離D1が小さい場合でも、作動手段45の下動距離を大きくすることができるので、揺動部材33の受動部33bを十分な距離だけ下動させることが可能となる。また、ストッカー3と扉部材21の間に距離があり、揺動部材33における枢軸34から、受動部33bの先端までの距離L1と、駆動部33aの先端までの距離L2が、L1>L2とされている場合でも、駆動部33aを十分な距離だけ上動させることができ、表示板26を待機位置Lから作動位置Hまで好適に上昇させることを可能とするという効果がある。
本発明の1実施形態の外観を示す斜視図である。 本発明の1実施形態の扉部材を開くことにより内部を示す斜視図である。 表示装置と表示作動機構の実施例を分解した状態で示す斜視図である。 追従体の実施例を示しており、(A)は第一錘部材と第二錘部材を組み合わせた状態を背面側から示す斜視図、(B)は第一錘部材と第二錘部材を分解した状態を背面側から示す斜視図、(C)は第一錘部材と第二錘部材を分解した状態を正面側から示す斜視図である。 表示装置と表示作動機構の作用を示しており、(A)は表示板が待機位置にある状態を示す断面図、(B)は表示板が作動位置にある状態を示す断面図である。 本発明の1実施形態におけるイジェクタ機構と動力伝達機構を示す斜視図である。 イジェクタ機構の作用を示しており、第一物品積層体の物品を搬出する際に、スライダーが往動開始位置に移動した状態を示す断面図である。 イジェクタ機構の作用を示しており、第一物品積層体の物品を搬出する際に、スライダーが往動開始位置から往動中の状態を示す断面図である。 イジェクタ機構の作用を示しており、第一物品積層体の物品を搬出する際に、スライダーが物品を押し出した駆動位置に移動した状態を示す断面図である。 イジェクタ機構の作用を示しており、第二物品積層体の物品を搬出する際に、スライダーが往動開始位置に移動した状態を示す断面図である。 イジェクタ機構の作用を示しており、第二物品積層体の物品を搬出する際に、スライダーが物品を押し出した駆動位置に移動した状態を示す断面図である。 イジェクタ機構の作用を示しており、スライダーが第二物品積層体の最上位の物品を押し出した駆動位置に移動し、ロック装置により往動動不能にロックされた状態を示す断面図である。
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。
図1ないし図3に示すように、物品供給装置1は、ハウジング2と、該ハウジング2の内部で多数の物品を上下に積層するストッカー3と、最下位の物品をストッカー3からハウジング2の外部に搬出する搬出口4と、ストッカー3の背部に位置する往動開始位置FSからストッカー3の底部に位置して物品を押し出す駆動位置EJまで往動し、更に該駆動位置EJから往動終了位置FEまで往動した後、前記往動開始位置FSまで復動するイジェクタ機構5(図6及び図7参照)と、該イジェクタ機構5を往復移動させる動力伝達機構6と、ハウジング2の正面壁2aの外側で手動回転される操作機構7とから構成され、前記操作機構7を回転したとき、前記動力伝達機構6を介してイジェクタ機構5を往復駆動するように構成されている。尚、操作機構7は、摘み部材14を有し、その下方に位置して正面壁2aにコイン返却口4aが設けられている。
図示のように、ストッカー3は、好ましくは複数列、図例の場合は2列のストッカー3A、3Bが並設されており、各列のストッカー3に対応してイジェクタ機構5が個別に設けられている。各列のストッカー3は、図7に示すように、下から順にn個の物品a1、a2・・・anを積層した第一物品積層体Aを収納する背面側の第一塔部3aと、下から順にn個の物品bs、b1、b2・・・bnを積層した第二物品積層体Bを収納する正面側の第二塔部3bを構成しており、第一塔部3a及び第二塔部3bは、それぞれに収納された最下位の物品を押し出し方向に移動可能とするように開放されているが、第一塔部3a及び第二塔部3bの正面側の両側縁に上位の物品を移動不能に保持する保持壁3wを備えている。
