JP2011150608A - 自動釣銭システム - Google Patents

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Abstract

【課題】自動釣銭システムによる清算業務の効率を向上させるための手段を提供する。
【解決手段】POSレジスタ15と自動釣銭機1とからなり、自動釣銭機1は投入された現金を計数しその結果に基づく入金金額をPOSレジスタ15に送信し、POSレジスタ15は自動釣銭機1から入金金額を受信する前に、レジ係員によって入金を確定する入力がなされていたとき、その入金金額の受信時に前記記憶手段から前記商品総額を読み出し、前記入金金額から前記商品総額を差し引いた釣銭額を前記自動釣銭機に通知することで、前記自動釣銭機に釣銭を出金させることを特徴とする自動釣銭システム。
【選択図】図1

Description

本発明は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗のレジにおいて使用されるPOSレジスタと、POSレジスタに接続される自動釣銭機とにより構成した自動釣銭システムに関する。
従来の自動釣銭システムは、レジ係員が顧客からの預かり金を自動釣銭機に入金しないで、その金額を数えてPOSレジスタに預かり金の入金金額と商品の商品総額とを入力すると、POSレジスタがその商品総額と入金金額に基づく釣銭額の情報を自動釣銭機に送信し、自動釣銭機にその釣銭額の情報に従って顧客に払出す釣銭を出金させ、その後レジ係員が顧客からの預かり金を自動釣銭機に入金する釣銭先行方式がある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2009−163536号公報(段落「0032」−段落「0034」、図7)
また、一般的に上記の従来技術の他、預かり金をPOSレジスタで入力させる代わりに、レジ係員に自動釣銭機に預かり金を投入させて自動釣銭機が預かり金を計数してPOSレジスタに通知し、POSレジスタが預かり金を表示画面に表示し、レジ係員に預かり金の額を確認させて釣銭額の情報を定め、その釣銭額の情報を自動釣銭機に送信して自動釣銭機が顧客に払出す釣銭の出金を行う入金先行方式もある。
しかしながら、上述した従来の技術においては、釣銭先行方式ではレジ係員が目視で預かり金を計算し、POSレジスタへ金額を手入力するため、金額の計算ミスや入力ミス等の人為的ミスで釣銭額の誤りが発生する問題がある。
そこで、上記の人為的ミスの防止のために入金先行方式を用いた場合、レジ係員が顧客から預かった現金を自動釣銭機に入金すると自動釣銭機がその入金金額をPOSレジスタに通知し、POSレジスタが表示画面に入金金額を表示することで、レジ係員にその入金金額の確認入力を行わせている。
そのため、レジ係員は自動釣銭機による入金金額の計数処理の完了を待ってから確認入力を行っているので、顧客に釣銭を渡すまでに時間が掛ってしまいレジの清算業務の効率が低下してしまうという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するための手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、POSレジスタと、該POSレジスタから釣銭額を受信してその釣銭額に基づき現金を出金する自動釣銭機とからなる自動釣銭システムであって、前記POSレジスタは、入力された商品総額を記憶する記憶手段を有し、前記自動釣銭機は、投入された現金を計数し、その結果に基づく入金金額を前記POSレジスタに送信し、前記POSレジスタは、前記自動釣銭機から前記入金金額を受信する前に、レジ係員によって入金を確定する入力がなされていたとき、前記入金金額の受信時に前記記憶手段から前記商品総額を読み出し、前記入金金額から前記商品総額を差し引いた釣銭額を前記自動釣銭機に通知することで、前記自動釣銭機に釣銭を出金させることを特徴とする。
これにより、本発明は、入金先行方式を用いた場合のレジ係員が自動釣銭機による入金金額の計数処理の終了を待ってから確認入力を行う操作を省くことができるため、自動釣銭機が釣銭を出金するまでの時間を短縮し、レジの清算業務の効率を向上させることができるという効果が得られる。
実施例1の自動釣銭システムを示す外観斜視図 実施例1の自動釣銭システムを示すブロック図 実施例1の自動釣銭システムの精算処理を示すフローチャート 実施例2の自動釣銭システムの清算処理を示すフローチャート
以下に、図面を参照して本発明による自動釣銭システムの実施例について説明する。
