JP2011037151A - 箔材処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】支持体に支持されている箔材を支持体から剥離し、合紙を介して積重する処理を、機械化することができる箔材処理方法を提供する。
【解決手段】箔材F及び合紙Bより面積が大きな平盤部12、及び平盤部に貫通して穿設された複数の小孔部13を備え、小孔部を介して吸気及び排気が可能な吸脱着装置11により、小孔部を介して吸気することにより箔材を吸引し、支持体71から剥離した箔材を平盤部上に吸着させる箔材吸着工程と、小孔部を介して吸気している状態で、箔材より寸法の大きな合紙を供給する合紙供給装置20により、平盤部上に吸着された箔材の上に、合紙の周縁部Bhが箔材の外周縁より外側に位置するように合紙を供給し、箔材の周囲に開口する小孔部を介した吸気により合紙を平盤部上に吸着させる合紙吸着工程と、吸脱着装置により小孔部を介して排気し、重ね合わされた状態の箔材及び合紙を平盤部から脱着させる脱着工程とを具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は、支持体に支持されている箔材を支持体から剥離し、合紙を介して積重する処理を機械化することができる箔材処理方法に関するものである。
金箔、銀箔などの箔材は、所定寸法に裁断されたものを、一枚ずつ合紙(あいし)を間に挟んで積重し、その状態で使用に供されるのが一般的である。箔材は非常に薄くデリケートであるため、シワや破れが生じないように取り扱うことは難しく、熟練した職人が竹箸などを用いて慎重に作業を行うのが昔ながらの方法である。
一方、本出願人は、プラスチックフィルム等の支持体に、多糖類などを材料とした可食性フィルムを介して、金や銀などの金属が蒸着された金属層あるいは金属が打ち延ばされた金属層が支持された積層フィルムを提案し、実施している(特許文献1参照)。この積層フィルムでは、図8(a)に示すように、金や銀などの金属層81が、可食性フィルム82を介して支持体71に支持されている。すなわち、金属層81が可食性フィルム82に裏打ちされた状態の箔材80が、支持体71に支持されて積層フィルム70が構成されている。なお、場合によっては、図8(b)に示すように、支持体71と可食性フィルム82との間に弱い接着力で両者を接着する接着層91や、可食性フィルム82と金属層81との間に両者の接着性を良好にするための接着層92が設けられることもある。この場合の積層フィルム70’は、金属層81、接着層92、及び可食性フィルム82によって形成された箔材80’が、支持体71に支持されている構成である。なお、図8は、各層の積層状態を図示するものであり、各層の厚さの関係を表しているものではない。
上記構成の積層フィルムにおいて可食性フィルムは水溶性とすることができ、その場合、支持体から剥離した箔材を、水分を含む食品などの被装飾体に可食性フィルム側を向けて貼着すれば、可食性フィルムが水分によって溶けてなくなると共に、溶解した可食性フィルムの接着力により、金属層が被装飾体に良好に付着する。また、箔材層は、上記のように金属層が可食性フィルムによって裏打ちされた状態であるため、金属層が真空蒸着等によって形成された数百Å〜1μm程度の極めて薄い層の場合であっても、可食性フィルムの厚さ分の数十μm程度は余計に厚みがあり、金箔や銀箔など金属が打ち延ばされて形成された箔の単層からなる箔材を扱う場合と比べて、被装飾体を装飾する作業に熟練を要しないという利点も有している。
上記の積層フィルムは、自動化された製造ラインにより高速で製造することができる。そのため、高速で製造された積層フィルムの支持体から箔材を剥離し、合紙を挟んで積重する処理についても、手作業によらず、機械化されることが望まれていた。
そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、支持体に支持されている箔材を支持体から剥離し、合紙を介して積重する処理を、機械化することができる箔材処理方法の提供を課題とするものである。
