JP2011046103A - 高せん断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】非相溶性ポリマーブレンド系、ポリマー/フィラー系、さらにはポリマーブレンド/フィラー系の材料において、高せん断効率を向上させることで、ブレンド材の品質を高めるようにした。
【解決手段】固体状のポリカーボネートとアクリル樹脂とを8:2の樹脂混合比で混合した樹脂を可塑化して溶融させる可塑化ユニット10と、可塑化ユニット10で溶融した溶融樹脂M´が注入され、この注入された溶融樹脂M´に高せん断応力を与えるための内部帰還型スクリューを有する高せん断ユニット20とを備え、可塑化ユニット10から高せん断ユニット20へ注入される樹脂の温度がその樹脂の溶融温度(240℃)以下となる205〜240℃とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、非相溶性ポリマーブレンド系、ポリマー/フィラー系、さらにはポリマーブレンド/フィラー系の材料を高せん断することによって、その材料の内部構造をナノレベルで分散・混合するための高せん断装置に関する。
従来、静置場では相互に溶け合わない(非相溶性)ブレンド系において、相溶化剤等の余分な添加物を加えることなく、数十ナノメーターサイズの分散相を有する高分子ブレンド押出し物を製造するための高せん断機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1は、内部帰還型の高せん断スクリューが搭載された高せん断機において、高せん断スクリューにより2〜5gの高分子ブレンド微量試料を溶融状態で例えば500〜3000rpmの回転数で高速回転させて数分間混練してナノ分散化させることで、耐熱性、機械的特性、寸法安定性等に優れた高分子ブレンド押出し物(ブレンド材)を製造する構造について開示したものである。
ところで、高せん断機(高せん断部)への材料の供給方法として、射出装置からなる可塑化部を用いる方法がある。このような可塑化部にあっては、可塑化部用の加熱筒に設けられるヒーターによって固体状の材料が加熱され、可塑化溶融されることにより溶融樹脂が作製され、その溶融樹脂が高せん断部内へ射出されるようになっている。
特開2005−313608号公報
しかしながら、従来の高せん断によるブレンド材の製造においては、高せん断部内で材料温度を安定させる必要がある。そのため、高せん断部において高せん断開始とともに加熱筒の温度を上昇させておき、さらに高せん断に伴うせん断発熱による温度上昇に対して、加熱筒内に冷却水を流し続けることにより、材料温度の低下を促進させることが行われている。したがって、高せん断される材料温度がばらついて不安定な状態となり、材料のナノ分散化が不十分となり、製造されるブレンド材の品質が低下するという問題があった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、非相溶性ポリマーブレンド系、ポリマー/フィラー系、さらにはポリマーブレンド/フィラー系の材料において、高せん断効率を向上させることで、ブレンド材の品質を高めるようにした高せん断装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る高せん断装置では、高せん断応力を付与しつつ混練することで、非相溶性ポリマーブレンド系、ポリマー/フィラー系、さらにはポリマーブレンド/フィラー系の材料における内部構造をナノレベルで分散・混合するための高せん断装置であって、固体状の材料を可塑化して溶融させる可塑化部と、可塑化部で溶融した材料が注入され、この注入された材料に高せん断応力を与えるための高せん断スクリューを有する高せん断部とを備え、可塑化部から高せん断部へ注入される材料の温度が材料の溶融温度以下であることを特徴としている。
本発明では、高せん断部に注入される非相溶性ポリマーブレンド系、ポリマー/フィラー系、さらにはポリマーブレンド/フィラー系の材料の温度が、その材料の溶融温度以下であるときに、高せん断部の高せん断スクリューの回転により混合される材料に一定の流れをもたせた高せん断応力を与えることができ、材料の内部構造をナノレベルで分散・混合することができる。つまり、なるべく低い材料温度で粘性度の高い材料を高せん断部に注入することで、高せん断時における材料の流れが制御しやすくなり、且つ高せん断開始直後から材料に高せん断応力を与えることができることから、高せん断効率を向上させることができる。
