JP2011032018A - エレベーター - Google Patents

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Abstract

【課題】ロープの損傷状態を常に確認し、エレベーターとして信頼性を向上する。
【解決手段】素線を拠ったストランドの束によって構成されたロープ3がシーブ5及びプーリ7a、7bに巻き掛けられ、シーブ5を駆動することによって乗りかご1が昇降するエレベーターにおいて、プーリ7a、7bあるいはシーブ5においてロープ3の巻き掛け部にロープ3の長手方向を磁化する磁化用部材と、ロープ3の損傷部からの漏洩磁束を検出する磁気センサと、を備え、乗りかご1を定格速度で運転中にロープ3の損傷の有無を判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、素線を拠ったストランドの束によって構成されたロープによって駆動されるエレベーターに関し、特に、高速で運転されるものに好適である。
エレベーターに使用されるロープは、直径約1mmの鋼からなる素線を拠ったストランドの束によって構成されることが多く、例えばストランドが8本、さらに1つのストランドには素線が19本存在する2次拠りの構成とされるものが知られている。
ロープを長期に使用すると、素線がシーブやプーリの巻き掛け部において曲げおよび引張りの繰り返し荷重を受け、磨耗し破断に至る恐れがあり、素線の切れ数に基づいてロープの交換基準がJISで定められている。
また、素線の損傷状態を調べるため、ロープを長手方向に磁化して、破断した素線部分から漏洩した磁束をセンサで検出することが知られ、通常は、保守員が検査装置をロープに押付けて、エレベーターを運転させて点検作業を行っている。
さらに、ワイヤロープによる起振を防止し検出信号のノイズ発生を効果的に低減して探傷性能,信頼性を向上するため、プローブの両側面の端部近くに、近接したワイヤロープを接触させて滑らかにガイドするガイド凸部を設けることが知られ、例えば、特許文献1に記載されている。
特開平9−184824号公報
上記従来技術においては、検査装置としてエレベーターの稼働時間を考慮して、十分に安全なインターバルを持って定期点検時、エレベーターの保守運転などの低速運転モードで用いるにはよいが、エレベーターに常設することは困難である。つまり、常設した場合、定格速度で正常に動作しなかったり、乗り心地を悪化させたりする。また、ロープと凹凸部の間は接触による摺動音が発生したり、衝撃によりロープ検査装置が脱落したりする恐れがある。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、ロープの損傷状態を常に確認し、エレベーターとして信頼性を向上することにある。
上記の課題を解決するため、本発明は、素線を拠ったストランドの束によって構成されたロープがシーブ及びプーリに巻き掛けられ、前記シーブを駆動することによって乗りかごが昇降するエレベーターにおいて、前記プーリあるいは前記シーブにおいて前記ロープの巻き掛け部に前記ロープの長手方向を磁化する磁化用部材と、前記ロープの損傷部からの漏洩磁束を検出する磁気センサと、を備え、前記乗りかごを定格速度で運転中に前記ロープの損傷の有無を判定するものである。
本発明によれば、ロープの巻き掛け部にロープの長手方向を磁化する磁化用部材と、ロープの損傷部からの漏洩磁束を検出する磁気センサと、を備え、乗りかごを定格速度で運転中にロープの損傷の有無を判定するので、エレベーターの定格速度,高速運転で正常に動作しなかったり、乗り心地を悪化させたりすることがない。したがって、ロープと凹凸部の間は接触による摺動音が発生したり、衝撃によりロープ検査装置が脱落したりすることがなく、ロープの損傷状態を常に確認し、エレベーターとして信頼性を向上することができる。
本発明の一実施の形態を示すエレベーター全体の斜視図。 一実施の形態によるプーリ近傍の正面図。 一実施の形態によるプーリ近傍の斜視図。 一実施の形態による磁化用部材(磁化手段)を示す断面図。 一実施の形態による検出コイル(磁気センサ)を示す断面図。 一実施の形態による検出コイル(磁気センサ)の出力波形を示すグラフ。 一実施の形態によるプーリ近傍の正面図。 他の実施の形態によるプーリ近傍の正面図。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1はロープ3の検査装置12を搭載したエレベーター全体の斜視図を示している。図示したエレベーターは、巻上機4を昇降路底部に有する機械室レスタイプである。乗りかご1とつり合重り2には、それぞれ動滑車に相当する頂部プーリ7a,7b,7cを備えており、乗りかご1の移動量を1とした場合に、巻上機4のシーブ5での巻き取り量が2となる2:1ローピング構成とされている。