図1は実施例1の自動釣銭システムを示す外観斜視図である。
図1において、1は自動釣銭機であり、紙幣および硬貨の入出金処理を行うものである。
この自動釣銭機1はPOSレジスタ15と相互に通信可能に接続されていて、POSレジスタ15によって紙幣および硬貨の入出金管理が行なわれる。
また、自動釣銭機1は、硬貨の入出金を行うための硬貨入出金部2と、紙幣の入出金を行うための紙幣入出金部3とによって構成されている。
4は硬貨入金口であり、入金する硬貨を投入する入金口である。この硬貨入金口4から硬貨を投入するとその硬貨は硬貨入出金部2内に引き込まれて金種別に振り分けて図示しない硬貨収納庫に収納される。
5は硬貨出金口であり、出金する硬貨を蓄積する出金口である。硬貨の釣銭が必要なときは硬貨入出金部2内に収納された硬貨をこの硬貨出金口5に払い出す。
6は硬貨リジェクト口であり、硬貨入金口4に投入された硬貨を硬貨入出金部2内に引き込み鑑別した結果、1円、5円、10円、50円、100円、500円硬貨のいずれでもないと判断したリジェクト硬貨を返却する返却口である。
8は紙幣入出金口であり、入金する紙幣を投入する投入口および出金する紙幣を蓄積する出金口である。この紙幣入出金口8に投入された紙幣は紙幣入出金部3内に引き込まれて金種別に振り分けて図示しない紙幣収納庫に収納される。
9は紙幣回収カセットであり、紙幣入出金部3内の紙幣収納庫に収納した紙幣を一括して回収する場合や出金時に異常な紙幣を検出した場合にその紙幣を収納するカセットである。
10は表示操作部であり、液晶ディスプレイ等の表示部とその表示部上に配されたタッチパネル等の操作部とからなり、自動釣銭機1への現金補充に関する操作者への操作案内を表示する他、操作者による入力操作等を受け付ける。
POSレジスタ15は、商品に付されているバーコードから商品の金額を読取る図示しないバーコード読取部を備えると共に、表示画面とその上に配されたタッチパネルからなるレジスタ表示操作部16を備えており、表示画面に顧客が購入する商品の総額等やバーコードの付されていない商品の金額を入力するためのテンキー等の入力キーを表示し、その入力キーをタッチパネル上から押下することで入力キーに定義された情報を入力できるものとなっている。
17はレシート印字部であり、顧客が購入した商品の総額や顧客から預かった現金金額および顧客に支払う釣銭等を印字したレシートを発行する機能を有する。
図2は実施例1の自動釣銭システムを示すブロック図である。
図2において、20は制御部であり、記憶部21に格納された制御プログラムに従って自動釣銭機1の各部を制御して各種処理を遂行すると共に、通信部23によりPOSレジスタ15と通信可能に接続する。
21は記憶部であり、制御プログラムを格納する他、制御部20による処理結果を記憶する。
30はPOSレジスタのレジスタ制御部であり、レジスタ記憶部31に格納された入出金管理の制御プログラムに従ってPOSレジスタ15の各部を制御して顧客が購入する商品の会計処理を遂行する。
31はレジスタ記憶部であり、入出金管理の制御プログラムを格納する他、レジスタ制御部30による処理結果を記憶する。
上述した構成の作用について図3に示す実施例1の自動釣銭システムの精算処理を示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従って説明する。
S1、店舗のレジで顧客から商品を受け取ったPOSレジスタ15のレジ係員がバーコード読取部に商品のバーコードを読取らせると、POSレジスタ15のレジスタ制御部30はバーコード読取部で読取った商品総額をレジスタ記憶部31に記憶すると共に、その商品総額をレジスタ表示操作部16に表示する。
またレジスタ制御部30は、自動釣銭機1に対して入金開始を指示する電文を送信することで、硬貨入金口4や紙幣入出金口8に現金を投入可能な状態とさせている。
レジ係員は、表示された商品総額を顧客に伝えてその支払いを促し、顧客から現金を受け取るとその金額確認を行い、受け取った現金を自動釣銭機1の硬貨入金口4と紙幣入出金口8とに投入する。
S2、自動釣銭機1の制御部20は、投入された金額を硬貨入出金部2、紙幣入出金部3によって計数する計数処理を開始し、POSレジスタ15に入金動作開始通知を送信する。
S3、レジスタ制御部30は、入金動作開始通知を受信すると、入金確定ボタンやキャンセルボタン等を配した投入完了指示画面をレジスタ表示操作部16に表示する。
入金確定ボタンとは、レジ係員による現金の投入で入金を確定する旨を入力するためのボタンであり、キャンセルボタンとは入金確定ボタンの入力を取り消すためのボタンである。
