JP7067568B2 - 接続装置、光コネクタ製造装置、接続方法及び光コネクタ製造方法 - Google Patents

接続装置、光コネクタ製造装置、接続方法及び光コネクタ製造方法 Download PDF

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Description

本開示は、マルチコアファイバを接続する接続装置とその方法およびマルチコアファイバの光コネクタを製造する製造装置と製造方法に関する。
複数のコア領域を有するマルチコア光ファイバ(MCF)が、空間多重技術を用いることによる飛躍的な伝送容量拡大に向け、活発に検討されている。またMCFは高い空間利用効率を有し高密度な光配線を実現できることから、データセンター等における光配線の高密度化への応用にも着目されている。
ここでMCFを敷設・配線する場合、MCF同士を接続することが必須となるが、MCFは従来の単一モードファイバ(SMF)と異なり中心以外にコアが配置されることから、回転方向を含めた調心が必須となる。そこで非特許文献1および特許文献1ではそれぞれ、接続端面の観察および側面画像の解析を用いて、回転方向のコア配置を含めて調心し(例えば、非特許文献3では、コアの回転角度は1°以内であることが求められている。)、融着する技術が示されている。
さらにMCFを既存の単一モード光ファイバ(SMF)もしくはSMF用のデバイスと接続する場合、MCFのコア配置を多心のSMFアレイの配置に変換するMCFファンアウトデバイスを介して接続される。MCFファンアウトデバイスは入出力にMCF心線と複数のSMF心線を有する構成となっており、ファイババンドル型、溶融延伸型、積層PLC型、3次元光導波路型が提案され、使用されている。特に非特許文献2で示される3次元光導波路型は、短パルスレーザを用いてガラスや石英内に3次元で任意の光導波路を形成できる事から、任意のMCF構造に対してファンアウトデバイスを作製できる。ここでMCF側の接続では、上述した融着接続と同様に回転方向のコア配置を所定の角度に調心した上で、融着もしくはコネクタ接続により接続される。
国際公開WO2017/130627パンフレット
Y. Amma et.al., "Accuracy of core alignment with end-view function for multicore fiber", IEEE Summer topical meeting, p. 170, July 2014. R. R. Tomson et al., "Ultrafast-laser inscription of a three dimensional fan-out device for multicore fiber coupling applications", Opt. Express, vol. 15, pp. 11691-11697, Sep. 2007. Kengo Watanabe et al., "MPO Type 8-Multicore Fiber Connector With Physical Contact Connection", JOURNAL OF LIGHTWAVE TECHNOLOGY, VOL. 34, NO. 2, JANUARY 15, 2016
しかしながら、従来のMCFの接続方法ではMCFの回転調心が必須であり、回転調心に伴う回転ずれによる損失増や接続作業の煩雑化という課題があった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するために、MCFの回転調心が不要な接続装置、光コネクタ製造装置、接続方法及び光コネクタ製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る接続装置および光コネクタは、接続するMCFの回転角度に応じてガラスや石英の基板に光導波路を3次元にレーザー描画した光導波路基板を用いることとした。
具体的には、本発明に係る接続装置は、接続先の光ファイバとマルチコアファイバである接続元の光ファイバとを光導波路基板を用いて接続する接続装置であって、
少なくとも前記光導波路基板の一方に接続する前記接続元の光ファイバが固定された第1ファイバ固定部の接続面の画像を取得する端面画像取得部と、
前記端面画像取得部が取得した前記接続面の画像から、前記第1ファイバ固定部の接続面に表れる光ファイバのコアの中心位置の座標を取得する座標導出部と、
前記座標導出部が取得した前記座標に基づき、前記接続元の光ファイバのコアから前記接続先の光ファイバのコアとを接続する光導波路を、前記光導波路基板の一方から他方へ所望の経路で前記光導波路基板に描写する光導波路形成部と、
前記光導波路基板の一方に前記第1ファイバ固定部の接続面を接続し、他方に前記接続先の光ファイバが固定された第2ファイバ固定部の接続面を接続する接続部と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る接続方法は、接続先の光ファイバとマルチコアファイバである接続元の光ファイバとを光導波路基板を用いて接続する接続方法であって、
少なくとも、前記光導波路基板の一方に接続する前記接続元の光ファイバが固定された第1ファイバ固定部の接続面の画像を取得する端面画像取得手順と、
前記端面画像取得手順で取得した前記接続面の画像から、前記第1ファイバ固定部の接続面に表れる光ファイバのコアの中心位置の座標を取得する座標導出手順と、