エレベーターの昇降路内には、T型断面のガイドレール(図示せず)が鉛直方向に左右一対設けられており、このガイドレールに沿って乗りかご1が上下に昇降する。シーブ5に巻き掛けられたロープ3は、それぞれ乗りかご1とつり合重り6に巻き掛けられて、それぞれガイドレールと結合された頂部ベース(図示せず)に固定される。乗りかご1については、最上階に停止した際の乗りかご頂部の隙間寸法を小さくするため、かご下プーリ6a,6bが乗りかご1の下に設置されている。
ロープ表面もしくは内部における素線の破断検出を漏洩磁束法で行う。つまり、乗りかご1を定格速度で運転中にロープ3を長手方向に磁化して、損傷部からの漏洩した微小な磁束を磁気センサ(コイル)にて検出する。検査装置12は、例えば、頂部に設置した頂部プーリ7cの巻き掛け部に設置する。一般に、ロープ3の損傷は、トラクションによる駆動力を伝えるシーブ5の通過部が最も大きい。よって、乗りかご1を最下階から最上階まで運転させれば、つまり、乗りかご1が昇降中に、つまり、定格速度で運転中に頂部プーリ7cに設置した検査装置12を用いて、乗りかご1が最下階近傍にあるときのロープ3のシーブ通過部分を判定して検査することができる。
同様に、乗りかご1が最上階近傍にあるときのロープ3のシーブ通過部分については、頂部プーリ7bに検査装置12を設置すればよい。検査装置12の設置場所は、エレベーターの各階床への運転稼働率より設置数を必要最小数にする。例えば、エレベーターの稼動後に例えば6ヶ月間、もしくは1年間の乗りかごの運転稼働率を階床ごとに調査して統計的に処理すれば、ロープ3のシーブ5の通過回数が多い部分を特定することができるので、それに応じた設置場所を選定する。
さらに、シーブ5に直接、検査装置12を取り付ければ、ロープ3のシーブ5通過部を検査することができる。同図は、巻上機4を昇降路底部に設置した構成であるが、巻上機4を昇降路頂部に配置した構成においても、シーブ5に近い場所のプーリに検査装置12を設置すればよい。
検査装置12の出力は判定装置11に送られ、ロープ3の損傷の有無を検査して、ランプを点灯して表示させれば保守員による検査の容易化と熟練度に依存しない保全を行うことができる。また、通信回線を介して管制センタと伝達することで連携すれば、簡便なオンライン点検を実現することができる。
次に、図2に示す頂部のプーリ近傍の正面図を参照して詳細説明を行う。
ロープの検査装置12は、大きく分けて磁化手段13と磁気センサ(コイル)21を有する。ロープ3を長手方向に磁化するため、N極とS極からなる1組の永久磁石31a,31bを設けて、両者を磁化鉄心33で結合する。そしてロープ側には鋼などの磁性体からなる1組の磁化用部材14a,14bを設置して、ロープ3を含めた1つの循環した磁気回路を構成する。
永久磁石31a,31bはロープ3が磁気飽和するような寸法であって、磁化用部材14a,14bは磁気抵抗を下げるために、ロープ3とのギャップがなるべく小さくなるようにロープ3に近づけて設置する。磁化用部材14は、台形形状やプーリ7の曲率に合わせた形状として漏れ磁束が少なくロープ3を効率よく磁化するようにしている。
ロープ3が長手方向に進行した場合、ロープ3の損傷部から漏洩した磁束は、図のy方向の成分がコイル21の内部を通過するため、電圧を生じる。コイル21の出力は、磁束の時間変化に相当するdφ/dt(φ:磁束、d:時間)とコイル21の巻き数Nの両者に比例する。このことから、ロープ3のコイル通過速度を大きく、巻き数Nを増やすことによってコイル21の出力を大きくすることができる。
判定装置11は、コイル21の電圧変化をAD変換器を介して取り込み、しきい値による判定を行って、ロープ3の損傷の有無を判断する。漏洩磁束は、距離によって減衰することから、コイル21をロープ3に極力近づけるとよい。コイル21の出力は、損傷部とコイル21の距離が変化すると、この距離によって出力電圧が変化するため、ロープとコイル21の距離を一定に保つことが望ましい。
本例では、検査装置12をプーリ7の巻き掛け部に設置し、プーリ7の巻き掛け部において、プーリ溝によってロープ3が拘束されている。したがって、ロープ3が振動しにくく、磁化用部材14a,14bとロープ3,コイル21とロープ3は接触していない。例えばロープ径φ12mmの場合、磁化用部材14a,14bとロープ3、そしてコイル21とロープ3との距離は0.2mm程度確保すれば、非接触で検査を行うことができる。以上によれば、摺動部がないため、エレベーターを定格速度で運転させても摺動音がなく、検査装置12を常設して、ロープ3の監視を行うことができる。
