JP2011027254A5 - - Google Patents

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すなわち、請求項1に係る本発明の遊星歯車機構は、内周面に第1内歯歯車が形成された第1部材と、内周面に第2内歯歯車が形成されるとともに、入出力軸線を中心に第1部材に対して相対回転可能な第2部材と、環状に形成され、外周面に第1内歯歯車と噛合可能な第1外歯歯車および第2内歯歯車と噛合可能な第2外歯歯車を備え、第1外歯歯車の歯数は第1内歯歯車の歯数よりも少なく、第2外歯歯車の歯数は第2内歯歯車の歯数よりも少なく形成されており、第1部材および第2部材に対して揺動することにより、第1外歯歯車の円周上の一部のみが第1内歯歯車と噛合し、第2外歯歯車の円周上の一部のみが第2内歯歯車と噛合するように形成された揺動部材と、入出力軸線に対して偏心した外周面を有する偏心部を備えるとともに、偏心部が揺動部材の内周面を支持し入出力軸線を中心に回転することによって揺動部材を揺動させる、または、揺動部材が揺動することにより入出力軸線を中心に回転させられる第3部材と、を備え、第3部材に駆動力を入力して揺動部材を揺動させるとともに回転させ、第1外歯歯車と第1内歯歯車とが噛合する円周上の位置および第2外歯歯車と第2内歯歯車とが噛合する円周上の位置を移動させることにより、第1部材および第2部材のうちの少なくとも一方に減速された駆動力を出力させる、または、第1部材および第2部材のうちの少なくとも一方に駆動力を入力して、第1外歯歯車と第1内歯歯車とが噛合する円周上の位置および第2外歯歯車と第2内歯歯車とが噛合する円周上の位置を移動させ、揺動部材を揺動させるとともに回転させることにより、第3部材に増速された駆動力を出力させ、第2部材は、その一部が第3部材の軸心部に内挿され、第3部材と、第2部材の第3部材に内挿された部分の間には、第2支持軸受けが配されていることを特徴とする。
請求項9に係る本発明の遊星歯車機構は、請求項1〜8において、第2支持軸受けは、第3部材の偏心部と、第2部材の第3部材に内挿された部分の間に配されていることを特徴とする。
請求項10に係る本発明の遊星歯車機構は、請求項1〜9の何れか1項において、第3部材を入力軸とし、第2部材を出力軸とする減速機構であることを特徴とする。
請求項11に係る本発明の遊星歯車機構は、請求項2および3において、第1部材は、第2部材および第3部材を回転可能に支持するハウジングであって、第2部材は、第3部材に入力された駆動力を減速して出力する出力軸であり、第1内歯歯車は第1部材から突出した第1ピンにより形成され、第2外歯歯車は揺動部材から突出した第2ピンにより形成されたことを特徴とする。
請求項12に係る本発明の遊星歯車機構は、請求項2および3において、第1部材は、第2部材および第3部材を回転可能に支持するハウジングであって、第2部材は、第3部材に入力された駆動力を減速して出力する出力軸であり、第1外歯歯車は揺動部材から突出した第1ピンにより形成され、第2内歯歯車は第2部材から突出した第2ピンにより形成されたことを特徴とする。
請求項13に係る本発明の遊星歯車機構は、請求項1〜12の何れか1項において、第3部材は、偏心部のアンバランス回転を打ち消すカウンターバランサを有することを特徴とする。
請求項14に係る本発明の遊星歯車機構は、請求項13において、カウンターバランサは、第3部材を部分的に刳り抜いた軽量孔であることを特徴とする。
請求項15に係る本発明の遊星歯車機構は、請求項1〜14の何れか1項において、第2部材は第3支持軸受けを介して、第1部材により回転可能に支持されており、第3支持軸受けの内輪を第2部材と一体に形成したことを特徴とする。
