JP2011018013A - 光通信システム及び配列変換器 - Google Patents

光通信システム及び配列変換器 Download PDF

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Abstract

【課題】二次元に配列された複数のコアを有するマルチコアファイバを備えた光通信システム等を提供する。
【解決手段】光通信システムにおいて、発光エリアが一次元に配列されたOLT110とマルチコアファイバ400間に設けられた配列変換器120は、第1及び第2端面120a,120bと、複数の光導波路310を備える。各光導波路310は、一方の端面310aが第1端面120aと一致する一方、他方の端面310bが第2端面120bと一致するよう配置されている。特に、第1端面120aにおける光導波路端面310aの配列と、第2端面120bにおける光導波路端面310bの配列は異なっており、異種のネットワーク資源間の光学的結合を実現した。
【選択図】図2

Description

本発明は、光ファイバ網の一部として、その断面において複数のコアが二次元に配列されたマルチコアファイバを備えた光通信システムと、光通信システムへの適用が可能なコネクタとして、種々のネットワーク資源間での良好な光結合を可能にするための配列変換器に関するものである。
従来、1つの送信局と複数の加入者との間の光通信を可能にするFTTH(Fiber To The Home)サービスを提供するため、例えば図17に示されたように、多段の光スプリッタを介在させることで1本の光ファイバを各加入者が共有する、いわゆるPON(Passive Optical Network)システムが実現されている。
すなわち、図17に示されたPONシステムは、インターネットなどの既存の通信システムの最終中継局である端局1(送信局)と、端局1と加入者宅2(加入者)との間に敷設された光ファイバ網とを備える。この光ファイバ網は、分岐点として設けられたクロージャー(光スプリッタ30を含む)と、端局1からクロージャーまでの光通信回線12と、クロージャーから各加入者宅2までの光通信回線31から構成されている。
上記端局1は、局側終端装置10(OLT:Optical Line Terminal)と、OLT10からの多重化信号を分岐する光スプリッタ11を備える。一方、上記加入者宅2には、加入者側終端装置20(ONU:Optical Network Unit)が設けられている。また、端局1と加入者宅2との間に敷設されている光ファイバ網の分岐点としてのクロージャーには、少なくとも、到達した多重化信号をさらに分岐するための光スプリッタ30や、サービス内容を制限するための波長選択フィルタなどが配置されている。
以上のように、図17に示されたPONシステムでは、端局1内に光スプリッタ11が設けられるとともに、光ファイバ網上に配置されたクロージャー内にも光スプリッタ30が設けられているので、1つの局側終端装置10からは複数の加入者に対してFTTHサービスの提供が可能になっている。
しかしながら、上述のように多段の光スプリッタを介することで複数の加入者が一本の光ファイバを共有するPONシステムでは、輻輳制御(Congestion Control)や受信ダイナミックレンジの確保など、将来的な伝送容量の増加に対して技術的課題を抱えているのは事実である。本技術的課題(輻輳制御・ダイナミックレンジの確保など)を解決する手段の一つとして、SS(Single Star)システムへの移行が考えられる。SSシステムへ移行する場合は、局内側においてファイバ心数がPONシステムに対して増大するため、局内側光ケーブルにおいて極細径化・超高密度化が必須となる。極細径・超高密度化用の光ファイバとしては、マルチコアファイバが好適である。
例えば、マルチコアファイバとして、特許文献1に開示された光ファイバは、その断面において二次元に配置された7個以上のコアを有する。また、特許文献2には、複数のコアが一直線上に配列された光ファイバが開示されており、光導波路・半導体光集積素子との接続が容易になる旨、記載されている。
特開平05−341147号公報 特開平10−104443号公報 特開昭60−230607号公報 特開昭62−297809号公報 特開昭63−065412号公報
発明者らは、上述の従来技術について検討した結果、以下のような課題を発見した。
すなわち、上記特許文献1に記載されたマルチコアファイバは、送信端や受信端において、光デバイス等との接続が困難になる。これは、上記特許文献2にも記載されている通り、通常製造される光導波路、半導体光集積素子等の光学デバイスは、一次元に複数の光送受信要素(発光エリア又は受光エリア)が配列されているのが一般的であり、このような光デバイスを、断面において複数のコアが二次元に配置されているマルチコアファイバに光学的に結合させることは困難であった。
さらに、上記特許文献2に記載されたマルチコアファイバは、当該マルチコアファイバ一本当りのコア数を大幅に増加させることが困難である。すなわち、上記特許文献2の図1等に開示されているように、適切な間隔で配置されたコアの数はたかだか4個である。したがって、断面内に複数のコアが二次元に配置された場合と比較すると、コア数の増加が制限されることは明らかである。なお、複数のコアを一直線上に配列させる方法としては、コア間隔を小さくすることが考えられるが、隣接コア間でのクロストークを考慮すると、光通信システムに適用可能なコア間隔の最小値には、ファイバ長・通信品質に応じた限界がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、二次元に配列された複数のコアを有するマルチコアファイバを光ファイバ網の一部として適用する光通信システムと、光通信システムにおいて種々の構成要素(ネットワーク資源)間の良好な光学的結合を可能にするコネクタとして、光入射部又は光出射部の配列が異なるネットワーク資源間での光結合を可能にするとともに、従来の光導波路数制限を緩和させるための構造を備えた配列変換器を提供することを目的としている。
