JP2011051406A - 電動二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、低重心化を図ることが可能な電動二輪車の提供を課題とする。
【解決手段】ヘッドパイプ11から下方へ且つ車体後方に向かって延びるダウンフレーム18と、ダウンフレーム18の他端から車体後方に延ばされるロアフレーム19と、ロアフレーム19の後端部に接続部材20で接続され上方へ延ばされるシートパイプ22と、シートパイプ22の上端に設けられるシート23と、モータ27及び乗員が踏むペダル28を含み後輪24を駆動するパワーユニット30と、モータ27へ電力を供給するバッテリ39とを備える電動二輪車10において、ロアフレーム19は、断面視矩形状に形成され、このロアフレーム19にバッテリ39が収容されていることを特徴とする。
【効果】重量物であるバッテリ39をロアフレーム19内に収容することで、電動二輪車10の重心が低くなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、駆動源が電動モータである電動二輪車に関する。
乗員がペダルを踏むことで踏力を検知し、踏力を検知することでモータを作動させる電動二輪車が知られている(例えば、特許文献1、(図1)参照。)。
特許文献1の図1に示されるように、電動二輪車(1)(括弧付き数字は特許文献1記載の符号を示す。以下同じ。)には、接続部材(15)の近傍に動力ユニット(4)が備えられている。この動力ユニット(4)にモータが備えられ、このモータはバッテリ(16)から給電される。このバッテリ(16)は、動力ユニット(4)の上方からシート(2)に向かって縦に延ばした形態で配置されている。
ところで、重量物であるバッテリ(16)が縦に延ばして配置されているため、電動二輪車(1)の重心は高くなりやすい。即ち、従来の電動二輪車(1)は、重心の点では改良の余地がある。
そこで、バッテリを車体フレームの前半部のメインフレームやロアフレーム部分に配置したものも知られているが、車両の略中心部に搭載される電動モータのパワーユニットとの関係を考慮したフレームの形状などは特に配慮されていなかった。
低重心化を図ることが可能な電動二輪車の提供が望まれる。
特開2001−88769公報
本発明は、低重心化を図ることが可能であり、パワーユニットとの関係が良好なバッテリの搭載及び車体フレームの構造を採用した電動二輪車の提供を課題とする。
請求項1に係る発明は、ヘッドパイプから下方へ且つ車体後方に向かって延びるダウンフレームと、このダウンフレームの下端から車体後方に延ばされるロアフレームと、このロアフレームの後端部に接続部材で接続され上方へ延ばされるシートパイプと、このシートパイプの上端に設けられるシートと、モータ及び乗員が踏むペダルを含み後輪を駆動するパワーユニットと、前記モータへ電力を供給するバッテリとを備える電動二輪車において、
前記ロアフレームは、断面視矩形状に形成され、このロアフレームに前記バッテリが収容され、
前記パワーユニットは、前記接続部材の後方に配置され、
前記接続部材は、前部が矩形形状の前記ロアフレームに被せられ、後部が前記パワーユニットの前面に沿った形状に形成され、前記パワーユニットの前面を覆うことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、パワーユニットは、シートパイプの下部から車体後方に向かって延ばされるパワーユニット支持部材によって支持され、
このパワーユニット支持部材は、パワーユニットの上面及び後面に沿った形状に形成され、パワーユニットの上面及び後面を覆うことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、モータは、このモータの作動を制御するドライバに接続され、
このドライバは、パワーユニット支持部材の上面に、ドライバの長手方向が車体の前後方向に沿うようにして配置されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、ドライバは、シートパイプからドライバの側方に向かって設けられるカバー部材によって覆われ、
このカバー部材は、前方に開口部を有することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、ダウンフレームは、断面視矩形状に形成され、バッテリとは別の第2バッテリが収容されていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、パワーユニットは、下部にブラケットが取付けられ、このブラケットでサイドスタンドを支持することを特徴とする。
