JP2014178628A - マルチコアファイバ接続用ファンイン・ファンアウトデバイス及び光接続装置、並びに光接続方式 - Google Patents

マルチコアファイバ接続用ファンイン・ファンアウトデバイス及び光接続装置、並びに光接続方式 Download PDF

Info

Publication number
JP2014178628A
JP2014178628A JP2013054022A JP2013054022A JP2014178628A JP 2014178628 A JP2014178628 A JP 2014178628A JP 2013054022 A JP2013054022 A JP 2013054022A JP 2013054022 A JP2013054022 A JP 2013054022A JP 2014178628 A JP2014178628 A JP 2014178628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
convex lens
lens
fan
output end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013054022A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6013953B2 (ja
Inventor
Takeyuki Hiruma
健之 比留間
Toshiki Sugawara
俊樹 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2013054022A priority Critical patent/JP6013953B2/ja
Publication of JP2014178628A publication Critical patent/JP2014178628A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6013953B2 publication Critical patent/JP6013953B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Optical Integrated Circuits (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

【課題】複数の光導波路を同時に並列に接続する際の接続損失を低減し、光信号の信号対雑音比を大きくとることによって信頼性の高い光通信システムを構築できる光接続デバイス及び光接続方式を提供する。
【解決手段】ファンイン・ファンアウトデバイス2とマルチコアファイバ3との接続部分において、ファンイン・ファンアウトデバイス2の各光導波路(コア)5の端面にコリメータレンズと凸レンズを設け、コリメータレンズと凸レンズの間隔は、凸レンズの焦点距離に等しくなるような構成とすることにより、光接続損失をほぼゼロに低減できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光通信の分野におけるファンイン・ファンアウトデバイス、及び光接続装置、並びに光接続方式に係り、特に、大容量の信号伝送を行うマルチコア光ファイバと光素子との高効率接続に好適な接続構造に関する。
近年、光通信による情報伝送量は年々増加の一途をたどりつつある。特に、幹線系通信システムでは、既存の光ファイバによる情報伝送容量は飽和限界に近づき、この限界を超える各種新たな伝送方法が考案されている。マルチコアファイバを用いた伝送方法は、伝送容量の限界を打破する有力な基盤技術として2000年以降脚光を浴びている。ここで、マルチコアファイバを光信号の伝送路として使用する場合、マルチコアファイバへの光信号の入力部において、あるいはマルチコアファイバからの光信号の出力部において複数の光伝送路を接続する素子、または接続のための部品が必要である。かかる接続素子や接続部品に関する先行技術としては、以下に記載する公知の文献がある。