図7に示すように、第一物品積層体A及び第二物品積層体Bは、それぞれの最下位の物品をストッカー3の底部両側に位置して設けたレール9により支持され、該レール9は、第一物品積層体Aの最下位の物品a1を水平に支持する第一レール部9aと、第二物品積層体Bの最下位の物品bsを水平に支持する第二レール部9bと、第一レール部9aから第二レール部9bに向けて上り勾配を有する傾斜レール部9cを連続的に構成している。従って、前記傾斜レール部9cを介して、第一レール部9aを下位として第二レール部9bを上位に位置させるように配置され、第一物品積層体Aの最下位の物品a1がイジェクタ機構5により押動させられると、該物品a1は、傾斜レール部9cを介して上昇しながら前進し、第二物品積層体Bの最下位の物品bsを押し出しながら隣接する上位の物品b1の下側に進入するように構成されている。
図6に示すように、前記2列のストッカー3A、3Bの底部に対応して2個のイジェクタ機構5a、5bが配置されており、各イジェクタ機構5は、各ストッカー3の下方に設けられたガイドレール(図示省略)に沿って摺動可能な案内部10aを備えたスライダー10により構成され、該スライダー10は、それぞれ起伏方向に揺動自在な第一舌片11aと第二舌片11bを設けており、各舌片11は、常時はスライダーの往動方向に向けて先端を起立させた傾斜姿勢を保持している。
前記イジェクタ機構5を往復移動させる動力伝達機構6は、操作機構7に連結された回転駆動機構8aと、該回転駆動機構8aの回転を往復動に変換してイジェクタ機構5に伝達する往復駆動機構8bにより構成されている。
前記往復駆動機構8bは、駆動軸12と、それぞれのイジェクタ機構5a、5bに対応して該駆動軸12に設けられたクランク機構13a、13bにより構成されており、図示実施形態の場合、駆動軸12に対してクランク機構13a、13bが相互に軸回り方向に180度の位相をずらせて設けられ、これにより、例えば、操作機構7の摘み部材14を回転操作する1回目は、第一のイジェクタ機構5aが往動開始位置FSから往動終了位置FEまで往動し、その間に、第二のイジェクタ機構5bが往動終了位置FE(換言すれば復動開始位置BS)から往動開始位置FS(換言すれば復動終了位置BE)まで復動する。また、2回目は、第一のイジェクタ機構5aが往動終了位置FE(換言すれば復動開始位置BS)から往動開始位置FS(換言すれば復動終了位置BE)まで復動し、その間に、第二のイジェクタ機構5bが往動開始位置FS(換言すれば復動終了位置BE)から往動終了位置FE(換言すれば復動開始位置BS)まで往動する。
操作機構7は、図6に示すように、回転自在な摘み部材14と、該摘み部材14により回転させられる回転軸15と、前記摘み部材14の背面に位置して設けられたワンウエイ手段16を構成しており、前記ワンウエイ手段16は、例えば、回転軸15と同行回転するラチェットホイールを一方向にのみ回転自在とするラチェット機構により構成されている。詳細は図示省略しているが、操作機構7は、ハウジング2の正面壁2aに取付けられる盤状のケーシング17を備え、該ケーシング17の上部にコイン投入用のスリット18を開設し、該スリット18からケーシング17の内部にコインが投入されたとき、摘み部材14の背部に設けたポケットにコインを受入れた状態で、摘み部材14をニュートラル位置Nから1回だけ回転可能とする操作許可機構を内蔵している。
前記操作機構7の回転を受ける回転駆動機構8aは、前記回転軸15を含み、該回転軸15の回転を前記往復動機構8bの駆動軸12に対して減速状態で伝達するベベルギヤ19、20により構成されている。図示実施形態の場合、前記操作許可機構は、操作機構7の摘み部材14を360度回転可能とするように構成され、回転軸15を360度回転したとき、往復動機構6の駆動軸12を180度回転させ、これにより、何れか1つのストッカー3から1個の物品を搬出口4に押し出すように構成されている。しかしながら、このような構成に限定されるものではなく、操作許可機構により摘み部材14を所定角度範囲だけ回転可能となるように構成し、回転軸15が所定角度だけ回転したときにストッカー3から物品を搬出させるように減速比を設定しても良い。