請求項7に係る発明は、車体側面視で、ロアフレームの下面から水平に延ばしたロアフレーム下端線と、ロアフレームの上面から水平に延ばしたロアフレーム上端線との間に、ペダルのペダル軸が設けられていることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、車体側面視で、モータの下面から水平に延ばしたモータ下端線と、モータの上面から水平に延ばしたモータ上端線との間に、ペダル軸が設けられていることを特徴とする。
請求項9に係る発明は、シートパイプは、車体側面視で上端が下端よりも車体後方に配置されるよう傾けられ、
接続部材は、ロアフレームに接続されるロアフレーム接続部の上面から上方に延ばされ、この上方に延ばされた部分の上端からシートパイプを囲うようにして延ばされることを特徴とする。
請求項10に係る発明は、パワーユニットは、接続部材からパワーユニット支持部材に向かって架けられる下面カバーによって、下面が覆われていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、バッテリは、断面視矩形状に形成されたロアフレームに収容されている。重量物であるバッテリをロアフレーム内に収容することで、電動二輪車の重心を低くすることが可能となる上、バッテリを外部から有効に保護することができる。
また、パワーユニットは、接続部材の後方に配置され、接続部材はロアフレームの後端に接続されている。即ち、重量物であるパワーユニットを、車体の低い位置に配置することで、電動二輪車の重心を一層低くすることができる。
加えて、接続部材は、前部が断面矩形状のロアフレームに接続する形状に形成されるため、後部をパワーユニットの前面に沿った形状に形成し易く、パワーユニットの前面を覆うことが容易に可能となる。従って、走行中の路面から飛んでくる小石等から、接続部材でパワーユニットの前面を保護することが可能になる。
請求項2に係る発明では、パワーユニット支持部材は、パワーユニットの上面及び後面に沿った形状に形成され、パワーユニットの上面及び後面を覆う。パワーユニット支持部材を配置することで、パワーユニットの上面及び後面に向かって飛んでくる小石が、パワーユニットに当たり難くすることができる。
請求項3に係る発明では、ドライバは、パワーユニット支持部材の上面に配置されている。重量物であるドライバを、重心付近に配置する。重量物を重心付近に集中して配置することで、マスの集中が図れる。
加えて、ドライバの長手方向が車体の前後方向に沿うようにして配置されている。ドライバの長手方向が車体の上下方向に沿うように配置した場合に比べ、重心を低くすることができる。
請求項4に係る発明では、ドライバは、開口部を有するカバー部材によって覆われている。電動二輪車が走行すると、開口部から風が取り入れられ、ドライバを冷却する。ドライバを保護しつつ冷却することができ有益である。
請求項5に係る発明では、ダウンフレームは、断面視矩形状に形成され、バッテリとは別の第2バッテリが収容されている。バッテリの搭載量を増やすことで、より長い時間モータ27を作動させることができ、有益である。
請求項6に係る発明では、パワーユニットは、下部にブラケットが取付けられ、このブラケットでサイドスタンドを支持する。即ち、パワーユニットの下方にサイドスタンドが設けられる。重心付近にサイドスタンドを設けることで、駐車時に係るサイドスタンドへの負荷を軽減することができる。
請求項7に係る発明では、ロアフレーム下端線とロアフレーム上端線との間に、ペダルのペダル軸が設けられている。即ち、ロアフレームとほぼ同じ高さにペダル軸が設けられている。これにより、接続部材でパワーユニットの前面を覆いやすくなり、接続部材のコンパクト化を図ることができる。
請求項8に係る発明では、モータ下端線とモータ上端線との間に、ペダル軸が設けられている。即ち、モータとほぼ同じ高さにペダル軸が設けられている。モータとペダル軸を近い位置に配置することで、パワーユニットのコンパクト化を図ることができる。
請求項9に係る発明では、接続部材は、ロアフレーム接続部の上方からシートパイプを囲うようにして延ばされる。シートパイプは、下端が接続部材に囲われることで支持されている。シートパイプを支持するために別途支持部材を設ける必要がなく、部品点数の削減を図ることができる。
請求項10に係る発明では、パワーユニットは、接続部材からパワーユニット支持部材に向かって架けられる下面カバーによって、下面が覆われている。下面カバーでパワーユニットの下面を覆うことで、パワーユニット下面に向かって飛んでくる小石が、パワーユニットに当たり難くすることができる。