前記座標導出手順で取得した前記座標に基づき、前記接続元の光ファイバのコアから前記接続先の光ファイバのコアとを接続する光導波路を、前記光導波路基板の一方から他方へ所望の経路で前記光導波路基板に描写する光導波路形成手順と、
前記光導波路形成手順で前記光導波路を描写した前記光導波路基板の一方に前記第1ファイバ固定部の接続面を接続し、他方に前記接続先の光ファイバが固定された第2ファイバ固定部の接続面を接続する接続手順と、
を行うことを特徴とする。
なお、本発明に係る接続方法は、以下のような手順であってもよい。
少なくとも、前記光導波路基板の一方に接続する前記接続元の光ファイバが固定された第1ファイバ固定部の接続面の画像を取得する端面画像取得手順と、
前記端面画像取得手順で取得した前記接続面の画像から、前記第1ファイバ固定部の接続面に表れる光ファイバのコアの中心位置の座標を取得する座標導出手順と、
前記光導波路基板の一方に前記第1ファイバ固定部の接続面を接続する接続手順と、
前記座標導出手順で取得した前記座標に基づき、前記接続元の光ファイバのコアから接続先の光ファイバのコアとを接続する光導波路を、前記光導波路基板の一方から他方へ所望の経路で前記光導波路基板に描写する光導波路形成手順と、
を行う。
なお、前記接続手順で、前記光導波路基板の他方に前記接続先の光ファイバが固定された第2ファイバ固定部の接続面を接続してもよいし、前記光導波路形成手順の後に、前記光導波路基板の他方に前記接続先の光ファイバが固定された第2ファイバ固定部の接続面も接続してもよい。
一方、本発明に係る光コネクタ製造装置は、マルチコアファイバを含む光ファイバを他の光部品に接続する光コネクタを製造する光コネクタ製造装置であって、
少なくとも光導波路基板の一方に接続する前記光ファイバが固定されたファイバ固定部の接続面の画像を取得する端面画像取得部と、
前記端面画像取得部が取得した前記接続面の画像から、前記ファイバ固定部の接続面に表れる光ファイバのコアの中心位置の座標を取得する座標導出部と、
前記座標導出部が取得した前記座標に基づき、前記光ファイバのコアから前記他の光部品の光ポートとを接続する光導波路を、前記光導波路基板の一方から他方へ所望の経路で前記光導波路基板に描写する光導波路形成部と、
を備え、前記光導波路基板を作成する基板作成治具と、
前記基板作成治具で作成した前記光導波路基板を多心コネクタ用フェルールに挿入して固定する基板固定治具と、
を有することを特徴とする。
また、本発明に係る光コネクタ製造方法は、マルチコアファイバを含む光ファイバを他の光部品に接続する光コネクタを製造する光コネクタ製造方法であって、
少なくとも、光導波路基板の一方に接続する前記光ファイバが固定されたファイバ固定部の接続面の画像を取得する端面画像取得手順と、
前記端面画像取得手順で取得した前記接続面の画像から、前記ファイバ固定部の接続面に表れる光ファイバのコアの中心位置の座標を取得する座標導出手順と、
前記座標導出手順で取得した前記座標に基づき、前記光ファイバのコアから前記他の光部品の光ポートとを接続する光導波路を、前記光導波路基板の一方から他方へ所望の経路で前記光導波路基板に描写する光導波路形成手順と、
を行い、前記光導波路基板を作成する基板作成工程と、
前記基板作成工程で作成した前記光導波路基板を多心コネクタ用フェルールに挿入して固定する基板固定工程と、
を行うことを特徴とする。
本発明に係る接続装置とその方法及び光コネクタ製造装置とその製造方法は、接続するMCFの端面を画像で取り込み、コアの位置を把握し、その位置に一致するように基板に光導波路を形成するため、MCFの回転調心が不要となる。このため、回転調心に伴う回転ずれによる損失増や接続作業の煩雑化という課題を解決することができる。従って、本発明は、MCFの回転調心が接続装置、光コネクタ製造装置、接続方法及び光コネクタ製造方法を提供することができる。
また、本発明に係る接続装置及びその方法は、前記接続先の光ファイバが固定された第2ファイバ固定部の接続面の画像も取得し、前記第2ファイバ固定部の接続面に表れる光ファイバのコアの中心位置の座標も取得することを特徴とする。回転調心不要でMCF同士の接続も可能である。
また、本発明に係る光コネクタ製造装置及びその製造方法は、前記多心コネクタ用フェルールの前記光導波路基板を保持する空間と前記光導波路基板は前記光ファイバの長手方向に垂直な面において矩形であり、前記空間の中で前記光導波路基板が最大にずれたときの前記垂直な面における前記空間の頂点と前記光導波路基板の頂点との最大距離が式C1で表されるd(μm)以下であることを特徴とする。
(式C1)
d=0.27(2w)-1.3
ただし、2wは波長1550nmにおける前記光ファイバのモードフィールド径(μm)である。
MCFとSMFを接続する場合にはファンアウトデバイスの挿入が必須であり、デバイス挿入に伴う損失増や空間利用効率の低下という課題があった。本発明に係る光コネクタ製造装置及びその製造方法では、基板に光導波路を3次元に形成することで光コネクタを小型化でき、接続損失が1dB以下となるようにフェルールと光導波路基板とのずれ量が規定されている。このため、本光コネクタを使用することで空間利用効率の低下を防止し、挿入損失が増加することを防止できる。
本発明に係る接続装置及びその方法、ないし光コネクタ製造装置及びその製造方法で製造された光導波路基板は、
複数の光導波路と、
マルチコアファイバが接続される接続面と、
を備えており、
前記接続面には、前記マルチコアファイバの各コアに接続される前記光導波路の端部が現れており、前記マルチコアファイバ毎の前記端部の組の回転角度は、1°より大きいことを特徴とする。
