JP2001101485A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP2001101485A
JP2001101485A JP27572499A JP27572499A JP2001101485A JP 2001101485 A JP2001101485 A JP 2001101485A JP 27572499 A JP27572499 A JP 27572499A JP 27572499 A JP27572499 A JP 27572499A JP 2001101485 A JP2001101485 A JP 2001101485A
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Japan
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coin
display
stroke
product
vending machine
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JP27572499A
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Inventor
Kikuo Wada
喜久夫 和田
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Daito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Daito Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 購入者に対して不利益を与えず、しかも、稼
働中であるか否かを明確に表示すること。 【解決手段】 本発明では、キャラクタカードCの積層
方向に沿って該キャラクタカードCの厚さ以上のストロ
ークで移動可能、かつ商品収容域52に対してその側方
から進退可能に配設したストローク部材60と、前記ス
トローク部材60が所定の上端位置において、前記商品
収容域52から退行している場合には前記ストローク部
材60に係合してその下層方向へのストローク移動を規
制する一方、前記商品収容域52に進出した場合には前
記ストローク部材60との係合状態を解除して自重によ
るその下層方向へのストローク移動を許容する係合部材
56と、前記ストローク部材60を前記商品収容域52
に対して常時進出する方向に付勢する押圧バネ63と、
前記ストローク部材60の移動に伴って移動し、稼働中
であるか否かの切り替え表示を行う表示プレート23
と、を具備するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カード等の薄板状
商品を販売するための自動販売機に関するもので、特
に、表示プレートの移動により稼働中であるか否かの切
り替え表示を行うようにした自動販売機の改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】カード等の薄板状商品を販売する自動販
売機としては、機内にマガジン部、検銭部および搬出機
構部を備えて構成したものが一般的である。マガジン部
は、機内において薄板状商品を積層した状態で収容する
ためのものである。検銭部は、投入された硬貨が適正な
ものであるか否かを判断し、適正硬貨を内部に取り込む
一方、不適正硬貨を返却する部分である。搬出機構部
は、検銭部による判断結果が適正硬貨であった場合に駆
動可能状態となって上記マガジン部に収容した薄板状商
品を下層のものから順次搬出するものである。
【0003】この種の自動販売機では、適正硬貨が投入
されると上記搬出機構部が駆動可能状態となる。その
後、例えば購入者がダイヤルを回転させたり、レバーを
操作することにより、あるいは適宜なアクチュエータが
作動することにより、搬出機構部が駆動し、薄板状商品
がマガジン部から機外へと搬出されるようになる。
【0004】こうした自動販売機には、表示プレートの
移動によって稼働中であるか否かを表示するようにした
ものがある。具体的には、機外に臨んだ位置に窓孔を設
けるとともに、この窓孔に対して表示プレートをスライ
ド可能に配設し、当該表示プレートに記載した表示、例
えば「販売中」および「うりきれ」を窓孔に対して択一
的に合致させることにより、購入者に対して稼働中であ
るか否かの切り替え表示を行うようにしたものである。
【0005】表示プレートを移動させるための手段とし
ては、以下に示すようなものが提供されている。
【0006】先ず第1の移動手段は、マガジン部におけ
る薄板状商品の積層収容域に対してその底部から出没す
るアーム部材と、このアーム部材を積層収容域に対して
常時突出する方向に付勢する付勢部材と、を備え、上記
アーム部材の移動を表示プレートに伝達するようにした
ものである。この第1の移動手段では、マガジン部に薄
板状商品が積層収容されている場合、これら薄板状商
品、並びにその最上段に搭載される錘の重量によってア
ーム部材が積層収容域から退避した位置に占位される一
方、薄板状商品が空になると付勢部材の作用によって上
記アーム部材が積層収容域に突出した位置に占位される
ようになるため、これらのアーム部材の移動によって表
示プレートの切り替え表示が可能になる。
【0007】第2の移動手段は、マガジン部において薄
板状商品の最上段に搭載される錘から側方に向けてアー
ムを延設し、このアームの移動を表示プレートに伝達す
るようにしたものである。この第2の移動手段では、マ
ガジン部における薄板状商品の積層収容量に応じてアー
ムが移動するため、このアームの移動によって表示プレ
ートの切り替え表示が可能になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した第
1の移動手段を適用した自動販売機にあっては、マガジ
ン部に積層収容したすべての薄板状商品がなくならない
限り、表示プレートの切り替え表示を行うことができな
い。
【0009】従って、例えば、マガジン部に積層収容し
た薄板状商品が残り一枚の状態において、硬貨が連続投
入された場合には、購入者に対してこの硬貨に応じた数
の薄板状商品を搬出することなく硬貨のみを機内に取り
込む事態が発生し、当該購入者に対して不利益を被らせ
ることになる。つまり、最後の一枚の薄板状商品を搬出
した後に表示プレートの表示が「販売中」から「うりき
れ」に切り替わることになるため、最初の硬貨に対して
は薄板状商品を得ることができるものの、既に投入され
てしまった以降の硬貨に対しては内部に取り込まれるだ
けで薄板状商品を得ることができなくなる。
【0010】一方、上述した第2の移動手段を適用した
自動販売機にあっては、薄板状商品の厚さに応じた距離
ずつアームが下動することになる。例えば、薄板状商品
の厚さが1mm程度のものである場合には、アームの移
動が1mmずつとなるため、表示プレートによる表示の
切り替えも1mmずつにしかならない。
【0011】従って、表示プレートによる表示の切り替
えを瞬時に行うことが困難であり、「販売中」と「うり
きれ」との中間状態を表示する等、購入者に対する表示
が不明確になる。
【0012】本発明は、上記実情に鑑みて、購入者に対
して不利益を与えず、しかも、稼働中であるか否かを明
確に表示することのできる自動販売機を提供することを
解決課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明では、機内の商品
収容域に積層収容させた薄板状商品を下層のものから順
次機外に向けて搬出するようにした自動販売機におい
