JPH10235713A - 押出機、ペレット製造装置およびペレット製造方法 - Google Patents

押出機、ペレット製造装置およびペレット製造方法

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JPH10235713A
JPH10235713A JP9062165A JP6216597A JPH10235713A JP H10235713 A JPH10235713 A JP H10235713A JP 9062165 A JP9062165 A JP 9062165A JP 6216597 A JP6216597 A JP 6216597A JP H10235713 A JPH10235713 A JP H10235713A
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JP
Japan
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extruder
flight
screw shaft
pellet
thread
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Application number
JP9062165A
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English (en)
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Narimoto Takahashi
成元 高橋
Noboru Watanabe
昇 渡辺
Teruo Oguchi
照男 小口
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Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/36Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
    • B29C48/50Details of extruders
    • B29C48/505Screws
    • B29C48/535Screws with thread pitch varying along the longitudinal axis

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存設備を大幅に変更することなく、押出機
内部での脈動現象を防止し、処理能力を増大させること
ができる押出機と、それを用いたペレット製造装置と、
ペレット製造方法を提供すること。 【解決手段】 軸方向に沿って複数フライトの螺旋状ネ
ジ山20が形成されたスクリュ軸10を有する押出機で
あって、螺旋状ネジ山20の全フライト中、20〜70
%の数のフライトには、各フライト当たり、1以上の切
欠22を形成し、そのネジ山のヘリカル角度は通常より
小さく送りを遅くしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば熱可塑性
エラストマーペレットを製造する際に用いる押出機に係
り、さらに詳しくは、既存設備を大幅に変更することな
く、押出機内部での脈動現象を防止し、処理能力を増大
させることができる押出機と、それを用いたペレット製
造装置と、ペレット製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばスチレン−イソプレン−スチレ
ン構造(SIS)などの熱可塑性エラストマーのペレッ
トを製造する場合には、通常単軸ないし2軸押出機で乾
燥されたエラストマーをそのままペレット状で出すか、
新たにペレタイザ(通常単軸、ないし2軸押出機を有す
るペレット製造装置、以下ペレタイザとも称す)にエラ
ストマークラムをフィードし、先端ダイスよりストライ
ド状に引き出したものを種々な方法(たとえばホットカ
ット、ウォータカット)で切断しペレット化する。
【0003】従来のペレタイザの一例を次に示す。ペレ
タイザとして、スクリュフライトのピッチ間隔がシリン
ダ径Dに等しい単軸の1条フルフライトスクリュであっ
