JP2011027344A - 空気温調機 - Google Patents

空気温調機 Download PDF

Info

Publication number
JP2011027344A
JP2011027344A JP2009174525A JP2009174525A JP2011027344A JP 2011027344 A JP2011027344 A JP 2011027344A JP 2009174525 A JP2009174525 A JP 2009174525A JP 2009174525 A JP2009174525 A JP 2009174525A JP 2011027344 A JP2011027344 A JP 2011027344A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
heat exchanger
temperature controller
air temperature
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009174525A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Ishii
幸雄 石井
Hideyuki Masumi
秀之 枡見
Daisuke Asagiri
大介 朝桐
Kei Misumi
圭 三隅
Toru Suzuki
徹 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Chofu Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Chofu Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd, Chofu Seisakusho Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2009174525A priority Critical patent/JP2011027344A/ja
Publication of JP2011027344A publication Critical patent/JP2011027344A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

【課題】送る空気の速度を吹出ダクトごとに制御し、吹出ダクトを介して熱交換された空気を室内に供給する空気温調機を提供する。
【解決手段】室外機11に接続された熱交換器13によって、吸引した空気を、熱交換し加熱又は冷却し、あるいは除湿して室内に供給する空気温調機10であって、熱交換器13は、室内に空気を送る吹出ダクト38、39が連結された筐体12内に設けられ、筐体12内には、吹出ダクト38、39にそれぞれ対応し、熱交換器13で熱交換された空気を、吹出ダクト38、39を介して室内に送るファン15、16が備えられ、しかも、ファン15、16はそれぞれ、制御手段30によって、回転速度が制御される。
【選択図】図1

