JP2012005219A - モータ制御装置及び制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】出力トルクが不連続に変化することを防止し、適切な進角を安定して選択することを可能としたモータ制御装置及び制御方法を提供する。
【解決手段】ステッピングモータは、ロータ3、第1のセンサ6a、第2のセンサ6b、コントローラ12を備える。コントローラ12は、ロータ3の回転数が第1の高速側閾値以上になったときに進角を30°(第2の進角)に変え、ロータ3の回転数が第1の低速側閾値以下になったときに進角を0°(第1の進角)に変える。他方、コントローラ12は、ロータ3の回転数が第2の高速側閾値以上になったときに進角を50°(第3の進角)に変え、ロータ3の回転数が第2の低速側閾値以下になったときに進角を30°(第2の進角)に変える。
【選択図】図5

Description

本発明は、モータのトルク変動を防止する場合に好適なモータ制御装置及び制御方法に関する。
従来、パルス信号によりロータを回転駆動する構造のステッピングモータがある。ステッピングモータは、小型、高トルク、高寿命といった特徴を備えており、開ループ制御により容易にデジタル的な位置決め動作を実現できるという利点がある。このような特徴から、ステッピングモータは、カメラや光ディスク装置等の情報機器、プリンタやプロジェクタ等のOA機器といった各種電子機器に広く用いられている。
ところで、モータにかかる負荷が多い場合や高速回転を行おうとした場合に、モータが脱調してしまうという問題がある。この問題を解決するために、モータに位置検出センサを取り付け、位置検出センサにより検出したロータの位置に合わせて通電を切り替える、いわゆるブラシレスDCモータの動作を行わせることで脱調を防止する方法が従来から行われている。本出願人は、脱調を防止するためのモータ駆動方法を提案している(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のモータ駆動方法は、非接触式の位置検出センサから得られる信号をロータの回転速度に応じて進相させた位置信号に基づいてコイルを励磁する。これにより、コイルの励磁電流の励磁電圧に対する立ち上がりの遅れをカバーしている。この技術について、図8乃至図11を用いて説明する。
図8(a)は、ブラシレスモータを構成する2相のコイルA・コイルBとロータRを示す図である。図8(b)は、2相のコイルA・コイルBに一定電流を通電したときのトルク分布を示す図である。図9は、ブラシレスモータの2相のコイルA・コイルBの励磁電流が励磁電圧に対して遅れをもって立ち上がる様子を示す図である。
図8(a)において、ブラシレスモータの2つのコイルAとコイルBにはそれぞれ正逆方向の電流を通電することができるので、図8(b)に示す4種類のトルク分布81、82、83、84が得られる。ロータRの回転位置に合わせてコイルAとコイルBに対する通電を切り替えることにより、ブラシレスモータにおいてTで示すようなトルク曲線が得られる。
ここで、コイルAとコイルBの励磁電流は、それぞれコイルAとコイルBのインダクタンスの影響を受けるため、図9に示すように励磁電圧に対して遅れをもって立ち上がる。従って、ロータの回転が高速化するに従い、励磁電流が一定値に達する前に相が切り替わってしまい、トルクが低下してしまう。図9で短い矢印は高速時の駆動パルス信号の1パルス、長い矢印は低速時の駆動パルス信号の1パルスを示す。低速時の1パルスでは励磁電流は一定値に達するまで流れ、高速時の1パルスでは励磁電流は一定値未満しか流れないことが分かる。
特許文献1記載の技術では、ロータの回転が高速化するに従いトルクが低下するという問題を以下のような方法で解決している。ロータの回転が高速化するに従い、コイルに対する励磁を切り替える角度を進め、図8(b)に示すタイミングよりも早くコイルへの通電を行う。これにより、励磁電圧に対する励磁電流の立ち上がりの遅れをカバーし、ロータの高速回転時においてもトルクを安定させることができる。