て、先端部はDに相当する長さ分、2条フルフライトス
クリュとなっているスクリュ軸を有するものが知られて
いる。このスクリュ軸の先端部近くには、2Dに相当す
る長さ分スクリュ軸にスパイクが打たれており、シリン
ダ外面は数セクションに別れたジャッケットを有し、加
熱冷却が可能である。また、スクリュ軸内部の加熱冷却
は出来るものもある。なお、スクリュ長Lとシリンダ径
Dの比は(L/D)は12.5である。
【0004】このペレタイザでは、エラストマークラム
のフィード部は、ホッパーで自由落下したものがスクリ
ュで押込まれ、特に強制的な押込み手段はない。ペレタ
イザの先端部には、ブレーカープレート、スクリーン、
ダイプレートが配置されており、ストランド状で出たも
のを水中カットしペレット化する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のペレ
タイザを用いて、熱可塑性エラストマーSISで、(−
SI−)n の結合構造の内、リニアに結合しているもの
(二分子型)のペレットを製造する場合、溶融粘度の違
いで多少の差異はあるものの、所要量のペレットの製造
は可能であった。しかし、結合構造がラジアル型のもの
(4分子型)は、従来の単軸押出機では著しく処理量が
減り、リニア型の場合の1/2〜2/5程度に落ちる。
また、ペレット形状も不揃いのものが多くなり、シリン
ダ系内の流れが不安定である事を示している。現実に、
限界流量に近づいて来ると、ホッパー部でエラストマー
クラムの境界面の上下動が激しくなり、スクリュフライ
トが見え隠れし始める様になる。ダイ部圧力も同様に脈
動する。
【0006】このような不都合を改善するために、以下
の手段を講じたが、処理能力の増大には繋がらなかっ
た。 ペレタイザに用いるスクリュ軸のモータ動力および回
転数にも余裕があったので、回転数を増加してみたが、
シリンダ内で脈動現像を引起こし、処理量増加に撃がら
なかった。 ペレタイザ先端部のスクリーンおよびダイプレートを
外し、先端圧力を下げる努力を試みたが、ストランドの
出方が悪くなり、期待する効果が得られなかった。 ペレタイザに供給するエラストマークラムの温度を、
設備上許される範囲内で上下させペレット化の変化量を
チェックしたが、変わらなかった。 シリンダジャケット温度を加熱する事により、種々の
温度レベルでペレット化を行ったが現状の設定が最も良
い方法であった。 エラストマークラム供給部のシリンダ内面の一部に溝
を付ける試みを行ったが、充分な改善迄に至らなかっ
た。
【0007】また、処理能力を向上させるために、通常
採用される強制フィード、例えば、コニカル型2軸フィ
ーダー、あるいは溶融エラストマーを強制的に抜出すギ
ャーポンプ設置の方法も考えられる。ところが、この方
法では、設置場所と費用の面から得策とは言い難い。さ
らに、処理能力の向上のために、良く取られる手段とし
ては、スクリュ軸の先端側の計量部を長くすべくL/D
を大きくする、すなわちシリンダ長を長くする方法も有
力である。しかしながら、この場合にも、既存設備を全
て交換する必要があると共に、設置場所が大きくなり好
ましくない。
【0008】なお、特開平6−39,901号公報に示
すように、混合特性および処理能力の向上を図るため
に、ピンシリンダ(プレイカーボルト付きバレル)構造
も提案されている。ピンシリンダ構造とは、スクリュ軸
に対して垂直方向に突出するピンを、シリンダの一部に
装着し、そのピンに対応するスクリュのネジ山を一部切
り欠く構造である。この公報には、この構造によれば、
押出機において、混合特性の向上と処理能力の向上を図
ることができるとの記載がある。
【0009】しかしながら、この構造を有する押出機を
用いて、ペレットを良好に製造することができる保証は
なく、しかも、この構造を採用するためには、スクリュ
軸のみでなく、シリンダ全体を従来の装置と交換する必
要があり、製造コストの増大は避けられない。既存の設
備を用いて、少ない設計変更のみで、押出機内部での脈
動現象を防止し、処理能力を増大させることができる押
出機と、それを用いたペレット製造装置と、ペレット製
造方法が求められている。
【0010】より具体的には、従来の単純構造の一軸押
出機を、ほとんどそのまま利用し、既存のモータ出力内