本発明に係る電動二輪車の側面図である。 本発明に係る電動二輪車のフレームの斜視図である。 図1の3−3線断面図である。 本発明に係る電動二輪車のパワーユニットを説明する図である。 本発明に係る電動二輪車の要部平面図である。 カバー部材を説明する図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示されるように、電動二輪車10は、ヘッドパイプ11に操舵自在に取付けられるフロントフォーク12と、このフロントフォーク12の下端に回転自在に取付けられる前輪13と、この前輪13に設けられ前輪13を制動するフロントブレーキ21と、フロントフォーク12に取付けられ前輪13が跳ね上げる泥や石を遮断するフロントフェンダ14と、ヘッドパイプ11の前部に取付けられ進行方向を照らす前照灯15と、ヘッドパイプ11の上部に設けられ車体を操舵するハンドル16と、このハンドル16近傍に設けられているブレーキレバー17と、ヘッドパイプ11から下方へ且つ車体後方に向かって延びるダウンフレーム18と、このダウンフレーム18の他端から車体後方に延ばされるロアフレーム19と、このロアフレーム19の後端部に接続部材20を介して接続され上方へ延ばされるシートパイプ22と、このシートパイプ22の上端に設けられ乗員が着座するシート23と、このシート23の下方から後輪24に向かって延ばされるリヤフレーム25と、後輪24に設けられ後輪24を制動するリヤブレーキ26と、モータ27及び乗員が踏むペダル28を含み後輪24を駆動するパワーユニット30と、このパワーユニット30の下部に取付けられたブラケット31で支持され駐車中に車体を支持するサイドスタンド32と、このサイドスタンド32の上方に設けられチェーン34を保護するチェーンカバー35と、後輪24を覆うように取付けられ後輪24が跳ね上げる泥や石を遮断するリヤフェンダ36とからなる。
ロアフレーム19が、ダウンフレーム18に一体的に形成されることで、メインフレーム37が形成されている。ロアフレーム19内にモータ27へ電力を供給するバッテリ39が収容されている。同じくダウンフレーム18内に収容されているのは、第2バッテリ41である。
パワーユニット30は、接続部材20の後方に配置され、接続部材20はロアフレーム19の後端に接続されている。即ち、重量物であるパワーユニット30を、車体の低い位置に配置することで、電動二輪車10の重心を低くすることができる。
パワーユニット30の下方にサイドスタンド32が設けられる。重心付近にサイドスタンド32を設けることで、駐車時に係るサイドスタンド32への負荷を軽減することができる。
このような電動二輪車10は、乗員がペダル28を踏むことで、踏力をセンサが検知する。踏力が検知されると、モータ27が作動される。乗員がペダル28を踏む力とモータ27の力で、電動二輪車10が前進される。
一旦モータ27が作動されると、モータ27は等速で作動し続ける。このため、乗員がペダル28を踏まなくとも、電動二輪車10は前進し続ける。
さらに電動二輪車10を加速させたい場合は、乗員はさらにペダル28を踏む。この踏力を検知することで、モータ27はさらに速い速度で作動される。
ブレーキ21、26をかけることで、モータ27は停止され、電動二輪車10も停止される。
このような電動二輪車10のフレームについて次図でさらに詳細に説明する。
図2に示すように、ダウンフレーム18及びロアフレーム19はボックス状に形成されている。このようなダウンフレーム18に取り付けられている蓋体43を外すことで、バッテリ(図1、符号39、41)を配置し、取出すことができる。
シートパイプ22の下部からは、車体後方に向かってパワーユニット(図1、符号30)を支持するためのパワーユニット支持部材44が延ばされている。
パワーユニット支持部材44は、パワーユニットの上面(図3、符号30b)及び後面(図3、符号30c)に沿った形状に形成されている。
また、接続部材20は、前部がロアフレーム19に被せられ、後部面20aがパワーユニットに沿った形状に形成されている。パワーユニットの前面(図3、符号30a)は接続部材20に覆われる。
シートパイプ22は、車体側面視で上端が下端よりも車体後方に配置されるよう傾けられ、接続部材20は、ロアフレーム19に接続されるロアフレーム接続部45の上面から上方に延ばされ、この上方に延ばされた部分の上端からシートパイプ22を囲うようにして延ばされる。