上記の課題を解決するため、本発明にかかる箔材処理方法は、「所定寸法の箔材を支持している支持体から箔材を剥離し、剥離された箔材と合紙とが交互に積み重ねられた積重状態とする箔材処理方法であって、箔材及び合紙より面積が大きな平盤部、及び該平盤部に貫通して穿設された複数の小孔部を備え、該小孔部を介して吸気及び排気が可能な吸脱着装置により、前記小孔部を介して吸気することにより箔材を吸引し、前記支持体から剥離した前記箔材を前記平盤部上に吸着させる箔材吸着工程と、吸脱着装置により前記小孔部を介して吸気している状態で、箔材より寸法の大きな合紙を供給する合紙供給装置により、前記平盤部上に吸着された前記箔材の上に、合紙の周縁部が前記箔材の外周縁より外側に位置するように前記合紙を供給し、前記箔材の周囲に開口する前記小孔部を介した吸気により前記合紙を前記平盤部上に吸着させる合紙吸着工程と、前記平盤部が収容場所に向いた状態で、前記吸脱着装置により前記小孔部を介して排気し、重ね合わされた状態の前記箔材及び前記合紙を前記平盤部から脱着させる脱着工程とを」具備するものである。
「支持体」の形状は特に限定されるものではないが、例えば、長尺フィルム状、カットフィルム状、平板状とすることができる。また、支持体の材質も特に限定されるものではないが、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリカーボネート等のプラスチック、或いは紙類を使用することができる。
支持体に「箔材」が支持されている態様としては、上述のように、金や銀等の金属層が可食性フィルムに裏打ちされている状態の箔材が、プラスチックフィルム等の支持体に支持されているものを例示することができ、この場合、金属層は、金、銀、白金、アルミニウム、銅、チタン、マグネシウム等の金属が、真空蒸着・イオンプレーティング・スパッタリング等の物理蒸着法(PVD)或いは化学蒸着法(CVD)によって、蒸着されて形成された層とすることができる。
或いは、蒸着法によることなく、金、銀、白金等が打ち延ばされて形成された金属層が、可食性フィルムに裏打ちされた状態の箔材として、支持体に支持されている態様とすることもできる。
また或いは、金などの金属が打ち延ばされて形成された箔材が、可食性フィルムを介することなく、静電気力によって支持体に支持されている態様であっても良い。
「吸脱着装置」は、例えば、小孔部が設けられた平盤部を除いて密閉可能な内部空間を有し、その内部空間から外部にエアを排出することにより小孔部を介して外部から吸気し、内部空間に外部からエアを供給することにより小孔部を介して外部に排気することが可能な構成とすることができる。この場合、内部空間からのエアの排出及び内部空間へのエアの供給は、排気及び吸気が可能なエアポンプ等を使用して行うことができる。
複数の「小孔部」は、これを介した吸気及び排気により、薄い箔材へのシワや破れの発生を抑えて箔材を平盤部に吸着及び脱着させられるものであることが望ましいため、径の小さいものが多数、平盤部上に満遍なく分散するように設けられることが望ましい。ここで、小孔部の直径は、0.1mm〜2mmとすることができる。また、「平盤部」は、小孔部を介した吸気及び排気に伴う吸脱着装置の内部の圧力変化に、耐え得る程度の剛性を有する材料で形成されることが望ましい。
一般的な「合紙」(「間紙」と称されることもある)は、厚さが数十μm〜数百μmと厚く、扱いにはさほどデリケートさを要しない。そのため、「合紙供給装置」としては、エアハンドを有するロボット装置や、エアチャックとこれを伸縮させる駆動シリンダを備える装置等を使用することが可能である。
上記構成の本発明では、箔材と合紙とを同一の平盤部に吸着させる。すなわち、最初に、小孔部を介した吸気により、平盤部に箔材を吸着させる。このとき、平盤部の面積は箔材の面積より大きいため、平盤部においては箔材の周囲に何も吸着していない小孔部が開口することになる。そのため、箔材を吸着している平盤部上に合紙を供給すれば、箔材の周囲に開口している小孔部によって合紙を吸着することができる。
ここで、金箔や銀箔などの金属箔と合紙とを手作業で積み重ねる旧来の方法では、所定寸法に裁断された金属箔とほぼ同一の寸法の合紙が用いられる。これに対し、本発明では、箔材より面積が大きい合紙を用い、合紙の周縁部が箔材の外周縁より外側に位置するように、換言すれば、合紙の周縁部が箔材の外周縁からはみ出るように、合紙を平盤部上に供給する。これにより、箔材からはみ出ている合紙の周縁部が、箔材の周囲に開口している小孔部によって吸着される。その結果、箔材及び合紙は、箔材に合紙が重ねられた状態で、共に平盤部に吸着される。
その後、平盤部を所定の収容場所に向けた状態で、吸脱着装置により小孔部を介して排気すれば、合紙及び箔材は重畳した状態で平盤部から離脱する。例えば、平盤部の箔材及び合紙を吸着している面を、収容場所としての受容器などの内部底面に向けた状態で排気すれば、合紙及び箔材は重畳した状態で受容器に収容される。そして、上記の処理を繰り返すごとに、合紙と箔材が重畳した状態で平盤部から離脱して、収容場所で積重され、合紙と箔材とが交互に積み重ねられた状態となる。
