JP2011051707A - エレベータ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】この発明は、エレベータのかご積載荷重を検出し、検出された積載荷重に応じて車止め装置の上昇位置を変えるように制御して、車両が車止め装置を乗り越えることや、車両が車止め装置と衝突することを回避できるエレベータ制御装置を得る。
【解決手段】車止め装置19がかご床10に上下移動可能に配設され、電動機24がかご床10の裏面側に設置され、その出力軸24aに固着されたピニオン25が車止め具20の軸部20bに形成されたラック23と歯合している。さらに、差動トランスがかご枠の上枠とシャックルロッドとの間に配設されている。そして、エレベータ制御盤が、作動トランスにより検出された積載荷重の大きさに応じて、電動機24を駆動制御して、車止め具20のかご床10からの延出量Hを調整している。
【選択図】図4
【解決手段】車止め装置19がかご床10に上下移動可能に配設され、電動機24がかご床10の裏面側に設置され、その出力軸24aに固着されたピニオン25が車止め具20の軸部20bに形成されたラック23と歯合している。さらに、差動トランスがかご枠の上枠とシャックルロッドとの間に配設されている。そして、エレベータ制御盤が、作動トランスにより検出された積載荷重の大きさに応じて、電動機24を駆動制御して、車止め具20のかご床10からの延出量Hを調整している。
【選択図】図4
Description
この発明は、エレベータかご内に台車、フォークリフト、自動車等の車両を搬入して昇降するエレベータ装置に利用されるエレベータ制御装置に関するものである。
従来のエレベータ制御装置は、かごドアのドア開・閉信号に応じて正・逆回転動作を行うとともに、この回転動作を直線動作に変換して車止め装置を完全上昇位置まで上昇又は完全下降位置まで下降させる回転・直線変換手段を設けている(例えば、特許文献1参照)。
従来のエレベータ制御装置は、かごドアのドア開・閉信号に応じて、車止め装置を完全上昇位置まで上昇させている。そこで、車止め装置の完全上昇位置が台車の車輪にあわせて設定されていると、台車に比べて径の大きな車輪を有するフォークリフトや自動車がかご内に搬入されてきた場合、フォークリフトや自動車が車止め装置を乗り越えてかごの側壁に衝突するという不具合があった。また、車止め装置の完全上昇位置がフォークリフトの車輪にあわせて設定されていると、フォークリフトに比べて径の小さな車輪を有する台車などがかご内に搬入されてきた場合、台車などが車止め装置に衝突して損傷するという不具合があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、エレベータのかご積載荷重を検出し、検出された積載荷重に応じて車止め装置の上昇位置を変えるように制御して、車両が車止め装置を乗り越えることや、車両が車止め装置と衝突することを回避できるエレベータ制御装置を得ることを目的とする。
本発明に係るエレベータ制御装置は、かご床に上下移動可能に配設され、かご室内の車両の行過ぎを規制する車止め装置と、上記車止め装置を上下移動させる昇降手段と、かご戸の開・閉信号に応じて上記昇降手段を駆動制御して、上記車止め装置を上下移動させる制御手段と、を有している。そして、エレベータ制御装置は、かご積載荷重を検出する積載荷重検出手段をさらに備え、上記制御手段は、上記車止め装置の上記かご床からの延出量を、上記積載荷重検出手段により検出された積載荷重の大きさに応じて変えるように上記昇降手段を駆動制御する。
本発明によれば、検出された積載荷重の大きさに応じて、車止め装置のかご床からの延出量が変えられる。そこで、大きな車輪を有する車両が車止め装置を乗り越えて、かご室のかご戸に衝突するような事態が未然に回避される。また、小さな車輪を有する車両が車止め装置に衝突し、損傷するような事態が未然に回避される。
図1はこの発明の一実施の形態に係るエレベータ制御装置が適用されたエレベータ装置の構成を説明する模式図、図2はこの発明の一実施の形態に係るエレベータ制御装置の構成を示すブロック図、図3はこの発明の一実施の形態に係るエレベータ制御装置を構成する積載荷重検出装置の取り付け状態を説明するかご上の要部側面図、図4はこの発明の一実施の形態に係るエレベータ制御装置を構成する車止め装置の動作を説明する要部側面図である。図5および図6はそれぞれこの発明の一実施の形態に係るエレベータ制御装置の動作を説明する側断面図である。
