JP2011022526A - 光コネクタプラグ - Google Patents

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Tomoshi Uramatsu
知史 浦松
Michiyasu Watabe
道泰 渡部
Kazuyuki Miyake
和幸 三宅
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Abstract

【課題】光コネクタプラグの長さを短くすると共に、後方の空間的余裕が少なくても済むようにする。
【解決手段】 ブーツ11のケーブル挿通孔11aの端部11dは丸く面取りされているので、一点鎖線で示すように光ファイバケーブル10をこの面取りに沿って任意の側方に屈曲できる。従って、光コネクタプラグの後方の空間に余裕がなくとも、相手側プラグとの接続が可能となる。
【選択図】図15

Description

本発明は、光ファイバケーブル同士を接続するための光コネクタプラグに関するものである。
一般に、光通信等に用いられる光ファイバケーブルを接続する光コネクタプラグの後部には、例えば引用文献1のように、合成ゴム等の可撓性を有するブーツを取り付け、光ファイバケーブルの曲げを規制し、性能の安定化を図っている。
特開2006−276782号公報
しかし上述の従来のブーツの使用は、コストが高くなると共に、全長が長くなり、奥行が狭い場所では使い難いという問題点がある。
本発明の目的は、上述の課題を解消し、安価で狭い空間でも使用できる光コネクタプラグを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る光コネクタプラグは、光ファイバケーブルを保持するための保持金具と、前記光ファイバケーブルの先端のファイバ芯線を保持するフェルールと、該フェルールと前記保持金具とを保持するプラグフレームと、前記保持金具に固定しその周囲を覆い保持する硬質の合成樹脂製のブーツと、前記プラグフレーム、前記ブーツを覆う把持部材とを有し、前記ブーツのケーブル挿通孔の後端を前記光ファイバケーブルを該後端に沿って屈曲できるように面取りしたことを特徴とする。
本発明に係る光コネクタプラグによれば、後方直後において光ファイバケーブルの屈曲を可能としたので、後方における空間的余裕が少なくても済む。
保持金具と管金具を上方から見た斜視図である。 保持金具を下方から見た斜視図である。 光ファイバケーブルの斜視図である。 光ファイバケーブルに保持金具等を挿通した状態の斜視図である。 ブーツの断面図である。 ファイバ芯線をフェルールに取り付けた状態の斜視図である。 ファイバ芯線をフェルールに取り付けた状態の断面図である。 プラグフレームの斜視図である。 フェルールにプラグフレームを取り付けた状態の斜視図である。 フェルールにプラグフレームを取り付けた状態の断面図である。 管金具を所定位置に配置した斜視図である。 かしめ部をかしめた状態の斜視図である。 ブーツを所定位置に移動した状態の斜視図である。 把持部材を取り付けた完成状態の斜視図である。 完成状態の断面図である。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は光ファイバを保持する保持金具1と管金具2を上方から見た斜視図、図2は保持金具1を下方から見た斜視図を示している。保持金具1は1枚の例えば黄銅から成る導電金属板を打ち抜いて形成され、保持金具1の前部には後述するフェルールを周囲から包囲する円筒部3、円筒部3の後方の底部には管金具2の前方への位置決めをするための位置決め突起4、中間部には光ファイバケーブルの外被部の端部を管金具2と共にかしめ止める管金具かしめ部5、後部には光ファイバケーブルの外被部をかしめ止める外被かしめ部6が設けられている。
円筒部3には一部を内側に折り曲げたばね係止部3a、側部には後述するプラグフレームに対するフレーム係止部3bが設けられている。管金具かしめ部5は断面略U字状のかしめ片5a、5bを有し、管金具かしめ部5の底部には長手方向と直交する方向に、例えば2個の矩形状のスリット孔5cが設けられている。また外被かしめ部6には、かしめ片5a、5bよりも稍々小さな断面略U字状のかしめ片6a、6bが設けられている。かしめ片6a、6bの管金具かしめ部5側には、後述するブーツに対するブーツ係止部7が形成されている。
一方、管金具2は例えば変形し難いようにSUSから成る円筒形とされ、光ファイバケーブルの外被部を挿通し、保持金具1の管金具かしめ部5により光ファイバケーブルのファイバ芯線に沿って備えられた抗張力繊維を共働してかしめ止めする。なお、管金具2の後端部にはフランジ部2aが上半部のみに形成されている。
保持金具1に光ファイバケーブルを固定するには、図3に示すように光ファイバケーブル10の先端における外被部10aを切り取り、先端から光ファイバ10bと例えば石英系ガラスファイバから成るファイバ芯線10cを露出させると共に、外被部10aの切断面から光ファイバ10bに沿って配置されている補強用の抗張力繊維10dを引き出しておく。
光コネクタプラグを組立てるには、図4に示すように、光ファイバケーブル10の先端側から、ブーツ11、管金具2、保持金具1の円筒部3、圧縮コイルばね12の順に挿通する。
ブーツ11は保持金具1のかしめ部5、6に周設し保護するための硬質の合成樹脂材から成り、図5の断面図にも示すように、略角筒形とされ軸方向の中心にはケーブル挿通孔11aが設けられている。ブーツ11の前端上方には前方に向けて庇部11bが張り出され、両側部には係止凹部11cが設けられ、ブーツ11の後部のケーブル挿通孔11aの端部11dは丸く面取りされ、光ファイバケーブル10を任意の方向に曲げて引き出し得るようにされている。
圧縮コイルばね12は保持金具1の円筒部3と光ファイバケーブル10の間の隙間に配置され、後端部が円筒部3のばね係止部3aに係止され、後述するフェルールを前方に付勢するために用いられている。
