JP2016212924A - レジスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】手軽に設置が可能な対面式のレジスタを提供する。
【解決手段】顧客が使用する貨幣投入排出部を有する釣銭機と、載置板に載置可能で、貨幣投入排出部が第1側面に表出した状態で前記釣銭機が収納される筐体とを備える釣銭機ユニットと、店員が操作に用いる入力デバイスを少なくとも有し、第1側面とは異なる筐体の第2側面側に位置する店員により入力デバイスの操作が行えるように筐体の上面に取り付けられる操作ユニットとを備えてレジスタを構成する。
【選択図】図11

Description

本発明は、レジスタに関する。
テーブルの下に釣銭機を配置し、テーブルの上にキーボードと固定型スキャナとドロワとを取り付けて構成した商品販売登録データ処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この商品販売登録データ処理装置は、例えば顧客が立つ側において、釣銭としての貨幣が排出される札出口とコイン出口が設けられており、店員と顧客とが対面して取引を行う場合に用いられる対面式のレジスタとして構成されている。
特開平6−266961号公報
対面式のレジスタは、例えば上記の商品販売登録データ処理装置における札出口とコイン出口のように、現金収受に関する部位を顧客が立つ側に設けるように構成することができる。これにより、上記の商品販売登録データ処理装置の場合であれば、札出口とコイン出口から排出された釣銭を顧客に受け取ってもらうことができるので、店員は、顧客に釣銭を手渡す作業を行う必要がないといった利点を有する。
このため、対面式で取引をしている店舗では、上記のように対面式のレジスタについて、現金収受に関する部位を顧客が立つ側に設けたタイプのものに交換したいといった要望もでてくると考えられる。
しかし、上記の商品販売登録データ処理装置をはじめ、レジスタはカウンタなどに組み込まれるものであるために、レジスタの交換にあたっては比較的大がかりな工事が必要になってしまう。このために、例えば工事時間の確保の問題や工事費用のコストの問題などで、顧客が立つ側に現金収受に関する部位が設けられたレジスタへの交換が躊躇されてしまうような場合もあると考えられる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、手軽に設置が可能な対面式のレジスタを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するための本発明の一態様は、顧客が使用する貨幣投入排出部を有する釣銭機と、載置台に載置可能で、前記貨幣投入排出部が第1側面に表出した状態で前記釣銭機が収納される筐体と、を備える釣銭機ユニットと、店員が操作に用いる入力デバイスを少なくとも有し、前記第1側面とは異なる前記筐体の第2側面側に位置する店員により前記入力デバイスの操作が行えるように前記筐体の上面に取り付けられる操作ユニットとを備えるレジスタである。
上記構成によれば、顧客の立つ位置側に貨幣投入排出部があり、店員の立つ位置側に入力デバイスがあるレジスタが得られる。そして、このようなレジスタを設置するにあたっては、貨幣投入排出部のある釣銭機ユニットを載置板に置くとともに、釣銭機ユニットの上に入力デバイスを備える操作デバイスを取り付けるという作業を行えばよく、手軽に設置を行うことができる。
また、本発明の一態様は上記のレジスタであり、前記筐体に固定される移動制限部材であって、前記載置板に載置された状態の筐体の移動を制限する移動制限部材をさらに備えてもよい。
上記構成によれば、載置板に載置された状態での筐体の移動が制限されるために、載置板に載置された筐体の位置や姿勢を安定させることができる。
また、本発明の一態様は上記のレジスタであり、前記移動制限部材は、前記筐体が前記載置板に載置された状態において、前記第2側面側における前記載置板の下側に係止することで、前記筐体の上方向への移動を制限する第1載置板受部を備えてもよい。
上記構成によれば、筐体から釣銭機本体部を引き出した場合に、筐体の第2側面側が浮き上がるようにして上に移動しないようにすることができる。
また、本発明の一態様は上記のレジスタであり、前記移動制限部材は、前記載置板に載置された状態で前記筐体が前記第2側面の方向に移動されたときには、前記第1載置板受部が前記載置板と係止する位置から外れるように構成されてもよい。
上記構成によれば、前記筐体を前記第2側面の方向に移動させるだけで、移動制限部材の載置板受部が載置板の下側に係止する状態が解除されるために、載置板からのレジスタの取り外しも容易に行うことができる。
また、本発明の一態様は上記のレジスタであり、前記移動制限部材は、前記筐体が前記載置板に載置された状態において、前記第2側面側に位置する前記載置板の側面に係止することで、前記第2側面とは反対の側面の方向への移動を制限する第2載置板受部を備えてもよい。
上記構成によれば、移動制限部材を設けることによって、筐体の第2側面とは反対の側面の方向への筐体の移動を制限することができる。
また、本発明の一態様は上記のレジスタであり、前記筐体の上面の前記第2側面寄りにおいて物品が置かれる物品載置面部が形成されるように、前記操作ユニットが前記筐体の上面の前記第1側面寄りに配置されてもよい。