従って、本発明によれば、支持体から剥離した箔材と合紙とを、交互に積み重ねて積重状態とする処理を、機械化することができる。なお、箔材の外周縁からはみ出ている合紙の周縁部が不要の場合、箔材と合紙とが交互に多数枚積み重ねられた状態で、紙断裁機などで合紙の周縁部を切断しても良い。
本発明にかかる箔材処理方法は、「前記支持体は長尺フィルム状で、所定寸法の前記箔材が前記支持体上に複数連設された状態であり、前記箔材吸着工程に先立ち、前記支持体の湾曲を案内する湾曲案内面が端部に形成された支持体湾曲部材に沿って前記支持体を送り、前記湾曲案内面に沿って前記支持体を湾曲させる支持体湾曲工程を行い、湾曲する前記支持体から箔材を剥離させる」ものとすることができる。
「支持体湾曲部材」は、長尺フィルム状の支持体を送る際に沿わせる構成であるため、例えば、支持体の幅以上の幅を有する平板体とすることができる。また、支持体湾曲部材の端部は、その部分に沿って支持体を湾曲させる「湾曲案内面」となるため、例えば、フィルム状の支持体が屈曲したり、支持体に折り曲げ線が付いたりしない程度に丸みを帯びた鋭角の角部を備える構成とすることができる。
上記構成の本発明では、長尺フィルム状の支持体を、箔材を支持していない方の面を支持体湾曲部材に向けた状態で、支持体湾曲部材に沿って送る。そうすると、支持体湾曲部材の端部で湾曲案内面に沿って支持体が湾曲し、湾曲後は別の方向に更に送られて行く。このとき、支持体と箔材との親和性または接着性の大きさより、箔材が湾曲せずに直進しようとする慣性力の方が大きければ、支持体のみが湾曲して別の方向に送られ、支持体が湾曲し始める部分で箔材が剥離し易い。
従って、本発明によれば、支持体から箔材を剥離させ易く、箔材を平盤部に吸着させる箔材吸着工程をスムーズに行うことができる。
本発明にかかる箔材処理方法は、「前記吸脱着装置は水平な軸周りに回転し、前記平盤部が上方を向いた位置で前記箔材吸着工程が行われ、前記平盤部が下方を向いた位置で前記脱着工程が行われる」ものとすることができる。
上記構成の本発明によれば、吸脱着装置が水平な軸周りに回転可能な構成であることにより、同一の平盤部を上方に向けることも、下方に向けることも可能となる。そして、平盤部が上方を向いた状態で箔材吸着工程を行えば、支持体から剥離しかけた箔材を、小孔部を介して吸引しつつ、平盤部上に載置しやすい。また、平盤部が下方を向いた状態で脱着工程を行えば、小孔部を介した排気により平盤部から離脱した合紙及び箔材は、重ね合わされた状態で自然落下し、自ずと所定の収容場所に収容される。
従って、本発明によれば、箔材吸着工程及び脱着工程が行い易い。また、吸脱着装置を移動させることなく、水平な軸周りに回転させるだけで箔材吸着工程及び脱着工程を行うことができるため、効率よく処理を行うことができる。なお、複数の吸脱着装置が同一の水平な軸周りに回転する構成とすれば、支持体が長尺フィルム状であって、複数の箔材が連設された状態で支持体上に支持されている場合、同軸で回転する複数の吸脱着装置により、連設されている複数の箔材を次々に処理することができるため、極めて効率が良い。
本発明にかかる箔材処理方法は、上記構成に加え、「前記支持体からの前記箔材の剥離に先立ち、前記支持体に前記箔材を介して刃部を押圧することにより前記箔材に貫通する空隙を形成する空隙形成工程を更に具備し、前記箔材に前記空隙が形成される位置は、前記箔材が前記平盤部に吸着された際に前記空隙と前記小孔部とが重ならないように調整される」ものとすることができる。
「刃部」の大きさ及び形状は、形成しようとする空隙の大きさ及び形状に対応させて設定されるが、「空隙」は、箔材の外観を損なわない大きさ及び形状に形成されることが望ましい。例えば、直径0.01mm〜0.1mmの円形状の空隙や長さ0.01mm〜0.1mmのスリット状の空隙とすることができる。また、同一の箔材に対して円形状の空隙及びスリット状の空隙の両方を形成するなど、形状や大きさの異なる複数種類の空隙を、同一の箔材に形成しても良い。
「前記箔材に前記空隙が形成される位置」を「前記箔材が前記平盤部に吸着された際に前記空隙と前記小孔部とが重ならないように」するための調整は、刃部が箔材を介して支持体に押圧される際の刃部と箔材との位置関係、平盤部に設けられる小孔部の位置、平盤部に箔材を吸着させる位置を、それぞれ精密に制御することにより行うことができる。