また、本発明に係る高せん断装置では、高せん断部には、内部の材料温度を保温するための加熱筒が設けられ、この加熱筒の温度が可塑化部から高せん断部へ注入される材料と同じ温度に設定されていることが好ましい。
本発明では、高せん断部に注入された材料がその注入された材料の温度と同じ温度に設定された高せん断部の加熱筒によって保温された状態となり、高せん断開始直後より発生するせん断発熱による急な温度上昇を冷却により抑えつつ、温度を安定させることで、材料の粘性度が小さくなるのを抑制するようにしてその流れを制御することができる。そのため、材料を高粘度に保った状態のままその材料に高せん断応力を与えることができ、高せん断効率を向上させることができる。
本発明による高せん断装置によれば、非相溶性ポリマーブレンド系、ポリマー/フィラー系、さらにはポリマーブレンド/フィラー系の材料を可塑化部で溶融し、その材料を溶融温度以下の温度で高せん断部に注入することで、高せん断時の材料温度が安定し、高せん断効率を向上させることが可能となることから、材料全体にわたって均一にナノ分散化させることができ、透明度の高い良好なブレンド材を製造することができる。
本発明の実施の形態による高せん断装置の概略構成を示す一部破断平面図である。 可塑化ユニットを備えた高せん断装置の詳細な構成を示す一部破断側面図である。 高せん断装置を使用した高せん断のフローである。
以下、本発明の高せん断装置の実施の形態について、図1乃至図3に基づいて説明する。
図1における符号1は、本実施の形態による高せん断装置を示している。本高せん断装置1は、非相溶性ポリマーブレンド系、ポリマー/フィラー系、さらにはポリマーブレンド/フィラー系の材料としてポリカーボネートとアクリル樹脂とを8:2の樹脂混合比で混合した材料(以下、単に「樹脂M」という)を用い、この樹脂Mに高せん断応力を与えつつ混練することで樹脂Mの内部構造をナノレベルで分散・混合し、溶融状態の高分子ブレンド系の樹脂を作製するためのものである。
図1に示すように、高せん断装置1は、固体状の樹脂Mを可塑化して溶融させる可塑化ユニット10(可塑化部)と、この可塑化ユニット10によって可塑化された溶融樹脂M´を注入部22より注入し加熱筒21に挿入されている内部帰還型スクリュー23(高せん断スクリュー)を例えば100〜3000rpmの回転数で回転させて溶融樹脂M´を混練して高せん断することで、その溶融樹脂M´をナノ分散化させる高せん断ユニット20(高せん断部)とからなる。
なお、図1に示す高せん断装置1は、一部(後述する可塑化スクリュー12部分)が破断した図となっており、また見易いように後述するホッパー14及びホッパー台17が側面から見た図となっている。
ここで、以下の説明では、可塑化ユニット10及び高せん断ユニット20における可塑化スクリュー12、内部帰還型スクリュー23のそれぞれの軸方向でスクリューの送り側を「前方」、「前端」、「先端」とし、その反対側を「後方」、「後端」、「基端」として統一して用いる。また、後述する可塑化ユニット10の加熱筒11と高せん断ユニット20の加熱筒21においても同様に、それぞれに挿通されるスクリュー12、23の送り側を「前方」、「前端」、「先端」とし、その反対側を「後方」、「後端」、「基端」として統一して用いる。また、以下の説明では、可塑化ユニット10で可塑化される前を単に樹脂Mとし、可塑化された樹脂を区別するため溶融樹脂M´とする。
図2に示すように、可塑化ユニット10は、樹脂Mを混練して可塑化溶融するための可塑化スクリュー12を備え、その可塑化スクリュー12が回転軸方向を略水平方向に向けて配置されている。一方、高せん断ユニット20は、可塑化ユニット10より注入された溶融樹脂M´に対して高せん断を施すための前記内部帰還型スクリュー23を備え、その内部帰還型スクリュー23が回転軸方向を可塑化スクリュー12の回転軸方向に直交する略水平方向に向けて配置されている。
そして、可塑化ユニット10において、可塑化溶融される樹脂Mが本実施の形態の材料(すなわち、ポリカーボネートとアクリル樹脂とを8:2の樹脂混合比で混合した材料)の溶融温度(240℃)以下となる205〜240℃の材料温度で高せん断ユニット20へ射出されるようになっている。