ファイバ芯線10cは図6、図7に示すようにフェルール13の挿通孔13aに挿入されると共に接着により固定されている。フェルール13の前端部は例えばセラミック材から形成され、後端部の金属部材から成る円柱部13bに圧縮コイルばね12が周設され、段部に圧縮コイルばね12の前端部が当接するようにされている。ファイバ芯線10cを挿通孔13aに挿入した後に、ファイバ芯線10cの先端がフェルール13の先端と面一となるように、カッタなどで切断加工する。
図8に示す合成樹脂製から成るプラグフレーム14の内部には、フェルール13を収容する円筒部が設けられ、外側は略角筒形とされている。また、プラグフレーム14の側部には前方突起14a、後方突起14b、係止孔14cが設けられている。
図9に示すように、このプラグフレーム14によりフェルール13を覆うと、係止孔14cが保持金具1のフレーム係止部3bに係止して保持金具1に固定され、ファイバ芯線10cを保持するフェルール13が圧縮コイルばね12に押されてプラグフレーム14の先端から突出する。
つまり、図10に示すように、フェルール13の前方の段部がプラグフレーム14の内側突起14dに当接し、圧縮コイルばね12がフェルール13の円柱部13bの段部と保持金具1のばね係止部3aとの間に配設され、フェルール13を前方に付勢する。なお、この際に光ファイバケーブル10の抗張力繊維10dは、保持金具1の管金具かしめ部5上に折り返しておく。
管金具2は図11に示すように、その前端が保持金具1の位置決め突起4に係止するように、前方の管金具かしめ部5上に移動させる。このとき、抗張力繊維10dを管金具かしめ部5と管金具2の外面の下側の長手方向に沿って位置させる。
図12に示すように、管金具かしめ部5のかしめ片5a、5bを折り畳み、抗張力繊維10dを管金具2との間に挟んで管金具2を治具により強固にかしめる。そのとき、管金具2のフランジ部2aはかしめ片5a、5bの後端に配置され、位置決め突起4と共働して管金具2の前方への移動が規制される。また、強度の大きい管金具2は変形することなくかしめ止めされ、抗張力繊維10dが管金具かしめ部5の2つのスリット孔5cに喰い込み、同時に外被かしめ部6のかしめ片6a、6bにより、光ファイバケーブル10の外被部10aがかしめられて固定される。
このようにして、光ファイバケーブル10は2つのかしめ部5、6により固定され、特に抗張力繊維10dを管金具2と保持金具1の間に挟み込んでかしめるので、光ファイバケーブル10の保持金具1に対する前後方向への移動が確実に防止される。
続いて、図13に示すように、ブーツ11を光ファイバケーブル10に沿って前方に移動し、庇部11bの先端をプラグフレーム14の後部に突き当て、庇部11bによりかしめ部5、6を覆う。保持金具1の係止部7がブーツ11の係止凹部11cに係止することにより、ブーツ11の前後方向への移動が防止される。
更に、図14、図15に示すように、合成樹脂製の把持部材15はプラグフレーム14及びブーツ11の前端を覆うように取り付ける。把持部材15は長形の略四角枠とされ、前部の両側面部には大小2つの矩形孔を連結した係止孔15aが設けられ、更に後部の両側面部には把持部15bが設けられ、把持部15bには周方向に指に対する滑り止めのための複数の溝が設けられている。
把持部材15はプラグフレーム14に対し若干前後移動可能とされている。つまり、プラグフレーム14の側部に設けた前方突起14a、後方突起14bが把持部材15の係止孔15aに係合して、把持部材15はプラグフレーム14に対する前方及び後方に制限された所定範囲内で移動可能とされている。
この光ファイバコネクタを相手側プラグと接続するには、先ず把持部材15の把持部15bを掴んで相手側プラグを持ち挿し込む。フェルール13は一旦は圧縮コイルばね12のばね付勢力に抗して後退し、その後に停止した状態でフェルール13は相手側プラグに差し込まれて、ファイバ芯線10cが相手側のファイバ芯線と光学的に接続されることになる。
このとき、ブーツ11のケーブル挿通孔11aの端部11dは丸く面取りされているので、図15の一点鎖線で示すように光ファイバケーブル10をこの面取りに沿って任意の側方に屈曲できる。従って、光コネクタプラグの後方の空間に余裕がなくとも、相手側プラグとの接続が可能となる。
一方、光コネクタプラグの相手側プラグへの接続を解除するときには、把持部材15を持ち相手側プラグから引き抜けばよい。
1 保持金具
2 管金具
3 円筒部
4 位置決め突起
10 光ファイバケーブル
10b 光ファイバ
10c ファイバ芯線
11 ブーツ
12 圧縮コイルばね
13 フェルール
14 プラグフレーム
15 把持部材

Claims (2)

  1. 光ファイバケーブルを保持するための保持金具と、前記光ファイバケーブルの先端のファイバ芯線を保持するフェルールと、該フェルールと前記保持金具とを保持するプラグフレームと、前記保持金具に固定しその周囲を覆い保持する硬質の合成樹脂製のブーツと、前記プラグフレーム、前記ブーツを覆う把持部材とを有し、前記ブーツのケーブル挿通孔の後端を前記光ファイバケーブルを該後端に沿って屈曲できるように面取りしたことを特徴とする光コネクタプラグ。
  2. 前記ケーブル挿通孔の後端を丸く面取りしたことを特徴とする請求項1に記載の光コネクタプラグ。
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EP3754397A1 (en) * 2019-06-19 2020-12-23 Senko Advanced Components Inc. A fiber optic connector assembly with crimp tube subassembly and method of use

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