図1乃至図6において、昇降路1の上部機械室1aには、電動機(図示せず)と駆動綱車3とからなる巻上機2が設置されている。そして、主ロープ5が、駆動綱車3に掛け渡され、その一端側が昇降路1内に垂下され、その他端側がそらせ車4に掛けられて昇降路1内に垂下されている。さらに、かご7が主ロープ5の一端に固着され、つり合いおもり6が主ロープ5の他端に固着されている。これにより、かご7およびつり合いおもり6は、駆動綱車3およびそらせ車4に掛け渡された主ロープ5につるべ式に吊設されて、それぞれガイドレール(図示せず)に案内されて昇降路1内を昇降可能に配設されている。
かご7は、上枠8a、下枠8b、および一対の縦枠8cにより枠状に構成されたかご枠8と、かご床10を下枠8bに載置、固定されてかご枠8に保持されたかご室9と、を備えている。かご室9の奥行き方向の一側には、正面側かご戸11Fがかご出入り口12Fを開閉可能に設けられ、奥行き方向の他側には、背面側かご戸11Rがかご出入り口12Rを開閉可能に設けられている。さらに、貫通穴13が、かご出入り口12Fから奥行き方向他側に所定距離離反し、かつかご出入り口12Fの間口方向に所定の間隔で、かご床10に複数穿設されている。同様に、貫通穴13が、かご出入り口12Rから奥行き方向一側に所定距離離反し、かつかご出入り口12Rの間口方向に所定の間隔で、かご床10に複数穿設されている。そして、主ロープ6の一端に連結されたシャックルロッド14が、シャックルばね15を介して上枠8aに固定されている。
積載荷重検出手段としての差動トランス16は、図3に示されるように、差動トランス本体部17と、差動トランス可動部18と、を有し、差動トランス本体部17を上枠8aに固定して上枠8aとシャックルロッド14との間に設けられている。そして、車両などがかご7に積載されると、シャックルばね15が縮み、差動トランス本体部17とシャックルロッド14との隙間Lが大きくになる。この差動トランス16は、この隙間Lの増加量に比例した出力電圧を出力する。
車止め装置19は、図4に示されるように、大径の円柱状の頭部20a、および頭部20aの根元部に連結された小径の円柱状の軸部20bとからなる車止め具20と、ガイド部21と、を有している。車止め具20は、頭部20aをかご床10に穿設された貫通穴13のそれぞれに遊嵌状態に装着され、かご室9内のかご出入り口12F側(奥行き方向の一側)に、出没自在に、かつ間口方向に1列に配列して配設されている。ガイド部21は、軸部挿通穴22を有し、貫通穴13のそれぞれに対応するようにかご床10の裏面に固着され、車止め具20の軸部20bが軸部挿通穴22に挿通され、車止め具20のかご床10からの出没動作をガイドする。なお、車止め具20およびガイド部21は、かご室9内のかご出入り口12R側(奥行き方向の他側)にも、同様に配設されている。
ラック23が、図4に示されるように、ガイド部21から下方に延出する軸部20bの部位の表面に軸方向の所定範囲にわたって形成されている。そして、電動機24が、ガイド部21の下方に位置するようにかご床10の裏面に取り付けられている。このとき、電動機24の出力軸24aに固着されたピニオン25が、軸部20bに形成されたラック23と歯合し、出力軸24aの回転運動を軸部20bの軸方向の直線運動に変換する。なお、ラック23、電動機24、およびピニオン25が昇降手段を構成している。
制御手段としてのエレベータ制御盤40は、CPU、メモリ、入出力回路などを有するマイクロコンピュータであり、上部機械室2に設置され、かご操作盤29、乗り場操作盤30、差動トランス16、戸閉スイッチ26F,26Rなどからの信号に基づいて、巻上機3への電力供給を制御してかご7の運行を制御し、電動機24への電力供給を制御して車止め装置19の昇降を制御する。
つぎに、このように構成されたエレベータ制御装置によるエレベータの運行について図5および図6を参照しつつ説明する。ここで、エレベータ制御盤40のメモリには、差動トランス16の出力電圧と積載荷重との対応関係マップ、積載荷重と車止め具20の延出量との対応関係マップ、車止め具20の延出量と電動機24の駆動時間との対応関係マップなどが格納されている。
まず、車両としてのトラック41が乗り場に到着し、乗り場操作盤30を操作してかご7を呼ぶ。エレベータ制御盤40は、かご呼び登録を認識し、巻上機3を駆動してかご7を登録階に着床させる(図5の(a))。ついで、エレベータ制御盤40は、正面側乗り場戸27Fおよび正面側かご戸11Fを開ける。そこで、トラック41が乗り場出入り口28Fおよびかご出入り口12Fからかご室9内に乗り込む(図5の(b))。