て、前記商品収容域に収容された薄板状商品が所定の量
を下回った場合に当該商品収容域に対してその外周域か
ら内部に向けて突出移動する商品残量検知手段と、前記
商品残量検知手段に連係し、該商品残量検知手段が前記
商品収容域の内部に突出移動した場合に前記薄板状商品
の厚さ以上のストロークをもって移動する切替駆動手段
と、前記切替駆動手段の移動に伴って移動し、稼働中で
あるか否かの切り替え表示を行う表示プレートと、を備
えるようにしている。
【0014】前記表示プレートが非稼働中であることを
表示している場合には、硬貨の投入を阻止するように構
成することが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づいて本発明を詳細に説明する。図9は、本発明に係る
自動販売機の一実施形態を示したものである。この自動
販売機が販売する薄板状商品は、図22に示すように、
帯紙Bで束ねた4枚一組のカード、具体的には、主に児
童を販売対象とするキャラクタカードCであって、長辺
が89mm程度、短辺が63mm程度の矩形状を成し、
4枚合計した板厚が約1.5mmとなる比較的硬質の紙
製のものである。なお、以下の説明では便宜上、4枚一
組に束ねたものを単にキャラクタカードCという。
【0016】この自動販売機1は、図9に示すように、
上下方向に縦長の直方状を成す筐体10を備えている。
この筐体10は、比較的硬質の合成樹脂によって成形し
たもので、前面に開口した収容部本体11と、この収容
部本体11の開口部一側縁に揺動可能に支承させ、該収
容部本体11の開口を開閉する蓋体12とを備えて構成
してある。これら収容部本体11および蓋体12には、
互いの間に施錠装置13が設けてあり、両者を施錠する
ことが可能である。
【0017】蓋体12には、硬貨投入口14、表示用窓
孔15、商品取出用孔16、操作ダイヤル用孔17およ
び硬貨返却用孔18がそれぞれ設けてある。
【0018】硬貨投入口14は、硬貨を投入するための
縦長のスリットであり、蓋体12の高さ方向略中央部に
おいて正面向かって右側寄りとなる位置に設けてある。
【0019】表示用窓孔15は、比較的小型の横長矩形
状を成す開口であり、硬貨投入口14の下方域に設けて
ある。この表示用窓孔15は、図3に示すように、蓋体
12の裏面に設けた透明樹脂板15aによって閉塞して
ある。
【0020】商品取出用孔16は、キャラクタカードC
の短辺よりも大きな幅を有し、かつ該キャラクタカード
Cの厚さよりも十分大きな高さを有した矩形状を成す開
口であり、表示用窓孔15よりも下方において蓋体12
の正面向かって左側寄りとなる位置に設けてある。
【0021】操作ダイヤル用孔17は、比較的大径の円
形を成す開口であり、商品取出用孔16よりも下方にお
いて蓋体12の正面向かって右側寄りとなる位置に設け
てある。
【0022】硬貨返却用孔18は、比較的小型の矩形状
を成す開口であり、商品取出用孔16の下方域に設けて
ある。
【0023】また、蓋体12には、その裏面において上
述した硬貨投入口14から表示用窓孔15に亘る部位に
切替表示手段20を設けている。この切替表示手段20
は、購入者に対して自動販売機1が稼働中であるか否か
を切替表示するためのもので、ガイド板21と、ストッ
パ突当部22と、表示プレート23と、揺動アーム24
とを備えている。
【0024】ガイド板21は、図3および図9(b)に
示すように、硬貨投入口14よりも僅かに大きなスリッ
ト21aを有する板状部材であり、このスリット21a
を硬貨投入口14に合致させ、かつ蓋体12の裏面との
間に僅かに間隙を確保した状態で当該蓋体12の裏面に
おける硬貨投入口14に対応する部位に取り付けてあ
る。
【0025】ストッパ突当部22は、蓋体12の裏面に
おいて表示用窓孔15よりもさらに下方となる位置から
筐体10の内方に向けて突設した部分であり、蓋体12
と一体成形してある。
【0026】表示プレート23は、図2に示すように、
金属製の薄板を適宜折り曲げ成形することにより、表示
部23a、邪魔板部23b、ガイド部23c、ストッパ
部23dおよび連係部23eを一体に成形して構成した
ものである。
【0027】表示部23aは、表示用窓孔15よりも僅
かに幅が大きく、かつ該表示用窓孔15よりも十分大き
な高さを有した矩形状を成すもので、その表面に2種類
の表示を記載してある。これらの表示は、それぞれ蓋体
12の表示用窓孔15を通じて択一的に外部に現れるも
ので、本実施形態の場合、表示部23aの下端部におい
て白地に赤色で「うりきれ」と水平方向に沿って記載し
た第1表示と、この第1表示よりも上方に位置する部位
において白地に青色で「販売中」と水平に沿って記載し
た第2表示と、からなる。
【0028】邪魔板部23bは、表示部23aの上端中
央部から上方に向けて突出した狭幅の矩形状を成す部分
であり、上述した硬貨投入口14の1/2よりも僅かに
大きな高さを有している。
【0029】ガイド部23cは、邪魔板部23bの上端
中央部から裏面側に向けて略直角に屈曲した部分であ
り、ガイド板21のスリット21aよりも僅かに狭い幅
を有して構成してある。
【0030】ストッパ部23dは、表示部23aの下端
から裏面側に向けて略直角に屈曲した部分であり、当該
表示部23aとほぼ同一の幅を有して構成してある。
【0031】連係部23eは、表示部23aの下端部一
側から表面側に向けて略直角に屈曲し、後述する揺動ア
ーム24との接続部になる部分である。
【0032】この表示プレート23は、邪魔板部23b
を蓋体12とガイド板21との間に介在させ、かつガイ
ド部23cをガイド板21のスリット21aに挿通させ
た状態で、蓋体12に対して上下方向に移動可能に配設
してある。
【0033】揺動アーム24は、図3に示すように、蓋
体12の裏面に設けたアームブラケット25に支持させ
てあり、蓋体12の裏面に沿った水平軸心回りに揺動す
ることが可能である。この揺動アーム24は、蓋体12
に向かう端部に、蓋体12の裏面に沿って水平に延在す
る接続軸26を有しており、該接続軸26を介して上述
した表示プレート23の接続部に接続してある。
【0034】上記のように構成した切替表示手段20で
は、通常状態にある場合、図3および図5に示すよう
に、表示プレート23の自重によりストッパ部23dが
ストッパ突当部22に当接し、該表示プレート23の蓋
体12に対する下動が阻止されている。この状態におい
ては、蓋体12の表示用窓孔15に第2表示が合致し、
透明樹脂板15aおよび表示用窓孔15を通じて「販売
中」を表示しているとともに、ガイド部23cの上面が
硬貨投入口14の下端縁に合致している。
【0035】これに対して、上述した状態から揺動アー
ム24の蓋体12と反対側に向かう端部(以下、揺動ア
ーム24の自由端部という)を下動させると、図7に示
すように、重力に抗して表示プレート23が上動する。
この結果、蓋体12の表示用窓孔15に第1表示が合致
し、透明樹脂板15aおよび表示用窓孔15を通じて
「うりきれ」を表示しているとともに、邪魔板部23b
が硬貨投入口14をその下端部から1/2以上に亘る部
分を閉塞するようになる。
【0036】なお、図9中の符号19は硬貨返却用ボタ
ンである。また、図9中の符号12aは販売する商品の
広告を表示するための広告表示部である。
【0037】一方、上記自動販売機1では、図9に示す
ように、筐体10の収容部本体11に硬貨処理部30を
設けてある。
【0038】硬貨処理部30は、図10に示すように、
収容部本体11の下端部に設けた仕切板31と、この仕
切板31の下方域に設けたコインボックス32および硬
貨返却通路33とを備えている。
【0039】仕切板31は、収容部本体11を上下に仕