上記構成によれば、レジスタを操作する店員の手前に形成される物品載置面部に商品などの物品を置くことができるようになるので、店員の作業効率を向上させることができる。
また、本発明の一態様は上記のレジスタであり、前記筐体の上面において、前記操作ユニットから引き出されたケーブルを通すケーブル用孔部が形成されてもよい。
上記構成により、前記操作ユニットから引き出されたケーブルを筐体内に収納できるために、レジスタの周りが煩雑にならず、見栄えをよくすることもできる。
また、本発明の一態様は上記のレジスタであり、前記筐体の第2側面は、前記ケーブルが通る開口部を有してもよい。
上記構成により、店員が位置する側からケーブルを引き出してレジスタ本体部などと接続できるために、顧客からは見えないようにしてケーブルの引き回しを行うことができる。
また、本発明の一態様は上記のレジスタであり、前記筐体の第2側面において、前記開口部以外の部分を塞ぐ蓋部が設けられてもよい。
上記構成により、筐体の第2側面からケーブルを引き出せるようにしたうえで、ケーブルを通すのに必要な部分以外の第2側面を塞ぐようにすることができる。
以上説明したように、本発明によれば、手軽に設置が可能な対面式のレジスタを提供することが可能になる。
本実施形態におけるレジスタの設置状態例を店員の立ち位置側(後方)からみた図である。 本実施形態におけるレジスタの設置状態例を顧客の立ち位置側(前方)からみた図である。 図1に示されるレジスタの部分を拡大して示す図である。 図2に示されるレジスタの部分を拡大して示す図である。 本実施形態におけるレジスタの構成例を示すブロック図である。 本実施形態における釣銭機ユニットを前方から見た図である。 本実施形態における釣銭機ユニットの筐体の上面に操作ユニットが取り付けられた状態を示す側面図である。 本実施形態における移動制限部材の外観例を示す斜視図である。 本実施形態における移動制限部材が取り付けられた釣銭機ユニットを後方側から見た斜視図である。 蓋部が取り付けられた(閉じられた)状態の本実施形態の釣銭機ユニットを示す斜視図である。 テーブルの上面への本実施形態のレジスタの設置が完了した状態例を示す側面図である。 レジスタの上方向への移動の制限が解除された状態の本実施形態のレジスタを示す側面図である。
以下、一実施形態としてのレジスタについて説明する。
先ず、図1〜図4を参照して、本実施形態のレジスタのカウンタへの設置状態例について説明する。
図1は、本実施形態のレジスタ100がカウンタ200に設置された状態について、レジスタ100を操作する店員(オペレータ)の立ち位置側から見た斜視図である。
図2は、本実施形態のレジスタ100がカウンタ200に設置された状態について、顧客の立ち位置側から見た斜視図である。
図3は、図1に示されるレジスタ100の部分を拡大して示す図である。
図4は、図2に示されるレジスタ100の部分を拡大して示す図である。
なお、以降においては、レジスタ100に対する顧客の立ち位置側をレジスタ100の前側とし、レジスタ100に対する店員の立ち位置側をレジスタ100の後側として説明する場合がある。
図1〜図4に示すように、本実施形態のレジスタ100は、釣銭機ユニット101、操作ユニット103、レジスタ本体部105、プリンタ107及びスキャナ109を備える。
釣銭機ユニット101は、貨幣投入排出部121aを有する釣銭機と、筐体110とを有する。釣銭機は、顧客が精算を行うのに使用される。筐体110には、貨幣投入排出部121aが前側面(第1側面の一例)に表出した状態で釣銭機が収納される。
また、筐体110は、載置板に載置可能な構造を有する。筐体110を載置板に載置可能な構造としては、具体的には、例えば筐体110を載置板に置いた場合に、筐体110が安定して載置板上で位置することのできるような筐体110の底面の形状を有することである。なお、例えば筐体110の底面における4つの角部にゴム足などのようなものが設けられた構成も、筐体110を載置板に載置可能な構造である。
上記各図の場合、筐体110が載置される載置板は、カウンタ200のテーブル203である。
また、筐体110における後方の側面(第2側面の一例)の下側には、移動制限部材140が設けられている。移動制限部材140は、釣銭機ユニット101の筐体110の上方向への移動を制限する。また、移動制限部材140は、さらに、前方への釣銭機ユニット101の筐体110の移動を制限する。
貨幣投入排出部121aは、顧客が例えば代金の支払いと釣銭の受け取りに使用する部位である。貨幣投入排出部121aには、紙幣投入口、硬貨投入口、紙幣排出口、硬貨排出口が備えられている。
操作ユニット103は、店員が操作に用いるタッチパネル表示部131(入力デバイスの一例)とキーボード132(入力デバイスの一例)とを備える。
タッチパネル表示部131とキーボード132は、図示するように、操作が行われる部位が店員の立ち位置のほうに向くように設置される。つまり、タッチパネル表示部131とキーボード132は、レジスタ100の後側に位置する店員により操作が行えるようにされた向きで配置される。
また、操作ユニット103は、顧客用表示部133を備える。顧客用表示部133は、商品登録の内容や精算処理の結果などを顧客に向けて表示する部位である。顧客用表示部133は、同図に示すように、顧客の立ち位置側(前側)に画面が向くように配置される。