箔材を被装飾体に貼り付ける際、箔材と被装飾体との間に空気が残存すると、その部分で箔材が被装飾体と密着せず、箔材の浮きやシワの原因となって、箔材で被装飾体を外観良く被覆することができない。これに対し、本発明では、箔材と合紙との積重に先立って箔材に空隙が形成されるため、空気は空隙を介して抜け、箔材と被装飾体との間には残存しない。これにより、本発明によれば、被装飾体との密着性の高い箔材を、合紙との積重状態で提供することができる。
加えて、仮に箔材が平盤部に吸着された際に、箔材に形成されている空隙が小孔部と重なるとすると、箔材における空隙の周縁部が小孔部内に吸引され、箔材に変形、シワ、破れが生じるおそれがある。これに対し、本発明では、箔材に空隙が形成される位置は、箔材が平盤部に吸着された際に小孔部と重ならない位置となるように調整されるため、小孔部を介した吸気に起因して箔材に変形、シワ、破れが生じるおそれが低減されている。
以上のように、本発明の効果として支持体に支持されている箔材を支持体から剥離し、合紙を介して積重する処理を、機械化することができる箔材処理方法を提供することができる。
本発明の一実施形態の箔材処理方法及び箔材処理装置を説明する図である。 図1に引き続き、本実施形態の箔材処理方法及び箔材処理装置を説明する図である。 箔材及び合紙の平盤部への吸着を説明する図である。 支持体湾曲工程及び箔材吸着工程の他の実施形態を説明する図である。 空隙形成工程を具備する箔材処理方法及び空隙形成装置を具備する箔材処理装置を説明する図である。 空隙形成装置の他の構成を示す図である。 吸脱着装置ユニットの他の構成を示す図である。 積層フィルムの断面図である。 積層フィルムの製造方法を説明する図である。 切断工程を説明する図である。
以下、本発明の一実施形態である箔材処理方法について、図1乃至図3を用いて説明する。本実施形態の箔材処理方法は、長尺フィルム状の支持体71に箔材80が支持されている積層フィルム70を送る積層フィルム送り工程と、積層フィルム70を箔材80側から支持体71の厚さの中途まで切断し、所定寸法に切断された箔材Fが長尺フィルム状の支持体71上に複数連設されている状態とする切断工程と、支持体71の湾曲を案内する湾曲案内面31が端部に形成された支持体湾曲部材30に沿って支持体71を送り、湾曲案内面31に沿って支持体71を湾曲させる支持体湾曲工程と、箔材F及び合紙Bより面積が大きな平盤部12、平盤部12に貫通して穿設された複数の小孔部13を備え、小孔部13を介して吸気及び排気が可能な吸脱着装置11により、小孔部13を介して吸気することにより箔材Fを吸引し、支持体71から剥離した箔材Fを平盤部12上に吸着させる箔材吸着工程と、吸脱着装置11により小孔部13を介して吸気している状態で、箔材Fより寸法の大きな合紙Bを供給する合紙供給装置20により、平盤部12上に吸着された箔材Fの上に、合紙Bの周縁部Bhが箔材Fの外周縁より外側に位置するように合紙Bを供給し、箔材Fの周囲に開口する小孔部13を介した吸気により、合紙Bを平盤部12上に吸着させる合紙吸着工程と、平盤部12が収容場所に向いた状態で、吸脱着装置11により小孔部13を介して排気し、重ね合わされた状態の箔材F及び合紙Bを平盤部12から脱着させる脱着工程とを具備している。
上記の箔材処理方法を使用する箔材処理装置1の構成について説明すると、箔材処理装置1は、ロール状に巻かれた状態の積層フィルム70を一端側から引き出して一方向に送る送り装置(図示しない)と、送られる積層フィルム70の支持体71を、支持体71より大きな幅の平面に沿わせて支持する支持平面部材39と、長尺の軸方向に連続する箔材80を切断し、所定寸法の箔材Fとするカッター41と、一端側に湾曲案内面31が形成された支持体湾曲部材30と、複数の小孔部13が穿設された平盤部12を備える吸脱着装置11と、合紙供給装置20とを主に具備している。
ここで、吸脱着装置11は、内部空間を有する本体部を備え、本体部の一端面が、多数の貫通する小孔部13が設けられた平盤部12となっている。そして、本体部の内部空間は、小孔部13を全て塞いだとすれば密閉された空間となるものであり、この内部空間にエアを供給すると共にエアの排気を行うエアポンプ(図示しない)を備えている。また、吸脱着装置11の本体部は、平盤部12とは反対側の端部近傍で水平軸15によって回転可能に軸支されている。なお、本実施形態では、八つの吸脱着装置11が一つの水平軸15によって、等角度間隔でそれぞれ等角速度で回転可能に軸支され、吸脱着装置ユニット10を形成している。