切るための板状部材であり、ほぼ水平となる状態で収容
部本体11に設けてある。この仕切板31には、正面向
かって右側となる位置に適正硬貨取入口31aを設けて
いるとともに、正面向かって左側となる位置に不適正硬
貨取入口31bを設けてある。
【0040】コインボックス32は、適正硬貨を貯留し
ておくための箱体である。このコインボックス32は、
上面に開口する直方状を成すもので、仕切板31におけ
る適正硬貨取入口31aの下方域に着脱可能に配設して
ある。
【0041】硬貨返却通路33は、仕切板31に設けた
不適正硬貨取入口31bから手前側に向けて漸次下方に
傾斜するように延在し、硬貨返却皿34に終端する硬貨
搬送通路である。この硬貨返却通路33の終端を構成す
る硬貨返却皿34は、上述した蓋体12の硬貨返却用孔
18を通じて外部に突出する部分である。
【0042】また、上記自動販売機1には、図9に示す
ように、収容部本体11における硬貨処理部30の上方
部に搬出機構部100、硬貨取扱部40およびマガジン
部50を収容してある。これら搬出機構部100、硬貨
取扱部40およびマガジン部50は、共通のユニット枠
体200に設けてあり、ユニットとして一体に取り扱う
ことが可能である。
【0043】搬出機構部100は、筐体10の内部にお
いてマガジン部50に収容させたキャラクタカードCを
外部に搬出するための機構部であり、図11に示すよう
に、ユニット枠体200の下端部に操作軸101および
主軸102を備えている。
【0044】操作軸101は、ユニット枠体200の前
後方向に沿って延在し、かつ水平軸心回りに回転可能に
配設してある。この操作軸101には、図12に示すよ
うに、奥側端部にドライブネジ歯車103を設けている
とともに、手前側端部に操作ダイヤル104を設けてあ
る。操作ダイヤル104は、上述した蓋体12の操作ダ
イヤル用孔17を通じて外部に突出する部分であり、機
外からの操作によって操作軸101を自己の軸心回りに
回転させることが可能である。
【0045】主軸102は、ユニット枠体200の左右
方向に沿って延在し、かつ水平軸心回りに回転可能に配
設してある。この主軸102には、中間部にドリブンネ
ジ歯車105を取り付けてある。ドリブンネジ歯車10
5は、上述した操作軸101のドライブネジ歯車103
に歯合しており、操作ダイヤル104の操作による操作
軸101の回転を主軸102に伝達することが可能であ
る。
【0046】また、上記主軸102には、正面右側とな
る端部においてユニット枠体200との間に停止位置規
定手段110および回転規制手段120を設けていると
ともに、正面左側となる端部に回転ストッパ部材106
およびドライブネジ歯車107を設けてある。
【0047】停止位置規定手段110は、図14に示す
ように、カムプレート111、カムフォロアアーム11
2およびカムスプリング113を備えて構成してある。
カムプレート111は、外形が繭形を成す板状部材であ
り、主軸102の右側端部に固着してある。カムフォロ
アアーム112は、先端部にカムローラ114を備えて
おり、このカムローラ114が上記カムプレート111
の外周面に離接するように、基端部を介してユニット枠
体200に揺動可能に配設してある。カムスプリング1
13は、カムプレート111の外周面に対してカムロー
ラ114を常時圧接させるように、カムフォロアアーム
112とユニット枠体200との間に介在させた押圧手
段である。
【0048】この停止位置規定手段110は、カムロー
ラ114がカムプレート111の凹所111aに圧接し
た場合に安定状態となるものであり、カムローラ114
がカムプレート111の凹所111a以外に圧接した場
合にはカムスプリング113の押圧力により主軸102
を適宜方向に回転させ、上述した安定状態に復帰するよ
うに機能する。つまり、上記停止位置規定手段110
は、カムローラ114が常にカムプレート111の凹所
111aに圧接するように主軸102の回転停止位置を
規定するものである。
【0049】回転規制手段120は、図15に示すよう
に、ラチェット盤121、ラチェット片122およびラ
チェットバネ123を備えて構成してある。ラチェット
盤121は、主軸102において上述した仕切板31に
おける適正硬貨取入口31aの上方に位置する部位に一
対の円板状プレートを固着することによって構成したも
のである。ラチェット盤121には、円板状プレートの
相互間に、それぞれ所定枚数の硬貨を貯留することので
きる硬貨貯留部124を一対設けてある。各硬貨貯留部
124は、ラチェット盤121の外周面において互いに
180°ずれた位置にそれぞれ硬貨受入口124aを有
しており、各硬貨受入口124aを通じて内部に硬貨を
出し入れすることが可能である。また、ラチェット盤1
21の外周面には、各硬貨受入口124aの一側にスト
ッパ用突起125を設けてあるとともに、一方の硬貨受
入口124aから他方の硬貨受入口124aに至る部分
に多数の反転防止用突起126を設けてある。ラチェッ
ト片122は、先端が略直角に屈曲したアーム部材であ
り、この屈曲した先端部分がラチェット盤121の外周
面に離接するように、基端部を介してユニット枠体20
0に揺動可能に配設してある。ラチェットバネ123
は、ラチェット盤121の外周面に対してラチェット片
122の先端部を常時圧接させるように、該ラチェット
片122とユニット枠体200との間に介在させた押圧
手段である。なお、ラチェット盤121の硬貨受入口1
24aは、上述した停止位置規定手段110が安定状態
にある場合、一方が鉛直上方に位置するように構成して
ある。
【0050】この回転規制手段120では、図15
(b)に示すように、通常状態にある場合、硬貨受入口
124aが鉛直上方に位置した状態から主軸102を一
方方向(図中の矢印X)に向けて回転させようとする
と、ラチェット片122とストッパ用突起125とが互
いに当接することによってこれが阻止されるとともに、
主軸102を他方方向(図中の矢印Y)に向けて回転さ
せようとすると、ラチェット片122と反転防止用突起
126とが互いに当接することによってこれが阻止され
ることになる。
【0051】しかしながら、硬貨受入口124aを通じ
て硬貨貯留部124に所定枚数の硬貨が受け入れられる
と、図16(a)〜図16(c)に示すように、最後に
受け入れた硬貨の外周面がストッパ用突起125よりも
外方に突出するようになる。この結果、この状態から主
軸102を矢印方向に向けて回転させようとすると、ラ
チェット片122がこの硬貨の外周面に倣って移動する
ことになるため、当該主軸102を同方向へラチェット
片122が次のストッパ用突起125に当接するまで回
転させることが可能になる。つまり、上記回転規制手段
120は、ラチェット盤121に所定枚数の硬貨が受け
入れられた場合にのみ主軸102を180°だけ回転許
容状態にするものである。なお、上述した硬貨貯留部1
24に貯留できる硬貨の枚数は、設定ネジの螺合位置に
応じて適宜変更することが可能であり、本実施形態の場
合、唯一の硬貨を受け入れるように設定してある。
【0052】回転ストッパ部材106は、図12および
図17に示すように、主軸102の外周域に、その軸心
方向に沿った一対のストッパ面106aを構成するため
のもので、当該主軸102の左端部に固着してある。
【0053】ドライブネジ歯車107は、図12に示す
ように、操作軸101と回転ストッパ部材106との間
に位置する部位に固着した歯車である。このドライブネ
ジ歯車107には、その奥側部においてギアボックス1
30に歯合している。
【0054】ギアボックス130は、上下方向に沿った
出力軸131を備えたもので、上記ドライブネジ歯車1