(比動力=動力/処理量が下がる)で、かつ、そのL/
Dを変更することなく、処理能力の向上を図り、しか
も、リニア結合型およびラジアル結合型の樹脂ペレット
の双方の製造に対して適用が可能である、押出機と、そ
れを用いたペレット製造装置と、ペレット製造方法が求
められている。ただし、スクリュ軸のスクリュ形状は、
既存の設備のものと変えても良い。なぜなら、スクリュ
軸そのものは摩耗し、補修または更新するため、新規ス
クリュの製作は新たな費用発生とはならないからであ
る。さらに、理想的には、既存設備の操業条件の変更だ
けで対処出来る事が望ましい。
【0011】本発明は、このような実状に鑑みてなさ
れ、既存設備を大幅に変更することなく、押出機内部で
の脈動現象を防止し、処理能力を増大させることができ
る押出機と、それを用いたペレット製造装置と、ペレッ
ト製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る押出機は、軸方向に沿って複数フライ
トの螺旋状ネジ山が形成されたスクリュ軸を有する押出
機であって、前記螺旋状ネジ山の全フライト中、20〜
70%の数のフライトには、各フライト当たり、1以上
の軸方向連通部が形成してあることを特徴とする。
【0013】前記軸方向連通部としては、ネジ山に形成
した切欠、孔などが例示されるが、製造上の理由などか
ら切欠が好ましい。螺旋状ネジ山の全フライト中、20
〜70%、さらに好ましくは、30〜50%の数のフラ
イトにのみ、軸方向連通部を形成するのは、20%未満
では、本発明の効果が少なく、70%より多くては、ス
クリュ軸の供給部での作用が低下することから好ましく
ない。
【0014】すなわち、本発明では、前記螺旋状ネジ山
の各フライトのうち、軸方向基端側近傍に位置する複数
フライトには、前記軸方向連通部が形成されていないこ
とが好ましい。すなわち、スクリュ軸の基端部側ネジ山
は、原料の供給作用を成す供給部であり、この部分に、
軸方向連通部を形成することは、その作用を低下させる
ために、形成しないことが好ましい。
【0015】また、本発明では、1フライト当たりの前
記軸方向連通部が、1フライトの螺旋状ネジ山の面積
(略ネジ山の1フライトの長さ×ネジ山の高さ)の5〜
20%の大きさ(切欠面積)の切欠であることが好まし
い。切欠が5%未満の大きさでは、本発明の効果が少な
く、20%よりも大きい切欠では、スクリュ軸本来の機
能が達成できないおそれがある。
【0016】さらに本発明では、圧縮部以降の各フライ
トのヘリカル角度を、供給部のものよりも小さい角度に
することが好ましい。圧縮部以降において、エラストマ
ーの送りを通常より遅くするためである。
【0017】本発明に係るペレット製造装置は、本発明
に係る押出機の先端部に、ペレットまたはストランド製
造用のダイまたはノズルを装着したものである。押出機
でストランドを製造する場合には、押出機の先端部に、
切断手段(たとえばホットカット、ウォータカット)を
装着し、ストランドを切断してペレット化する。
【0018】本発明に係るペレット製造方法は、本発明
に係るペレット製造装置を用いて、ペレットを製造する
ことを特徴とする。
【0019】本発明に係るペレット製造方法において
は、スクリュ軸が装着されるシリンダの温度を、ペレッ
トを構成する樹脂の軟化点よりも低い温度に設定するこ
とが好ましい。具体的には、5〜80°Cに設定するこ
とが好ましい。樹脂の軟化点を超える温度に設定する
と、螺旋状ネジ山に軸方向連通部を形成する効果が少な
くなり、脈動(サージング)現象を起こしやすくなる傾
向にある。このような温度に設定するための手段として
は、シリンダジャケット(バレルジャケット)に流す熱
媒体を、従来の温水(温度50〜80°C)から冷水
(温度10〜30°C)に切り替えれば良い。ただし、
押出機の運転初期には、温水を使用し、負荷の増大を避
けることが好ましい。
【0020】本発明に係るペレット製造装置および製造
方法により製造されるペレットエラストマーの種類は、
特に限定されず、スチレン−ブタジエン−スチレン ブ
ロック共重合体(SBS)、スチレン−ブタジエン−イ
ソプレン ブロック共重合体(SBIS)、水素化(ス
チレン−ブタジエン−スチレン)ブロック共重合体(S