エレベータ制御盤40は、差動トランス16の出力電圧を監視し、メモリに格納されている差動トランス16の出力電圧と積載荷重との対応関係マップから、入力された出力電圧に対応する積載荷重を算出する。ついで、メモリに格納されている積載荷重と車止め具20の延出量との対応関係マップから、算出された積載荷重に対応する車止め具20の延出量を算出する。ついで、メモリに格納されている車止め具20の延出量と電動機24の駆動時間との対応関係マップから、算出された延出量に対応する電動機24の駆動時間を算出する。
そこで、エレベータ制御盤40は、算出された駆動時間だけ、かご出入り口12R側に配置されている電動機24を駆動する。そして、電動機24の回転トルクがピニオン25およびラック23を介して軸部20bの軸方向トルクに変換され、軸部20bに伝達される。これにより、かご出入り口12R側に配設されている車止め具20が上昇され、頭部20aが算出された延出量だけ延出して、かご床10の出入り口12Rの間口方向に所定の間隔で1列に配列する。
そして、トラック41がかご室9内に完全に乗り込むと(図5の(c))、差動トランス16の出力電圧は最大値となる。そして、車止め具20の頭部20aの延出量が、差動トランス16の出力電圧の最大値に適合する延出量に調整される。
ついで、トラック41がかご室9内をかご出入り口12R側に進むと、車輪が車止め具20に接して停止する(図5の(d))。そして、かご操作盤29を操作して、目的階を登録する。
そして、トラック41がかご室9内に完全に乗り込むと(図5の(c))、差動トランス16の出力電圧は最大値となる。そして、車止め具20の頭部20aの延出量が、差動トランス16の出力電圧の最大値に適合する延出量に調整される。
ついで、トラック41がかご室9内をかご出入り口12R側に進むと、車輪が車止め具20に接して停止する(図5の(d))。そして、かご操作盤29を操作して、目的階を登録する。
エレベータ制御盤40は、目的階の登録を認識すると、正面側乗り場戸27Fおよび正面側かご戸11Fを閉じる。そして、戸閉スイッチ26Fの出力信号から正面側乗り場戸27Fおよび正面側かご戸11Fの全閉を認識すると、かご出入り口12F側に配置されている電動機24を駆動し、かご出入り口12F側に配設されている車止め具20を上昇させ、頭部20aを同じ延出量だけかご床10から延出させた後、かご7を目的階まで移動させる。
そして、かご7が目的階に着床すると、エレベータ制御盤40は、背面側乗り場戸27Rおよび背面側かご戸11Rを開ける(図6の(a))。
ついで、エレベータ制御盤40は、戸閉スイッチ26Rの出力信号から背面側乗り場戸27Rおよび背面側かご戸11Rの全開を認識すると、算出された駆動時間だけ、かご出入り口12R側に配置されている電動機24を逆転駆動する。これにより、かご出入り口12R側に配設されている車止め具20が下降し、頭部20aがかご床10と面一となる。
ついで、エレベータ制御盤40は、戸閉スイッチ26Rの出力信号から背面側乗り場戸27Rおよび背面側かご戸11Rの全開を認識すると、算出された駆動時間だけ、かご出入り口12R側に配置されている電動機24を逆転駆動する。これにより、かご出入り口12R側に配設されている車止め具20が下降し、頭部20aがかご床10と面一となる。
ついで、トラック41がかご室9からかご出入り口12Rおよび乗り場出入り口28Rから目的階の乗り場に移動し(図6の(b))、ついには、目的階の乗り場に完全に移動する(図6の(c))。そこで、エレベータ制御盤40は、積載荷重が100Kg未満となると、算出された駆動時間だけ、かご出入り口12F側に配置されている電動機24を逆転駆動する。これにより、かご出入り口12F側に配設されている車止め具20が下降し、頭部20aがかご床10と面一となる。
エレベータ制御盤40は、背面側乗り場戸27Rおよび背面側かご戸11Rの全開認識から所定時間経過すると、背面側乗り場戸27Rおよび背面側かご戸11Rを閉じる。そして、エレベータ制御盤40は、戸閉スイッチ26Rの出力信号から背面側乗り場戸27Rおよび背面側かご戸11Rの全閉を認識すると、かご呼び登録を待つ。
上述の説明では、かご7が目的階に着床し、トラック41が背面側乗り場に移動する場合について説明している。以下に、トラック41が正面側乗り場に移動する場合について説明する。
かご7が目的階に着床すると、エレベータ制御盤40は、正面側乗り場戸27Fおよび正面側かご戸11Fを開ける。