本発明に係る光通信システムは、それぞれが光学的に独立した光導波路として機能する複数のコアを有するとともに、その断面において複数のコアが二次元に配列されているマルチコアファイバと、マルチコアファイバの端面に対面した第1端面を有する光学素子とを有する。光学素子は、第1端面上において、マルチコアファイバにおける複数のコアの二次元配列に対応し、複数の光通過エリアが二次元に配列されている。
本発明に係る光通信システムにおいて、光学素子は、マルチコアファイバのコア配列と異なるよう配置された複数の光電変換素子と、第1端面と、複数の光電変換素子と対面する第2端面と、第1端面と第2端面にそれぞれの両端面が固定された複数の光導波路とを備えた配列変換器とを有してもよい。配列変換器の光導波路端面の配列は、第1端面において前記マルチコアファイバにおける複数のコアの二次元配列となっており、一方、第2端面において複数の光電変換素子の配列となっている。
本発明に係る光通信システムにおいて、光学素子は、複数の光出射部として光出射面上に二次元に配列された複数の発光エリアに対応して設けられた複数の発光素子を有してもよい。また、光学素子は、複数の光入射部として光入射面上に二次元に配列された複数の受光エリアに対応して設けられた複数の受光素子を有してもよい。
本発明に係る配列変換器は、光学的に互いに対向するよう配置された第1端面及び第2端面と、第1端面と前記第2端面にそれぞれの両端面が固定された複数の光導波路とを備える。複数の光導波路の端面の配列は、第1端面と第2端面とでは異なっている。
本発明に係る配列変換器において、隣接する光導波路間の間隔は、各端面で一定で、かつ、第1端面と第2端面とでは、異なっていてもよい。
さらに、本発明に係る配列変換器において、複数の光導波路それぞれのコアの外径は、第1端面に対し第2端面において拡大していてもよい。本発明に係る配列変換器において、複数の光導波路の端面の配列は、第1端面において二次元配列であり、第2端面において一次元配列であってもよい。
本発明に係る配列変換器は、複数の2コア矩形ファイバを含んでもよい。この場合、複数の2コア矩形ファイバそれぞれにおける一方の端部を束ねることで、各端面により当該配列変換器の第1端面が構成される。一方、複数の2コア矩形ファイバそれぞれにおける他方の端部を束ねることで、各端面により当該配列変換器の第2端面が構成される。なお、2コア矩形ファイバは、それぞれが所定方向に沿って伸びかつ光導波路として機能する2本のコア領域と、これら2本のコア領域を一体的に取り囲むクラッド領域と、クラッド領域の外周に設けられた樹脂被覆を備える。また、2コア矩形ファイバは、各コア領域が伸びる所定方向に直交する平面上において、クラッド領域の外周形状又は樹脂被覆の外周形状が、2本のコア領域の中心を通る長軸方向と、2本のコア領域間の中央において長軸方向と直交する短軸方向によって規定される略矩形に整形されている。特に、当該配列変換器において、複数の2コア矩形ファイバそれぞれの一方の端部は、第1端面として各短軸方向が一致するよう配置される。また、複数の2コア矩形ファイバそれぞれの他方の端部は、第2端面として各長軸方向が一致するよう配置される。
第1及び第2端面のうち少なくとも一方において、複数の2コア矩形ファイバそれぞれの端部は互いに接触した状態で配置されてもよい。2コア矩形ファイバの端面それぞれは、接着剤を介して固定することも可能であるが、加熱により直接融着することにより、当該配列変換器の端面(第1及び第2端面の少なくとも一方)において、コア領域間隔の高精度な調節が可能になる。
本願発明に係る配列変換器は、第1及び第2端面のうち少なくとも一方において、複数の2コア矩形ファイバそれぞれの端部を、配列状態を維持した状態で保持するガイド部材を備えてもよい。この場合、当該配列変換器における端面の形成(2コア矩形ファイバの端部配列)が容易になる。
また、第1及び第2端面のうち少なくとも一方において、隣接するコア領域間の間隔は一定であるのが好ましい。上述のように、当該配列変換器がガイド部材を備える構成では、ガイド部材が、複数の2コア矩形ファイバそれぞれの端部を保持したときに隣接するコア領域間の間隔が一定になるよう、設計されてもよい。
さらに、本発明に係る配列変換器において、第1及び第2端面のうち少なくとも一方は、コア領域間隔を変換するための光学素子に接続されてもよい。あるいは、第1及び第2端面のうち少なくとも一方における隣接するコア間の間隔は、複数の2コア矩形ファイバの端部を略矩形断面を有するそれぞれのクラッド領域を一体化した状態でテーパー状に加工することにより、調節されてもよい。
本発明に係る光通信システムによれば、特殊な構造を有する光学素子をマルチコアファイバの少なくとも一方に設けることにより、複数のコアが二次元に配列されたマルチコアファイバを通信用光伝送路に適用可能になる。また、この光通信システムに光学素子として適用可能な、本発明に係る配列変換器によれば、発光素子、受光素子など、光学的に結合されるべき種々のネットワーク資源との良好な光学的結合が可能になるとともに、従来の光導波路数制限の緩和も可能になる。このように、上述の構造を備えた配列変換器は、種々のネットワーク資源により構成される光通信システムへの適用が可能である。
本発明に係る光通信システムの第1実施形態の構成を示す図である。 本発明に係る配列変換器の一実施形態(マルチコアファイバの光入射端側)の概略構成を説明するための図である。 図2に示された配列変換器における各部の構成を説明するための図である。 本発明に係る配列変換器の他の実施形態(マルチコアファイバの光出射端側)の構成を説明するための図である。 図1中に示されたI−I線に沿った、マルチコアファイバの断面構造を示す図である。 本発明に係る配列変換器の一実施形態を製造する方法の一例を説明するための図である。 本発明に係る配列変換器の変形例の構成要素である2コア矩形ファイバの構造を説明するための図である。 第1変形例に係る配列変換器として、矩形の外周形状を有する2コア矩形ファイバが適用された配列変換器の概略構成を示す図である。 図8に示された第1変形例に係る配列変換器の端面構造を説明するための図である。 第1変形例に係る配列変換器として、矩形の外周形状を有するクラッドを有する2コア矩形ファイバが適用された配列変換器の概略構成を示す図である。 図10に示された第1変形例に係る配列変換器の端面構造を説明するための図である。 図10に示された第1変形例に係る配列変換器における各端面でのコア間隔調節を説明するための図である。 第2変形例に係る配列変換器の概略構成を説明するための示す図である。 第3変形例に係る配列変換器の概略構成を説明するための図である。 本発明に係る光通信システムの第2実施形態の構成を示す図である。 本発明に係る光通信システムの第3実施形態の構成を示す図である。 従来の光通信システム(PONシステム)の構成を示す図である。