特許文献1においては、7つのコアを有するマルチコアファイバ端面同士の接続部に屈折率分布型レンズアレイを挿入して、マルチコアファイバのコアから出射される光の発散角度を小さくする、また対面するマルチコアファイバ端面のコアへの入射光束を集束させる構造としている。
特許文献2においてはマルチコアファイバの端面と単一コア光ファイバを複数本整列配置した構成での各光ファイバ端面とを接続する際の光配列を変換するデバイスが記載されている。
特許文献3においては、マルチコアファイバと単一コアファイバ複数本とを接続する平板素子の構造が記載されている。この平板素子には、2本の光導波路が形成されており、これら光導波路の一端においてマルチコアファイバとの接続が、また、反対側の端部において2本の単一コアファイバとの接続が可能となるようにガイド溝が形成されている。
非特許文献1においては、マルチコアファイバ1本と単一コアファイバ複数本を接続する際に、マルチコアファイバと単一コアファイバとの間に置かれたレンズ2個を光が通過する光路系について記載されている。また、非特許文献2においては、マルチコアファイバ同士を接続する場合に、凸レンズを2つ使用した共焦点レンズ系を使用する方式について記載されている。
非特許文献3においては、平板内へ複数の光導波路を立体的に形成する方法が記述されており、形成された複数の光導波路端面で、7つのコアを有するマルチコアファイバの端面との光接続が可能となるように光導波路の立体的構成が決められている。
また、非特許文献4においては、基板内に光導波路を形成する手法として、レーザ光を絞って基板表面に照射し、レーザ照射部の光学的屈折率を増大させて光導波路を形成する手法が記述されている。
特開2010−286718号公報 特開2010−286697号公報 特開昭62−118310号公報
2012年電子情報通信学会エレクトロニクスソサイエティ大会 エレクトロニクス講演論文集1 C−3−82、2012年9月11日−14日 富山市 2012年電子情報通信学会エレクトロニクスソサイエティ大会 エレクトロニクス講演論文集1 C−3−83、2012年9月11日−14日 富山市 2012年電子情報通信学会エレクトロニクスソサイエティ大会 エレクトロニクス講演論文集1 B−10−12、2012年9月11日−14日 富山市 テクニカルダイジェスト 第9回オプトエレクトロニクス アンド コミュニケーションズ コンファレンス、第3回インターナショナル コンファレンス オンオプチカル インターネット、7月12−16日、2004年、横浜、日本、頁88−89(Technical Digest Ninth optoelectronics and communications conference, Third international conference on optical internet, July 12-16, 2004, Yokohama, Japan, pp.88-89.)
上記特許文献1に開示された構造では、マルチコアファイバの7つのコアは、互いに等間隔で中心対称に形成されていることを前提としている。しかし、マルチコアファイバの製造工程における寸法バラツキが原因でどれか1つのコアの配置が中心対称の位置からずれて製造された場合には、マルチコアファイバの端面同士を接続する際の接続損失が増大するという課題がある。
上記特許文献2に開示された光配列変換デバイスにおいてもマルチコアファイバのコアのどれか一つが設計上の配置・寸法から位置ずれして製造された場合には、その位置ずれしたコアについては光接続損失が増大するという課題がある。
上記特許文献3に開示された平板素子においても、マルチコアファイバ製造時の製作バラツキによってコア位置が設計からずれて形成された場合には、平板素子内の光導波路とマルチコアファイバのコアとの間で接続損失が増大するという課題がある。
また、非特許文献1および非特許文献2のどちらの場合においてもマルチコアファイバ製造工程における仕上がり寸法バラツキによって、コア位置や配列が設計値からずれた場合には、その位置ずれしたコアに関して、相互に対向する光ファイバの接続損失が増大するという課題がある。