図7の(A)に示すように、操作機構7は、ニュートラル位置Nにあるとき、摘み部材14の背部に設けたポケットの開口部をスリット18に合致させ、コインを受取り可能としている。この状態で第一のイジェクタ機構5aは、往動開始位置FSに待機している。そこで、コインを投入することにより操作機構7を矢印R1のように回転すると、操作許可機構が操作機構7の回転を許し、摘み部材14の回転に伴って下向きとされたポケットの開口部からコインを下方に落下させ、第一のイジェクタ機構5aが駆動位置EJまで往動して物品を第一のストッカー3Aから押し出す。このとき、操作機構7は、再びニュートラル位置Nに来る前の中途位置Mに位置する。尚、中途位置Mに位置した状態では、操作機構7のポケットの開口部がスリット18に合致していないので、改めてスリット18にコインを投入しても、ポケットに受取られることはない。
そこで、操作機構7の回転を続けると、再びニュートラル位置Nに来た状態で操作許可機構が働き、操作機構7を回転不能となるように停止させる。操作機構7が中途位置Mからニュートラル位置Nまで回転される間、第一のイジェクタ機構5aは駆動位置EJから往動終了位置FEまで往動する。
上記のようにして1個の物品を搬出口4に搬出した後、再びスリット18にコインを投入すると、図7の(B)に示すように、操作機構7は、矢印R2のように再び回転することができる。操作機構7がニュートラル位置Nから1回転して再びニュートラル位置Nに来るまで、第一のイジェクタ機構5aは、前記往動終了位置FE(つまり復動開始位置BS)から往動開始位置FS(つまり復動終了位置BE)まで復動する。この間は、上記と同様に、第二のイジェクタ機構5bが往動開始位置FSから往動終了位置FEまで往動し、第二のストッカー3Bから物品を搬出口4に搬出する。
図1及び図2に示すように、ハウジング2の正面壁2aは、該ハウジング2の正面開口を開閉自在に閉鎖する扉部材21により構成され、該扉部材21の開閉ヒンジ手段22を前記正面開口の側縁部に設けている。そして、扉部材21は、外側面に形成した表示窓23に商品売切れ情報を表示する表示装置24を設けている。
図3及び図5に示すように、表示装置24は、扉部材21に開設した表示窓23の外側に額縁フレーム25を設けると共に、扉部材21の裏面(内側)に第一ブラケット26a、第二ブラケット26b、第三ブラケット26cを設けている。額縁フレーム25と第一ブラケット26a及び第二ブラケット26bは、扉部材21を挟んでビス27により相互に固着され、第三ブラケット26cは図示省略したビスを介して扉部材21に固着されている。
第一ブラケット26a及び第二ブラケット26bは、表示窓23の両側で相互に対向する保持溝28、28を形成し、該保持溝28、28に表示板26の両側縁を摺動自在に挿入している。これにより、図5に示すように、表示板26は、下位の待機位置Lと上位の作動位置Hの間で昇降自在となるように保持され、待機位置Lにおいて表示窓23に臨む部位に、例えば「販売中」の文字から成る商品販売情報29を設け、作動位置Hにおいて表示窓23に臨む部位に、例えば「売切中」の文字から成る商品売切れ情報30を設けている。尚、表示板26は、自重等により下向きの付勢力を備えており、常時は、待機位置Lに位置することにより表示窓23に商品販売情報29を表示し、表示作動機構31により上昇させられ、作動位置Hに位置したとき表示窓23に商品売切れ情報30を表示する。
図3に示すように、前記表示作動機構31は、表示板26の上部に折曲形成された作動片32と、揺動部材33とから構成されている。揺動部材33は、両端に同軸状に設けた枢軸34、34を、前記第一ブラケット26a及び第三ブラケット26cに設けた軸受片35、35に回動自在に枢結され、該枢軸34、34から前記作動片32の下側に向けて延びて係合する駆動部33aと、該枢軸34、34から前記駆動部33aの反対方向に向けて延びる受動部33bを形成している。