以下、本発明に係る配列変換器及びそれを含む光通信システムの各実施形態を、図1〜図16を参照しながら詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。また、説明の都合上、図17にも言及する。
(光通信システムの第1実施形態)
図1は、本発明に係る光通信システムの第1実施形態の構成を示す図である。
この第1実施形態に係る光通信システムは、図17と同様に、1つの送信局と複数の加入者との間の光通信を可能にするFTTH(Fiber To The Home)サービスを提供する。ただし、図1に示された光通信システムは、送信局からマルチコアファイバを介して複数の信号チャネルを出力するSS(Single Star)システムである。
すなわち、第1実施形態に係るSSシステムは、インターネットなどの既存の通信システムの最終中継局である端局100A(送信局)と、加入者宅200A(加入者)と、端局100Aと加入者宅200A(加入者)との間に敷設された光ファイバ網の一部を構成するとともに、両端面において二次元に配列された複数のコア(光導波領域)を有するマルチコアファイバ400を備える。
端局100Aは、それぞれが独立に駆動制御されるとともに一次元に配列された複数の発光エリア110aを有し、これら複数の発光エリア110aから信号光を出力するワンチップマルチチャネルOLT110(局側終端装置)と、ワンチップマルチチャネルOLT110の光出射面(複数の発光エリア110aが配列されている面)とマルチコアファイバ400の光入射面とを光学的に結合する配列変換器120を備える。マルチコアファイバ400は、端局100A側において採用される極細径・超高密度光ケーブルに収納される。一方、加入者宅200Aには、ONU210が設けられている。マルチコアファイバ400の光出射面と各加入者宅200AのONU210とを光学的に結合させるため、マルチコアファイバ400の光出射面と加入者宅200Aとの間にも配列変換器300が設けられている。配列変換器300と各加入者宅200Aとはテープファイバ500を構成する各光ファイバにより光学的に接続されている。
端局100Aにおいて、ワンチップマルチチャネルOLT110は、16個の発光エリア110aが一次元に配列された発光素子である。このワンチップマルチチャネルOLT110と16個のコアが二次元に配列されたマルチコアファイバ400との間には配列変換器120が設けられている。配列変換器120は、ワンチップマルチチャネルOLT110における各発光エリア110aとマルチコアファイバ400における各コアとを一対一で光学的に結合させる。すなわち、配列変換器120は、複数の光導波路を有しており、これら光導波路の一方の端面は第1端面120a上において二次元に配列される一方、他方の端面は第2端面120b上において一次元に配列されている。
具体的に配列変換器120は、図2に示されたような構造を有する。すなわち、配列変換器120は、第1及び第2端面120a、120bと、それぞれ異なる信号チャネルに対応して用意された光導波路を含む光導波路部材310を備える。なお、図2では、信号チャネルごとに用意された4本の光導波路をそれぞれ含む光導波路部材310が示されているが、ワンチップマルチチャネルOLT110から出力される信号チャネル数に一致するか、それ以上であれば、特にこれら光導波路部材の数に制限はない。したがって、上述のように、ワンチップマルチャネルOLT110が16個の発光エリア110aを有する場合(信号チャネル数は16)には、16本以上の光導波路部材310が設けられていればよい。この配列変換器120において、第1及び第2端面120a、120bは、それぞれが光入出力端として機能するよう、光学的に互いに対向するよう配置される。また、複数の光導波路部材310それぞれは、一方の端面310aが第1端面120aに一致するとともに、他方の端面310bが第2端面120bに一致するよう、これら第1及び第2端面120a、120bの間に配置されている。第1端面120aでは、マルチコアファイバ400の光入射端面において二次元に配列されたコア端面と複数の光導波路部材310とがそれぞれ一対一で光学的に結合するよう、複数の光導波路部材310の他方の端面310aが、第1端面120aを規定するx2−y2平面上に二次元に配列された状態で保持されている。また、第2端面120bでは、ワンチップマルチチャネルOLT110の、一次元に配列された発光エリア110aと複数の光導波路部材310とがそれぞれ一対一で光学的に結合するよう、複数の光導波路部材310の一方の端面310bがx1軸に沿って一次元に配列された状態で保持されている。なお、図2では、発光エリア110aが一次元に配列されたワンチップマルチチャネルOLT110が示されているが、複数の受光エリアを有する受光素子においても、これら受光エリアが一次元に配列されてもよい。
具体的に、図2に示された配列変換器120における各部の構成を、図3を参照しながら詳細に説明する。なお、図3(a)は各光導波路部材310の外観、図3(b)は図3(a)中のII−II線に沿った光導波路部材310の断面構造、図3(c)は第2端面120b上における光導波路部材の端面310bの配列状態、そして、図3(d)は第1端面120a上における光導波路部材の端面310aの配列状態が、それぞれ示されている。
図3(a)に示されたように、各光導波路部材310は、一方の端面310bから他方の端面310aに向かってその断面が拡大しているテーパー形状を有する。また、各光導波路部材310は、図3(b)に示されたように、所定軸に沿って伸びた光導波路領域として機能するコア311領域と、コア領域311の外周に設けられたクラッド領域312を備える。