Description

本発明は、吸引した空気を熱交換して加熱又は冷却し、あるいは除湿して室内に供給する空気温調機に関する。
従来、室内の冷暖房を行うのに、筐体内に熱交換器を備え、熱交換器で熱交換して加熱又は冷却した空気を室内に送る空気温調機が用いられている。
例えば、特許文献1の空気温調機は、熱交換器(熱交換コイル)で熱交換された空気を、筐体(ケーシング)内に設けられたファンを回転させて、筐体から排出し、ダクトを介して複数の部屋に供給しており、冷暖房対象の各部屋ごとに別個に空気温調機(室内機)を設置する場合に比べて、空気温調機の台数を減らすことができ、導入コストを抑えることができる。
特開2001−173980号公報
しかしながら、熱交換された空気は、筐体に設けられた1つの給気口から排出され、その給気口の先にダクトが設けられているので、筐体からダクトへの空気の送出しは、ダクトごとに異なる速度で行うことができず、部屋ごとの風量調整をするためには、給気口から部屋までの空気の供給経路上に風量調整用の機構を設ける必要がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、筐体から吹出ダクトへの熱交換された空気の送出しを、吹出ダクトごとに異なる速度で行う空気温調機の提供を目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る空気温調機は、室外機に接続された熱交換器によって、吸引した空気を、熱交換し加熱又は冷却し、あるいは除湿して複数の室内に供給する空気温調機であって、前記熱交換器は、室内に空気を送る複数の吹出ダクトが連結された筐体内に設けられ、前記筐体内には、該吹出ダクトにそれぞれ対応し、前記熱交換器で熱交換された空気を前記吹出ダクトを介して室内に送るファンが複数備えられ、しかも、前記ファンはそれぞれ制御手段によって、回転速度が制御される。
本発明に係る空気温調機において、該空気温調機は床下に設置され、前記筐体には、前記熱交換器によって加熱された空気を第2のファンにより床下に送る床下ダクトが連結され、該床下ダクトには、床下の異なる方向に加熱された空気を放出する吹出チャンバが取付けられ、前記制御手段は、更に前記第2のファンを制御して、前記床下ダクト及び前記吹出チャンバを介して加熱された空気を床下に放出し、床下を暖房するのが好ましい。
本発明に係る空気温調機において、前記筐体には、空気を吸引する複数の吸引ダクトが並列に連結されているのが好ましい。
請求項1〜3記載の空気温調機は、室内に空気を送る複数の吹出ダクトが筐体に連結され、吹出ダクトにそれぞれ対応し、熱交換された空気を、吹出ダクトを介して室内に送るファンが複数備えられているので、熱交換器で熱交換した空気を複数の室内に供給することができ、室内ごとに空気温調機を設置する必要がなく、空気温調機の初期導入コスト及びメンテナンス費用が抑制可能である。また、ファンはそれぞれ回転速度が制御されるので室内ごとの風量調整が可能である。
特に、請求項2記載の空気温調機は、制御手段は、加熱された空気を床下に放出し、床下を暖房する床下暖房機能を有し、空気温調機は、室内の冷暖房及び床下暖房を行うことができるので、室内の冷暖房をする空気温調機とは別に床下暖房専用の機器を設けるのに比べ、全体に必要とされる部材、部品の点数を減らすことが可能である。
請求項3記載の空気温調機は、筐体に、空気を吸引する複数の吸引ダクトが並列に連結され、吸引ダクトを1つにするのに比べて径を小さくでき、吸引ダクトを容易に曲げられるので、吸引ダクトの配置に手間がかからず、効率的に配置作業を行うことが可能である。
本発明の一実施の形態に係る空気温調機の平断面図である。 同空気温調機の側面図である。 同空気温調機を用いる空気温調システムの概略説明図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1〜図3に示すように、本発明の一実施の形態に係る空気温調機10は、床下に設置され、室外機11に接続された熱交換器13によって、吸込口14から吸引した空気を、熱交換し加熱又は冷却し、あるいは除湿して複数の室内に供給する冷暖房運転及び室内の湿度を下げる除湿運転を行う装置である。
また、熱交換器13は、室内に空気を送る吹出ダクト38、39が連結された筐体12内に設けられ、筐体12内には、吹出ダクト38、39にそれぞれ対応し、熱交換器13で熱交換された空気を、吹出ダクト38、39を介して各室内に送るファンの一例であるシロッコファン15、16が備えられ、シロッコファン15、16はそれぞれ、シロッコファン15、16に接続された制御手段30によって、回転速度が制御される。