操作ユニット103は、上記のタッチパネル表示部131、キーボード132及び顧客用表示部133がユニット化(一体化)されて構成される。そして、このようにユニット化された操作ユニット103は、筐体110の上面に取り付けられる。この際、操作ユニット103は、例えば上記各図において示されない所定の部位にてネジ止めされることによって筐体110に対して固定される。これにより、操作ユニット103は、筐体110の上面にて不用意に位置がずれたりすることがない。
また、操作ユニット103は、筐体110の上面の前方寄り(第1側面寄り)に配置される。これにより、図3に示すように、筐体110の上面の後方側には一定以上の面積の何も配置されない面部、即ち、物品載置面部115が形成される。物品載置面部115は、例えば店員が商品登録の対象とする商品やスキャナ109などをはじめとする物品を置く場所として使用される。
レジスタ本体部105は、レジスタ100の中枢となるユニットであり、タッチパネル表示部131またはキーボード132に対して行われた操作に応じて商品登録や精算に関する各種処理などを実行する。
レジスタ本体部105は、釣銭機ユニット101における釣銭機の動作の制御を実行する。またレジスタ本体部105は、スキャナ109が読み取ったバーコードに基づくコードデータを利用して商品登録を行うことができる。また、レジスタ本体部105は、プリンタ107を制御して、レシートなどを印刷させることができる。
レジスタ本体部105は、例えば図1に示されるように、カウンタ200の台部201における店員の立ち位置側に設けられた棚間に設置される。即ち、レジスタ本体部105は、顧客からは見えず、また、店員にとって邪魔にならないような場所に設置される。
また、レジスタ本体部105と釣銭機ユニット101における釣銭機とはケーブルを介して通信可能に接続される。また、レジスタ本体部105と操作ユニット103とについてもケーブルを介して通信可能に接続される。
図1及び図3においては、筐体110における後方側面に位置する開口部114から、ケーブルCBLが引き出された状態が示されている。ここでのケーブルCBLは、釣銭機ユニット101とレジスタ本体部105とを接続するケーブルと、操作ユニット103とレジスタ本体部105とを接続するケーブルとをまとめて示したものである。
また、プリンタ107もケーブルによってレジスタ本体部105と接続されればよい。また、スキャナ109もケーブルによってレジスタ本体部105と接続されればよい。プリンタ107とレジスタ本体部105とを接続するケーブルと、スキャナ109とレジスタ本体部105とを接続するケーブルも、ケーブルCBLに含まれるようにまとめられればよい。
そして、図1及び図3に示されるように、開口部114から引き出されたケーブルCBLは、図1に示すように、カウンタ200の店員の立ち位置側においてレジスタ本体部105と接続される。このように、釣銭機ユニット101及び操作ユニット103側とレジスタ本体部105とを接続するケーブルCBLも、顧客からは見えない状態で引き回しが行われる。
なお、釣銭機、操作ユニット103、プリンタ107及びスキャナ109のうちの少なくともいずれか1つのレジスタ本体部105との通信は、ケーブルに代えて無線によって行われるように構成されてもよい。
上記のようにケーブルCBLが引き出される開口部114は、筐体110の後方側面において、蓋部113により閉じられずに残った部位である。
プリンタ107は、前述のように、レジスタ本体部105の制御に応じてレシートなどを印刷する。なお、プリンタ107により領収書なども印刷できるようにされてもよい。
店舗によっては、商品の情報(商品名、価格など)をバーコード化したバーコードを商品のパッケージに印刷したり、バーコードを印刷したラベルなどを商品に貼り付けたりして管理する場合がある。
スキャナ109は、このように商品に付されているバーコードを読み取ことによってコードデータを取得する。取得されたコードデータは、例えばレジスタ本体部105が入力する。レジスタ本体部105は入力したコードデータを商品マスタなどのデータと照合して商品名、価格などを特定し、特定した商品名、価格などを利用して商品登録の処理を実行する。
図5は、レジスタ100の構成例を示すブロック図である。同図において、図1〜図4と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。同図に示すように、レジスタ100は、図1〜図4により説明した釣銭機ユニット101、操作ユニット103、レジスタ本体部105、プリンタ107及びスキャナ109を備えて構成される。
先ず、レジスタ本体部105の構成について説明する。同図に示すレジスタ本体部105は、CPU(Central Processing Unit)151、RAM(Random Access Memory)152、記憶部153、入出力部154及びネットワークインターフェース155を備える。CPU151、RAM152、記憶部153、入出力部154及びネットワークインターフェース155は、バス156により接続されている。
CPU151は、記憶部153に記憶されるプログラムを実行することにより、レジスタ100としての各種機能を実現するための制御を実行する。
RAM152は、CPU151に対応する主記憶装置であり、CPU151が処理を実行する際の作業領域として利用される。
記憶部153は、CPU151に対応する補助記憶装置であり、CPU151が利用する各種の情報を記憶する。
