JP7010244B2 - 光接続部品及び光結合構造 - Google Patents

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Description

本発明は、光接続部品及び光結合構造に関する。
本出願は、2017年1月26日出願の日本出願第2017-012212号に基づく優先権を主張し、前記日本出願に記載された全ての記載内容を援用する。
非特許文献1は、LCコネクタ型のマルチコアファイバ(MCF:Multi Core Fiber)にPC(Physical Contact)接続されるファンアウト部品を開示する。このファンアウト部品は、7本のシングルコアファイバを束ねてファイババンドルとするものである。MCFでは、7つのコアのうち1本がMCFの中心軸上に配置され、他の6本がその周囲に等間隔で配置されている。ファイババンドルの7本のシングルコアファイバは、このMCFのコア配置にそれぞれ対応して設けられている。すなわち、このファイババンドルでは、7本のシングルコアファイバのうち1本がファイババンドルの中心軸上に配置され、他の6本がその周囲に等間隔で配置されている。
島川修、他2名、「LCコネクタ型マルチコアファイバ用ファンアウト」、2015年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会通信講演論文集、社団法人電子情報通信学会、B-13-34、2015年8月25日
本開示の光接続部品は、複数の光入出射部を有する第1の光導波路部品と、複数の光入出射部を有する第2の光導波路部品とに、第1の方向に沿って突き合わせて接続される光接続部品に関する。この光接続部品は、第1の方向と交差する前端面、前端面とは第1の方向において反対側の後端面、第1の方向と直交する第2の方向と交差する基準面、前端面に設けられる少なくとも一対の第1のガイド孔、及び、後端面に設けられる少なくとも一対の第2のガイド孔を有する保持部材と、第1の方向と交差する前面、前面とは第1の方向において反対側の後面、第2の方向と交差する下面、及び、前面から後面まで延びる複数の光導波路を有する光導波路部材と、を備える。複数の光導波路の前面側の第1端の配置と、複数の光導波路の後面側の第2端の配置とは互いに異なる。光導波路部材は、下面と基準面とが互いに当接するように保持部材に保持される。
図1は、一実施形態に係る光接続部品の斜視図である。 図2は、図1に示す光接続部品のII-II線に沿った断面図である。 図3は、光導波路部材の斜視図である。 図4は、光導波路部材の一端面を示す正面図である。 図5は、光導波路部材の他端面を示す背面図である。 図6は、一実施形態に係る光接続部品を含む光結合構造の構成を示す上面図である。 図7は、変形例に係る光導波路部材の斜視図である。 図8は、変形例に係る光導波路部材の他端面を示す背面図である。
[本開示が解決しようとする課題]
非特許文献1に記載されたファンアウト部品では、ファイババンドルのコアは中心軸の周囲にも配置されており、MCFも同様のコア配置となっている。従って、ファイババンドルのコア位置とMCFのコア位置とを一致させるためには、ファイババンドルとMCFとをそれぞれ回転調心する作業が必要となる。例えば、割スリーブを用いて、ファイババンドル及びMCFをそれぞれ中心軸周りに回転させ、ファイババンドル及びMCFの中心軸周りの角度をそれぞれ所定の角度に合わせる。しかしながら、このような接続方式では、MCFの回転調心作業に加えてファイババンドルの回転調心作業が必要となるので、MCFとファイババンドルとの接続に要する工程が多くなり、接続作業に時間がかかる。
[本開示の効果]
本開示の光接続部品及び光結合構造によれば、複数の入出射部を有する光導波路部品同士の接続作業を簡易化できる。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に本願の実施形態の内容を列記して説明する。本願の一実施形態に係る光接続部品は、複数の光入出射部を有する第1の光導波路部品と、複数の光入出射部を有する第2の光導波路部品とに、第1の方向に沿って突き合わせて接続される光接続部品に関する。この光接続部品は、第1の方向と交差する前端面、前端面とは第1の方向において反対側の後端面、第1の方向と直交する第2の方向と交差する基準面、前端面に設けられる少なくとも一対の第1のガイド孔、及び、後端面に設けられる少なくとも一対の第2のガイド孔を有する保持部材と、第1の方向と交差する前面、前面とは第1の方向において反対側の後面、第2の方向と交差する下面、及び、前面から後面まで延びる複数の光導波路を有する光導波路部材と、を備える。複数の光導波路の前面側の第1端の配置と、複数の光導波路の後面側の第2端の配置とは互いに異なる。光導波路部材は、下面と基準面とが互いに当接するように保持部材に保持される。