請求項16に係る本発明の遊星歯車機構は、請求項1〜15の何れか一項において、第3部材は、電動モータにより駆動され、電動モータのケースは、第1部材または第2部材と一体的に形成され、電動モータの出力軸と第3部材とが一体的に形成されたことを特徴とする。
請求項17に係る本発明の遊星歯車機構は、共通の入出力軸線を中心として、入力軸および出力軸を回転可能に支持する固定されたハウジングと、入力軸および出力軸のうちの一方であって、入出力軸線に対して偏心した偏心軸を中心とする偏心部を有する第1軸と、入力軸および出力軸のうちの他方であって、第2内歯歯車が設けられた第2軸と、偏心部に支持される筒状部と、ハウジングに形成された入出力軸線を中心とする第1内歯歯車に係合する第1外歯歯車と、第2内歯歯車と係合する第2外歯歯車と、が形成され、第1外歯歯車の歯数は第1内歯歯車の歯数よりも少なく、第2外歯歯車の歯数は第2内歯歯車の歯数よりも少なく形成されており、偏心軸に対して回転するとともに、ハウジングおよび第2軸に対して揺動することにより、第1外歯歯車の円周上の一部のみが第1内歯歯車と噛合し、第2外歯歯車の円周上の一部のみが第2内歯歯車と噛合するように形成された揺動部材と、を備えた遊星歯車機構において、第1内歯歯車は、ハウジングから突出し入出力軸線方向に伸びる第1ピンよりなり、第2外歯歯車は、揺動部材から突出し入出力軸線方向に伸びる第2ピンよりなり、第1軸に駆動力を入力して揺動部材を揺動させるとともに回転させ、第1外歯歯車と第1内歯歯車とが噛合する円周上の位置および第2外歯歯車と第2内歯歯車とが噛合する円周上の位置を移動させることにより、第2軸に減速された駆動力を出力させる、または、第2軸に駆動力を入力して、第1外歯歯車と第1内歯歯車とが噛合する円周上の位置および第2外歯歯車と第2内歯歯車とが噛合する円周上の位置を移動させ、揺動部材を揺動させるとともに回転させることにより、第1軸に増速された駆動力を出力させ、第2軸は、その一部が第1軸の軸心部に内挿され、第1軸と、第2軸の第1軸に内挿された部分の間には、第2支持軸受けが配されていることを特徴とする。
請求項18に係る本発明の遊星歯車機構は、共通の入出力軸線を中心として、入力軸および出力軸を回転可能に支持する固定されたハウジングと、入力軸および出力軸のうちの一方であって、入出力軸線に対して偏心した偏心軸を中心とする偏心部を有する第1軸と、入力軸および出力軸のうちの他方であって、第2内歯歯車が設けられた第2軸と、偏心部に支持される筒状部と、ハウジングに形成された入出力軸線を中心とする第1内歯歯車に係合する第1外歯歯車と、第2内歯歯車と係合する第2外歯歯車と、が形成され、第1外歯歯車の歯数は第1内歯歯車の歯数よりも少なく、第2外歯歯車の歯数は第2内歯歯車の歯数よりも少なく形成されており、偏心軸に対して回転するとともに、ハウジングおよび第2軸に対して揺動することにより、第1外歯歯車の円周上の一部のみが第1内歯歯車と噛合し、第2外歯歯車の円周上の一部のみが第2内歯歯車と噛合するように形成された揺動部材と、を備えた遊星歯車機構において、第1外歯歯車は、揺動部材から突出し入出力軸線方向に伸びる第1ピンよりなり、第2内歯歯車は、第2軸から突出し入出力軸線方向に伸びる第2ピンよりなり、第1軸に駆動力を入力して揺動部材を揺動させるとともに回転させ、第1外歯歯車と第1内歯歯車とが噛合する円周上の位置および第2外歯歯車と第2内歯歯車とが噛合する円周上の位置を移動させることにより、第2軸に減速された駆動力を出力させる、または、第2軸に駆動力を入力して、第1外歯歯車と第1内歯歯車とが噛合する円周上の位置および第2外歯歯車と第2内歯歯車とが噛合する円周上の位置を移動させ、揺動部材を揺動させるとともに回転させることにより、第1軸に増速された駆動力を出力させ、第2軸は、その一部が第1軸の軸心部に内挿され、第1軸と、第2軸の第1軸に内挿された部分の間には、第2支持軸受けが配されていることを特徴とする。