図10は、ブラシレスモータの進角と負荷トルクとの関係を示すトルク−回転数特性線図である。
図10において、横軸はブラシレスモータにかける負荷トルクTであり、縦軸は第1の進角、第2の進角、第3の進角における負荷トルクに対応する回転数Nである。第1の進角と第2の進角の交点の回転数を第1の閾値とし、第2の進角と第3の進角の交点の回転数を第2の閾値としている。ブラシレスモータのロータの回転数が変わると、最大の負荷トルクを得られる進角が変わっていくことが分かる。即ち、ロータの回転数に応じて適切な進角を選択していけば、幅広い負荷トルク範囲で出力を高めるモータ駆動方法が可能となる。
特開2008−295205号公報
しかしながら、背景技術の図10で説明したようにブラシレスモータにおいて単純にロータの回転数に応じて進角を変えるだけでは、以下に挙げるような原因で進角が安定せず、ブラシレスモータのトルク変動を起こしてしまう可能性がある。ブラシレスモータのトルク変動は振動の原因となり得るため、好ましくない。
まず、ブラシレスモータにおいて進角が安定せずトルク変動を起こす第1の原因としては、ブラシレスモータの特性のばらつきが挙げられる。図10に示す第1の進角、第2の進角、第3の進角を用いる場合、第1の進角と第2の進角の交点の回転数を第1の閾値とし、第2の進角と第3の進角の交点の回転数を第2の閾値とすることで、進角を変更する。これにより、ブラシレスモータの出力を幅広い負荷トルク範囲で最大にすることができる。そのような理想的なトルク特性Tiを図10に破線で示す。
しかし、ブラシレスモータの特性がばらついて設計値からずれると、閾値となる回転数が2つの進角の交点からずれてしまう。図11に、閾値となる回転数が2つの進角の交点からずれた場合のブラシレスモータのトルク−回転数特性線図を示す。このブラシレスモータでは図11に破線で示すようなトルク特性Tiになり、図11にXで示すように負荷トルクが不連続になる領域が現れる。負荷トルクが領域Xにあるときは、ブラシレスモータの動作時において第1の進角と第2の進角の間を不安定に動作を繰り返すことになり、ブラシレスモータの出力トルクが不連続に変化してしまうという問題がある。
次に、ブラシレスモータにおいて進角が安定せずトルク変動を起こす第2の原因としては、ロータの回転数の読み取り誤差が挙げられる。ロータの回転数は、位置検出センサの信号の正負が切り替わるゼロクロス点が単位時間内に何回あったかをカウントすることにより測定できる。理想的にはブラシレスモータが一定角度回転するごとに、位置検出センサは一回ゼロクロス点を出力する。
しかし、ブラシレスモータのマグネットの着磁のばらつき等により、位置検出センサがゼロクロス点を出力する間にロータが回転する角度にもばらつきがある。従って、ブラシレスモータの駆動回路において読み取るロータの回転数が実際のロータの回転数に対してずれてしまうことがある。進角を変更する閾値付近の回転数では、ロータの回転数の読み取り誤差によって進角が不要に切り替わってしまうという問題がある。
本発明の目的は、出力トルクが不連続に変化することを防止し、適切な進角を安定して選択することを可能としたモータ制御装置及び制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、コイルに通電して励磁することでロータを回転させるモータの駆動時における前記ロータの回転した位置を検出する検出手段と、前記検出手段から出力される検出信号に対して規定の位相差である進角を有する進角信号を生成し前記進角信号により前記コイルへの通電位相を切り替える切替手段とを備えるモータ制御装置であって、前記ロータの規定の回転数に対して設定される高速側閾値と、前記規定の回転数よりも低い回転数に対して設定される低速側閾値を記憶する記憶手段と、前記ロータの回転数を測定する測定手段と、前記測定手段により測定された前記ロータの回転数が高速側閾値以上の場合は進角を上げ、前記測定手段により測定された前記ロータの回転数が低速側閾値以下の場合は進角を下げる制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ロータの回転数が高速側閾値以上の場合は進角を上げ、ロータの回転数が低速側閾値以下の場合は進角を下げる制御を行う。従って、従来のようにロータの回転数の読み取り誤差によって進角が不要に切り替わることなどを防止することができる。これにより、モータの出力トルクが不連続に変化することを防止することが可能となり、適切な進角を安定して選択することが可能となる。