そこで、本発明の目的は、複数の光導波路を同時に並列に接続する際の接続損失を低減し、光信号の信号対雑音比を大きくとることによって信頼性の高い光通信システムを構築できる光接続デバイス及び光接続方式を提供することである。
更に、本発明の構成を適用することにより光出力を抑制した低消費電力の状態で運転できることから、省エネルギー運転が可能なシステムを提供することである。
上記に延べた課題を解決するための手段として、FI/FOとマルチコアファイバとの接続部に第1のレンズ系、および第2のレンズ系を挿入し、第1のレンズ系においては、FI/FOの端面側にて、コリメータレンズと凸レンズを設けた構成である。一方、第2のレンズ系においては、マルチコアファイバ端面にコリメータレンズ、および凸レンズを設けた構成とすることである。
さらに本構成の第1のレンズ系においては、凸レンズの焦点距離が、該凸レンズとコリメータレンズ間の距離に等しくなるような配置であり、第2のレンズ系では、凸レンズの焦点距離が該凸レンズとマルチコアファイバ端部のコリメータレンズとの距離に等しくなるような配置とすることである。
ここで、マルチコアファイバ1本と単一コアの光ファイバ複数本とを接続するデバイスをファンイン・ファンアウトデバイス(以下、ファンイン・ファンアウトデバイスをFI/FOと省略する)と呼ぶことにする。FI/FOはその内部に複数本の光導波路を有する構成であり、マルチコアファイバと接続する側の端面においては、FI/FO内の光導波路がマルチコアファイバの光軸方向に垂直な断面におけるコア配置と同じ空間配置をとり、一方、単一コアの光ファイバと接続する端部においては、FI/FO内の光導波路の配置と間隔は平面的に横並び、もしくは多層構造となっていて、各光導波路間隔は、例えば、単一コアの光ファイバのクラッド直径に等しい寸法まで詰めることが可能である。
本発明の構成をとることにより、複数の光導波路を同時に並列に接続する際の接続損失を低減し、光信号の信号対雑音比を大きくとることによって信頼性の高い光通信システムを構築できる光接続デバイス及び光接続方式を提供することが可能である。
更に、本発明の構成を適用することにより光出力を抑制した低消費電力の状態で運転できることから、省エネルギー運転が可能なシステムを提供することが可能である。
本発明の実施の形態を示す斜視図。 本発明の実施の形態を示す側面模式図。 本発明の実施の形態を示す側面模式図。 本発明を適用した光接続構成と従来の光接続構成で光軸ずれに対する接続損失の変化を比較したグラフ。 本発明の別の実施の形態を示す模式図。 本発明の別の実施の形態を示す模式図。 本発明の実施の形態1における光導波路およびレンズの形成工程を示す模式図。 本発明の実施の形態1におけるレンズの形成工程を示す模式図。
以下に、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
本実施例1を、図1および図2を用いて詳細に説明する。
図1は、マウント1の上に設けたファンイン・ファンアウトデバイス(FI/FOと略す)2を介して、7つのコアを有するマルチコアファイバ3と単一コアの光ファイバ4を7本配置し接続する構成を示す斜視図である。
マルチコアファイバ3は、例えば、マウント1の表面に設けられたV溝に位置合わせされて固定される。また、マルチコアファイバ3とFI/FO2との間には、後述する第2のレンズ系が配置される。また、第2のレンズ系に対面する側のFI/FO2には、第1のレンズ系が設けられている。
マルチコアファイバ3のコアの一つに入力した光は、マルチコアファイバ3から出力されると、第2のレンズ系を通過し、第1のレンズ系の当該一つのコアの位置に対応する位置に入射する。入射した光は、当該位置に対応するFI/FO2中の光導波路を伝播し光ファイバ4へ出力される。マルチコアファイバ3のコアの他の一つに入力した光も、同様な伝播を行う。
マルチコアファイバ3は、中心に1本のコアが、中心コアのまわりに正六角形状に6本のコアが配置されている。マルチコアファイバ3内に配置されている各コア(ここで、コアは光の屈折率が周囲よりも高くなっている部分で伝播光のエネルギー分布のほとんど90%以上が含まれる部分を指す)の太さは、例えば、波長1.5μm帯の単一モード伝送では10μmの程度である。また、隣接するコア同士の間隔は、20μmから125μmの範囲であり、各隣接コア間での光伝送信号のクロストークは30dB以上が確保されている構成である。