なお、レジスタ制御部30は、入金確定ボタンの押下を認識したとき、入金確定ボタンが押下されたことを示す情報(押下確認情報という。)をレジスタ記憶部31に記憶し、押下確認情報をレジスタ記憶部31に記憶しているときにレジ係員によってキャンセルボタンが押下されたときは記憶している押下確認情報を削除する。
本発明において、レジスタ制御部30は上記の入金確定ボタンを配した投入完了指示画面を入金動作開始通知を受信したタイミングで表示、つまりレジ係員が自動釣銭機1に現金を投入した直後に表示している。そのためレジ係員は顧客から預かった紙幣と硬貨を全て自動釣銭機1に投入直後から入金確定ボタンを入力することが可能となる。
S4、レジスタ制御部30は、レジ係員による入金確定ボタン押下の有無を監視すると共に、自動釣銭機1の障害発生の有無や現金の計数処理の経過等の状態を監視する。
なお、自動釣銭機1に障害が発生したとき、レジスタ制御部30はレジスタ表示操作部16に自動釣銭機1に障害が発生した旨の画面を表示する等によってレジ係員に自動釣銭機1の障害処理が必要であることを報知し、これによって自動釣銭機1の障害処理を行わせると共に、精算処理を中止する。
S5、レジスタ制御部30は、レジスタ記憶部31に押下確認情報を記憶しているか否かを確認することで、入金確定ボタンが押下されているか否かを判断して入金確認ボタンが押下されていない場合はステップS4に戻り、入金確定ボタンが押下されている場合はステップS6に進む。
S6、レジスタ制御部30は、自動釣銭機1の状態から計数処理が完了しているか否かを判断し、計数処理が完了していない場合はステップS4に戻り、計数処理が完了している場合は次のステップS7に進む。
なお、自動釣銭機1の制御部20は計数処理が完了したときにはその計数結果に基づく入金金額を記憶部21に記憶しているものとする。
S7、レジスタ制御部30は、記憶している押下確認情報をクリアし、自動釣銭機1に対して入金金額情報要求電文を送信する。
S8、制御部20は、入金金額情報要求電文を受信すると、上記の計数処理が完了したときに記憶部21に記憶した入金金額を読み出してPOSレジスタ15に送信する。
S9、レジスタ制御部30は、入金金額を受信すると、上記ステップS1で記憶した商品総額を読み出し、商品総額と入金金額とを比較して入金金額が不足しているか否かを判断し、不足していない場合は次のステップS10に進み、不足している場合はステップS12に移行する。
S10、レジスタ制御部30は、入金金額に不足が無いことを確認すると、入金金額から商品総額を差し引いて顧客に払出す釣銭額を算出し、レジスタ表示操作部16に入金金額、商品総額、釣銭額等を配した画面を表示すると共に、その釣銭額の情報を付した釣銭出金指示を自動釣銭機1に送信し、レシート印字部17によって精算結果等を印字したレシートを発行する。
ここでは顧客への釣銭を出金することを要するものとして次のステップに進むが、もし釣銭の払出しを必要としない場合は、自動釣銭機1の制御部20は受信した釣銭出金指示の釣銭の金額の情報から釣銭の払出しの必要が無いことを確認して精算処理を終了する。
S11、制御部20は、受信した釣銭出金指示に従って通常通りに釣銭の出金を行い、これによって精算処理を終了する。
S12、レジスタ制御部30は、上記ステップS9で入金金額が不足していると判断したとき、入金金額が不足している旨の文言と、預かり金の返却あるいは現金を追加入金するかを問う文言、返却ボタン、追加入金ボタン等を配した返却/入金選択画面をレジスタ操作表示部16に表示し、追加入金ボタンが押下された場合は次のステップS13に進み、返却ボタンが押下された場合はステップS14に移行する。
S13、レジスタ制御部30は、自動釣銭機1に現金の追加投入通知電文を送信し、追加入金する現金の自動釣銭機1への投入を促す追加入金誘導画面を表示して上記ステップS2へと戻る。なおレジ係員は表示された画面に従って顧客から受け取った追加する現金を硬貨入金口4と紙幣入出金口8とに投入する。
S14、レジスタ制御部30は、上記ステップS12で返却ボタンが押下されたことを認識すると、投入した現金の返却を指示する電文を自動釣銭機1に送信することで、自動釣銭機1に現金を返却させる等の現金返却処理を実行して精算処理を中止して終了する。