図1に示す可塑化ユニット10は、略水平方向に配した略中空円筒形状の加熱筒11と、この加熱筒11内に挿通された状態で周方向に回転自在かつ軸方向に往復移動自在とされる可塑化スクリュー12と、可塑化スクリュー12の軸方向一端側をなす基端部12a側に配置されるとともに可塑化スクリュー12に回転及び軸方向への往復移動をさせるための駆動部13と、可塑化スクリュー12の基端部12aに固体状の樹脂Mを供給するホッパー14と、可塑化スクリュー12の軸方向他端側をなす先端部12b側に設けられた射出ノズル15とを備えて概略構成されている。
可塑化ユニット10の加熱筒11は、長手方向を略水平方向に向けた状態で保持され、外周面が複数のヒーター16、16、…によって覆われており、これらヒーター16を温度制御することで温度調節可能となっている。つまり、可塑化ユニット10においては、加熱筒11によって射出される溶融樹脂M´の温度が、上述したように205〜240℃となるように温度制御される構成となっている。
加熱筒11の基端部11aには、ホッパー14を支持するとともにホッパー14に供給された固体状の樹脂Mを可塑化スクリュー12の基端部12a側に落とし込む挿通穴17aを有するホッパー台17が固定されている。また、加熱筒11の先端部11bの内面には、射出ノズル15がその流路(射出口15a)を加熱筒11の内空部(可塑化領域R)に連通させた状態で取り付けられている。なお、加熱筒11は、図2に示す符号18の温度センサーによって温度制御される構成となっている。
可塑化スクリュー12は、加熱筒11と略同軸に配置され、加熱筒11によってスクリュー内で混練される樹脂温度が調整されるようになっている。また、可塑化スクリュー12の基端部12aは、ホッパー台17の挿通穴17aに到達して後述する駆動部13のスクリュー回転軸133に一直線上となるように連結されている。
駆動部13は、可塑化スクリュー12を回転させる回転機構13Aと、可塑化スクリュー12をその軸方向へ往復移動させてスクリュー12内の溶融樹脂を射出ノズル15から射出させるための射出機構13Bとからなる。
回転機構13Aは、固定部131上に固定されたスクリュー回転モータ132と、そのスクリュー回転モータ132によって回転力が伝達されたスクリュー回転軸133とを備えている。そして、スクリュー回転軸133と可塑化スクリュー12の基端部12aとは、連結片134によって一直線上に連結されている。
射出機構13Bは、可塑化スクリュー12の軸方向に平行にねじ軸を配置させて固定部131に固定されたボールねじ135と、このボールねじ135に対して回転自在に螺合されたナット136と、ナット136に回転力を伝達するとともに固定部131と分離して配置された射出モータ137とから構成されている。射出モータ137の駆動によって回転するナット136に対してボールねじ135が往復移動することで、ボールねじ135を固定させている前記固定部131と、その固定部131上のスクリュー回転モータ132、スクリュー回転軸133を介して設けられた可塑化スクリュー12がその軸方向に往復移動する構成となっている。つまり、可塑化スクリュー12は、回転により固体状の樹脂Mを混合させて溶融し、さらに回転と往復移動により加熱筒11内で可塑化した溶融樹脂を射出ノズル15から射出させる機能を有している。
次に、可塑化ユニット10によって溶融された溶融樹脂M´が供給されるとともに、その溶融樹脂M´を高せん断するための高せん断ユニット20の構成について図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、高せん断ユニット20は、樹脂を注入するための注入部22を有するとともに略水平方向に配した中空円筒形状の加熱筒21と、この加熱筒21内に挿通された状態で周方向に回転自在とされる内部帰還型スクリュー23と、この内部帰還型スクリュー23の後方(すなわち、スクリュー軸方向一端側をなす基端部23b側)に配置されるとともにシャフト25を介して内部帰還型スクリュー23を回転させるための駆動モータ24と、前記シャフト25をベアリング26を介して回転可能に支持する振止め支持部27と、内部帰還型スクリュー23の軸方向他端側の先端側(前記基端部とは反対側)に設けられた成形加工部をなすT−ダイ29を有する先端保持部28とを備えて概略構成されている。
図2に示す高せん断ユニット20の加熱筒21は、長手方向を略水平方向に向けた状態で保持され、図示しないヒーターによって覆われており、保温可能となっている。加熱筒21は、基端部21b(図2で左側)が本体支持部30によって支持されており、先端部21aに前記先端保持部28が設けられている。また、加熱筒21に設けられる注入部22には内空部(高せん断領域K)に連通する注入路22aが形成されており、その注入路22aの外周側開口部には上述した射出ノズル15の射出口15aが一致するように係合する構成となっている。これにより、可塑化ユニット10で射出された溶融樹脂M´を注入部22より高せん断領域K(加熱筒21と内部帰還型スクリュー23との間の隙間)に流入させることができる。