さらに、従来の遊星歯車機構では外歯歯車に内ピンを貫通する内ピン穴が必要となっており、外歯歯車自身の外径の縮径に限界があったが、本発明の遊星歯車機構は揺動部材(外歯歯車と同等に機能する)に二つの外歯歯車を設けることで、内ピン穴のような大きなスペースを要求する部品を用いなくなっている。この結果、外径を小型化できる効果を発揮する。
また、第3部材と第2部材との軸方向位置が重なり合い、両者の間に第2支持軸受けが配されることで、第1及び第2外歯歯車が、噛合する第1及び第2内歯歯車から受ける径方向内方へ向かう応力(噛み合い時の反力)が、揺動部材、第3部材の偏心部及び第2支持軸受けを介して第2部材に伝達される。第2部材は、伝達された応力(反力)を受け止めることで、各歯車群における回転の伝達がロスなく行われる。
請求項9に係る本発明の遊星歯車機構によると、第3部材の偏心部と第2部材の間に第2支持軸受けが配されることで、偏心部が受ける径方向内方に向かう応力を、第2部材で受け止めることができる。
請求項10に係る本発明の遊星歯車機構によると、低コストかつ小型化された機構で変速をできることから、第3部材からの入力を第2部材に減速して出力する減速機構であることが好ましい。本発明の遊星歯車機構は、上記のように、低コストかつ小型化が可能であるため、ロボット等においてモータの出力を減速する減速機として用いることがより好ましい。
請求項11に係る本発明の遊星歯車機構によると、第1内歯歯車は第1部材から突出した第1ピンにより形成されたことにより、これと噛合する第1外歯歯車を揺動部材の外周端に切削により形成することができるため、第1外歯歯車を設ける場合に、揺動部材を貫通切削により容易に形成することができる。
請求項12に係る本発明の遊星歯車機構によると、第1外歯歯車は揺動部材から突出した第1ピンにより形成されたことにより、これと噛合する第1内歯歯車を第1部材に切削により形成することができるため、第1内歯歯車を設ける場合に、ハウジングとしての第1部材の壁を貫通切削することにより形成することができ、その製造が容易となる。
請求項13に係る本発明の遊星歯車機構によると、第3部材が偏心部のアンバランス回転を打ち消すカウンターバランサを有することで、偏心部により生じたアンバランス回転を打ち消すことができ、遊星歯車機構の振動を抑えることができる。なお、カウンターバランサは、偏心部のアンバランス回転を打ち消すことができる形状、位置であれば、その構成が特に限定されるものではない。
請求項14に係る本発明の遊星歯車機構によると、カウンターバランサが第3部材を部分的に刳り抜いた軽量孔であることにより、部品点数を増やすことなく、第3部材の偏心アンバランス荷重を解消することができる。
請求項15に係る本発明の遊星歯車機構によると、第3支持軸受けの内輪を第2部材と一体に形成したことにより、部品点数を低減し、低コストの遊星歯車機構にすることができる。
請求項16に係る本発明の遊星歯車機構によると、電動モータのケースは、第1部材または第2部材と一体的に形成され、電動モータの出力軸と第3部材とが一体的に形成されたことにより、部品点数を低減し、低コストの遊星歯車機構にすることができる。
請求項17に係る本発明の遊星歯車機構は、入出力軸の一方である第1軸が回転すると、第1軸に設けられた偏心部を介して揺動部材が偏心揺動するとともに、偏心軸を中心に回転運動を生じる。そして、揺動部材にはハウジングから突出した第1ピンにより形成された第1内歯歯車と係合(外接噛合)する第1外歯歯車が形成されており、第1外歯歯車と第1内歯歯車の歯数により決定される変速比に応じた速度に、入出力軸線(第1軸の中心軸)を中心とした回転運動の回転速度が変速される。
また、第2外歯歯車は揺動部材から突出した第2ピンにより形成されたことにより、第2外歯歯車が第1外歯歯車よりも小径であっても、切削加工により形成する場合と異なり、揺動部材を袋状に加工する必要がなく、その製造が容易となる。