以上説明したように、本実施例では、顧客が自動釣銭機に現金を投入した直後からPOSレジスタで入金確定ボタンを入力可能とし、投入された現金を自動釣銭機が計数している間にレジ係員が入金確定ボタンを押下すれば、自動釣銭機は計数処理が終わった直後に釣銭の出金処理を開始することができるので、一般に行われている入金先行方式におけるレジ係員が自動釣銭機が行う計数動作の終了を待ってから、入金した現金の金額確認の操作を行うことを省くことができ、自動釣銭機が釣銭を出金するまでの時間を短縮できるので、レジにおける業務効率が向上するという効果が得られる。
本実施例の自動釣銭システムの構成は上記実施例1と同様であるが、本実施例では入金確定ボタンが押下されないまま、自動釣銭機1が計数処理を終わらせたときにその入金金額をPOSレジスタ15に送信し、POSレジスタ15がその入金金額が商品総額以上であることを確認したときに、自動釣銭機1に釣銭の出金を指示するようにした点が相違する。
本実施例の構成の作用について、図4の実施例2の自動釣銭システムの清算処理を示すフローチャートを用い、SAで示すステップに従って説明する。
SA1、店舗のレジで顧客から商品を受け取ったPOSレジスタ15のレジ係員がバーコード読取部に商品のバーコードを読取らせると、POSレジスタ15のレジスタ制御部30はバーコード読取部で読取った商品総額をレジスタ記憶部31に記憶すると共に、その商品総額をレジスタ表示操作部16に表示する。
またレジスタ制御部30は、自動釣銭機1に対して入金開始を指示する電文を送信することで、硬貨入金口4や紙幣入出金口8に現金を投入可能な状態とさせている。
レジ係員は、表示された商品総額を顧客に伝えてその支払いを促し、顧客から現金を受け取るとその現金の金額確認を行い、受け取った現金を自動釣銭機1の硬貨入金口4と紙幣入出金口8とに投入する。
SA2、自動釣銭機1の制御部20は、投入された金額を硬貨入出金部2、紙幣入出金部3によって計数する計数処理を開始し、POSレジスタ15に入金動作開始通知を送信する。
SA3、レジスタ制御部30は、入金動作開始通知を受信すると、入金確定ボタンやキャンセルボタン等を配した投入完了指示画面をレジスタ表示操作部16に表示する。
入金確定ボタンとは、レジ係員による現金投入が完了した旨を入力するためのボタンであり、キャンセルボタンとは入金確定ボタンの入力を取り消すためのボタンである。
なお、レジスタ制御部30は、入金確定ボタンの押下を認識したとき、入金確定ボタンが押下されたことを示す情報(押下確認情報という。)をレジスタ記憶部31に記憶し、押下確認情報をレジスタ記憶部31に記憶しているときにレジ係員によってキャンセルボタンが押下されたときは記憶している押下確認情報を削除する。
SA4、レジスタ制御部30は、レジ係員による入金確定ボタン押下の有無を監視すると共に、自動釣銭機1と交信等を行って自動釣銭機1への障害発生の有無や現金の計数処理の経過等の状態を監視する。
SA5、レジスタ制御部30は、レジスタ記憶部31に押下確認情報を記憶しているか否かを確認することで、入金確定ボタンが押下されているか否かを判断して入金確認ボタンが押下されていない場合はステップSA14に移行し、入金確定ボタンが押下されている場合は次のステップSA6に進む。
SA6、レジスタ制御部30は、監視している自動釣銭機1の状態から計数処理が完了したことを認識したとき、記憶している押下確認情報をクリアし、自動釣銭機1に対して入金金額情報要求電文を送信する。
SA7、制御部20は、入金金額情報要求電文を受信すると、上記の計数処理が完了したときに記憶部21に記憶した入金金額を読み出してPOSレジスタ15に送信する。
SA8、レジスタ制御部30は、入金金額を受信すると、上記ステップSA1で記憶した商品総額を読み出し、商品総額と入金金額とを比較して入金金額が不足しているか否かを判断し、不足していない場合は次のステップSA9に進み、不足している場合はステップSA11に移行する。
SA9、レジスタ制御部30は、入金金額に不足が無いことを確認すると、入金金額から商品総額を差し引いて顧客に払出す釣銭額を算出し、レジスタ表示操作部16に入金金額、商品総額、釣銭額等を配した画面を表示すると共に、その釣銭額の情報を付した釣銭出金指示を自動釣銭機1に送信し、レシート印字部17によって精算結果等を印字したレシートを発行する。
ここでは顧客への釣銭を出金することを要するものとして次のステップに進むが、もし釣銭の払出しを必要としない場合は、自動釣銭機1の制御部20は受信した釣銭出金指示の釣銭の金額の情報から釣銭の払出しの必要が無いことを確認して精算処理を終了する。
SA10、制御部20は、受信した釣銭出金指示に従って通常通りに釣銭の出金を行い、これによって精算処理を終了する。