入出力部154は、レジスタ100を構成するレジスタ本体部105以外のユニット(釣銭機ユニット101、操作ユニット103)やデバイス(プリンタ107、スキャナ109)などとの間で、データあるいは信号の入出力を行う部位である。
ネットワークインターフェース155は、例えば店舗内のLAN(Local Area Network)を経由して、店舗内の他の装置(例えば、マスタ装置、他のレジスタ、店員の携帯端末など)と通信を実行する。例えばネットワーク経由でマスタ装置などと接続されることで、本実施形態のレジスタ100は、POS(Point Of Sales)レジスタとして機能させることができる。
釣銭機ユニット101における釣銭機120は、レジスタ本体部105の入出力部154との間でデータまたは信号の入出力が可能なように接続される。
また、操作ユニット103は、タッチパネル表示部131、キーボード132及び顧客用表示部133とともに、入出力部134を備える。
入出力部134は、操作ユニット103が備えるタッチパネル表示部131、キーボード132及び顧客用表示部133のそれぞれと、レジスタ本体部105の入出力部154との間でのデータまたは信号の入出力を行う部位である。
また、同図においては、入出力部134に対して、操作ユニット103の外部のプリンタ107及びスキャナ109が接続された例が示されている。即ち、同図に示す入出力部134は、プリンタ107とレジスタ本体部105の入出力部154との間でのデータまたは信号の入出力を行うようにもされている。同様に、入出力部134は、スキャナ109とレジスタ本体部105の入出力部154との間でのデータまたは信号の入出力を行うようにもされている。
なお、プリンタ107とスキャナ109との少なくともいずれか一方について、操作ユニット103の入出力部134を経由することなく、レジスタ本体部105の入出力部154と接続されるように構成されてもよい。
また、同図の釣銭機120とレジスタ本体部105の入出力部154とを接続するための通信線と、操作ユニット103の入出力部134とを接続するための通信線は、物理的には、図1に示したケーブルCBLに含まれる。
上記のようにレジスタ本体部105の入出力部154が釣銭機120と接続されることで、レジスタ本体部105のCPU151は、釣銭機120を制御することができる。
また、レジスタ本体部105の入出力部154が操作ユニット103における入出力部134と接続されることで、レジスタ本体部105のCPU151は、タッチパネル表示部131またはキーボード132に対して行われた操作に応じた操作信号を入力し、操作に応答した所定の処理を実行することができる。また、CPU151は、タッチパネル表示部131と顧客用表示部133とに対する表示制御を実行することができる。
さらに、レジスタ本体部105の入出力部154が操作ユニット103における入出力部134と接続されることで、CPU151は、プリンタ107を制御し、スキャナ109により読み取られたバーコードに対応するコードデータを入力することができる。
図1〜図4にて説明したようにカウンタ200に設置され、図5に示す構成を有するレジスタ100は以下のように使用される。なお、ここでの説明は、レジスタ100の設置される店舗がベーカリーショップ(パン屋)である場合を例に挙げる。
ベーカリーショップで顧客は、陳列されているパンのうちから購入したいパンを選んでトレーに載せる。顧客は、選んだパンを購入するために、パンが載せられたトレーを持ってレジスタ100が設置されたカウンタの前まで移動する。このとき、顧客は、貨幣投入排出部121aが向いているレジスタ100の前方側で立つことになる。そして、顧客は、購入対象のパンが載せられたトレーを、レジスタ100の後方にいる店員に渡す。
店員は、トレーに乗せられた商品を確認しながら操作ユニット103におけるタッチパネル表示部131やキーボード132、またはスキャナ109などを操作して、商品の登録と、登録した商品の合計金額の算出をレジスタ100に行わせる。このような操作に応じて、レジスタ本体部105におけるCPU151は、商品登録の処理を実行する。また、CPU151は、タッチパネル表示部131に対して、登録した商品、小計金額、合計金額などを随時表示させるための制御を実行する。また、CPU151は、顧客用表示部133に対しても、合計金額などをはじめとして、顧客に提示すべき所定の内容を表示させる。
顧客は、合計金額を確認したうえで代金の支払いを以下のように行う。つまり、顧客は、合計金額以上の金額の貨幣(紙幣、硬貨)を貨幣投入排出部121aにおける紙幣投入口や貨幣投入口などから投入する。
上記のように貨幣が投入されるのに応じて、釣銭機ユニット101における釣銭機120は、投入された貨幣の種別と、種別ごとの枚数を検出し、検出結果を示す投入貨幣情報をレジスタ本体部105に送信する。レジスタ本体部105のCPU151は、受信された投入貨幣情報に基づいて、投入された貨幣の総額(預かり金)を算出する。
なお、釣銭機120が預かり金を算出し、算出した預かり金をレジスタ本体部105に送信するようにしてもよい。
ここで、算出された預かり金が合計金額と等しければ、釣銭は不要である。そこで、この場合のレジスタ本体部105におけるCPU151は、釣銭機120から釣銭を排出させることなく、プリンタ107によりレシートが印刷されるように制御を実行する。