本発明に係る光導波路基板は、非特許文献3に記載されたような回転角度となるようにマルチコアファイバを回転調心することが不要である。つまり、本発明接続装置及びその方法、ないし光コネクタ製造装置及びその製造方法は、前記ファイバ固定部の接続面において前記マルチコアファイバの回転角度が1°より大きいことを特徴とする。
本発明は、MCFの回転調心が接続装置、光コネクタ製造装置、接続方法及び光コネクタ製造方法を提供することができる。
本発明に係る光ファイバの接続方法を説明する図である。 本発明に係る光ファイバの接続方法を説明する図である。 本発明に係る光ファイバの接続方法を説明するフローチャートである。 本発明に係る光ファイバの接続方法を説明する図である。 本発明に係る光ファイバの接続方法で形成する光導波路基板を説明する図である。 本発明に係る光コネクタの製造方法を説明する図である。 本発明に係る光コネクタの製造方法を説明する図である。 本発明に係る光コネクタの製造方法における光導波路ずれによる接続損失を説明する図である。 本発明に係る光コネクタ製造方法において、フェルールの空間と光導波路基板とのずれ量とモードフィールド径との関係を説明する図である。 本発明に係る光ファイバの接続方法を説明するフローチャートである。 本発明に係る光ファイバの接続方法を説明するフローチャートである。 マルチコアファイバの回転角度の定義を説明する図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
図1および図2は、本実施形態の光ファイバの接続方法を説明する図である。また図3は本実施形態の接続方法を説明するフローチャートである。光ファイバの接続方法は、接続先の光ファイバ52とマルチコアファイバである接続元の光ファイバ51を光導波路基板10を用いて接続する接続方法であって、
少なくとも光導波路基板10の一方11に接続する接続元の光ファイバが固定された第1ファイバ固定部21の接続面の画像を取得する端面画像取得手順S01と、
端面画像取得手順S01で取得した前記接続面の画像から、第1ファイバ固定部21の接続面に表れる光ファイバのコアの中心位置の座標を取得する座標導出手順S02と、
座標導出手順S02で取得した前記座標に基づき、前記接続元の光ファイバのコアから接続先の光ファイバのコアとを接続する光導波路15を、光導波路基板10の一方11から他方12へ所望の経路で光導波路基板10に描写する光導波路形成手順(S3及びS4)と、
光導波路形成手順(S3及びS4)で光導波路15を描写した光導波路基板10の一方11に第1ファイバ固定部21の接続面を接続し(ステップS05)、他方12に前記接続先の光ファイバが固定された第2ファイバ固定部22の接続面を接続する(ステップS06)接続手順と、
を行うことを特徴とする。
本実施形態では、第1ファイバ固定部21に固定される接続元の光ファイバ51が全てマルチコアファイバであるが、第1ファイバ固定部21には少なくとも1本だけがマルチコアファイバで、他がシングルコアファイバであってもよい。また、本実施形態では、第2ファイバ固定部22に固定される接続先の光ファイバ52がシングルモードファイバであるとした。以下、接続元の光ファイバ51を「マルチコアファイバ51」や「MCF51」と記載することがある。
MCF51はファイバを固定するV溝アレイ等に固定される。このとき、MCF51は何ら回転制御を加えないため、図1左下図のようにMCF51の回転角はその都度異なる。この断面図を顕微鏡等で観察及び解析し(ステップS01)、コア中心位置の座標を得る(ステップS02)。光導波路基板10の端面(一方11の端面)で先に得たコア中心位置の座標を起点とし、光導波路基板10の反対側の端面(他方12の端面)では任意の座標(接続先の光ファイバのコアの位置)に終点を設定し、両者を結ぶ光導波路の形状(経路)を確定する(ステップS03)。次に基板(例えば石英ガラスブロック)を用意し、短パルスレーザーを用いて多光子吸収による屈折率変化を当該基板内に発生し、光導波路15を形成し、光導波路基板10を完成させる(ステップS04)。光導波路15は、光導波路基板10における原点位置(基板の端もしくはマーカーの位置)を適切に設定することで高い位置精度で形成可能である。
ステップS01~S04により、光導波路基板10の一方11の端面は、回転調心していないMCF51の端面と同じコア配置になる。このため、光導波路基板10の一方11の端面とファイバ固定部21の端面とを水平及び垂直方向で調心することで、MCF51のそれぞれのコアを光導波路基板10の光導波路15に接続することができる(ステップS05)。MCF51と光導波路基板10とは接着剤もしくは放電による融着により接続固定される。光導波路基板10の他方12の端面には、光導波路15の出力面に対応した多心のSMF52を接続する(ステップS06)。また、光導波路基板10の他方12の端面にはSMF52の代替としてPLCの光部品を接続してもよい。この場合、光導波路基板10の他方12の端面に現れる光導波路15と光部品の光ポートとの位置が合うように光導波路基板10に光導波路15が形成される。
本実施形態の接続方法は、MCF51の回転調心が不要であり、ファイバ固定部21の端面に現れるMCF51のコア配置を高精度で光導波路基板10の一方11の端面に形成できるため、回転調心に伴う損失がなく、接続作業も簡易にすることができる。また従来の接続技術では困難であった多心MCFに対する接続も容易に実現することができる。さらに、本実施形態の接続方法は、MCF51の回転調心が不要なので、ファイバ固定部21の接続面においてMCF51の回転角度が1°より大きくてもよい。