07の回転を適宜増速するとともに、回転方向を適宜変
換した後に、当該出力軸131から出力するものであ
る。具体的には、操作軸101を180°回転させた場
合に出力軸131がその軸心回りに360°回転するよ
うに構成してある。
【0055】このギアボックス130の出力軸131に
は、送出アーム132を取り付けてある。送出アーム1
32は、出力軸131から径外方向に延在するもので、
その先端上部に送出ローラ133を上下方向に沿った軸
心回りに回転可能に支承している。なお、この送出アー
ム132は、上述した停止位置規定手段110が安定状
態にある場合、図13中の実線で示すように、送出ロー
ラ133を支承した先端部がギアボックス130の出力
軸131よりも前方側に位置した状態で停止するように
構成してある。
【0056】一方、上記搬出機構部100は、図12お
よび図17に示すように、ユニット枠体200における
上述したギアボックス130の上方域に一対のガイドシ
ャフト140を備えている。これらガイドシャフト14
0は、横断面が円形状を成し、ユニット枠体200の前
後方向に沿って互いに平行、かつ略水平方向に沿って延
在したもので、互いの間にスライド部材141を移動可
能に支承している。すなわち、このスライド部材141
は、その両側にそれぞれ2対のガイドローラ142を具
備したブロック状部材であり、各対を成すガイドローラ
142の間にガイドシャフト140を介在させることに
より、当該ガイドシャフト140の延在方向に沿ってス
ライド移動することが可能である。
【0057】上記スライド部材141には、その下面に
係合スロット143を設けてある。係合スロット143
は、図13に示すように、スライド部材141の下面に
おいてその前後方向のほぼ中央となる位置に左右方向に
沿って形成したもので、その内部に上述した送出アーム
132の送出ローラ133が挿入してある。
【0058】スライド部材141の上面は、図19に示
すように、その幅がキャラクタカードCよりも僅かに小
さく、かつその長さがキャラクタカードCよりも僅かに
大きく構成してある。このスライド部材141の上面に
は、その前端部に連絡部144を構成しているととも
に、その前後方向のほぼ中央となる位置に当接部145
を設けてある。連絡部144は、後述する商品搬出通路
150との間を連絡するためのもので、後端部よりも幅
が狭く、かつその中央部に切欠144aを有している。
当接部145は、スライド部材141の前端部に、前端
に向けて漸次下方に低くなる低面部146を形成するこ
とによって構成した段部であり、キャラクタカードCの
板厚よりも僅かに小さな高さを有している。
【0059】また、スライド部材141の上面には、多
数の溝147を形成してある。これらの溝147は、図
19および図20に示すように、それぞれスライド部材
141のスライド方向に沿って形成したもので、スライ
ド部材141の上面全域に亘って設けてある。なお、図
19中の符号148は、スライド部材141の上面にお
いて当接部145と低面部146との間に設けたゴミ逃
げ用溝である。
【0060】さらに、上記搬出機構部100は、図17
に示すように、ユニット枠体200におけるスライド部
材141の前方域に商品搬出通路150を備えている。
商品搬出通路150は、スライド部材141の上面延長
上に位置し、ユニット枠体200の前端部に設けた商品
取出口151で終端する通路である。この商品搬出通路
150の終端を構成する商品取出口151は、上述した
蓋体12の商品取出用孔16を通じて外部に露出する部
分である。
【0061】この商品搬出通路150には、図19に示
すように、その上面に多数の溝152を設けてあるとと
もに、その幅方向の中央部にレバー用スロット153が
設けてある。多数の溝152は、上述したスライド部材
141のものと同様に、スライド部材141のスライド
方向に沿って形成したもので、商品取出用通路の上面全
域に亘って設けてある。レバー用スロット153は、商
品搬出通路150の延在方向に沿って形成した溝状の開
口である。
【0062】このレバー用スロット153の下方域に
は、図17に示すように、ストッパレバー160および
カード検知レバー161を設けてある。
【0063】ストッパレバー160は、ユニット枠体2
00に支承させたレバー部材であり、その先端部を、主
軸102に設けた回転ストッパ部材106の回転移動域
に出没させる状態で左右方向に沿った水平軸回りに揺動
することが可能である。このストッパレバー160に
は、ユニット枠体200との間に復帰バネ162を介在
してある。復帰バネ162は、ストッパレバー160の
先端部が常時回転ストッパ部材106の回転移動域外に
位置するように当該ストッパレバー160に作用するも
のである。
【0064】カード検知レバー161は、円筒状を成す
ボス部161aと、このボス部161aの周面中央部か
ら径外方向に向けて延在するカード検知部161bと、
カード検知部161bの先端部から一旦略直角方向に延
在した後、ボス部161a側に向けて僅かに屈曲して延
在した作動部161cとを有して構成したもので、ボス
部161aを介して商品搬出通路150の基端部下方に
左右方向に沿った水平軸心回りに揺動可能に配設してあ
る。図からも明らかなように、カード検知レバー161
の作動部161cは、カード検知部161bに対して十
分な長さを有するもので、その先端部がストッパレバー
160の揺動域に位置しており、当該ストッパレバー1
60に当接している。このカード検知レバー161は、
上述した復帰バネ162によってストッパレバー160
が回転ストッパ部材106の回転移動域外に位置してい
る場合、該復帰バネ162の押圧力によって上方側に揺
動し、カード検知部161bがレバー用スロット153
を介して商品搬出通路150に突出するようになる。
【0065】なお、図11中の符号170は、メカニカ
ルカウンタである。このメカニカルカウンタ170は、
停止位置規定手段110においてカムフォロアアーム1
12との間に作動ロッド171を介在させることによ
り、該カムフォロアアーム112の揺動によって作動す
るものである。また、図17中の符号180は、商品取
出口151の開口を開閉可能に閉塞する閉塞カバーであ
る。さらに、図17中の符号190は、スライド部材1
41における連絡部144の切欠144aに対応する部
位に設けた反り防止部材である。
【0066】一方、上述した搬出機構部100とユニッ
トを構成する硬貨取扱部40は、蓋体12の硬貨投入口
14から投入された硬貨を筐体10の内部において適宜
取り扱う部分であり、図9(b)に示すように、ユニッ
ト枠体200の正面向かって右側となる部分に設けてあ
る。
【0067】この硬貨取扱部40は、図11に示すよう
に、硬貨導入通路41、検銭部42、適正硬貨搬送通路
43および不適正硬貨搬送通路44を備えている。
【0068】硬貨導入通路41は、蓋体12の硬貨投入
口14に対応する位置に硬貨導入口41aを有した通路
であり、硬貨投入口14から投入された硬貨をこの硬貨
導入口41aを介して受け入れた後、当該硬貨をその自
重により後述する検銭部42に搬送するものである。
【0069】検銭部42は、硬貨導入通路41によって
硬貨が搬送された場合に、その外形や材質に基づいて適
正であるか否かを判定する部分であり、本実施形態で
は、100円硬貨が投入された場合にこれを適正硬貨と
判定するものを適用している。この検銭部42は、硬貨
が適正であると判定した場合にこれを適正硬貨排出口4
2aから排出する一方、硬貨が不適正であると判定した
場合にこれを不適正硬貨排出口42bから排出するよう
に機能する。なお、検銭部42を通過できない大径の不