一方、算出された預かり金が合計金額より多い場合、レジスタ本体部105におけるCPU151は、預かり金から合計金額を減算して釣銭の金額を算出する。そして、CPU151は、算出された金額分の貨幣が貨幣投入排出部121aにおける紙幣排出口、硬貨排出口から釣銭として排出されるように釣銭機120を制御する。顧客は、排出された貨幣を釣銭として受け取る。
このようにして本実施形態のレジスタ100を利用することにより、顧客が購入するパンについての取引を、顧客と店員とで対面式で行うことができる。そのうえで、本実施形態のレジスタ100の場合、代金の支払いと釣銭の受け取りは、顧客と貨幣投入排出部121aとの間で行われ、店員と顧客との間で貨幣が手渡しされることはない。つまり、店員は、現金を手に持って扱う必要がない。これにより、店員は現金を持った手でパンを持つことがなくなり、衛生面での向上が図られる。
また、レジスタ100の筐体110の上面における後方側には物品載置面部115が形成される。店員は、上記のように商品を登録する操作を行うときや、商品を袋に入れるときなどに、物品載置面部115に商品や袋、スキャナ109などの物品を置くことができるため、作業能率が向上する。
続いて、レジスタ100のカウンタ200への設置作業の手順例について説明する。
図6は、釣銭機ユニット101を、前方より見た斜視図である。同図に示すように筐体110の上面において操作ユニット103が設置される設置領域AR内には、ケーブル用孔部111、112が形成されている。ケーブル用孔部111、112は、それぞれ、筐体110の上面に設置された操作ユニットの下側から引き出されるケーブルが筐体110の外側から内部に挿通されるようにするための孔部である。
また、設置領域AR内には、さらにネジ孔H1、H2、H3、H4が形成されている。
設置作業者は、例えば、筐体110に操作ユニット103を取り付けるにあたり、先ず、操作ユニット103の下側から引き出されているケーブルをケーブル用孔部111、112に挿通させて筐体110の外側から内部に通す。
そのうえで、設置作業者は、操作ユニット103を筐体110の上面における規定の位置に配置する。操作ユニット103が筐体110の上面において規定の位置に正しく配置された状態では、操作ユニット103側の下面において形成される4つのネジ孔のそれぞれの位置が、ネジ孔H1、H2、H3、H4と一致する。
なお、筐体110の上面における設置領域ARと、操作ユニット103の下面とにおいて、位置決め用の凹凸部分などを形成することにより、筐体110の上面での操作ユニット103の位置決めが容易に行えるようにしてもよい。
そして、操作ユニット103が筐体110の上面において規定の位置に正しく配置された状態のもとで、設置作業者は、操作ユニット103側の下面において形成される4つのネジ孔とネジ孔H1、H2、H3、H4とのそれぞれが一致しいている部分のそれぞれをネジ止めする。なお、ネジの締め付けにあたっては、例えば設置作業者は、筐体110から釣銭機を外しておいたうえで、筐体110内からネジを差し込んで締め付けるようにすればよい。そして、設置作業者は、ネジの締め付けが完了したら、筐体110に釣銭機を収納すればよい。このようにして、釣銭機ユニット101に対して操作ユニット103が取り付けられる。
図7は、釣銭機ユニット101の筐体110の上面に操作ユニット103が取り付けられた状態を示す側面図である。なお、同図において、図3及び図4と同一部分については同一符号を付して説明を省略する。
同図に示すように釣銭機ユニット101の筐体110には釣銭機120が収納されている。釣銭機120は、釣銭機本体部121と釣銭機本体カバー部122とを備える。釣銭機本体部121は、筐体110の外部に表出する貨幣投入排出部121aと、釣銭機本体カバー部122内の貨幣収納部121bとが一体化された部位である。
釣銭機本体部121は、同図に示すように貨幣投入排出部121aの背面側が筐体110の前側面に当接している状態では、釣銭機本体部121を施錠することによって、釣銭機本体部121を釣銭機本体カバー部122から引き出せないようにすることができる。これにより、例えば鍵を持たない者が貨幣収納部121bから貨幣を抜き取るような不正行為を防止することができる。
そして、店員は、鍵などを使用して釣銭機本体部121を解錠したうえで、釣銭機本体部121を矢印A1の方向に引き出すことができる。店員は、釣銭機本体部121を矢印A1の方向に引き出した状態において、例えば貨幣収納部121bへの貨幣の補充または貨幣収納部121bからの貨幣の取り出しなどの作業を行うことができる。
ここで、筐体110の上面の内壁と釣銭機本体カバー部122の上面との間から、釣銭機本体カバー部122の背面部122aと蓋部113との間にかけて空間Sが形成される。操作ユニット103の下側から筐体110のケーブル用孔部111、112を挿通したケーブルCBLは、空間Sの中を引き回され、開口部114から筐体110の外部に引き出される。開口部114から筐体110の外部に引き出されたケーブルCBLは、図1に示したように、レジスタ本体部105と接続される。
このように、操作ユニット103から引き出されたケーブルCBLは、貨幣投入排出部121aの前に立っている顧客からは見えないようにしてレジスタ本体部105まで引き回すことができる。
