JP2011054007A - レジ精算装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レジ処理業務の混み具合等に応じて適宜にレジ処理の運用方式を変更し、レジ処理時間の短縮を進めることができるレジ精算装置を提供する。
【解決手段】買い物代金の集計や登録を行うキャッシュレジスタ3と、キャッシュレジスタ3に接続され、買い物代金としての貨幣を投入可能な投入口17,18や釣銭を払い出す払出口20,21等が設けられた操作部15を筐体3aの一方側に配置した貨幣処理機3と、これらを載置して配置するレジ台5とを備えたレジ精算装置1において、レジ台5は、貨幣処理機3の操作部15を、これを管理する係員側に向けた通常操作位置と、顧客側に向けたセルフ操作位置とに容易に切り替え可能に構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スーパーマーケット等の店舗の精算所に設置され、POSシステム等のキャッシュレジスタと、紙幣入出金機および硬貨入出金機等の貨幣入出金機と、それらを配置するレジ台等とからなるレジ精算装置に関する。
従来のこのようなレジ精算に係わる装置として、先に出願され特許された特許第3803202号公報(特許文献1)に記載されるような釣銭自動払い出し装置が知られている。この特許文献1に記載される釣銭自動払い出し装置は、キャッシュレジスタと接続され釣銭払い出し指令に応じて釣銭を自動的に払出口へ払い出す釣銭払い出し機能と、顧客から受取って投入口へ投入された貨幣を金種別に分類して収納する分類収納機能とを有し、硬貨払出口と硬貨投入口とが共に装置本体の一方側に設けられた釣銭自動払い出し装置において、硬貨投入口を含む装置本体の上部に着脱可能とされ硬貨投入口が設けられている側とは反対側の上部に開口するように形成された上部硬貨投入口と、この上部硬貨投入口へ投入された硬貨を硬貨投入口へ導くシュート部と、を有する投入口変換ユニットを設け、この投入口変換ユニットを装置本体に装着したときは硬貨払出口が顧客側に位置し、上部硬貨投入口が係員側に位置するように配置して、硬貨払出口に払い出された釣銭を顧客自らが取り出して受け取るようにし、投入口変換ユニットを装置本体に装着しないときは硬貨払出口および硬貨投入口が係員側に位置するように配置可能としたものである。
このような釣銭自動払い出し装置によれば、一種類の釣銭自動払い出し装置により、顧客自らが釣銭硬貨を取り出す顧客操作方式の運用と、貨幣の受け払いをすべて係員が行う係員操作方式の運用とを選択的に使用することができ、店舗においてその使い分けができる。そして、係員操作方式においては、釣銭自動払い出し装置に不慣れな顧客に容易に対応可能とし、顧客操作方式の運用においては、レジ精算所における貨幣の受け払い業務の一部を顧客自らが行うようにし、係員が1人の顧客に対応する時間を短縮して迅速な客さばきを可能とすることができる、というものである。
なお、顧客操作方式において、貨幣の受け払い業務の一部を顧客自らが行うもの(セミセルフ式)とし、そのすべてを顧客自らが行うもの(全セルフ式)としないのは、その受け払い業務のすべてを顧客自らが行うものとすると、釣銭装置の扱いに不慣れな顧客が居た場合に、その操作説明等に手間取り、却って精算処理が停滞する虞があるからである。
特許第3803202号公報
ところで、このような従来の釣銭自動払い出し装置が設置されるレジ精算所において、係員操作方式の運用を行う場合は、POS等のキャッシュレジスタの操作側と、釣銭自動払い出し装置の操作側(硬貨払出口、硬貨投入口等が配置される側)を係員側に向けて同一方向に配置することが必要である。また同様に、顧客操作方式の運用を行う場合は、キャッシュレジスタの操作側を係員側に向ける一方、釣銭自動払い出し装置の操作面を、例えば係員と対向する顧客側に向けて配置しなければならない。しかしながら、キャッシュレジスタや釣銭自動払い出し機は、通常はそれらを載置するレジ台に固定されているから、その向きを容易に切り替えることはできない。したがって、これらのレジ処理の運用方式を変更する場合は、事前にキャッシュレジスタや釣銭自動払い出し機の向きを変更しておく必要があり、営業時間帯や顧客の混雑状況に対応して自在にレジ処理の運用方式を変更することは事実上不可能であった。すなわち、状況に即応して適宜にレジ処理の運用方式を変更し、その業務効率を高めるようにすることができない問題があった。