図2は、FI/FO2とマルチコアファイバ3の接続部分を伝送光の進行方向に垂直な方向(横方向)から見た構造を示す。FI/FO2の接続端Aにて光導波路8、9、10の各端部が第1のレンズ系としてコリメータレンズ11、および凸レンズ12を介してマルチコアファイバ3に面している。
なお、本図では、光導波路8、9、10を図示しているが、本図の光導波路は正六角形の各頂点および中心部に配列されているために、横方向から見た図は、光導波路8、9、10のみが見えている。従って、光導波路8、9、10のそれぞれに重なって奥方向に、光導波路が配列されているので、光導波路8、9、10を代表にして説明を行っている。後述のマルチコアファイバ3の各コアに関しても同様な扱いをするものとする。
一方、マルチコアファイバ3の端面では、5、6、7の各コアに第2のレンズ系としてコリメータレンズ13および凸レンズ14が配置されている。ここで第1のレンズ系では、コリメータレンズ11と凸レンズ12の間隔は、凸レンズ12の焦点距離fと等しく、第2のレンズ系においてはコリメータレンズ13と凸レンズ14の距離は凸レンズ14の焦点距離fに等しい配置となっている。ここで、凸レンズ12および14の直径は、マルチコアファイバ内の隣接コアの間隔以下とする必要があり、20μmから125μmの範囲としている。下限値20μmは、隣接するコアとのクロストークの制約から決定される。一方、上限値125μmは、光ファイバが並列して配置される最小間隔が125μmと規定されていることから決定される。
また、焦点距離f、fとしては、例えば100μmから数mmの範囲で選択可能であるが、実装の容易性と装置外形寸法の小型簡便性を考慮すれば1mm以上1cm以下の範囲にあって、数mm程度であることが望ましい。
図3は、第2のレンズ系を構成する凸レンズ21、コリメータレンズ20、マルチコアファイバ25の端部がフェルール26内に一体となって収納された構成である。このような構成とすることにより、FI/FO30とマルチコアファイバ25の接続における実装工程では、レンズ自体の位置調整が不要となり作業時間の大幅な短縮が可能となる。
図4は、FI/FOとマルチコアファイバの接続において、本発明を適用した場合の接続損失がコア(光導波路)の光軸横ずれ(光の進行方向に垂直な方向の位置ずれ)に対してどのように変化するかを測定したグラフである。本発明を適用した場合には、光導波路の光軸横ずれが0μmから10μmに増加しても接続損失は0.1dBの程度であり、実用上無視できる損失である。ここで、接続損失は、入力光パワーと出力光パワーとの比に比例する量である。
光軸横ずれに対して接続損失を大幅に低減可能とするのは、コリメータレンズ11、凸レンズ12、コリメータレンズ13、凸レンズ14の構成に因る。すなわち、マルチコアファイバ3から出力される光は、コリメータレンズ13で平行光となって出力され、凸レンズ14で平行光を保持しながら、凸レンズ13を経由してFI/FO2の入射面に設けられたコリメータレンズ11に入射する。この時、凸レンズ14と凸レンズ13とが所定の範囲でずれてもコリメータレンズ11に入射光は焦点を結ぶように光学系が設計されている。なお、所定の範囲でのずれとは、図4の測定結果が示すように、少なくとも10μm以内であることが分かる。この程度のずれは、実用上十分な許容範囲である。
ここで、上記コリメータレンズは、光ビームの直進性を保持する作用を有し、構造的にはレンズの内部で屈折率が傾斜した分布型レンズとなっている。また、上記コリメータレンズは、光導波路の一端に内蔵、あるいはその一端に外付けしてもよい。内蔵に関しては、後述する。
一方、レンズを用いない従来の接続構成では、コアの光軸横ずれが0μmから増加するに従い接続損失が急激に増加し、例えば光軸横ずれ5μmで接続損失が2dBの程度に増加することがわかる。