また、操作ユニット103の下側から引き出されるケーブルは、筐体110のケーブル用孔部111、112を挿通して筐体110の内部に収納される。これにより、操作ユニット103から引き出されるケーブルがレジスタ100の周りで引き回されるようなことはなく、レジスタ100の周りが煩雑にならず見栄えをよくすることができる。
また、設置作業者は、図7に示すように操作ユニット103が取り付けられ、かつ、釣銭機120が取り付けられた筐体110の後方の下側に対して、移動制限部材140を取り付ける作業を行う。
図8は、移動制限部材140の外観例を示す斜視図である。同図に示すように、移動制限部材140は、上面部141、側面部142(第2載置板受部の一例)及び下面部143(第1載置板受部の一例)を備える。上面部141と側面部142とは互いの長手方向の一方の端部が90度の角度で連結されている。また、側面部142の他方の長手方向の端部は、上面部141と対向する位置関係となるように配置された下面部143の一方の長手方向の端部と90度の角度で連結されている。
また、上面部141の他方の長手方向の端部には、上向きで90度の角度により固定部145、146が設けられる。固定部145、146は、筐体110に移動制限部材140を取り付けるための部位である。固定部145にはネジ孔H11、H12が設けられ、固定部146にはネジ孔H13、H14が設けられる。
移動制限部材140の材質は、例えば鉄、アルミニウムなどをはじめとした金属や樹脂などを挙げることができるが、特に限定されるものではない。
図9を参照して、釣銭機ユニット101に対する移動制限部材140の取り付け方の一例について説明する。同図は、移動制限部材140が取り付けられた釣銭機ユニット101を後方側から見た斜視図である。なお、同図においては、図示を簡略にすることの便宜上、筐体110の上面に取り付けられた操作ユニット103の図示は省略している。
移動制限部材140の取り付けにあたり、設置作業者は、筐体110における後方側面を形成する蓋部113(図6)について開いた状態としておくようにする。この際、設置作業者は、蓋部113が取り外し可能であれば、取り外しておくようにしてもよい。同図では、蓋部113が取り外された状態が示されている。
筐体110に釣銭機120が収納された状態では、同図に示すように、筐体110内には、後面から所定の奥行きの長さの位置に釣銭機本体カバー部122の背面部122aが位置する状態となる。釣銭機本体カバー部122の背面部122aは、同図に示す位置にて筐体110内で固定的に位置する部位である。
そこで、設置作業者は、同図に示すように、筐体110の後方下側において、移動制限部材140の固定部145と固定部146とが釣銭機本体カバー部122の背面部122aに当接するように移動制限部材140をあてがう。この状態では、移動制限部材140の側面部142がテーブル203の側面に沿い、さらに下面部143がテーブル203の下側に位置する状態となる。
また、上記の状態においては、移動制限部材140のネジ孔H11、H12、H13、H14と、釣銭機本体カバー部122の背面部122aに設けられたネジ孔(図示せず)との位置が一致した状態となる。
そして、設置作業者は、上記のように移動制限部材140をあてがった状態において、ネジ孔H11、H12、H13、H14のそれぞれにネジを通してネジ止めを行う。これにより、移動制限部材140は、釣銭機ユニット101に対して固定された状態で取り付けられる。
設置作業者は、上記のように釣銭機ユニット101に対して移動制限部材140を固定した後に蓋部113を取り付ければよい。
図10は、図9の状態から蓋部113が取り付けられた(閉じられた)状態の釣銭機ユニット101を示す斜視図である。このように蓋部113が閉じられた状態のもとでは、移動制限部材140の側面部142と下面部143とが開口部114から筐体110の外側に表出した状態である。
そして、開口部114からは、図1及び図3に示したようにケーブルCBLが引き出される。つまり、蓋部113が閉じられることにより、筐体110の後方側面においてケーブルCBLを通すのに必要な部分(即ち、開口部114)以外の部分を塞ぐことができる。
なお、同図では、蓋部113が閉じられた状態のもとで形成される開口部114は、筐体110の後方側面の下側において筐体110の内寸の横幅とほぼ一致する幅を有する部位として形成されている。しかし、開口部114は、蓋部113が閉じられた状態において、例えば、筐体110の後方側面の下側において筐体110の内寸の横幅より小さい幅を有する部位として形成されてもよい。このように、開口部114が内寸の横幅より小さい幅を有するようにして形成される場合、開口部114は、筐体110の幅方向において異なる位置に複数が形成されてもよい。
図11は、上記のように移動制限部材140が取り付けられたレジスタ100のテーブル203の上面への設置が完了した状態例を示す側面図である。なお、同図において、図1〜図10と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
レジスタ100のテーブル203に対する設置が完了し、レジスタ100がテーブル203上で正しい位置に置かれた状態においては、筐体110の後方側面の下側において、移動制限部材140の下面部143がテーブル203の下面側と近接し、かつ、対向する状態となる。即ち、下面部143がテーブル203の下側に係止する状態となる。