EBS)、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共
重合体(SIS)などの熱可塑性エラストマーを例示す
ることができる。本発明の装置および方法によれば、結
合状態がリニア型のSISのみでなく、ラジアル型のS
ISでも、高処理能力でペレット化することができる。
【0021】
【作用】本発明に係る押出機を用いて、ペレットを製造
する場合には、結合状態がリニア型のSISのみでな
く、ラジアル型のSISでも、押出機内部での脈動現象
を防止し、高処理能力でペレット化することができる。
この理由は必ずしも明らかではないが、スクリュ軸の外
周に形成されたネジ山の一部の切欠などの軸方向連通部
が、原料の混合を促進するためと考えられる。
【0022】本発明に係る押出機は、従来の押出機に比
較し、スクリュ軸に形成された螺旋状ネジ山の形状が相
違するのみである。したがって、L/Dを変更すること
なく、しかも設置面積を増大させることなく、既存の設
備における消耗品であるスクリュ軸を交換するのみで、
処理能力を増大させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図面に示す実施
形態に基づき説明する。
【0024】図1は本発明の1実施形態に係るペレット
製造装置の全体概略図、図2は図1に示すペレット製造
装置に用いる押出機のスクリュ軸の概略図、図3は図2
のIII −III 線に沿う概略断面図である。
【0025】図1に示すように、本実施形態に係るペレ
ット製造装置(ペレタイザ)2は、押出機4と、押出機
4のホッパ5に原料を供給するベルトフィーダ6と、押
出機4の先端部に配置されたストランドクーラ8とを有
する。ストランドクーラ8は、押出機4の先端部のダイ
プレートから押し出されたストランドを水中で冷却す
る。通常はストランドを水中で切断し、ペレット化する
がここでは省略している。このクーラ8には、水のバブ
リング装置が装着してある。
【0026】押出機4は、スクリュ軸10と、スクリュ
軸10が内部に装着されるシリンダ(バレル)12と、
シリンダ12の温度を調節するバレルジャケット14
a,14bと、スクリュ軸10を回転駆動するモータ1
6とを有する。シリンダ12の基端側には、ホッパ5が
装着してあり、ここからシリンダ12の内部にエラスト
マーペレットの原料が供給されるようになっている。
【0027】シリンダ12の先端部には、通常ブレーカ
ープレート、スクリーンがあるが省略し、ダイプレート
のみ装着してある。ブレーカープレートは、整流作用を
有すると共に、シリンダからダイへの材料の流れをセー
ブしてシリンダ内の内圧を高め、原料の混練状態を高め
る作用を有する。スクリーンは、原料に含まれる不純物
を濾過する作用を有する。ダイプレートは、原料をスト
ランド状に成形する作用を有する。
【0028】図2に示すように、本実施形態に係るスク
リュ軸10には、軸方向に沿って複数フライトの螺旋状
ネジ山20が形成してある。ここで、フライトとは、螺
旋状ネジ山20の一周分の単位である。
【0029】スクリュ軸10における螺旋状ネジ山20
は、軸方向に沿って、供給部Aと、圧縮部Bと、計量部
Cとに区画され、それぞれ数フライトのネジ山20を有
する。
【0030】通常は、基端側から約3分の1以降が圧縮
部と供給部である。
【0031】供給部Aでは、ネジ山20の高さが高く
(ネジ深さが深い)、図1に示すホッパ5から投入され
た原料を、スクリュ軸10の先端側へ供給する作用を有
する。この部分でのネジ山20のフライト数は、特に限
定されないが、2〜5程度である。各フライトのヘリカ
ル角度θは、17〜20度である。
【0032】本発明では、圧縮部以降のフライトのヘリ
カル角度θは、供給部Aのものよりも小さい角度であ
る。
【0033】圧縮部Bでは、ネジ山20のネジ深さが供
給部Aよりも浅くなり、原料の圧縮と可塑化を促進する
部分である。この部分でのネジ山20のフライト数は、
特に限定されないが、4〜9程度である。各フライトの
ヘリカル角度θは、8〜17度である。
【0034】計量部Cでは、ネジ山20のネジ深さが圧
縮部Bよりもさらに浅くなり、溶融原料の混練と定速押
出を確保する部分である。この部分でのネジ山20のフ