FI/FOを製造する工程概念を図7で説明する。図7で石英基板40の上側表面に向かって上から波長805nm、光出力が数10mWから数Wのレーザ光41をフェムト秒程度の単パルス時間幅で繰り返し照射するとレーザ光が焦点を結んだ縦横1μm程度の微小部分が局所加熱されて石英の溶融温度に近い1000℃付近に到達する。この結果、過熱された部位の石英では局所的に屈折率が増大し、加熱を受けない周辺部分の屈折率1.455よりも0.003程度大きい部分が形成される。
石英に照射するレーザ光の焦点位置を調節すると石英の最表面から深さ100μmの位置に焦点を合わせることが可能であり、更には横方向にスキャンすることも組み合わせて、石英40の内部に直線状の光導波路42や曲がり導波路43を形成できる。また、石英40の端面からレーザ光44を照射し、レーザ光のスキャンの仕方を同軸円筒状にし、石英の端面から深さ方向に向かって焦点位置を変化させると、奥行き方向に光導波路を形成することができる。更にはまた、石英の端面近くにて、レーザ光を同心円状にスキャンすれば凸レンズ45や、屈折率が中心軸から周囲に向かって同心円状に傾斜減少する屈折率分布型の構造が作製でき、コリメータレンズ46を形成できる。
図8は、マルチコアファイバ50の端面に焦点を結び、上述のレーザ光52をフェムト秒の単パルス時間で繰り返し照射するとコアの一部で同軸状に屈折率が増加し、コリメータレンズ53を形成できる。
実施例2を、図5および図6を用いて詳細に説明する。
図5(a)は、7本の単一コア光ファイバ62を用いて構成されるFI/FO61の斜視図である。FI/FO61は、端部Aにおいて7つのコアを有するマルチコアファイバとの接続が可能となるように7本の光ファイバが束ねられて融着されたものであり、その端面には平凸レンズ60が各光ファイバ端面に設けられ、図5(b)に示すようにFI/FO61と一体化している。この平凸レンズ60は、例えば、ポリメチルメタクリレート(PMMA)を含むアクリル系樹脂、ビニル系樹脂、エチレン系樹脂等をナノインプリント技術で成型加工して用意しても良く、あるいは合成石英を加工して作製しても良い。FI/FOの端部Aに接着するなどして設けられた平凸レンズは各光ファイバ端面からの出射光を平行ビームにして取り出す役目を有する。
図6は、FI/FO61をマルチコアファイバ65と接続する構成の主要部の断面模式図である。マウント58上にてFI/FO61と7つのコアを有するマルチコアファイバ65を接続する際に前述の実施例と同様、本発明の構成によりFI/FO61側に7個の凸レンズ64を設ける。また、マルチコアファイバ側にも7個の凸レンズ67を設ける。FI/FO61と凸レンズ64はフェルール63内にて各コアの光軸が一致するように、また平凸レンズ60と凸レンズ64との間隔は、凸レンズ64の焦点距離と等しくなる配置である。一方、凸レンズ67と平凸レンズ66との間隔は、凸レンズ67の焦点距離に等しくなるように配置される。
本発明の構成により、FI/FO61とマルチコアファイバ65との実装組み立てでは、実質的にフェルール63とフェルール68との間隔S、および光軸に垂直方向の回転角度調整をマウント58上でV溝に沿って調整することで達成される。
なお、本実施例2は、FI/FO61を取り付ける台が不要、または接続部分の取り付け寸法を小さくでき、小型化できる効果がある。
本発明の実施例1および実施例2では、マルチコアファイバのコア数が7の場合について記述したが、コア数は7に限定されるものではなく2以上6以下、もしくは8以上であっても本発明の構成が適用できることは明らかである。
また、本発明が適用される製品は、第1及び第2レンズ系を有するFI/FOデバイス、もしくはFI/FOデバイスにマルチコアファイバと単一コアの光ファイバの余長が取り付けられてもよいものとする。
1,58…マウント、
2,30,61…ファンイン・ファンアウトデバイス(FI/FO)、
3,25,50,65…マルチコアファイバ、
4,62…光ファイバ、
5,6,7,51…コア、
8,9,10,42…光導波路、
11,13,20,22,46,53…コリメータレンズ、
12,14,21,23,45,64,67…凸レンズ、
26,63,68…フェルール、
40…石英、
41,44,52…レーザ光、
43…曲がり導波路、
60,66…平凸レンズ。