また、第1軸と第2軸との軸方向位置が重なり合い、両者の間に第2支持軸受けが配されることで、第1及び第2外歯歯車が、噛合する第1及び第2内歯歯車から受ける径方向内方へ向かう応力(噛み合い時の反力)が、揺動部材、第1軸の偏心部及び第2支持軸受けを介して第2軸に伝達される。第2軸は、伝達された応力(反力)を受け止めることで、各歯車群における回転の伝達がロスなく行われる。
請求項18に係る本発明の遊星歯車機構は、入出力軸の一方である第1軸が回転すると、第1軸に設けられた偏心部を介して揺動部材が偏心揺動するとともに、偏心軸を中心に回転運動を生じる。そして、揺動部材からは第1ピンが突出し、第1ピンにより、ハウジングに形成された第1内歯歯車と係合(外接噛合)する第1外歯歯車が形成されており、第1外歯歯車と第1内歯歯車の歯数により決定される変速比に応じた速度に、入出力軸線(第1軸の中心軸)を中心とした回転運動の回転速度が変速される。
また、第2内歯歯車は第2軸から突出した第2ピンにより形成されたことにより、第2軸に第2内歯歯車を形成する場合に、第2軸を袋状に加工する必要がなく、その製造が容易となる。
また、第1軸と第2軸との軸方向位置が重なり合い、両者の間に第2支持軸受けが配されることで、第1及び第2外歯歯車が、噛合する第1及び第2内歯歯車から受ける径方向内方へ向かう応力(噛み合い時の反力)が、揺動部材、第1軸の偏心部及び第2支持軸受けを介して第2軸に伝達される。第2軸は、伝達された応力(反力)を受け止めることで、各歯車群における回転の伝達がロスなく行われる。

Claims (18)

  1. 内周面に第1内歯歯車が形成された第1部材と、
    内周面に第2内歯歯車が形成されるとともに、入出力軸線を中心に前記第1部材に対して相対回転可能な第2部材と、
    環状に形成され、外周面に前記第1内歯歯車と噛合可能な第1外歯歯車および前記第2内歯歯車と噛合可能な第2外歯歯車を備え、前記第1外歯歯車の歯数は前記第1内歯歯車の歯数よりも少なく、前記第2外歯歯車の歯数は前記第2内歯歯車の歯数よりも少なく形成されており、前記第1部材および前記第2部材に対して揺動することにより、前記第1外歯歯車の円周上の一部のみが前記第1内歯歯車と噛合し、前記第2外歯歯車の円周上の一部のみが前記第2内歯歯車と噛合するように形成された揺動部材と、
    前記入出力軸線に対して偏心した外周面を有する偏心部を備えるとともに、前記偏心部が前記揺動部材の内周面を支持し前記入出力軸線を中心に回転することによって前記揺動部材を揺動させる、または、前記揺動部材が揺動することにより前記入出力軸線を中心に回転させられる第3部材と、
    を備え、
    前記第3部材に駆動力を入力して前記揺動部材を揺動させるとともに回転させ、前記第1外歯歯車と前記第1内歯歯車とが噛合する円周上の位置および前記第2外歯歯車と前記第2内歯歯車とが噛合する円周上の位置を移動させることにより、前記第1部材および前記第2部材のうちの少なくとも一方に減速された駆動力を出力させる、
    または、
    前記第1部材および前記第2部材のうちの少なくとも一方に駆動力を入力して、前記第1外歯歯車と前記第1内歯歯車とが噛合する円周上の位置および前記第2外歯歯車と前記第2内歯歯車とが噛合する円周上の位置を移動させ、前記揺動部材を揺動させるとともに回転させることにより、前記第3部材に増速された駆動力を出力させ
    前記第2部材は、その一部が前記第3部材の軸心部に内挿され、
    該第3部材と、該第2部材の該第3部材に内挿された部分の間には、第2支持軸受けが配されていることを特徴とする遊星歯車機構。
  2. 請求項1において、
    前記第1外歯歯車と前記第1内歯歯車の一方は、前記入出力軸線方向に伸びる第1ピンよりなることを特徴とする遊星歯車機構。
  3. 請求項1〜2の何れか1項において、