合紙供給装置20は、複数のエアハンド21を有するロボット装置であり、エアの吸気及び排気によってエアハンド21で合紙Bを把持及び解放可能な構成となっている。また、支持体湾曲部材30は、支持平面部材39に連設されており、支持平面部材39と同じく、支持体71より大きな幅の平面に支持体71を沿わせて支持する略平板状の構成である。そして、支持体湾曲部材30において、積層フィルム70の進行方向の端部には、丸みを帯びた鋭角の角部が形成されており、この角部の周面及び角部に続く傾斜面によって湾曲案内面31が構成されている。
次に、上記の箔材処理装置1を用いて行われる本実施形態の箔材処理方法について、詳細に説明する。まず、本実施形態で使用される積層フィルム70について説明する。積層フィルム70は、ポリエチレンテレフタレート等のプラスチック製フィルムである長尺の支持体71上に、軸方向に連続して箔材80が積層されている構成であり、箔材80は可食性フィルム82と金属層81によって構成されている。より具体的には、積層フィルム70は、例えば次のように製造される。まず、支持体71とは別のプラスチック製の支持フィルム72に離型剤を塗布して離型剤層93を形成し、更に離型剤層93の上に、真空蒸着やスパッタリング等により金属層81を形成する(図9(a)参照)。
次に、可食性フィルム82が積層された支持体71に、上記の金属層81を転写する。ここで、支持体71への可食性フィルム82の積層は、平滑な基面上に固定した支持体71に、可食性フィルム形成剤を含有する溶液または懸濁液を流延し、流延された溶液または懸濁液を乾燥させフィルム化することにより行うことができる。なお、可食性フィルム形成剤としては、プルラン、ゼラチン、ペクチン、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、キサンタンガム、グアーガム、ヒプロメロース、ヒドロキシプロピルセルロース、水溶性ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、加工澱粉等を例示することができる。
このようにして形成された可食性フィルム82と支持体71との積層体77と、上記の支持フィルム72、離型剤層93、及び金属層81の積層体78とを、可食性フィルム82と金属層81とが接するように重ね合わせ(図9(b)参照)、加熱されたロール49等を用いて加熱圧着する。これにより、可食性フィルム82が接着剤の役割を奏し、積層体77及び積層体78が接着する(図9(c)参照)。その後、離型剤層93から支持体72を剥離すれば、支持体71に可食性フィルム82を介して金属層81が積層された積層フィルム70、すなわち、可食性フィルム82に金属層81が積層された箔材80が、支持体71に支持されている積層フィルム70が得られる(図9(d)参照)。
本実施形態の箔材処理方法では、まず、送り装置によって、積層フィルム70がロールの一端側から引き出され、支持体71を支持平面部材39に沿わせるように一方向に送られる(積層フィルム送り工程)。次に、支持平面部材39に対して直交する方向に往復運動するカッター41によって、箔材80を切断する(切断工程)。このとき、図10(a),(b)に示すように、箔材80側から支持体71の厚みの中途までを切断する。これにより、図10(c)に示すように、長尺の軸方向に連続する箔材80が、所定寸法に切断された箔材Fが、長尺フィルム状の支持体71上に複数連設されている状態となる。
ここで、箔材Fの所定寸法は、特に限定されるものではないが、伝統的な金箔の寸法として旧来より採用されている、109mm×109mm、127mm×127mm、158mm×158mm、212mm×212mmとすることもできる。例えば、積層フィルム70を予め長手方向に沿って裁断して幅109mmの長尺状としておけば、カッター41によって109mm長さごとに切断することにより、寸法109mm×109mmの箔材Fが、支持体71上に連設されている状態となる。
その後、複数の箔材Fを支持する支持体71は、図1に示すように、箔材Fを支持していない面が支持体湾曲部材30に接する状態で、所定方向(図示、矢印A方向)に送られて行き、支持体湾曲部材30の端部に達すると、湾曲案内面31に沿って湾曲させられて、矢印A方向とは異なる方向(図示、矢印B方向)に送られる(支持体湾曲工程)。すなわち、湾曲案内面31は、鋭角の角部の周面及び角部に続く傾斜面で構成されているため、支持体71はそれまで進行してきたA方向から、強制的に大きく方向を変えて送られることになる。このとき、長尺であるがために進行方向を変えざるを得ない支持体71とは異なり、所定寸法に裁断されている箔材Fは、A方向に進行し続けようとする慣性により、支持体71から剥離し易い。