ライト数は、特に限定されないが、4〜6程度である。
各フライトのヘリカル角度θは、8〜17程度である。
【0035】ネジ山20の外径は、スクリュ軸10の全
長にわたり一定であり、シリンダ12(図1参照)の内
径Dに対して僅かなクリアランスを有する程度の寸法で
ある。このシリンダの内径Dに対するスクリュ軸Lの比
L/Dは、押出機の性能の一つの要素であり、この比が
大きいほど混練効果が高く、押出量も大きくなる傾向に
ある。このL/D比は、本実施形態では、特に限定され
ず、既存の設備のL/Dと同様で良いが、一般的には、
10〜40程度である。
【0036】また、供給部Aおよび計量部Cのうちのそ
れぞれ1フライト分のネジ山20におけるネジ溝内の空
間容積の比を圧縮比と言い、これも押出機の性能を決定
する一要素であり、本実施形態では、特に限定されず、
既存設備のものと同様で良いが、一般的には、1.5〜
3.0程度である。
【0037】本実施形態では、このようなスクリュ軸1
0において、特に圧縮部Bに相当するネジ山20(ネジ
山の全フライト中、20〜70%の数のフライト)につ
いて、各フライト当たり、一つの切欠22(軸方向連通
部)が形成してある。この切欠22の大きさは、1フラ
イトの螺旋状ネジ山20の面積(ネジ山20の1フライ
トの長さ×ネジ山の高さ)の5〜20%の大きさの切欠
である。本実施形態では、各フライトに形成した切欠2
2が、軸に沿って直線上となるように切欠を形成する。
このような切欠22は、本実施形態では、供給部Aおよ
び計量部Cの一部にもある。
【0038】次に、本実施形態のペレット製造装置2を
用いたペレット製造方法について説明する。
【0039】図1に示すホッパ5から投入する原料とし
ては、特に限定されないが、たとえば、結合状態がリニ
ア型のSIS、ラジアル型のSISである。原料は、た
とえば100〜600Kg/時間の割合で供給される。
スクリュ軸10は、原料をスクリュ軸の先端側に送る方
向に、回転速度100〜125rpm程度で回転してい
る。
【0040】図1に示すバレルジャケット14aには、
温度5〜80°Cの水を毎分4〜6リットル程度の流量
で流す。ジャケット14aは、図2に示す供給部Aにほ
ぼ対応する位置のシリンダ12の外周の冷却を図る。ま
た、図1に示すバレルジャケット14bには、温度5〜
80°Cの温水を毎分4〜6リットル程度の流量で流
す。ジャケット14bは、図2に示す圧縮部Bおよび計
量部Cにほぼ対応する位置のシリンダ12の外周の冷却
を図る。
【0041】押出機4の先端側に装着されたダイプレー
トから押し出されたストランドは、ストランドクーラ8
内部の水中に浸され、取り出される(ペレット化は省略
した)。
【0042】本実施形態に係る押出機4を有するペレッ
ト製造装置2を用いて、ペレットを製造する場合には、
結合状態がリニア型のSISのみでなく、ラジアル型の
SISでも、押出機4内部での脈動現象を防止し、高処
理能力でペレットの製造が可能になる。この理由は必ず
しも明らかではないが、スクリュ軸10の外周に形成さ
れたネジ山20の一部に形成された切欠22が、原料の
混合を促進するためと考えられる。
【0043】本実施形態に係る押出機4は、従来の押出
機に比較し、スクリュ軸10に形成された螺旋状ネジ山
20の形状が相違するのみである。したがって、既存設
備のL/Dを変更することなく、しかも設置面積を増大
させることなく、既存の設備における消耗品であるスク
リュ軸を交換するのみで、処理能力を増大させることが
できる。
【0044】なお、本発明は、上述した実施形態に限定
されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変する
ことができる。
【0045】たとえば、上述した実施形態では、各フラ
イトに形成した切欠22が、軸に沿って直線上となるよ
うに配置したが、フライトの螺旋方向とは逆回転方向に
螺旋状に配置しても良い。また、各フライト当たりの切
欠22の数は、2以上であっても良い。各フライト当た
りの切欠22の数が複数ある場合には、切欠22の合計
の切欠面積が、前述した実施形態の範囲となることが好
ましい。また、各フライト毎に切欠22の数が異なって
も良い。さらに、各フライト毎に切欠22の大きさも異
なっても良い。