次に、図3に示すプーリ近傍の検査装置の斜視図を参照して説明する。ロープ3a,3b,3cを巻き掛けたプーリ7は複数の溝9a,9b,9cを有しており、ロープ3a,3b,3cはプーリ7の巻き掛け部においてプーリ7に屈曲されながら進行する。ロープ3a,3b,3cは乗りかごを懸架しており、ロープ3a,3b,3cの走行を案内する溝9a,9b,9cは、ロープ3aが隣の溝9bに乗り移ることがないように、また地震時にロープ3a,3b,3cが溝9a,9b,9cから脱落しないように、径方向に一定の溝高さを確保した形状となっている。
ロープ3a,3b,3cは、複数のロープストランド(図5の22)を拠った構造となっており、さらにストランドは素線を拠った構成となっている。この素線は、長期に使用した場合、シーブやロープ部分で繰り返し屈曲されることによって破断するため、素線破断状態によってロープの交換を行っている。
検査装置12は、内部に例えば永久磁石からなる磁化手段13を少なくとも1つ有しており、計測対象とするロープ3a,3b,3cの外周にはコイル21が配置されている。本図では、磁化手段13とコイル21を1組設けた例を示しているが、磁化手段13とコイル21は、ロープ3a,3b,3cの本数と同一組設けることで、複数のロープ3a,3b,3cの損傷を同時に検査することができる。
検査装置12は、プーリ7を固定する支持部材32にボルト固定すればよい。さらに支持部材32は、プーリベース35にロッド37を介して固定されており、エレベーター装置に容易に組み込むことが可能となる。プーリ7の偏芯などによって支持部材32が振動し、検査装置12に振動が伝搬する場合には、この振動を絶縁するため検査装置12と支持部材32の間に防振ゴムを介して設置すればよい。
次に磁化手段について図4の断面図を参照して説明する。本図は、磁化用部材14をロープ3の内部まで効率よく磁化するため、ロープ3の形状に沿うようなU字形状としている。図示しないが、通常のプーリ7は、地震時のロープ外れや走行時のロープ移動がないように、プーリ側の溝の立上げ高さh1、特に外側両端をロープ3の半径以上としている。
プーリ溝の立上げh1をロープ3の半径以下の浅溝とし、磁化用部材14の溝の高さh2を、ロープの半径以上とすることによって、ロープ内部の磁化状態を均一にする。地震時のロープ外れについては、磁化用部材14の溝によって抑制する。
プーリ7は、鋳物などの磁性体であるが、樹脂製など非磁性体であれば、磁性体に比べて、磁束が鋼材側に漏れることがないため、ロープ3を効率良く磁化することができる。なお、プーリ全体が樹脂でなくとも、例えば溝および外周部分のみ樹脂で構成すれば、高価な樹脂の使用量を削減することが可能でかつ、ロープ3の損傷検出も容易に実施することができる。
次に磁器センサとなるコイルの配置について図5の断面図を参照して説明する。本図は、1つの断面図を用いて、2種類のコイルの実装方法を示している。すなわち、実際には、いずれか一方のコイルを選択して、検査装置12に組み込むことでよい。
ロープ3aについては、ロープ周方向に8つのコイル21a〜21hを均等間隔で配置している。ロープ3の外周に複数のコイル21a〜21hを配置することによって、コイルを小型化して出力感度を高めている。また、複数のコイル出力を比較して出力の大きいコイルを特定することによって、損傷した素線の損傷部24の位置を求める。プーリ溝の立上げ寸法をロープ3半径以下の浅溝とすれば、ロープ3の溝立上げ近傍の側端部分までコイル21aおよびコイル21hを配置できる。このため、より多くのストランド21a〜21hまでカバーすることが可能で、損傷部の検出精度を高めることができる。
一方、ロープ3cについては、1つのコイル21kで構成しており、プーリ7の溝高さを低くすることによって形成されたロープ側面を、できるだけカバーするような楕円形状のコイルを用いている。いずれの方式も、ロープ3a,3cの側面までカバーできるようにコイルの領域を確保するように(図で水平位置まで)配置している点は共通である。
次にロープ側面までコイルを配置することによる効果を示すため、図6に示す磁場解析の例を参照して説明する。縦軸にコイルの出力、横軸に時間を示しており、太線は、通常のプーリ溝で損傷部(図5中の24)に最も近いコイル(図5中の21b)における検出信号を示している。一方、細線は、プーリ溝高さで、損傷部に最も近いコイル(図5中の21a)の検出信号を示している。両者を比較すると、ロープ3の溝立上げ近傍の側端部分まで配置されたコイル21aでは、信号出力が拡大されておりSN比が改善されている。