湾曲案内面31が形成されている側の支持体湾曲部材30の端部近傍には、吸脱着装置ユニット10が設置されており、支持体71から剥離しかけた箔材Fは、平盤部12を上方に向けている吸脱着装置11により吸引され(図1参照)、その平盤部12に載置されるように吸着される。このとき、吸脱着装置11はエアポンプにより内部空間からエアが排気されている状態であり、これに伴い小孔部13を介して外部からエアが吸引され、この吸引力により箔材Fが平盤部12に吸着される(箔材吸着工程)。
箔材Fの吸着に際しては、支持体71を送りながら湾曲させる支持体湾曲部材30が、吸脱着装置11に近付くように変位する構成としても良い。或いは、吸脱着装置11を水平軸15を基端として伸縮可能な構成とし、平盤部12が支持体湾曲部材30に近付くように変位する構成としても良い。このような構成とすることにより、箔材Fを平盤部12により確実に吸着させることができる。
平盤部12に箔材Fを吸着した吸脱着装置11は、水平軸15の回転に伴って回転し、次に合紙供給装置20による合紙Bの供給を受ける。ここで、平盤部12には多数の小孔部13が分散して穿設されており(図3(a)参照)、平盤部12は箔材Fより面積が大きいため、箔材Fを吸着している平盤部12では箔材Fの周囲に小孔部13が開口している(図3(b)参照)。そのため、合紙Bの周縁部Bhが箔材Fの外周縁からはみ出るように、合紙Bを平盤部12上に供給すれば、合紙Bの周縁部Bhが箔材Fの周囲に開口している小孔部13によって吸引され、箔材Fに合紙Bが重ねられた状態で平盤部12に吸着される(合紙吸着工程)(図3(c)参照)。
本実施形態では、吸脱着装置11の回転により平盤部12を横を向いた状態(箔材F及び合紙Bを吸着させる面が鉛直となった状態)で、合紙供給装置20から合紙Bが供給される場合を図示により例示している(図2参照)。なお、平盤部12に箔材Fや合紙Bの位置を感知するセンサを設ければ、平盤部12における箔材Fの位置のずれや、箔材Fと合紙Bとの位置関係のずれを防止して、正確に箔材Fと合紙Bを重ね合わせることができる。
箔材F及び合紙Bを吸着した吸脱着装置11が更に回転し、平盤部12が下方を向いた状態となると、エアポンプにより吸脱着装置11の内部空間にエアが供給され、小孔部13を介して外部にエアが排気される。これに伴い、箔材F及び合紙Bは、重ねられた状態のまま平盤部12から脱離し、自然落下する(脱着工程)。本実施形態では吸脱着装置11の下方に、収容場所としての受容器47が設置されており、自然落下した箔材F及び合紙Bは受容器47に収容される。
なお、箔材F及び合紙Bが自然落下する距離が大きくならないよう、下方を向いた平盤部12のごく近くに受容器47が設置され、箔材F及び合紙Bの積重に伴い受容器47が徐々に下降する構成としても良い。或いは、上述のように吸脱着装置11を水平軸15を基端として伸縮可能な構成とすれば、受容器47のすぐ近くまで平盤部12が下降してから、箔材F及び合紙Bを離脱させることもできる。
上記の処理を、長尺の積層フィルム70を送りつつ、水平軸15の回転に伴って回転する複数の吸脱着装置11を使用して連続的に行うことにより、多数の箔材Fが一枚ずつ合紙Bと交互に積み重ねられている積重状態とすることができる。
仮に手作業によって、長尺の支持体71に支持されている多数の箔材Fを剥離し、合紙Bと交互に積重するとしたら、多大な労力と時間を要するところ、本実施形態によれば、一連の処理を機械化することができ、労力をかけることなく高速の処理を行うことが可能となる。
上記の実施形態では、箔材Fを支持している支持体71を、箔材F側を下方に向けた状態で支持体湾曲部材30の平板状の部分の下面に沿って送り、上方(方向B)に向けて湾曲させる場合を図示して例示したが、逆に、図4に示すように、箔材Fを支持している支持体71を、箔材F側を上方に向けた状態で支持体湾曲部材30の平板状の部分の上面に沿って送り(図示、矢印C方向)、下方(図示、矢印D方向)に向けて湾曲させるものであっても良い。この場合、支持体71が湾曲し始める部分で剥離しかけている箔材Fを、吸脱着装置11とは別の吸脱着装置17で、上方に吸引しながらC方向に移動させ、更に吸脱着装置11の平盤部12の上方まで運び、その後に箔材Fを吸脱着装置17から離脱させ、吸脱着装置11の平盤部12に吸着させる構成としても良い。