【0046】さらに、軸方向連通部としては、切欠以外
に、螺旋状ネジ山20に形成した貫通孔であっても良
い。
【0047】
【実施例】以下、本発明を、さらに詳細な実施例および
比較例に基づき説明するが、本発明は、これら実施例に
限定されない。
【0048】まず、切欠が形成されていないスクリュ軸
であって、既存設備の実際のスクリュ軸(実機)の圧縮
比(1.6)およびL/D(12.5)と同じものであ
って、シリンダの内径Dが実機の1/3強のものを準備
した。スクリュ軸に形成されたネジ山のヘリカル角度
は、軸方向に一定であり、17.67度であった。
【0049】また、バレルジャケットとしては、それぞ
れ独立に温度制御可能な2セクション型とし、各ジャケ
ット内の温度および圧力をそれぞれ6点測定可能とし
た。
【0050】このテスト機を用いて、実機と同じ運転条
件(バレルジャケットの加温温度を50〜70°C)
で、ラジアル型のSISエラストマーとリニア型のSI
Sエラストマーから成るペレットをそれぞれ製造した。
また、実機でも、同様にラジアル型のSISエラストマ
ーとリニア型のSISエラストマーから成るペレットを
それぞれ製造し、実機とテスト機との能力比であるスケ
ールアップファクターを測定した。このスケールアップ
ファクターは、実機とテスト機とのシリンダ内径の比の
α乗に比例したが、ラジアル型のSISエラストマーと
リニア型のSISエラストマーとでは異なり、それぞれ
のαは、2.415および2.814であった。
【0051】比較例1 前述した実機のスクリュ軸を相似縮小したテスト機を用
いて、実機と同じ運転条件で、ラジアル型のSISエラ
ストマーから成るペレットを製造したところ、その処理
量は、234kg/hであった。
【0052】比較例2 スクリュ軸の先端側7.5×Dの軸方向長さ範囲で、ネ
ジ山のヘリカル角度を12.5度とし、残りの5×Dの
軸方向長さ範囲のネジ山のヘリカル角度を既存のものと
同じ17.67度としたものを準備し、これを用いて、
前記比較例1と同様にしてラジアル型のSISエラスト
マーから成るペレットを製造した。その結果、その処理
量は、348kg/hであり、比較例1に比較して、
1.487倍の処理量の増加が確認された。
【0053】実施例1 スクリュ軸の基端側5×Dの軸方向長さ範囲のネジ山の
うち、先端側(図2の圧縮部Bの範囲)の4フライトの
ネジ山20に、それぞれ単一の切欠22を形成した以外
は、前記比較例2と同様なスクリュ軸10を準備した。
切欠22は、4フライトに直線状となるように配置し、
各切欠22の大きさは、1フライトのネジ山の面積の8
%の大きさとした。
【0054】このスクリュ軸を用いて、前記比較例1と
同様にしてラジアル型のSISエラストマーから成るペ
レットを製造した。その結果、その処理量は、420k
g/hであり、比較例1に比較して、1.795倍の処
理量の増加が確認された。ただし、運転開始当初、バッ
クフロー(いったん送り込まれたエラストマークラムが
入口側に戻ること)が起こり、サージング(脈動)現象
が観察された。
【0055】また、リニア結合型のSISエラストマー
を原料としてペレットを製造したが、既存設備のものと
同様な処理量で、サージングを起こすことなく、ペレッ
トを製造することができた。
【0056】実施例2 比較例2で使用したスクリューよりやや深溝のスクリュ
ーを使用し、基端側より2.5D以降の全フライトに切
欠を設け、切欠の切欠面積を、1フライトのネジ山の面
積の8%とした以外は、前記実施例1と同様なスクリュ
軸10を準備した。
【0057】このスクリュ軸を用いて、前記比較例1と
同様にしてラジアル型のSISエラストマーから成るペ
レットを製造した。その結果、その処理量は、504k
g/hであり、比較例1に比較して、2.154倍の処
理量の増加が確認された。なお、運転初期段階の低速回
転の際に、数回のサージング現象が発生したが、その後
は解消された。
【0058】また、リニア結合型のSISエラストマー
を原料としてペレットを製造したが、既存設備のものと
同様な処理量で、サージングを起こすことなく、ペレッ
トを製造することができた。
【0059】比較例3 実施例3で用いたスクリュ軸の切欠に相当する部分で、
切欠にピン先端が通過するように、シリンダを貫通して