本発明の実施の形態に係るステッピングモータの構成を示す斜視図である。 モータ制御装置としてのステッピングモータの駆動回路の構成を示すブロック図である。 (a)は、ステッピングモータの第1のセンサから出力される第1のセンサ信号と第2のセンサから出力される第2のセンサ信号を示す図である。(b)は、第1のセンサ信号と第2のセンサ信号に対してそれぞれ電気角で規定の位相差だけ進角させた第1の進角信号と第2の進角信号を示す図である。 第1の進角、第2の進角、第3の進角におけるステッピングモータの負荷トルクと回転数の特性を示す図である。 進角の選択方法を示すフローチャートである。 (a)は、ステッピングモータのロータの回転数の閾値にヒステリシス性を持たせないときのステッピングモータ起動時の出力トルクの時間変化を示す図である。(b)は、ステッピングモータのロータの回転数の時間変化を示す図である。 (a)は、ステッピングモータのロータの回転数の閾値にヒステリシス性を持たせたときのステッピングモータ起動時の出力トルクの時間変化を示す図である。(b)は、ステッピングモータのロータの回転数の時間変化を示す図である。 (a)は、ブラシレスモータを構成する2相のコイルA・コイルBとロータを示す図である。(b)は、2相のコイルA・コイルBに一定電流を通電したときのトルク分布を示す図である。 ブラシレスモータの2相のコイルA・コイルBの励磁電流が励磁電圧に対して遅れをもって立ち上がる様子を示す図である。 ブラシレスモータの進角と負荷トルクとの関係を示すトルク−回転数特性線図である。 閾値となる回転数が2つの進角の交点からずれた場合のトルク−回転数特性線図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るステッピングモータの構成を示す斜視図である。
図1において、ステッピングモータ1は、マグネット2、ロータ3、第1のコイル4a、第2のコイル4b、第1のヨーク5a、第2のヨーク5b、第1のセンサ6a、第2のセンサ6bを備えている。第1のコイル4a、第2のコイル4b、第1のヨーク5a、第2のヨーク5b、第1のセンサ6a、第2のセンサ6bにより、ステータを構成している。尚、図1では説明の便宜上、一部の部品を破断して図示している。
マグネット2は、図示のように外周部が多極着磁、即ちN極とS極が交互に着磁された円筒形状の永久磁石として構成されており、内径部にロータ3が固定されている。ロータ3は、ステータに対して回転可能に支持されており、マグネット2と一体となって回転する。マグネット2は、回転した際の角度に対応した角度位置(電気角)に対し、マグネット2の径方向の磁力の強さが概略正弦波状に変化する着磁パターンを有する。
第1のヨーク5aは、円環状の本体部から軸方向に延出されると共に周方向に規定の間隔で配置された複数の磁極歯5a−1を備えている。第1のヨーク5aの複数の磁極歯5a−1は、第1のコイル4aにより励磁される。同様に、第2のヨーク5bは、円環状の本体部から軸方向に延出されると共に周方向に規定の間隔で配置された複数の磁極歯5b−1を備えている。第2のヨーク5bの複数の磁極歯5b−1は、第2のコイル4bにより励磁される。第1のヨーク5aと第2のヨーク5bの励磁される極(N極、S極)を切り替えることで、ロータ3に与えるトルクを変化させることができる。