シートパイプ22は、下端が接続部材20に囲われることで支持されている。シートパイプ22を支持するために別途支持部材を設ける必要がなく、部品点数の削減を図ることができる。
後輪(図1、符号24)は、パワーユニット支持部材44から後方に延ばされる支持パイプ46、46及びリヤフレーム25、25で支持されている。
ロアフレーム19内に配置されるバッテリについて、次図で詳細に説明する。
図3に示すように、ロアフレーム19は、断面(バッテリ39の長手方向に直交する面)視矩形状に形成され、このロアフレーム19にバッテリ39が収容されている。
また、ロアフレーム19の下面には、下方に向かって突出させた下面凸部47が設けられている。下面凸部47にバッテリ39からモータ(図1符号、27)までを繋ぐ配線を通す。配線がバッテリ39に干渉する虞がなくなり、バッテリ39の配置を容易に行うことができる。電動二輪車10の組立作業の作業効率が高まる。
第2バッテリ(図1符号、41)も同様である。即ち、断面(バッテリ41の長手方向に直交する面)視矩形状に形成されたダウンフレーム(図1符号、18)に、第2バッテリが収容されている。
バッテリ39を収容した電動二輪車10について、図1に戻って説明する。
バッテリ39は、断面視矩形状に形成されたロアフレーム19に収容されている。重量物であるバッテリ39を、車体の低い位置に配置されるロアフレーム19内に収容することで、電動二輪車10の重心を低くすることが可能となる上、バッテリ39を外部から有効に保護することができる。
加えて、ダウンフレーム18は、断面視矩形状に形成され、バッテリ39とは別の第2バッテリ41が収容されている。バッテリの搭載量を増やすことで、より長い時間モータ27を作動させることができ、有益である。
パワーユニット近傍について次図で詳細に説明する。
図4に示すように、モータ27は、このモータ27の作動を制御するドライバ48に接続されている。
ドライバ48は、パワーユニット支持部材44の上面に、ドライバ48の長手方向が車体の前後方向に沿うようにして配置されている。
重量物であるドライバ48を、重心付近に配置する。重量物を重心付近に集中して配置することで、マスの集中が図れる。
加えて、ドライバ48の長手方向が車体の前後方向に沿うようにして配置されている。ドライバ48の長手方向が車体の上下方向に沿うように配置した場合に比べ、重心を低くすることができる。
また、パワーユニット30は、接続部材20下面からパワーユニット支持部材44の後端下面に向かって架けられる下面カバー49によって、下面30dが覆われている。
即ち、パワーユニット30は、前面30aが接続部材20で覆われ、上面30b及び後面30cがパワーユニット支持部材44で覆われ、下面30dが下面カバー49によって覆われている。
電動二輪車10を走行させると、路面から小石が飛んでくることがある。パワーユニット30は、接続部材20、パワーユニット支持部材44、下面カバー49で覆われている。パワーユニット30に向かって飛んでくる小石が、パワーユニット30に当たり難くすることができる。
ペダル28の軸であるペダル軸51は、ロアフレーム19の下面から水平に延ばしたロアフレーム下端線53と、ロアフレーム19の上面から水平に延ばしたロアフレーム上端線54との間であって、モータ27の下面から水平に延ばしたモータ下端線55と、モータ27の上面から水平に延ばしたモータ上端線56との間に設けられている。
ロアフレーム19とほぼ同じ高さにペダル軸51が設けられている。これにより、接続部材20でパワーユニット30の前面を覆いやすくなり、接続部材20のコンパクト化を図ることができる。
加えて、モータ27とほぼ同じ高さにペダル軸51が設けられている。モータ27とペダル軸51を近い位置に配置することで、パワーユニット30のコンパクト化を図ることができる。
ドライバ48の配置の仕方について次図でさらに詳細に説明する。
図5に示すように、ドライバ48は側辺が、車体平面視でリヤフレーム25、25に重なるように設けられている。このように設けられることで、車体が転倒した際にリヤフレーム25が先に接地し、ドライバ48を保護することができる。
このようなドライバ48をさらに保護するためのカバー部材について次図で説明する。
図6に示すように、ドライバ48は、シートパイプ22からドライバ48の側方に向かって設けられるカバー部材60によって覆われている。このカバー部材60は、前方に複数の開口部61を有する。
電動二輪車10が走行すると、開口部61から風が取り入れられ、ドライバ48を冷却する。ドライバ48を保護しつつ冷却することができ有益である。
