JP2011019364A - ステッピングモータの励磁電流切替方法および励磁電流切替装置 - Google Patents

ステッピングモータの励磁電流切替方法および励磁電流切替装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ステッピングモータが停止する際の減衰振動のばらつきを大幅に抑制することが可能な励磁電流切替方法および励磁電流切替装置を提供する。
【解決手段】励磁電流切替装置100は、コントローラ11と、指令パルス発生器12と、モータドライバ13と、同期回路15とを備えている。駆動機構34内に同期回路15を設け、励磁電流Aの立ち上がりに同期して指令パルス信号22を生成し、指令パルス信号22の立ち上がりを起点として始動期間T1を設定するため、始動期間T1内で励磁電流ABの生成が開始されるまでの間隔を常に一定にすることができる。そのため、始動、加速および減速の各期間内での励磁電流の総量がそれぞれ一定となり、ステッピングモータが停止する際の減衰振動のばらつきを大幅に抑制できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のコイルに流れる励磁電流を決められた順序で切り替えることによって回転駆動されるステッピングモータの励磁電流切替方法および励磁電流切替装置に関する。
ステッピングモータは、パルス電力に同期して動作する同期電動機で、その運動量(回転角度)は駆動パルスの数に比例する。このため、デジタル制御回路との相性がよく、簡易な回路構成により正確な位置決めを実現できる。
この種のステッピングモータは例えば、コンデンサ等のチップ型電子部品(以下、ワークと呼ぶ)のテーピングを行うテーピング装置の搬送テーブルを位置決めするために用いられる。図6は、従来のテーピング装置30の一例を示す平面図である。図6のテーピング装置30は、テーブルベース31と、搬送テーブル32と、ワーク収納孔33と、駆動機構34と、中心軸35と、リニアフィーダ36と、分離供給部37と、第1検査部38と、第1排出部39と、第2検査部40と、第2排出部41と、挿入部42と、キャリアテープ43と、キャビティ44とを備えている。
搬送テーブル32は円形のテーブルであり、テーブルベース31上に水平に設置される。搬送テーブル32の周縁部に沿って一定間隔で複数のワーク収納孔33が設けられている。各ワーク収納孔33は搬送テーブル32の外周に向けて開孔し、直方体形状のワークを収納可能である。搬送テーブル32は、ワーク収納孔33の間隔ごとに間歇的に回転駆動される。
搬送テーブル32が間歇回転する際にワーク収納孔33内のワークが開孔部から遠心力によって外側に飛び出さないように、分離供給部37の付近を除き、不図示のガード壁が搬送テーブル32の周囲に設けられている。
分離供給部37にはリニアフィーダ36が接続されている。このリニアフィーダ36は、ワークを順に分離供給部37に送り込むものである。第1検査部38、第1排出部39、第2検査部40、および、第2排出部41は、搬送テーブル32の周縁部に沿って順に配置されている。キャリアテープ43は、挿入部42の下側に配置される。キャリアテープ43上には、一定間隔でキャビティ44が設けられており、挿入部42を介してキャビティ44の中にワークが順に収納される。
次に、図6を用いて、従来のテーピング装置30の動作の概略を説明する。ワークは、不図示のパーツフィーダからリニアフィーダ36に投入される。投入されたワークは、振動しながらリニアフィーダ36内を一列に搬送され、分離供給部37に到達する。分離供給部37は、回転駆動される搬送テーブル32の各ワーク収納孔33に1つずつワークを収納する。駆動機構34は、搬送テーブル32の中心軸35を基準として、時計回り(図6の矢印Fの方向)に搬送テーブル32を間歇回転させる。
ワーク収納孔33に収納された各ワークは、搬送テーブル32の間歇回転により搬送され、第1検査部38に順に到達する。第1検査部38では、第1の検査が行われる。第1の検査で不良と判断されたワークは、間歇回転により第1排出部39に到達すると、外部に排出される。一方、第1の検査で良品と判断されたワークは、間歇回転により第1排出部39を通過して、第2検査部40に到達する。
第2検査部40では、第2の検査が行われる。第2の検査で不良と判断されたワークは、間歇回転により第2排出部41に到達すると、外部に排出される。一方、第2の検査で良品と判断されたワークは、間歇回転により第2排出部41を通過して、挿入部42に到達する。挿入部42は、各ワークを順にキャビティ44に1つずつ挿入する。
上記の搬送テーブル32を間歇回転させるためにステッピングモータを用いることができる。図7は、2相ステッピングモータ(以下、単にモータと呼ぶ)70の一例を示す斜視図であり、図8(a)は図7のモータ70の平面図である。図7に示すように、モータ70は、上部ロータ71aおよび下部ロータ71bを有するロータ71と、ロータ71を貫通するシャフト72とを備えている。上部ロータ71aは、S極に磁化された歯51a〜65aを有し、下部ロータ71bは、N極に磁化された歯51b〜65bを有する。
上部ロータ71aの歯51a〜65aと、下部ロータ71bの歯51b〜65bとは、1/2ピッチずれて互い違いに配置されている。例えば、下部ロータ71bの歯51bは、上部ロータ71aの歯51aと52aとの間に配置される。なお、図7では、上部および下部ロータ71a,71bがそれぞれ15個の歯を備えている例を図示しているが、歯の数は任意でよい。歯の数が多いほど、モータ70の間歇回転角度は小さくなる。
また、図8(a)に示すように、ロータ71に対向してステータ73a,73bが配置されている(図7には不図示)。ステータ73aの表面にはコイル74a、74a’が巻回されている。コイル74aの一端は端子Aに接続され、他端は共通端子COM_Aに接続されている。コイル74a’の一端は端子A’に接続され、他端は共通端子COM_Aに接続されている。
以下では、コイル74aの端子Aから共通端子COM_Aに向かって流れる電流を励磁電流Aと表現し、コイル74a’の端子A’から共通端子COM_Aに向かって流れる電流を励磁電流A’と表現する。励磁電流AとA’は、電流の向きが互いに逆である。