上述のように、コア領域311の外周にクラッド領域312が設けられた場合、第1及び第2端面120a、120bそれぞれにおけるクラッド領域312の厚みを調節することにより、第1及び第2端面120a、120bにおける光導波路ピッチ(コア領域311の配列ピッチ)が調節可能になる。例えば、図3(c)に示されたように、直径D1のコア領域311(光導波路部材310の端面310bに一致している)は、第2端面120b上において、クラッド領域312の厚みを調節することにより、間隔d1ごとに一次元に配列される。一方、第1端面120a上において、図3(d)に示されたように、直径D2(>D1)のコア領域311(光導波路部材310の端面310aに一致している)は、クラッド領域312の厚みを調節することにより、間隔d2ごとに二次元に配列される。
以上のように構成された配列変換器120により、一次元に配列された4つの発光エリア110aは第2端面120b上において一次元に配列された光導波路端面310bと光学的に結合される。一方、第1端面120aでは、これら光導波路310の端面310aが二次元に配列変換されているので、この第1端面120aに二次元に配列された光導波路端面310aと、マルチコアファイバ400における複数コアの端面400aが光学的に結合される。
上述のように構成された複数の光導波路部材310は、異種のネットワーク資源間の良好な光学的結合を可能にするため、第1端面120aにおける一方の端面310aの配列と、第2端面120bにおける他方の端面310bの配列が異なった状態で保持されている。また、光学的に結合されるべきネットワーク資源それぞれにおける信号チャネルの出射位置間隔又は入射位置間隔は異なっているのが一般的である。したがって、図2及び図3に示されたように、複数の光導波路部材310それぞれは、第1端面120aから第2端面120bに向かってその断面積が徐々に拡大又は縮小していく形状、すなわち、クラッド層の外径が徐々に拡大又は縮小していく形状を有する。各光導波路部材310の形状をこのようにテーパー形状に加工しておくことにより、光学的に結合されるべきネットワーク資源によって異なる光入出力位置の数や配列ピッチに合わせて、第1及び第2端面120a、120bのいずれにおける光導波路端面310a、310bの数や配列ピッチを調節することが可能になる。また、第1及び第2端面120a、120bのいずれも光導波路端面の二次元配列が許容され得るので、当該配列変換器120によれば、光学的に結合されるべきネットワーク資源の種類によらず、光導波路数制限が緩和される。なお、ネットワーク資源によって異なる光入出力位置の数や配列ピッチは、例えば発光素子における発光エリアの数や配列ピッチ、受光素子における受光エリアの数や配列ピッチ、マルチコアファイバにおける複数コアの端面400aの数や配列ピッチなどである。
図4は、マルチコアファイバ400の光出射端側に配置された配列変換器300の構造を示す図である。この配列変換器300の構造は、基本的に上述の配列変換器120と同様である。すなわち、マルチコアファイバ400の光出射端面上に二次元に配列された複数のコアは、端局100Aの外部において、コネクタである配列変換器300の第1端面300a(x1−y1平面によって規定)上に二次元に配列された複数の光導波路部材310の端面310aに光学的に結合される。一方、配列変換器300の第2端面300b上にx2軸に沿って一次元に配列された複数の光導波路部材310の端面310bは、テープファイバ500に含まれる光ファイバの一方の端部それぞれに光学的に結合されている。このテープファイバ500の光ファイバそれぞれは、適当な位置で切り離され、切り離された各光ファイバの他端が、対応する加入者宅200Aに引き込まれる(設置されているONU210に光学的に結合される)。
具体的に配列変換器300は、図4に示されたような構造を有する。すなわち、配列変換器300は、第1及び第2端面300a、300bと、それぞれ異なる信号チャネルに対応して用意された光導波路を含む光導波路部材310を備える。なお、図4では、信号チャネルごとに用意された4本の光導波路をそれぞれ含む光導波路部材310が示されているが、マルチコアファイバ400のコア数に一致するか、それ以上であれば、特にこれら光導波路部材の数に制限はない。したがって、マルチコアファイバ400が16のコアを有する場合(信号チャネル数は16)には、16本以上の光導波路部材310が設けられていればよい。この配列変換器300において、第1及び第2端面300a、300bは、それぞれが光入出力端として機能するよう、互いに対向するよう配置される。また、複数の光導波路部材310それぞれは、一方の端面310aが第1端面300aに一致するとともに、他方の端面310bが第2端面300bに一致するよう、これら第1及び第2端面300a、300bの間に配置されている。第1端面300aでは、マルチコアファイバ400の、二次元に配列された複数コアの端面400bと複数の光導波路部材310とがそれぞれ一対一で光学的に結合するよう、複数の光導波路部材310の一方の端面310aがx1−y1平面で規定される第1端面300a上において二次元に配列された状態で保持されている。また、第2端面300bでは、テープファイバ500に含まれる光ファイバ(テープファイバ500の局側端部の複数の光ファイバが一次元に配列された状態で一体的に保持されている)それぞれ端面と複数の光導波路部材310とがそれぞれ一対一で光学的に結合するよう、複数の光導波路部材310の他方の端面310bが、第2端面300b上のx2軸沿って一次元に配列された状態で保持されている。なお、この配列変換器300において、複数の光導波路部材310それぞれは、図3に示された構造を有する。また、当該配列変換器300の第2端面300b上における各光導波路部材310とテープファイバ500の各光ファイバとが光学的に結合するためには、第2端面300b上における光導波路間隔(図3(c)におけるコア間隔d1)と、テープファイバ500のコア間隔(テープファイバ500に含まれる光ファイバのコア同士の間隔)とを一致させる必要がある。そのため、図4に示された複数の光導波路部材310の外径は、第1端面300aから第2端面300bに向かって徐々に縮小している。