そこで、揺動部材33の枢軸34、34を軸受片35、35に軸支させた状態で、表示板26を保持溝28、28に挿入すると、表示板26の作動片32が揺動部材33の駆動部33aの上に重なり、該表示板26の自重による下向き付勢力により、揺動部材33をほぼ水平姿勢に保持する。この際、保持溝28、28の上端部が表示板26を待機位置Lに停止させるストッパ28a、28aを形成している。この状態から、後述するように、揺動部材33の受動部33bに下動させると、駆動部33aが上動することにより表示板26を作動位置Hまで上昇させる。この際、表示板26を作動位置Hに停止させるストッパ36が設けられている。
図2に示すように、それぞれのストッカー3A、3Bに収納された第二物品積層体Bの最上位の物品には、錘を構成する追従体37が載置される。図4に示すように、追従体37は、第一錘部材38と第二錘部材39により構成されている。
第一錘部材38は、正面壁部40の上下端部に背面方向に折曲された上壁部41と下壁部42を備えた断面ほぼコ字形に形成され、ストッカーの第二塔部3bに収納される大きさとなるように形成され、下壁部42から更に背面方向に延長されると共に下向きに折曲されたロック係止片43を設け、該ロック係止片43が前記第二塔部3bの背面側に突出するように形成されている。
第二錘部材39は、前記第一錘部材38の上壁部41及び下壁部42に開設されたスライド孔41a、42aに摺動自在に挿入される摺動部44と、該摺動部44の上端から正面方向に折曲されて突出する作動手段45を設けている。摺動部44をスライド孔41a、42aに挿入した状態で、該摺動部44が傾くことなく直立姿勢を保持するように、該摺動部44の両側から背面方向に折曲形成したリブ44a、44aをスライド孔41a、42aに合致させ、摺動部44の下端から正面方向に折曲形成した下端リブ44bが下側のスライド孔42aに合致して下壁部42の底面と面一に整合させられるように構成している。更に、第二錘部材39の上下方向の摺動をガイドするため、摺動部44の両側に上下方向のスリット46、46が開設され、該スリット46、46に挿入されるガイドピン47、47が第一錘部材38の正面壁部40に設けられている。
図7ないし図12に示すように、前記追従体21は、第一錘部材38に第二錘部材39を組み合わせた状態で、ストッカー3A、3Bに収納された第二物品積層体Bの最上位の物品に載置される。この状態で、前記作動手段45がストッカー3の第二塔部3bの正面の両側に設けられた保持壁3wの間で上下方向に延びる幅狭状の開口部から突出し、前記ロック係止片43が第二塔部3bの背面から突出し、該第二塔部3bと第一塔部3aの間に位置する。
上述のように、操作機構7がニュートラル位置Nで待機しているとき、顧客がケーシング17のスリット18にコインを投入すると、摘み部材14を所定回転角度範囲で1回だけ回転することが可能である。そこで、摘み部材14を回転すると、動力伝達機構6を介して、何れかのイジェクタ機構5が往動開始位置FSから往動終了位置FEまで往動する。この際、イジェクタ機構5が駆動位置EJまで往動したとき、対応するストッカー3の最下位の物品が搬出口4に向けて押し出される。
図7ないし図9に示すように、ストッカー3の第一塔部3aに第一物品積層体Aが収納され、第二塔部3bに第二物品積層体Bが収納された状態においては、イジェクタ機構5の第二舌片11bが物品a1により押し下げられているので、図7に示す往動開始位置FSからイジェクタ機構5が往動すると、第一舌片11aにより第一物品積層体Aの最下位に位置する物品a1を押しながら移動させ、図8及び図9に示すように、該物品a1を介して第二物品積層体Bの最下位の物品bsを搬出口4に向けて押し出す。上述のように、操作機構7をニュートラル位置Nから中途位置Mまで回転したとき、イジェクタ機構5が往動開始位置FSから駆動位置EJまで往動することにより前記物品bsを搬出口4に押し出し、その後、操作機構7を更に1回転後のニュートラル位置Nまで回転したとき、イジェクタ機構5が前記駆動位置EJから往動終了位置FEまで往動する。尚、イジェクタ機構5は後に復動させられるが、第二舌片11bが物品a1により押し下げられ、第一舌片11aが物品a2により押し下げられた状態で復動する。従って、コインの投入と摘み部材14の回転操作を繰り返すことにより、イジェクタ機構5が同様の動作を繰り返して物品を搬出し、図10に示すように、第一物品積層体Aの物品が欠乏する。