第1のセンサ6a、第2のセンサ6bは、ロータ3の回転によって出力が変化する位置検出センサであり、ステッピングモータの駆動時においてロータ3の回転した位置を検出する。本実施の形態では、第1のセンサ6a及び第2のセンサ6bはマグネット2の磁束を検出するホール素子を用いた磁気センサとして構成されている。第1のセンサ6a、第2のセンサ6bは、図示のようにマグネット2の周方向において電気角で90°の位相差をもって配置されており、電気角で90度ずつ位相のずれた信号を出力するように構成されている。ここでマグネット2の極数をpとすると、電気角360°は実際のロータ角度の(720/p)°に相当する。
図2は、モータ制御装置としてのステッピングモータの駆動回路の構成を示すブロック図である。
図2において、ステッピングモータの駆動回路10は、電流ドライバ11、コントローラ12、進角合成部13から構成されている。コントローラ12は、電流ドライバ11及び進角合成部13に対して信号線を介して接続されると共に、第1のセンサ6a及び第2のセンサ6bに対して信号線を介して接続されている。コントローラ12は、ステッピングモータの外部から入力された駆動パルス信号と回転方向信号に従って、電流ドライバ11に通電する電流を決定する。
電流ドライバ11は、コントローラ12から入力された信号に従って、第1のコイル4a、第2のコイル4bに規定の方向の電流を通電する回路である。ここで、コントローラ12から電流ドライバ11に入力されるA信号が“+”で且つA信号の反転信号が“0”の場合は、第1のコイル4a、第2のコイル4bにプラス方向の電流が通電される。他方、コントローラ12から電流ドライバ11に入力されるA信号が“0”で且つA信号の反転信号が“+”の場合は、第1のコイル4a、第2のコイル4bにマイナス方向の電流が通電される。即ち、コントローラ12の制御により、第1のコイル4a、第2のコイル4bへの通電位相が切り替えられる。
進角合成部13は、後述の第1の進角信号及び第2の進角信号をコントローラ12に入力する。コントローラ12は、第1のコイル4aへ通電する電流は第1の進角信号のタイミングで切り替え、第2のコイル4bへ通電する電流は第2の進角信号のタイミングで切り替える。また、コントローラ12は、第1のセンサ6aから進角合成部13に入力される第1のセンサ信号及び第2のセンサ6bから進角合成部13に入力される第2のセンサ信号をカウントする。そして、コントローラ12は、第1のセンサ信号及び第2のセンサ信号のカウント値が駆動パルス信号によって与えられた規定のパルス数に達した場合に、電流ドライバ11に対する通電を遮断する。
尚、本発明はモータ駆動時の進角の選択方法に関するものであり、コントローラ12の具体的な動作方法については特定の方法に限定されるものではない。ステッピングモータの利用方法や制御方法に応じて、ロータが規定の速度や位置に達した後にコイルへ通電する電流を変更する技術、マイクロステップ駆動等の開ループ制御に切り替える技術等、公知の技術が利用可能である。
進角合成部13(切替手段)は、第1の進角信号と第2の進角信号を合成する回路である。第1の進角信号(進角信号)は、第1のセンサ6aから得られる第1のセンサ信号(検出信号)に対して規定の位相差だけ進角させた信号である。第2の進角信号(進角信号)は、第2のセンサ6bから得られる第2のセンサ信号(検出信号)に対して規定の位相差だけ進角させた信号である。進角の選択方法については後述する。進角合成部13で合成された第1の進角信号及び第2の進角信号は、コントローラ12を経由して電流ドライバ11へ入力され、第1のコイル4a及び第2のコイル4bに対する通電位相を切り替えるタイミングを指示する信号として利用する。
尚、ステッピングモータにおいて第1のセンサ6a及び第2のセンサ6bを適切な位置に配置しておくと、第1の進角信号及び第2の進角信号は、第1のセンサ信号及び第2のセンサ信号からそれぞれ同じ量だけ進角させればよい。
次に、上記の構成を備える本実施の形態のステッピングモータに関わる進角の生成方法及び進角の選択方法について図3乃至図7を参照しながら詳細に説明する。