また、貨幣の受け払いを顧客自らが行う顧客操作方式の運用においては、顧客が買い物代金の総額を事前に把握し、その支払いに使用する貨幣が準備されている場合でも、キャッシュレジスタにより買い物代金の集計が行われるまで顧客はその代金を支払えず、或いはその代金を釣銭自動払い出し装置に投入をすることができない。すなわち、買い物代金の集計が終了するまでその支払いを待たねばならないから、その待機状態によりレジ処理時間の短縮が進まない問題があった。
本発明は、このような問題に対応するため、レジ処理業務の混雑状況や客層の状況に応じて適宜にレジ処理の運用方式を変更可能にすることでその業務効率を高め、また顧客の代金支払いが速やかに行えるようにすることで、そのレジ処理時間の短縮を進めることができるレジ精算装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、買い物代金の集計や登録を行うキャッシュレジスタと、前記キャッシュレジスタに接続され、買い物代金としての貨幣を投入可能な投入口や釣銭を払い出す払出口等が設けられた操作部を筐体の一方側に配置した貨幣処理機と、これらを載置して配置するレジ台とを備えたレジ精算装置において、前記レジ台は、前記貨幣処理機の操作部を、これを管理する係員側に向けた通常操作位置と、顧客側に向けたセルフ操作位置とに容易に切り替え可能に構成されるものである。
これによれば、貨幣処理機に不慣れな顧客が比較的に多い営業時間帯においては、貨幣処理機の操作部を係員側に向けて、貨幣の受け払い業務をすべて係員が行うようにすることで、その扱いに不慣れな顧客の操作によるレジ精算処理の停滞を防止することができる。また、その一方で比較的に常連客が多くレジ処理業務が混雑する平日の夕刻等の営業時間帯には、貨幣処理機の操作部を顧客側に向けて、貨幣の受け払い業務の一部又は全部をその扱いに慣れた顧客自らが行うようにし、係員の顧客に対する対応時間を短縮し、総じてレジ処理業務の効率化を進めることができる。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載のレジ精算装置において、前記貨幣処理機は前記投入口へ投入される貨幣の入金動作を開始または停止する切り換え手段を備え、前記キャッシュレジスタは、前記貨幣処理機の入金動作の開始時期を、買い物代金の入力開始時またはその集計金額の確定時の何れかに切り換える制御手段を備えるものである。
これによれば、例えば買物客がその代金の総額を事前に予測し、その支払用の貨幣を準備しているとき、前記キャッシュレジスタによって、前記貨幣処理機の入金動作の開始時期をその買物代金の入力開始時に切り換えることで、買物客がその代金の支払いを待たずにすることができる。すなわち、買物客は買い物代金の集計が確定するまでに、買い物代金に応じた貨幣の投入を済ませることができる。
以上説明したように請求項1に係る発明によれば、レジの混雑状況や客層の状態に応じて、レジ処理の運用方式を、適宜に顧客操作方式と係員操作方式に切り換えることができるから、総じてレジ処理業務の効率化を進めることができる。したがって、顧客のレジ待ち時間の短縮や、レジ用設備の効率的運用を図ることができるレジ精算装置を提供することができる。
また、請求項2に係る発明によれば、買物客は買い物代金の集計が確定するまでに、すなわちキャッシュレジスタによる買い物代金の集計中に、買い物代金に応じた貨幣の投入を済ませることができる。したがって、買い物代金の集計が確定した後にその代金に相当する貨幣を投入するものに比べて、実質的にレジ精算時間を短縮することができるレジ精算装置を提供することができる。
本発明の実施の形態のレジ精算装置を模式的に示す斜視図であって、(a)はこれを構成する貨幣処理機の操作部を係員側に向けた状態、(b)は同操作部を顧客側に向けた状態を示す図である。 本発明の実施の形態のレジ精算装置を構成する貨幣処理機を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図である。 本発明の実施の形態のレジ精算装置を構成するレジ台を示す斜視図である。 本発明の実施の形態のレジ精算装置を構成するレジ台の回転板部上に載置される貨幣処理機の操作部の向きを模式的に示す図であって、(a)はその操作部を係員側に向けた状態、(b)はその操作部を係員側と90度交差する顧客側に向けた状態を示す図である。 本発明の実施の形態のレジ精算装置のレジ処理動作を示す図である。