適正硬貨に対しては、硬貨返却用ボタン19の操作によ
り検銭部42を開成し、不適正硬貨排出口42bに導く
ように構成してある。
【0070】適正硬貨搬送通路43は、検銭部42の適
正硬貨排出口42aから排出された硬貨、つまり適正で
あると判定された硬貨を、上述したラチェット盤121
において鉛直上方に位置する硬貨受入口124aまで案
内する通路である。
【0071】不適正硬貨搬送通路44は、検銭部42の
不適正硬貨排出口42bから排出された硬貨、つまり不
適正であると判定された硬貨を、上述した仕切板31の
不適正硬貨取入口31bまで案内する通路である。
【0072】さらに、上述した搬出機構部100および
硬貨取扱部40とともにユニットを構成するマガジン部
50は、筐体10の内部においてキャラクタカードCを
収容しておくための部分であり、図9(b)に示すよう
に、ユニット枠体200の正面向かって左側となる部分
に設けてある。
【0073】このマガジン部50は、図1に示すよう
に、スライド部材141の上方域にマガジン51を備え
ている。マガジン51は、横断面が矩形で、前面に開口
した筒状を成すもので、その内部に商品収容域52を構
成している。この商品収容域52は、スライド部材14
1の上面、商品搬出通路150の基端部および反り防止
部材190をカード載置面とするもので、多数のキャラ
クタカードCをそれぞれの長辺が前後に沿う姿勢で上下
方向に沿って積層収容することが可能である。
【0074】上記マガジン51には、積層収容したキャ
ラクタカードCの最上部に搭載するためのカード用錘5
3が用意されている。カード用錘53は、マガジン51
の内部に収容できる大きさに形成したものである。この
カード用錘53には、その前後両端部に立壁53aを設
けているとともに、その上面から上方および前方に突出
するようにツマミ53bが設けてある。
【0075】また、上記マガジン部50は、マガジン5
1の下端部にカード規制板54を備えているとともに、
該マガジン51において正面向かって右側となる側縁部
にストロークガイド55、ストローク部材60および係
合部材56を備えている。
【0076】カード規制板54は、商品収容域52と商
品搬出通路150との間に位置した板状部材であり、そ
の最下端部と商品搬出通路150の上面との間に、キャ
ラクタカードC一枚分以上、二枚分未満の板厚に相当す
る間隙を確保した状態で上記マガジン51に取り付けて
ある。図21からも明らかなように、このカード規制板
54の下端縁は、キャラクタカードCの短辺においてそ
の中央部および両端部に対応する部位にそれぞれ逃げ部
54a,54bを設けてある。これら逃げ部54a,5
4bは、商品搬出通路150の上面との間隙が、ほぼキ
ャラクタカードC二枚分の板厚に相当する距離となるよ
うに切り欠いて構成した部分である。
【0077】ストロークガイド55は、図1に示すよう
に、横断面がL字状を成す長尺部材であり、その一方の
壁に長手方向に沿った上下一対のガイド溝55aを有し
ており、これらガイド溝55aがマガジン51の前方域
において鉛直方向に沿って延在する状態で当該マガジン
51に取り付けてある。図からも明らかなように、各ガ
イド溝55aは、それぞれがキャラクタカードCの板厚
よりも十分大きな長さを有して形成してある。
【0078】ストローク部材60は、切替駆動手段とし
てのストローク部本体61および係合体64と、商品残
量検知手段としての可動ストローク体62および押圧バ
ネ63と、を備えて構成したものである。
【0079】ストローク部本体61は、上下一対の対向
壁61aを有し、これら対向壁61a間に鉛直方向に沿
った支持軸65を備えたものである。このストローク部
本体61は、ストロークガイド55のガイド溝55aを
介してストロークガイドネジ66を螺合させることによ
り、マガジン51に対して上下方向にストローク移動す
ることが可能である。図5および図7からも明らかなよ
うに、ストローク部本体61は、蓋体12を閉塞した状
態において上方に移動させた場合、上述した切替表示手
段20の揺動アーム24から離隔した上方域に配置され
る一方、下方に移動させた場合には当該揺動アーム24
の自由端部に当接し、該揺動アーム24を下動させるよ
うに作用する。
【0080】可動ストローク体62は、図1に示すよう
に、基部62aと基部62aの先端から略直角に屈曲し
た突出部62bとを有して構成したものである。基部6
2aは、ストローク部本体61とほぼ同一の長さを有し
ているものの、突出部62bは、基部62aの下端より
もさらに下方に向けて延在している。この可動ストロー
ク体62は、基部62aの基端を介してストローク部本
体61の支持軸65に揺動可能に支承してあり、この支
持軸65の軸心回りに揺動することによりマガジン51
の前面開口を通じて突出部62bを、商品収容域52の
外周域前方から進退移動させることが可能である。
【0081】押圧バネ63は、可動ストローク体62の
突出部62bが常時マガジン51の前面開口から商品収
容域52に突出するように、ストローク部本体61に対
して可動ストローク体62を押圧する押圧手段である。
【0082】係合体64は、可動ストローク体62の基
部62aから突出部62bとは反対の方向に突出したも
ので、その先端上縁部に係合舌片部64aを有してい
る。係合舌片部64aは、支持軸65側に向けて略直角
方向に突出した部分であり、水平方向に沿って延在して
いる。この係合体64は、その下縁部に切欠64bを有
しており、該切欠64bを介して可動ストローク体62
をユニット枠体200に係合させることが可能である。
【0083】係合部材56は、ストロークガイド55の
上端部から前方に向けて突出したもので、その先端上縁
部に係合部56aを有している。係合部56aは、正面
向かって左側に向けて略直角方向に突出した部分であ
り、水平方向に沿って延在している。
【0084】この係合部材56は、図4に示すように、
上述したストローク部材60が上方に位置している状態
において、可動ストローク体62の突出部62bがマガ
ジン51の商品収容域52から退行している場合、係合
部56aの上面に係合体64の係合舌片部64aが当接
するようになり、ストローク部材60の下方への移動を
阻止するように機能する。
【0085】一方、上述した状態から可動ストローク体
62の突出部62bがマガジン51の商品収容域52に
進出移動した場合には、図6に示すように、係合体64
の係合舌片部64aとの当接状態が解除され、ストロー
ク部材60の自重による下方への移動を許容するように
機能する。
【0086】上記のように構成した自動販売機1では、
マガジン51の商品収容域52にキャラクタカードCを
積層収容させた後、蓋体12を閉塞し、さらに蓋体12
と収容部本体11とを施錠した状態が販売待機状態とな
る。
【0087】この場合、ストローク部本体61に対して
可動ストローク体62を回転させ、図8に示すように、
係合体64に設けた切欠64bをユニット枠体200の
適宜箇所に係合させれば、当該可動ストローク体62の
突出部62bが押圧バネ63の押圧力に抗してマガジン
51の商品収容域52から退避した状態に保持されるた
め、キャラクタカードCの積層収容作業を容易に行うこ
とが可能である。
【0088】また、上述した販売待機状態にあっては、
停止位置規定手段110の作用によって搬出機構部10
0の停止位置が規定され、送出アーム132がその先端
部をギアボックス130の出力軸131よりも前方側に
位置した状態で停止しているため、図17(a)に示す
ように、スライド部材141がその最前端位置で停止し
た状態にある。従って、マガジン51の商品収容域52
は、そのカード載置面が、スライド部材141の上面、
商品搬出通路150の基端部および反り防止部材190
によって構成され、積層収容された最下方のキャラクタ
カードCに対して接触面積を大きくとることができるこ
とになり、当該キャラクタカードCが変形するような事
態を可及的に防止することができる。因に、上述した状
態においては、スライド部材141の上面に設けた当接
部145がキャラクタカードCのほぼ中央に当接するこ
とになる。しかしながら、この当接部145は、キャラ
クタカードCの板厚よりも僅かに小さな高さを有して構
成したものであるため、キャラクタカードCを変形させ
るには至らない。
【0089】さらに、ストッパレバー160が主軸10
2に設けた回転ストッパ部材106の回転移動域外に位
置しているとともに、カード検知レバー161が上方に
揺動してカード検知部161bを商品搬出通路150に
突出させた位置に配置された状態にある。
【0090】マガジン51の商品収容域52に所定枚数
のキャラクタカードCを積層収容した後においては、そ
の最上部にカード用錘53を搭載し、さらに可動ストロ
ーク体62とユニット枠体200との係合状態を解除さ
せ、図4に示す状態にセットすればよい。
【0091】この状態においては、可動ストローク体6
2の突出部62bが押圧バネ63の押圧力によりマガジ
ン51の商品収容域52に進出移動するように押圧され
る。しかしながら、当該可動ストローク体62の突出部
62bは、カード用錘53の前方側立壁53aや積層収
容したキャラクタカードCの短辺に当接し、商品収容域
52へ進出移動することができない。
【0092】この結果、可動ストローク体62に設けた
係合体64の係合舌片部64aが係合部56aの上面に
当接するようになり、ストローク部材60の下方への移
動が阻止されることになる。従って、上述した状態から
蓋体12を閉塞した場合には、ストローク部材60が切
替表示手段20の揺動アーム24から離隔した位置に配
置されことになり、図5に示すように、蓋体12の表示
用窓孔15に第2表示が合致し、透明樹脂板15aおよ
び表示用窓孔15を通じて「販売中」を表示するととも
に、ガイド部23cの上面が硬貨投入口14の下端縁に
合致して当該硬貨導入口41aが硬貨投入許容状態とな
る。
【0093】なお、この販売待機状態においては、上述
した回転規制手段120の作用により主軸102の回転
が阻止されているため、そのまま操作ダイヤル104を
操作しても、搬出機構部100が動作することはない。
【0094】上述した販売待機状態から、硬貨投入口1
4を通じて硬貨が投入されると、当該硬貨が硬貨導入通
路41を通じて検銭部42に搬送され、この検銭部42
において適正硬貨であるか否か、つまり100円硬貨で
あるか否かが判定される。投入された硬貨が100円で
ない場合には、この硬貨が検銭部42の不適正硬貨排出
口42bから排出され、さらに不適正硬貨搬送通路44
を通じて不適正硬貨取入口31bまで案内された後、最
終的に硬貨返却通路33を通じて硬貨返却皿34に返却
されることになる。
【0095】一方、投入された硬貨が100円硬貨であ
る場合には、検銭部42の適正硬貨排出口42aから排
出され、さらに適正硬貨搬送通路43を通じてラチェッ
ト盤121の硬貨受入口124aに案内され、その硬貨
貯留部124に受け入れられることになる。
【0096】この状態においては、上述した回転規制手
段120による主軸102の回転阻止状態が解除される
ことになり、機外に突出した操作ダイヤル104の操作
により、操作軸101、ドライブネジ歯車103および
ドリブンネジ歯車105を介して主軸102を一方方向
へ回転させることができるようになる。この場合、ラチ
ェット盤121が180°回転すると、再び回転規制手
段120によって主軸102の回転が阻止されることに
なる。この結果、適正硬貨を1個投入することにより、
操作ダイヤル104が180°だけ回転可能状態とな
り、これに伴って主軸102を一方方向へ回転させるこ
とが可能となる。
【0097】なお、ラチェット盤121が180°回転
した時点で硬貨貯留部124に受け入れられていた10
0円硬貨は、重力の作用により硬貨受入口124aを通
じて落下し、仕切板31に設けた適正硬貨取入口31a
を通じてコインボックス32に集積されることになる。
また、この間のカムフォロアアーム112の揺動により
作動ロッド171を介してメカニカルカウンタ170が
作動し、当該メカニカルカウンタ170の表示が+1さ
れる。
【0098】操作ダイヤル104の操作によって主軸1
02が回転すると、この主軸102の回転がドライブネ
ジ歯車107およびギアボックス130に順次伝達さ
れ、その出力軸131に設けた送出アーム132が上下
方向に沿った軸心回りに1回転することになる。
【0099】送出アーム132の回転は、その送出ロー
ラ133およびスライド部材141に設けた係合スロッ
ト143の協働により、当該スライド部材141のスラ
イド移動に変換されることになる。この場合、上述した
ように、送出アーム132は、販売待機状態において送
出ローラ133を支承した先端部が、ギアボックス13
0の出力軸131よりも前方側に位置した状態で停止し
ている。従って、スライド部材141は、図18に示す
ように、一旦後方へ向けてスライドし、その後、前方へ
向けてスライドするようになる。
【0100】スライド部材141が後方へスライドした
際、その上面に設けた当接部145は、キャラクタカー
ドCの後端縁を通過する。従って、その後のスライド部
材141の前方へのスライドの際に、当接部145が最
下方に積層収容されたキャラクタカードCの後端縁に当
接することになり、当該キャラクタカードCがスライド
部材141とともに前方へ移動することになる。すなわ
ち、図17(b)に示すように、キャラクタカードCが
マガジン51の商品収容域52から商品搬出通路150
へ搬出され、その前端部分が商品取出口151から突出
した取出位置で停止することになる。この結果、購入者
は、商品取出口151から突出した部分を把持してキャ
ラクタカードCを引き抜くことが可能になり、その取り
扱い性が向上する。
【0101】ここで、この自動販売機1によれば、スラ
イド部材141のスライドの際にその当接部145にキ
ャラクタカードCの後端縁を当接させてこれを押し出し
搬出するようにしているため、つまり摩擦力によらずに
キャラクタカードCを搬出させるようにしているため、
スライド部材141の材質を選択したり、商品変更に伴
って材質を再選択するといった、摩擦力を設定するため
の煩雑な作業が不要となり、当該キャラクタカードCの
搬出を容易に、かつ確実に行うことが可能になる。
【0102】しかも、スライド部材141には、その上
面に低面部146を形成してある。この低面部146
は、上述したように先端に向けて漸次下方に低くなるも
のであるから、図18(a)に示すように、温度や湿度
の影響により、仮にキャラクタカードCが長辺方向にお
いて上方に向けて凸となるように反っている場合はもち
ろん、たとえ図18(b)に示すように、下方に向けて
凸となるように反っていた場合であっても、確実に最下
方に積層収容された1枚のみを搬出することができる。
つまり、この自動販売機1においては、図18(b)に
示すように、キャラクタカードCの凸部分が低面部14
6に位置するため、スライド部材141の上面に対して
当該キャラクタカードCの後端縁が相対的に近接するこ
とになり、この後端縁と当接部145とが確実に当接
し、その搬出も確実なものとなる。
【0103】さらに、商品搬出通路150の基端部に設
けたカード規制板54は、その下端縁の中央部および両
端部にそれぞれ逃げ部54a,54bを設けてある。従
って、キャラクタカードCにおいてその短辺方向に反り