同様に、ステータ73bの表面にはコイル74b、74b’が巻回されている。コイル74bの一端は端子Bに接続され、他端は共通端子COM_Bに接続されている。コイル74b’の一端は端子B’に接続され、他端は共通端子COM_Bに接続されている。
以下では、コイル74bの端子Bから共通端子COM_Bに向かって流れる電流を励磁電流Bと表現し、コイル74b’の端子B’から共通端子COM_Bに向かって流れる電流を励磁電流B’と表現する。励磁電流BとB’は、電流の向きが互いに逆である。
図7および図8(a)に示すモータ70は、端子AA’間および端子BB’間の2組の端子間にコイル74a〜74b’を接続しているため、2相ステッピングモータと呼ばれる。後に詳述するように、これらのコイル74a〜74b’に励磁電流AB(励磁電流Aおよび励磁電流Bを同時に生成、以下同様),A’B,A’B’,AB’の4種類の励磁電流を順に流す、いわゆる2相励磁方式で、ロータ71を間歇回転させることができる。これにより図6に示すテーピング装置30の搬送テーブル32は間歇回転する。なお、本明細書では、1回分の間歇回転を、1ステップの回転と呼ぶ。
図9は図6の駆動機構34の内部構成の一例を示すブロック図である。駆動機構34は、コントローラ11と、指令パルス発生器121と、モータドライバ13と、図7および図8に示す2相モータ70で構成されるモータユニット14とを備えている。
コントローラ11は、モータ70の回転を制御する。より具体的には、コントローラ11は、搬送テーブル32を1ステップ回転させるために、スタート信号21を生成する。スタート信号21は、ハイからロウへの立ち下がりでモータ70を始動させることを意味する。
指令パルス発生器121は、スタート信号21が立ち下がると、予め定められた時間間隔で4つの指令パルスX1〜X4を含む指令パルス信号22を生成する。これら4つの指令パルスX1〜X4は、上記4種類の励磁電流に対応しており、指令パルス信号22がロウからハイへ立ち上がると励磁電流の種類が上記の順で切り替わることを意味する。
モータドライバ13は、指令パルス信号22が立ち上がる毎に、モータユニット14内の4つコイル74a〜74b’のうち、2つのコイルに流れる励磁電流を決められた順序で切り替える。
モータドライバ13およびモータユニット14の内部構成は以下のようになっている。図10は、モータドライバ13およびモータユニット14の内部構成の一例を示すブロック図である。モータドライバ13は、モータドライバ制御回路81と、モータドライバ制御回路81に制御される励磁電流生成回路82a〜82b’ と、スイッチ75a,75bと、電流検出抵抗76a,76bと、電圧比較回路92a,92bとを有する。モータユニット14は、コイル74a〜74b’を有する。
励磁電流生成回路82a〜82b’の内部構成および動作は同様なので、以下では、励磁電流生成回路82aについて、その構成および動作を説明する。
励磁電流生成回路82aは、コイル74aに励磁電流Aを流すための電圧をコイル74aの両端に供給する。励磁電流生成回路82aは、スイッチ91aと、ダイオード93aと、スイッチ制御回路94aとを有する。スイッチ91aは、電源端子Vcc(例えば100V)と端子Aとの間に接続される。電圧比較回路92aは、スイッチ75aと電流検出抵抗76aとの接続ノードの電圧を基準電圧Vrefと比較し、電圧比較結果を出力する。ダイオード93aは、カソードが端子Aに接続され、アノードが接地端子に接続されている。スイッチ制御回路94aは、電圧比較回路92aの出力結果に応じてスイッチ91aをオン・オフ制御する。スイッチ75a,91aは、例えばバイポーラトランジスタやMOSトランジスタで実現できる。また、共通端子COM_Aは、スイッチ75aおよび電流検出抵抗76aを介して、励磁電流生成回路82a内で接地端子に接続される。
指令パルス信号22の立ち上がりを検出したモータドライバ制御回路81が、励磁電流生成回路82aに励磁電流Aを生成するよう指令を出すと、まず電圧比較回路92aはスイッチ75aと電流検出抵抗76aとの接続ノード(以下、単に接続ノードと呼ぶ)の電圧と基準電圧Vrefとを比較する。コイル74aに電流が流れていない状態では、接続ノードの電圧は基準電圧Vrefより小さい。この場合、スイッチ制御回路94aは、スイッチ91aをオンに設定する。これにより、電源電圧Vccがスイッチ91aと駆動信号231を介して端子Aに供給され、コイル74aに電流が流れる。
コイル74aに電流が流れると、しばらくして接続ノードの電圧は基準電圧Vrefより大きくなる。この場合、スイッチ制御回路94aは、スイッチ91aをオフに設定する。これにより、コイル74aには電流が流れなくなる。このとき、端子Aの電圧は0V(ロウ)になる。この動作を繰り返すことで、オンとオフとを繰り返すパルス状の波形の励磁電流Aがコイル74aに生成される。このようなパルス状の励磁電流をコイルに供給することはチョッパ制御と呼ばれる。チョッパ制御では、励磁電流が流れる状態と流れない状態とを短い周期で繰り返すことで、コイルに流す励磁電流の総量を任意に制御できる。この総量とは、励磁電流を時間で積分した値である。
その後、モータドライバ制御回路81が、次の指令パルス信号22の立ち上がりを検出し、励磁電流生成回路82aの励磁電流Aを止めるよう指令を出すと、スイッチ91aがオフしてコイル74aに電流が流れなくなる。その後、別の励磁電流生成回路(例えば82a’)は励磁電流の生成を開始する。
実際には、モータドライバ制御回路81は、2つの励磁電流生成回路に同時に励磁電流を生成する。例えばモータドライバ制御回路81は、励磁電流生成回路82a,82bからコイル74a,74bに電流を流し、励磁電流ABを生成する。そして、指令パルス信号22が立ち上がる度に、電流を流す2個のコイルのうち1つを切り替えて、励磁電流AB,A’B,A’B’,AB’を順に生成する。