まず、ステッピングモータにおける第1の進角信号及び第2の進角信号の生成方法について説明する。
図3(a)は、ステッピングモータの第1のセンサから出力される第1のセンサ信号と第2のセンサから出力される第2のセンサ信号を示す図である。図3(b)は、第1のセンサ信号と第2のセンサ信号に対してそれぞれ電気角で規定の位相差だけ進角させた第1の進角信号と第2の進角信号を示す図である。
図3(a)において、上述した通り、ステッピングモータのマグネット2は径方向の磁力の強さが電気角に対し概略正弦波状に変化する着磁パターンを有するため、第1のセンサ6aからは概略正弦波状の波形を有する信号(第1のセンサ信号:破線)が得られる。また、第2のセンサ6bは第1のセンサ6aに対して電気角で90°の位相差をもって配置されているため、第2のセンサ6bからは概略余弦波状の波形を有する信号(第2のセンサ信号:実線)が得られる。図3(a)の破線で示す矩形状の信号は第1のセンサ信号を2値化したものであり(2値化1信号)、実線で示す矩形状の信号は第2のセンサ信号を2値化したものである(2値化2信号)。
図3(b)に示すように、第1のセンサ信号及び第2のセンサ信号に対して、それぞれ電気角で規定の位相差だけ進角させて生成した信号が、それぞれ第1の進角信号(破線)及び第2の進角信号(実線)である。第1の進角信号及び第2の進角信号の出力の符号が切り替わるタイミングで、第1のコイル4a及び第2のコイル4bへの通電位相を切り替える。この進角の量に応じて、ステッピングモータの特性が変わっていく。図3(b)の破線で示す矩形状の信号は第1の進角信号を2値化したものであり(2値化1信号)、実線で示す矩形状の信号は第2の進角信号を2値化したものである(2値化2信号)。
尚、本実施の形態では、第1の進角信号及び第2の進角信号の生成方法については特定の方法に限定されるものではない。上記特許文献1に開示されている方法等、公知の技術によって進角信号を生成することができる。
次に、ステッピングモータにおける進角の選択方法について説明する。
本実施の形態では、ステッピングモータの駆動回路10において3種類の進角を選択することが可能である。第1の進角として電気角で0°の進角、第2の進角として電気角で30°の進角、第3の進角として電気角で50°の進角である。
図4は、第1の進角、第2の進角、第3の進角におけるステッピングモータの負荷トルクと回転数の特性を示す図である。
図4において、ステッピングモータの出力をどの負荷トルク領域でも最大にするには、背景技術で説明したように、第1の進角と第2の進角の交点の回転数を第1の閾値とし、第2の進角と第3の進角の交点の回転数を第2の閾値とすればよい。これにより、第1の進角、第2の進角、第3の進角を使った場合の理想的なトルク−回転数特性線図である図10のトルク特性Tiが得られる。しかし、課題欄で説明したように、ステッピングモータの特性のばらつきなどが原因で、ステッピングモータのトルク変動を引き起こしてしまうことがある。そこで、本実施の形態では、ステッピングモータのトルク変動を防止する対策として、規定の回転数に対して設定されたそれぞれの閾値に対してヒステリシス性を持たせている。
即ち、第1の進角と第2の進角の交点である基準となる回転数1200PPS(pulse per second)よりも少し高い回転数1400PPSを、第1の高速側閾値とする。また、基準となる回転数1200PPSよりも少し低い回転数1000PPSを、第1の低速側閾値とする。そして、ステッピングモータのロータ3の回転数が1400PPS(第1の高速側閾値)以上になったときに進角を30°(第2の進角)に変える。また、ステッピングモータのロータ3の回転数が1000PPS(第1の低速側閾値)以下になったときに進角を0°(第1の進角)に変える。以上の進角の選択方法は、後述の図5のステップS4〜ステップS7の処理に相当する。
