JP2011021243A - アレスト性に優れた厚肉低温用鋼板およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】C:0.01〜0.1%、Si:0.03〜0.60%、Mn:0.3〜2.0%、P:0.005%以下、S:0.003%以下、Ni:8.5%を超えて9.5%未満、sol.Al:0.005〜0.050%およびN:0.0005〜0.0060%を含有し、残部はFeおよび不純物からなり、板厚中心部において、旧オーステナイト粒の平均粒径が25μm以下で、かつ、旧オーステナイト粒のアスペクト比が0.7〜1.3であり、ミクロ組織中に面積比で3.0〜15.0%のオーステナイトを含む、アレスト性に優れた厚肉低温用鋼板。さらに、Mo,CuおよびCrのうちから選んだ1種以上の元素を特定量含んでもよい。
【選択図】なし
Description
板厚中心部において、旧オーステナイト粒の平均粒径が25μm以下で、かつ、旧オーステナイト粒のアスペクト比が0.7〜1.3であり、ミクロ組織中に面積比で3.0〜15.0%のオーステナイトを含む、
ことを特徴とするアレスト性に優れた厚肉低温用鋼板。
工程1:鋼片を800〜1150℃に加熱する工程。
工程2:少なくとも800〜650℃の温度域で、1パス当たりの圧下率が5%以上、累積圧下率が25%以上となる圧延をする工程。
工程3:圧延終了後、0.1〜50℃/sの冷却速度で200℃以下の温度まで冷却する工程。
工程4:760〜900℃の温度に加熱して焼入れする工程。
工程5:550〜640℃の温度で焼戻しする工程。
C:0.01〜0.1%
Cは、マルテンサイト変態が完了する温度であるMf点を低下させ、残留オーステナイトを安定化するのに有効な元素である。しかしながら、Cは、マルテンサイト素地そのものを硬化させ、オーステナイト量の増加による靱性改善以上に靱性を低下させる。したがって、Cの含有量は、強度を確保するのに必要な量以上とし、靱性を劣化させるような過大量を避けるべきである。Cの含有量が0.01%未満では強度が不足し、一方、0.1%を超えると靱性が劣化する。よって、Cの含有量は0.01〜0.1%とする。なお、Cの含有量は0.03%以上とすることが望ましく、また、0.07%以下とすることが望ましい。
Siは、脱酸元素として作用し、また、セメンタイトの析出を抑制して焼戻しでのオーステナイトの安定化を改善する作用を有する元素であり、0.03%以上の量を含有させる必要がある。しかしながら、Siの含有量が多すぎると靱性劣化を引き起し、特に0.60%を超えると靱性劣化が著しくなる。したがって、Siの含有量を0.03〜0.60%とする。なお、Siの含有量は0.10%以上とすることが望ましく、また、0.30%以下とすることが望ましい。
Mnは、Mf点を低下させてオーステナイトを安定化するのに有効な元素であり、その含有量が多いほどオーステナイトの量が多くなるので、0.3%以上の量を含有させる。しかしながら、Mnの含有量が過剰になると、マルテンサイト素地の靱性を劣化させ、特に2.0%を超えると靱性劣化が著しくなる。したがって、Mnの含有量を0.3〜2.0%とする。なお、Mnの含有量は0.5%以上とすることが望ましく、0.7%以上とすれば一層望ましい。また、Mn含有量は1.5%以下とすることが望ましく、1.0%以下とすればさらに望ましい。
Pは、不純物として鋼中に存在する。本発明に係る厚肉低温用鋼板においては、Pの存在が大きく鋼の特性を左右する。このため、Pの含有量を通常に比べて厳しく制限する必要があり、0.005%を超えると、粒界に偏析して靱性を低下させるのみならず、溶接時に高温割れを招く。したがって、Pの含有量を0.005%以下とする。なお、Pの含有量は0.002%以下とすることが望ましい。