図11(a)は、モータ70の動作の一例を示すタイミング図である。横軸は時間であり、スタート信号21と指令パルス信号22の縦軸は電圧、励磁電流AB’〜A’B’の縦軸は電流、モータ70の変位の縦軸は位置である。モータ70の変位は、モータ70が「初期位置」から1ステップ回転して「目標位置」に到達する様子を描いている。図8〜図11を用いて、モータ70が初期位置から目標位置へ到達する動作を詳しく説明する。なお、図8(b)〜(e)では、コイル74a等を省略している。
図11(a)において、時刻t0以前では、モータ70は初期位置に停止している状態であり、図9のモータドライバ13は励磁電流AB’を生成している。このときの様子を図8(a)に示す。コイル74aに流れる励磁電流Aによってステータ73aのロータ71側にN極が発生し、コイル74b’に流れる励磁電流B’によってステータ73bのロータ71側にS極が発生する。この状態では、ステータ73a(N極)と、上部ロータ71aの歯51a(S極)とが対向した位置で、両者の引力によってロータ71は安定して停止している。
仮に停止状態で励磁電流AB’をオフにすると、この引力がなくなり、モータ70に接続される負荷(例えば図6の搬送テーブル32)によってモータ70が回転してしまうおそれがあるため、停止状態でも励磁電流AB’を流し続ける必要がある。
図11(a)において、時刻t0でコントローラ11がスタート信号21をハイに設定し、さらに時刻t1でロウに設定する。このスタート信号21の立ち下がりに同期して、指令パルス発生器121は指令パルス信号22をロウに設定し、時刻t2で指令パルス信号22をハイに設定する。この1番目の指令パルスX1に応じて、モータドライバ13は励磁電流AB’を止める。そして、励磁電流AB’を止めて所定時間が経過した時刻t3でモータドライバ13は励磁電流ABの生成を開始する。ステータ73aには、図8(a)と同じくロータ71側にN極が発生するが、コイル74bに流れる励磁電流Bによってステータ73bのロータ71側はN極に切り替わる。すると、ステータ73b(N極)と歯62a(S極)との引力、および、ステータ73b(N極)と歯62b(N極)との斥力によりロータ71は時計回り(矢印Fの方向)に回転を開始する。そして、図8(b)に示す、ステータ73bと歯62aとが対向する位置まで到達する。この、図11(a)における時刻t2での指令パルス信号22の立ち上がりから、次の時刻t4での指令パルス信号22の立ち上がりまでのモータ70の動作を「始動」と呼ぶ。
さらに、指令パルス発生器121は指令パルス22をロウに設定し、時刻t2から始動期間T1が経過した時刻t4で指令パルス22をハイに設定する。この2番目の指令パルスX2に応じて、モータドライバ13は励磁電流ABを止める。そして、励磁電流ABを止めて所定時間経過した時刻t5でモータドライバ13は励磁電流A’Bの生成を開始する。コイル74a’に流れる励磁電流A’によってステータ73aのロータ71側はS極に切り替わるが、ステータ73bには、図8(b)と同じくロータ71側にN極が発生する。すると、ステータ73a(S極)と歯51a(S極)との斥力、および、ステータ73a(S極)と歯65b(N極)との引力によりロータ71は時計回りに回転する。そして、図8(c)に示す、ステータ73aと歯65bとが対向する位置まで到達する。
上記の始動期間T1は以下のように設定される。図11(b)は、時刻t5付近におけるモータ70の変位の拡大図である。同図の曲線g2に示すように、時刻t5より前に、ロータ71はステータ73bと歯62aとが対向する位置pに一旦到達するが、位置pを通り過ぎて目標位置側まで進むオーバーシュートが起きる。その後、位置pまで引き戻されるが、今度は、位置pを通り過ぎて初期位置側まで進むアンダーシュートが起きる。そして、再び位置pへ向かう途中の時刻t5(位置q)において励磁電流A’Bの生成を開始する。このように、アンダーシュートした位置qから位置pに向かう時計回りの回転の途中で、上述した励磁電流A’Bによる同じ方向の回転動作を行うため、モータ70は加速される。これにより、モータ70は、始動から加速に移行する。
始動時の終了時点でモータ70が加速されるように、モータ70が初期位置から上述の位置qへ到達するまでの時間に応じて、始動期間T1は予め実験等により設定される。位置qへ到達するまでの時間は、モータ70に取り付ける負荷(この場合、テーピング装置30の搬送テーブル32)によって異なるので、負荷毎に始動期間T1を設定する必要がある。
図11(a)における始動期間T1が終了する時刻t4での指令パルス信号22の立ち上がりから、次の時刻t6での指令パルス信号22の立ち上がりまでのモータ70の動作を「加速」と呼ぶ。モータ70を加速することで、目標位置に達するまでの時間を短縮できる。
続いて、指令パルス発生器121は指令パルス22をロウに設定し、時刻t4から加速期間T2が経過した時刻t6で指令パルス22をハイに設定する。この3番目の指令パルスX3に応じて、モータドライバ13は励磁電流A’Bを止める。そして、励磁電流A’Bを止めて所定時間経過した時刻t7でモータドライバ13は励磁電流A’B’の生成を開始する。ステータ73aには、図8(c)と同じくロータ71側にS極が発生するが、コイル74b’に流れる励磁電流B’によってステータ73bのロータ71側はS極に切り替わる。すると、ステータ73b(S極)と歯62a(S極)との斥力、および、ステータ73b(S極)と歯61b(N極)との引力によりロータ71は時計回りに回転する。そして、図8(d)に示す、ステータ73bと歯61bとが対向する位置まで到達する。
上記の加速期間T2は以下のように設定される。図11(c)は、時刻t7付近におけるモータ70の変位の拡大図である。同図の曲線g3に示すように、時刻t7より前に、ロータ71はステータ73aと歯65bとが対向する位置rに一旦到達するが、位置rを通り過ぎて目標位置側まで進むオーバーシュートが起きる。その後、位置rに引き戻される途中の時刻t7(位置s)において励磁電流A’B’の生成を開始する。このようにすることで、オーバーシュートした位置から位置rへ向かう反時計回りの回転を行っている途中で、上述した励磁電流A’B’による時計回りの回転動作を行うため、回転速度が相殺されてモータ70は減速される。