    前記第2外歯歯車と前記第2内歯歯車の一方は、前記入出力軸線方向に伸びる第2ピンよりなることを特徴とする遊星歯車機構。
  4. 請求項2〜3の何れか1項において、
    各前記外歯歯車と各前記内歯歯車の他方は、トロコイド歯形で形成されていることを特徴とする遊星歯車機構。
  5. 請求項1〜4の何れか1項において、
    前記第1外歯歯車の中心軸と前記第2外歯歯車の中心軸は、同軸に設けられていることを特徴とする遊星歯車機構。
  6. 請求項2において、
    前記第1ピンは、ピン本体と、該ピン本体に回転可能な状態で外装されたカラーと、を有することを特徴とする遊星歯車機構。
  7. 請求項3において、
    前記第2ピンは、ピン本体と、該ピン本体に回転可能な状態で外装されたカラーと、を有することを特徴とする遊星歯車機構。
  8. 請求項1〜7の何れか1項において、
    前記偏心部と前記揺動部材との間には第1支持軸受けが配されていることを特徴とする遊星歯車機構。
  9. 請求項1〜8の何れか1項において、
    前記第2支持軸受けは、前記第3部材の前記偏心部と、前記第2部材の該第3部材に内挿された部分の間に配されていることを特徴とする遊星歯車機構。
  10. 請求項1〜9の何れか1項において、
    前記第3部材を入力軸とし、前記第2部材を出力軸とする減速機構であることを特徴とする遊星歯車機構。
  11. 請求項2および3において、
    前記第1部材は、前記第2部材および前記第3部材を回転可能に支持するハウジングであって、
    前記第2部材は、前記第3部材に入力された駆動力を減速して出力する出力軸であり、
    前記第1内歯歯車は前記第1部材から突出した前記第1ピンにより形成され、前記第2外歯歯車は前記揺動部材から突出した前記第2ピンにより形成されたことを特徴とする遊星歯車機構。
  12. 請求項2および3において、
    前記第1部材は、前記第2部材および前記第3部材を回転可能に支持するハウジングであって、
    前記第2部材は、前記第3部材に入力された駆動力を減速して出力する出力軸であり、
    前記第1外歯歯車は前記揺動部材から突出した前記第1ピンにより形成され、前記第2内歯歯車は前記第2部材から突出した前記第2ピンにより形成されたことを特徴とする遊星歯車機構。
  13. 請求項1〜12の何れか1項において、
    前記第3部材は、前記偏心部のアンバランス回転を打ち消すカウンターバランサを有することを特徴とする遊星歯車機構。
  14. 請求項13において、
    前記カウンターバランサは、前記第3部材を部分的に刳り抜いた軽量孔であることを特徴とする遊星歯車機構。
  15. 請求項1〜14の何れか1項において、
    前記第2部材は第3支持軸受けを介して、前記第1部材により回転可能に支持されており、
    前記第3支持軸受けの内輪を前記第2部材と一体に形成したことを特徴とする遊星歯車機構。
  16. 請求項1〜15の何れか一項において、
    前記第3部材は、電動モータにより駆動され、
    前記電動モータのケースは、前記第1部材または前記第2部材と一体的に形成され、
    前記電動モータの出力軸と前記第3部材とが一体的に形成されたことを特徴とする遊星歯車機構。
  17. 共通の入出力軸線を中心として、入力軸および出力軸を回転可能に支持する固定されたハウジングと、
    前記入力軸および前記出力軸のうちの一方であって、前記入出力軸線に対して偏心した偏心軸を中心とする偏心部を有する第1軸と、
    前記入力軸および前記出力軸のうちの他方であって、第2内歯歯車が設けられた第2軸と、