が発生していた場合であっても、確実に最下方に積層収
容された1枚のみを搬出することができる。つまり、図
21(a)に示すように、キャラクタカードCが下方に
向けて凸となるように反っていた場合には、カード規制
板54の両端部に設けた逃げ部54bによって当該キャ
ラクタカードCとの干渉が回避され、一方、図21
(b)に示すように、キャラクタカードCが上方に向け
て凸となるように反っていた場合には、カード規制板5
4の中央部に設けた逃げ部54aによって当該キャラク
タカードCとの干渉が回避され、さらに図21(c)に
示すように、キャラクタカードCがねじれるように反っ
ていた場合には、これらの逃げ部54a,54bによっ
て当該キャラクタカードCとの干渉が回避されることに
なり、いずれの状態にあってもキャラクタカードCの確
実な搬出が可能になる。
【0104】また、上述したようにスライド部材141
および商品搬出通路150には、それぞれの上面に多数
の溝147,152を設けてある。従って、スライド部
材141のスライドの際、特にスライド部材141が後
方へ向けてスライドする際に、これら多数の溝147,
152の作用により、キャラクタカードCとの摩擦力が
低減されることになり、搬出機構部100の各部に過負
荷が加わるような虞れがない。このため、過負荷に起因
した当該搬出機構部100の不具合発生を未然に防止す
ることができるようになる。なお、スライド部材141
の上面にはキャラクタカードCとの摺接によってゴミが
付着堆積するようになる。しかしながら、上述したよう
にスライド部材141の上面にゴミ逃げ用溝148を設
けているため、当該ゴミがこのゴミ逃げ用溝148に落
ち込むようになり、ゴミの影響によってキャラクタカー
ドCの後端縁と当接部145との当接状態が損なわれる
虞れもない。
【0105】ところで、キャラクタカードCが商品搬出
通路150の取出位置に搬出された状態においては、図
17(b)に示すように、当該キャラクタカードCがカ
ード検知部161bを押圧することにより、カード検知
レバー161が下方側に揺動し、その作動部161cを
介してストッパレバー160の先端部が、主軸102に
設けた回転ストッパ部材106の回転移動域に突出した
状態に保持される。この状態においては、100円硬貨
を投入した後に、操作ダイヤル104を介して主軸10
2を回転させようとしても、回転ストッパ部材106が
ストッパレバー160の先端部に当接するため、当該主
軸102を回転することができず、キャラクタカードC
の搬出も行われない。
【0106】一方、商品取出口151からキャラクタカ
ードCを引き抜けば、図17(a)に示すように、復帰
バネ162の押圧力によりストッパレバー160が回転
ストッパ部材106の回転移動域外に位置し、さらにこ
の復帰バネ162の押圧力によってカード検知レバー1
61が上方側に揺動し、そのカード検知部161bを商
品搬出通路150に突出させた状態に復帰するようにな
る。従って、この状態では、100円硬貨が既に投入さ
れている場合、あるいは新たに100円硬貨が投入され
た場合、操作ダイヤル104を介して主軸102を回転
させ、再びキャラクタカードCを搬出することができる
ようになる。
【0107】これらの結果、上記自動販売機1によれ
ば、先に購入したキャラクタカードCを取出位置から取
り出さない限り、次の購入操作を行うことができないこ
とになり、キャラクタカードCが内部で詰まる、キャラ
クタカードCや搬出機構部100が損傷する、等々の不
具合が発生する虞れがない。
【0108】上述した動作が繰り返し行われると、キャ
ラクタカードCの減少に伴ってカード用錘53がマガジ
ン51の商品収容域52において順次下動するようにな
る。しかしながら、ストローク部材60に関しては、可
動ストローク体62の突出部62bが、カード用錘53
の前方側立壁53aや積層収容したキャラクタカードC
の短辺に当接している限り、商品収容域52へ進出移動
することができないため、係合体64の係合舌片部64
aが係合部56aの上面に当接した状態に保持され、下
方への移動が継続的に阻止されている。従って、切替表
示手段20による表示も「販売中」のままとなり、硬貨
導入口41aも硬貨投入許容状態のままとなる。
【0109】一方、マガジン51の商品収容域52にお
いてキャラクタカードCがさらに減少し、該キャラクタ
カードCに搭載したカード用錘53の前方側立壁53a
が可動ストローク体62の突出部62bよりも下位とな
ると、図6に示すように、可動ストローク体62の突出
部62bが押圧バネ63の押圧力によりマガジン51の
商品収容域52に進出移動することになり、係合体64
の係合舌片部64aと係合部56aの上面との当接状態
が解除され、ストローク部材60が一気に下動するよう
になる。この結果、揺動アーム24の自由端部がストロ
ーク部材60によって下動され、図7に示すように、重
力に抗して表示プレート23が瞬時に上動するようにな
り、蓋体12の表示用窓孔15に第1表示が合致し、透
明樹脂板15aおよび表示用窓孔15を通じて「うりき
れ」を表示するとともに、邪魔板部23bが硬貨投入口
14をその下端部から1/2以上に亘る部分を閉塞す
る。すなわち、板厚が約1.5mmというキャラクタカ
ードCを販売する自動販売機1にあっても、切替表示手
段20による表示を瞬時に切り替えることができるよう
になり、購入者に対する表示も極めて明確なものとな
る。
【0110】しかも、上述したストローク部材60は、
マガジン51の商品収容域52に対してその外周域前方
から進出移動するものであるため、全てのキャラクタカ
ードCがなくなる以前においても切替表示手段20によ
る表示を切り替えることが可能である。つまり、カード
用錘53における前方側立壁53aの高さを適宜変更す
ることにより、あるいは可動ストローク体62における
突出部62bの長さを適宜変更することにより、ストロ
ーク部材60を作動させる位置を容易に変更することが
可能である。例えば、マガジン51の商品収容域52に
5〜6枚のキャラクタカードCを残した時点で切替表示
手段20による表示を「販売中」から「うりきれ」に切
り替えるようにカード用錘53の前方側立壁53aの高
さを設定すれば、切替表示手段20による表示の切り替
えが実施される直前において100円硬貨が3〜4枚連
続投入された場合であっても、すべての硬貨に対してキ
ャラクタカードCを搬出することができるようになり、
購入者に対して不利益を与える虞れがない。
【0111】切替表示手段20による表示が「うりき
れ」になった場合には、蓋体12を開成させ、マガジン
51の商品収容域52にキャラクタカードCを補充する
とともに、ストローク部材60を再びセットする。さら
にコインボックス32に集積された硬貨を回収した後に
蓋体12を閉塞して施錠すれば、再び上述した販売待機
状態に復帰することになる。
【0112】なお、上述した実施の形態では、紙製のキ
ャラクタカードを販売する自動販売機を例示している
が、樹脂製カード等、薄板状のものを販売するものであ
っても構わない。また、操作ダイヤルの手動操作によっ
て搬出機構部を駆動するようにした自動販売機を例示し
ているが、電動モータ等のアクチュエータの作動によっ
て搬出機構部を駆動するようにしても構わない。さら
に、スライド部材のスライド移動によって薄板状商品の
搬出を行う自動販売機を例示しているが、本発明はこれ
に限定されず、例えば回転する摩擦ローラの駆動によっ
て薄板状商品の搬出を行うようにした自動販売機にもも
ちろん適用することが可能である。
【0113】また、上述した実施の形態では、表示プレ
ートの移動によって硬貨投入口を開閉するようにしてい