このようなタイミングでモータ70が駆動されるように、モータ70が上述の位置sへ到達するまでの時間に応じて、加速期間T2は予め実験等により設定される。位置sへ到達するまでの時間は、モータ70に取り付ける負荷(この場合、テーピング装置30の搬送テーブル32)によって異なるので、負荷毎に加速期間T2を設定する必要がある。図11(a)における時刻t6での指令パルス信号22の立ち上がりから、次の時刻t8での指令パルス信号22の立ち上がりまでのモータ70の動作を「減速」と呼ぶ。一度加速したモータ70を減速することで、後述する目標位置での減衰振動の振幅を小さくすることができる。
続いて、指令パルス発生器121は指令パルス22をロウに設定し、時刻t6から減速期間T3が経過した時刻t8で指令パルス22をハイに設定する。この4番目の指令パルスX4に応じて、モータドライバ13は励磁電流A’B’を止める。そして、励磁電流A’B’を止めて所定時間経過した時刻t9でモータドライバ13は励磁電流AB’の生成を開始する。コイル74aに流れる励磁電流Aによってステータ73aのロータ71側はN極に切り替わるが、ステータ73bには、図8(d)と同じくロータ71側にS極が発生する。すると、ステータ73a(N極)と歯65b(N極)との斥力、および、ステータ73a(N極)と歯65a(S極)との引力によりロータ71は時計回りに回転する。そして、図8(e)に示す、ステータ73aと歯65aとが対向する位置である目標位置まで到達する。
図11(a)の破線曲線g0で示すように、目標位置で振動することなく停止するのが理想的だが、実際は実線曲線g1のようにオーバーシュートとアンダーシュートを繰り返しながら、減衰振動を経て目標位置で停止する。
なお、図8では、2つのステータ73a,73bでロータ71を回転させる例を示しているが、それぞれが端子A,A’と共通端子COM_A、または、端子B,B’と共通端子COM_Bとの間に接続されるコイルを巻かれたステータを更に設けた2相ステッピングモータ70としてもよい。多くのステータでロータを駆動することで、安定してより大きな負荷を回転させることができる。
図12は、励磁電流とモータ70の動作との関係をまとめた図である。このように、図8(a)の停止状態から、始動、加速、減速を経て、図8(e)で停止させる1サイクルの動作により、モータ70は歯1個分回転する。この回転を利用して、図6に示すテーピング装置30の搬送テーブル32を1回間歇回転させることができる。
テーピング装置30には、間歇回転の位置決めが正確であることが要求される。位置決めが不正確であると、例えばワーク収納孔33が第1検査部38からずれた位置で第1の検査が行われるおそれがあり、この場合、正しく第1の検査を行えない可能性がある。図11(a)の実線曲線g1に示すように、モータ70は減衰振動の後に目標位置に到達するので、目標位置に到達してモータ70が完全に停止する時刻t11で検査や排出等の処理を開始するのが望ましい。
一方で、テーピング装置30の検査等の処理スループットを上げるには、搬送テーブル32を高速に間歇回転することも要求される。時刻t9で4番目の指令パルス信号X4が立ち上がった後、時刻t10までには減衰振動の振幅が確実に許容範囲Z(例えば、第1の検査が正しく行える位置)内に収束するのであれば、時刻t11でなく時刻t10で処理を開始することができ、テーピング装置30の処理スループットを向上できる。
しかしながら、図9に示す従来の駆動機構34では、減衰振動が許容範囲Zに収束するまでの時間に大きなばらつきが存在する。図13は、従来の駆動機構34でのモータ70の変位を観測した結果を示す図である。図13は、指令パルス信号22の電圧波形とモータ70の変位を示す位置波形を示しており、モータ70の変位を5回観測した結果をそれぞれ示している。図13の横軸は時間であり、指令パルス信号22の波形の縦軸は電圧、モータ70の変位波形No.1〜No.5の縦軸は位置である。測定器の表示機能上の特徴として、モータ70の変位波形No.1〜No.5の波形は縦軸方向の上方にいったん振り切れて、その後下方から再度現れているが、実際には、モータ70は初期位置から目標位置に向かって回転する。
時刻t2以前は、モータ70は初期位置で停止している。時刻t2で指令パルス信号22が立ち上がるとモータ70は始動し、加速および減速を経て、時刻t8で指令パルス信号22が立ち上がった後に目標位置付近で減衰振動し、やがて目標位置で停止する。図13から分かるように、No.1の場合はモータ70が停止するまでの時間が比較的短いが、No.5の場合はモータ70が停止するまでの時間が長い。減衰振動にばらつきが存在すると、減衰振動の振幅が図11(a)の目標位置に示した許容範囲Z内に収束するまでの時間が最も長い場合を念頭に置いて、搬送テーブル32を回転駆動した上で、テーピング装置30における検査や排出の処理を開始せざるを得なくなる。
このように、従来の駆動機構34では、目標位置での減衰振動が大きくばらつくために、テーピング装置30の処理スループットを向上できないという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ステッピングモータが停止する際の減衰振動のばらつきを大幅に抑制することが可能な励磁電流切替方法および励磁電流切替装置を提供するものである。
本発明の一態様によれば、複数のコイルに流れる励磁電流を決められた順序で切り替えることによって回転駆動されるステッピングモータの励磁電流切替方法において、前記複数のコイルのうち、少なくとも1つのコイルに流れる前記励磁電流が変化するタイミングを検出し、前記タイミングに同期した変化タイミング信号を生成するステップと、前記変化タイミング信号に同期した第1の指令パルスを生成した後、所定の時間間隔で第2の指令パルスを間歇的に生成するステップと、前記第1および第2の指令パルスに同期させて、前記複数のコイルに流れる前記励磁電流を決められた順序で切り替えるステップと、を備えることを特徴とするステッピングモータの励磁電流切替方法が提供される。