本発明の実施の形態について図を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態のレジ精算装置1を模式的に示す斜視図であって、(a)はこれを構成する貨幣処理機3の操作部15を係員側に向けた状態、(b)は同操作部15を顧客側に向けた状態を示す図である。
図に示すように、本発明のレジ精算装置1は、POS端末としてのキャッシュレジスタ2と、これと接続された貨幣処理機3と、これらを係員が操作し易い高さに載置するレジ台5を備えている。また、レジ精算装置1の側方には買物籠内の商品の集計登録や袋詰め作業を行うサッカー台7が配設されている。また、POS端末としてのキャッシュレジスタ2には、各種のデータや制御命令を入力するキーボード2aや各種情報を表示する表示器2b等が備えられている。
図2は、本発明の実施の形態のレジ精算装置1を構成する貨幣処理機を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図である。図に示すように、この貨幣処理機3は紙幣の収納庫を有する紙幣部10と、硬貨の収納部を有する硬貨部11とから構成されている。また、この貨幣処理機3の内部には、これが接続されるPOS端末としてのキャッシュレジスタからの情報を受け取る受信部13と、種々の情報を記憶する図示しない記憶部とが設けられている。そして、この貨幣処理機3の外郭を成す筐体3aの前面側(一方の側)には操作部15が配置されている。そして、筐体3aの上面側の操作部15には、貨幣(紙幣及び硬貨)の金種毎の収納状況や操作案内を表示する操作表示部16と、硬貨を入金する硬貨投入口17と、紙幣を入金する紙幣投入口18とが設けられ、またその正面側には、硬貨を出金する硬貨出金口(払出口)20と、紙幣を出金する紙幣出金口(払出口)21と、硬貨投入口17に投入された硬貨をそのまま返却する硬貨返却口22と、内部の図示しない紙幣収納庫から回収される紙幣が収納される回収庫23等が配設されている。
図3は、本発明の実施の形態のレジ精算装置1を構成するレジ台5を示す斜視図である。図に示すようにこのレジ台5は、本体の最上部にキャッシュレジスタ2を載置する天板部26が設けられ、その下段に貨幣処理機3を載置する平板状の回転板部27が設けられている。天板部26は背面側の壁部29から前方に延出するように設けられ、その下段部の回転板部27の周囲は前方と左右側方の3方向が開放されて構成されている。また、回転板部27はその平板面の略中央部に設けられる回転軸28により下方から支持され、その回転軸28を中心に左右方向に90度回転自在に構成されている。したがって、図4の(a),(b)に示すように、回転板部27上に載置される貨幣処理機3の操作部15の向きを、係員側に向かう方向(通常操作位置)と、それと90度交差する方向の顧客側に向かう方向(セルフ操作位置)に容易に切り換えることができる。なお、これらの天板部26、回転板部27は、レジ係員がキャッシュレジスタ2や貨幣処理機3を操作し易い高さに設けられている。
ここで、このように構成される本発明の実施の形態のレジ精算装置1におけるレジ処理動作について、図5を参照しながら説明する。先ず、貨幣処理機3の操作部15をレジ係員側に向けた場合、すなわち買い物代金、釣銭の受け渡しをすべてレジ係員を介して行なう(係員操作方式)場合の動作(図5左欄参照)について説明する。顧客の買い上げた商品がサッカー台7上に持ち込まれると、その商品のキャッシュレジスタ2への登録が開始され、すべての商品の登録が完了すると「小計」釦(例えばキーボード2aの一部として配置される)が押下され、その代金の集計金額がキャッシュレジスタ2の表示部2bに表示される。このとき貨幣処理機3が入金可能状態となる。そして、レジ係員がその集計金額を請求代金として読み上げる。そうすると、顧客がその代金を支払うための貨幣をレジ係員に手渡し、レジ係員はその預かり貨幣の金額を顧客に確認すると共に貨幣処理機3の硬貨投入口17,紙幣投入口18に投入する(所要時間:5秒)。