なお、「回転角度」の定義を図12に説明する。ファイバ固定部21の接続面において、MCF51の中心を通り、ファイバ固定部21の底面又は上面と平行な直線55を考える。MCF51が2コアならば(図12(B))、それぞれのコアの中心を結ぶ直線56と直線55とが成す角θを「回転角度」とする(通常はθ=0°となるように回転調心する。)。MCF51が4コアならば(図12(C))、対向するコアの中心を結ぶ直線56と直線55とが成す角のうち最小の角θを「回転角度」とする(通常はθ=0°となるように回転調心する。)。MCF51が8コアならば(図12(D))、対向するコアの中心を結ぶ直線56と直線55とが成す角のうち最小の角θを「回転角度」とする(通常はθ=0°となるように回転調心する。)。
なお、回転角度は各MCFで相対的に同じであればよいので、回転角度の定義としては、図12に示した任意の基準線に対する角度に限らず、いずれかのMCFの回転角度に対する他のMCFの相対的な回転角度(回転角度の差分)としてもよい。
なお、図1では、MCF51として4心の4コアファイバとSMF51として16心(8心×2列)とを接続することを想定し、一方11の端面では4コアファイバの端面画像に対応したコア配置、他方12の端面では250μm間隔で横方向に8つのコアが2列配列された構造としている。しかしながら本発明の接続方法は、MCFのコアは任意の数および配置であっても同様に作製でき、またMCFの心数も単心もしくは2心以上の多心であってもよい。
本実施形態の接続方法は、図10や図11の手順でも行うことができる。図10の手順では、ステップS04とステップS05が図3の手順と逆になっている。図11の手順では、ステップS04を最後に行う点が図3の手順と異なっている。
(実施形態2)
図4は、本実施形態の光ファイバの接続方法を説明する図である。本実施形態では、コア数やコア配置が異なるMCF同士を接続することを想定している。本実施形態では、実施形態1で説明した接続方法(図3参照)において、端面画像取得手順S01で、前記接続先の光ファイバが固定された第2ファイバ固定部22の接続面の画像も取得し、座標導出手順S02で、第2ファイバ固定部22の接続面に表れる光ファイバのコアの中心位置の座標も取得することを特徴とする。図4の場合、接続元の光ファイバとして4心の4コアファイバ51をファイバ固定部21が固定し、接続先の光ファイバとして2心の8コアファイバ53をファイバ固定部22が固定している。
本実施形態では、MCFを固定した双方のファイバ固定部(21、22)の端面画像を取得し(ステップS01)、それぞれファイバ固定部(21、22)におけるコア毎の中心位置の座標を解析する(ステップS02)。そして、第1ファイバ固定部21のコア座標を光導波路基板10の一方11の端面の起点とし、第2ファイバ固定部22のコア座標を光導波路基板10の他方12の端面の終点とし、これらを結ぶ光導波路15をレーザー描画により形成する(ステップS03、S04)。
その後、第1ファイバ固定部21と第2ファイバ固定部22をそれぞれ光導波路基板10の一方11と他方12の端面に接着もしくは突き当てにより固定することで、異なるコア配置もしくはコア数もMCF同士を接続することができる(ステップS05、S06)。このように、本接続方法は、異なるコア数やコア配置を有するMCF同士の接続を回転調心なしで簡易に実現することができる。
また、実施形態1で説明したように、本実施形態の接続方法も、図10や図11の手順でも行うことができる。
なお、図4では4心の4コアファイバと2心の8コアファイバを回転調心なしで接続する場合を説明したが、本接続方法は、MCFの心数、コア数及びコア配置に依らず、任意の心数及び構造のMCF同士の接続に利用することができる。また、本接続方法はコア数とコア配置が同じMCF同士を接続する場合でも、MCFの回転調心を不要とすることができる。
(実施形態3)
図5は、実施形態1と2で説明した座標導出手順S02を説明する図である。光導波路基板10の一方11の端面をxz平面とし、y=0においてMCF51と接続し、y=Lが光導波路基板10の他方12の端面であり、光導波路15の出力端とする。端面画像取得手順S01で第1ファイバ固定部21の画像から各コアの中心位置を直接xz座標で得ることができる。例えば、MCF51のコアがコア数Nの円環もしくは正多角形状配列である場合、また多心MCFの場合はファイバの設置間隔Dが既知である場合、y=0におけるコアの座標は以下のように記述できる。
Figure 0007067568000001
ここでiはコア番号、jは心線番号に対応する。Λはファイバ中心から各コアの距離であり、θはj番目のMCFの回転量(°)、zは光導波路基板の端(x=0)から1心目のMCFの中心位置までの距離である。
実施形態2の場合は光導波路基板10の他方12の端面(y=L)においても同様の方法によりコア中心座標を決定する。
座標導出手順S02、端面画像からMCFの回転量のみを解析するだけでコア位置を決定でき、簡易に座標を決定することができる。このように、光導波路基板10の一方11と他方12の端面におけるコア中心位置を決定し、これらをS字状に結ぶ経路を導出し(ステップS03)、それぞれの経路を中心として±a/2μmの幅で短パルスレーザーを照射して所望の光導波路15を得る(ステップS04)。ここでaは光導波路幅である。