また、本発明の一態様によれば、複数のコイルに流れる励磁電流を決められた順序で切り替えることによって回転駆動されるステッピングモータの励磁電流切替装置において、前記複数のコイルのうち、少なくとも1つのコイルに流れる前記励磁電流が変化するタイミングを検出し、前記タイミングに同期した変化タイミング信号を生成する同期回路と、前記変化タイミング信号に同期した第1の指令パルスを生成した後、所定の時間間隔で第2の指令パルスを間歇的に生成する指令パルス発生器と、前記第1および第2の指令パルスに同期させて、前記複数のコイルに流れる前記励磁電流を決められた順序で切り替えるモータドライバと、を備えることを特徴とするステッピングモータの励磁電流切替装置が提供される。
本発明によれば、ステッピングモータが停止する際の減衰振動のばらつきを大幅に抑制できる。
テーピング装置30の駆動機構34の概略構成の一例を示すブロック図。 同期回路15の内部構成の一例を示す回路図。 指令パルス発生器12の処理動作の一例を示すフローチャート。 図1の駆動機構34における、励磁電流、スタート信号21、立ち上がり検出信号24および指令パルス信号22との関係を示すタイミング図。 図1の駆動機構34でのステッピングモータ70の変位を観測した結果を示す図。 テーピング装置30の一例を示す平面図。 2相ステッピングモータ70の一例を示す斜視図。 2相ステッピングモータ70の一例を示す平面図。 図7および図8に示す2相ステッピングモータ70を内蔵する、従来の駆動機構34の概略構成の一例を示すブロック図。 モータドライバ13およびモータユニット14の内部構成の一例を示すブロック図。 ステッピングモータ70の動作の一例を示すタイミング図。 励磁電流とステッピングモータ70の動作との関係をまとめた図。 従来の駆動機構34でのステッピングモータ70の変位を観測した結果を示す図。 図9の駆動機構34における、励磁電流、スタート信号21および指令パルス信号22の関係を示すタイミング図。
まず初めに、モータ70の減衰振動が収束するまでの時間にばらつきが生じる理由を説明する。図14は、図9の駆動機構34における、励磁電流、スタート信号21および指令パルス信号22の関係を示すタイミング図である。横軸は時間であり、縦軸は、励磁電流AB’,ABについては電流、その他については電圧である。
時刻t10で、図9のコントローラ11はスタート信号21をロウに設定する。これに同期して、指令パルス発生器121は指令パルス信号22中の最初の指令パルスX1を生成する。この指令パルスX1は、スタート信号21に同期してロウになり、さらに時刻t12でハイになる。
スタート信号21は、励磁電流AB’とは非同期であるため、従来の励磁電流切替手法では、励磁電流AB’と非同期で指令パルスを生成していた。
図14(a)は、指令パルス発生器121が指令パルス信号22をハイに設定する時刻t12で励磁電流AB’が流れない例を示している。この場合、図9のモータドライバ13は、励磁電流AB’が生成されなくなる時刻t11から所定の時間T0が経過した時刻t13から励磁電流ABを生成し始める。
一方、図14(b)は、指令パルス発生器121が指令パルス信号22をハイに設定する時刻t12で励磁電流AB’が流れる例を示している。この場合、モータドライバ13は、励磁電流AB’が生成されなくなる時刻t15から所定の時間T0が経過した時刻t16から励磁電流ABを生成し始める。
励磁電流AB’と非同期で指令パルス22が立ち上がり、その立ち上がりタイミングは全く制御されていないので、図14(a)のタイミングで励磁電流が切り替わることもあるし、同図(b)のタイミングで切り替わることもある。図14(a)と同図(b)とを比較すると、始動期間T1内の励磁電流ABの総量(励磁電流ABを時間で積分した量)が異なっている。より具体的には、図14(b)の方が指令パルス信号22がハイになってから励磁電流ABの生成が開始されるまでの時間が長いため、始動期間T1内の励磁電流ABの総量が少なくなる。
仮に、図14(a)の場合を念頭に置いて始動期間T1、加速期間T2、減速期間T3を定めていたとすると、図14(a)の場合は、図11(a)〜(c)の軌跡を再現できる。しかしながら、図14(b)の場合は、励磁電流ABの生成開始時刻が図14(a)よりも遅いため、図11(b)の時刻t5までに流れる励磁電流ABの総量は、図14(a)の場合より少なくなる。その結果、時刻t5における、モータ70の変位を示す曲線g2(図11(b))上の位置は図14(a)の場合と一致しない。この場合でも時刻t5でモータドライバ13が励磁電流をAB(始動)からA’B(加速)へと切り替えるため、時刻t7における、モータ70の変位を示す曲線g3(図11(c))上の位置も図14(a)の場合と一致しない。この場合に時刻t7でモータドライバ13が励磁電流をA’B(加速)からA’B’(減速)へと切り替えると、図14(b)の場合は、図11(a)の実線曲線g1とは異なってしまう。その結果、目標位置での減衰振動が図11(a)に示すものとは異なることになる。
このように、励磁電流AB’と指令パルス信号22とが非同期であるために、始動期間T1内の励磁電流ABの総量にばらつきが生じる。同様に、加速期間T2内の励磁電流A’Bや減速期間T3内の励磁電流A’B’の総量にもばらつきが生じる。これら各期間での励磁電流の総量のばらつきが、図13に示すような、モータ70の減衰振動がばらつく原因である。
以下、本発明に係るモータ70の励磁電流切替方法および励磁電流切替装置の実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
図1はテーピング装置30の駆動機構34の概略構成の一例を示すブロック図である。図1の駆動機構34は、本発明の一実施形態に係るモータ70の励磁電流切替装置100と、モータ70で構成されるモータユニット14とを備えている。図1では、図9と共通する構成部分には同一の符号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。
図1の励磁電流切替装置100は、コントローラ11と、指令パルス発生器12と、モータドライバ13と、モータユニット14と、同期回路15とを備えている。
図9と比較して、図1の駆動機構34は同期回路15をさらに備えており、かつ、指令パルス発生器12の動作は図9の指令パルス発生器121の動作と異なる。その他の構成および動作は図9と同様であるため、説明を省略する。
