JP2011036873A - トリム機構 - Google Patents

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【課題】パッドの下面が傾斜している場合においても、良好な切断性能が維持されるトリム機構を提供することを課題とする。
【解決手段】パッド受け部20は、トリム刃16より上方位置にて横スリット21と、この横スリット21の両端から上へ切り込まれた左縦スリット22及び右縦スリット23とで、縦壁部15から切り離され、上辺がフランジ部25に繋がっている。
【効果】パッド受け部は、上辺がフランジ部に繋がり、左右辺及び下辺はスリットにより縦壁部から離されている。パッド受け部が倒れても、その影響は縦壁部に及ばない。このような縦壁部にトリム刃が設けられているので、このトリム刃でワークを綺麗に切断することができる。すなわち、パッドの下面が傾斜している場合においても、良好な切断性能が維持されるトリム機構が提供される。
【選択図】図2

Description

本発明は、下型に載せたワークをパッドで押さえながらトリム刃で縁切りするトリム機構に関する。
下型に載せたワークをパッドで押さえながらトリム刃で縁切りするトリム機構は各種の構造が知られている(例えば、特許文献1(図1)参照。)。
特許文献1の技術を次図で説明する。
図5は従来のトリム機構の基本構成を説明する図であり、下型101にワーク102を載せ、このワーク102をパッド103で押さえる。上型104を更に下げると、トリム刃105、105でワーク102の縁を切断することができる。
パッド103は、ワーク102の縁を押さえる役割を果たす。
ところで、パッド103の下面が傾斜面106であることは少なくない。パッド103が強く下方へ押さえると、傾斜面106により水平分力が発生し、この水平分力で縦壁部107が外へ膨らむ。結果、トリム刃105が下型101から所定値を超えて離れてしまい、切断に悪影響がでる。いわゆる、切れ味が悪くなり、切断面にも影響が出る。
そこで、パッドの下面が傾斜している場合においても、良好な切断性能が維持されるトリム機構が求められる。
特開平7−246430号公報
本発明は、パッドの下面が傾斜している場合においても、良好な切断性能が維持されるトリム機構を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、ワークを載せる下型と、この下型に対して相対的に移動する上型と、この上型に設けられているトリム刃、下型に載せたワークを押さえるパッド及びこのパッドの横移動を防止するパッド受け部と、を備え、前記下型に載せた前記ワークを前記パッドで押さえながら前記トリム刃で縁切りするトリム機構であって、
前記上型に、プレス機のスライドプレートに固定されるフランジ部と、このフランジ部から下方に延ばされ下端に前記トリム刃を支える縦壁部と、が備えられており、
前記パッド受け部は、前記トリム刃より上方位置にて横スリットとこの横スリットの両端から上へ切り込まれた左・右縦スリットとで、前記縦壁部から切り離され、上辺が前記フランジ部に繋がった形態で、前記上型に設けられていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、パッド受け部の倒れを防止する補強リブが、前記パッド受け部の背面と前記フランジ部との間に渡されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、パッド受け部は、上辺がフランジ部に繋がり、左右辺及び下辺はスリットにより縦壁部から離されている。パッド受け部が倒れても、その影響は縦壁部に及ばない。このような縦壁部にトリム刃が設けられているので、このトリム刃でワークを綺麗に切断することができる。
すなわち、パッドの下面が傾斜している場合においても、良好な切断性能が維持されるトリム機構が提供される。
請求項2に係る発明では、横荷重を受けるパッド受け部は、補強リブでフランジ部に連結され、このフランジ部はプレス機側のスライドプレートに固定される。
横荷重は、補強リブ及びフランジ部を介してスライドプレートに伝達されるが、スライドプレートは高剛性部材であるため、撓みにくい。そのため、パッド受け部の倒れ(撓み)は、抑制され、パッドの押し位置が安定する。
本発明に係るトリム機構の要部断面図である。 図1の2−2矢視図である。 図2の3−3線断面図である。 本発明に係るトリム機構の作用説明図である。 従来のトリム機構の基本構成を説明する図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示されるように、トリム機構10は、プレス機側のボルスタ11に取付けられる下型12と、プレス機側のスライドプレート13に固定されるフランジ部25を含み、このフランジ部25でスライドプレート13に取付けられ下型12に対して相対的に移動する上型14と、上型14の縦壁部15に設けられているトリム刃16と、シリンダ17を介して上型14に設けられるパッド18と、このパッド18の横移動を防止するパッド受け部20とを備えている。
縦壁部15は、図2に示されように、横長矩形の壁であり、下縁にトリム刃16が設けられ、このトリム刃16より上方位置に、この例では4個のパッド受け部20が設けられている。図から明らかなように、パッド受け部20は、トリム刃16より上方位置にて横スリット21と、この横スリット21の両端から上へ切り込まれた左縦スリット22及び右縦スリット23とで、縦壁部15から切り離され、上辺が上型のフランジ部25に繋がっている。
さらに、図3に示されるように、フランジ部25は、プレス機側のスライドプレート13に固定されている。そして、フランジ部25より内側にパッド受け部20が設けられており、パッド受け部20の倒れを防止する補強リブ26が、パッド受け部20の背面27とフランジ部25との間に渡されている。なお、図3では、簡単のため、トリム刃は省略されている。
パッド受け部20に加わる横荷重は、補強リブ26及びフランジ部25を介してスライドプレート13に伝達されるが、スライドプレート13は高剛性部材であるため、撓みにくい。そのため、パッド受け部20の倒れ(撓み)は抑制され、問題となるほど大きくなる心配はない。
以上の述べたトリム機構の作用を次に述べる。
図4(a)において、パッド18の下面が傾斜しているために、Fのような横荷重がパッド受け部20に加わり、結果、パッド受け部20と下型12との隙間Aは増大する。
一方、(b)に示す縦壁部15は、パッド受け部20との間に左縦スリット222、右縦スリット23、横スリット21が設けられており、横荷重Fの影響を殆ど受けないため、トリム刃16と下型12との隙間は、所定の隙間Bとなる。
そのため、トリム刃16でワーク28の縁を綺麗に切断することができる。
ワーク28は、車両の側板(サイドパネル)、ルーフパネル、ボンネットフードのような大形のワークが対象となるが、種類を格別に限定するものではない。
本発明は、サイドパネルのような大形のワークを処理するトリム機構に好適である。
10…トリム機構、11…ボルスタ、12…下型、13…スライドプレート、14…上型、15…縦壁部、16…トリム刃、18…パッド、20…パッド受け部、21…横スリット、22…左縦スリット、23…右縦スリット、25…フランジ部、26…補強リブ、27…パッド受け部の背面、28…ワーク。