    前記偏心部に支持される筒状部と、前記ハウジングに形成された前記入出力軸線を中心とする第1内歯歯車に係合する第1外歯歯車と、前記第2内歯歯車と係合する第2外歯歯車と、が形成され、前記第1外歯歯車の歯数は前記第1内歯歯車の歯数よりも少なく、前記第2外歯歯車の歯数は前記第2内歯歯車の歯数よりも少なく形成されており、前記偏心軸に対して回転するとともに、前記ハウジングおよび前記第2軸に対して揺動することにより、前記第1外歯歯車の円周上の一部のみが前記第1内歯歯車と噛合し、前記第2外歯歯車の円周上の一部のみが前記第2内歯歯車と噛合するように形成された揺動部材と、
    を備えた遊星歯車機構において、
    前記第1内歯歯車は、前記ハウジングから突出し前記入出力軸線方向に伸びる第1ピンよりなり、
    前記第2外歯歯車は、前記揺動部材から突出し前記入出力軸線方向に伸びる第2ピンよりなり、
    前記第1軸に駆動力を入力して前記揺動部材を揺動させるとともに回転させ、前記第1外歯歯車と前記第1内歯歯車とが噛合する円周上の位置および前記第2外歯歯車と前記第2内歯歯車とが噛合する円周上の位置を移動させることにより、前記第2軸に減速された駆動力を出力させる、
    または、
    前記第2軸に駆動力を入力して、前記第1外歯歯車と前記第1内歯歯車とが噛合する円周上の位置および前記第2外歯歯車と前記第2内歯歯車とが噛合する円周上の位置を移動させ、前記揺動部材を揺動させるとともに回転させることにより、前記第1軸に増速された駆動力を出力させ、
    前記第2軸は、その一部が前記第1軸の軸心部に内挿され、
    該第1軸と、該第2軸の該第1軸に内挿された部分の間には、第2支持軸受けが配されていることを特徴とする遊星歯車機構。
  18. 共通の入出力軸線を中心として、入力軸および出力軸を回転可能に支持する固定されたハウジングと、
    前記入力軸および前記出力軸のうちの一方であって、前記入出力軸線に対して偏心した偏心軸を中心とする偏心部を有する第1軸と、
    前記入力軸および前記出力軸のうちの他方であって、第2内歯歯車が設けられた第2軸と、
    前記偏心部に支持される筒状部と、前記ハウジングに形成された前記入出力軸線を中心とする第1内歯歯車に係合する第1外歯歯車と、前記第2内歯歯車と係合する第2外歯歯車と、が形成され、前記第1外歯歯車の歯数は前記第1内歯歯車の歯数よりも少なく、前記第2外歯歯車の歯数は前記第2内歯歯車の歯数よりも少なく形成されており、前記偏心軸に対して回転するとともに、前記ハウジングおよび前記第2軸に対して揺動することにより、前記第1外歯歯車の円周上の一部のみが前記第1内歯歯車と噛合し、前記第2外歯歯車の円周上の一部のみが前記第2内歯歯車と噛合するように形成された揺動部材と、
    を備えた遊星歯車機構において、
    前記第1外歯歯車は、前記揺動部材から突出し前記入出力軸線方向に伸びる第1ピンよりなり、
    前記第2内歯歯車は、前記第2軸から突出し前記入出力軸線方向に伸びる第2ピンよりなり、
    前記第1軸に駆動力を入力して前記揺動部材を揺動させるとともに回転させ、前記第1外歯歯車と前記第1内歯歯車とが噛合する円周上の位置および前記第2外歯歯車と前記第2内歯歯車とが噛合する円周上の位置を移動させることにより、前記第2軸に減速された駆動力を出力させる、
    または、
    前記第2軸に駆動力を入力して、前記第1外歯歯車と前記第1内歯歯車とが噛合する円周上の位置および前記第2外歯歯車と前記第2内歯歯車とが噛合する円周上の位置を移動させ、前記揺動部材を揺動させるとともに回転させることにより、前記第1軸に増速された駆動力を出力させ
    前記第2軸は、その一部が前記第1軸の軸心部に内挿され、
    該第1軸と、該第2軸の該第1軸に内挿された部分の間には、第2支持軸受けが配されていることを特徴とする遊星歯車機構。
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