ついで、エレベータ制御盤40は、戸閉スイッチ26Fの出力信号から正面側乗り場戸27Fおよび正面側かご戸11Fの全開を認識すると、算出された駆動時間だけ、かご出入り口12F側に配置されている電動機24を逆転駆動する。これにより、かご出入り口12F側に配設されている車止め具20が下降し、頭部20aがかご床10と面一となる。
ついで、エレベータ制御盤40は、戸閉スイッチ26Fの出力信号から正面側乗り場戸27Fおよび正面側かご戸11Fの全開を認識すると、算出された駆動時間だけ、かご出入り口12F側に配置されている電動機24を逆転駆動する。これにより、かご出入り口12F側に配設されている車止め具20が下降し、頭部20aがかご床10と面一となる。
ついで、トラック41がかご室9からかご出入り口12Fおよび乗り場出入り口28Fから目的階の乗り場に移動し、ついには、目的階の乗り場に完全に移動する。そこで、エレベータ制御盤40は、積載荷重が100Kg未満となると、算出された駆動時間だけ、かご出入り口12R側に配置されている電動機24を逆転駆動する。これにより、かご出入り口12R側に配設されている車止め具20が下降し、頭部20aがかご床10と面一となる。
エレベータ制御盤40は、正面側乗り場戸27Fおよび正面側かご戸11Fの全開認識から所定時間経過すると、正面側乗り場戸27Fおよび正面側かご戸11Fを閉じる。そして、エレベータ制御盤40は、戸閉スイッチ26Fの出力信号から正面側乗り場戸27Fおよび正面側かご戸11Fの全閉を認識すると、かご呼び登録を待つ。
つぎに、頭部20aの延出量Hについて説明する。
車止め装置19は、かご室9内に搬入された車両の正面側および背面側かご戸11F,11Rへの衝突を防止するためのものであるから、車止め具20の延出量Hを車輪の径に合わせて設定することが好ましい。そこで、例えば、積載荷重が100Kg未満であれば、頭部20aの延出量Hをゼロ、100Kg以上500Kg未満であれば、車止め具20の延出量Hを10cm、500Kg以上1トン未満であれば、車止め具20の延出量Hを20cm、1トン以上であれば、車止め具20の延出量Hを30cmと設定すればよい。
車止め装置19は、かご室9内に搬入された車両の正面側および背面側かご戸11F,11Rへの衝突を防止するためのものであるから、車止め具20の延出量Hを車輪の径に合わせて設定することが好ましい。そこで、例えば、積載荷重が100Kg未満であれば、頭部20aの延出量Hをゼロ、100Kg以上500Kg未満であれば、車止め具20の延出量Hを10cm、500Kg以上1トン未満であれば、車止め具20の延出量Hを20cm、1トン以上であれば、車止め具20の延出量Hを30cmと設定すればよい。
これにより、小径の車輪を有する台車などは、車止め具20の延出量Hが10cmであり、車止め具20を乗り越えて正面側および背面側かご戸11F,11Rに衝突したり、台車の架台が車止め具20に衝突するような事態が回避される。また、小型トラックなどは、車止め具20の延出量Hが20cmであり、車止め具20を乗り越えて正面側および背面側かご戸11F,11Rに衝突したり、車体が車止め具20に衝突するような事態が回避される。さらに、大型トラックやフォークリフトなどは、車止め具20の延出量Hが30cmであり、車止め具20を乗り越えて正面側および背面側かご戸11F,11Rに衝突したり、車体が車止め具20に衝突するような事態が回避される。
このように、この実施の形態によれば、差動トランス16を上枠8aとシャックルロッド14との間に設け、かご積載荷重を検出できるようにしている。そして、エレベータ制御盤40が、差動トランス16により検出された積載荷重の大きさが大きくなるほど、延出量Hが大きくなるように電動機24を駆動制御している。
そこで、車輪の径が大きく、重量の重い大型トラックやフォークリフトなどがかご室9内に搬入されると、車止め具20がかご床10から大きく延出し、大型トラックやフォークリフトが車止め具20を乗り越えて、背面側かご戸11R、或いは正面側かご戸11Fに衝突する事態が未然に回避される。
また、車輪の径が小さく、重量の軽い台車などがかご室9内に搬入されると、車止め具20がかご床10から小さく延出し、台車の架台が車止め具20に衝突する事態が未然に回避される。
また、車輪の径が小さく、重量の軽い台車などがかご室9内に搬入されると、車止め具20がかご床10から小さく延出し、台車の架台が車止め具20に衝突する事態が未然に回避される。