また、第2の進角と第3の進角の交点である基準となる回転数3000PPSよりも少し高い回転数3150PPSを、第2の高速側閾値とする。また、基準となる回転数3000PPSよりも少し低い回転数2850PPSを、第2の低速側閾値とする。そして、ステッピングモータのロータ3の回転数が3150PPS(第2の高速側閾値)以上になったときに進角を50°(第3の進角)に変える。また、ステッピングモータのロータ3の回転数が2850PPS(第2の低速側閾値)以下になったときに進角を30°(第2の進角)に変える。以上の進角の選択方法は、後述の図5のステップS4〜ステップS7の処理に相当する。
本実施の形態では、n個の高速側閾値として第1の高速側閾値と第2の高速側閾値が設けられており、n個の低速側閾値として第1の低速側閾値と第2の低速側閾値が設けられている。第1の高速側閾値と第1の低速側閾値が対になり、第2の高速側閾値と第2の低速側閾値が対になる。第1の高速側閾値と第1の低速側閾値の差に相当する幅が第1のヒステリシス幅であり、第2の高速側閾値と第2の低速側閾値の差に相当する幅が第2のヒステリシス幅である。
上述した第1の進角、第2の進角、第3の進角と、第1の高速側閾値、第1の低速側閾値、第2の高速側閾値、第2の低速側閾値は、駆動回路10のコントローラ12において予め記憶(設定)されている。尚、各進角と各閾値は外部から駆動回路10のコントローラ12に入力する構成としてもよい。
本実施の形態の図4のトルク−回転数特性では、トルク変動を防止しながら、進角を使った場合の理想的なトルク−回転数特性である図10のトルク特性Tiから大きく効率を下げていないことが分かる。
図5は、進角の選択方法を示すフローチャートである。この進角の選択方法はコントローラ12の制御によりステッピングモータの回転動作中は常時行われる。ステッピングモータの起動/回転動作/回転動作の終了はコントローラ12により電流と電圧を制御することで行われる。
図5において、コントローラ12は、ステッピングモータを起動した後(ステップS1)、起動時の進角として第1の進角(0°)を設定する(ステップS2)。次に、コントローラ12は、第1のセンサ6a及び第2のセンサ6bから出力される検出信号に従って、ロータ3の回転数を測定する(ステップS3)。次に、コントローラ12は、測定した回転数が第nの高速側閾値以上かどうかを判断する(ステップS4)。但し、nは自然数とする(本実施の形態ではn=1、2)。測定した回転数が第nの高速側閾値以上であると判定した場合は、コントローラ12は、進角を第(n+1)の進角に変更した後(ステップS5)、ステップS3へ戻り、ステッピングモータのロータ3の回転数を測定する。
測定した回転数が第nの高速側閾値以上でないと判定した場合は、コントローラ12は、測定した回転数が第nの低速側閾値以下かどうかを判断する(ステップS6)。測定した回転数が第nの低速側閾値以下であると判定した場合は、コントローラ12は、進角を第nの進角に変更した後(ステップS7)、ステップS3へ戻り、ステッピングモータのロータ3の回転数を測定する。測定した回転数が第nの低速側閾値以下でないと判定した場合は、コントローラ12は、そのままステップS3へ戻り、ステッピングモータのロータ3の回転数を測定する。
ここで、本実施の形態では、ステッピングモータのロータ3の回転数における上側閾値と下側閾値の差をヒステリシス幅と定義することにする。即ち、図4に示すように、第1の高速側閾値と第1の低速側閾値の差を第1のヒステリシス幅と定義し、第2の高速側閾値と第2の低速側閾値の差を第2のヒステリシス幅と定義する。このヒステリシス幅が、ステッピングモータのロータ3の回転数の読み取り誤差要因による変動よりも大きい場合、課題欄で説明したように進角が短周期に(不要に)切り替わることがなく、トルク変動のない安定した駆動を実現することができる。
ステッピングモータのロータ3の回転数が例えば1200PPS付近であった場合、読み取り誤差要因により第1のセンサ6a及び第2のセンサ6bの読み取る回転数が一回でも1400PPSを超えると、進角は30°へと切り替わる。しかし、その後、第1のセンサ6a及び第2のセンサ6bの読み取る回転数が再び1200PPSになっても、第1の低速側閾値である1000PPSよりも低くならない限り、進角は30°のままである。これにより、ステッピングモータの出力トルクの振動(変動)を抑止することができる。