更に、筐体12内には、第2のファンの一例であるシロッコファン17が設けられ、筐体12には、熱交換器13によって加熱された空気をシロッコファン17により床下に送る床下ダクト40が連結され、床下ダクト40には、床下の異なる方向に加熱された空気を放出する吹出チャンバ42が取付けられている。そして、制御手段30は、筐体12内に設けられ、シロッコファン17を制御して回転させ、床下ダクト40及び吹出チャンバ42を介して加熱された空気を床下に放出し、床下を暖房する。
図3に示すように、空気温調機10と、冷媒を高温高圧のガスにして、あるいはガス状の冷媒を凝縮し液状にして熱交換器13に送る室外機11と、室外機11に冷媒のガス化及び液状化を要求する入力操作、及びシロッコファン15、16、17の回転を変更する入力操作等が行われる操作盤50とを有して空気温調システム51が構成されている。
熱交換器13と室外機11とを連結する冷媒ガス配管23及び冷媒液配管24が設けられており、暖房運転時、室外機11によって高温高圧のガスにされた冷媒は、冷媒ガス配管23を通って熱交換器13に送られ、熱交換器13で冷却され液化された後に冷媒液配管24を通って室外機11に戻る。そして、この熱交換器13での冷媒の液化により生じる凝縮熱で室内を暖房することができる。
また、冷房運転時及び除湿運転時、液状の冷媒が、冷媒液配管24を介して室外機11から熱交換器13に送られ、熱交換器13で加熱されガス状にされた後に、冷媒ガス配管23を介して室外機11に戻る。そして、この熱交換器13で冷媒がガス状になる際に生じる蒸発熱で室内の冷房及び除湿をすることができる。
空気温調機10の制御手段30は、操作盤50及び室外機11に信号接続されており、操作盤50で入力操作が行われたとき、各入力操作に対応した信号が、操作盤50から制御手段30に送信される。そして、制御手段30は、操作盤50から送信されたのが、冷暖房運転開始又は除湿運転開始を要求する信号等、室外機11の作動に関係する信号の場合、所定の信号を室外機11に送信する。
図1、図2に示すように、空気温調機10の筐体12は、分離可能な箱型の第1、第2のケーシング21、22を有し、第1のケーシング21の一方の側部は、第2のケーシング22の一方の側部に螺子固定され、第1のケーシング21の他方の側部は、第2のケーシング22の他方の側部に蝶番31で連結されている。第1、第2のケーシング21、22は、中央に空気が通過する矩形の開口部と、その開口部の周囲に配置された当接部とを有し、第1、第2のケーシング21、22の当接部は、空気漏れを防ぐ図示しないシール材を介して当接されている。
また、第1、第2のケーシング21、22は、鉄、アルミ等からなり、外側が図示しない断熱材で覆われているので、第1、第2のケーシング21、22に内在する空気が、外気によって大きな温度変化を受けるのを防止している。
第1のケーシング21には、制御手段30を収容する収納室27が形成され、収納室27には、収納室27内へのほこり等の侵入を防止する基板カバー28が装着されている。
また、第1のケーシング21には、第1のケーシング21内に空気を取込む複数、例えば4つの吸込口14が備えられ、各吸込口14は、第1のケーシング21の側壁部(第2のケーシング22との接続部と対向する側)に並んで設けられた空気を取込む円形の開口領域を形成している。そして、筐体12の第1のケーシング21には、室内から取込んだ空気を筐体12内に吸引する複数の例えば4本の吸込ダクト32が、吸込口14を介して並列に連結されている。なお、各吸込ダクト32は、バンド又はアルミテープからなる固定具33によって各吸込口14にそれぞれ固定されている。
仮に吸込口及び吸込ダクトをそれぞれ1つにした場合、筐体内に十分な量の空気を取込むために、吸込口及び吸込ダクトの径を大きくする必要があるが、大きい径の吸込ダクトは、曲げるのが容易でなく、設置の際に手間がかかる。
また、複数の吸込口14が第1のケーシング21に形成する開口領域の合計面積と同面積の開口領域を有する1つの吸込口を、第1のケーシングに設けた場合、吸込口から第1のケーシング内に流入した空気は、熱交換器を特定部分に偏って通過するので、複数の吸込口14を設け熱交換器13全体に万遍なく空気が通過するのに比べて熱交換率が低下する。
更に、空気温調機10は高さ(例えば380mm)が制限された床下に設置されており、吸込口14を形成する側壁部の高さは制限されるので、仮に吸込口を1つにした場合、空気を取込む開口領域の面積は小さくなり、十分な量の空気を取込むためには、シロッコファンを容量の大きなものにする必要が生じる。
これに対し、筐体12に複数(例えば4つ)の吸込口14を設けた場合は、吸込口を1つにした場合と比較して、限られた高さの側壁部で空気を取込む開口領域の合計面積を大きくでき、容量の小さいシロッコファン15、16、17を用いることが可能である。なお、本実施の形態では、4つの吸込口14により空気を取込む開口領域の合計面積が最大となるように、隣り合う吸込口14は、配置高さがずらされており、しかも、吸込口14は1つ飛びに同じ高さに配置されている。