なお、上記実施の形態では、車止め装置が円柱状の頭部を間口方向に所定の間隔で一列に並んでかご床から複数延出させるように構成されているが、車止め装置は、平板状の頭部を間口方向に延在するようにかご床から延出させるように構成されてもよい。
また、上記実施の形態では、車止め装置が円柱状の頭部を間口方向に所定の間隔で一列に並んでかご床から複数延出させるように構成されているが、車止め装置は、円柱状の頭部を間口方向に所定の間隔で、かつ奥行き方向に所定の間隔で、複数行、複数列のマトリックス状にかご床から延出させるように構成されてもよい。この場合、積載荷重の大きさが大きいほど、車両の長さが長いので、積載荷重の大きさが大きいほど、かご戸に近い列の頭部を延出させるように電動機を駆動制御すればよい。
また、上記実施の形態では、差動トランスが上枠とシャックルロッドとの間に配設されているものとしているが、差動トランスの配設位置は上枠とシャックルロッドとの間に限定されず、例えば下枠とかご床との間でもよい。
また、上記実施の形態では、積載荷重検出手段として差動トランスを用いるものとしているが、積載荷重検出手段は、差動トランスに限定されるものではなく、かごに搬入された積載荷重を検出できるものであればよい。
また、上記実施の形態では、積載荷重検出手段として差動トランスを用いるものとしているが、積載荷重検出手段は、差動トランスに限定されるものではなく、かごに搬入された積載荷重を検出できるものであればよい。
また、上記実施の形態では、エレベータ制御盤が車止め具の延出量Hを電動機の駆動時間で制御するものとしているが、車止め具の延出量Hの制御は、電動機の駆動時間に限定されない。例えば、3つのスイッチを車止め具の軸部に沿って該軸部の軸方向に離間して配置し、軸部の上昇に連動して各スイッチと係合してスイッチを閉成させる作動部を該軸部に突設し、エレベータ制御盤が検出された積載荷重に対応するスイッチが閉成されるまで車止め具を上昇させることで車止め具の延出量を制御するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、トラックがかご室から目的階の乗り場に移動する過程で、積載荷重が100Kg未満となると、トラックが移動する乗り場と逆側の車止め具を下降させるものとして説明しているが、トラックが移動する乗り場と逆側の車止め具の下降時期はこれに限定されるものではなく、例えばトラックが移動する乗り場側のかご戸の全閉時でもよい。
また、上記実施の形態では、かご出入り口が奥行き方向の両側に設けられているものとしているが、かご出入り口が奥行き方向の一側にのみ設けられているかごに本エレベータ制御装置を適用しても同様の効果が得られる。
また、上記実施の形態では、かご出入り口が奥行き方向の両側に設けられているものとしているが、かご出入り口が奥行き方向の一側にのみ設けられているかごに本エレベータ制御装置を適用しても同様の効果が得られる。
9 かご室、10 かご床、11F 正面側かご戸、11R 背面側かご戸、12F かご出入り口、12R かご出入り口、16 差動トランス(積載荷重検出手段)、19 車止め装置、20 車止め具、20a 頭部、20b 軸部、21 ガイド部、23 ラック(昇降手段)、24 電動機、25 ピニオン、40 エレベータ制御盤(制御手段)、41 トラック(車両)。
Claims (1)
- かご床に上下移動可能に配設され、かご室内の車両の行過ぎを規制する車止め装置と、
上記車止め装置を上下移動させる昇降手段と、
かご戸の開・閉信号に応じて上記昇降手段を駆動制御して、上記車止め装置を上下移動させる制御手段と、を有するエレベータ制御装置において、
かご積載荷重を検出する積載荷重検出手段をさらに備え、
上記制御手段は、上記車止め装置の上記かご床からの延出量を、上記積載荷重検出手段により検出された積載荷重の大きさに応じて変えるように上記昇降手段を駆動制御することを特徴とするエレベータ制御装置。
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CN106044438A (zh) * | 2016-08-16 | 2016-10-26 | 允成机电科技(上海)有限公司 | 一种贯通门轿门防撞损装置 |
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CN106044438A (zh) * | 2016-08-16 | 2016-10-26 | 允成机电科技(上海)有限公司 | 一种贯通门轿门防撞损装置 |
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