さらにプーリ近傍のロープ3の案内方法について、図7を参照して詳細に説明する。本図は、プーリ7の正面図を示している。検査装置12は、プーリ7の巻き掛け部に設置されているが、その両脇にロープ3の走行を案内するガイドローラ23a,23bを配置する。ガイドローラ23a,23bは、複数のロープ3と常時接しており、外周表面にはロープ3に対応した溝を有している。そして、プーリ7の回転に同期してガイドローラ23a,23bも回転する。これによれば、プーリ7の溝高さを低くしても、ガイドローラ23a,23bの溝高さを高くすることによって、ロープ3が隣接するロープ3に乗り移ったり干渉したりすることを防止することができる。ガイドローラ23a,23bは、エレベーターの昇降路寸法を拡大しないために、プーリ7の幅寸法Lよりも内部に配置する。以上では、ガイドローラ23a,23bの外周表面に溝を配置しているが、適正な押付け状態により摩擦力を確保すれば、平坦なローラとしてもよい。
検査装置の配置について図8を参照して詳細に説明する。本図は、図7同様にプーリ7の正面図を示し、複数(ロープの本数と同一数)の検査装置12がプーリ7の巻き掛け部に図で紙面の垂直方向にずらして設置されている。さらに、磁化手段によって磁化されたロープ3が隣接するロープ3に接しないように、それぞれの検査対象ロープ3と検査装置12を周方向に分散させて配置して、隣接するロープ3が磁化されて接触しないようにしている。これらの検査装置は12a,12b,12cはいずれもプーリ7の幅寸法L内に入るように設置すれば、昇降路寸法を拡大することなく、エレベーターに実装することができる。
以上のように、ロープと検査装置を非接触にすることが可能で、エレベーターが高速に走行しているときでも摺動音がなく、ロープ表面の凹凸や素線のわずかな飛び出しがあった場合でも、検査装置が大きな衝撃力を受けることがない。
1 乗りかご
2 つり合重り
3 ロープ
4 巻上機
5 シーブ
6a,6b かご下プーリ
7a,7b,7c 頂部プーリ
8 つり合重りプーリ
9 プーリ溝
11 判定装置
12 検査装置
13 磁化手段
14 磁化用部材
21 磁気センサ(検出コイル)
22 ロープストランド
23a,23b ガイドローラ
24 損傷部
31 永久磁石
32 支持部材
33 磁化鉄心
35 プーリベース
37 ロッド
L プーリ幅寸法

Claims (8)

  1. 素線を拠ったストランドの束によって構成されたロープがシーブ及びプーリに巻き掛けられ、前記シーブを駆動することによって乗りかごが昇降するエレベーターにおいて、
    前記プーリあるいは前記シーブにおいて前記ロープの巻き掛け部に前記ロープの長手方向を磁化する磁化用部材と、
    前記ロープの損傷部からの漏洩磁束を検出する磁気センサと、
    を備え、前記乗りかごを定格速度で運転中に前記ロープの損傷の有無を判定することを特徴とするエレベーター。
  2. 請求項1に記載のエレベーターにおいて、前記ロープの長手方向の磁化は、磁化鉄心で結合された少なくとも1組の永久磁石と、前記ロープ側に設置され前記プーリの曲率に合わせた形状とされた磁化用部材と、による前記ロープを含めた循環した磁気回路により行われることを特徴とするエレベーター。
  3. 請求項1に記載のエレベーターにおいて、前記ロープの長手方向の磁化は、磁化鉄心で結合された少なくとも1組の永久磁石と、前記ロープ側に前記プーリとは非接触として設置された磁化用部材と、による前記ロープを含めた循環した磁気回路により行われることを特徴とするエレベーター。
  4. 請求項1に記載のエレベーターにおいて、前記ロープの長手方向の磁化は、磁化鉄心で結合された少なくとも1組の永久磁石と、前記ロープ側に前記プーリとは非接触として設置され前記ロープの形状に沿うようなU字形状とされた磁化用部材と、による前記ロープを含めた循環した磁気回路により行われることを特徴とするエレベーター。
  5. 請求項1に記載のエレベーターにおいて、前記プーリとは非接触として設置され、溝の高さが前記ロープの半径以上とされた前記磁化用部材と、溝の立上げ寸法が前記ロープの半径以下とされた前記プーリと、を備えたことを特徴とするエレベーター。
  6. 請求項1に記載のエレベーターにおいて、前記ロープの外周に前記ロープの溝立上げ側端部分に至るまで配置されたコイルが前記磁気センサとされたことを特徴とするエレベーター。
  7. 請求項1に記載のエレベーターにおいて、前記巻き掛け部の両脇に前記ロープの走行を案内するガイドローラが配置されたことを特徴とするエレベーター。
  8. 請求項1に記載のエレベーターにおいて、前記ロープの損傷の有無は、ランプを点灯して表示、又は通信回線を介して管制センタへ伝達されることを特徴とするエレベーター。
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