熱交換器13は、第1のケーシング21内に取付けられ、熱交換器13の下側には、冷房運転及び除湿運転で熱交換器13の表面に付着した結露が、水滴となり落下するのを受けるドレーン受け18を設けることができ、更に、ドレーン受け18には、ドレーン受け18が受けた水滴を、筐体12の外に排出するドレーン管19を取付けることができる。
また、第1のケーシング21内の熱交換器13の下側には、吸込口14から取込まれた空気が熱交換器13より下側の空間を通り抜け、熱交換器13を通過しないのを防止する空気遮断部材20を設けることができる。
第2のケーシング22内には、熱交換器13で加熱及び冷却された空気を室内に送出すシロッコファン15、16及び、熱交換器13で加熱された空気を床下に送出すシロッコファン17が設置されると共に、シロッコファン15、16、17にそれぞれ対応した吹出口35、36、37が設けられている。
ここで、筐体12内には、空気の流れに沿って、空気を取込む吸込口14の下流に空気を熱交換する熱交換器13が配置され、その下流にシロッコファン15、16、17が配置され、更に、その下流に吹出口35、36、37が配置されている。また、筐体12内には、熱交換器13から吹出口35、36、37への空気の流れを制限する機構、例えば仕切板等が設けられておらず、吸込口14から取込まれた空気が、熱交換器13の表面全体を通過して吹出口35、36、37に流れる構造となっている。従って、空気の流れを制限して吹出口35、36、37それぞれに熱交換器13の一部の領域を割当て、吹出口35、36、37には、それぞれ割当てられた熱交換器13の領域を通過した空気のみが送られる構造を有するのに比べ、シロッコファン15、16、17のうち一部を回転させた状態でも、筐体12から吹出される空気は、熱交換器13全体を有効に使った熱交換が可能である。
また、シロッコファン15、16、17の代わりに、熱交換器13の上流にファンを設けた場合、吹出口35、36、37のうち所望の吹出口から空気を吐出すためには、(1)筐体12内に空気の流れを制限する機構を設けて、吹出口35、36、37に対応したファンを作動させるか、(2)吹出口35、36、37の開閉を制御する制御手段を設ける等が必要となる。そして、(1)の筐体12内に空気の流れを制限する機構を設ける場合、熱交換器13全体を有効に使用した熱交換ができず、(2)の制御手段を設けた場合、構成部材、部品の点数が増す。
更に、熱交換器13の上流にファンを設けた場合には、ファンにより勢いよく吹出された空気が熱交換器13の表面に当たり、風切り音が生じ得る。
なお、空気温調機10には、シロッコファン15、16、17が用いられており、斜流ファン、又はプロペラファン等を用いるのに比べ、送風時(空気を送る時)に生じる抵抗による風量の落ち込みが小さく、吹出ダクト38、39及び床下ダクト40を介して空気を送る際に、十分な静圧を確保することが可能である。
また、シロッコファン15、16、17は、筐体12内に配置されているので、事前に筐体12に取付けられた状態であり、空気温調システム51を設置する際、シロッコファン15、16、17の取付け作業を行う必要がなく、吹出ダクト、床下ダクトにシロッコファンを配置すべく、空気温調機の設置時に各ダクトにシロッコファンを取付けるのに比べて、設置時間を短縮することができる。
更に、シロッコファン15、16は床下に配置された筐体12内に設けられているので、シロッコファンが吹出ダクトに取付けられた場合と比較して、室内との距離を遠ざけることができ、シロッコファンの作動音が室内に届くのを防止することが可能である。
吹出口35、36には、それぞれ空気温調機10の冷暖房対象である室内に一端が配置された吹出ダクト38、39の他端が、固定具33によって取付けられており、シロッコファン15、16の回転により熱交換された空気は、吹出ダクト38、39を通って室内に吹出される。
吹出ダクト38、39の一端は、それぞれ異なる室内(部屋)に配置されており、シロッコファン15、16は、制御手段30にケーブル接続され、それぞれ制御手段30によって回転速度が別個に制御されるので、室内ごとの風量調整が可能である。
筐体12には、シロッコファン17に対応した吹出口37を介して、一端が固定具33により吹出口37に固定された床下ダクト40が連結され、床下ダクト40の他端には、床下に配置され床下の異なる方向に加熱された空気を放出する吹出チャンバ42が取付けられている。吹出チャンバ42には、床下の異なる方向に空気を吹出す空気孔43が形成され、吹出チャンバ42は床下の中央で、建屋の基礎部に配置されているので、シロッコファン17の回転により、加熱された空気が複数の空気孔43から吹出され、床下空間を満遍なく暖めることができる。なお、シロッコファン17は、制御手段30にケーブル接続されており、制御手段30によって回転速度が制御される。