貨幣処理機3は、硬貨投入口17,紙幣投入口18に投入された貨幣を内部に取り込み、その入金額がキャッシュレジスタ2の表示器2bに表示される(所要時間:2.5秒)。レジ係員は表示器2bに表示された入金額に間違いがないか確認し、入金額に間違いがなければ「現計」釦(例えばキーボード2aの一部として配置される)を押下する(所要時間:1秒)。そうすると、釣銭がある場合はキャッシュレジスタ2の表示器2bに釣銭金額が表示され(所要時間:1秒)、さらに貨幣処理機3の硬貨出金口20,紙幣出金口21に釣銭金額に相当する貨幣が出金される(所要時間:3秒)。そして、レジ係員は、キャッシュレジスタ2から発行されるレシートと貨幣処理機3の硬貨出金口20,紙幣出金口21に出金された釣銭貨幣を取り出して顧客に手渡す(所要時間:硬貨受取等1秒、紙幣受取各1秒)。なお、釣銭がない場合は、レシートのみを顧客に渡す。このようにしてレジ処理作業が終了する。
次に、貨幣処理機3の操作部15を顧客側に向けた場合、すなわち買い物代金を顧客自らが貨幣処理機3の硬貨投入口17,紙幣投入口18に投入し、また顧客自らが貨幣処理機3の硬貨出金口20,紙幣出金口21から釣銭を取り出す(顧客操作方式)場合の動作(図5右欄参照)について説明する。なお、本発明のレジ精算装置1は、貨幣処理機3を載置する回転板部27が前述のように左右方向に回転自在に構成されるので、レジ処理業務の混雑状況や客層状況に応じて、貨幣処理機3の操作部15を係員側から顧客側に向けて容易に切り換えることができる。また、本発明のレジ精算装置1を構成するキャッシュレジスタ2は、貨幣処理機3の入金動作の開始時期を、買い物商品の登録(代金の入力)開始時またはその集計金額の確定時の何れかに切り換える図示しない制御手段を備える。(なお、貨幣処理機3の入金動作の開始時期を集計金額の確定時とする場合は、代金を請求する顧客の取違え等を防止することができる。)そして、レジ係員は、貨幣処理機3の操作部15を顧客側に向けるとき、貨幣処理機3の入金開始時期を買い物商品の登録開始時に切り換えることが望ましい。
このように設定されたレジ精算装置1に置いて、顧客の買い上げた商品がサッカー台7上に持ち込まれると、その商品のキャッシュレジスタ2への登録がレジ係員により開始される。そうすると、予め買い物代金の総額を把握し、その支払い用の貨幣を準備している常連客等が、その貨幣を貨幣処理機3の硬貨投入口17,紙幣投入口18に投入する。このとき貨幣処理機3は入金可能状態に設定されているので、その貨幣が内部に取り込まれる。そして、すべての買い物商品の登録が完了すると「小計」釦が押下され、その代金の集計金額がキャッシュレジスタ2の表示部2bに表示される。そして、レジ係員がその集計金額を請求代金として読み上げ、顧客に確認する(所要時間:1.5秒)。また、このとき先に貨幣処理機3の硬貨投入口17,紙幣投入口18に投入された貨幣の入金額がキャッシュレジスタ2の表示器2bに表示される。レジ係員は表示器2bに表示された入金額が間違いないか確認し、入金額が間違いなければ「現計」釦を押下する(所要時間:1秒)。そうすると、釣銭がある場合はキャッシュレジスタ2の表示部2bに釣銭金額が表示され(所要時間:1秒)、さらに貨幣処理機3の出金口21,22に釣銭金額に相当する貨幣が出金される(所要時間:3秒)。そして、顧客は貨幣処理機3の硬貨出金口20,紙幣出金口21に出金された釣銭貨幣を取り出し、レジ係員はキャッシュレジスタ2から発行されるレシートとて顧客に手渡す(所要時間:硬貨取出し1秒、紙幣取出し等1秒)。なお、釣銭がない場合は、レシートのみが顧客に渡される。このようにしてレジ処理作業が終了する。
ところで、貨幣処理機3の操作部15が顧客側に向けられていると、常連客等の貨幣処理機3の扱いに慣れた顧客は、およそ買い物代金が分かっている場合や、支払いに供する貨幣が決まっている場合に、買い物代金の集計金額が確定する前に、支払い用の貨幣を貨幣処理機3の硬貨投入口17,紙幣投入口18に投入する。そうすると、買い物代金の集計金額が確定する前に、買い物代金の支払いが済んでしまうから、貨幣処理機3の操作部15が係員側に向けられ、買い物代金の集計金額が確定してからその支払いがレジ係員を介して行われる係員操作方式よりも、その分レジ処理時間を短くすることができる。例えば図5においは、左欄に記載の「顧客が(買上げ金額を確認し)、現金を取り出してレジ係員に渡し、レジ係員がそれを貨幣処理機3に投入する時間(5秒)と、貨幣処理機3によりその貨幣が入金計数される時間の(2.5秒)」が、右欄に記載の「顧客が買上げ金額を確認する時間(1.5秒)」に短縮されている。