第一物品積層体Aの物品が欠乏すると、イジェクタ機構5の第二舌片11bが起立姿勢となるので、この状態からイジェクタ機構5が往動する毎に、第二物品積層体Bの物品が最下位の物品から1個宛、搬出口4に向けて押し出される。
上述のように、第二物品積層体Bの最上位の物品bnには追従体37が載置されており、物品の搬出に伴う最上位の物品bnの下降に追従して追従体37も下降する。図11は、第二物品積層体Bの物品bを押し出した結果、最後の最上位の物品bnだけが第二塔部3bに残存した状態を示している。この状態で、最上位の物品bnに載置された追従体37は、第一錘部材38の下壁部42と、第二錘部材39の下端リブ44bの下面を面一状態として該物品bnの上面に載置されている。そして、ハウジング2の閉じられた扉部材21に設けられた揺動部材33の受動部33bが作動手段45の下方に臨んでいる。
そこで、操作機構7の更なる回転を受けてイジェクタ機構5が復動した後、スリット18にコインを投入することにより操作機構7が回転され、図12に示すように、イジェクタ機構5が駆動位置EJまで往動すると、前記最上位の物品bnが押し出され、追従体37が落下する。追従体37の第一錘部材38は、物品bnとほぼ同じ大きさのものとして第二塔部3bに収納されているので、物品の搬出を案内するレール9を受部材として、落下距離D1だけ落下して該受部材に載置される。第二錘部材39は、前記受部材(レール9)の間隔を通過する大きさに形成されているので、第一錘部材38のスライド孔41a、42aを通じて、落下距離D2のように落下する。
第一錘部材38は、受部材(レール9)に当接することにより落下を停止した状態で、ロック係止片43をイジェクタ機構5の第一舌片11aの先端に係止する。これにより、イジェクタ機構5は、駆動位置EJから往動終了位置FEに向けて往動不能となるようにロックされる。また、操作機構7は、中途位置Mで停止し、ニュートラル位置Nに向けて回転不能となるようにロックされる。上述のように、操作機構7は、中途位置Mにおいてポケットの開口部をスリット18から偏位しており、コインを受取ることが不可能となるように構成されているので、この状態で顧客がスリット18にコインを投入しようとしても、コインが内部まで挿入されることはない。
ストッカー3の第二塔部3bに最上位の物品bnが最後の商品として残存した状態を図5(A)に示し、該物品bnが搬出された後の状態を図5(B)に示している。尚、前述の受部材(レール9)の位置を基準レベルLVとして示している。
図5(A)に示す状態において、追従体37は、第一錘部材38と第二錘部材39の下面を面一として基準レベルLVよりも物品bnの高さだけ上方に位置しており、このとき、表示作動機構31を構成する揺動部材33は、ほぼ水平姿勢を保持し、受動部33bを作動手段45の下方近接位置に臨ませている。上述のように、表示板26は、待機位置Lで停止しており、表示窓23に商品販売情報29を表示している。