また、第2のケーシング22の吹出口35、36、37の配置箇所には、それぞれ吹出口35、36、37を介して筐体12の外側から内側に空気が流入するのを防止する回動可能な開閉板45、46、47を設けることができる。
開閉板45は、上部が第2のケーシング22に取付けられて設けることができ、シロッコファン15の回転により発生する風によって、上部を軸に回動して、吹出口35が形成する第2のケーシング22の開口領域を開き、吹出口35を介して筐体12から外へ空気を流出させる。そして、シロッコファン15が停止しているとき、開閉板45は垂直配置となり、吹出口35が形成する第2のケーシング22の開口領域を閉じ、シロッコファン16、17が回転しても、吹出口35を介して筐体12内に空気が流入するのを防止する。
開閉板46、47についても同様に、それぞれシロッコファン16、17が停止しているとき、吹出口36、37を介してそれぞれ空気が筐体12内に流入するのを防止する。
筐体12の下部の四隅(第1、第2のケーシング21、22のそれぞれ2箇所)には、筐体12と設置面(建屋の基礎部)との間に隙間を設ける高さ調整部材41が取付けられており、高さ調整部材41は、10〜50mmの範囲で筐体12と設置面との間の隙間を調整可能である。
操作盤50で、吹出ダクト38の一端が配置された室内の冷房を開始する操作が行われたとき、操作盤50から所定の信号が、制御手段30に送信される。そして、制御手段30は、操作盤50からの信号受信後、室外機11に対して、液状にした冷媒を熱交換器13に送らせるための信号を送信すると共に、吹出ダクト38に対応するシロッコファン15の回転を開始する。
制御手段30から信号受信した室外機11は、ガス状の冷媒を凝縮して液状にし、冷媒液配管24を介して、熱交換器13に送り、また、シロッコファン15の回転により吸込口14から取込まれた空気は、熱交換器13で冷却され、吹出ダクト38を介して、室内に送られる。
そして、制御盤50で、吹出ダクト38から室内に吹出される風量を強くする風量変更(風量調整)の操作が行われたとき、制御手段30は、シロッコファン15の回転速度を速める。
また、操作盤50で、室内の暖房を開始する操作が行われたとき、制御手段30から信号受信した室外機11は、冷媒を高温高圧のガスにして、熱交換器13に送り、その室内に対応した例えばシロッコファン16の回転により吸込口14から取込まれた空気は、熱交換器13で加熱され、吹出ダクト39を介して、室内に送られる。
制御手段30は、シロッコファン17の回転制御が可能であり、操作盤50で、床下暖房を行うための操作が行われたとき、室外機11は、冷媒を高温高圧のガスにして、熱交換器13に送り、制御手段30は、シロッコファン17を回転して吹出口37、床下ダクト40及び吹出チャンバ42を介して加熱された空気を床下に送り、床下暖房を行う。
なお、操作盤50は、各室内の設定温度及び風量等を表示する表示部と、各操作が行われるスイッチ等とを有し、制御手段30は、例えばCPU、ROM、メモリ等を備え、ROMには、室外機11の動作及びシロッコファン15、16、17の回転動作を制御するプログラムが搭載されている。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記した形態に限定されるものでなく、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用範囲である。
例えば、空気温調機は天井裏に設置することができる。
また、吹出ダクトを分岐させ、分岐した先端部を異なる室内に配置することもでき、この場合、熱交換され吹出口から排出された空気は、吹出ダクトを経由し、途中で別れて複数の室内に送られる。
更に、操作盤との間で無線による信号の送受信をするリモコンを設け、冷暖房運転、除湿運転及び床下暖房の操作を操作盤で行うのに加えて、リモコンでもそれらの操作を行えるようにし、リモコンから各操作に対応した信号を操作盤に送信することにより空気温調機及び室外機の動作を制御することも可能である。
10:空気温調機、11:室外機、12:筐体、13:熱交換器、14:吸込口、15、16、17:シロッコファン、18:ドレーン受け、19:ドレーン管、20:空気遮断部材、21:第1のケーシング、22:第2のケーシング、23:冷媒ガス配管、24:冷媒液配管、27:収納室、28:基板カバー、30:制御手段、31:蝶番、32:吸込ダクト、33:固定具、35、36、37:吹出口、38、39:吹出ダクト、40:床下ダクト、41:高さ調整部材、42:吹出チャンバ、43:空気孔、45、46、47:開閉板、50:操作盤、51:空気温調システム