ステップS03で導出する経路(光導波路15の中心位置)は以下のように記述できる。本実施形態では、当該経路は、y=0~yおよびy=y~Lの区間でY軸方向に平行な直線であり、y~yの区間でyにおける経路の位置とyにおける経路の位置とを接続する緩やかな曲線(yからyにかけてX座標とY座標が変化する曲線)である。当該曲線を「S字状」と称する。なお、0<y<y<Lである。具体的には、当該経路は次のように表現できる。
まず、各変数を次のように定義する。
Figure 0007067568000002
また、y(=(y+y)/2)である。
y=0におけるコア(i,j)のZ座標zi,j(0)とy=Lにおけるコア(i,j)のZ座標zi,j(L)との関係がzi,j(0)>zi,j(L)の場合、
Figure 0007067568000003
i,j(0)<zi,j(L)の場合、
Figure 0007067568000004
である。
これらの解析手順により、MCFの端面画像を取得後ソフトウェア上でコア中心の座標取得、導波路形状の決定、導波路形状に基づく光導波路基板へのレーザー描画を自動的に実行することができ、高精度かつ簡易にMCFの端面状態に応じた光導波路基板の作製が可能となる。
以上のように、レーザ加工によりガラス板や石英板に導波路を描画することで導波路基板10を製造することができる。すなわち、導波路基板10は、
複数の光導波路15(図5において不図示)と、
マルチコアファイバ51(図5において不図示)が接続される接続面11と、
を備えており、
接続面11には、マルチコアファイバ51の各コアに接続される光導波路15の端部17が現れており、マルチコアファイバ毎の端部17の組の回転角度θは、1°より大きいことを特徴とする。
なお、端部17の配置は、接続するMCFの種類でことなるが、その回転角度θは、図12で説明したMCFの回転角度と同様である。
(実施形態4)
図6は、本実施形態の光コネクタ301を説明する図である。光コネクタ301は、多心コネクタ用フェルール31と光導波路基板10を備える。光コネクタ301は、次のように製造する。本光コネクタ製造方法は、マルチコアファイバを含む光ファイバを他の光部品に接続する光コネクタ301を製造する光コネクタ製造方法であって、
少なくとも光導波路基板10の一方に接続する前記光ファイバが固定されたファイバ固定部11の接続面の画像を取得する端面画像取得手順と、
前記端面画像取得手順で取得した前記接続面の画像から、ファイバ固定部11の接続面に表れる光ファイバのコアの中心位置の座標を取得する座標導出手順と、
前記座標導出手順で取得した前記座標に基づき、前記光ファイバのコアから前記他の光部品302の光ポート41とを接続する光導波路を、光導波路基板10の一方11から他方12へ所望の経路で光導波路基板10に描写する光導波路形成手順と、
を行い、光導波路基板10を作成する基板作成工程と、
前記基板作成工程で作成した光導波路基板10を多心コネクタ用フェルール31に挿入して固定する基板固定工程と、
を行うことを特徴とする。
端面画像取得手順、座標導出手順、及び光導波路形成手順は、実施形態1の説明と同じである。つまり、基板作成工程にて、図3のフローチャートのステップS01~S05のように光導波路基板10に光導波路15を形成してMCF51を接続し、基板固定工程にて、光導波路基板10をMTコネクタ若しくはMPOコネクタ等の多心ファイバ用フェルールに挿入して固定する。
図6の多心ファイバ用フェルール31は、既存のMTコネクタと同じインターフェイスを持ち、固定用のガイドピンが挿入される孔32と、中心部に光導波路基板10が挿入される空間を有する。光導波路基板10の他方12の端面に現れる光導波路15の中心位置をガイドピン孔32及び接続先の光ポート41に対して精度よく配置することで、接続対象のSNF52や光部品と光導波路基板10との間の調心作業が不要となる。つまり、単心もしくは多心のMCF51と既存の多心SMFコネクタ302や他の光部品と、容易に着脱可能な光コネクタを提供できる。
また、光コネクタ301の接続面において、光導波路基板10をフェルール31の端面と同じ位置若しくは数μm程度突き出すことにより、光導波路基板10と多心SMF52との間の反射を抑圧でき、PC接続が可能となる。
(実施形態5)
本実施形態では、基板固定工程の詳細について説明する。図7は、多心コネクタ用フェルール31の空間33と光導波路基板10の精度を示す図である。図7に示すように、多心コネクタ用フェルール31は光ファイバもしくは光導波路基板10を挿入するための空間33を持ち、空間33は光導波路基板10との間に一定のクリアランスを有する。このクリアランスにより光導波路15の位置が、対向する光コネクタ302の光ポート41の位置(理想的な位置)からからずれることが考えられる。
図8は、光導波路基板10の他方12の端面における光導波路15と光ポート41とのずれ量に対する接続損失を説明する図である。図8は、波長1550nmにおいて、シングルモードファイバ同士を接続したときのずれ量に対する接続損失をモードフィールド径(MFD)毎に示した図である。ここでガイドピン孔32がガイドピンに対して大きすぎる場合にも損失が増大するが、既存MTコネクタにおけるガイドピン穴に対するクリアランスは1μm以下であることを考慮し、図8では1μmのずれが初期位置(ずれ量=0μm)で生じていると仮定している。
いずれのMFDもずれ量が大きくなるほど接続損失が指数関数的に増加することが確認できる。ここで接続損失が1dB以下となるずれ量を図8より求めると、MFDが9.5μmで1.26μm以下、MFDが10.0μmで1.41μm以下、MFDが10.5μmで1.52μm以下となる。図9は、MFD(2w)に対する、接続損失が1dBとなるずれ量dをまとめたグラフである。図9には近似式も示している。