また、カバー部材60は、ペダル28から後輪24に向かって延ばされているチェーンカバー35の上面に沿って設けられている。チェーンカバー35及びカバー部材60でパワーユニット30の側方を覆うことで、電動二輪車10の外観性が高まる。
尚、本発明に係る電動二輪車は、ブレーキを掛けるまでモータが作動し続けるタイプのものを例に説明したが、踏力を検出しなくなることでモータが停止するタイプのものにも適用可能であり、電動二輪車は、これらのものに限られない。
本発明は、駆動源が電動モータである電動二輪車に好適である。
10…電動二輪車、11…ヘッドパイプ、18…ダウンフレーム、19…ロアフレーム、20…接続部材、22…シートパイプ、23…シート、24…後輪、27…モータ、28…ペダル、30…パワーユニット、31…ブラケット、32…サイドスタンド、39…バッテリ、41…第2バッテリ、44…パワーユニット支持部材、45…接続部、48…ドライバ、49…下面カバー、51…ペダル軸、53…ロアフレーム下端線、54…ロアフレーム上端線、55…モータ下端線、56…モータ上端線、60…カバー部材、61…開口部。

Claims (10)

  1. ヘッドパイプから下方へ且つ車体後方に向かって延びるダウンフレームと、このダウンフレームの下端から車体後方に延ばされるロアフレームと、このロアフレームの後端部に接続部材で接続され上方へ延ばされるシートパイプと、このシートパイプの上端に設けられるシートと、モータ及び乗員が踏むペダルを含み後輪を駆動するパワーユニットと、前記モータへ電力を供給するバッテリとを備える電動二輪車において、
    前記ロアフレームは、断面視矩形状に形成され、このロアフレームに前記バッテリが収容され、
    前記パワーユニットは、前記接続部材の後方に配置され、
    前記接続部材は、前部が矩形形状の前記ロアフレームに被せられ、後部が前記パワーユニットの前面に沿った形状に形成され、前記パワーユニットの前面を覆うことを特徴とする電動二輪車。
  2. 前記パワーユニットは、前記シートパイプの下部から車体後方に向かって延ばされるパワーユニット支持部材によって支持され、
    このパワーユニット支持部材は、前記パワーユニットの上面及び後面に沿った形状に形成され、前記パワーユニットの上面及び後面を覆うことを特徴とする請求項1記載の電動二輪車。
  3. 前記モータは、このモータの作動を制御するドライバに接続され、
    このドライバは、前記パワーユニット支持部材の上面に、前記ドライバの長手方向が車体の前後方向に沿うようにして配置されていることを特徴とする請求項2記載の電動二輪車。
  4. 前記ドライバは、前記シートパイプから前記ドライバの側方に向かって設けられるカバー部材によって覆われ、
    このカバー部材は、前方に開口部を有することを特徴とする請求項3記載の電動二輪車。
  5. 前記ダウンフレームは、断面視矩形状に形成され、前記バッテリとは別の第2バッテリが収容されていることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の電動二輪車。
  6. 前記パワーユニットは、下部にブラケットが取付けられ、このブラケットでサイドスタンドを支持することを特徴とする請求項1〜5いずれか1項記載の電動二輪車。
  7. 車体側面視で、前記ロアフレームの下面から水平に延ばしたロアフレーム下端線と、前記ロアフレームの上面から水平に延ばしたロアフレーム上端線との間に、前記ペダルのペダル軸が設けられていることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載の電動二輪車。
  8. 車体側面視で、前記モータの下面から水平に延ばしたモータ下端線と、前記モータの上面から水平に延ばしたモータ上端線との間に、前記ペダル軸が設けられていることを特徴とする請求項1〜7いずれか1項記載の電動二輪車。
  9. 前記シートパイプは、車体側面視で上端が下端よりも車体後方に配置されるよう傾けられ、
    前記接続部材は、前記ロアフレームに接続されるロアフレーム接続部の上面から上方に延ばされ、この上方に延ばされた部分の上端から前記シートパイプを囲うようにして延ばされることを特徴とする請求項1〜8いずれか1項記載の電動二輪車。
  10. 前記パワーユニットは、前記接続部材から前記パワーユニット支持部材に向かって架けられる下面カバーによって、下面が覆われていることを特徴とする請求項1〜9いずれか1項記載の電動二輪車。
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