Claims (3)

  1. 室外機に接続された熱交換器によって、吸引した空気を、熱交換し加熱又は冷却し、あるいは除湿して複数の室内に供給する空気温調機であって、
    前記熱交換器は、室内に空気を送る複数の吹出ダクトが連結された筐体内に設けられ、前記筐体内には、該吹出ダクトにそれぞれ対応し、前記熱交換器で熱交換された空気を前記吹出ダクトを介して室内に送るファンが複数備えられ、しかも、前記ファンはそれぞれ制御手段によって、回転速度が制御されることを特徴とする空気温調機。
  2. 請求項1記載の空気温調機において、該空気温調機は床下に設置され、前記筐体には、前記熱交換器によって加熱された空気を第2のファンにより床下に送る床下ダクトが連結され、該床下ダクトには、床下の異なる方向に加熱された空気を放出する吹出チャンバが取付けられ、前記制御手段は、更に前記第2のファンを制御して、前記床下ダクト及び前記吹出チャンバを介して加熱された空気を床下に放出し、床下を暖房することを特徴とする空気温調機。
  3. 請求項1又は2記載の空気温調機において、前記筐体には、空気を吸引する複数の吸引ダクトが並列に連結されていることを特徴とする空気温調機。

JP2009174525A 2009-07-27 2009-07-27 空気温調機 Pending JP2011027344A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009174525A JP2011027344A (ja) 2009-07-27 2009-07-27 空気温調機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009174525A JP2011027344A (ja) 2009-07-27 2009-07-27 空気温調機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011027344A true JP2011027344A (ja) 2011-02-10

Family

ID=43636289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009174525A Pending JP2011027344A (ja) 2009-07-27 2009-07-27 空気温調機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011027344A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020020522A (ja) * 2018-07-31 2020-02-06 協立エアテック株式会社 換気装置

Citations (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS613337A (ja) * 1984-06-15 1986-01-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光情報記録媒体
JPH02130332A (ja) * 1988-11-09 1990-05-18 Mitsubishi Electric Corp 天井埋込形空気調和機
JPH04148130A (ja) * 1990-10-12 1992-05-21 Matsushita Seiko Co Ltd ダクト式空気調和機
JPH04203820A (ja) * 1990-11-30 1992-07-24 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JPH062883A (ja) * 1992-06-17 1994-01-11 Iida Kenchiku Sekkei Jimusho:Kk 住宅の空調装置におけるダクト装置
JPH0682119A (ja) * 1992-09-02 1994-03-22 Toshiba Ave Corp 空気調和機
JPH09217947A (ja) * 1996-02-09 1997-08-19 Daishiyuu Kensetsu:Kk 家屋の空調システム
JPH11182893A (ja) * 1997-12-25 1999-07-06 Nippon Piimakku Kk 住宅空調装置
JPH11248196A (ja) * 1998-03-03 1999-09-14 Kimura Kohki Co Ltd ファンコイルユニット
JP2000046389A (ja) * 1998-07-28 2000-02-18 Nippon Eisei Center:Kk 空気攪拌器
JP2001330272A (ja) * 2000-05-23 2001-11-30 Kimura Kohki Co Ltd 直近空調ユニット
JP2001330271A (ja) * 2000-05-23 2001-11-30 Kimura Kohki Co Ltd 床下吹出形直近空調ユニット
JP2002013798A (ja) * 2000-06-29 2002-01-18 Yasui Kenchiku Sekkei Jimusho:Kk 熱媒体循環型空調機器およびこれを用いた空調設備
JP2002039606A (ja) * 2000-07-27 2002-02-06 Kimura Kohki Co Ltd 給気ファンユニット
JP2004003866A (ja) * 2003-08-20 2004-01-08 Mitsubishi Electric Corp 換気空調装置
JP2004116893A (ja) * 2002-09-26 2004-04-15 Daikin Ind Ltd 空気調和機および室内の空気調和方法
JP2005221131A (ja) * 2004-02-04 2005-08-18 Nippon Eisei Center:Kk 換気装置
JP2006105516A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Sekisui Chem Co Ltd 建物の換気構造
GB2433586A (en) * 2005-12-22 2007-06-27 Peter Quentin Lowther An air conditioning system
JP2009139015A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Toyota Motor Corp 建物
JP2009150578A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Sanyo Electric Co Ltd 吹出ユニット、およびこれを用いた空気調和システム