近似式: d=0.27(2w)-1.3 (μm)
図9より、当該近似式の直線より下の領域で接続損失を1dB以下とできる事が確認できる。したがって、光コネクタ301において、多心コネクタ用フェルール31の光導波路基板10に対するクリアランスをd(μm)以下とすることで、接続損失を最大1dB以下とすることができる。
つまり、光コネクタ301は、多心コネクタ用フェルール31の光導波路基板10を保持する空間33と光導波路基板10が前記光ファイバの長手方向に垂直な面において矩形であり、空間33の中で光導波路基板10が最大にずれたときの前記垂直な面における空間33の頂点と光導波路基板10の頂点との最大距離が上記近似式以下であることを特徴とする。
(他の実施形態)
なお図4および図5の説明ではMTコネクタ用フェルールを用いて説明したが、ガイドピンを用いて調心を行う点でMPOコネクタ用フェルールでも同じであり、光コネクタ301をMPOコネクタとすることもできる。
(本発明の効果)
本発明の光ファイバの接続方法および接続部品では、MCFの回転制御が不要となり、回転制御に伴う損失増を抑圧し作業を簡便にするとともに、MCFとSMFの接続や異なるコア配置であるMCF間の接続といった異なる光ファイバ構造の接続を容易かつ直脱可能で実現できる、といった効果を奏する。
本発明は、光通信システムにおける光ファイバおよび光部品の接続に利用できる。
10:光導波路基板
11:一方(の端面)
12:他方(の端面)
15:光導波路
17:端部
21:ファイバ固定部
22:ファイバ固定部
31:多心コネクタ用フェルール
32:ガイドピン孔
33:空間
41:光ポート
51:マルチコアファイバ(MCF)
52:シングルモードファイバ(SMF)
53:マルチコアファイバ(MCF)
301:光コネクタ
302:光コネクタ

Claims (19)

  1. 接続先のマルチコアファイバと接続元のマルチコアファイバとを光導波路基板を用いて接続する接続装置であって、
    前記接続元のマルチコアファイバが固定された第1ファイバ固定部の接続面の画像、及び前記接続先のマルチコアファイバが固定された第2ファイバ固定部の接続面の画像を取得する端面画像取得部と、
    前記端面画像取得部が取得した前記接続面の画像及び前記第1ファイバ固定部及び第2ファイバ固定部における各マルチコアファイバの設置間隔から、前記第1ファイバ固定部及び前記第2ファイバ固定部の接続面に表れる各マルチコアファイバのコアの中心位置の座標を取得する座標導出部と、
    前記座標導出部が取得した各マルチコアファイバのコアの中心位置の座標に基づき、前記接続元のマルチコアファイバのコアから前記接続先のマルチコアファイバのコアに接続する光導波路を、前記光導波路基板の一方から他方へS字状の経路で前記光導波路基板に描写する光導波路形成部と、
    前記光導波路基板の一方に前記第1ファイバ固定部の接続面を接続し、前記光導波路基板の他方に前記第2ファイバ固定部の接続面を接続する接続部と、
    を備えることを特徴とする接続装置。
  2. 前記座標導出部は、前記端面画像取得部が取得した前記接続面の画像から、前記第1ファイバ固定部及び前記第2ファイバ固定部の接続面に表れる各マルチコア光ファイバのコアの中心位置を中心とする回転量θを求め、以下の式を用いて、前記第1ファイバ固定部及び前記第2ファイバ固定部における、コア番号i、マルチコアファイバの心線番号jの各マルチコアファイバのコア(i,j)の中心位置の座標(xi,j,zi,j)を取得する、請求項1に記載の接続装置。
    Figure 0007067568000005
    ここで、Λはマルチコアファイバの中心から当該マルチコアファイバに備わる各コアまでの距離、θはj番目のマルチコアファイバの中心を通りかつ前記第1ファイバ固定部の底面又は上面と平行な直線と当該マルチコア光ファイバのうちの対向するコアを結ぶ直線とが成す角のうち最小の角Nはj番目のマルチコアファイバのコア数、は前記光導波路基板の端から1心目のマルチコアファイバの中心位置までの距離である。
  3. 前記S字状の経路は、
    前記光導波路基板の一方の端部y=0の位置から前記光導波路基板の他方の端部y=Lの区間において、
    y=0~y及びy=y~Lの区間では、前記光導波路基板の一方から他方へのY軸方向に平行な直線状の形状を有し、
    y=y~yの区間では、yにおける経路の位置とyにおける経路の位置とを接続する緩やかな曲線状の形状を有し、
    コア番号をi、マルチコアファイバの心線番号をjとしたときの、y=0におけるコア(i,j)のZ座標zi,j(0)と、y=Lにおけるコア(i,j)のZ座標zi,j(L)との関係が、zi,j(0)>zi,j(L)の場合、y=0~LにおけるZ座標zi,j(y)が次式で表される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の接続装置。
    Figure 0007067568000006
    ただし、各変数は次のように定義される。
    Figure 0007067568000007
  4. 前記S字状の経路は、
    前記光導波路基板の一方の端部y=0の位置から前記光導波路基板の他方の端部y=Lの区間において、
    y=0~y及びy=y~Lの区間では、前記光導波路基板の一方から他方へのY軸方向に平行な直線状の形状を有し、
    y=y~yの区間では、yにおける経路の位置とyにおける経路の位置とを接続する緩やかな曲線状の形状を有し、