Claims (9)

  1. 両端部から光ビームの入出力が可能な光入出力端部と複数の光導波路とを有し、
    該光入出力端部の一端は、マルチコアファイバに接続可能な第1光入出力端を備え、
    該光入出力端部の他端は、複数の単一コアを有する光ファイバに接続可能な第2光入出力端を備え、
    前記複数の光導波路の各々と光軸を同じくし前記第1光入出力端に設けられた凸レンズと、
    該凸レンズと所定の間隔を保持して前記複数の光導波路の該凸レンズに対向する側に設けられた前記光ビームの直進性を保持する屈折率傾斜分布型レンズとを具備することを特徴とするファンイン・ファンアウトデバイス。
  2. 前記所定の間隔は、前記凸レンズの焦点距離であることを特徴とする請求項1に記載のファンイン・ファンアウトデバイス。
  3. 両端部から光ビームの入出力が可能な光入出力端部と複数の光導波路とを有し、
    該光入出力端部の一端は、マルチコアファイバに接続可能な第1光入出力端を備え、
    該光入出力端部の他端は、複数の単一コアを有する光ファイバに接続可能な第2光入出力端を備え、
    前記複数の光導波路の各々と光軸を同じくし前記第1光入出力端に設けられた第1凸レンズと、
    該第1凸レンズと第1の間隔を保持して前記複数の光導波路の該第1凸レンズに対向する側に設けられた前記光ビームの直進性を保持する第1屈折率傾斜分布型レンズと、
    前記第1凸レンズに対向する前記マルチコアファイバの入出力端に設けられた第2屈折率傾斜分布型レンズと、
    前記第1凸レンズと、前記第2屈折率傾斜分布型レンズとの間に第2の間隔を保持して設けられた第2凸レンズとを有し、
    前記第1の間隔は、前記第1凸レンズの焦点距離であり、
    前記第2の間隔は、前記第2凸レンズの焦点距離であることを特徴とする光接続装置。
  4. 請求項1に記載のファンイン・ファンアウトデバイスと、前記マルチコアファイバと前記単一コアを有する光ファイバとが基板上に一体として設けられていることを特徴とする請求項3に記載の光接続装置。
  5. 前記光導波路の各々の間隔が、125μm以上離隔して配置されていることを特徴とする請求項3に記載の光接続装置。
  6. 前記マルチコアファイバの隣接するコア同士の間隔が、20μmから125μmの範囲内に中心対称に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の光接続装置。
  7. 前記屈折率傾斜分布型レンズは内蔵、もしくは外付けされることを特徴とする請求項3に記載の光接続装置。
  8. 両端部から光ビームの入出力が可能な光入出力端部と複数の光導波路とを有するファンイン・ファンアウトデバイスの一端にマルチコアファイバを接続し、他端に複数の単一コアを有する光ファイバを接続し、
    前記複数の光導波路一端に前記光ビームの直進性を保持する屈折率傾斜分布型レンズを設け、
    前記複数の光導波路の各々と光軸を同じくする凸レンズを設け、前記屈折率傾斜分布型レンズを該凸レンズの焦点距離に配置したことを特徴とする光接続方式。
  9. 前記凸レンズに対向する前記マルチコアファイバの入出力端に設けられた別の屈折率傾斜分布型レンズと、
    前記凸レンズと、前記別の屈折率傾斜分布型レンズとの間に所定の間隔を保持して設けられた別の凸レンズとを有し、
    前記所定の間隔は、前記別の凸レンズの焦点距離であることを特徴とする請求項8に記載の光接続方式。
JP2013054022A 2013-03-15 2013-03-15 マルチコアファイバ接続用ファンイン・ファンアウトデバイス及び光接続装置、並びに光接続方式 Expired - Fee Related JP6013953B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013054022A JP6013953B2 (ja) 2013-03-15 2013-03-15 マルチコアファイバ接続用ファンイン・ファンアウトデバイス及び光接続装置、並びに光接続方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013054022A JP6013953B2 (ja) 2013-03-15 2013-03-15 マルチコアファイバ接続用ファンイン・ファンアウトデバイス及び光接続装置、並びに光接続方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014178628A true JP2014178628A (ja) 2014-09-25
JP6013953B2 JP6013953B2 (ja) 2016-10-25