まず、同期回路15について説明する。同期回路15は、図8(a)に示すコイル74aの一端に供給される駆動信号231の電圧の立ち上がりを検出することにより、コイル74aを流れる励磁電流Aの立ち上がりを検出し、立ち上がり検出信号24を生成する。より具体的には、同期回路15は、励磁電流Aが立ち上がると、立ち上がり検出信号24をロウに設定し、励磁電流Aが立ち下がると、立ち上がり検出信号24をハイに設定する。また、同期回路15は、駆動信号231の電圧(電圧振幅が例えば100V)を、指令パルス発生器12の電源電圧(例えば5V)に応じた電圧振幅の立ち上がり検出信号24に変換するレベル変換の役割も持つ。
図2は、同期回路15の内部構成の一例を示す回路図である。図2の同期回路15は、フォトカプラ151を備える。フォトカプラ151は、アノードが電源端子V1(例えば駆動信号231の電圧と同じ100V)に接続され、カソードが駆動信号231に接続される発光ダイオード152と、コレクタが電源端子V2(例えば指令パルス発生器12の電源電圧と同じ5V)に接続され、エミッタから立ち上がり検出信号24が出力されるフォトトランジスタ153とを有する。発光ダイオード152とフォトトランジスタ153は互いに電気的に絶縁されており、リーク電流の発生を抑制できる。
駆動信号231がハイに設定されると、発光ダイオード152のアノードとカソードとの電位差がなくなるため、発光ダイオード152は発光しない。よって、フォトトランジスタ153はオンせず、エミッタである立ち上がり検出信号24はロウとなる。一方、駆動信号231がロウに設定されると、発光ダイオード152が発光する。そのため、フォトトランジスタ153がオンし、エミッタである立ち上がり検出信号24はハイとなる。図10で説明した通り、駆動信号231が電源電圧Vccすなわちハイになるのと同期して励磁電流Aが流れるので、同期回路15は、駆動信号231の立ち上がり、すなわち、励磁電流Aの立ち上がりを検出する度に、立ち上がり検出信号24をロウに設定する。
このように、図2に示す簡易な同期回路15で、励磁電流Aの立ち上がりを検出して、指令パルスX1を生成できる。なお、図2は例示であって、同期回路15の具体的な回路構成はこれに限定されない。
図3は、指令パルス発生器12の処理動作の一例を示すフローチャートである。以下、図3を用いて指令パルス発生器12の処理動作を説明する。
指令パルス発生器12は、スタート信号21がロウになり(ステップS1)、かつ、同期回路15で生成される立ち上がり検出信号24が立ち下がる(ステップS2)と、指令パルス信号22をロウに設定する(ステップS3)。その後、所定の時間待機する(ステップS4)。待機後、立ち上がり検出信号24が立ち下がる(ステップS5)と、指令パルス発生器12は、指令パルス信号22をハイに設定する。立ち上がり検出信号24の立ち下がりは、励磁電流Aの立ち上がりに同期しているため、以上のようにして指令パルス発生器12は、励磁電流Aに同期した第1の指令パルスとして指令パルスX1を含む指令パルス信号22を生成できる。
なお、図12によると、励磁電流Aが流れるのは、停止および始動の期間であるが、停止状態でスタート信号21がロウ設定されるため、始動を意味する1番目の指令パルスX1が励磁電流Aに同期して生成される。
その後は、指令パルス発生器12は、立ち上がり検出信号24を参照することなく、図11(b),(c)のように駆動されるよう予め設定された始動期間T1、加速期間T2、減速期間T3に応じて、指令パルスX2,X3,X4を第2の指令パルスとして生成する(ステップS7)。これら各期間T1〜T3を計測するために、例えば指令パルス発生器12内にタイマ(不図示)を設けてもよいし、指令パルス発生器12に入力されるクロック信号(不図示)をカウントすることで計測しても良い。
このような指令パルス発生器12は、ハードウェアで実現してもよいし、ソフトウェアで実現してもよい。
図4は、図1の駆動機構34における、励磁電流、スタート信号21、立ち上がり検出信号24および指令パルス信号22との関係を示すタイミング図である。横軸は時間、縦軸は、立ち上がり検出信号24については電圧であり、その他は図14と同様である。
まず、時刻t30で、図1のコントローラ11はスタート信号21をロウに設定する。次いで、時刻t31で励磁電流Aが立ち上がるため、同期回路15は立ち上がり検出信号24をロウに設定する(図3のステップS3)。これにより、指令パルス発生器12は、時刻t31で指令パルス信号22をロウに設定する。その後、待機時間を経過(ステップS4)した後、時刻t32で励磁電流Aが立ち上がるため、同期回路15は立ち上がり検出信号24をロウに設定する。これにより、指令パルス発生器12は、時刻t32で指令パルス信号22をハイに設定する(ステップS6)。
その後、図4の時刻t33で励磁電流Aは立ち下がる。時刻t32で指令パルス信号22が立ち上がるため、時刻t33の後は、モータドライバ13は励磁電流AB’を生成しない。このように、モータドライバ13は、励磁電流AB’の生成を開始した後、指令パルス信号22が立ち上がると、励磁電流AB’の生成を停止する。
その後、時刻t33から所定の時間T0が経過した時刻t34からモータドライバ13は励磁電流ABを生成し始める。このように、図1の駆動機構34では、常に指令パルス信号22の立ち上がりである時刻t32から、励磁電流ABが生成される時刻t34までの時間差が変動しない。これは、図3の処理により、指令パルス発生器12が指令パルス信号22の指令パルスX1の立ち上がりタイミングを励磁電流Aの立ち上がりタイミングに同期させたことにより得られる効果である。
ここで、従来の駆動機構34による図14と、本実施形態の駆動機構34による図4とを比較する。図14(a)では、時刻t13で励磁電流ABの生成が開始されるが、図14(b)では、時刻t13より遅い時刻t16で励磁電流ABの生成が開始される。このように、励磁電流ABの生成開始時間にばらつきが存在し、その結果、始動期間T1内に流れる励磁電流ABの総量にばらつきが生じる。これは、上述のように励磁電流Aと指令パルス信号22が同期していないのが原因である。
これに対し、図4では、励磁電流Aの立ち上がりに同期して指令パルス信号22が立ち上がるため、励磁電流ABが生成されるのは、常に時刻t34である。つまり、始動期間T1内に流れる励磁電流ABの総量は常に一定になる。
よって、図11(b)に示す時刻t5ではモータ70が位置qに到達しており、確実にこのタイミングでモータドライバ13は励磁電流をAB(始動)からA’B(加速)に切り替えることができる。そのため、時刻t5から加速時間T2が経過した後の時刻t7におけるモータ70の位置もばらつかず、図11(c)に示す時刻t7ではモータ70が位置sに到達しており、確実にこのタイミングでモータドライバ13は励磁電流をA’B(加速)からA’B’(減速)に切り替えることができる。同様に、モータ70が一定の位置にあるタイミングで、確実にモータドライバ13は励磁電流をA’B’(減速)からAB’(停止)に切り替えることができる。その結果、常に図11(a)にモータの変位として示した軌跡でモータ70は初期位置から目標位置まで移動することとなり、時刻t9以降の減衰振動にばらつきは生じなくなる。
図5は、図1の駆動機構34でのモータ70の変位を観測した結果を示す図である。図13と共通する説明は省略する。図5から分かるように、No.1〜5のいずれも、ほぼ同一の減衰振動をしており、図13と比較して、大幅に減衰振動のばらつきが抑制される。
結果として、図1の駆動機構34で図6のテーピング装置30の搬送テーブル32を間歇回転させる場合、一定の時間内で、減衰振動の振幅を確実に図11(a)の目標位置に示した許容範囲Z内に抑えることができ、テーピング装置30における検査や排出等の処理の開始を図11(a)における時刻t10に早めることができる。よって、搬送テーブル32の回転速度を高速化でき、テーピング装置30の処理スループットを向上できる。本実施形態に示す駆動機構34でモータ70を駆動することにより、例えば数10msの周期(スタート信号21が立ち下がる周期)で搬送テーブル32を間歇回転させることが可能になる。
このように、本実施形態では、駆動機構34内に同期回路15を設け、励磁電流Aの立ち上がりに同期して指令パルス信号22を生成し、指令パルス信号22の立ち上がりを起点として始動期間T1を設定するため、始動期間T1内で励磁電流ABの生成が開始されるまでの間隔を常に一定にすることができる。そのため、始動、加速および減速の各期間内での励磁電流の総量がそれぞれ一定となり、モータ70が停止する際の減衰振動のばらつきを大幅に抑制できる。結果として、モータ70で間歇回転されるテーピング装置30の処理スループットを向上できる。
上述した実施形態では、同期回路15は、励磁電流Aの立ち上がりを検出するが、励磁電流Aの立ち下がりを検出して立ち下がり検出信号を生成し、この立ち下がり検出信号に同期して、指令パルス発生器12が指令パルス信号22を生成してもよい。この場合も、同期回路15や指令パルス発生器12の基本的な動作は同様である。すなわち、同期回路15は、励磁電流Aの立ち上がりまたは立ち下がりである変化タイミングを検出して、これに同期して立ち上がり検出信号または立ち下がり検出信号である変化タイミング検出信号を生成すればよい。
また、上述した実施形態では、モータ70のコイルが2相で、励磁電流の種類は4である例を説明したが、一般には、コイルがN相の場合、指令パルス発生器12は2Nの整数倍個の指令パルスを生成し、励磁電流の種類を2Nの整数倍とすることで、モータ停止時の位置決め精度を向上できる。例えば、モータのコイルが3相(端子AA’間と、端子BB’間と、端子CC’間とにコイルが設けられる)であれば、指令パルス発生器12は6の整数倍個の指令パルスを生成し、励磁電流の種類は6の整数倍とする。同様に、モータのコイルが5相であれば、指令パルス発生器12は10の整数倍個の指令パルスを生成し、励磁電流の種類は10の整数倍とする。これらの場合も、1番目の指令パルスX1を、励磁電流の変化タイミングに同期させることにより、減衰振動のばらつきを大幅に抑制できる。
ここで、指令パルス発生器12は、2番目以降の指令パルスを励磁電流の変化タイミングに同期させて第1の指令パルスを生成してもよい。この場合、同期させる指令パルス以降の励磁電流の総量がばらつかなくなり、上述した実施形態と同様に、減衰振動のばらつきを軽減できる。また、指令パルス発生器12は、複数の指令パルスを励磁電流の変化タイミングに同期させて第1の指令パルスを生成してもよい。
さらに、上述した本実施形態では、コイルが2相である場合に、4種類の励磁電流に対応して、モータ70を停止から始動、加速、減速を経て停止させるが、モータ70の駆動方式は必ずしもこれに限らない。例えば、停止から始動、等速移動、等速移動を経て停止させてもよい。また、コイルが3相で、6種類の励磁電流でモータを駆動する場合は、6種類の励磁電流に対応して、停止から始動、第1加速、第2加速、第1減速、第2減速を経て停止させてもよいし、始動、等速移動、等速移動、等速移動、等速移動を経て停止させてもよい。
また、図1の同期回路15の役割は、上述したように、励磁電流の変化タイミングの検出およびレベル変換であり、モータドライバ13やモータユニット14の内部構成とは無関係であるため、異なる種類のモータドライバ13やモータユニット14に図1の同期回路15を接続可能である。
上述した実施形態では、テーピング装置30の搬送テーブル32を間歇回転させるためにモータ70を用いる例を説明したが、モータ70の用途はこれに限られない。
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や種々の変形を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した個々の実施形態には限定されるものではない。特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
12 指令パルス発生器
13 モータドライバ
15 同期回路
21 スタート信号
22 指令パルス信号
24 立ち上がり検出信号
70 ステッピングモータ
74a〜74b’ コイル
100 励磁電流切替装置

Claims (16)