また、同図においては、貨幣投入排出部121aの下側において後方移動制限部材116が配置される。後方移動制限部材116は、筐体110の前方の下側に取り付けられる。後方移動制限部材116は、本体受板部116a、ガイド部116b、前方受部116c及び後方受部116dが一体化された構造である。
本体受板部116aは、貨幣投入排出部121aの下側において、貨幣投入排出部121aの幅にほぼ沿って配置される板部である。そして、本体受板部116aの両端部に沿うようにガイド部116bが設けられる。
これにより、貨幣投入排出部121aの下側に本体受板部116aが位置し、貨幣投入排出部121aの左右の両側面の下側に沿ってガイド部116bが位置する状態となる。また、ガイド部116bが設けられることによって、本体受板部116aについての補強が行われる。
また、前方受部116cは、本体受板部116aの前方が延伸された部分により形成される。
後方受部116dは、断面がL字の形状を有する部材であって、本体受板部116aの下方において、例えばネジ止めによって固定される。
そして、レジスタ100がテーブル203上に置かれた状態では、図示するように、前方受部116cは貨幣投入排出部121aの下側背面と当接し、後方受部116dはテーブル203の側面と当接している。このため、筐体110の矢印B1で示す後方への動きは前方受部116cと後方受部116dとにより制限され、同図に示す位置からずれてしまうことがない。
併せて、筐体110の後方においては、移動制限部材140の側面部142がテーブル203の後方側面とほぼ当接した状態となっている。即ち、側面部142がテーブル203の後方側面に係止した状態となっている。このように側面部142がテーブル203の後方側面に係止していることから、同図において矢印B1とは反対の矢印B2で示す前方への筐体110の動きも、移動制限部材140の側面部142により制限され、同図に示す位置からずれてしまうことがない。
このように、本実施形態においては、前方と後方とにおける筐体110の位置ずれが生じることが防止される。
なお、筐体110の前方への動きを制限する機構としては移動制限部材140による構成に限定されない。また、筐体110の後方への動きを制限する機構としても後方移動制限部材116による構成に限定されない。
また、釣銭機本体部121を矢印A1の方向に引き出した場合、レジスタ100の重心が貨幣投入排出部121a側に偏る。このために、矢印A1の方向に引き出された部位の重さによって、同図において矢印A2で示すように、筐体110の後方が上方向に浮き上がってしまうような状態となる。
しかし、同図に示すようにテーブル203に対してレジスタ100が設置されている状態では、移動制限部材140の下面部143がテーブル203の下面側と近接し、かつ、対向している状態にある。つまり、移動制限部材140の下面部143はテーブル203の下面に係止する状態にある。これにより、例えば筐体110を上方向に移動させようとしても、移動制限部材140の下面部143はテーブル203の下面に当接した状態となり、筐体110上方向への移動が制限される。
従って、釣銭機本体部121が矢印A1の方向に引き出されたことにより筐体110の後方が上方向に浮き上がろうとした場合にも、下面部143はテーブル203の下面にて係止した状態となる。従って、筐体110の後方は、移動制限部材140の下面部143がテーブル203の下面に係止したままの状態でこれ以上矢印A2で示す上方向に浮き上がることがない。
つまり、レジスタ100は、釣銭機本体部121が矢印A1の方向に引き出されたとしても、移動制限部材140の下面部143によって、筐体110が浮き上がることなく、同図に示される位置状態を保つことができる。
これまでの説明から理解されるように、移動制限部材140は、側面部142により、顧客が立っている方向に釣銭機ユニット101が移動するのを規制し、下面部143により、釣銭機ユニット101が上方向へ移動するのを規制する。
上記のように、テーブル203に設置されたレジスタ100は、移動制限部材140の下面部143がテーブル203の下面側と対向することで筐体110の上方向への移動が制限されている。しかし、レジスタ100自体は、テーブル203に対して固定されてはいない。
このために、例えば図11の状態から、後方受部116dを本体受板部116aに固定しているネジを外して、後方受部116dを取り外すことによっては、釣銭機ユニット101を矢印B1で示す後方に移動させることが可能になる。
図12は、図11の状態から後方受部116dを取り外したうえで、釣銭機ユニット101を矢印B1で示す後方に移動させた状態を示している。同図に示すように、釣銭機ユニット101を後方に移動させた状態では、テーブル203の下面(載置板の下側)と移動制限部材140の下面部143とが上下方向において対向しない位置関係となる。つまり、移動制限部材140の下面部143は、テーブル203と係止する位置から外れる。これにより、レジスタ100の上方向への移動の制限が解除され、レジスタ100をテーブル203から容易に取り外すことができる。
これまでの説明から理解されるように、本実施形態のレジスタ100は、釣銭機ユニット101の筐体110の部分をテーブル203の上に置けばよく、例えば釣銭機をカウンタに埋め込むような工事も必要がない。即ち、本実施形態のレジスタ100は手軽に設置することが可能である。また、本実施形態のレジスタ100は、テーブル203からの取り外しも容易である。