Patent Citations (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS613337A (ja) * 1984-06-15 1986-01-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光情報記録媒体
JPH02130332A (ja) * 1988-11-09 1990-05-18 Mitsubishi Electric Corp 天井埋込形空気調和機
JPH04148130A (ja) * 1990-10-12 1992-05-21 Matsushita Seiko Co Ltd ダクト式空気調和機
JPH04203820A (ja) * 1990-11-30 1992-07-24 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JPH062883A (ja) * 1992-06-17 1994-01-11 Iida Kenchiku Sekkei Jimusho:Kk 住宅の空調装置におけるダクト装置
JPH0682119A (ja) * 1992-09-02 1994-03-22 Toshiba Ave Corp 空気調和機
JPH09217947A (ja) * 1996-02-09 1997-08-19 Daishiyuu Kensetsu:Kk 家屋の空調システム
JPH11182893A (ja) * 1997-12-25 1999-07-06 Nippon Piimakku Kk 住宅空調装置
JPH11248196A (ja) * 1998-03-03 1999-09-14 Kimura Kohki Co Ltd ファンコイルユニット
JP2000046389A (ja) * 1998-07-28 2000-02-18 Nippon Eisei Center:Kk 空気攪拌器
JP2001330272A (ja) * 2000-05-23 2001-11-30 Kimura Kohki Co Ltd 直近空調ユニット
JP2001330271A (ja) * 2000-05-23 2001-11-30 Kimura Kohki Co Ltd 床下吹出形直近空調ユニット
JP2002013798A (ja) * 2000-06-29 2002-01-18 Yasui Kenchiku Sekkei Jimusho:Kk 熱媒体循環型空調機器およびこれを用いた空調設備
JP2002039606A (ja) * 2000-07-27 2002-02-06 Kimura Kohki Co Ltd 給気ファンユニット
JP2004116893A (ja) * 2002-09-26 2004-04-15 Daikin Ind Ltd 空気調和機および室内の空気調和方法
JP2004003866A (ja) * 2003-08-20 2004-01-08 Mitsubishi Electric Corp 換気空調装置
JP2005221131A (ja) * 2004-02-04 2005-08-18 Nippon Eisei Center:Kk 換気装置
JP2006105516A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Sekisui Chem Co Ltd 建物の換気構造
GB2433586A (en) * 2005-12-22 2007-06-27 Peter Quentin Lowther An air conditioning system
JP2009139015A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Toyota Motor Corp 建物
JP2009150578A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Sanyo Electric Co Ltd 吹出ユニット、およびこれを用いた空気調和システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020020522A (ja) * 2018-07-31 2020-02-06 協立エアテック株式会社 換気装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2023048B1 (en) Air conditioner having electrical equipment box cooling mechanism
JP5855895B2 (ja) 通信・情報処理機器室等の空調システム
JP5733951B2 (ja) 空気式放射パネル装置
JP2015114071A (ja) 室内機及び空気調和装置
WO2016051637A1 (ja) 空気調和装置の室内ユニット
WO2018043745A1 (ja) 室内ユニット
WO2017168834A1 (ja) 空気調和機の室内機
JPWO2019030796A1 (ja) 空気調和装置の室内機、空気調和装置および空気調和装置の室内機の設置方法
JP4107333B2 (ja) 天井設置型空気調和装置
JP2010243081A (ja) 空気調和機の室内機
JP2011027344A (ja) 空気温調機
JP4852635B2 (ja) 空気温調機のファン制御方法及び空気温調機
JP2011058651A (ja) 空気温調機
JP2008185221A (ja) 空気調和装置
JP4722199B2 (ja) 空気温調機
JP2010286176A (ja) 空気温調機
JP2011027319A (ja) 空気温調機
JP2016099034A (ja) 空気調和装置、空気調和装置の調整方法及び空気調和設備の製造方法
JP2009058220A (ja) 空気調和方法及び空気調和機
JP2015017802A (ja) 天井埋込型空気調和機
JP5367801B2 (ja) 空気温調機のファン制御方法及び空気温調機
JP4848471B2 (ja) 空気温調機
JP2020165599A (ja) 空気調和システム
JP2015099009A (ja) 空気調和方法及び空気調和機
JP2004257621A (ja) 局所空調方法及び局所空調装置,吹出しユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20101124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110308

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110426

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110607

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110829

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110906

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20111111