SA11、レジスタ制御部30は、上記ステップSA8また後述のステップSA15で入金金額が不足していると判断したとき、入金金額が不足している旨の文言と、預かり金の返却あるいは現金を追加入金するかを問う文言、返却ボタン、追加入金ボタン等を配した返却/入金選択画面をレジスタ操作表示部16に表示し、追加入金ボタンが押下された場合は次のステップSA12に進み、返却ボタンが押下された場合はステップSA13に移行する。
SA12、レジスタ制御部30は、自動釣銭機1に現金の追加投入通知電文を送信し、追加入金する現金の自動釣銭機1への投入を促す追加入金誘導画面を表示して上記ステップSA2へと戻る。なおレジ係員は表示された画面に従って顧客から受け取った追加する現金を硬貨入金口4と紙幣入出金口8とに投入する。
SA13、レジスタ制御部30は、上記ステップSA11で返却ボタンが押下されたことを認識すると、投入した現金の返却を指示する電文を自動釣銭機1に送信することで、自動釣銭機1に現金を返却させる等の現金返却処理を実行して精算処理を中止して終了する。
SA14、レジスタ制御部30は、上記ステップSA5で入金確認ボタンが押下されていないことを確認した状態で、自動釣銭機1の状態から計数処理が完了したことを認識すると、入金金額情報要求電文を自動釣銭機1に送信することで自動釣銭機1から入金金額を取得する。
SA15、レジスタ制御部30は、記憶している商品総額を読み出し、受信した入金金額が商品総額以上であるか否かを判断し、商品総額未満つまり入金金額が足りない場合はステップSA11に移行して返却/入金選択画面を表示し、商品総額以上の場合はステップSA9に移行しレシート印字部17によってレシートを発行して釣銭出金指示を送信する。
これによって、上述したように、自動釣銭機1の制御部20が釣銭出金指示に従って通常通りに釣銭の出金処理を行って精算処理を終了する。
以上説明したように、本実施例では、上記実施例1の効果に加えて、入金確定ボタンが押下されないまま自動釣銭機が計数処理を完了させたときに、POSレジスタは自動釣銭機から受信した入金金額を商品総額と比較し、入金金額が商品総額以上であることを確認したときに、そのまま釣銭の出金処理を行うようにしたので、特に近年スーパーマーケット等に配備されている顧客自らが会計時に操作するセルフレジに適用すれば、セルフレジの操作に慣れない顧客が入金確定ボタンに気付かずに精算処理の終了までに時間が掛かってしまうことを防止し、セルフレジを配備したスーパーマーケット等における業務効率の向上を図ることができるという効果が得られる。
なお、上述した各実施例においては、入金金額が不足しているときにレジスタ操作表示部16に入金金額が不足している旨の文言を表示させるものとしたが、これに限らずPOSレジスタ15に図示しないブザーやランプを設けて入金金額が不足していたときにブザーを鳴動またはランプを点灯させることでレジ係員に注意を喚起させるようにしてもよい。
1 自動釣銭機
2 硬貨入出金部
3 紙幣入出金部
4 硬貨入金口
5 硬貨出金口
6 硬貨リジェクト口
8 紙幣入出金口
9 紙幣回収カセット
10 表示操作部
15 POSレジスタ
16 レジスタ表示操作部
17 レシート印字部
20 制御部
21 記憶部
23 通信部
30 レジスタ制御部
31 レジスタ記憶部

Claims (2)

  1. POSレジスタと、該POSレジスタから釣銭額を受信してその釣銭額に基づき現金を出金する自動釣銭機とからなる自動釣銭システムであって、
    前記POSレジスタは、入力された商品総額を記憶する記憶手段を有し、
    前記自動釣銭機は、投入された現金を計数し、その結果に基づく入金金額を前記POSレジスタに送信し、
    前記POSレジスタは、前記自動釣銭機から前記入金金額を受信する前に、レジ係員によって入金を確定する入力がなされていたとき、前記入金金額の受信時に前記記憶手段から前記商品総額を読み出し、前記入金金額から前記商品総額を差し引いた釣銭額を前記自動釣銭機に通知することで、前記自動釣銭機に釣銭を出金させることを特徴とする自動釣銭システム。
  2. 請求項1に記載の自動釣銭システムにおいて、
    前記POSレジスタは、前記自動釣銭機から入金金額を受信した際に、レジ係員による入金を確定する入力がなされていないときに、記憶している商品総額を読み出して前記入金金額が前記商品総額以上であることを確認し、前記入金金額から前記商品総額を差し引いた釣銭額を前記自動釣銭機に通知することで、前記自動釣銭機に釣銭を出金させることを特徴とする自動釣銭システム。
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