なお、後方移動制限部材116は省略されてもよい。筐体110に最も生じやすい動きとは、釣銭機本体部121を矢印A1(図11)の方向に引き出したことによって筐体110が上方向に浮き上がる動きである。一方、水平方向における筐体110の動きは生じにくい。例えば、引き出された状態の釣銭機本体部121を筐体110に収納するために、釣銭機本体部121を筐体110に押し込むときであっても、後方へのずれが生じることはほとんどない。これまでの説明から理解されるように、釣銭機本体部121を矢印A1の方向に引き出したときの筐体110の上方向への移動は、移動制限部材140によって制限される。従って、移動制限部材140によって釣銭機本体部121を矢印A1の方向に引き出したときの筐体110の移動さえ制限されていれば、後方移動制限部材116が省略されても、筐体110が安定してテーブル203に載置された状態を維持できる。
また、例えば移動制限部材140については、例えば釣銭機本体部121が引き出されたときの筐体110の上方向への移動を制限する部材と、筐体110の前方への移動を制限する部材とで分けられてもよい。
さらに、例えば、釣銭機本体部121が引き出されても筐体110が上方向または前方に移動しにくいように、レジスタ100の重量や、釣銭機本体部121が引き出されたときの重心バランスなどが設定されていれば、移動制限部材140についても省略することができる。
さらに、先の説明では、本実施形態のレジスタ100がパン屋で使用される例を挙げた。しかし、対面式で店員と顧客とが取引を行う店舗であれば、本実施形態のレジスタ100を設置し、使用することができる。
また、貨幣投入排出部121aは、例えば貨幣の投入と貨幣の排出とのいずれか一方のみが行われるような構成であってもよい。
また、本実施形態のレジスタ100は対面型の取引に対応するが、レジスタ100において貨幣投入排出部121aが表出する筐体110の側面(第1側面)に対する入力デバイス(タッチパネル表示部131、キーボード132)の操作が行えるようにされた向きに対応する筐体110の側面(第2側面)の位置関係としては、必ずしも反対側でなくともよい。例えば、筐体110において第1側面と隣り合う左右いずれかの側面が第2側面となるようにされてもよい。
また、上述のレジスタ100の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述のレジスタとしての処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
100 レジスタ、101 釣銭機ユニット、103 操作ユニット、105 レジスタ本体部、107 プリンタ、109 スキャナ、110 筐体、111 ケーブル用孔部、113 蓋部、114 開口部、115 物品載置面部、116 後方移動制限部材、116a 本体受板部、116b ガイド部、116c 前方受部、116d 後方受部、120 釣銭機、121 釣銭機本体部、121a 貨幣投入排出部、121b 貨幣収納部、122 釣銭機本体カバー部、122a 背面部、131 タッチパネル表示部、132 キーボード、133 顧客用表示部、134 入出力部、140 移動制限部材、141 上面部、142 側面部、143 下面部、145 固定部、146 固定部、151 CPU、152 RAM、153 記憶部、154 入出力部、155 ネットワークインターフェース、156 バス、200 カウンタ、201 台部201、203 テーブル

Claims (5)

  1. 顧客が使用する貨幣投入排出部を有する釣銭機と、載置板に載置可能で、前記貨幣投入排出部が第1側面に表出した状態で前記釣銭機が収納される筐体と、を備える釣銭機ユニットと、
    店員が操作に用いる入力デバイスを少なくとも有し、前記第1側面とは異なる前記筐体の第2側面側に位置する店員により前記入力デバイスの操作が行えるように前記筐体の上面に取り付けられる操作ユニットとを備え、
    前記筐体の上面の前記第2側面寄りにおいて物品が置かれる物品載置面部が形成されるように、前記操作ユニットが前記筐体の上面の前記第1側面寄りに配置される
    レジスタ。
  2. 顧客が使用する貨幣投入排出部を有する釣銭機と、載置板に載置可能で、前記貨幣投入排出部が第1側面に表出した状態で前記釣銭機が収納される筐体と、を備える釣銭機ユニットと、
    店員が操作に用いる入力デバイスを少なくとも有し、前記第1側面とは異なる前記筐体の第2側面側に位置する店員により前記入力デバイスの操作が行えるように前記筐体の上面に取り付けられる操作ユニットとを備え、
    前記筐体の上面において、前記操作ユニットから引き出されたケーブルを通すケーブル用孔部が形成される
    レジスタ。
  3. 前記筐体の上面において、前記操作ユニットから引き出されたケーブルを通すケーブル用孔部が形成される
    請求項1に記載のレジスタ。
  4. 前記筐体の第2側面は、前記ケーブルが通る開口部を有し、
    前記筐体の第2側面において、前記開口部以外の部分を塞ぐ蓋部が設けられる
    請求項2または3に記載のレジスタ。
  5. 前記筐体に固定される移動制限部材であって、前記載置板に載置された状態の筐体の移動を制限する移動制限部材をさらに備える
    請求項1から4のいずれか一項に記載のレジスタ。
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