Family

ID=51698597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013054022A Expired - Fee Related JP6013953B2 (ja) 2013-03-15 2013-03-15 マルチコアファイバ接続用ファンイン・ファンアウトデバイス及び光接続装置、並びに光接続方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6013953B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016031438A (ja) * 2014-07-28 2016-03-07 シチズンホールディングス株式会社 光ファイバ接続器、光モジュールおよび製造方法
WO2018139184A1 (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 住友電気工業株式会社 光接続部品及び光結合構造
CN109375300A (zh) * 2018-12-13 2019-02-22 南昌航空大学 一种表面等离子体激元全光二极管实现方法
WO2019131441A1 (ja) * 2017-12-27 2019-07-04 日本電信電話株式会社 接続装置、光コネクタ製造装置、接続方法及び光コネクタ製造方法
JP2020160261A (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 株式会社フジクラ 導波路基板、光コネクタ、及び導波路基板の製造方法
WO2021177367A1 (ja) 2020-03-06 2021-09-10 住友電気工業株式会社 光導波路デバイスおよびそれを含む光通信システム
WO2022044181A1 (ja) * 2020-08-27 2022-03-03 日本電信電話株式会社 光ファイバ及び光伝送路
JP2022544072A (ja) * 2019-07-31 2022-10-17 華為技術有限公司 光クロス装置
WO2023228350A1 (ja) * 2022-05-26 2023-11-30 日本電信電話株式会社 光を合分波する光ファイバ
WO2024028954A1 (ja) * 2022-08-01 2024-02-08 日本電信電話株式会社 光コネクタ及び製造方法
CN117631136A (zh) * 2024-01-26 2024-03-01 中山大学 多芯扇入扇出芯片及其制备方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11914193B2 (en) 2021-06-22 2024-02-27 Corning Research & Development Corporation Optical assembly for coupling with two-dimensionally arrayed waveguides and associated methods
US11880071B2 (en) 2021-08-23 2024-01-23 Corning Research & Development Corporation Optical assembly for interfacing waveguide arrays, and associated methods

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59195611A (ja) * 1983-04-21 1984-11-06 Mitsubishi Electric Corp レンズ系
WO2012088361A2 (en) * 2010-12-21 2012-06-28 Ofs Fitel, Llc Multicore collimator

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59195611A (ja) * 1983-04-21 1984-11-06 Mitsubishi Electric Corp レンズ系
WO2012088361A2 (en) * 2010-12-21 2012-06-28 Ofs Fitel, Llc Multicore collimator
JP2014503081A (ja) * 2010-12-21 2014-02-06 オーエフエス ファイテル,エルエルシー マルチコアコリメータ