図6(a)は、ステッピングモータのロータの回転数の閾値(進角の選択)にヒステリシス性を持たせないときのステッピングモータ起動時の出力トルクの時間変化を示す図である。図6(b)は、ステッピングモータのロータの回転数の時間変化を示す図である。
図6(a)において、ステッピングモータには、第2の進角(30°)と第3の進角(50°)の交点に近い、例えば0.6gcmの負荷がかかっている。図示のように、ステッピングモータのロータ3の回転数が閾値となる付近で出力トルクが振動していることが分かる。特にステッピングモータへの負荷トルクが進角の切り替え点付近(第1の進角→第2の進角、第2の進角→第3の進角)にある場合、出力トルクの振動は長く続く。この場合、第2の進角→第3の進角の切り替え点付近で出力トルクの振動は非常に長く続くことが分かる。
図7(a)は、ステッピングモータのロータの回転数の閾値(進角の選択)にヒステリシス性を持たせたときのステッピングモータ起動時の出力トルクの時間変化を示す図である。図7(b)は、ステッピングモータのロータの回転数の時間変化を示す図である。
図7(a)において、ステッピングモータの出力トルクの変化は第1の進角から第2の進角へ切り替わるとき、第2の進角から第3の進角へ切り替わるとき(図7上ではほとんど現れていない)にそれぞれ1回あるだけである。即ち、出力トルクの振動が抑えられていることが分かる。
ステッピングモータのロータ3の回転数の閾値(進角の選択)のヒステリシス幅が狭すぎて、センサの読み取る回転数が誤差要因によるばらつき以下になってしまう場合は、ロータ3の回転数が閾値付近になったときの進角のばたつきを抑えることができない。
一方、ヒステリシス幅は、ステッピングモータの特性のばらつき、ロータ3の回転数の読み取りのばらつきに左右されない範囲で、なるべく狭いことが望ましい。その理由は、ヒステリシス幅が広すぎると、閾値付近で最も高い出力が得られる進角になかなか切り替わらず、ステッピングモータの出力が低下してしまうからである。
従って、ステッピングモータの出力を大きくするには、ヒステリシス幅を適切な幅に設定する必要がある。ステッピングモータにおいて進角の切り替えを行う進角切り替え速度を複数持たせる場合(進角を3種類以上使う場合)、それぞれの進角切り替え速度に対して適切なヒステリシス幅を持たせる。これにより、広いトルク範囲でステッピングモータの出力向上を達成する進角制御を行うことができる。即ち、進角切り替え速度が複数ある場合は、複数のヒステリシス幅が必要になる(高速側閾値と前記低速側閾値との差に相当する幅の種類は複数設けられている)。上述した図4の例では第1のヒステリシス幅と第2のヒステリシス幅である。
ここで、ステッピングモータのロータの回転数を位置検出センサ(本実施の形態では第1のセンサ6a及び第2のセンサ6b)により読み取る際の誤差について考える。課題欄で説明したように、ロータの回転数はセンサの信号の正負が切り替わるゼロクロス点が単位時間内に何回あったかをカウントすることで測定できる。マグネットの着磁のばらつき等により、位置検出センサがゼロクロス点を出力する間にロータが回転する角度にもばらつきがある。
しかし、ロータが回転する角度のばらつきは積算されるものではなく、ロータが1回転すると打ち消し合って消えてしまう。ロータの回転数が上がり、単位時間あたりのゼロクロス点を通る回数が増えれば増えるほど、ロータの回転数を位置検出センサにより読み取る際の誤差の影響は少なくなる。即ち、ロータの回転数が上がれば上がるほど、回転数の読み取り精度は高くなってくる。回転数の読み取り精度が高くなると、ヒステリシス幅を狭くすることができる。