ここで、注入部22に形成される注入路22aの位置は、内部帰還型スクリュー23の後端寄りに設けられている帰還穴231の吐出口(後述する)よりも先端側の位置となっている。
そして、注入路22aの途中には、加熱筒21の内空部に可塑化ユニット10からの溶融樹脂M´の流入量を調整するための開閉制御が可能な注入バルブ31が設けられている。この注入バルブ31は、予め設定された時間等に応じて注入量を制御することが可能な自動開閉式とされ、後述する排出バルブ32の開閉動作に対して連動可能となっている。
内部帰還型スクリュー23は、加熱筒21内に略同軸に挿通された状態で回転可能に設けられ、基端部23bが駆動モータ24の回転軸に連結されたシャフト25に対して一直線上となるように連結され、その駆動モータ24の回転力が伝達されている。内部帰還型スクリュー23の基端部23bは、スクリュー羽根が形成されていない高せん断領域Kの範囲外の位置であって、加熱筒21の内面に対して液密に摺動可能となっている。
さらに、内部帰還型スクリュー23には、上述したように先端部23aから後端側に向けてスクリュー中心軸に沿う帰還穴231が形成されている。具体的に帰還穴231は、流入口となる一端がスクリュー先端23aの断面視略中心に位置し、その流入口から後端側に延びるとともに、所定位置でスクリュー23の半径方向に向きを変えてスクリュー23の外周面まで延び、その外周面の位置に吐出口となる他端が設けられている。
この帰還穴231において、流入口が高せん断中に帰還穴231内を流れる溶融樹脂M´の上流側となり、吐出口が下流側となる。つまり、高せん断領域Kに注入された溶融樹脂M´は、内部帰還型スクリュー23の回転とともに先端側に送られ、流入口より帰還穴231に流入して後方へ流れて吐出口より吐出され、再び内部帰還型スクリュー23の回転とともに先端側へ送られる循環がなされる。この循環により溶融樹脂M´はナノ分散化され、その内部構造をナノレベルで分散・混合されることになる。
また、図2に示すように、加熱筒21及び先端保持部28には適宜な位置に温度センサー(図示省略)が設けられており、高せん断時の加熱筒21及び先端保持部28の温度が管理され、加熱筒21に設けられた図示しないヒーターにより内部の材料温度を保温できるようになっている。
先端保持部28には、加熱筒21の内空部(高せん断領域K)に連通する排出路29aが形成されており、その排出路29aの排出側には下方に向かうに従って開口断面が拡径する成形加工部をなすT−ダイ29が形成されている。そして、排出路29aの途中には、高せん断領域Kから排出されるナノ分散樹脂の排出量を調整するための排出バルブ32が設けられている。この排出バルブ32は、予め設定された高せん断混練時間等に応じて排出量を制御することが可能な自動開閉式とされ、上述した注入バルブ31の開閉動作に連動している。つまり、上述した注入バルブ31と排出バルブ32とは、任意のタイミングで注入(可塑化ユニット10による射出)、排出を制御可能な構成となっている。
さらに、加熱筒21、本体保持部30、及び振止め支持部27には、それぞれ第1冷却流路35、第2冷却流路36、第3冷却流路37が設けられている。第1冷却流路35は、加熱筒21を温度調整し、加熱筒21内で高せん断する樹脂温度を制御するためのものである。第2冷却流路36は、加熱筒21の内部帰還型スクリュー23の基端部23bに対応する部分を冷却するためのものである。また、第3冷却流路37は、振止め支持部27でシャフト25を冷却することで、シャフト25を通じて加熱筒21から伝達される熱や駆動モータ24から伝達される熱からベアリング26を保護するためのものである。
次に、上述した高せん断装置1を用いて、ポリカーボネートとアクリル樹脂とを8:2の樹脂混合比で混合した材料(樹脂M)における内部構造をナノレベルで分散・混合する方法について図3のフロー等を用いて説明する。