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9664859B2 (en) 2014-07-28 2017-05-30 Citizen Watch Co., Ltd. Optical fiber connector, optical module, and fabricating method thereof
JP2016031438A (ja) * 2014-07-28 2016-03-07 シチズンホールディングス株式会社 光ファイバ接続器、光モジュールおよび製造方法
JPWO2018139184A1 (ja) * 2017-01-26 2019-11-14 住友電気工業株式会社 光接続部品及び光結合構造
WO2018139184A1 (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 住友電気工業株式会社 光接続部品及び光結合構造
JP7010244B2 (ja) 2017-01-26 2022-01-26 住友電気工業株式会社 光接続部品及び光結合構造
CN111492282B (zh) * 2017-12-27 2022-08-16 日本电信电话株式会社 连接装置、光连接器制造装置、连接方法和光连接器制造方法
WO2019131441A1 (ja) * 2017-12-27 2019-07-04 日本電信電話株式会社 接続装置、光コネクタ製造装置、接続方法及び光コネクタ製造方法
CN111492282A (zh) * 2017-12-27 2020-08-04 日本电信电话株式会社 连接装置、光连接器制造装置、连接方法和光连接器制造方法
JP7067568B2 (ja) 2017-12-27 2022-05-16 日本電信電話株式会社 接続装置、光コネクタ製造装置、接続方法及び光コネクタ製造方法
US10955622B2 (en) 2017-12-27 2021-03-23 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Connection device, optical connector manufacturing device, connection method, and method for manufacturing optical connector
JPWO2019131441A1 (ja) * 2017-12-27 2020-07-27 日本電信電話株式会社 接続装置、光コネクタ製造装置、接続方法及び光コネクタ製造方法
EP3734338A4 (en) * 2017-12-27 2021-09-22 Nippon Telegraph and Telephone Corporation CONNECTION DEVICE, OPTICAL CONNECTOR MANUFACTURING DEVICE, CONNECTION METHOD AND OPTICAL CONNECTOR MANUFACTURING METHOD
CN109375300A (zh) * 2018-12-13 2019-02-22 南昌航空大学 一种表面等离子体激元全光二极管实现方法
JP2020160261A (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 株式会社フジクラ 導波路基板、光コネクタ、及び導波路基板の製造方法
JP2022544072A (ja) * 2019-07-31 2022-10-17 華為技術有限公司 光クロス装置
US11782209B2 (en) 2019-07-31 2023-10-10 Huawei Technologies Co., Ltd. Optical cross apparatus
WO2021177367A1 (ja) 2020-03-06 2021-09-10 住友電気工業株式会社 光導波路デバイスおよびそれを含む光通信システム
WO2022044181A1 (ja) * 2020-08-27 2022-03-03 日本電信電話株式会社 光ファイバ及び光伝送路
WO2023228350A1 (ja) * 2022-05-26 2023-11-30 日本電信電話株式会社 光を合分波する光ファイバ
WO2024028954A1 (ja) * 2022-08-01 2024-02-08 日本電信電話株式会社 光コネクタ及び製造方法
CN117631136A (zh) * 2024-01-26 2024-03-01 中山大学 多芯扇入扇出芯片及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6013953B2 (ja) 2016-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6013953B2 (ja) マルチコアファイバ接続用ファンイン・ファンアウトデバイス及び光接続装置、並びに光接続方式
JP5876612B2 (ja) 非円形状の光ビームに信号ビームを結合するための光ファイバーカプラー
US9784930B2 (en) Optical interface device having a curved waveguide using laser writing and methods of forming
CN103076659B (zh) 多芯光纤光互联结构
US10725244B2 (en) Optical fiber with cladding-embedded light-converging structure for lateral optical coupling
JP2005519343A (ja) マルチプルレンズ装置を備えた光ファイバおよびその製造方法
CN102183822A (zh) 一种椭圆光斑光纤准直器
US20170075070A1 (en) Optical coupler for coupling light in/out of an optical receiving/emitting structure
Kopp et al. Pitch reducing optical fiber array for dense optical interconnect
JP5603847B2 (ja) マイクロレンズアレイ及び光伝送部品
WO2018135411A1 (ja) 光導波路部材及び光結合構造
JP2013057842A (ja) 結合光学系
Blaicher et al. 3D-printed ultra-broadband highly efficient out-of-plane coupler for photonic integrated circuits
JP2014029386A (ja) シングルモードのポリマー導波路アレイアセンブリを形成する方法
François et al. Multicore fiber optimization for application to chip-to-chip optical interconnects
Wlodawski et al. A new generation of ultra-dense optical I/O for silicon photonics
Liang et al. Low-insertion-loss femtosecond laser-inscribed three-dimensional high-density mux/demux devices
JP2012194362A (ja) モード合分波カプラ及びその製造方法
JP5679198B2 (ja) 光ファイバカップラ
JP2017134228A (ja) 光導波路
JP2020160261A (ja) 導波路基板、光コネクタ、及び導波路基板の製造方法
KR101587344B1 (ko) 광 기반 어레이를 구비하는 광 기반 다중초점 다중광자 현미경 및 광 기반 어레이를 제조하는 장치 및 방법
JP2013174809A (ja) 変換素子
EP3254146B1 (en) Optical coupling element
Mikami Self-written waveguide technology with light-curable resin enabling easy optical interconnection

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20140908

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160315

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160923

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6013953

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees