JPH0725471U - 自動販売機 - Google Patents
自動販売機Info
- Publication number
- JPH0725471U JPH0725471U JP5508093U JP5508093U JPH0725471U JP H0725471 U JPH0725471 U JP H0725471U JP 5508093 U JP5508093 U JP 5508093U JP 5508093 U JP5508093 U JP 5508093U JP H0725471 U JPH0725471 U JP H0725471U
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 売り切れ検知のための構造を簡単にし、故障
が発生する確率を低くする。 【構成】 商品収納部3に、商品Tを水平方向に集積収
納する。商品取出ユニット4により、商品収納部3内の
最前位商品Tを取り出す。商品収納部3は、商品Tを一
端に寄せた状態で収納する。商品取出ユニット4は、商
品収納部3の商品Tの有無を検知する検知手段41を、商
品収納部3に向けて設ける。 【効果】 商品収納部3が複数ある場合でも、商品取出
ユニット4に設けた検知手段41により、各商品収納部3
内の商品Tの有無を確認できる。
が発生する確率を低くする。 【構成】 商品収納部3に、商品Tを水平方向に集積収
納する。商品取出ユニット4により、商品収納部3内の
最前位商品Tを取り出す。商品収納部3は、商品Tを一
端に寄せた状態で収納する。商品取出ユニット4は、商
品収納部3の商品Tの有無を検知する検知手段41を、商
品収納部3に向けて設ける。 【効果】 商品収納部3が複数ある場合でも、商品取出
ユニット4に設けた検知手段41により、各商品収納部3
内の商品Tの有無を確認できる。
Description
【0001】
本考案は、商品を水平方向に集積収納する商品収納部を有し、この商品収納部 の商品集積方向の一端に近接する位置で移動可能な商品取出ユニットによって最 前位商品を取り出す自動販売機に関し、特に自動販売機の売り切れ検知に関する 。
【0002】
従来、商品収納部に集積収納された商品の売り切れを検知する手段としては、 商品収納部の一端に、光学式センサやレバーを有する検知装置を配置したものが ある。最後の商品が投出されると、光学式センサが透光状態になったり、レバー の押さえが解除されたりすることにより、残りの商品がなくなったこと、すなわ ち売り切れを検知する。
【0003】
近年、自動販売機は、利用者のニーズの多様化に伴って多くの種類の商品を販 売できることが望まれるようになっており、商品収納部の数が増加する傾向にあ る。
【0004】 しかし、上記従来構造では、商品収納部毎に売り切れ検知手段を配置しなけれ ばならないので、売り切れ検知手段の個数が多くなり、構造の複雑化やコストの 上昇を招き、更には故障が発生する確率が高くなってしまう。
【0005】 本考案は、上記課題に鑑みなされたもので、売り切れ検知のための構造を簡単 にできるとともに故障が発生する確率の低い自動販売機を提供することを目的と する。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案は、商品Tを水平方向に集積収納する商品収納部3を有し、この商品収 納部3の商品集積方向の一端に近接する位置で移動可能な商品取出ユニット4に よって最前位商品Tを取り出す自動販売機において、前記商品収納部3は、前記 商品Tを一端に寄せた状態で収納し、前記商品取出ユニット4は、前記商品収納 部3の商品Tの有無を検知する検知手段41を商品収納部3に向けて設けるもので ある。
【0007】
本考案では、商品取出ユニット4が商品収納部3の前方に位置している時に、 検知手段41によって該商品収納部3内の商品Tの有無を確認する。
【0008】
以下、本考案の自動販売機の一実施例の構成を図面を参照して説明する。
【0009】 図2は自動販売機の内部構成を示す斜視図である。自動販売機は、前方が開放 された箱形の販売機本体1と、この販売機本体1の前面に開放可能に取り付けら れる扉体2からなる。
【0010】 販売機本体1内には、商品収納部3が、販売機本体1の前面に向かって下降す る傾斜状態で、上下方向に複数段および幅方向に複数列ずつ配列されている。各 商品収納部3には、たばこ等の矩形の商品がやや前下がりに前後方向に集積した 状態で収納される。
【0011】 扉体2の後面(販売機本体1側)には、商品取出ユニット4とその移動機構が 設けられる。商品取出ユニット4は水平ガイド部材5に沿って左右方向に水平移 動可能に取り付けられ、この水平ガイド部材5は扉体2の後面両側部に設けられ た一対の垂直ガイド部材6に沿って上下方向に移動可能に取り付けられている。 そして、水平ガイド部材5に沿った商品取出ユニット4の左右方向の移動と、垂 直ガイド部材6に沿った水平ガイド部材5の上下方向の移動との組み合わせによ り、商品取出ユニット4は商品収納部3の前面全域に移動可能となっている。
【0012】 扉体2の後面には、中央部に商品投出部7が配設され、一側部に貨幣処理部8 が配設されている。商品投出部7および貨幣処理部8は、上下動する水平ガイド 部材5が当たらない厚さになっている。商品投出部7の後面には下辺を軸に回動 可能な開閉扉9が取り付けられ、この開閉扉9は、閉鎖する方向にばねによって 付勢されて通常は閉鎖状態にあるが、開閉扉9に接続されている図示しないソレ ノイドの励磁によって開放状態となり、開閉扉9の先端は商品取出ユニット4よ りも後方に突出した位置に達する。
【0013】 扉体2の前面には、図示しないが、選択ボタンを有する商品見本展示部、操作 部(硬貨投入口、紙幣投入口、釣銭投入口等)、および商品投出部7に挿通する 商品投出口等が配置される。
【0014】 図1は商品収納部3および商品取出ユニット4の断面図を示す。商品収納部3 は、底板11、前板12および両側板13からなる商品収納枠14を備え、この商品収納 枠14内にたばこ等の矩形の商品Tが前後方向に集積して収納される。商品収納枠 14は、後方が上がる方向に30度程度傾斜して設置されており、商品Tは自重に よって前方に寄せて収納される。商品収納枠14の前板12から底板11にかけて投出 用切欠15が形成されている。
【0015】 図3は商品取出ユニット4の側面図、図4は商品取出ユニット4の後面図を示 す。商品取出ユニット4は、本体を構成する外枠21、この外枠21内に揺動可能に 取り付けられる内枠22、外枠21の前面(自動販売機における前側)に位置し水平 ガイド部材5に取り付けられる接続部23からなる。
【0016】 外枠21は、縦長の基板24とこの基板24の両側から後方に突出された両側板25と から断面略コ字状に形成されている。
【0017】 内枠22は、縦長の基板26とこの基板26の両側から後方に突出された両側板27と から断面略コ字状に形成され、両側板27の上端に固着される筒状の回動軸28が外 枠21の両側板25の上端に回動自在に嵌合取付され、各回動軸28の外周で外枠21の 側板25と内枠22の側板27との間にスペーサ29が介在されている。
【0018】 一方の回動軸28には外枠21の側板25の外側に突出する突出部28a が形成され、 この突出部28a の周面から連結部材30が突設され、この連結部材30にソレノイド 31のプランジャ32が連結されている。そして、ソレノイド31の非励磁時には、内 枠22は垂直な姿勢をとって外枠21内に納められた待機位置をとり、一方、励磁時 には、下端が後方へ向かう方向に約30度回動した突出位置をとる。
【0019】 内枠22の両側板27間の上端付近には両側の回動軸28の中心に嵌合して回転軸33 が回転自在に取り付けられ、両側板27間の下端付近に回転軸34が回転自在に取り 付けられ、各回転軸33,34に2つのプーリ35,36がそれぞれ固着され、上下に対 向するプーリ35,36間に2本の無端ベルト37がそれぞれ張設されている。この無 端ベルト37の後面部には先端が後方へ斜めに突出する下支え部材38が取り付けら れている。上側の回転軸33の他端は、内枠22および外枠21を貫通して延び、外枠 21に取り付けられたモータ39に接続されている。そして、このモータ39の駆動に より、無端ベルト37が回動されて下支え部材38が上下に移動される。
【0020】 内枠22の両側板27の上側には、下支え部材38の上方に対向して、後方に突出す る断面略L字状の上支え部材40が固定されている。そして、無端ベルト37の回動 に伴って下支え部材38が上下動し、この下支え部材38と上支え部材40と共同で商 品Tを挟持できる。
【0021】 また、内枠22の基板26の後面下方であって2本の無端ベルト37の間には、検知 手段としての反射式のセンサ41が配置される。このセンサ41は、検知ラインs( 図1に示す)が内枠22の基板26の後面に対し垂直にあって、近接する位置に物体 があればその存在を検知できる。
【0022】 接続部23は、上下2個の接続部材51,52からなり、各接続部材51,52に、水平 ガイド部材5のレール部5aに係合するローラ53が回動自在に取り付けられている 。上側の接続部材51は、水平ガイド部材5内に張設されたワイヤ54に接続されて いる。ワイヤ54は図示しないモータによって回動され、このワイヤ54が回動され ることにより、商品取出ユニット4が水平ガイド部材5に沿って左右に移動する 。
【0023】 次に、本実施例の作用を説明する。
【0024】 各商品収納部3に商品Tが収納され、商品取出ユニット4は所定の位置に待機 している。このとき、商品取出ユニット4の内枠22は待機位置をとり、下支え部 材38は最も下がった位置にある。なお、商品投出部7の開閉扉9は閉鎖されてお り、商品取出ユニット4の移動の障害にはならない。
【0025】 そして、利用者によって貨幣が投入され、希望する商品Tの選択ボタンが押下 されると、1回の投出動作が開始される。垂直ガイド部材6に沿って水平ガイド 部材5が上下に移動するとともに、水平ガイド部材5に沿って商品取出ユニット 4が左右に移動することにより、商品取出ユニット4が利用者によって選択され た商品Tの収納されている商品収納部3の前方へ移動して停止する。
【0026】 次に、商品取出ユニット4のソレノイド31が励磁され、図1に示すように、内 枠22が突出位置に回動する。この商品取出ユニット4の突出位置への回動状態で は、内枠22の後面が商品収納部3の前部に略平行に近接し、無端ベルト37に取り 付けられた下支え部材38が最前位商品Tの下方に位置する。
【0027】 次に、モータ39が駆動され、無端ベルト37が回動して下支え部材38が上昇し、 下支え部材38が商品収納部3の投出用切欠15を通って最前位商品Tの下面に当接 し、最前位商品Tが押し上げられる。押し上げられる商品Tは商品収納部3から 抜き取られるとともに無端ベルト37に沿って上昇し、商品Tの上面が上支え部材 40に達した時点で、上支え部材40と下支え部材38とによって商品Tを挟持する。
【0028】 また、最前位商品Tが商品収納部3から抜き取られると、センサ41が作動され 、商品収納部3内の商品Tの有無を確認する。センサ41が商品Tの存在を検知す れば、次の投出要求(選択ボタンによる選択)を受け入れ可能とする。一方、セ ンサ41が商品Tの存在を検知しなければ、この商品収納部3内の商品Tは売り切 れたものとして、「売り切れ」表示を行なって選択不可とするか、同じ商品Tを 収納する他の商品収納部3があればそちらから投出するようにする。いずれにし ても、この商品収納部3からの投出動作は禁止する。
【0029】 そして、商品取出ユニット4の上支え部材40と下支え部材38とによって商品T を挟持すると、商品取出ユニット4のソレノイド31の励磁が解除され、内枠22が 待機位置に戻る。この状態で商品取出ユニット4がその移動機構の作用により、 商品投出部7の上方に移動して停止する。
【0030】 次に、商品投出部7のソレノイドが励磁されて開閉扉9が開放された後、商品 取出ユニット4のモータ39が駆動されて下支え部材38が下降し、商品Tの挟持が 解除されて落下する。落下する商品Tは、開閉扉9に沿って商品投出部7内に取 り込まれる。
【0031】 次に、商品投出部7のソレノイドの励磁が解除されて開閉扉9が閉鎖され、利 用者によって商品投出部3内の商品Tが抜き取られれば、商品Tの販売動作が終 了する。
【0032】 なお、商品投出時以外に、自動販売機の扉体2が開閉された時にも商品Tの有 無の確認を行なう。扉体2が(開状態から)閉鎖され、それを図示しない開閉検 知手段で検知すると、商品取出ユニット4が最上段の商品収納部3に対応する位 置に移動し、内枠22が突出位置に移動してセンサ41を作動させながら、水平方向 に移動してこの段の商品収納部3内の商品Tの有無を確認する。最上段の商品収 納部3の確認が終了すれば、内枠22を収納位置に戻してから商品取出ユニット4 を1段分降下し、再び内枠22が突出位置に移動して2段目の商品収納部3内の商 品Tの有無を確認する。この動作を繰り返し、全ての商品収納部3の商品Tの有 無が確認されれば、商品取出ユニット4は待機位置に戻り、販売に備える。商品 Tが無いと判断された商品収納部3については、前述の場合と同様にその商品収 納部3からの投出動作を禁止する。
【0033】
本考案によれば、商品収納部が複数ある場合でも、商品取出ユニットに設けた 検知手段により各商品収納部内の商品の有無を確認できるため、売り切れ検知の ための構造を簡単にできるとともに故障が発生する確率を低くできる。
【図1】本考案の自動販売機の一実施例を示す一部の断
面図である。
面図である。
【図2】同上実施例の内部構造を示す斜視図である。
【図3】同上実施例の商品取出ユニットの断面図であ
る。
る。
【図4】同上実施例の商品取出ユニットの後面図であ
る。
る。
3 商品収納部 4 商品取出ユニット 41 検知手段としてのセンサ T 商品
Claims (1)
- 【請求項1】 商品を水平方向に集積収納する商品収納
部を有し、この商品収納部の商品集積方向の一端に近接
する位置で移動可能な商品取出ユニットによって最前位
商品を取り出す自動販売機において、 前記商品収納部は、前記商品を一端に寄せた状態で収納
し、 前記商品取出ユニットは、前記商品収納部の商品の有無
を検知する検知手段を商品収納部に向けて設けることを
特徴とする自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5508093U JPH0725471U (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5508093U JPH0725471U (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | 自動販売機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0725471U true JPH0725471U (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=12988734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5508093U Pending JPH0725471U (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | 自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0725471U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000163644A (ja) * | 1998-11-30 | 2000-06-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 自動販売機の商品搬出装置 |
-
1993
- 1993-10-12 JP JP5508093U patent/JPH0725471U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000163644A (ja) * | 1998-11-30 | 2000-06-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 自動販売機の商品搬出装置 |
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