なお、貨幣処理機3の操作部の向きは、容易に切り換え可能であるから、顧客が高齢者等で貨幣処理機の扱いに不慣れであってレジ係員の手助けが必要となる場合は、レジ処理作業の途中で、貨幣処理機3の操作部15を適宜に係員側に向けて切換えて運用することが可能である。
以上のように、本発明のレジ精算装置1においては、貨幣処理機3に不慣れな顧客が多い営業時間帯においては、貨幣処理機3の操作部15を係員側に向けて、金銭の受け払い業務をすべて係員が行うようにすることで、その扱いに不慣れな顧客によるレジ精算処理の停滞を防止することができる。また、その一方で常連客が多くレジ処理業務が混雑する平日の夕刻等の営業時間帯には、貨幣処理機3の操作部15を顧客側に向けて、金銭の受け払い業務をその扱いに慣れた顧客自らが行うようにし、係員の顧客に対する対応時間を短縮し、総じてレジ処理業務の効率化を進めることができる。すなわち、レジの混雑状況や客層状態に応じて、レジ処理の運用方式を、適宜に顧客操作方式と係員操作方式に切り換えることができるから、総じてレジ処理業務の効率化を進めることができる。これによって、顧客のレジ待ち時間の短縮や、レジ設備の効率的運用を図ることができるレジ精算装置を提供することができる。
また、顧客がその買い物代金の総額を事前に予測し、その支払用の貨幣を準備しているとき、キャッシュレジスタ2によって貨幣処理機3の入金動作の開始時期をその買物代金の入力開始時に切り換えることで、顧客がその代金の支払いを待たずにすることができる。すなわち、買物客は買い物代金の集計が確定するまでに、買い物代金に応じた貨幣の投入を済ませることができる。これによって、買い物代金の集計が確定した後にその代金を貨幣処理機3に投入するものに比べて、実質的にレジ精算時間を短縮することができるレジ精算装置を提供することができる。
なお、本発明は、言うまでもなく本実施の形態に示す装置にのみ限定されず、その趣旨の包含する範囲で応用変更が可能である。例えば、貨幣処理機3の操作部15を顧客側に向けるとき、背景技術に記載されるような投入変換ユニットを設けて硬貨投入口、紙幣投入口が係員側に位置するように配置すれば、レジの混雑状況や客層の状態に応じて、金銭の受け払い業務の一部(釣銭の受取のみ)を顧客が行うようにすることもできる。また、キャッシュレジスタ2、貨幣処理機3、レジ台5の形状、構成等は、その機能が適宜に発揮されれば良く、本実施形態に示すものに限定されるものではない。
1 レジ精算装置
2 キャッシュレジスタ
3 貨幣処理機
3a 筐体
5 レジ台
6 出金口(払出口)
9 硬貨搬送機構(入金用搬送手段)
15 操作部
17 硬貨投入口
18 紙幣投入口
20 硬貨出金口(払出口)
21 紙幣出金口(払出口)
26 天板部
27 回転板部
28 回転軸

Claims (2)

  1. 買い物代金の集計や登録を行うキャッシュレジスタと、前記キャッシュレジスタに接続され、買い物代金としての貨幣を投入可能な投入口や釣銭を払い出す払出口等が設けられた操作部を筐体の一方側に配置した貨幣処理機と、これらを載置して配置するレジ台とを備えたレジ精算装置において、前記レジ台は、前記貨幣処理機の操作部を、これを管理する係員側に向けた通常操作位置と、顧客側に向けたセルフ操作位置とに容易に切り替え可能に構成されることを特徴とするレジ精算装置。
  2. 前記貨幣処理機は前記投入口へ投入される貨幣の入金動作を開始または停止する切り換え手段を備え、前記キャッシュレジスタは、前記貨幣処理機の入金動作の開始時期を、買い物代金の入力開始時またはその集計金額の確定時の何れかに切り換える制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のレジ精算装置。
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