図5は、図1に示されたマルチコアファイバ400の、I−I線に沿った断面構造を示す図である。この図5に示されたように、マルチコアファイバ400は、複数のコア(図5では16個のコア)を有するが、これらコアのうちコア410は、所定の光学特性を有する第1グループに属する一方、コア420は、第1グループとは異なる光学特性を有する第2グループに属する。具体的に第1及び第2グループ間では、コアの屈折率分布・コア径等を変化させることによりコア間の伝搬定数が異なっている。また、当該マルチコアファイバ400では、光学特性の異なるコア410、420を隣接するように配列することにより、隣接コア間でのクロストークを抑制するという効果が得られる。なお、図5では均一クラッドの例を示しているが、各コア周辺に空孔を設けたホールアシスト構造を採用するか、あるいは、各コア周辺にトレンチを設けた構造を採用することにより、曲げ損失を低減させるとともに、より一層のコア間クロストークの低減も可能になる。
次に、この発明に係る配列変換器の製造方法の一例を、図6を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、図2及び図3に示されたような配列変換器120として、4本の光導波路部材を有する配列変換器を製造する例を示すが、図4に示された配列変換器300についても同様に製造可能である。
まず、外装の樹脂被覆が除去された4本の裸光ファイバを用意し、これら用意された裸光ファイバそれぞれをその長手方向に沿って延伸することにより、テーパー形状の光導波路部材310を生成する。各光導波路部材310の一方の端面310bにおいて、クラッド領域の厚みは、各光導波路部材310におけるコア領域の間隔がd1になるよう光導波路間隔d1の1/2に設定される(図3(c)参照)。一方、各光導波路部材310の他方の端面310aにおいて、クラッドの領域の厚みは、各光導波路部材310におけるコア領域の間隔がd2になるよう光導波路間隔d2の1/2に設定されている(図3(d)参照)。
以上のように用意された4本の光導波路部材310は、一方の端面310bがx1軸に沿って一次元に配列される一方、他方の端面310aがx2−y2平面上において二次元に配列されることにより、図6(a)に示されたような光導波路束350が得られる。
続いて、石英ガラス、ジルコニア等からなる平板形状の固定部材320、330が用意される。固定部材320は、光導波路束350の一方の端部(光導波路部材310の端面310b側)を固定する部材であって、当該配列変換器の第2端面120bに相当する前面320bと、前面320bに対向する裏面320aを有する。また、この固定部材320には、光導波路部材310の端面310b側をx1軸に沿って一次元に配列した状態で保持するための貫通孔320cが設けられている。一方、固定部材330は、光導波路束350の他方の端部(光導波路部材310の端面310a側)を固定する部材であって、前面330bと、前面330bに対向する面であって当該配列変換器の第1端面120aに相当する裏面330aを有する。また、この固定部材330には、光導波路部材310の端面310a側をx2−y2平面上に二次元に配列した状態で保持する貫通孔330cが設けられている。
上述のような構造を有する固定部材320が光導波路束350の一方の端部に取り付けられるとともに、固定部材330が光導波路束350の他方の端部に取り付けられる(図6(b)参照)。この構成により、テーパー状の光導波路部材310それぞれの配列が高精度に維持される。
さらに、光導波路束350の両端に取り付けられた固定部材320、330間の空間には、光導波路束350全体を保護するための樹脂340が充填され、光導波路束350の表面が覆われる。また、この樹脂340により、光導波路束350と固定部材320、330の相対な位置が固定される(図6(c)参照)。
以上の工程を経て得られた当該配列変換器において、固定部材320の前面320bに相当する第2端面120b上では、光導波路部材310の一方の端面310bが一次元に配列された状態が維持される(図6(d)参照)。一方、固定部材330の前面330aに相当する第1端面120a上では、光導波路部材310の他方の端面310aが二次元に配列された状態が維持される(図6(e)参照)。
なお、当該配列変換器の製造方法は、上述の方法以外によっても製造可能である。例えば、最外層の樹脂層が除去された裸光ファイバを、最密構造を構成するように積層した上で、一方の端から他方の端までに至る間でこれら裸光ファイバの配列を一部入れ替えることにより、一方の端部では光ファイバ端面を一次元に配列する一方、他方の端部では光ファイバ端面を二次元に配列する。このように得られたファイバ束(光導波路束)を石英ガラスのパイプに挿入し、ファイバ束とパイプを一体化する(加熱する)。さらに、この一体化部材を加熱・延伸することで、一体化部材の端部におけるパイプ外径(端部におけるコア間隔)が所望の値となるように調節する方法なども考えられる。また、何れの方法についても、コア数は4本に限定されるものではなく、それ以上のコア数でも適用可能なことは明らかである。
(配列変換器の変形例)
次に、上述の配列変換器(本発明に係る配列変換器の一実施形態)の変形例を、図7〜図14を参照しながら詳細に説明する。
この変形例に係る配列変換器は、図7示されたように、全体又は一部に矩形断面を有する2コア矩形ファイバにより構成される。具体的に、図7(a)に示された2コア矩形ファイバ610は、所定軸AXに沿って伸びかつ光導波領域として機能する2本のコア領域611と、これら2本のコア領域611を一体的に取り囲むクラッド領域612と、クラッド領域612の外周に設けられた樹脂被覆613を備える。この2コア矩形ファイバ610において、最外層に相当する樹脂被覆の外周形状及びクラッド領域612の外周形状はいずれも、2本のコア領域611の中心を通る長軸方向A1と、2本のコア領域611間の中央において長軸方向A1と直交する短軸方向A2によって規定される略矩形に整形されている。