図5(B)に示すように、最後の物品bnが押し出されると、追従体37が落下することにより、第一錘部材38を基準レベルLVに載置されるまでの落下距離D1だけ下降させ、第二錘部材39を第一錘部材38のスライド孔41a、42aを通じて落下距離D2だけ下降させる。その結果、第二錘部材39に設けられた作動手段45は、第一錘部材38の落下距離D1と第二錘部材39の落下距離D2を合計した落下距離に相当して下降し、揺動部材33の受動部33bを下動する。このため、例えば、物品bnの高さが比較的低く、落下距離D1が小さい場合でも、作動手段45の下動距離を大きくすることができるので、揺動部材33の受動部33bを十分な距離だけ下動させることが可能となる。また、ストッカー3と扉部材21の間に距離があり、揺動部材33における枢軸34から、受動部33bの先端までの距離L1と、駆動部33aの先端までの距離L2が、L1>L2とされている場合でも、駆動部33aを十分な距離だけ上動させることができ、表示板26を待機位置Lから作動位置Hまで上昇させることが可能となる。
このように、最後の物品bnが押し出されたとき、追従体37が落下することにより、イジェクタ機構5は、駆動位置EJから往動終了位置FEまで往動不能となるようにロックされ、操作機構7は、スリット18からのコイン投入を受け付けない中途位置Mで停止されるようにロックされる。同時に、表示板26が作動位置Hまで移動され、表示窓23に売切れ情報30を表示し、顧客に販売不能な状態であることを知らせる。
前記売切れ情報30は、顧客のみならず、物品供給装置1の管理者に対しても、物品補給の必要性を知らせる手段として有効に機能する。そこで、物品補給に際しては、扉部材21を開き、ハウジング2の正面側から追従体37を取り出した後、ストッカー3に物品を補給しつつ積層し、再び最上位の物品に追従体37を載せるだけで良く、作業が容易である。就中、扉部材21を開くと、同時に揺動部材33が追従体37の作動手段45から離隔され、表示板26が下向き付勢力により待機位置Lに自動的に復帰するので、管理者が表示板26を作動位置Hから待機位置Lに戻す煩雑な作業を必要としない。
本発明が上記実施形態に限定されないことは勿論であり、例えば、表示板26は、待機位置Lと作動位置Hの間において、図示のような昇降自在とされた構成に代えて、回動自在な構成としても良く、また、表示作動機構31は、図示のような枢軸を支点として回動する揺動部材33に代えて、リンク機構や、索条を使用した連動手段により構成しても良い。
1 物品供給装置
2 ハウジング
2a 正面壁
3 ストッカー
4 搬出口
5 イジェクタ機構
6 動力伝達機構
7 操作機構
8a 回転駆動機構
8b 往復駆動機構
9 受部材(レール)
10 スライダー
14 摘み部材
16 ワンウエイ手段
18 スリット
21 扉部材
22 開閉ヒンジ手段
23 表示窓
24 表示装置
26 表示板
29 商品販売情報
30 商品売切れ情報
31 表示作動機構
32 作動片
33 揺動部材
33a 駆動部
33b 受動部
34 枢軸
37 追従体
38 第一錘部材
39 第二錘部材
43 ロック係止片
45 作動手段

Claims (5)

  1. ハウジング(2)と、ハウジングの内部で多数の物品を上下に積層するストッカー(3)と、最下位の物品をストッカーからハウジングの外部に搬出する搬出口(4)と、ストッカーの背部に位置する往動開始位置(FS)とストッカーの底部に位置する往動終了位置(FE)の間を往復移動することにより最下位の物品を搬出口に向けて押し出すイジェクタ機構(5)と、ニュートラル位置(N)でコインを受取り可能とされると共に該コインを受取ることにより一方向にのみ回動自在なワンウエイ手段(16)を設けた操作機構(7)と、前記操作機構の回転を受けて前記イジェクタ機構(5)を往復駆動する動力伝達機構(6)から構成され、
    前記ストッカーの物品が欠乏したとき、前記イジェクタ機構を移動不能とするロック装置と、ハウジングの正面壁に設けた表示窓に商品売切れ情報を表示する表示装置が設けられており、
    前記ロック装置は、ストッカー(3)に積層された物品の搬出に伴う最上位の物品(bn)の下降に追従して下降する錘を構成して該最上位の物品(bn)に載置された追従体(37)を備え、該追従体(37)は、最上位の物品の搬出に伴い下降して下方の受部材(9)に載置されたとき、前記イジェクタ機構(5)に係止する係止手段(43)を設けると共に、前記表示装置(24)を作動させる作動手段(45)を設けており、