先ず、図1〜図3に示すように、高せん断ユニット20に対して射出可能な状態で取り付けられた可塑化ユニット10において、固体状の樹脂Mを可塑化させて溶融樹脂M´を作製する。この場合、樹脂Mをホッパー14から可塑化領域Rとなる加熱筒11内の可塑化スクリュー12に供給し、回転機構13Aのスクリュー回転モータ132を駆動させることで可塑化スクリュー12を適宜な回転速度で回転させる。なお、加熱筒11は外周に巻き付けられているヒーター16によって適宜な温度、つまり2種の材料のうち溶融温度の高い方に応じた温度に加熱させた状態にする。これにより、可塑化領域R内の樹脂Mを可塑化溶融して混練し、ここでは205〜240℃の範囲の材料温度の溶融樹脂M´が作製され、可塑化ユニット10の可塑化領域Rでの樹脂の可塑化が完了となる(図3に示すステップS1〜S3)。
次に、可塑化ユニット10内の溶融樹脂を高せん断ユニット20の加熱筒21内に注入する(ステップS4)。
具体的には、溶融樹脂M´が所望の性状で得られたタイミング(ステップS3:YES)で、高せん断ユニット20の注入バルブ31と排出バルブ32を開いて、それぞれの流路(注入路22a、排出路29a)を開放する(ステップS4)。
次に、高せん断ユニット20の内部帰還型スクリュー23を低速回転(例えば、0〜300rpm)で回転させる(ステップS5)。このとき、注入前の高せん断ユニット20の加熱筒21内(高せん断領域K内)は空の状態であるため、可塑化ユニット10より溶融樹脂M´を注入することで、溶融樹脂M´によって内部の空気が排出路29aから排出され、高せん断ユニット20の加熱筒21内が溶融樹脂M´で満たされた状態となる(ステップS6)。
次に、ステップS7において、内部帰還型スクリュー23を高速回転(例えば、100〜3000rpm)で回転させ、高せん断領域K中の溶融樹脂M´に対して所定の設定時間だけ高せん断を行うことでナノ分散化させ、ナノ分散樹脂が形成される。そして、高せん断領域K内に注入された溶融樹脂M´は、内部帰還型スクリュー23の外周側ではスクリュー23の高速回転とともに先端側へ送られ、スクリュー先端部23aで帰還穴231の流入口より後方へ流れ、吐出口よりスクリュー外周側に出て帰還し、再び先端側に送られるといった循環を所定時間繰り返すことで、その溶融樹脂M´に高せん断応力が付与されるようになっている。
このとき、高せん断ユニット20の加熱筒21の温度が可塑化ユニット10から高せん断ユニット20へ注入される溶融樹脂M´と同じ温度に設定されている。例えば、溶融樹脂温度が205℃である場合には、高せん断ユニット20の加熱筒21の温度も205℃に設定される。
次に、内部帰還型スクリュー23の回転速度を高速回転から中速回転(例えば、200〜1000rpm)に切り替え(ステップS8)、注入バルブ31と排出バルブ32とを開けて、それぞれの流路(注入路22a、排出路29a)を開放する。これにより、高せん断により加工された高せん断領域K内のナノ分散樹脂が内部帰還型スクリュー23の回転とともに先端側の排出路29aから排出され(ステップS9)、T−ダイ29から排出されて得られたものが高分子ブレンド押出し物となる。
なお、高せん断ユニット20でのナノ分散樹脂の形成と並行して、上述したステップS1〜S3の工程と同様となる樹脂を可塑化溶融させる工程が行われる。すなわち、可塑化ユニット10において、固体状の樹脂Mをホッパー14から加熱筒11内の可塑化スクリュー12に供給し、可塑化スクリュー12を適宜な回転速度で回転させることにより可塑化領域R内の樹脂Mを可塑化溶融して混練し、次に高せん断ユニット20の加熱筒21内に注入する溶融樹脂M´を製造しておき、その溶融樹脂M´は高せん断ユニット20で高分子ブレンド押出し物が排出された適宜なタイミングで高せん断ユニット20へ注入される。
次に、本高せん断装置1の作用について図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施の形態の高せん断装置1では、高せん断ユニット20に注入されるポリカーボネートとアクリル樹脂とを8:2の樹脂混合比で混合した材料からなる溶融樹脂M´の温度が、その材料の溶融温度以下となる205〜240℃の範囲であるときに、高せん断ユニット20の内部帰還型スクリュー23の回転により混合される溶融樹脂M´に一定の流れをもたせた高せん断応力を与えることができ、材料の内部構造をナノレベルで分散・混合することができる。
つまり、なるべく低い材料温度で粘性度の高い溶融樹脂M´を高せん断ユニット20に注入することで、高せん断時における材料の流れが制御しやすくなり、且つ高せん断開始直後から材料に高せん断応力を与えることができることから、高せん断効率を向上させることができる。