    コア番号をi、マルチコアファイバの心線番号をjとしたときの、y=0におけるコア(i,j)のZ座標zi,j(0)と、y=Lにおけるコア(i,j)のZ座標zi,j(L)との関係が、zi,j(0)<zi,j(L)の場合、y=0~LにおけるZ座標zi,j(y)が次式で表される、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の接続装置。
    Figure 0007067568000008
    ただし、各変数は次のように定義される。
    Figure 0007067568000009
  5. 前記座標導出部は、前記端面画像取得部から前記接続面の画像を取得すると、前記第1ファイバ固定部及び前記第2ファイバ固定部の接続面に表れる各マルチコアファイバのコアの中心位置の座標を自動的に取得し、
    前記光導波路形成部は、前記S字状の経路を、自動的に前記光導波路基板に描写する、ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の接続装置。
  6. マルチコアファイバを含む光ファイバを他の光部品に接続する光コネクタを製造する光コネクタ製造装置であって、
    少なくとも光導波路基板の一方に接続する前記光ファイバが固定されたファイバ固定部の接続面の画像を取得する端面画像取得部と、
    前記端面画像取得部が取得した前記接続面の画像から、前記ファイバ固定部の接続面に表れる光ファイバのコアの中心位置の座標を取得する座標導出部と、
    前記座標導出部が取得した前記座標に基づき、前記光ファイバのコアから前記他の光部品の光ポートとを接続する光導波路を、前記光導波路基板の一方から他方へ所望の経路で前記光導波路基板に描写する光導波路形成部と、
    を備え、前記光導波路基板を作成する基板作成治具と、
    前記基板作成治具で作成した前記光導波路基板を多心コネクタ用フェルールに挿入して固定する基板固定治具と、
    を有することを特徴とする光コネクタ製造装置。
  7. 前記多心コネクタ用フェルールの前記光導波路基板を保持する空間と前記光導波路基板は前記光ファイバの長手方向に垂直な面において矩形であり、前記空間の中で前記光導波路基板が最大にずれたときの前記垂直な面における前記空間の頂点と前記光導波路基板の頂点との最大距離が式C1で表されるd(μm)以下であることを特徴とする請求項6に記載の光コネクタ製造装置。
    (式C1)
    d=0.27(2w)-1.3
    ただし、2wは波長1550nmにおける前記光ファイバのモードフィールド径(μm)である。
  8. 前記ファイバ固定部の接続面において前記マルチコアファイバの回転角度が1°より大きいことを特徴とする請求項6又は7に記載の光コネクタ製造装置。
  9. 接続先のマルチコアファイバと接続元のマルチコアファイバとを光導波路基板を用いて接続する接続方法であって、
    端面画像取得部が、前記接続元のマルチコアファイバが固定された第1ファイバ固定部の接続面の画像、及び前記接続先のマルチコアファイバが固定された第2ファイバ固定部の接続面の画像を取得する端面画像取得手順と、
    座標導出部が、前記端面画像取得手順で取得した前記接続面の画像及び前記第1ファイバ固定部及び第2ファイバ固定部における各マルチコアファイバの設置間隔から、前記第1ファイバ固定部及び前記第2ファイバ固定部の接続面に表れる各マルチコアファイバのコアの中心位置の座標を取得する座標導出手順と、
    光導波路形成部が、前記座標導出手順で取得した各マルチコアファイバのコアの中心位置の座標に基づき、前記接続元のマルチコアファイバのコアから前記接続先のマルチコアファイバのコアに接続する光導波路を、前記光導波路基板の一方から他方へS字状の経路で前記光導波路基板に描写する光導波路形成手順と、
    前記光導波路形成手順で前記光導波路を描写した前記光導波路基板の一方に前記第1ファイバ固定部の接続面を接続し、前記光導波路基板の他方に前記第2ファイバ固定部の接続面を接続する接続手順と、
    を備えることを特徴とする接続方法。
  10. 接続先のマルチコアファイバと接続元のマルチコアファイバとを光導波路基板を用いて接続する接続方法であって、
    端面画像取得部が、前記接続元のマルチコアファイバが固定された第1ファイバ固定部の接続面の画像、及び前記接続先のマルチコアファイバが固定された第2ファイバ固定部の接続面の画像を取得する端面画像取得手順と、
    座標導出部が、前記端面画像取得手順で取得した前記接続面の画像及び前記第1ファイバ固定部及び第2ファイバ固定部における各マルチコアファイバの設置間隔から、前記第1ファイバ固定部及び前記第2ファイバ固定部の接続面に表れる各マルチコアファイバのコアの中心位置の座標を取得する座標導出手順と、
    前記光導波路基板の一方に前記第1ファイバ固定部の接続面を接続する第1の接続手順と、
    光導波路形成部が、前記座標導出手順で取得した各マルチコアファイバのコアの中心位置の座標に基づき、前記接続元のマルチコアファイバのコアから接続先のマルチコアファイバのコアに接続する光導波路を、前記光導波路基板の一方から他方へS字状の経路で前記光導波路基板に描写する光導波路形成手順と、
    前記光導波路基板の他方に前記第2ファイバ固定部の接続面を接続する第2の接続手順と、
    を備えることを特徴とする接続方法。
  11. 前記座標導出手順において、前記座標導出部は、前記端面画像取得部が取得した前記接続面の画像から、前記第1ファイバ固定部及び前記第2ファイバ固定部の接続面に表れる各マルチコア光ファイバのコアの中心位置を中心とする回転量θを求め、以下の式を用いて、前記第1ファイバ固定部及び前記第2ファイバ固定部における、コア番号i、マルチコアファイバの心線番号jの各マルチコアファイバのコアの中心位置の座標(xi,j,zi,j)を取得する、ことを特徴とする請求項9又は10に記載の接続方法。
    Figure 0007067568000010
    ここで、Λはマルチコアファイバの中心から当該マルチコアファイバに備わる各コアまでの距離、θはj番目のマルチコアファイバの中心を通りかつ前記第1ファイバ固定部の底面又は上面と平行な直線と当該マルチコア光ファイバのうちの対向するコアを結ぶ直線とが成す角のうち最小の角Nはj番目のマルチコアファイバのコア数、は前記光導波路基板の端から1心目のマルチコアファイバの中心位置までの距離である。
  12. 前記S字状の経路は、
    前記光導波路基板の一方の端部y=0の位置から前記光導波路基板の他方の端部y=Lの区間において、
    y=0~y及びy=y~Lの区間では、前記光導波路基板の一方から他方へのY軸方向に平行な直線状の形状を有し、
    y=y~yの区間では、yにおける経路の位置とyにおける経路の位置とを接続する緩やかな曲線状の形状を有し、
    コア番号をi、マルチコアファイバの心線番号をjとしたときの、y=0におけるコア(i,j)のZ座標zi,j(0)と、y=Lにおけるコア(i,j)のZ座標zi,j(L)との関係が、zi,j(0)>zi,j(L)の場合、y=0~LにおけるZ座標zi,j(y)が次式で表される、ことを特徴とする請求項9から11のいずれかに記載の接続方法。
    Figure 0007067568000011
    ただし、各変数は次のように定義される。
    Figure 0007067568000012
  13. 前記S字状の経路は、
    前記光導波路基板の一方の端部y=0の位置から前記光導波路基板の他方の端部y=Lの区間において、
    y=0~y及びy=y~Lの区間では、前記光導波路基板の一方から他方へのY軸方向に平行な直線状の形状を有し、
    y=y~yの区間では、yにおける経路の位置とyにおける経路の位置とを接続する緩やかな曲線状の形状を有し、
    コア番号をi、マルチコアファイバの心線番号をjとしたときの、y=0におけるコア(i,j)のZ座標zi,j(0)と、y=Lにおけるコア(i,j)のZ座標zi,j(L)との関係が、zi,j(0)<zi,j(L)の場合、y=0~LにおけるZ座標zi,j(y)が次式で表される、ことを特徴とする請求項9から11のいずれかに記載の接続方法。
    Figure 0007067568000013
    ただし、各変数は次のように定義される。
    Figure 0007067568000014
  14. 前記座標導出手順において、前記座標導出部が、前記端面画像取得部から前記接続面の画像を取得すると、前記第1ファイバ固定部及び前記第2ファイバ固定部の接続面に表れる各マルチコアファイバのコアの中心位置の座標を自動的に取得し、
    前記光導波路形成手順において、前記光導波路形成部が、前記S字状の経路を、自動的に前記光導波路基板に描写する、ことを特徴とする請求項9から13のいずれかに記載の接続方法。
  15. 前記第1ファイバ固定部の接続面において前記マルチコアファイバの回転角度が1°より大きいことを特徴とする請求項9から14のいずれかに記載の接続方法。
  16. 前記第2ファイバ固定部の接続面において前記マルチコアファイバの回転角度が1°より大きいことを特徴とする請求項9から15のいずれかに記載の接続方法。
  17. マルチコアファイバを含む光ファイバを他の光部品に接続する光コネクタを製造する光コネクタ製造方法であって、
    少なくとも、光導波路基板の一方に接続する前記光ファイバが固定されたファイバ固定部の接続面の画像を取得する端面画像取得手順と、
    前記端面画像取得手順で取得した前記接続面の画像から、前記ファイバ固定部の接続面に表れる光ファイバのコアの中心位置の座標を取得する座標導出手順と、
    前記座標導出手順で取得した前記座標に基づき、前記光ファイバのコアから前記他の光部品の光ポートとを接続する光導波路を、前記光導波路基板の一方から他方へ所望の経路で前記光導波路基板に描写する光導波路形成手順と、
    を行い、前記光導波路基板を作成する基板作成工程と、
    前記基板作成工程で作成した前記光導波路基板を多心コネクタ用フェルールに挿入して固定する基板固定工程と、
    を行うことを特徴とする光コネクタ製造方法。
  18. 前記多心コネクタ用フェルールの前記光導波路基板を保持する空間と前記光導波路基板は前記光ファイバの長手方向に垂直な面において矩形であり、前記空間の中で前記光導波路基板が最大にずれたときの前記垂直な面における前記空間の頂点と前記光導波路基板の頂点との最大距離が式C1で表されるd(μm)以下であることを特徴とする請求項17に記載の光コネクタ製造方法。
    (式C1)
    d=0.27(2w)-1.3
    ただし、2wは波長1550nmにおける前記光ファイバのモードフィールド径(μm)である。
  19. 前記ファイバ固定部の接続面において前記マルチコアファイバの回転角度が1°より大きいことを特徴とする請求項17又は18に記載の光コネクタ製造方法。
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