このような構成にすることにより、支持体71からの箔材Fの剥離を、より容易に行うことができる。また、平盤部12に箔材Fを載置するように吸着するためにエアを下方から吸引している吸脱着装置11に対し、吸脱着装置17は箔材Fを上方から吸引する構成であるため、支持体湾曲部材30、吸脱着装置11、及び吸脱着装置17が干渉しにくく、箔材処理装置全体における各構成の配置がしやすいものとなる。
次に、上記構成に加えて、空隙形成装置42を備えている箔材処理装置2による箔材処理方法について、図5を用いて説明する。空隙形成装置42は、箔材Fの外観を損なわない程度の微小な空隙を箔材Fに形成する空隙形成工程を行うための装置であり、図5では、切断工程と支持体湾曲工程との間で空隙形成工程が行われる場合を図示している。ここで、空隙形成装置42は、円筒状のロールの周面42aに突状の微小な刃部42bが多数形成された構成であり、刃部42bが突出する高さは箔材Fの厚さ以上に設定されている。
これにより、ロールの回転に伴い箔材Fを介して刃部42bを支持体71に押圧させると、箔材Fを貫通し支持体の表面または支持体の内部まで至る微小な空隙が多数形成される。
また、箔材処理装置2では、箔材Fが平盤部12に吸着された状態で、箔材Fに形成されている空隙の位置と平盤部12に設けられている小孔部13の位置とが一致しないように調整されている。このような調整は、空隙形成装置42における刃部42bの位置、刃部42bが箔材Fを介して支持体71に押圧される際の空隙形成装置42と箔材Fとの位置関係、平盤部12に設けられる小孔部13の位置、平盤部12に箔材Fを吸着させる位置を、それぞれ精密に設計及び制御することにより行うことができる。
上記構成の空隙形成装置42を備えることにより、箔材処理装置2によれば、箔材Fを合紙Bと重ね合わせる工程に先立ち、箔材Fに微小な空隙が形成される。これにより、箔材Fを被装飾体に貼り付ける際に、箔材Fと被装飾体との間に空気が残存することがなく、箔材Fと被装飾体との密着性が良いものとなる。すなわち、箔材処理装置2によれば、被装飾体との密着性を高める処理を箔材Fに施してから、合紙Bと交互に重ね合わせて収容し、使用に供するための積重状態とすることができる。
特に、上記の実施形態の箔材Fは、蒸着により形成された金属層81が可食フィルム82に裏打ちされた構成であり、金属が打ち延ばされた箔材とは異なり本来的に空隙をほとんど有しないため、空隙形成装置42によって意図的に空隙を形成することにより、被装飾体との密着性が高く商品価値の高い箔材Fとして、合紙Bとの積重状態で使用に供することができる。
加えて、本実施形態の箔材処理装置2では、箔材Fに空隙が形成される位置は、箔材Fが平盤部12に吸着された際に小孔部13と重ならない位置となるように調整されている。これにより、箔材Fが平盤部12に吸着された際に、箔材Fにおける空隙の周縁部が小孔部13内に吸引されることに起因して、箔材Fに変形、シワ、破れが生じるおそれが低減されている。
なお、上記では、切断工程と支持体湾曲工程との間で空隙形成工程が行われる場合を例示したが、切断工程に先立って空隙形成工程を行う構成とすることもできる。すなわち、軸方向に連続して支持体71に支持されている箔材80に対して空隙を形成してから、箔材80をカッター41で切断することにより、空隙を有する所定寸法の箔材Fが支持体71上に連設されている状態とすることもできる。
また、空隙形成装置42として、円筒状のロールの周面42aに刃部42b形成されている構成を例示したが、図6に示すように、平面部43aを有し、その平面部43aに突状の微小な刃部43bが多数設けられている構成の空隙形成装置43とすることもできる。ここで、刃部43bが突出する高さは、上記と同様に箔材Fの厚さ以上に設定される。かかる構成により、支持平面部39に支持されている支持体71に向けて、空隙形成装置43を前進させ、箔材Fまたは箔材80を介して支持体71に平面部43aを押圧することにより、箔材Fまたは箔材80に貫通する空隙を形成することができる。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
例えば、処理対象の箔材として、蒸着により形成された層が可食性フィルムに裏打ちされた構成であって、蒸着された物質が金属である場合を例示したが、これに限定されず、例えば、酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化マグネシウム等の金属酸化物が蒸着された層が、可食性フィルムに裏打ちされている構成の箔材であっても良い。或いは、蒸着ではなく箔打ちにより形成された金属層が可食性フィルムに裏打ちされている構成の箔材であっても良い。また或いは、金属が箔打ちされた箔材が、可食性フィルムを介さず、支持体に直接支持されているものであっても良い。