なお、本実施の形態でのポリカーボネートとアクリル樹脂とを8:2の樹脂混合比で混合した材料では、可塑化ユニット10で可塑化され高せん断ユニット20へ注入される溶融樹脂M´の材料温度が205℃よりも低い場合には、高せん断ユニット20の内部で一定の流れが与えられない程の粘性の高い性状となって、内部帰還型スクリュー23に負荷がかかることから、溶融樹脂M´が十分に混合されず、高せん断効率が低下することになる。
また、溶融樹脂M´の材料温度が240℃より高い場合には、高せん断時のせん断発熱による温度上昇を抑えるための冷却が必要となり、その冷却作用によって材料温度が不安定な状態になる。
また、本高せん断装置1では、高せん断ユニット20に注入された溶融樹脂M´がその注入された溶融樹脂M´の温度と同じ温度に設定された高せん断ユニット20の加熱筒21によって保温された状態となり、高せん断開始直後より発生するせん断発熱による急な温度上昇を冷却により抑えつつ、温度を安定させることで、溶融樹脂M´の粘性度が小さくなるのを抑制するようにしてその流れを制御することができる。そのため、溶融樹脂M´を高粘度に保った状態のままその材料に高せん断応力を与えることができ、高せん断効率を向上させることができる。
上述のように本実施の形態による高せん断装置では、ポリカーボネートとアクリル樹脂とを8:2の樹脂混合比で混合した樹脂Mを可塑化ユニット10で溶融し、その溶融樹脂M´を溶融温度以下の温度で高せん断ユニット20に注入することで、高せん断時の材料温度が安定し、高せん断効率を向上させることが可能となることから、材料全体にわたって均一にナノ分散化させることができ、透明度の高い良好なブレンド材を製造することができる。
以上、本発明による高せん断装置の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施の形態ではポリカーボネートとアクリル樹脂とを8:2の樹脂混合比で混合した樹脂Mにおいて、可塑化ユニット10で作製した溶融樹脂温度と高せん断ユニット20の加熱筒21の温度とを205〜240℃としているが、この温度に限定されることはない。上述した理由により205〜240℃が好ましいが、この材料の溶融温度である240℃以下であれば205℃より低い温度であってもかまわない。
また、本実施の形態のポリカーボネートとアクリル樹脂とを8:2の樹脂混合比で混合した材料は一例であって、この材料に制限されることはなく、非相溶性ポリマーブレンド系、ポリマー/フィラー系、さらにはポリマーブレンド/フィラー系の材料を本発明の適用対象とすることができる。そして、この場合も可塑化部から高せん断部へ注入される材料の温度は、その材料の溶融温度以下であればよいのである。
さらに、可塑化部ユニット10、高せん断ユニット20の構成、例えば加熱筒11、21、可塑化スクリュー12、内部帰還型スクリュー23の形状、寸法などの構成は本実施の形態に限定されることはなく、適宜設定することができる。
1 高せん断装置
10 可塑化ユニット(可塑化部)
11 可塑化ユニットの加熱筒
12 可塑化スクリュー
14 ホッパー
15 射出ノズル
16 可塑化ユニットのヒーター
20 高せん断ユニット(高せん断部)
21 高せん断ユニットの加熱筒
23 内部帰還型スクリュー
23a 先端部
23b 基端部
231 帰還穴
K 高せん断領域
R 可塑化領域

Claims (2)

  1. 高せん断応力を付与しつつ混練することで、非相溶性ポリマーブレンド系、ポリマー/フィラー系、さらにはポリマーブレンド/フィラー系の材料における内部構造をナノレベルで分散・混合するための高せん断装置であって、
    固体状の前記材料を可塑化して溶融させる可塑化部と、
    該可塑化部で溶融した材料が注入され、この注入された材料に高せん断応力を与えるための高せん断スクリューを有する高せん断部と、
    を備え、
    前記可塑化部から前記高せん断部へ注入される前記材料の温度が該材料の溶融温度以下であることを特徴とする高せん断装置。
  2. 前記高せん断部には、内部の材料温度を保温するための加熱筒が設けられ、
    この加熱筒の温度が前記可塑化部から前記高せん断部へ注入される材料と同じ温度に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の高せん断装置。
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