  1. 複数のコイルに流れる励磁電流を決められた順序で切り替えることによって回転駆動されるステッピングモータの励磁電流切替方法において、
    前記複数のコイルのうち、少なくとも1つのコイルに流れる前記励磁電流が変化するタイミングを検出し、前記タイミングに同期した変化タイミング信号を生成するステップと、
    前記変化タイミング信号に同期した第1の指令パルスを生成した後、所定の時間間隔で第2の指令パルスを間歇的に生成するステップと、
    前記第1および第2の指令パルスに同期させて、前記複数のコイルに流れる前記励磁電流を決められた順序で切り替えるステップと、を備えることを特徴とするステッピングモータの励磁電流切替方法。
  2. 前記第1および第2の指令パルスを生成するステップは、前記第1の指令パルスの生成が終了したタイミングと、その後に前記少なくとも1つのコイルに前記励磁電流が流れ始めるタイミングとの間の時間差が変動しないように、前記第1の指令パルスの生成タイミングを設定することを特徴とする請求項1に記載の励磁電流切替方法。
  3. 前記複数のコイルに流れる前記励磁電流を決められた順序で切り替えるステップは、前記第1または第2の指令パルスが生成されてから、次の前記第2の指令パルスが生成されるまでの間に、前記複数のコイルのうち少なくとも一つに流れる前記励磁電流の総量が一定になるように、前記複数のコイルに励磁電流を流すタイミングを設定することを特徴とする請求項1または2に記載の励磁電流切替方法。
  4. 前記指令パルスを生成するステップでは、停止状態の前記ステッピングモータを回転させて再度停止状態とする1サイクルの間に2Nn個(Nは前記ステッピングモータの相数、nは正の整数)の前記指令パルスを生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の励磁電流切替方法。
  5. 前記ステッピングモータの相数Nは2であることを特徴とする請求項4に記載の励磁電流切替方法。
  6. 前記第1の指令パルスは、前記ステッピングモータの始動開始を指示するスタート信号が入力された直後に前記励磁電流に所定のエッジが現れるタイミングと、このタイミングから所定期間経過後に前記励磁電流に所定のエッジが現れるタイミングとに同期して生成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の励磁電流切替方法。
  7. 前記間歇的に生成される第2の指令パルスのそれぞれは、その直前の前記第1または第2の指令パルスの生成が終了したタイミングと、このタイミングから所定期間経過後のタイミングとに同期して生成されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の励磁電流切替方法。
  8. 前記変化タイミング信号を生成するステップは、前記少なくとも1つのコイルの一端に供給される電圧が変化するタイミングを検出して、前記電圧とは異なる電圧レベルの前記変化タイミング信号を生成することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の励磁電流切替方法。
  9. 複数のコイルに流れる励磁電流を決められた順序で切り替えることによって回転駆動されるステッピングモータの励磁電流切替装置において、
    前記複数のコイルのうち、少なくとも1つのコイルに流れる前記励磁電流が変化するタイミングを検出し、前記タイミングに同期した変化タイミング信号を生成する同期回路と、
    前記変化タイミング信号に同期した第1の指令パルスを生成した後、所定の時間間隔で第2の指令パルスを間歇的に生成する指令パルス発生器と、
    前記第1および第2の指令パルスに同期させて、前記複数のコイルに流れる前記励磁電流を決められた順序で切り替えるモータドライバと、を備えることを特徴とするステッピングモータの励磁電流切替装置。
  10. 前記指令パルス発生器は、前記第1の指令パルスの生成が終了したタイミングと、その後に前記少なくとも1つのコイルに前記励磁電流が流れ始めるタイミングとの間の時間差が変動しないように、前記第1の指令パルスの生成タイミングを設定することを特徴とする請求項9に記載の励磁電流切替装置。
  11. 前記モータドライバは、前記指令パルス発生器が前記第1または第2の指令パルスを生成しから、次の前記第2の指令パルスを生成するまでの間に、前記複数のコイルのうち少なくとも一つに流れる前記励磁電流の総量が一定になるように、前記複数のコイルに励磁電流を流すタイミングを設定することを特徴とする請求項9または10に記載の励磁電流切替装置。
  12. 前記指令パルス発生器は、停止状態の前記ステッピングモータを回転させて再度停止状態とする1サイクルの間に2Nn個(Nは前記ステッピングモータの相数、nは正の整数)の前記指令パルスを生成することを特徴とする請求項9乃至11のいずれかに記載の励磁電流切替装置。
  13. 前記ステッピングモータの相数Nは2であることを特徴とする請求項12に記載の励磁電流切替装置。
  14. 前記指令パルス発生器は、前記ステッピングモータの始動開始を指示するスタート信号が入力された直後に前記励磁電流に所定のエッジが現れるタイミングと、このタイミングから所定期間経過後に前記励磁電流に所定のエッジが現れるタイミングとに同期して前記第1の指令パルスを生成することを特徴とする請求項9乃至13のいずれかに記載の励磁電流切替装置。
  15. 前記指令パルス発生器は、それぞれが直前の前記第1または第2の指令パルスの生成が終了したタイミングと、このタイミングから所定期間経過後のタイミングとに同期して前記第2の指令パルスを間歇的に生成することを特徴とする請求項9乃至14のいずれかに記載の励磁電流切替装置。
  16. 前記同期回路は、前記少なくとも1つのコイルの一端に供給される電圧が変化するタイミングを検出して、前記電圧とは異なる電圧レベルの前記変化タイミング信号を生成することを特徴とする請求項9乃至15のいずれかに記載の励磁電流切替装置。
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