上述した光接続部品では、光導波路部材の下面と保持部材の基準面とが互いに当接することにより、保持部材に対する光導波路部材の第1の方向周りの相対角度が規定される。また、保持部材の第1のガイド孔に第1のガイドピンが挿入されることによって、保持部材に対する第1の光導波路部品の第1の方向周りの相対角度を規定することができ、保持部材の第2のガイド孔に第2のガイドピンが挿入されることによって、保持部材に対する第2の光導波路部品の第1の方向周りの相対角度を規定することができる。従って、各光導波路の第1端と第1の光導波路部品の各光入出射部とを互いに光結合させる際の回転調心作業、及び、各光導波路の第2端と第2の光導波路部品の各光入出射部とを互いに光結合させる際の回転調心作業を省略することができる。すなわち、上述した光接続部品によれば、第1の光導波路部品と第2の光導波路部品との接続作業を簡易化できる。
上述した光接続部品では、保持部材は、第2の方向に凹む凹状内壁面が設けられた本体部を有してもよく、基準面は凹状内壁面のうちの底面であってもよく、 光導波路部材は、凹状内壁面によって画定される本体部の凹部内に収納されていてもよい。保持部材は、本体部の凹部を覆う蓋を有してもよい。保持部材の凹状内壁面は、第1及び第2の方向と交差する第3の方向に対向する一対の内壁面を更に有してもよく、光導波路部材は、第3の方向に対向する第1及び第2の側面を更に有してもよく、光導波路部材の第1及び第2の側面と下面とが、保持部材の一対の内壁面と基準面とにそれぞれ対向して接するようであってもよい。これらの場合、光導波路部材の下面と保持部材の基準面との当接をより確実に具現化する等して、保持部材に対する光導波路部材の第1の方向周りの相対角度をより確実に規定することができる。
上述した光接続部品では、前端面と前面とが互いに面一であり、後端面と後面とが互いに面一であってもよい。保持部材は、第1の段差を更に含んでもよく、光導波路部材は、前面と後面との間において、複数の光導波路が設けられる部分を除く他の部分に、保持部材の第1の段差と対向する第2の段差を更に有してもよく、保持部材の第1の段差と光導波路部材の第2の段差とが互いに当接することによって、保持部材に対する光導波路部材の第1の方向における位置が規定されてもよい。保持部材の前端面と光導波路部材の前面とが互いに面一であるので、光接続部品と第1の光導波路部品とを突き合わせ接続することができる。また、保持部材の後端面と光導波路部材の後面とが互いに面一であるので、光接続部品と第2の光導波路部品との接続を突き合わせで行うことができる。このように前端面と前面とが面一となり、後端面と後面とが面一となるためには、保持部材に対する光導波路部材の第1の方向における位置が精度良く規定される必要がある。そこで、上述した光接続部品では、保持部材の第1の段差と光導波路部材の第2の段差とが互いに当接することによって、保持部材に対する光導波路部材の第1の方向における位置を規定している。これにより、保持部材に対する光導波路部材の第1の方向における位置を精度良く位置決めすることができる。第2の段差は、光導波路部材の下面側の角部に設けられてもよい。
上述した光接続部品では、各光導波路の第1端のモードフィールド径と各光導波路の第2端のモードフィールド径とは互いに異なってもよい。これにより、第1の光導波路部品の複数の光入出射部のモードフィールド径と第2の光導波路部品の複数の光入出射部のモードフィールド径とが互いに異なる場合であっても、これらを効率良く接続することができる。各光導波路の第1端のモードフィールド径と各光導波路の第2端のモードフィールド径とは同じであってもよい。
上述した光接続部品では、複数の光導波路の第1端の配置では、第1及び第2の方向と交差する第3の方向に沿って第1端のそれぞれが所定間隔で配置されてもよく、複数の光導波路の第2端の配置では、第2端のそれぞれが所定の軸線に対して回転対称に配置されていてもよい。
上述した光接続部品では、複数の光導波路を含む光導波路部材は、石英ガラスにより構成されてもよい。これにより、例えばフェムト秒レーザといった超短パルスレーザを用いて、光導波路部材の複数の光導波路を好適に実現することができる。
上述した光接続部品では、複数の光導波路を含む光導波路部材は、屈折率調整材が添加されている石英ガラスにより構成されてもよい。これにより、例えばフェムト秒レーザといった超短パルスレーザを用いて、各光導波路の屈折率を効率良く変化させることができるので、光導波路部材の複数の光導波路を好適に実現することができる。
本発明の一実施形態に係る第1の光結合構造は、上述した何れかの構成を有する光接続部品と、光接続部品の複数の光導波路の第1端それぞれに対応する複数の光入出射部を有する第1の光導波路部品と、第1の方向に沿って延びる少なくとも一対の第1のガイドピンと、を備える。第1の光導波路部品は、少なくとも一対の第1のガイドピンの第1の方向における第1端とそれぞれ嵌合する少なくとも一対のガイド孔を有する。光接続部品の少なくとも一対の第1のガイド孔は、少なくとも一対の第1のガイドピンの第2端とそれぞれ嵌合する。この第1の光結合構造は、上述した光接続部品及び第1の光導波路部品を備えている。従って、第1の光導波路部品と光接続部品との接続の際の回転調心作業を省略できる。更に、この第1の光結合構造では、一対の第1のガイドピンによって、光接続部品と第1の光導波路部品との第1の方向周りにおける相対角度が決定される。これにより、光接続部品と第1の光導波路部品とを、精度良く接続することができる。第1の光結合構造において、第1の光導波路部品の複数の光入出射部は、複数のシングルコアファイバの各コア端面を含んでもよい。
本発明の一実施形態に係る第2の光結合構造は、上述した何れかの構成を有する光接続部品と、光接続部品の複数の光導波路の第2端それぞれに対応する複数の光入出射部を有する第2の光導波路部品と、第1の方向に沿って延びる少なくとも一対の第2のガイドピンと、を備える。第2の光導波路部品は、少なくとも一対の第2のガイドピンの第1の方向における第1端とそれぞれ嵌合する少なくとも一対のガイド孔を有する。光接続部品の少なくとも一対の第2のガイド孔は、少なくとも一対の第2のガイドピンの第2端とそれぞれ嵌合する。この第2の光結合構造は、上述した光接続部品及び第2の光導波路部品を備えている。従って、第2の光導波路部品と光接続部品との接続の際の回転調心作業を省略できる。更に、この第2の光結合構造では、一対の第2のガイドピンによって、光接続部品と第2の光導波路部品との第1の方向周りにおける相対角度が決定される。これにより、光接続部品と第2の光導波路部品とを、精度良く接続することができる。第2の光導波路部品の複数の光入出射部は、複数のコア及び当該複数のコアを覆うクラッドを有するマルチコアファイバの各コア端面を含んでもよい。
[本願発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る光接続部品及び光結合構造の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。本発明は、これらの例示に限定されるものではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。以下の説明では、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る光接続部品の斜視図である。図2は、図1に示す光接続部品のII-II線に沿った断面図である。図3は、光導波路部材の斜視図である。各図には必要に応じてXYZ直交座標系が示されている。図1及び図2に示されるように、光接続部品1は、保持部材10と、光導波路部材20とを備える。保持部材10は、本体部11と、蓋12とを有する。本体部11は、XY面内において断面凹状をなしており、Y方向に開口している。蓋12は、平板状であり、本体部11の開口した部分(凹部)を覆うように取り付けられる。蓋12と本体部11とは接着剤によって互いに固定される。
本体部11は、前端面11a、後端面11b、凹状内壁面13、少なくとも一対のガイド孔14、及び、後述する少なくとも一対のガイド孔16(図6参照)を含む。前端面11aは、平坦面であり、Z方向と交差(例えば直交)している。後端面11bは、平坦面であり、前端面11aとは反対側に設けられてZ方向と交差(例えば直交)している。一例では、前端面11aと後端面11bとは互いに平行である。凹状内壁面13は、断面凹状をなす本体部11の内側部分の内壁面であり、複数の面を含む。凹状内壁面13は、前端面11aから後端面11bにわたって形成されている。凹状内壁面13は、内壁面13a、内壁面13b、内壁面13c、及び一対の段差15を含む。内壁面13cは、本実施形態における基準面であってもよい。内壁面13aと内壁面13bとは、X方向と交差(例えば直交)する平坦面であり、互いに対向している。一例では、内壁面13a,13bは互いに平行であり、内壁面13a,13bと前端面11a及び後端面11bとの成す角は90°である。内壁面13cは、Y方向と交差(例えば直交)しており、内壁面13aと内壁面13bとを繋いでいる。一例では、内壁面13cと、前端面11a及び後端面11b並びに内壁面13a,13bとの成す角はそれぞれ90°である。
一対の段差15は、前端面11aと内壁面13cとがなす角部のX方向における両端に設けられる。一対の段差15は、Z方向において前端面11aから後端面11bに向かって張り出しており、Y方向において内壁面13cから本体部11の開口に向かって張り出している。一対の段差15のうち一方の段差15は、X方向において内壁面13aから内壁面13bに向かって張り出しており、他方の段差15は、X方向において内壁面13bから内壁面13aに向かって張り出している。一対の段差15は、Z方向と交差(例えば直交)しており前端面11aに平行で平坦な段差面15aを有する。段差面15aは、前端面11aに対してZ方向における後端面11b側に設けられる。すなわち、段差面15aは、前端面11aと後端面11bとの間に位置している。この保持部材10の段差面15aは、後述する光導波路部材20に設けられた一対の段差23(図3参照)の段差面23aと当接する。一対のガイド孔14は、その中心軸に垂直な断面が円形状である。一対のガイド孔14は、前端面11aに設けられている。具体的には、一対のガイド孔14は、前端面11aからZ方向に延びており、X方向において凹状内壁面13を挟んで両側に設けられる。一対のガイド孔14は、一例として、その各中心軸が前端面11aに直交するように前端面11aに形成することができる。一対のガイド孔14には、後述する光導波路部品30(図6参照)に対する保持部材10の中心軸C1周り(Z方向周り)の角度を規定するための一対のガイドピン40が挿入及び嵌合される。
光導波路部材20は、保持部材10に保持される。光導波路部材20は、図3に示されるように、本体部21、及び複数の光導波路22を有する。本体部21は、略直方体状の外観を有している。複数の光導波路22は、本体部21内に設けられている。複数の光導波路22の詳細については、後述する。本体部21及び複数の光導波路22は同じ材料にて構成されてもよい。本体部21及び複数の光導波路22は、例えば石英ガラスにより構成されている。或いは、本体部21及び複数の光導波路22は、例えばフッ素(F)、カリウム(K)、ホウ素(B)、アルミニウム(Al)、ゲルマニウム(Ge)、及びルビジウム(Rb)からなる群より選択される屈折率調整用の添加材(屈折率調整材)が添加されている石英ガラスにより構成されてもよい。この場合、当該添加材は、本体部21及び複数の光導波路22の全体にわたって添加されていてもよく、本体部21の複数の光導波路22を含む一部分に限り添加されていてもよい。
本体部21は、図3に示されるように、前面21a、後面21b、上面21c、下面21d、第1の側面21e、第2の側面21f、及び一対の段差23を有する。前面21aは、Z方向と交差(例えば直交)しており、前端面11aを含む架空平面に沿った平坦面である。一実施例では、前面21aと前端面11aとは、互いに面一である。後面21bは、前面21aとは反対側に設けられてZ方向と交差(例えば直交)しており、後端面11bを含む架空平面に沿った平坦面である。一実施例では、後面21bと後端面11bとは、互いに面一である。本実施形態において面一とは、両面の位置が完全に一致する場合に限られず、両面の位置が製造誤差程度の差を有する場合を含む。上面21c及び下面21dは、Y方向と交差(例えば直交)しており、互いに対向して設けられている。第1の側面21e及び第2の側面21fは、X方向と交差(例えば直交)しており、互いに対向して設けられている。下面21dと第1の側面21eと第2の側面21fとが、内壁面13cと内壁面13aと内壁面13bとにそれぞれ対向して接することによって、光導波路部材20の本体部21が凹状内壁面13内に保持されるとともに、凹状内壁面13に対する光導波路部材20の中心軸C1周り(Z方向周り)の角度が規定される。そして、上面21cが蓋12に当接することによって、光導波路部材20が保持部材10に固定される。
一対の段差23は、本体部21の複数の光導波路22が設けられる部分を除く他の部分に設けられる。具体的には、一対の段差23は、前面21aと下面21dとがなす角部のX方向における両端に設けられる。一対の段差23は、一対の段差15に対応した形状となっており、一対の段差15と嵌合する。一対の段差23は、Z方向において前面21aに対する窪みを構成しており、Y方向において下面21dに対する窪みを構成している。一対の段差23のうち一方の段差23は、X方向において第1の側面21eに対する窪みを構成しており、他方の段差23は、X方向において第2の側面21fに対する窪みを構成している。一対の段差23は、Z方向と交差(例えば直交)しており前面21aを含む架空平面に平行で平坦な段差面23aを有する。段差面23aは、前面21aに対してZ方向における後面21b側に設けられる。すなわち、段差面23aは、前面21aと後面21bとの間に位置している。段差面23aは、前述した凹状内壁面13の段差面15aと対向する。光導波路部材20の段差面23aと保持部材10の段差面15aとが当接することにより、凹状内壁面13に対する光導波路部材20のZ方向の位置が規定される。
複数の光導波路22は、図3に示されるように、前面21aから後面21bまで延びている。複数の光導波路22の一端面22a(一端)は前面21aに含まれ、複数の光導波路22の他端面22b(他端)は後面21bに含まれる。一実施例では、前面21aは、各一端面22aの光軸に対して垂直であり、後面21bは、各他端面22bの光軸に対して垂直である。ここで、図4は、光導波路部材20の前面21aを示す正面図である。一実施例では、図4に示されるように、4つの一端面22aがX方向に沿って等間隔に且つ一列に並んでおり、各一端面22aのモードフィールドの形状は円形状である。図5は、光導波路部材20の後面21bを示す背面図である。図5に示されるように、各他端面22bの配置は、各一端面22aの配置とは異なっており、各他端面22bのうち少なくとも1つは、光導波路部材20の中心軸C1上を除く位置に配置されている。各他端面22bは、所定の軸線(すなわち中心軸C1)に対して回転対称に配置されている。一実施例では、4つの他端面22bのうち2つの他端面22bがX方向に沿って並んでおり、当該2つの他端面22bの間の中心を挟むように他の2つの他端面22bがY方向に沿って並んでいる。一実施例では、各他端面22bのモードフィールドの形状は円形状であり、各他端面22bのモードフィールド径は、各一端面22aのモードフィールド径と一致する。光接続部品1を製造する際には、例えば下面21dの位置を基準として、複数の光導波路22の一端面22a及び他端面22bが所定の位置に配置するように複数の光導波路22が形成される。そして、下面21dと第1の側面21eと第2の側面21fとが、内壁面13cと内壁面13aと内壁面13bとにそれぞれ対向して接するように光導波路部材20が凹状内壁面13に保持される。
このような構成を有する複数の光導波路22は、例えばパルスレーザを用いることによって本体部21内に形成される。パルスレーザは、例えばチタンサファイアフェムト秒レーザ(Ti-sapphire Femtosecond Laser)である。パルスレーザから出力される光パルスの集光点では、本体部21の材料の屈折率が変化するので、この集光点を走査することによって、軌道がX方向だけでなくY方向にも変化するような三次元的な複数の光導波路22が、本体部21内に形成される。ここで、本体部21及び複数の光導波路22が、上述した添加材が添加されている石英ガラスにより構成されている場合、当該添加材の違いによって、光パルスの集光点における本体部21の屈折率の変化の様子が異なる。例えば当該添加材がカリウム、ゲルマニウム、アルミニウム、又はルビジウムである場合には、光パルスの集光点における屈折率は、その周囲の屈折率よりも高く(大きく)なる。従って、この場合には、光パルスの集光点の軌道に沿って複数の光導波路22(コア領域)が形成される。これらの添加材の違いによって、その光パルスの集光点における屈折率の変化量が異なる。これに対して、例えば当該添加材がフッ素又はホウ素である場合には、光パルスの集光点における屈折率は、その周囲の屈折率よりも低く(小さく)なる。従って、この場合には、光パルスの集光点の軌道に沿って複数の光導波路22の周囲(クラッド領域)が形成される。これらの添加材の違いによって、その光パルスの集光点における屈折率の変化量が異なる。
図6は、本実施形態に係る光接続部品1を含む光結合構造1A,1Bの構成を示す上面図である。図6に示されたXZ座標系は、図1~図5に示されたXYZ直交座標系に対応している。図6に示されるように、光結合構造1Aは、光接続部品1と、光導波路部品30と、少なくとも一対のガイドピン40とを備える。光接続部品1は、光導波路部品30にZ方向に沿って突き合わせて接続される。光導波路部品30は、フェルール31と、複数のシングルコアファイバ32とを備える。フェルール31は、例えばMT光コネクタフェルールである。フェルール31は、接続端面31a、及び少なくとも一対のガイド孔31bを有する。接続端面31aは、前面21aと対向し、一実施例では前面21aとPC(Physical Contact)接続される。一対のガイド孔31bは、接続端面31aからZ方向に延びており、その中心軸に垂直な断面が円形状である。一対のガイド孔31bは、一対のガイド孔14と対応する位置に設けられる。一対のガイド孔31bの内径は、一対のガイド孔14の内径と一致する。複数のシングルコアファイバ32は、フェルール31に保持されている。複数のシングルコアファイバ32は、接続端面31aからZ方向に延びており、X方向において一対のガイド孔31bの間に一列に並んでいる。複数のシングルコアファイバ32の端面32aは、接続端面31aから露出するコアをそれぞれ有する。これらのコアの端面は、光導波路部品30の複数の光入出射部である。各コアは、各一端面22aとそれぞれ対向して光結合される。一実施例では、各コアのモードフィールドの形状は円形状であり、各コアのモードフィールド径と各一端面22aのモードフィールド径とは互いに一致する。
一対のガイドピン40は、Z方向に沿って延びており、その中心軸に垂直な断面は円形状である。一対のガイドピン40の外径は、光接続部品1の一対のガイド孔14の内径、及び光導波路部品30の一対のガイド孔31bの内径と一致する。一対のガイドピン40のZ方向における一端が、一対のガイド孔31bに挿入されて嵌合し、一対のガイドピン40の他端が、一対のガイド孔14に挿入されて嵌合する。一対のガイドピン40によって、光接続部品1の各一端面22aと光導波路部品30の複数のシングルコアファイバ32とのXY面内における相対位置が位置決めされ、且つ、Z方向周りの相対角度が決定される。
光結合構造1Bは、図6に示されるように、光接続部品1と、光導波路部品50と、少なくとも一対のガイドピン41とを備える。光接続部品1は、光導波路部品50にZ方向に沿って突き合わせて接続される。光接続部品1の一対のガイド孔16は、その中心軸に垂直な断面が円形状であり、後端面11bからZ方向に延びている。一対のガイド孔16は、一例として、その各中心軸が後端面11bに直交するように後端面11bに形成することができる。一対のガイド孔16は、一対のガイド孔14と同様の位置に設けられる。すなわち、一対のガイド孔16は、X方向において凹状内壁面13を挟んで両側に設けられる。光導波路部品50は、フェルール51と、少なくとも1つのMCF(Multi Core Fiber)52とを備える。MCF52は、複数のコア及び当該複数のコアを覆うクラッドを有する。フェルール51は、例えばMT光コネクタフェルールである。フェルール51は、接続端面51a、及び一対のガイド孔51bを有する。接続端面51aは、後面21bと対向し、一実施例では後面21bとPC接続される。一対のガイド孔51bは、接続端面51aからZ方向に延びており、その中心軸に垂直な断面が円形状である。一対のガイド孔51bは、一対のガイド孔16と対応する位置に設けられる。一対のガイド孔51bの内径は、一対のガイド孔16の内径と一致する。
MCF52は、フェルール51に保持される。一実施例では、図6に示されるように、1つのMCF52がフェルール51に保持される。MCF52は、接続端面51aからZ方向に延びており、X方向において一対のガイド孔51bの間に配置される。MCF52の端面52aは、接続端面51aにおいて露出する複数のコアを有する。これらのコアの端面は、光導波路部品50の複数の光入出射部である。複数のコアは、所定の軸線(すなわち中心軸C2)に対して回転対称に配置されている。一実施例では、各コアのモードフィールドの形状は円形状であり、各コアのモードフィールド径と各他端面22bのモードフィールド径とは互いに一致する。各コアは、各他端面22bとそれぞれ対向して光結合される。光導波路部品50を製造する際には、フェルール51に対してMCF52が該MCF52の中心軸C2の周りに回転調心される。そして、MCF52の中心軸C2周り(Z方向周り)の角度を所定の角度に一致させた後、MCF52がフェルール51に固定される。一例では、MCF52の中心軸C2と、光導波路部材20の中心軸C1とのXY面内における位置は、互いに一致する。
一対のガイドピン41は、Z方向に沿って延びており、その中心軸に垂直な断面は円形状である。ガイドピン41の外径は、ガイド孔16,51bの内径と一致する。一対のガイドピン41のZ方向における一端が、一対のガイド孔51bに挿入されて嵌合し、一対のガイドピン41のZ方向における他端が、一対のガイド孔16に挿入されて嵌合する。このように、一対のガイドピン41によって、光接続部品1の各他端面22bと、光導波路部品50の複数のコアとのXY面内における相対位置が位置決めされ、且つ、Z方向周りの相対角度が決定される。
本実施形態に係る光結合構造1A,1Bでは、各シングルコアファイバ32のコアから出射された光は、各一端面22aにそれぞれ入射し、各他端面22bからそれぞれ出射され、MCF52の各コアにそれぞれ入射する。或いは、MCF52の各コアから出射された光は、各他端面22bにそれぞれ入射し、各一端面22aからそれぞれ出射され、各シングルコアファイバ32のコアにそれぞれ入射する。
以上に説明した、本実施形態に係る光接続部品1、及び光結合構造1A,1Bによって得られる効果について説明する。本実施形態では、光導波路部材20の下面21dと凹状内壁面13の内壁面13cとが互いに当接することにより、光導波路部材20のZ方向周りの角度が規定される。また、保持部材10のガイド孔14にガイドピン40が挿入されることによって、保持部材10に対する光導波路部品30のZ方向周りの相対角度が規定され、保持部材10のガイド孔16にガイドピン41が挿入されることによって、保持部材10に対する光導波路部品50のZ方向周りの角度が規定される。従って、各光導波路22の一端面22aと各シングルコアファイバ32のコアとを互いに光結合させる際の回転調心作業、及び、各他端面22bとMCF52の各コアとを互いに光結合させる際の回転調心作業を省略することができる。すなわち、上述した光接続部品1によれば、光導波路部品30と光導波路部品50との接続作業を簡易化できる。
光接続部品1では、前端面11aと前面21aとが互いに面一であり、後端面11bと後面21bとが互いに面一である。凹状内壁面13は、一対の段差15を更に含み、光導波路部材20は、前面21aと後面21bとの間において、複数の光導波路22が設けられる部分を除く他の部分に、一対の段差15と対向する一対の段差23を更に有してもよい。図2に示されるように、前端面11aと前面21aとが互いに面一であり、後端面11bと後面21bとが互いに面一であるので、光接続部品1と光導波路部品30,50との接続を突き合わせで行うことができる。ここで、このように前端面11aと前面21aとが互いに面一となり、後端面11bと後面21bとが互いに面一となるためには、保持部材10の凹状内壁面13に対する光導波路部材20のZ方向における位置が精度良く規定される必要がある。そこで、本実施形態の光接続部品1では、一対の段差15,23が互いに当接することによって、保持部材10の凹状内壁面13に対する光導波路部材20のZ方向における位置を規定している。これにより、保持部材10に対する光導波路部材20のZ方向における位置を精度良く位置決めすることができる。
光接続部品1では、複数の光導波路22は、石英ガラスにより構成されてもよい。これにより、例えばフェムト秒レーザといった超短パルスレーザを用いて、光導波路部材20の複数の光導波路22を好適に実現することができる。
光接続部品1では、複数の光導波路22は、フッ素、カリウム、ホウ素、アルミニウム、ゲルマニウム、及びルビジウムからなる群より選択される屈折率調整用の添加材が添加されている石英ガラスにより構成されてもよい。これにより、例えばフェムト秒レーザといった超短パルスレーザを用いて、各光導波路22の屈折率を効率良く変化させることができるので、光導波路部材20の複数の光導波路22を好適に実現することができる。
本実施形態に係る光結合構造1Aは、光接続部品1と、光導波路部品30と、Z方向に沿って延びる一対のガイドピン40とを備える。光結合構造1Aでは、光接続部品1と光導波路部品30とが、一対のガイドピン40を介して互いに突き合わせて接続される。この光結合構造1Aでは、一対のガイドピン40によって、光接続部品1と光導波路部品30とのZ方向周りにおける相対角度が決定される。これにより、光接続部品1と光導波路部品30とを、精度良く接続することができる。
本実施形態に係る光結合構造1Bは、光接続部品1と、光導波路部品50と、Z方向に沿って延びる一対のガイドピン41とを備える。光結合構造1Bでは、光接続部品1と光導波路部品50とが、一対のガイドピン41を介して互いに突き合わせて接続される。この光結合構造1Bでは、一対のガイドピン41によって、光接続部品1と光導波路部品50とのZ方向周りにおける相対角度が決定される。これにより、光接続部品1と光導波路部品50とを、精度良く接続することができる。
図7は、一変形例に係る光導波路部材20Aの斜視図である。図8は、光導波路部材20Aの後面21bを示す背面図である。本変形例と上記実施形態との相違点は、光導波路部材20の各他端面22b及び光導波路部品50のMCF52の各コアのモードフィールド径の大きさである。すなわち、本変形例に係る光導波路部材20Aの複数の光導波路22の他端面22bのモードフィールド径は、図7及び図8に示されるように、複数の光導波路22の一端面22aのモードフィールド径よりも大きくなっている。言い換えれば、本変形例では、光導波路22の一端面22aのモードフィールド径と、光導波路22の他端面22bのモードフィールド径とは互いに異なる。これにより、各シングルコアファイバ32のモードフィールド径と、MCF52の各コアのモードフィールド径とが異なる場合であっても、各シングルコアファイバ32とMCF52の各コアとを効率良く光結合することができる。
本発明による光接続部品及び光結合構造は、上述した実施形態に限られるものではなく、他に様々な変形が可能である。例えば、上述した実施形態及び変形例を、必要な目的及び効果に応じて互いに組み合わせてもよい。上述した実施形態では、各光導波路22の他端面22bは所定の軸線(中心軸C1)に対して回転対称に配置されているが、回転対称ではない配置であってもよく、中心軸C1上に更に配置されてもよい。
1…光接続部品、1A,1B…光結合構造、10…保持部材、11,21…本体部、11a…前端面、11b…後端面、12…蓋、13…凹状内壁面、13a,13b,13c…内壁面、14,16,31b,51b…ガイド孔、15,23…段差、15a,23a…段差面、20,20A…光導波路部材、21a…前面、21b…後面、21c…上面、21d…下面、21e…第1の側面、21f…第2の側面、22…光導波路、22a…一端面、22b…他端面、30,50…光導波路部品、31,51…フェルール、31a,51a…接続端面、32…シングルコアファイバ、40,41…ガイドピン、52…MCF、C1,C2…中心軸。

Claims (14)

  1. 複数の光入出射部を有する第1の光導波路部品と、複数の光入出射部を有する第2の光導波路部品に、第1の方向に沿って突き合わせて接続される光接続部品であって、
    前記第1の方向と交差する前端面、前記前端面とは前記第1の方向において反対側の後端面、前記第1の方向と直交する第2の方向と交差する基準面、前記前端面に設けられる少なくとも一対の第1のガイド孔、及び、前記後端面に設けられる少なくとも一対の第2のガイド孔を有する保持部材と、
    前記第1の方向と交差する前面、前記前面とは前記第1の方向において反対側の後面、前記第2の方向と交差する下面、及び、前記前面から前記後面まで延びる複数の光導波路を有する光導波路部材と、
    を備え、
    前記複数の光導波路の前記前面側の第1端の配置と、前記複数の光導波路の前記後面側の第2端の配置とは互いに異なり、
    前記光導波路部材は、前記下面と前記基準面とが互いに当接するように前記保持部材に保持され、
    前記保持部材は、第1の段差を更に有し、
    前記光導波路部材は、前記前面と前記後面との間において、前記複数の光導波路が設けられる部分を除く他の部分に、前記保持部材の前記第1の段差と対向する第2の段差を更に有し、
    前記保持部材の前記第1の段差と前記光導波路部材の前記第2の段差とが互いに当接することによって、前記保持部材に対する前記光導波路部材の前記第1の方向の位置が規定される、光接続部品。
  2. 前記保持部材は、前記第2の方向に凹む凹状内壁面が設けられた本体部を有し、
    前記基準面は、前記凹状内壁面のうちの底面であり、
    前記光導波路部材は、前記凹状内壁面によって画定される前記本体部の凹部内に収納されている、
    請求項1に記載の光接続部品。
  3. 前記保持部材は、前記本体部の前記凹部を覆う蓋を有する、
    請求項2に記載の光接続部品。
  4. 前記保持部材の前記凹状内壁面は、前記第1及び第2の方向と交差する第3の方向に対向する一対の内壁面を更に有し、
    前記光導波路部材は、前記第3の方向に対向する第1及び第2の側面を更に有し、
    前記光導波路部材の前記第1及び第2の側面と前記下面とが、前記保持部材の前記一対の内壁面と前記基準面とにそれぞれ対向して接する、
    請求項2又は請求項3に記載の光接続部品。
  5. 前記前端面と前記前面とが互いに面一であり、
    前記後端面と前記後面とが互いに面一である、
    請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の光接続部品。
  6. 前記第2の段差は、前記光導波路部材の前記下面側の角部に設けられる、
    請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の光接続部品。
  7. 各光導波路の前記第1端のモードフィールド径と各光導波路の前記第2端のモードフィールド径とは互いに異なっている、
    請求項1~請求項のいずれか1項に記載の光接続部品。
  8. 前記複数の光導波路の前記第1端の配置では、前記第1及び第2の方向と交差する第3の方向に沿って前記第1端のそれぞれが所定間隔で配置され、
    前記複数の光導波路の前記第2端の配置では、前記第2端のそれぞれが所定の軸線に対して回転対称に配置されている、
    請求項1~請求項のいずれか1項に記載の光接続部品。
  9. 前記光導波路部材は、石英ガラスにより構成される、
    請求項1~請求項のいずれか1項に記載の光接続部品。
  10. 前記光導波路部材は、屈折率調整材が添加されている石英ガラスにより構成される、
    請求項1~請求項のいずれか1項に記載の光接続部品。
  11. 請求項1~請求項10のいずれか1項に記載の光接続部品と、
    前記光接続部品の前記複数の光導波路の前記第1端それぞれに対応する複数の光入出射部を有する第1の光導波路部品と、
    前記第1の方向に沿って延びる前記少なくとも一対の第1のガイドピンと、
    を備え、
    前記第1の光導波路部品は、前記少なくとも一対の第1のガイドピンの前記第1の方向における第1端とそれぞれ嵌合する少なくとも一対のガイド孔を有し、
    前記光接続部品の前記少なくとも一対の第1のガイド孔は、前記少なくとも一対の第1のガイドピンの第2端とそれぞれ嵌合する、光結合構造。
  12. 前記第1の光導波路部品の前記複数の光入出射部は、複数のシングルコアファイバの各コア端面を含む、
    請求項11に記載の光結合構造。
  13. 請求項1~請求項10のいずれか1項に記載の光接続部品と、
    前記光接続部品の前記複数の光導波路の前記第2端それぞれに対応する複数の光入出射部を有する第2の光導波路部品と、
    前記第1の方向に沿って延びる前記少なくとも一対の第2のガイドピンと、
    を備え、
    前記第2の光導波路部品は、前記少なくとも一対の第2のガイドピンの前記第1の方向における第1端とそれぞれ嵌合する少なくとも一対のガイド孔を有し、
    前記光接続部品の前記少なくとも一対の第2のガイド孔は、前記少なくとも一対の第2のガイドピンの第2端とそれぞれ嵌合する、光結合構造。
  14. 前記第2の光導波路部品の前記複数の光入出射部は、複数のコア及び当該複数のコアを覆うクラッドを有するマルチコアファイバの各コア端面を含む、
    請求項13に記載の光結合構造。
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