また、吸脱着装置ユニット10として、八つの吸脱着装置11を同一の水平軸15によって回転させる構成を例示したが、一つの吸脱着装置ユニットを構成する吸脱着装置の数は、もちろん八つに限定されるものではない。加えて、図7に示すように、複数の吸脱着装置ユニット10a,10b,10cを同一の水平軸15によって回転可能に連設する構成とすれば、回転用動力源を単一として、複数の箔材処理ラインを並設することができ、効率的である。
なお、金属層が可食性フィルムに裏打ちされた構成の箔材は、食品を装飾するために好適に使用されるが、被装飾体は食品に限定されるものではなく、例えば、家具や置物を被装飾体とすることも可能である。この場合、可食性フィルムは加熱により接着剤として作用し、また、可食性フィルムが水溶性の場合は若干の水分の存在で接着剤として作用する。これにより、接着剤を別途必要とすることなく、簡易な作業で箔材による被装飾体の装飾を行うことができる。
1,2 箔材処理装置
11 吸脱着装置
12 平盤部
13 小孔部
20 合紙供給装置
31 湾曲案内面
30 支持体湾曲部材
42b,43b 刃部
71 支持体
F 箔材
B 合紙
Bh 合紙の周縁部
特許第2860631号公報

Claims (4)

  1. 所定寸法の箔材を支持している支持体から箔材を剥離し、剥離された箔材と合紙とが交互に積み重ねられた積重状態とする箔材処理方法であって、
    箔材及び合紙より面積が大きな平盤部、及び該平盤部に貫通して穿設された複数の小孔部を備え、該小孔部を介して吸気及び排気が可能な吸脱着装置により、前記小孔部を介して吸気することにより箔材を吸引し、前記支持体から剥離した前記箔材を前記平盤部上に吸着させる箔材吸着工程と、
    吸脱着装置により前記小孔部を介して吸気している状態で、箔材より寸法の大きな合紙を供給する合紙供給装置により、前記平盤部上に吸着された前記箔材の上に、合紙の周縁部が前記箔材の外周縁より外側に位置するように前記合紙を供給し、前記箔材の周囲に開口する前記小孔部を介した吸気により前記合紙を前記平盤部上に吸着させる合紙吸着工程と、
    前記平盤部が収容場所に向いた状態で、前記吸脱着装置により前記小孔部を介して排気し、重ね合わされた状態の前記箔材及び前記合紙を前記平盤部から脱着させる脱着工程と
    を具備することを特徴とする箔材処理方法。
  2. 前記支持体は長尺フィルム状で、所定寸法の前記箔材が前記支持体上に複数連設された状態であり、
    前記箔材吸着工程に先立ち、前記支持体の湾曲を案内する湾曲案内面が端部に形成された支持体湾曲部材に沿って前記支持体を送り、前記湾曲案内面に沿って前記支持体を湾曲させる支持体湾曲工程を行い、湾曲する前記支持体から箔材を剥離させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の箔材処理方法。
  3. 前記吸脱着装置は水平な軸周りに回転し、前記平盤部が上方を向いた位置で前記箔材吸着工程が行われ、前記平盤部が下方を向いた位置で前記脱着工程が行われる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の箔材処理方法。
  4. 前記支持体からの前記箔材の剥離に先立ち、前記支持体に前記箔材を介して刃部を押圧することにより前記箔材に貫通する空隙を形成する空隙形成工程を更に具備し、
    前記箔材に前記空隙が形成される位置は、前記箔材が前記平盤部に吸着された際に前記空隙と前記小孔部とが重ならないように調整される
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の箔材処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013180546A (ja) * 2012-03-05 2013-09-12 Tsukioka Film Pharma Co Ltd 薄膜の剥離方法、薄膜の剥離装置、及びキャリアフィルム付薄膜
JP2015051510A (ja) * 2013-09-05 2015-03-19 ツキオカフィルム製薬株式会社 小片薄膜の製造方法及び小片薄膜分散液

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