ピン(プレーカボルト)を4カ所に左右対称に計8本装
着し、テスト機を改造した。
【0060】このテスト機を用いて、前記比較例1と同
様にしてラジアル型のSISエラストマーから成るペレ
ットを製造した。その結果、その処理量は、588kg
/hであり、比較例1に比較して、2.513倍の処理
量の増加が確認された。
【0061】しかしながら、このように、ピンを装着す
ることは、テスト機では容易にできるが、実機の場合に
は、装置全体を交換する必要があり、経済的ではない。
【0062】実施例3 実施例1と同じスクリュ軸を用い、図1に示すバレルジ
ャケット14bに、温水に変えて、常温(室温程度)の
冷却水を、サージング現象解消手段とした以外は、実施
例1と同様にしてラジアル型のSISエラストマーから
成るペレットを製造した。その結果、サージング現象は
直ちに解消され、しかも処理量は、655kg/hであ
り、比較例1に比較して、飛躍的な処理量の増加が確認
された。ただし、ペレット自体は、製品として問題ない
範囲で、やや白濁した。
【0063】また、リニア結合型のSISエラストマー
を原料としてペレットを製造したが、既存設備のものと
同様な処理量で、サージングを起こすことなく、ペレッ
トを製造することができた。
【0064】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明に係る
押出機を用いて、ペレットを製造する場合には、結合状
態がリニア型のSISのみでなく、ラジアル型のSIS
でも、押出機内部での脈動現象を防止し、高処理能力で
ペレット化することができる。
【0065】また、本発明に係る装置および方法に用い
る押出機は、従来の押出機に比較し、スクリュ軸に形成
された螺旋状ネジ山の形状が相違するのみである。した
がって、L/Dを変更することなく、しかも設置面積を
増大させることなく、既存の設備における消耗品である
スクリュ軸を交換するのみで、ペレットの製造能力を増
大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の1実施形態に係るペレット製造
装置の全体概略図である。
【図2】図2は図1に示すペレット製造装置に用いる押
出機のスクリュ軸の概略図である。
【図3】図3は図2のIII −III 線に沿う概略断面図で
ある。
【符号の説明】
2… ペレット製造装置 4… 押出機 10… スクリュ軸 20… ネジ山 22… 切欠

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に沿って複数フライトの螺旋状ネ
    ジ山が形成されたスクリュ軸を有する押出機であって、 前記螺旋状ネジ山の全フライト中、20〜70%の数の
    フライトには、各フライト当たり、1以上の軸方向連通
    部が形成してある押出機。
  2. 【請求項2】 1フライト当たりの前記軸方向連通部
    が、1フライトの螺旋状ネジ山の面積の5〜20%の大
    きさの切欠である請求項1に記載の押出機。
  3. 【請求項3】 前記螺旋状ネジ山の各フライトのうち、
    軸方向基端側近傍に位置する複数フライトには、前記軸
    方向連通部が形成されていない請求項1または2に記載
    の押出機。
  4. 【請求項4】 前記螺旋状ネジ山の各フライトのうち、
    圧縮部以降のフライトのヘリカル角度が供給部のヘリカ
    ル角度より小さい角度である請求項1、2、3に記載の
    押出機。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の押出機
    を有し、ベルトフィーダー及びストランドクーラーを有
    するペレット製造装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のペレット製造装置を用
    いて、熱可塑性エラストマーペレットを製造するペレッ
    ト製造方法。
  7. 【請求項7】 スクリュ軸が装着されるシリンダの温度
    を、ペレットを構成する樹脂の軟化点よりも低い温度に
    設定する請求項6に記載のペレット製造方法。
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