Sは、不純物として鋼中に存在する。本発明に係る厚肉低温用鋼板においては、Sの存在が大きく鋼の特性を左右するため、Sの含有量を通常に比べて厳しく制限する必要がある。Sの含有量が多いと、中心偏析を助長したり、延伸したMnSが多量に生成したりするため、母材および溶接熱影響部の機械的性質が劣化し、特に、0.003%を超えると、母材および溶接熱影響部の機械的性質の劣化が著しくなる。したがって、Sの含有量を0.003%以下とする。Sは少ないほど好ましい元素であるため、S含有量の下限は特に規定するものではない。
Niは、本発明において最も重要な元素であり、強度を上昇させるとともにオースナイトを安定化する作用を有するので、8.5%を超える量を含有させる。Niの含有量が多いほど強度が上昇するとともにMf点が低下して残留オーステナイトの量が増加するため好ましい。しかしながら、9.5%以上の多量のNiを含有させることはコスト上昇を招くため、Niの含有量は9.5%未満とする。
Alは、Siと同様に脱酸元素として作用し、また、セメンタイトの析出を抑制して焼戻しでのオーステナイトの安定化を改善する作用を有する元素である。さらに、Alは、Nと結合してAlNとなり加熱時のオーステナイト粒の微細化に寄与する効果も有する。こうした効果を得るためには、Alをsol.Al(酸可溶Al)量で0.005%以上含有させる必要がある。しかしながら、sol.AlでのAlの含有量が多くなって0.050%を超えると、靱性劣化を引き起す。したがって、Alの含有量をsol.Alで0.005〜0.050%とする。なお、sol.AlでのAlの含有量は、0.020%以上とすることが望ましく、また、0.040%以下とすることが望ましい。
Nは、オーステナイトの安定化に寄与する元素であるため含有させることが望ましい。また、Nは、Alと結合してAlNとなり加熱時のオーステナイト粒の微細化に効果を発揮する。これらの効果を得るためには、0.0005%以上の量のNを含有させる必要がある。しかしながら、Nは、マルテンサイト素地の靱性を劣化させ、特に0.0060%を超えると靱性劣化が著しくなる。したがって、Nの含有量は0.0005〜0.0060%とする。なお、Nの含有量は、0.0020%以上とすることが望ましく、また、0.0050%以下とすることが望ましい。
Moを含有させると、焼戻し脆化を防止する効果が得られる。したがって、この効果を得るためにMoを含有してもよい。しかしながら、Moの含有量が0.1%を超えると、マルテンサイト素地の靱性を劣化させる。このため、含有させる場合のMoの含有量は0.1%以下とする。含有させる場合のMo含有量の上限は望ましくは0.06%、さらに望ましくは0.05%である。
Cuを含有させると、固溶状態でオーステナイトを安定化する効果が得られる。したがって、この効果を得るためにCuを含有してもよい。しかしながら、焼戻しの際に、固溶Cuがε−Cuとして析出するため、高強度化には有効であるが、Cu含有量が多くなると靱性を劣化させ、特に2.0%を超えると靱性劣化が著しくなる。したがって、含有させる場合のCuの含有量は2.0%以下とする。含有させる場合のCu含有量の上限は望ましくは1.6%、さらに望ましくは1.2%である。
Crを含有させると、焼入れ性向上により強度および靱性を向上させる効果が得られる。したがって、この効果を得るためにCrを含有してもよい。しかしながら、Crの含有量が多くなって0.6%を超えると、却って靱性を劣化させる。したがって、含有させる場合のCrの含有量は0.6%以下とする。含有させる場合のCr含有量の上限は望ましくは0.5%である。
(B−1)旧オーステナイト粒の平均粒径:
板厚中心部において、旧オーステナイト粒の平均粒径が25μmを超えると、アレスト性が劣化する。このため、旧オーステナイト粒の平均粒径は25μm以下とする必要がある。なお、旧オーステナイト粒の平均粒径は15μm以下であることが望ましい。
旧オーステナイト粒の平均粒径が25μm以下であっても、旧オーステナイト粒のアスペクト比が0.7を下回るか1.3を超える場合には、C方向のアレスト性が劣化する。このため、旧オーステナイト粒のアスペクト比は0.7〜1.3にする必要がある。なお、旧オーステナイト粒のアスペクト比は0.85〜1.15であることが望ましく、1.0が最も望ましい。
オーステナイトは厚肉鋼板の靱性を改善する手段として重要であり、高い靱性を確保するためには面積比で3.0%以上の量のオーステナイトが必要である。オーステナイトの量は多ければ多いほど靱性改善に有効である。しかしながら、オーステナイトの量が面積比で15.0%を超えると、硬さ(強度)が低下してしまう。したがって、ミクロ組織中のオーステナイトの面積比は3.0〜15.0%とする必要がある。ミクロ組織中のオーステナイトの面積比は4.0%以上であることが望ましく、5.0%以上であればさらに望ましい。
板厚中心部におけるミクロ組織が前記(B−1)〜(B−3)の条件を満たしても、粒径が40μm以上の粗大粒が混在する場合にはアレスト性が劣化する場合がある。このため、上記の粗大粒の形成は可能な限り抑制するのが望ましい。具体的には、粒径が40μm以上となる旧オーステナイト粒の比率が5%以下であれば、安定して良好なアレスト性を確保することができる。
以下に詳述する本発明の製造条件は、工業的な規模で本発明のアレスト性に優れた厚肉低温用鋼板を経済的に要領よく実現するための方法の一つであり、上記鋼板自体の技術的範囲はこの製造条件によって規定されるものではない。
加熱工程としての工程1では、本発明の厚肉低温用鋼板製造のための圧延素材としての鋼片を800〜1150℃に加熱する。
圧延工程としての工程2では、加熱した鋼片を少なくとも800〜650℃の温度域で、1パス当たりの圧下率が5%以上、累積圧下率が25%以上となるようにして圧延して板厚を所要の厚みにまで減厚する。
冷却工程としての工程3では、圧延終了後の鋼板を、0.1〜50℃/sの冷却速度で200℃以下の温度まで冷却する。
加熱と焼入れの工程としての工程4では、冷却後の鋼板を、760〜900℃の温度に加熱して焼入れする。
焼戻し工程としての工程5では、焼入れした鋼板を550〜640℃の温度で焼戻しする。
Claims (5)
- 質量%で、C:0.01〜0.1%、Si:0.03〜0.60%、Mn:0.3〜2.0%、P:0.005%以下、S:0.003%以下、Ni:8.5%を超えて9.5%未満、sol.Al:0.005〜0.050%およびN:0.0005〜0.0060%を含有し、残部はFeおよび不純物からなり、
板厚中心部において、旧オーステナイト粒の平均粒径が25μm以下で、かつ、旧オーステナイト粒のアスペクト比が0.7〜1.3であり、ミクロ組織中に面積比で3.0〜15.0%のオーステナイトを含む、
ことを特徴とするアレスト性に優れた厚肉低温用鋼板。 - 質量%で、さらに、Mo:0.1%以下を含有することを特徴とする請求項1に記載のアレスト性に優れた厚肉低温用鋼板。
- 質量%で、さらに、Cu:2.0%以下およびCr:0.6%以下の1種以上を含有することを特徴とする請求項1または2に記載のアレスト性に優れた厚肉低温用鋼板。
- 板厚中心部において、さらに、粒径が40μm以上となる旧オーステナイト粒の比率が5%以下であることを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載のアレスト性に優れた厚肉低温用鋼板。
- 請求項1から3までのいずれかに記載の化学組成を有する鋼片に下記の工程1〜5を順に施すことを特徴とするアレスト性に優れた厚肉低温用鋼板の製造方法。
工程1:鋼片を800〜1150℃に加熱する工程。
工程2:少なくとも800〜650℃の温度域で、1パス当たりの圧下率が5%以上、累積圧下率が25%以上となる圧延をする工程。
工程3:圧延終了後、0.1〜50℃/sの冷却速度で200℃以下の温度まで冷却する工程。
工程4:760〜900℃の温度に加熱して焼入れする工程。
工程5:550〜640℃の温度で焼戻しする工程。
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