本実施の形態では、上記の理由により、より高速側である第2のヒステリシス幅(第2の高速側閾値と第2の低速側閾値の差)を、低速側である第1のヒステリシス幅(第1の高速側閾値と第1の低速側閾値の差)よりも小さく設定している。
以上説明したように、本実施の形態によれば以下の作用効果を奏する。ステッピングモータのロータ3の回転数に応じて進角を選択する際に閾値にヒステリシス性を持たせることで、ロータの回転数の読み取り誤差によって進角が不要に切り替わるなど、閾値付近で進角がばたつくことを抑えることができる。これにより、トルクが不連続に変化することを防止することができる。また、それぞれの進角の閾値に対して適切なヒステリシス幅を選ぶことで、幅広いトルク範囲で出力の高い駆動を行うことができるモータの駆動方法を提供することができる。即ち、ステッピングモータの出力トルクが不連続に変化することを防止することが可能となり、適切な進角を安定して選択することが可能となる。
3 ロータ
6a 第1のセンサ
6b 第2のセンサ
10 駆動回路
12 コントローラ
13 進角合成部

Claims (4)

  1. コイルに通電して励磁することでロータを回転させるモータの駆動時における前記ロータの回転した位置を検出する検出手段と、前記検出手段から出力される検出信号に対して規定の位相差である進角を有する進角信号を生成し前記進角信号により前記コイルへの通電位相を切り替える切替手段とを備えるモータ制御装置であって、
    前記ロータの規定の回転数に対して設定される高速側閾値と、前記規定の回転数よりも低い回転数に対して設定される低速側閾値を記憶する記憶手段と、
    前記ロータの回転数を測定する測定手段と、
    前記測定手段により測定された前記ロータの回転数が高速側閾値以上の場合は進角を上げ、前記測定手段により測定された前記ロータの回転数が低速側閾値以下の場合は進角を下げる制御手段と、
    を備えることを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記記憶手段は、(n+1)種類の進角と、前記ロータの異なるn個の回転数に対してそれぞれ設定されるn個の高速側閾値と、前記n個の高速側閾値とそれぞれ対になり且つ前記n個の回転数よりもそれぞれ低い回転数に対して設定されるn個の低速側閾値を記憶し(nは自然数)、
    対になる高速側閾値と低速側閾値の差に相当する幅の種類は、複数設けられており、
    前記制御手段は、前記測定手段により測定された前記モータの回転数が第nの高速側閾値以上の場合は第(n+1)の進角を用い、前記測定手段により測定された前記モータの回転数が第nの低速側閾値以下の場合は第nの進角を用いることを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
  3. 前記モータの回転数が基準よりも高いときにおける対になる高速側閾値と低速側閾値の差に相当する幅は、前記モータの回転数が基準よりも低いときにおける対になる高速側閾値と低速側閾値の差に相当する幅よりも小さく設定されていることを特徴とする請求項2記載のモータ制御装置。
  4. コイルに通電して励磁することでロータを回転させるモータの駆動時における前記ロータの回転した位置を検出する検出手段と、前記検出手段から出力される検出信号に対して規定の位相差である進角を有する進角信号を生成し前記進角信号により前記コイルへの通電位相を切り替える切替手段とを備えるモータ制御装置の制御方法であって、
    前記ロータの回転数を測定する測定工程と、
    前記測定工程において測定された前記ロータの回転数が前記ロータの規定の回転数に対して設定される高速側閾値以上の場合は進角を上げ、前記測定工程において測定された前記ロータの回転数が前記規定の回転数よりも低い回転数に対して設定される低速側閾値以下の場合は進角を下げる制御工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
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