るが、必ずしも硬貨投入口を開閉する必要はなく、別の
手段により投入硬貨を受け入れてその後返却するように
してもよい。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
薄板状商品の厚さに関わらず、切替駆動手段のストロー
ク移動によって表示プレートを移動させるようにしてい
るため、稼働中であるか否かの表示を瞬時に切り替える
ことが可能になり、購入者に対する表示が明確となる。
【0115】しかも、切替駆動手段をストローク移動さ
せる際に契機となる商品残量検知手段が、商品収容域に
対してその外周域から進退させるようにしているため、
当該商品収容域が空になる以前に表示プレートによる表
示を切り替えることが可能になる。従って、表示プレー
トによる表示の切り替えが実施される直前において硬貨
が連続投入された場合であっても、すべての硬貨に対し
て薄板状商品を搬出することができるようになり、購入
者に対して不利益を与える虞れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動販売機に適用するマガジン部
の一実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】自動販売機に適用する切替表示手段の要部分解
斜視図である。
【図3】切替表示手段を示す断面側面図である。
【図4】自動販売機が稼働中である場合のマガジン部の
状態を示す斜視図である。
【図5】(a)は自動販売機が稼働中である場合のマガ
ジン部の状態を示す断面側面図、(b)はその正面図、
(c)はその平面図である。
【図6】自動販売機が稼働中でない場合のマガジン部の
状態を示す斜視図である。
【図7】(a)は自動販売機が稼働中でない場合のマガ
ジン部の状態を示す断面側面図、(b)はその正面図、
(c)はその平面図である。
【図8】自動販売機に薄板状商品を補充する状態を示す
斜視図である。
【図9】(a)は自動販売機の外観を示す正面図、
(b)は蓋体を開成した状態を示す正面図である。
【図10】自動販売機の硬貨処理部を示す斜視図であ
る。
【図11】自動販売機の内部を示す断面側面図である。
【図12】自動販売機に適用する搬出機構部の要部分解
斜視図である。
【図13】スライド部材と送出アームとの係合状態を示
す断面平面図である。
【図14】自動販売機に適用する停止位置規定手段を概
念的に示す断面側面図である。
【図15】自動販売機に適用する回転規制手段を示すも
ので、(a)は要部斜視図、(b)は断面側面図であ
る。
【図16】(a)乃至(c)は図15に示した回転規制
手段の動作を順に示す断面側面図である。
【図17】(a)は販売待機状態を示す搬出機構部の断
面側面図、(b)は薄板状商品を搬出した状態を示す搬
出機構部の断面側面図である。
【図18】(a)および(b)はそれぞれ図17に示し
た搬出機構部の動作状態を示す断面側面図である。
【図19】図17(a)におけるA−A線断面図であ
る。
【図20】図19におけるB−B線断面図である。
【図21】(a)および(b)は自動販売機に適用する
カード規制板を示す正面図、(c)は自動販売機が搬出
可能な薄板状商品のねじれ状態を示す端面図である。
【図22】自動販売機が販売対象とするキャラクタカー
ドの斜視図である。
【符号の説明】 1 自動販売機 10 筐体 11 収容部本体 12 蓋体 13 施錠装置 14 硬貨投入口 15 表示用窓孔 15a 透明樹脂板 16 商品取出用孔 17 操作ダイヤル用孔 18 硬貨返却用孔 19 硬貨返却用ボタン 20 切替表示手段 21 ガイド板 21a スリット 22 ストッパ突当部 23 表示プレート 23a 表示部 23b 邪魔板部 23c ガイド部 23d ストッパ部 23e 連係部 24 揺動アーム 25 アームブラケット 26 接続軸 30 硬貨処理部 31 仕切板 31a 適正硬貨取入口 31b 不適正硬貨取入口 32 コインボックス 33 硬貨返却通路 34 硬貨返却皿 40 硬貨取扱部 41 硬貨導入通路 41a 硬貨導入口 42 検銭部 42a 適正硬貨排出口 42b 不適正硬貨排出口 43 適正硬貨搬送通路 44 不適正硬貨搬送通路 50 マガジン部 51 マガジン 52 商品収容域 53 カード用錘 53a 立壁 53b ツマミ 54 カード規制板 54a 逃げ部 54b 逃げ部 55 ストロークガイド 55a ガイド溝 56 係合部材 56a 係合部 60 ストローク部材 61 ストローク部本体 61a 対向壁 62 可動ストローク体 62a 基部 62b 突出部 63 押圧バネ 64 係合体 64a 係合舌片部 64b 切欠 65 支持軸 66 ストロークガイドネジ 100 搬出機構部 101 操作軸 102 主軸 103 ドライブネジ歯車 104 操作ダイヤル 105 ドリブンネジ歯車 106 回転ストッパ部材 106a ストッパ面 107 ドライブネジ歯車 110 停止位置規定手段 111 カムプレート 111a 凹所 112 カムフォロアアーム 113 カムスプリング 114 カムローラ 120 回転規制手段 121 ラチェット盤 122 ラチェット片 123 ラチェットバネ 124 硬貨貯留部 124a 硬貨受入口 125 ストッパ用突起 126 反転防止用突起 130 ギアボックス 131 出力軸 132 送出アーム 133 送出ローラ 140 ガイドシャフト 141 スライド部材 142 ガイドローラ 143 係合スロット 144 連絡部 144a 切欠 145 当接部 146 低面部 147 溝 148 ゴミ逃げ用溝 150 商品搬出通路 151 商品取出口 152 溝 153 レバー用スロット 160 ストッパレバー 161 カード検知レバー 161a ボス部 161b カード検知部 161c 作動部 162 復帰バネ 170 メカニカルカウンタ 171 作動ロッド 190 反り防止部材 200 ユニット枠体 B 帯紙 C キャラクタカード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機内の商品収容域に積層収容させた薄板
    状商品を下層のものから順次機外に向けて搬出するよう
    にした自動販売機において、 前記商品収容域に収容された薄板状商品が所定の量を下
    回った場合に当該商品収容域に対してその外周域から内
    部に向けて突出移動する商品残量検知手段と、 前記商品残量検知手段に連係し、該商品残量検知手段が
    前記商品収容域の内部に突出移動した場合に前記薄板状
    商品の厚さ以上のストロークをもって移動する切替駆動
    手段と、 前記切替駆動手段の移動に伴って移動し、稼働中である
    か否かの切り替え表示を行う表示プレートと、 を備えることを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記表示プレートが非稼働中であること
    を表示している場合には、硬貨の投入を阻止するように
    した請求項1に記載の自動販売機。
JP27572499A 1999-09-29 1999-09-29 自動販売機 Pending JP2001101485A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011054074A (ja) * 2009-09-04 2011-03-17 Sanei:Kk 物品供給装置
JP2013149229A (ja) * 2012-02-20 2013-08-01 Bandai Co Ltd 手動商品販売装置

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