Claims (2)

  1. ワークを載せる下型と、この下型に対して相対的に移動する上型と、この上型に設けられているトリム刃、下型に載せたワークを押さえるパッド及びこのパッドの横移動を防止するパッド受け部と、を備え、前記下型に載せた前記ワークを前記パッドで押さえながら前記トリム刃で縁切りするトリム機構であって、
    前記上型に、プレス機のスライドプレートに固定されるフランジ部と、このフランジ部から下方に延ばされ下端に前記トリム刃を支える縦壁部と、が備えられており、
    前記パッド受け部は、前記トリム刃より上方位置にて横スリットとこの横スリットの両端から上へ切り込まれた左・右縦スリットとで、前記縦壁部から切り離され、上辺が前記フランジ部に繋がった形態で、前記上型に設けられていることを特徴とするトリム機構。
  2. 前記パッド受け部の倒れを防止する補強リブが、前記パッド受け部の背面と前記フランジ部との間に渡されていることを特徴とする請求項1記載のトリム機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55148821U (ja) * 1979-04-09 1980-10-27
JPH079045A (ja) * 1993-06-23 1995-01-13 Mazda Motor Corp プレス加工装置
JPH0890096A (ja) * 1994-09-13 1996-04-09 Nissan Motor Co Ltd プレス装置
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