    前記表示装置(24)は、ハウジングの正面壁(2a)の裏面に位置して待機位置(L)と作動位置(H)の間を移動すると共に、作動位置(H)で前記表示窓(23)に商品売切れ情報(30)を臨ませる表示板(26)と、最上位の物品の搬出に伴い下降する追従体(37)の作動手段(45)に係合されて前記表示板(26)を作動位置(H)に移動させる表示作動機構(31)を構成して成ることを特徴とする物品供給装置。
  2. 前記表示窓(23)を設けたハウジングの正面壁(2a)は、該ハウジングの正面開口を開閉自在に閉鎖する扉部材(21)により構成され、該扉部材の開閉ヒンジ手段(22)を前記正面開口の側縁部に設けると共に、該扉部材の裏面に前記表示作動機構(31)を設けており、
    前記表示作動機構(31)が前記追従体(37)の作動手段(45)に係合されることにより表示板(26)を作動位置(H)に移動させた状態で、前記扉部材(21)を開いたとき、前記表示作動機構(31)が追従体(37)の作動手段(45)から離隔され、表示板(26)を待機位置(L)に自動的に復帰させるように構成して成ることを特徴とする請求項1に記載の物品供給装置。
  3. 前記イジェクタ機構(5)は、ストッカーの背部に位置する往動開始位置(FS)からストッカーの底部に位置して物品を押し出す駆動位置(EJ)まで往動し、更に、駆動位置(EJ)から往動終了位置(FE)まで往動した後、前記往動開始位置(FS)まで復動するように構成され、
    前記操作機構(7)は、ニュートラル位置(N)でのみコインを受取り可能とされ、該ニュートラル位置(N)から一方向に回動して再びニュートラル位置(N)に来る前のコイン受取り不能な回動中途位置(M)を前記駆動位置(EJ)に対応させるように構成され、
    前記追従体(37)の係止手段(43)は、イジェクタ機構(5)が駆動位置(EJ)まで往動した状態で該イジェクタ機構(5)を往動不能に係止するように構成して成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の物品供給装置。
  4. 前記表示作動機構(31)は、下位の待機位置(L)と上位の作動位置(H)の間で昇降自在とされた表示板(26)に設けられた作動片(32)と、ハウジングの正面壁(2a)の裏面に設けたブラケットに枢軸(34)を介して上下揺動自在に枢結された揺動部材(33)を備え、
    前記揺動部材(33)は、前記枢軸(34)から前記作動片(32)まで延びて係合する駆動部(33a)と、前記枢軸(34)から前記駆動部の反対方向に延びて前記追従体(37)の作動手段(45)を受取り可能とする受動部(33b)を設けており、
    前記揺動部材(33)は、前記駆動部(33a)に表示板(26)の下向き付勢力を受けることによりほぼ水平姿勢を保持した状態から、前記追従体(37)が下降して前記受部材(9)に載置されたとき、該追従体(37)の作動手段(45)により前記受動部(33b)を下動させられて前記駆動部(33a)を上動することにより、前記表示板(26)を上昇させるように構成して成ることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の物品供給装置。
  5. 前記追従体(37)は、前記イジェクタ機構(5)をロックする係止手段(43)を備えた第一錘部材(38)と、前記揺動部材(33)を揺動させる作動手段(45)を備えた第二錘部材(39)により構成され、第二錘部材(39)を第一錘部材(38)に対して上下方向に摺動自在に組み合わせ、第一錘部材(38)を物品に載置した状態では、該第一錘部材(38)と第二錘部材(39)の下面を面一に整合するが、前記物品を除去した状態では、第二錘部材(39)を第一錘部材(38)に対して自重で下方に摺動するように構成して成ることを特徴とする請求項4に記載の物品供給装置。
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