一方、図7(b)に示された2コア矩形ファイバ620は、所定軸AXに沿って伸びかつ光導波領域として機能する2本のコア領域621と、これら2本のコア領域621を一体的に取り囲むクラッド領域622と、クラッド領域622の外周に設けられた樹脂被覆623を備える。この2コア矩形ファイバ620において、最外層に相当する樹脂被覆の外周形状は円形であるが、クラッド領域622の外周形状が、2本のコア領域621の中心を通る長軸方向A1と、2本のコア領域621間の中央において長軸方向A1と直交する短軸方向A2によって規定される略矩形に整形されている。なお、図7(b)に示された2コア矩形ファイバ620を利用する場合には、用意される2コア矩形ファイバ620の両端の樹脂被覆623は、予め除去される。
図8は、第1変形例に係る配列変換器として、2本の2コア矩形ファイバ610(図7(a)参照)が適用された配列変換器600aの概略構成を示す図である。図8に示されたように、用意された2本の2コア矩形ファイバ610それぞれの一方の端部は、短軸方向A2に配列するように接着剤630を介して固定されており、これにより、第1端面610aが形成される。また、2本の2コア矩形ファイバ610それぞれの他方の端部は、長軸方向A1に配列するように接着剤630を介して固定され、これにより、第2端面610bが形成される。
上述のように形成された第1及び第2端面610a、610bの構成を図9に示す。なお、図9(a)は、第1端面610aにおけるコア領域611の配列状態を示す図であり、図9(b)は、第2端面610bにおけるコア領域611の配列状態を示す図である。また、図9(c)に示されたように、樹脂被覆613の外周形状とコア領域611間の配置関係が設定されていれば、複数の2コア矩形ファイバ610の端部を、短軸方向A2に配列させるか、あるいは、長軸方向A1に配列した場合、第1及び第2端面610a、610bのいずれにおいてもコア領域611間の間隔を一定に設定することが可能になる。
次に、図10は、第1変形例に係る配列変換器として、2本の2コア矩形ファイバ620(図7(b)参照)が適用された配列変換器600bの概略構成を示す図である。図10に示されたように、用意された2本の2コア矩形ファイバ620の両端部620a、620bは、樹脂被覆623が除去され、矩形の外周形状を有するクラッド領域622が露出している。この図10に示された第1変形例に係る配列変換器600bにおいて、2本の2コア矩形ファイバ620それぞれの一方の端部は、短軸方向A2に配列させた状態で、加熱により融着固定されており(端部の一体化)、これにより、第1端面620aが形成される。また、2本の2コア矩形ファイバ620それぞれの他方の端部は、長軸方向A1に配列させた状態で、加熱により融着固定され(端部の一体化)、これにより、第2端面620bが形成される。
上述のように形成された第1及び第2端面620a、620bの構成を図11に示す。なお、図11(a)は、第1端面620aにおけるコア領域621の配列状態を示す図であり、図11(b)は、第2端面620bにおけるコア領域621の配列状態を示す図である。また、図11(c)に示されたように、樹脂被覆623が除去されたクラッド領域622の外周形状とコア領域621間の配置関係が設定されていれば、複数の2コア矩形ファイバ620の端部を、短軸方向A2に配列させるか、あるいは、長軸方向A1に配列した場合、第1及び第2端面620a、620bのいずれにおいてもコア領域621間の間隔を一定に設定することが可能になる。
なお、各端面620a、620bにおけるコア領域621間の間隔は、任意に調節可能である。例えば、第1及び第2端面620a、620bのうち少なくとも一方に、コア領域621間の間隔を変換するための光学素子を接続してもよい。あるいは、図12に示されたように、2本の2コア矩形ファイバ620の端部を、露出したクラッド領域622を一体化した状態でテーパー上に加工することにより、隣接するコア領域621間の間隔を調節してもよい。ここで、図12(a)は、第1端面620aにおける隣接するコア領域621間の間隔の調節状態を示し、図12(b)は、第2端面620bにおける隣接するコア領域621間の間隔を調節状態を示す。
さらに、第2変形例に係る配列変換器は、図13に示されたように、用意される2コア矩形ファイバ620(図7(a)に示された2コア矩形ファイバ610でもよい)の両端を、ガイド部材により固定する構造を備える。
すなわち、図13(a)に示されたように、2本の2コア矩形ファイバ620それぞれの一方の端部(樹脂被覆623が除去されたクラッド領域622)は、第1ガイド部材700aに設けられたガイド孔710aに挿入された状態で、接着剤等で固定される。一方、2本の2コア矩形ファイバ620それぞれの他方の端部(樹脂被覆623が除去されたクラッド領域622)は、図13(b)に示されたように、第2ガイド部材700bに設けられたガイド孔710bに挿入された状態で、接着剤等で固定される。なお、第1ガイド部材700aは、2本の2コア矩形ファイバ620それぞれの一方の端部(クラッド領域622)を、短軸方向A2に配列させた状態で保持する部材である。また、第2ガイド部材700bは、2本の2コア矩形ファイバ620それぞれの他方の端部(クラッド領域622)を、長軸方向A1に配列させた状態で保持する部材である。
この第2変形例に係る配列変換器においても、第1及び第2ガイド部材700a、700bが、2コア矩形ファイバ620それぞれの端部を保持したときに隣接するコア領域621間の間隔が一定になるよう、設計されるのが好ましい。この場合、図13(c)に示されたように、ガイド孔710a、720bを規定するガイド部分の中心(図中、破線720で示す)に対してコア領域621の配置が決定される。このように第1及び第2ガイド部材700a、700bを設計しておくことにより、2コア矩形ファイバ620の端部を、短軸方向A2に配列させるか、あるいは、長軸方向A1に配列した場合、第1及び第2端面620a、620bのいずれにおいてもコア領域621間の間隔を一定に設定することが可能になる。
なお、上述の第1及び第2変形例に係る配列変換器は、何れも2本に2コア矩形ファイバ610(又は620)が適用されたが、さらに多くの2コア矩形ファイバにより構成することも可能である。例えば、8本の2コア矩形ファイバ(図7(a)及び図7(b)の何れの構成であってもよい)によって配列変換器(第3変形例)が構成されてもよい。図14は、第3変形例に係る配列変換器として、それぞれが図7(b)に示す構造を備えた2コア矩形ファイバ620が適用された配列変換器において、各端面のコア領域621配置を示す図である。図14(a)及び図14(b)は、何れも短軸方向A2に4本の2コア矩形ファイバ620が配置されるとともに、長軸方向A1に2本の2コア矩形ファイバ620が配置されており、これにより、当該第3変形例に係る配列変換器の第1端面620aが構成される。ここで、図14(a)及び図14(b)は、用意された8本の2コア矩形ファイバ620それぞれの端部の整列向きが異なっている。一方、当該第3変形例に係る配列変換器における第2端面620bは、図14(c)に示されたように、長軸方向A1に8本の2コア矩形ファイバ620の他端を配置することにより構成される。
さらに、上述の配列変換器(実施形態及びその変形例)において、コア領域が一次元配列される第2端面側において、上記特許文献3〜5等に開示されているコア間隔変換素子と各コア領域を光学的に結合させることで、コア領域の二次元配列から一次元配列への変換とともに、コア領域間の間隔変換も実現可能になる。さらに、端部の樹脂被覆を除去する2コア矩形ファイバ620(図7(b)参照)が適用される場合には、この第3変形例に係る配列変換器においても、図12に示されたように、各2コア矩形ファイバ620の端部(露出したクラッド領域622)を加熱により一体化した後、テーパー状に延伸することによって第1端面620a側(コア領域621の二次元配列側)、あるいは、第2端面620b側(コア領域621の一次元配列側)のコア領域621間の間隔を変換させることも可能である。
(光通信システムの第2実施形態)
図15は、本発明に係る光通信システムの第2実施形態の構成を示す図である。この第2実施形態に係る光通信システムも、第1実施形態と同様に、送信局である端局100Bからマルチコアファイバ400を介して複数の信号チャネルを出力するSS(Single Star)システムであって、端局100Bと複数の加入者200Bとの間の光通信を可能にするFTTH(Fiber To The Home)サービスを提供する。
すなわち、第2実施形態に係るSSシステムは、図15(b)に示されたように、インターネットなどの既存の通信システムの最終中継局である端局100B(送信局)と、加入者宅200B(加入者)と、端局100Bと加入者宅200B(加入者)との間に敷設された光ファイバ網の一部を構成するとともに、両端面において二次元に配列された複数のコア(光導波領域)を有するマルチコアファイバ400を備える。
端局100Bは、16個の発光エリアが二次元に配列されたワンチップマルチチャネル発光素子(TX)150を備える。すなわち、図15(a)に示されたように、ワンチップマルチチャネル発光素子150は、図5に示されたマルチコアファイバ400におけるコア配列に一致するよう、二次元に配列された複数の発光エリア150aを有する。したがって、この第2実施形態では、図15(a)に示されたワンチップマルチチャネル発光素子150が、マルチコアファイバ400の少なくとも一方の端面側に配置された光学素子に相当する。また、各発光エリア150aは、マルチコアファイバ400における複数のコアそれぞれに到達すべき光を出射する複数の光出射部に相当する。
このように、第2実施形態の構成によれば、図1に示された第1実施形態における端局100A内の配列変換器120は不要になり、当該ワンチップマルチチャネル発光素子150における各発光エリア150aとマルチコアファイバ400における各コアとを直接光学的に結合することが可能になる。
なお、この第2実施形態において、加入者宅200Bには、ONU210が設けられている。また、マルチコアファイバ400の光出射面と各加入者宅200BのONU210とを光学的に結合させるため、マルチコアファイバ400の一方の端面と加入者宅200Bとの間に配列変換器300が設けられている。配列変換器300と各加入者宅200Bとはテープファイバを構成する各光ファイバにより光学的に接続されている。
(光通信システムの第3実施形態)
図16は、本発明に係る光通信システムの第3実施形態の構成を示す図である。この第3実施形態に係る光通信システムは、マルチコアファイバ400を介して複数の信号チャネルの送受信を可能にすることにより多対多の大容量光通信システムであり、図16(b)に示されたように、送信局100Cと、受信局200Cと、送信局100Cと受信局200C(受信局)との間に敷設された光ファイバ網の一部を構成するとともに、両端面において二次元に配列された複数のコア(光導波領域)を有するマルチコアファイバ400を備える。ただし、この第3実施形態に係る光通信システムは、受信局200Cが二次元に配列された複数の受光エリア250a(それぞれがマルチコアファイバ400の各コアに対応している)を有するワンチップマルチチャネル受光素子250を備えた点で、第2実施形態と異なっている。
第3実施形態に係る光通信システムにおいて、端局100Cは、第2実施形態と同様に、16個の発光エリア150aが二次元に配列されたワンチップマルチチャネル発光素子(TX)150(図15(a))を備える。したがって、ワンチップマルチチャネル発光素子150の複数の発光エリア150aは、図15に示されたマルチコアファイバ400におけるコア配列に一致するよう、二次元に配列されている。このとき、送信局100Cにおけるワンチップマルチチャネル発光素子150が、マルチコアファイバ400の少なくとも一方の端面側に配置された光学素子に相当する。また、各発光エリア150aは、マルチコアファイバ400における複数のコアそれぞれに到達すべき光を出射する複数の光出射部に相当する。このように、この第3実施形態でも、図1に示された第1実施形態における端局100A内の配列変換器120は不要になり、当該ワンチップマルチチャネル発光素子150における各発光エリア150aとマルチコアファイバ400における各コアとを直接光学的に結合することが可能になる。
一方、受信局200Cは、16個の受光エリア250aが二次元に配列されたワンチップマルチチャネル受光素子(RX)250(図16(a))を備える。したがって、ワンチップマルチチャネル受光素子250の複数の受光エリア250aは、図5に示されたマルチコアファイバ400におけるコア配列に一致するよう、二次元に配列されている。このとき、受信局200Cにおけるワンチップマルチチャネル受光素子250が、マルチコアファイバ400の少なくとも一方の端面側に配置された光学素子に相当する。このように、この第3実施形態では、図1に示された第1実施形態における端局100A内の配列変換器120の他、第1及び第2実施形態における配列変換器300も不要になる。したがって、当該ワンチップマルチチャネル受光素子250における各受光エリア250aとマルチコアファイバ400における各コアとを直接光学的に結合することが可能になる。
特に、上述のような第3実施形態の構成は、第1及び第2実施形態のような加入者系のように一対多の構成ではなく、一対一の構成において、通信容量の増大が望まれる光通信システムに有効である。
本発明に係る配列変換器は、種々のネットワーク資源により構成される光通信システムへの適用が可能である。
100A、100B、100C…送信局(端局)、200A、200B、200C…加入者宅(加入者)、110…ワンチップマルチチャネルOLT(局側終端装置)、250…ONU(加入者側終端装置)、120、300、600a、600b…配列変換器(コネクタ)、310…光導波路部材、311…コア領域、312…クラッド領域、150…ワンチップマルチチャネルTX、250…ワンチップマルチチャネルRX、400…マルチコアファイバ、700a、700b…ガイド部材。

Claims (15)

  1. それぞれが光学的に独立した光導波路として機能する複数のコアを有するとともに、その断面において前記複数のコアが二次元に配列されているマルチコアファイバと、
    前記マルチコアファイバの端面に対面した第1端面を有する光学素子とを有し、
    前記光学素子は、前記第1端面上において、前記マルチコアファイバにおける複数のコアの二次元配列に対応し、複数の光通過エリアが二次元に配列されている
    光通信システム。
  2. 前記光学素子は、前記マルチコアファイバのコア配列と異なるよう配置された複数の光電変換素子と、
    前記第1端面と、前記複数の光電変換素子と対面する第2端面と、前記第1端面と前記第2端面にそれぞれの両端面が固定された複数の光導波路とを備えた配列変換器とを有し、
    前記配列変換器の光導波路端面の配列は、前記第1端面において前記マルチコアファイバにおける複数のコアの二次元配列となっており、一方、前記第2端面において前記複数の光電変換素子の配列となっていることを特徴とする請求項1記載の光通信システム。
  3. 前記光学素子は、複数の光出射部として、光出射面上に二次元に配列された複数の発光エリアに対応して設けられた複数の発光素子を有することを特徴とする請求項1記載の光通信システム。
  4. 前記光学素子は、複数の光入射部として、光入射面上に二次元に配列された複数の受光エリアに対応して設けられた複数の受光素子を有することを特徴とする請求項1記載の光通信システム。
  5. 光学的に互いに対向するよう配置された第1端面及び第2端面と、
    前記第1端面と前記第2端面にそれぞれの両端面が固定された複数の光導波路と
    を備えた配列変換器であって、
    前記複数の光導波路の端面の配列は、前記第1端面と前記第2端面とでは異なっていることを特徴とする配列変換器。
  6. 隣接する光導波路間の間隔が、一の端面内において一定で、かつ、前記第1端面と前記第2端面とでは異なっていることを特徴とする請求項5記載の配列変換器。
  7. 前記複数の光導波路それぞれのコア領域の外径は、前記第1端面に対し前記第2端面において拡大していることを特徴とする請求項5又は6記載の配列変換器。
  8. 前記複数の光導波路の端面の配列は、前記第1端面において二次元配列であり、前記第2端面において一次元配列であることを特徴とする請求項5〜7のいずれか一項記載の配列変換器。
  9. それぞれが所定方向に沿って伸びかつ光導波路して機能する2本のコア領域と、前記2本のコア領域を一体的に取り囲むクラッド領域と、前記クラッド領域の外周に設けられた樹脂被覆を備えるとともに、前記所定方向に直交する平面上において、前記クラッド領域の外周形状又は前記樹脂被覆の外周形状が、前記2本のコア領域の中心を通る長軸方向と、前記2本のコア領域間の中央において前記長軸方向と直交する短軸方向によって規定される略矩形に整形された2コア矩形ファイバを複数本含み、
    前記複数の2コア矩形ファイバそれぞれの一端は、前記第1端面として各短軸方向が一致するよう配置される一方、前記複数の2コア矩形ファイバそれぞれの他端は、前記第2端面として各長軸方向が一致するよう配置されていることを特徴とする請求項5記載の配列変換器。
  10. 前記第1及び第2端面のうち少なくとも一方において、前記複数の2コア矩形ファイバそれぞれの端部は互いに接触した状態で配置されていることを特徴とする請求項9記載の配列変換器。
  11. 前記第1及び第2端面のうち少なくとも一方において、前記複数の2コア矩形ファイバそれぞれの端部を、配列状態を維持した状態で保持するガイド部材を備えたことを特徴とする請求項9記載の配列変換器。
  12. 前記第1及び第2端面のうち少なくとも一方において、隣接するコア領域間の間隔は一定であることを特徴とする請求項9記載の配列変換器。
  13. 前記ガイド部材は、前記複数の2コア矩形ファイバそれぞれの端部を保持するときに隣接するコア領域間の間隔が一定になるよう設計されていることを特徴とする請求項11記載の配列変換器。
  14. 前記第1及び第2端面のうち少なくとも一方における隣接するコア領域間の間隔は、コア領域の間隔を変換するための光学素子に接続されることにより調節されていることを特徴とする請求項9記載の配列変換器。
  15. 前記第1及び第2端面のうち少なくとも一方における隣接するコア領域間の間隔は、前記複数の2コア矩形ファイバの端部を、略矩形断面を有するそれぞれのクラッド領域を一体化した状態でテーパー状に加工することにより調節されていることを特徴とする請求項9記載の配列変換器。
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